JPH11164195A - 撮像装置 - Google Patents

撮像装置

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JPH11164195A
JPH11164195A JP9330439A JP33043997A JPH11164195A JP H11164195 A JPH11164195 A JP H11164195A JP 9330439 A JP9330439 A JP 9330439A JP 33043997 A JP33043997 A JP 33043997A JP H11164195 A JPH11164195 A JP H11164195A
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JP
Japan
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dynamic range
signal
circuit
function
ccd
Prior art date
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Withdrawn
Application number
JP9330439A
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English (en)
Inventor
Manabu Yajima
学 矢島
Makoto Tsunakawa
誠 綱川
Hideki Tashiro
秀樹 田代
Akihiko Mochida
明彦 望田
Kotaro Ogasawara
弘太郎 小笠原
Katsuyuki Saito
克行 斉藤
Noboru Kusamura
登 草村
Shinji Yamashita
真司 山下
Kuniaki Kami
邦彰 上
Wataru Ono
渉 大野
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Olympus Corp
Original Assignee
Olympus Optical Co Ltd
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Publication date
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Priority to US09/176,966 priority patent/US6677992B1/en
Priority to DE69822958T priority patent/DE69822958T2/de
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 使用環境の違いとかユーザの選択に対応した
特性でダイナミックレンジの拡大を行うことができる撮
像装置を提供する。 【解決手段】 撮像部2を構成するCCD6は低速及び
高速の素子シャッタで撮像され、ダイナミックレンジの
拡大を行うダイナミックレンジ拡大回路15に入力され
ると共に、明るさ検知回路14で検出された最大輝度レ
ベルが基準値を越えるか否かの選択信号により、ダイナ
ミックレンジ拡大を合成で行う関数を選択して、被写体
の明るさに応じた特性のダイナミックレンジの拡大を行
うようにした。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、2つ以上の異なる
露光時間で撮像した画像を混合関数で合成してダイナミ
ックレンジを拡大する撮像装置に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、テレビカメラ等の撮像装置には電
荷結合素子(CCD)等の固体撮像素子が広く用いられ
るようになった。固体撮像素子により得られるダイナミ
ックレンジは必要とされる値より狭いため、例えば特開
昭57−39673号公報では2種類の異なる輝度値の
撮像信号を合成することにより、撮像信号のダイナミッ
クレンジを拡大する撮像装置を開示している。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記従来例では2種類
の撮像信号を加減算する混合手段であるため、合成して
得られる撮像信号の特性が制約される。また、この他の
従来例では、2種類の露光時間にて撮像された画像をあ
る混合関数で合成するものがあったが、その合成関数で
合成した場合のダイナミックレンジの拡大法では、実際
の使用環境とかユーザの要請を考慮したダイナミックレ
