JP2624961B2 - 電子内視鏡装置 - Google Patents
電子内視鏡装置Info
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- JP2624961B2 JP2624961B2 JP62017982A JP1798287A JP2624961B2 JP 2624961 B2 JP2624961 B2 JP 2624961B2 JP 62017982 A JP62017982 A JP 62017982A JP 1798287 A JP1798287 A JP 1798287A JP 2624961 B2 JP2624961 B2 JP 2624961B2
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- circuit
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Description
【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は異る画素数の固体撮像素子を用いた電子スコ
ープでも使用可能とする電子内視鏡装置に関する。
ープでも使用可能とする電子内視鏡装置に関する。
[従来の技術] 近年、電荷結合素子(以下CCDと記す。)等の固体撮
像素子を撮像手段を用いた撮像装置が広く用いられるよ
うになった。
像素子を撮像手段を用いた撮像装置が広く用いられるよ
うになった。
又、内視鏡の分野においても、光学像を伝送するイメ
ージガイドを用いた光学式の内視鏡(ファイバスコープ
と記す。)の代りに、イメージガイドを用いることな
く、CCDを用いた電子式の内視鏡(電子スコープと記
す。)が実用化されるようになった。
ージガイドを用いた光学式の内視鏡(ファイバスコープ
と記す。)の代りに、イメージガイドを用いることな
く、CCDを用いた電子式の内視鏡(電子スコープと記
す。)が実用化されるようになった。
上記電子スコープを用いると、撮像した画像の記録と
か再生が容易であるという利点を有する。
か再生が容易であるという利点を有する。
上記電子スコープはCCDの大きさによって、挿入部の
外径が制約されてしまうので、挿入される部位に応じて
大きさの異るCCDが用いられる。
外径が制約されてしまうので、挿入される部位に応じて
大きさの異るCCDが用いられる。
[発明が解決しようとする問題点] 上記CCDの大きさによって、その画素数が異るため、
従来例では電子スコープが接続される装置本体部は、CC
Dドライブ(駆動)回路及び信号処理回路が固定化さ
れ、同一品種の同一仕様のCCDを用いた電子スコープに
対してしか使用できないという欠点があった。
従来例では電子スコープが接続される装置本体部は、CC
Dドライブ(駆動)回路及び信号処理回路が固定化さ
れ、同一品種の同一仕様のCCDを用いた電子スコープに
対してしか使用できないという欠点があった。
尚、本出願人は本願に関連する技術例として特願昭61
−7472号において、スコープ内に発振器及び駆動パルス
発生回路を内蔵して共通の装置本体で使用できるように
したものを提案した。この関連技術例は各電子スコープ
に上記発振器等をそれぞれ内蔵するため、コスト高とな
ったり、大きくなってしまう可能性があり改善の余地が
ある。
−7472号において、スコープ内に発振器及び駆動パルス
発生回路を内蔵して共通の装置本体で使用できるように
したものを提案した。この関連技術例は各電子スコープ
に上記発振器等をそれぞれ内蔵するため、コスト高とな
ったり、大きくなってしまう可能性があり改善の余地が
ある。
又、本出願人は特願昭61−55512号において、ビデオ
プロセッサを収納する装置本体部に着脱できる駆動パル
ス発生回路をユニット化したものを提案した。この関連
技術例ではスコープに対応したユニットをペアとして用
いる必要があり、多品種の場合操作が複雑となり、誤操
作の可能性があり、改善の余地がある。
プロセッサを収納する装置本体部に着脱できる駆動パル
ス発生回路をユニット化したものを提案した。この関連
技術例ではスコープに対応したユニットをペアとして用
いる必要があり、多品種の場合操作が複雑となり、誤操
作の可能性があり、改善の余地がある。
本発明は上述した点にかんがみてなされたもので、異
った画素数を有する電子スコープに対し、一台の装置本
体で簡単な操作で使用できる電子内視鏡装置を提供する
ことを目的とする。
った画素数を有する電子スコープに対し、一台の装置本
体で簡単な操作で使用できる電子内視鏡装置を提供する
ことを目的とする。
[問題点を解決する手段及び作用] 本発明による電子内視鏡装置は、所定の画素数の第1
の固体撮像素子を用いた第1の電子内視鏡または前記第
1の固体撮像素子より画素数の多い第2の固体撮像素子
を用いた第2の電子内視鏡が選択的に着脱される内視鏡
装着部と、基準となる基準クロック信号を発生する基準
クロック発生回路と、前記基準クロック信号に基づいて
前記内視鏡装着部に装着される電子内視鏡に用いられて
いる固体撮像素子の画素数に応じたパルス数のドライブ
信号を選択的に生成出力する固体撮像素子駆動回路と、
前記基準クロック信号に基づいて前記固体撮像素子駆動
回路で駆動される固体撮像素子の画素数に応じたパルス
数のサンプリング信号を選択的に生成出力するサンプリ
ングパルス発生回路と、前記サンプリングパルス発生回
路から出力されたサンプリング信号に基づき前記固体撮
像素子駆動回路で駆動された固体撮像素子の出力信号を
サンプリングするサンプリング回路と、前記基準クロッ
ク信号に基づき前記固体撮像素子駆動回路で駆動される
固体撮像素子の画素数に応じたパルス数の書込制御パル
スを選択的に発生するメモリ制御回路と、少なくとも前
記第2の固体撮像素子に対応する記憶容量を有し前記書
込制御パルスに基づき前記サンプリング回路でサンプリ
ングされた前記出力信号を記憶するメモリ手段と、前記
メモリ手段に記憶された信号に基づき表示手段に表示可
能な信号を出力する回路とを備えたことを特徴とする。
の固体撮像素子を用いた第1の電子内視鏡または前記第
1の固体撮像素子より画素数の多い第2の固体撮像素子
を用いた第2の電子内視鏡が選択的に着脱される内視鏡
装着部と、基準となる基準クロック信号を発生する基準
クロック発生回路と、前記基準クロック信号に基づいて
前記内視鏡装着部に装着される電子内視鏡に用いられて
いる固体撮像素子の画素数に応じたパルス数のドライブ
信号を選択的に生成出力する固体撮像素子駆動回路と、
前記基準クロック信号に基づいて前記固体撮像素子駆動