ンジの拡大を行うことができないという問題があった。
【0004】例えば、通常の使用環境では被写体を撮像
した場合の最大輝度レベルが高くなった場合にはそれに
応じてその最大輝度レベル側でも飽和することなく、そ
の輝度変化を反映できるような特性でダイナミックレン
ジの拡大を行うことが望まれるが従来例ではそのように
被写体の明るさに応じて特性を変えたダイナミックレン
ジの拡大を行うことができなかった。
【0005】一方、ユーザによっては通常の使用環境と
は異なり、注目する領域を鮮明に表示することを望む場
合が考えられるが、従来例ではそのような特性でダイナ
ミックレンジの拡大を行うことができなかった。
【0006】本発明は、上述した点に鑑みてなされたも
ので、使用環境の違いとかユーザの選択に対応した特性
でダイナミックレンジの拡大を行うことができる撮像装
置を提供することを目的としている。
【0007】
【課題を解決するための手段】2つ以上の異なる露光時
間にて被写体を撮像した画像をある混合関数にて合成す
ることによりダイナミックレンジ拡大を行う撮像装置に
おいて、複数の混合関数を格納する格納手段と、前記複
数の混合関数から合成に用いる混合関数を選択する選択
手段と、を設け、選択手段で合成に用いる混合関数を選
択することにより、実際の使用環境とかユーザの選択に
応じて適切な合成関数で合成してダイナミックレンジ拡
大を行うことができるようにしている。
【0008】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して本発明の実
施の形態を説明する。 (第1の実施の形態)図1ないし図5は本発明の第1の
実施の形態に係り、図1は第1の実施の形態の撮像装置
の構成を示し、図2はダイナミックレンジ拡大回路の構
成を示し、図3は低速シャッタ及び高速シャッタ及の入
出力特性と混合関数を選択してダイナミックレンジの拡
大を行った場合の入出力特性を示し、図4はルックアッ
プテーブルに複数の関数が格納されていることを示し、
図5は動作説明用タイミングチャートを示す。
【0009】図1に示す撮像装置1は撮像を行う撮像部
2と、この撮像部2に対する信号処理を行う信号処理部
3と、信号処理部3で生成された映像信号を表示するモ
ニタ4とから構成される。撮像部2は被写体像を結ぶ撮
像レンズ5と、この撮像レンズ5の結像位置に配置され
た固体撮像素子としてのCCD6とを有する。このCC
D6は例えば光電変換部と転送部とを備えたCCDであ
り、また光電変換部の前には光学的に色分離するモザイ
クフィルタが配置されている。
【0010】信号処理部3は基準信号を発生する基準信
号発生回路(SSGと略記)7を有し、このSSG7か
らの基準信号は第1のタイミング信号発生回路8と第2
のタイミング信号発生回路9に出力され、第1のタイミ
ング信号発生回路8のタイミング信号はCCDドライバ
10に印加され、このCCDドライバ10はタイミング
信号に同期してCCDドライブ信号をCCD6に印加す
る。
【0011】このCCDドライバ10は1フレーム期間
(例えば1/30秒)に2回CCDドライブ信号を出力
して異なる露光時間で撮像された2つの撮像信号を出力
させる。この場合、1フレーム期間で2回撮像される一
方のフィールド(但しフレーム画像)では短い露光時間
(例えば1/150秒)の高速シャッタで撮像し、他方
のフィールドではこれよりも長い露光時間(例えば高速
シャッタの4倍の1/37.5秒)の低速シャッタで撮
像され、これら2つの露光期間の合計は通常の標準的な
映像信号の1フレーム期間の1/30秒となる。
【0012】そして、後述するように高速シャッタで撮
像された信号(電荷)と低速シャッタで撮像された信号
(電荷)とは垂直同期信号(VDと略記)に同期してそ
れぞれ1フィールド期間でCCDから交互に読み出され
る。
【0013】CCD6で光電変換され、CCD6(の転
送部)から出力された撮像信号はプリアンプ11に入力
され、増幅された後、相関二重サンプリング回路(CD
S回路と略記)12に入力され、リセットノイズ等が除
去されて信号成分が抽出され、A/D変換回路13と明
るさ検知回路14とに入力される。
【0014】A/D変換回路13でアナログ信号からデ
ジタル信号に変換された後、ダイナミックレンジ拡大を
行うダイナミックレンジ拡大回路(図1等ではDレンジ
拡大と略記する)15に入力される。このダイナミック
レンジ拡大回路15には明るさ検知回路14から出力さ
れる選択信号も入力される。
【0015】明るさ検知回路14は高速シャッタで撮像
した信号から最大輝度レベルを検出する。そして、最大
輝度レベルからダイナミックレンジ拡大回路15でダイ