回路で駆動される固体撮像素子の画素数に応じたパルス
数のサンプリング信号を選択的に生成出力するサンプリ
ングパルス発生回路と、前記サンプリングパルス発生回
路から出力されたサンプリング信号に基づき前記固体撮
像素子駆動回路で駆動された固体撮像素子の出力信号を
サンプリングするサンプリング回路と、前記基準クロッ
ク信号に基づき前記固体撮像素子駆動回路で駆動される
固体撮像素子の画素数に応じたパルス数の書込制御パル
スを選択的に発生するメモリ制御回路と、少なくとも前
記第2の固体撮像素子に対応する記憶容量を有し前記書
込制御パルスに基づき前記サンプリング回路でサンプリ
ングされた前記出力信号を記憶するメモリ手段と、前記
メモリ手段に記憶された信号に基づき表示手段に表示可
能な信号を出力する回路とを備えたことを特徴とする。
[実施例] 以下、図面を参照して本発明を具体例に説明する。
第1図ないし第9図は本発明の1実施例に係り、第1
図は1実施例の構成を示すブロック図、第2図は電子ス
コープの接続部に設けられた識別子手段を示す説明図、
第3図は第2図の識別子手段を判別するスコープ判別回
路を示す回路図、第4図はCCDドライブ回路を示すブロ
ック図、第5図は第4図の動作説明用タイミングチャー
ト図、第6図はローパスフィルタの構成を示す構成図、
第7図はメモリ制御回路の構成を示すブロック図、第8
図は水平輪郭補正回路の構成図、第9図は第8図の動作
説明用の波形図である。
図は1実施例の構成を示すブロック図、第2図は電子ス
コープの接続部に設けられた識別子手段を示す説明図、
第3図は第2図の識別子手段を判別するスコープ判別回
路を示す回路図、第4図はCCDドライブ回路を示すブロ
ック図、第5図は第4図の動作説明用タイミングチャー
ト図、第6図はローパスフィルタの構成を示す構成図、
第7図はメモリ制御回路の構成を示すブロック図、第8
図は水平輪郭補正回路の構成図、第9図は第8図の動作
説明用の波形図である。
第1図に示すように1実施例の電子内視鏡装置(電子
スコープ装置)1は、撮像手段が組込まれた電子内視鏡
(電子スコープ)2と、この電子スコープ2に照明光を
供給する光源部3、電子スコープ2で撮像された信号を
表示装置に表示できる映像信号に変換する信号処理部
4、装着された電子スコープ2を判別して、装着された
電子スコープ2に対応した信号処理を行わせる制御手段
を収納された本体装置6とからなる。
スコープ装置)1は、撮像手段が組込まれた電子内視鏡
(電子スコープ)2と、この電子スコープ2に照明光を
供給する光源部3、電子スコープ2で撮像された信号を
表示装置に表示できる映像信号に変換する信号処理部
4、装着された電子スコープ2を判別して、装着された
電子スコープ2に対応した信号処理を行わせる制御手段
を収納された本体装置6とからなる。
上記電子スコープ2は、体腔内に挿入し易い様に細長
の挿入部7が形成され、この挿入部7の先端側に対物レ
ンズ8と固体撮像素子としてのCCD9とを配置して撮像手
段が組込まれている。
の挿入部7が形成され、この挿入部7の先端側に対物レ
ンズ8と固体撮像素子としてのCCD9とを配置して撮像手
段が組込まれている。
又、上記挿入部7内には照明光を伝送するライトガイ
ド11が挿通され、光源部3から供給された照明光を伝送
して、先端面から出射し、この出射された照明光は配光
レンズ12で拡開されて被写体13側を照明する。
ド11が挿通され、光源部3から供給された照明光を伝送
して、先端面から出射し、この出射された照明光は配光
レンズ12で拡開されて被写体13側を照明する。
上記ライトガイド11の手元側端面に照明光を供給する
光源部3は、光源ランプ14と、この光源ランプ14の照明
光をライトガイド11の端面に集光照射するレンズ15と、
このレンズ15及びライトガイド11の端面の間の光路中に
介装される回転フィルタ16と、この回転フィルタ16を回
転駆動するモータ17とからなる。
光源部3は、光源ランプ14と、この光源ランプ14の照明
光をライトガイド11の端面に集光照射するレンズ15と、
このレンズ15及びライトガイド11の端面の間の光路中に
介装される回転フィルタ16と、この回転フィルタ16を回
転駆動するモータ17とからなる。
上記光源ランプ14はキセノンランプ等の白色光源であ
り、一方、上記回転フィルタ16は、赤、緑、青の各波長
域の光、つまりR,G,Bをそれぞれ透過する赤、緑、青の
各透過フィルタ16R,16G,16Bが扇状に形成してあり、回
転フィルタ16を回転することによって、これらR,G,B3原
色の各光で面順次で照明するようにしてある。この回転
フィルタ16を回転するモータ17は、回転サーボ回路19で
その回転が制御される。尚、このモータ17には回転数検
出用のパルス発生器及び回転位相検出用のパルス発生器
とを含む。この回転サーボ回路19によって、モータ17の
回転はビデオ信号のフレーム周波数(NTSC方式の場合に
は29.97Hz)に位相同期したものとなる。
り、一方、上記回転フィルタ16は、赤、緑、青の各波長
域の光、つまりR,G,Bをそれぞれ透過する赤、緑、青の
各透過フィルタ16R,16G,16Bが扇状に形成してあり、回
転フィルタ16を回転することによって、これらR,G,B3原
色の各光で面順次で照明するようにしてある。この回転
フィルタ16を回転するモータ17は、回転サーボ回路19で
その回転が制御される。尚、このモータ17には回転数検
出用のパルス発生器及び回転位相検出用のパルス発生器
とを含む。この回転サーボ回路19によって、モータ17の
回転はビデオ信号のフレーム周波数(NTSC方式の場合に
は29.97Hz)に位相同期したものとなる。
上記R,G,Bの各光で面順次に照明された被写体13は対
物レンズ8でCCD9の撮像面に結像され、CCDドライブ回
路21による転送して読出しを行うための駆動パルスの印
加によって光電変換された信号が読出される。尚、この
駆動パルスと回転サーボ回路19は、同期信号発生器22よ
り供給される基準信号に同期して動作する。
物レンズ8でCCD9の撮像面に結像され、CCDドライブ回
路21による転送して読出しを行うための駆動パルスの印
加によって光電変換された信号が読出される。尚、この
駆動パルスと回転サーボ回路19は、同期信号発生器22よ
り供給される基準信号に同期して動作する。
上記CCD9の出力信号は、信号処理部4を形成するプリ
アンプ23で増幅され、患者に対する感電等から保護する
アイソレーション回路24を経てダブルサンプリング回路
25に入力される。このダブルサンプリング回路25はCCD
出力信号に含まれる1/f及びリセットノイズを除去する