ナミックレンジ拡大を行う際の関数を選択する選択信号
を生成する。
【0016】例えば最大輝度レベルがある基準値を越え
るか否かにより、高輝度レベルでも飽和しないような特
性でダイナミックレンジ拡大を行うか、それよりも低輝
度レベル側で飽和しないような特性でダイナミックレン
ジ拡大を行うかの選択信号を出力する。
【0017】明るさ検知回路14はピーク値を検出する
ピーク値検出回路と比較回路とを用いて構成できる。つ
まり、最大輝度レベルはピーク値検出回路により構成で
き、その出力を比較回路である基準値と比較した出力信
号が選択信号としてダイナミックレンジ拡大回路15に
入力される。
【0018】上記ダイナミックレンジ拡大回路15でダ
イナミックレンジが拡大された信号はプロセス回路16
に入力されて色分離が行われてR,G,B信号に変換さ
れると共に、ホワイトバランスの調整等が行われた後、
輪郭強調回路17に入力される。
【0019】この輪郭強調回路17でR,G,B信号に
対して輪郭強調がされた後、メモリ回路18に入力され
て一旦記憶される。このメモリ18から読み出された信
号はD/A変換回路19に入力され、アナログのRGB
信号に変換された後、モニタ4に入力され、モニタ画面
には撮像された被写体像をカラー表示する。なお、ダイ
ナミックレンジ拡大回路15、プロセス回路16、輪郭
強調回路17及びメモリ回路18には第2のタイミング
発生回路9の出力信号が入力される。
【0020】図2はダイナミックレンジ拡大回路15の
構成を示す。A/D変換回路14からのデジタルの撮像
信号はCCD6の全画素分の記憶容量を持つメモリ21
に一旦記憶されると共に、第2のタイミング信号発生回
路9からのフィールド判別信号により切り換えられるセ
レクタ回路22A,22Bを介して第1のルックアップ
テーブル(LUTと略記)23Aと、第2のLUT23
Bとに入力される。
【0021】また、メモリ21から読み出された信号も
セレクタ回路22A,22Bを介して第1のLUT23
Aと、第2のLUT23Bとに入力される。これら第1
のLUT23Aと、第2のLUT23Bとには明るさ検
知回路15からの明るさ検知による選択信号も入力さ
れ、この選択信号により第1のLUT23Aと、第2の
LUT23Bに格納され、ダイナミックレンジを拡大す
る複数の合成関数から実際に使用する合成関数を決定す
る。
【0022】第1のLUT23Aと、第2のLUT23
Bから読み出された信号は加算回路24に入力されて加
算された後、補間回路25に入力され、補間処理された
後、ダイナミックレンジ拡大回路15の出力信号とな
り、次段のプロセス回路16に入力されて色分離などが
行われる。
【0023】図3は明るさ検知回路14から出力される
選択信号により、選択された混合関数により異なる入出
力特性のダイナミックレンジ拡大が行われる様子を示
す。
【0024】低速シャッタで撮像した場合には入射光量
に対してCCD出力は大きな傾きで増大し、飽和レベル
Csatになると一定の出力となる特性Slを示し、こ
れに対して高速シャッタで撮像した場合には入射光量に
対してCCD出力は小さな傾きで増大する特性Ssを示
す。
【0025】そして、これらの特性Sl,Ssで撮像さ
れた画像データを第1のLUT23A及び第2のLUT
23Bを通して重み付け等してダイナミックレンジの拡
大を行うことができるが、本実施の形態では選択信号に
よりダイナミックレンジ拡大を行う関数を選択する。そ
して、選択された関数により2つの特性Sl,Ssを合
成することにより、例えば1点鎖線と2点鎖線で示す入
出力特性A,Bでダイナミックレンジの拡大を行うこと
ができるようにしている。
【0026】例えば、検出される最大輝度レベルが高い
場合には、低輝度側では(入力に対する出力を)抑圧
し、高輝度側でも飽和しないでその輝度変化を反映する
表示を行うことができる特性Bでダイナミックレンジの
拡大を行い、検出される最大輝度レベルが低い場合に
は、高輝度側では抑圧し、低輝度側での輝度変化を反映
する表示を行うことができる特性Aでダイナミックレン
ジの拡大を行う。
【0027】本実施の形態では第1のLUT23A及び
第2のLUT23Bは、ダイナミックレンジ拡大を行う
複数の混合関数を格納しており、図4は第1のLUT2
3Aと、第2のLUT23Bに格納されている関数デー
タを示す。
【0028】第1のLUT23A及び第2のLUT23
Bは例えば9ビットのアドレスを有し、下位側の8ビッ
トのアドレス000〜0FFには関数F0とG0とが配
置され、上位側の8ビットのアドレス100〜1FFに
は関数F1とG1とが配置されている。
【0029】下位側の8ビットのアドレス端子に、A/
D変換回路13を経た信号或いはメモリ21から読み出