ためにダブルサンプリングを行い、ノイズ成分を除去し
てS/Nを改善した信号にする。この信号は、ローパスフ
ィルタ(LPF)26を経てCCDキャリア等の不要高周波が除
去されて、γ補正回路27に入力されγ補正される。つま
り表示管で表示する場合の電気・光変換系の非直線性
(通常γ=2.2)補正が行われて、A/Dコンバータ28に入
力される。このA/Dコンバータ28によって、ディジタル
信号に変換され、面順次の照明のもとで撮像した信号が
フレームメモリ29R,29G,29Bに、CCD9から読出された信
号が1フレーム分づつ書込まれる。つまり、例えば赤透
過フィルタ16Rを通して赤の光で照明したもので撮像
し、読出された信号はフレームメモリ29Rに書込まれ
る。しかして、各フレームメモリ29R,29G,29Bに1フレ
ーム分の画像データが書込まれると、これらは同時に読
出され、それぞれD/Aコンバータ31でアナログ信号に変
換され、さらにローパスフィルタ32で不要高周波が除去
されて、それぞれ水平輪郭補正回路33に入力される。上
A/Dコンバータ28の変換速度及び各フレームメモリ29R,2
9G,29Bへのデータの書込み及び読出しはメモリ制御回路
34による出力信号で制御される。このメモリ制御回路34
の出力信号は、上記同期信号発生器22の同期信号と同期
して生成される。
アンプ23で増幅され、患者に対する感電等から保護する
アイソレーション回路24を経てダブルサンプリング回路
25に入力される。このダブルサンプリング回路25はCCD
出力信号に含まれる1/f及びリセットノイズを除去する
ためにダブルサンプリングを行い、ノイズ成分を除去し
てS/Nを改善した信号にする。この信号は、ローパスフ
ィルタ(LPF)26を経てCCDキャリア等の不要高周波が除
去されて、γ補正回路27に入力されγ補正される。つま
り表示管で表示する場合の電気・光変換系の非直線性
(通常γ=2.2)補正が行われて、A/Dコンバータ28に入
力される。このA/Dコンバータ28によって、ディジタル
信号に変換され、面順次の照明のもとで撮像した信号が
フレームメモリ29R,29G,29Bに、CCD9から読出された信
号が1フレーム分づつ書込まれる。つまり、例えば赤透
過フィルタ16Rを通して赤の光で照明したもので撮像
し、読出された信号はフレームメモリ29Rに書込まれ
る。しかして、各フレームメモリ29R,29G,29Bに1フレ
ーム分の画像データが書込まれると、これらは同時に読
出され、それぞれD/Aコンバータ31でアナログ信号に変
換され、さらにローパスフィルタ32で不要高周波が除去
されて、それぞれ水平輪郭補正回路33に入力される。上
A/Dコンバータ28の変換速度及び各フレームメモリ29R,2
9G,29Bへのデータの書込み及び読出しはメモリ制御回路
34による出力信号で制御される。このメモリ制御回路34
の出力信号は、上記同期信号発生器22の同期信号と同期
して生成される。
上記水平輪郭補正回路33でそれぞれ水平方向の輪郭補
正が行われた信号は、それぞれ出力アンプ35で増幅さ
れ,例えば75Ωの出力インピーダンスのR,G,B3原色信号
として出力端から出力できるようにしてある。又、同期
信号発生器22の複合同期信号も出力アンプ36を通して同
期信号出力端から出力される。
正が行われた信号は、それぞれ出力アンプ35で増幅さ
れ,例えば75Ωの出力インピーダンスのR,G,B3原色信号
として出力端から出力できるようにしてある。又、同期
信号発生器22の複合同期信号も出力アンプ36を通して同
期信号出力端から出力される。
上記各出力アンプ35を通したR,G,B出力と、出力アン
プ36を通した同期信号出力はRGB対応モニタに入力する
ことによって被写体像をカラー表示できる。
プ36を通した同期信号出力はRGB対応モニタに入力する
ことによって被写体像をカラー表示できる。
ところで各電子スコープ2は、本体装置6に装着(接
続)した場合、接続される電子スコープ2の画素数に対
応した信号処理を行う必要があり、判別させるための信
号を出力する手段が設けられている。しかして、本体装
置6はこの信号をスコープ判別回路41に取込み、判別し
たスコープに適した制御信号を、画素数が変化した場合
その画素数に対応して周波数とか特性を切換える必要が
ある構成回路に印加する。
続)した場合、接続される電子スコープ2の画素数に対
応した信号処理を行う必要があり、判別させるための信
号を出力する手段が設けられている。しかして、本体装
置6はこの信号をスコープ判別回路41に取込み、判別し
たスコープに適した制御信号を、画素数が変化した場合
その画素数に対応して周波数とか特性を切換える必要が
ある構成回路に印加する。
上記判別させるための信号を出力する識別子手段及び
スコープ判別回路41はそれぞれ第2図及び第3図に示す
ものを用いている。
スコープ判別回路41はそれぞれ第2図及び第3図に示す
ものを用いている。
第2図に示すように(各電子スコープ2の)コネクタ
42A,42B,42Cには、そのスコープ2の画素数を検知する
ための信号を出力する2つの端子43,43が設けてあり
(他の信号用端子は省略してある。)、本体装置6はこ
の2つの端子43,43間の抵抗値をスコープ判別回路41で
判別してその判別した結果に基づき信号処理部4内の画
素数に依存した信号処理を行う部分をその画素数に対応
した信号処理を行わせるように切換える。
42A,42B,42Cには、そのスコープ2の画素数を検知する
ための信号を出力する2つの端子43,43が設けてあり
(他の信号用端子は省略してある。)、本体装置6はこ
の2つの端子43,43間の抵抗値をスコープ判別回路41で
判別してその判別した結果に基づき信号処理部4内の画
素数に依存した信号処理を行う部分をその画素数に対応
した信号処理を行わせるように切換える。
例えば画素数がそれぞれ異る電子スコープが3つある
場合、最も少い画素数の第1の電子スコープではそのコ
ネクタ42Aの2つの端子43,43が導線44で短絡してあり、
2番目の画素数を有する第2の電子スコープのコネクタ
42Bでは2つの端子43,43は例えば220Ωの抵抗RDで接続
され、最も多い画素数を有する第3の電子スコープのコ
ネクタ42Cでは2つの端子43,43間はオープン(開放)さ
れて、等価的に無限大の抵抗を接続したものにしてあ
る。
場合、最も少い画素数の第1の電子スコープではそのコ
ネクタ42Aの2つの端子43,43が導線44で短絡してあり、
2番目の画素数を有する第2の電子スコープのコネクタ
42Bでは2つの端子43,43は例えば220Ωの抵抗RDで接続
され、最も多い画素数を有する第3の電子スコープのコ
ネクタ42Cでは2つの端子43,43間はオープン(開放)さ
れて、等価的に無限大の抵抗を接続したものにしてあ
る。
一方、スコープ判別回路41は、第3図に示すように、
2つのコネクタ受けの入力端45,45を有し、一方の入力
端45は+5Vの電源端に接続され、他方の入力端45はコン
パレータ46,47の非反転入力端に接続されると共に、例
えば220Ωの抵抗RDを介して接地されている。
2つのコネクタ受けの入力端45,45を有し、一方の入力
端45は+5Vの電源端に接続され、他方の入力端45はコン
パレータ46,47の非反転入力端に接続されると共に、例
えば220Ωの抵抗RDを介して接地されている。
一方のコンパレータ46の反転入力端には、基準電圧源
により、例えば3〜4Vの電圧V1が印加され、他方のコン
パレータ47の反転入力端には、基準電圧源により、例え
ば1〜2Vの電圧V2が印加されている。しかして、各コン
パレータ46,47の出力端41a,41aから出力される2ビット
の信号がスコープの画素数に対応して出力される制御信
号になる。
により、例えば3〜4Vの電圧V1が印加され、他方のコン
パレータ47の反転入力端には、基準電圧源により、例え
ば1〜2Vの電圧V2が印加されている。しかして、各コン
パレータ46,47の出力端41a,41aから出力される2ビット
の信号がスコープの画素数に対応して出力される制御信
号になる。
この構成では例えば第1のスコープのコネクタ42Aが
接続されると、制御信号となるコンパレータ46,47の各
出力は“H",“H"になり、第2のスコープのコネクタ42B
が接続されると、コンパレータ46,47の出力は“L",“H"
になり、第3のスコープのコネクタ42Cではコンパレー
タ46,47の出力は“L",“H"になる。これら2つの出力ラ
インを経て出力される制御信号を、CCDドライブ回路21
と、クランプパルス・サンプリングパルス発生回路48
と、水平輪郭補正回路33と、メモリ制御回路34と、ロー
パスフィルタ26,32,32,32とにそれぞれ印加して接続さ
れたスコープの画素数に適した信号処理を行わせる。
尚、メモリ制御回路34によって、A/Dコンバータ28、及
び各D/Aコンバータ31の変換クロックが制御される。
接続されると、制御信号となるコンパレータ46,47の各
出力は“H",“H"になり、第2のスコープのコネクタ42B
が接続されると、コンパレータ46,47の出力は“L",“H"
になり、第3のスコープのコネクタ42Cではコンパレー
タ46,47の出力は“L",“H"になる。これら2つの出力ラ
インを経て出力される制御信号を、CCDドライブ回路21
と、クランプパルス・サンプリングパルス発生回路48
と、水平輪郭補正回路33と、メモリ制御回路34と、ロー
パスフィルタ26,32,32,32とにそれぞれ印加して接続さ
れたスコープの画素数に適した信号処理を行わせる。
尚、メモリ制御回路34によって、A/Dコンバータ28、及
び各D/Aコンバータ31の変換クロックが制御される。
上記制御信号によって、画素数に適した信号処理を行
うように制御される各回路について以下に説明する。
うように制御される各回路について以下に説明する。
上記CCDドライブ回路21とクランプパルス・サンプリ
ングパルス発生回路48は第4図に示すブロック構成であ
る。
ングパルス発生回路48は第4図に示すブロック構成であ
る。
基準クロック発生回路51の出力クロックは1/N分周器5
2で分周され、この分周されたクロックはCCDドライブ回
路21側の波形発生回路53に入力されると共に、ダブルク
ランプパルス発生回路48を形成する波形発生回路54にも
入力される。又、この分周されたクロックは、CCDドラ
イブ回路21の1/M分周器55を経て、さらに分周された
後、波形発生回路56にも入力される。
2で分周され、この分周されたクロックはCCDドライブ回
路21側の波形発生回路53に入力されると共に、ダブルク
ランプパルス発生回路48を形成する波形発生回路54にも
入力される。又、この分周されたクロックは、CCDドラ
イブ回路21の1/M分周器55を経て、さらに分周された
後、波形発生回路56にも入力される。
上記1/N分周器52及び1/M分周器55は、上記制御信号に
よって、その分周比1/N及び1/Mを切換えられるものが用
いてある。又、この1/N分周器52の出力クロックが入力
されるCCDドライブ回路21側の波形発生回路53は第5図
(a)に示すようなリセットパルス及び同図(b)に示
す水平転送パルスφH1等を出力し、同図(c)に示すよ
うなCCD出力信号をCCD9から出力させる。一方、上記1/N
分周器52のクロックが入力され、クランプパルス・サン
プリングパルス発生回路48を形成する波形発生回路54
は、第5図(d)及び(e)に示すようにクランプパル
ス及びサンプリングパルスを出力させる。
よって、その分周比1/N及び1/Mを切換えられるものが用
いてある。又、この1/N分周器52の出力クロックが入力
されるCCDドライブ回路21側の波形発生回路53は第5図
(a)に示すようなリセットパルス及び同図(b)に示
す水平転送パルスφH1等を出力し、同図(c)に示すよ
うなCCD出力信号をCCD9から出力させる。一方、上記1/N
分周器52のクロックが入力され、クランプパルス・サン
プリングパルス発生回路48を形成する波形発生回路54
は、第5図(d)及び(e)に示すようにクランプパル
ス及びサンプリングパルスを出力させる。
つまり、リセットパルス及び水平転送パルスを用いて
CCD9から読出した出力信号は第5図(c)に示すよう
に、リセットパルス部分及びフィードスルー部分が信号
部分に混入したものとなる。このため、上記リセットパ
ルスより若干位相の遅れたクランプパルス及びこのクラ
ンプパルスからさらに位相が遅れた信号部分に同期した
サンプリングパルスを生成し、これらクランプパルス及
びサンプリングパルスをダブルサンプリング回路25に印
加して、リセットパルス等のノイズ成分を除去してS/N
を改善している。
CCD9から読出した出力信号は第5図(c)に示すよう
に、リセットパルス部分及びフィードスルー部分が信号
部分に混入したものとなる。このため、上記リセットパ
ルスより若干位相の遅れたクランプパルス及びこのクラ
ンプパルスからさらに位相が遅れた信号部分に同期した
サンプリングパルスを生成し、これらクランプパルス及
びサンプリングパルスをダブルサンプリング回路25に印
加して、リセットパルス等のノイズ成分を除去してS/N
を改善している。
尚、上記1/N分周器52のクロックはさらに1/M分周器55