された信号が印加され、最上位アドレス端子には明るさ
検知回路14からの選択信号が印加される。そして、選
択信号に応じて、ダイナミックレンジ拡大を行う複数の
関数を選択する。
【0030】例えば、選択信号が“L”或いは0の場合
には関数F0或いはG0のデータが読み出され、その場
合には図3の特性Aで示す特性になり、選択信号が
“H”或いは1の場合には関数F1或いはG1のデータ
が読み出され、その場合には図3の特性Bで示す特性に
なる。
【0031】次に本実施の形態の動作を図5のタイミン
グチャートを参照して説明する。図5(A)に示すよう
に短い露光時間SIと長い露光時間LI(I=1,2,
…)でCCDドライバ10はCCD6に図5(B)に示
す信号読出パルスRSI、RLIを印加することによ
り、CCD6の光電変換部で光電変換されて蓄積された
信号電荷をCCD6の転送部に転送する。
【0032】転送部に転送された信号電荷は短い露光時
間SIで撮像されたものの場合には図5(D)に示す次
の垂直同期信号VDに同期して読み出しの転送信号が1
フィールド期間かけて印加され、図5(C)に示すCC
D出力CSIとして図5(F)に示すようにメモリ21
に記憶されると共に、セレクタ回路22Aを介して第1
のLUT23Aに印加される。
【0033】また、転送部に転送された信号電荷で長い
露光時間LIで撮像されたものの場合には読出パルスR
Llの直後の垂直同期信号VDに同期して読み出しの転
送信号が1フィールド期間かけて印加され、図5(C)
に示すCCD出力CLIとして図6(F)に示すように
メモリ21に記憶されると共に、セレクタ回路22Bを
介して第2のLUT23Bに印加される。
【0034】セレクタ22回路A,22Bは第2のタイ
ミング信号発生回路9から出力される図5(E)に示す
フィールド判別信号により切り換えられ、例えばフィー
ルド判別信号が“H”の場合には図2に示すように接点
aが選択され、第1のLUT23AにはCCD出力CS
Iが印加され、第2のLUT23Bにはその前のフレー
ム期間で撮像され、メモリ21に記憶された信号、つま
りCCD出力CLI−1が印加される。
【0035】また、フィールド判別信号が“L”の場合
には接点bが選択され、第1のLUT23Aにはメモリ
21から読み出されたCCD出力CSIが印加され、第
2のLUT23BにはCCD出力CLIが印加される。
【0036】なお、説明を単純化するために、図2では
実線で示すようにセレクタ回路22A,22Bの出力は
それぞれ第1のLUT23A及び第2のLUT23Bに
入力されるように示しているが、図2の点線でも示すよ
うに第1のLUT23A及び第2のLUT23Bにそれ
ぞれ入力されるようにしても良い。
【0037】なお、この場合には、関数F0,G0等は
F0(SI,LI),G0(SI,LI)のように短い
露光時間SIと長い露光時間LIで撮像された画像の関
数となる。このように第1のLUT23A及び第2のL
UT23Bにそれぞれ2つの信号を入力した場合には、
より細かい合成を行うことができるようになる。
【0038】2つの信号を共に入力する場合には、ビッ
ト数が大幅に大きくなるので、例えばそれぞれの信号の
上位側の一部のビットのみを入力することにより、第1
のLUT23A及び第2のLUT23Bとしてあまり大
きくないROMを使用できるようにしても良い。
【0039】例えば図5(K)に示すように選択信号が
“L”の場合には図5(H)に示すように第1のLUT
23Aは関数F0が選択使用され、また図5(I)に示
すように第2のLUT23Bは関数G0が選択使用され
る。そして、この場合には加算回路24で加算されて、
図5(J)に示す加算出力H、つまり混合関数HはF0
+G0となり、図3の特性Aでダイナミックレンジの拡
大を行う。
【0040】また、選択信号が“H”の場合には第1の
LUT23Aは関数F1が選択使用され、第2のLUT
23Bは関数G1が選択使用される。そして、この場合
には加算回路24で加算されて、混合関数HはF1+G
1となり、図3の特性Bでダイナミックレンジの拡大を
行う。
【0041】このように被写体の最大輝度レベルが高い
場合には、高い輝度レベル側でも被写体の輝度変化を反
映するような特性でダイナミックレンジの拡大を行い、
最大輝度レベルが低い場合には、低い輝度レベル側で被
写体の輝度変化を反映するような特性でダイナミックレ
ンジの拡大を行う。従って、本実施の形態によれば、実
際の使用環境(或いは撮像環境)に応じてその環境に適
した特性でダイナミックレンジの拡大を行うことができ
る。
【0042】図6は第1の実施の形態の変形例における
ダイナミックレンジ拡大回路15′の構成を示す。この