を経て波形発生56に入力され、垂直画素数に対応した垂
直転送パルスが生成される。
を経て波形発生56に入力され、垂直画素数に対応した垂
直転送パルスが生成される。
上記CCD駆動パルスは、CCD9の画素数が多くなると、
そのパルスの周波数が高くされるため、そのパルスで出
力されるCCD画像信号の信号帯域が広くなり従って最高
周波数も高くなり、このためローパスフィルタ26の遮断
周波数も高くする必要があり、一方画素数が少ない場合
には遮断周波数を低くして不要な高調波が信号に混入す
るのを防止することが望ましい。又、各メモリ29R,29G,
29Bに書込まれた画像信号データを読出した後、D/A変換
した場合の信号についても同様のことが言える。このた
め1実施例では制御信号によって、各ローパスフィルタ
32及び26のフィルタ特性を切換えるようにしている。
そのパルスの周波数が高くされるため、そのパルスで出
力されるCCD画像信号の信号帯域が広くなり従って最高
周波数も高くなり、このためローパスフィルタ26の遮断
周波数も高くする必要があり、一方画素数が少ない場合
には遮断周波数を低くして不要な高調波が信号に混入す
るのを防止することが望ましい。又、各メモリ29R,29G,
29Bに書込まれた画像信号データを読出した後、D/A変換
した場合の信号についても同様のことが言える。このた
め1実施例では制御信号によって、各ローパスフィルタ
32及び26のフィルタ特性を切換えるようにしている。
例えば上記ローパスフィルタ26は、第6図に示すよう
な構成をしている。タブルサンプリング回路25を経て入
力端から入力される信号はバッファアンプ61を経た後、
それぞれ抵抗Ra,Rb,Rcとそれぞれ直列に接続された第1,
第2,第3ローパスフィルタ62a,62b,62c,に入力される。
各ローパスフィルタ62a,62b,62cの出力端は整合用抵抗R
a,Rb,Rcを介して接地されると共に、アナログスイッチ6
3の各接点63a,63b,63cに接続される。このアナログスイ
ッチ63の各接点63a,63b,63cは制御信号によって、切換
接点63dと導通され、バッファアンプ64を経て次段に信
号を導く。
な構成をしている。タブルサンプリング回路25を経て入
力端から入力される信号はバッファアンプ61を経た後、
それぞれ抵抗Ra,Rb,Rcとそれぞれ直列に接続された第1,
第2,第3ローパスフィルタ62a,62b,62c,に入力される。
各ローパスフィルタ62a,62b,62cの出力端は整合用抵抗R
a,Rb,Rcを介して接地されると共に、アナログスイッチ6
3の各接点63a,63b,63cに接続される。このアナログスイ
ッチ63の各接点63a,63b,63cは制御信号によって、切換
接点63dと導通され、バッファアンプ64を経て次段に信
号を導く。
上記第1,第2,第3のローパスフィルタ62a,62b,62c
は、画素数の異るものに対し、サンプリング定理により
読出しに用いた駆動パルスによって決定される信号に含
まれる最高周波数成分より高い周波数をカットオフして
不要な高調波を除去している。
は、画素数の異るものに対し、サンプリング定理により
読出しに用いた駆動パルスによって決定される信号に含
まれる最高周波数成分より高い周波数をカットオフして
不要な高調波を除去している。
又、上記スコープ判別回路41から出力される制御信号
は、第7図に示すメモリ制御回路34R,34G,34Bに入力さ
れ、それぞれR,G,Bメモリ29R,29G,29Bへの信号データの
書込み及び書込んだ信号データの読出しのタイミングを
画素数に対応したものに切換える。尚、第7図では例え
ばRメモリ29Rを制御するメモリ制御回路34Rについて説
明するが、他のメモリ29G,29Bの構成及びこれらをそれ
ぞれ制御するメモリ制御回路34G,34Bは同様の構成であ
る。
は、第7図に示すメモリ制御回路34R,34G,34Bに入力さ
れ、それぞれR,G,Bメモリ29R,29G,29Bへの信号データの
書込み及び書込んだ信号データの読出しのタイミングを
画素数に対応したものに切換える。尚、第7図では例え
ばRメモリ29Rを制御するメモリ制御回路34Rについて説
明するが、他のメモリ29G,29Bの構成及びこれらをそれ
ぞれ制御するメモリ制御回路34G,34Bは同様の構成であ
る。
同期信号発生器22内の基準クロック発生器のマスタク
ロックはRメモリ制御回路34Rを形成する第1,第2,第3
ライトパルス発生器71a,71b,71cに入力されると共に、
リードパルス発部72及びライト/リードコントロール部
73に入力される。
ロックはRメモリ制御回路34Rを形成する第1,第2,第3
ライトパルス発生器71a,71b,71cに入力されると共に、
リードパルス発部72及びライト/リードコントロール部
73に入力される。
上記第1,第2,第3ライトパルス発生器71a,71b,71c
は、各画素数に対応したライトパルスを発生し、それぞ
れライトパルス切換回路74に入力される。このライトパ
ルス切換回路74は、スコープ判別回路41からの制御信号
にって、出力されるライトパルスが選択され、選択され
たライトパルスはリード/ライト切換回路75に入力され
る。このリード/ライト切換回路75は2つのディジタル
入力端と2つのディジタル出力端(それぞれ複数ビット
構成である)とを有し、ライト/リードコントロール回
路73の出力信号によって、ライトパルス切換回路74側か
ら入力されるライトパルスと、リードパルス発生部72側
から入力されるリードパルスを2つの出力端から切換え
てして出力できるようにしている。例えば、A/Dコンバ
ータ28を経て、R照明のもとで撮像された信号データが
入力されると、その信号データはたとえばR第1メモリ
77aに書込まれるように、R第1メモリ77aに対し、(例
えばライト/リードコントロール回路73からライトモー
ド信号が印加されて)ライトパルス切換回路74を経たラ
イトパルスがそのアドレス端に印加される。この状態で
は、他方のR第2メモリ77bはリードパルス発生部72か
らのリードパルスが印加できる状態であり、所定のタイ
ミングでリードパルスが印加され、(R第1メモリがリ
ードモードの際にライトモードにされて)書込まれた信
号データが読出される。各メモリ77a,77bは例えばダイ
ナミックRAMとかスタティックRAM等のICで構成される。
は、各画素数に対応したライトパルスを発生し、それぞ
れライトパルス切換回路74に入力される。このライトパ
ルス切換回路74は、スコープ判別回路41からの制御信号
にって、出力されるライトパルスが選択され、選択され
たライトパルスはリード/ライト切換回路75に入力され
る。このリード/ライト切換回路75は2つのディジタル
入力端と2つのディジタル出力端(それぞれ複数ビット
構成である)とを有し、ライト/リードコントロール回
路73の出力信号によって、ライトパルス切換回路74側か
ら入力されるライトパルスと、リードパルス発生部72側
から入力されるリードパルスを2つの出力端から切換え
てして出力できるようにしている。例えば、A/Dコンバ
ータ28を経て、R照明のもとで撮像された信号データが
入力されると、その信号データはたとえばR第1メモリ
77aに書込まれるように、R第1メモリ77aに対し、(例
えばライト/リードコントロール回路73からライトモー
ド信号が印加されて)ライトパルス切換回路74を経たラ
イトパルスがそのアドレス端に印加される。この状態で
は、他方のR第2メモリ77bはリードパルス発生部72か
らのリードパルスが印加できる状態であり、所定のタイ
ミングでリードパルスが印加され、(R第1メモリがリ
ードモードの際にライトモードにされて)書込まれた信
号データが読出される。各メモリ77a,77bは例えばダイ
ナミックRAMとかスタティックRAM等のICで構成される。
R第1,R第2メモリ77a,77bのデータ出力端にはそれぞ
れ出力選択回路78a,78bが設けてあり、ライト/リード
コントロール回路73からの例えば“H"又は“L"でオン,
オフが制御される。これら出力選択回路78a,78bは、ラ
イトモードにされ後のリードモード時にオンされ、読出
された信号データは、出力選択回路78a又は78bを経て、
次段のD/Aコンバータ31側に出力される。これら出力回
路78a,78bもトライステートのIC等で構成される。
れ出力選択回路78a,78bが設けてあり、ライト/リード
コントロール回路73からの例えば“H"又は“L"でオン,
オフが制御される。これら出力選択回路78a,78bは、ラ
イトモードにされ後のリードモード時にオンされ、読出
された信号データは、出力選択回路78a又は78bを経て、
次段のD/Aコンバータ31側に出力される。これら出力回
路78a,78bもトライステートのIC等で構成される。
一方、このリードパルス発生部72は、第1,第2,第3ラ
イトパルス発生器71a,71b,71cとライトパルス切換回路7
4と同様の構成とし、スコープ判別回路41の制御信号に
よって、リードパルスの周波数が選択されるようにして
も良い。尚、R第1,第2メモリ77a,77bのメモリ容量
は、最大画素数の場合にも不足しないものが用いてあ
り、少い画像数の場合にはそのメモリ容量の一部が用い
られる。
イトパルス発生器71a,71b,71cとライトパルス切換回路7
4と同様の構成とし、スコープ判別回路41の制御信号に
よって、リードパルスの周波数が選択されるようにして
も良い。尚、R第1,第2メモリ77a,77bのメモリ容量
は、最大画素数の場合にも不足しないものが用いてあ
り、少い画像数の場合にはそのメモリ容量の一部が用い
られる。
尚、リードパルス発生部72は、Gメモリ及びBメモリ
制御回路34G,34Bに対しても共通のものが用いられる。
つまり、リードモードでは、R,G,Bメモリ29R,29G,29Bに
書込まれた信号データは同時に読出されることになり、
その際ライトモードの動作で支承が生じないように、各
メモリ29R,29G,29Bは上述したように2つのメモリを設
けることによりライト動作及びリード動作を独立して行
えるようにしている。
制御回路34G,34Bに対しても共通のものが用いられる。
つまり、リードモードでは、R,G,Bメモリ29R,29G,29Bに
書込まれた信号データは同時に読出されることになり、
その際ライトモードの動作で支承が生じないように、各
メモリ29R,29G,29Bは上述したように2つのメモリを設
けることによりライト動作及びリード動作を独立して行
えるようにしている。
尚、上記リードモードはR,G,Bメモリ29R,29G,29Bに対
し、同時に行われるので、上記リードパルス発生部72を
3組設けることなく、1つを共通して使用しても良い。
し、同時に行われるので、上記リードパルス発生部72を
3組設けることなく、1つを共通して使用しても良い。
各メモリ29R,29G,29Bから同時に読出された信号デー
タは上記メモリ制御回路34でその変換クロック数が制御
されるD/Aコンパータ31によってアナログ信号にされ、
それぞれローパスフィルタ32に入力される。
タは上記メモリ制御回路34でその変換クロック数が制御
されるD/Aコンパータ31によってアナログ信号にされ、
それぞれローパスフィルタ32に入力される。
各ローパスフィルタ32は、第6図と同様の回路構成で
あり、画素数に対応した帯域に帯域制御されてそれぞれ
水平輪郭補正回路33に入力される。各水経輪郭補正回路
33も、画素数に応じて適切な輪郭補正を行うようにして
あり、その構成を第8図に示す。ローパスフィルタ32を
経て入力端から入力される信号は、第1の遅延線81で例
えばTaだけ遅延された後、第2の遅延線82でもTaだけ遅
延される。従って入力端に印加される信号が例えば第9
図(a)に示すものであると、遅延線81,82を経た信号
はそれぞれ同図(b),(c)に示すものとなる。上記
遅延線81,82は、タップ付きのものが用いてあり、各タ
ップはアナログスイッチ83,84の接点にそれそれ接続さ
れていて、両アナログスイッチ83,84にはスコープ判別
回路41の制御信号が印加され、この制御信号によって選
択されるタップが決定される。この制御信号によって選
択されるタップ、つまり遅延量は、画素数に応じて予め
適切な値となるように設定されている。
あり、画素数に対応した帯域に帯域制御されてそれぞれ
水平輪郭補正回路33に入力される。各水経輪郭補正回路
33も、画素数に応じて適切な輪郭補正を行うようにして
あり、その構成を第8図に示す。ローパスフィルタ32を
経て入力端から入力される信号は、第1の遅延線81で例
えばTaだけ遅延された後、第2の遅延線82でもTaだけ遅
延される。従って入力端に印加される信号が例えば第9
図(a)に示すものであると、遅延線81,82を経た信号
はそれぞれ同図(b),(c)に示すものとなる。上記
遅延線81,82は、タップ付きのものが用いてあり、各タ
ップはアナログスイッチ83,84の接点にそれそれ接続さ
れていて、両アナログスイッチ83,84にはスコープ判別
回路41の制御信号が印加され、この制御信号によって選
択されるタップが決定される。この制御信号によって選
択されるタップ、つまり遅延量は、画素数に応じて予め
適切な値となるように設定されている。
上記入力端から入力された信号及び第2の遅延線82で
遅延された信号とは第1の加算器85で加算され、第9図
(d)に示す信号になり、この信号は−1/2にする係数
器86を経て同図(e)に示す信号となり、その後第2の
加算器87に入力される。この加算器87には第1の遅延線
を経て信号も入力され、これらは加算されて第9図
(f)に示す信号となり、この信号は輪郭補正量調整用
可変抵抗88を経て第3の加算器89に入力される。この加
算器89には第1の遅延線81を経た信号も入力され、これ
らは加算されて、第9図(g)に示すように水平輪郭補
正された信号となり、出力端から次段側に出力される。
遅延された信号とは第1の加算器85で加算され、第9図
(d)に示す信号になり、この信号は−1/2にする係数
器86を経て同図(e)に示す信号となり、その後第2の
加算器87に入力される。この加算器87には第1の遅延線
を経て信号も入力され、これらは加算されて第9図
(f)に示す信号となり、この信号は輪郭補正量調整用
可変抵抗88を経て第3の加算器89に入力される。この加
算器89には第1の遅延線81を経た信号も入力され、これ
らは加算されて、第9図(g)に示すように水平輪郭補
正された信号となり、出力端から次段側に出力される。
尚、上記遅延に用いたタップ式の遅延線81,82の代り
に、電圧によって遅延量を可変抵抗できるものを用いて
も良い。
に、電圧によって遅延量を可変抵抗できるものを用いて
も良い。
上記第1実施例では画素数が異るものが3つとして説
明したが、2つあるいは4つ以上でも同様にして構成で
きる。より多くする場合にはスコープ判別用の用いる端
子43,43間をさらに異る抵抗値のものを接続し、一方ス
コープ判別回路のコンパレータの数を増せば良い。又は
端子数を多くしてその組合わせで多数を区別するように
しても良い。
明したが、2つあるいは4つ以上でも同様にして構成で
きる。より多くする場合にはスコープ判別用の用いる端
子43,43間をさらに異る抵抗値のものを接続し、一方ス
コープ判別回路のコンパレータの数を増せば良い。又は
端子数を多くしてその組合わせで多数を区別するように
しても良い。
ところで上記1実施例では面順次撮像方式の電子スコ
ープを装着して使用できるものを説明したが本発明は白
色照明のもとで、CCD9の撮像面の前にモザイクフィルタ
を配置した方式の電子スコープの場合にもその画素数が
異るものに対しては同様に適用できる。この場合には、
第1図において、γ補正回路27の出力を、一方はバンド
パスフィルタ,検波回路及び1H遅延回路を経て同時化し
た2つの異なった色差信号を得る。他方は、ローパスフ
ィルタ出力を輝度信号成分とし、これら3つの信号の演
算により各々R,G,B信号とする。この出力を、それぞれ
ローパスフィルタ32に導くようにすれば良い。又、この
場合には回転フィルタ16等を用いないため、回転サーボ
回路19も不必要である。しかして上述した1実施例のよ
うに接続されるスコープによって、そのスコープをスコ
ープ判別回路41で検知でき、このスコープ判別回路41の
出力信号でCCDドライブ回路21、ダブルサンプリング回
路25、ローパスフィルタ26及び32、水平輪郭補正回路3
3、サンプルホールド回路のサンプリングパルス等を切
換えれば良い。
ープを装着して使用できるものを説明したが本発明は白
色照明のもとで、CCD9の撮像面の前にモザイクフィルタ
を配置した方式の電子スコープの場合にもその画素数が
異るものに対しては同様に適用できる。この場合には、
第1図において、γ補正回路27の出力を、一方はバンド
パスフィルタ,検波回路及び1H遅延回路を経て同時化し
た2つの異なった色差信号を得る。他方は、ローパスフ
ィルタ出力を輝度信号成分とし、これら3つの信号の演
算により各々R,G,B信号とする。この出力を、それぞれ
ローパスフィルタ32に導くようにすれば良い。又、この
場合には回転フィルタ16等を用いないため、回転サーボ
回路19も不必要である。しかして上述した1実施例のよ
うに接続されるスコープによって、そのスコープをスコ
ープ判別回路41で検知でき、このスコープ判別回路41の
出力信号でCCDドライブ回路21、ダブルサンプリング回
路25、ローパスフィルタ26及び32、水平輪郭補正回路3
3、サンプルホールド回路のサンプリングパルス等を切
換えれば良い。
尚、上述した実施例では、スコープ判別回路41の出力
で、画素数に適した信号処理を行うように画素数に応じ
て周波数とか特性を変化させることが望ましい各回路を
自動的に切換えるようにしているが、本発明はこれに限
定されるものでなく、スコープの画素数を知ることので
きる検知手段に基づき、マニュアルでその画素数に適し
た信号処理を行うように、切換が必要とされる(又は望
ましい)回路の周波数とか特性を切換設定しても良い。
で、画素数に適した信号処理を行うように画素数に応じ
て周波数とか特性を変化させることが望ましい各回路を
自動的に切換えるようにしているが、本発明はこれに限
定されるものでなく、スコープの画素数を知ることので
きる検知手段に基づき、マニュアルでその画素数に適し
た信号処理を行うように、切換が必要とされる(又は望
ましい)回路の周波数とか特性を切換設定しても良い。
又、上記実施例において、水平輪郭とか垂直輪郭等の
調整を必要としない場合には上述のように画素数に応じ
て切換えることを省いたり、輪郭補正回路を設けるのを
省力しても良い。又、ローパスフィルタ26,32に対して
も、画質の劣化が大きくない場合には固定周波数でカッ
トオフするようにすることもできる。
調整を必要としない場合には上述のように画素数に応じ
て切換えることを省いたり、輪郭補正回路を設けるのを
省力しても良い。又、ローパスフィルタ26,32に対して
も、画質の劣化が大きくない場合には固定周波数でカッ
トオフするようにすることもできる。
又、面順次方式の電子スコープとモザイクフィルタを
用いた電子スコープとのいずれが接続されたかを検知し
て、接続された電子スコープに適した信号処理を行える
ように信号処理部の一部を切換えて対処できるようにす
ることもできる。
用いた電子スコープとのいずれが接続されたかを検知し
て、接続された電子スコープに適した信号処理を行える
ように信号処理部の一部を切換えて対処できるようにす
ることもできる。
尚、信号処理を行う回路の一部を共有したものでも良
い。
い。
[発明の効果] 以上述べたように本発明によれば、電子スコープを接
続可能とする本体装置側に設けられた信号処理部に電子
スコープの画素数に対応した信号処理を行う手段を形成
してあるので、簡単な操作で画素数の異る電子スコープ
に対しても共通使用できる。
続可能とする本体装置側に設けられた信号処理部に電子
スコープの画素数に対応した信号処理を行う手段を形成
してあるので、簡単な操作で画素数の異る電子スコープ
に対しても共通使用できる。
第1図ないし第9図は本発明の1実施例に係り、第1図
は1実施例の構成を示すブロック図、第2図は電子スコ
ープの接続部に設けられた識別子手段を示す説明図、第
3図は第2図の識別子を判別するスコープ判別回路を示
す回路図、第4図はCCDドライブ回路を示すブロック
図、第5図は第4図の動作説明用タイミングチャート
図、第6図はローパスフィルタの構成を示す構成図、第
7図はメモリ制御回路の構成を示すブロック図、第8図
は水平輪郭補正回路の構成図、第9図は第8図の動作説
明図の波形図である。 1……電子内視鏡装置、2……電子スコープ 3……光源部、4……信号処理部 5……制御部、6……本体装置 21……CCDドライブ回路 25……ダブルサンプリング回路 26……ローパスフィルタ 28……A/Dコンバータ 29R,29G,29B……メモリ 31……D/Aコンバータ 32……ローパスフィルタ 33……水平輪郭回路 41……スコープ判別回路 48……クランプパルス・サンプリング発生回路
は1実施例の構成を示すブロック図、第2図は電子スコ
ープの接続部に設けられた識別子手段を示す説明図、第
3図は第2図の識別子を判別するスコープ判別回路を示
す回路図、第4図はCCDドライブ回路を示すブロック
図、第5図は第4図の動作説明用タイミングチャート
図、第6図はローパスフィルタの構成を示す構成図、第
7図はメモリ制御回路の構成を示すブロック図、第8図
は水平輪郭補正回路の構成図、第9図は第8図の動作説
明図の波形図である。 1……電子内視鏡装置、2……電子スコープ 3……光源部、4……信号処理部 5……制御部、6……本体装置 21……CCDドライブ回路 25……ダブルサンプリング回路 26……ローパスフィルタ 28……A/Dコンバータ 29R,29G,29B……メモリ 31……D/Aコンバータ 32……ローパスフィルタ 33……水平輪郭回路 41……スコープ判別回路 48……クランプパルス・サンプリング発生回路
Claims (1)
- 【請求項1】所定の画素数の第1の固体撮像素子を用い
た第1の電子内視鏡または前記第1の固体撮像素子より
画素数の多い第2の固体撮像素子を用いた第2の電子内
視鏡が選択的に着脱される内視鏡装着部と、 基準となる基準クロック信号を発生する基準クロック発
生回路と、 前記基準クロック信号に基づいて、前記内視鏡装着部に
装着される電子内視鏡に用いられている固体撮像素子の
画素数に応じたパルス数のドライブ信号を選択的に生成
出力する固体撮像素子駆動回路と、 前記基準クロック信号に基づいて、前記固体撮像素子駆
動回路で駆動される固体撮像素子の画素数に応じたパル
ス数のサンプリング信号を選択的に生成出力するサンプ
リングパルス発生回路と、 前記サンプリングパルス発生回路から出力されたサンプ
リング信号に基づき、前記固体撮像素子駆動回路で駆動
された固体撮像素子の出力信号をサンプリングするサン
プリング回路と、 前記基準クロック信号に基づき、前記固体撮像素子駆動
回路で駆動される固体撮像素子の画素数に応じたパルス
数の書込制御パルスを選択的に発生するメモリ制御回路
と、 少なくとも前記第2の固体撮像素子に対応する記憶容量
を有し、前記書込制御パルスに基づき、前記サンプリン
グ回路でサンプリングされた前記出力信号を記憶するメ
モリ手段と、 前記メモリ手段に記憶された信号に基づき表示手段に表
示可能な信号を出力する回路と、 を備えたことを特徴とする電子内視鏡装置。
Priority Applications (4)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP62017982A JP2624961B2 (ja) | 1987-01-28 | 1987-01-28 | 電子内視鏡装置 |
US07/134,627 US4816909A (en) | 1986-12-17 | 1987-12-16 | Video endoscope system for use with different sizes of solid state devices |
DE19873742900 DE3742900A1 (de) | 1986-12-17 | 1987-12-17 | Videoendoskopsystem |
US07/241,729 US4887153A (en) | 1986-12-17 | 1988-09-08 | Electronic endoscope apparatus using horizontal transfer clock of fixed frequency |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP62017982A JP2624961B2 (ja) | 1987-01-28 | 1987-01-28 | 電子内視鏡装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS63186618A JPS63186618A (ja) | 1988-08-02 |
JP2624961B2 true JP2624961B2 (ja) | 1997-06-25 |
Family
ID=11958925
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP62017982A Expired - Lifetime JP2624961B2 (ja) | 1986-12-17 | 1987-01-28 | 電子内視鏡装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
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-
1987
- 1987-01-28 JP JP62017982A patent/JP2624961B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
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JPS63186618A (ja) | 1988-08-02 |
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