変形例は図2のダイナミックレンジ拡大回路15におい
て、明るさ検知回路14からの選択信号とユーザにより
マニュアルで選択する選択スイッチ27からの選択指示
信号とがセレクタ回路28を介して第1のLUT23A
と第2のLUT23Bとに印加できるようにしている。
【0043】セレクタ28は例えば手動で切換ができ、
明るさ検知回路14からの選択信号を選択する状態に設
定することもできるし、ユーザが選択できる選択スイッ
チ27からの選択指示信号を選択する状態に設定するこ
ともできる。
【0044】また、この変形例では第1のLUT23
A′と第2のLUT23B′とは多数の関数F0,F
1,F2,…とG0,G1,G2,…で構成され、これ
ら多数の関数F0,F1,F2,…とG0,G1,G
2,…から実際に使用する関数を選択できるようにして
いる。
【0045】そして、これらの関数を選択することによ
り、例えば図7に示すように異なる特性A,B,C,D
等でダイナミックレンジの拡大を行うことができるよう
にしている。
【0046】なお、この変形例では3つ(或いは3組)
以上の関数を選択できるようにしているので、選択信号
は2ビット以上のデジタル信号となる。そして、この場
合には、明るさ検知回路14は高速シャッタで撮像した
信号から最大輝度レベルと最小輝度レベルとを検出す
る。そして、これら最大輝度レベルと最小輝度レベルと
がそれぞれ高輝度側及び低輝度側の基準値以上であるか
否かの選択信号を生成する。
【0047】例えば最大輝度レベルが高いと高輝度側に
重点をおいてダイナミックレンジ拡大を行い、逆に最大
輝度レベルが低いと第1低輝度側に重点をおいてダイナ
ミックレンジ拡大を行い、さらに最小輝度レベルが高い
と低輝度側を抑圧し、逆に最小輝度レベルが低いと低輝
度側を抑圧しないようにしてダイナミックレンジの拡大
を行うように関数を選択する。
【0048】より具体的には、例えば最大輝度レベルが
高く、かつ最小輝度レベルが低いと、高輝度側及び低輝
度側に重点をおいてダイナミックレンジ拡大を行う。こ
のため、図7の特性Dに示すように中間輝度部分を抑圧
して、高輝度側及び低輝度側に重点をおいたダイナミッ
クレンジ拡大を行う。
【0049】また、例えば最大輝度レベルが低く、かつ
最小輝度レベルが低いと、高輝度側を抑圧し、低輝度側
に重点をおいてダイナミックレンジ拡大を行う。このた
め、図7の特性Aに示すように高輝度側を抑圧して、低
輝度側に重点をおいたダイナミックレンジ拡大を行う。
【0050】その他は第1の実施の形態と同様である。
この変形例によれば、明るさ検知回路14により検知さ
れる明るさにより、その明るさの場合に適した混合関数
でダイナミックレンジの拡大を行うことができる。
【0051】また、ユーザは明るさ検知で選択される特
性とは異なる着目する部分に重点をおいた特性でダイナ
ミックレンジの拡大等を行うことができる。例えば、通
常の画像において、特に暗い部分を重点をおいてその輝
度変化を観察したいような場合には、図7の特性Cに相
当する関数を選択することにより、その暗い部分の輝度
変化を反映し、高輝度側を抑圧した状態でのダイナミッ
クレンジ拡大を行う。
【0052】(第2の実施の形態)次に本発明の第2の
実施の形態を図8を参照して説明する。図8は第2の実
施の形態におけるダイナミックレンジ拡大回路29を示
す。このダイナミックレンジ拡大回路29は図2のダイ
ナミックレンジ拡大回路15において、切換スイッチ2
2A,22Bの出力信号はCPU30に入力される。
【0053】また、このCPU30には明るさ検知回路
14からの選択信号も入力される。このCPU30は図
4の関数を備え、図2の場合と同様にセレクタ回路22
A,22Bは第2のタイミング発生回路9からのフィー
ルド判別信号に従い、高速/低速シャッタに応じて切り
換えられ、CPU30に信号を送る。
【0054】また、前述の明るさ検知回路14からの選
択信号を受け取り、CPU30は関数を選択する。そし
て、選択された関数にてCCD出力を変換し、加算回路
24で加算してダイナミックレンジ拡大を行い、その後
に次段のプロセス回路16に出力する。
【0055】本実施の形態は第1の実施の形態と同様の
効果を有する。なお、CPU30の代わりにデジタルシ
グナルプロセサ(DSP)により、高速の演算を行うこ
とにより、同様の機能を実現しても良い。
【0056】(第3の実施の形態)次に本発明の第3の
実施の形態を図9を参照して説明する。図9は第3の実
施の形態の内視鏡撮像装置31を示す。本実施の形態は
照明に用いる光源を検出する光源検出手段を設け、この
手段により光源の特性に応じて、ダイナミックレンジを
拡大する関数を選択することにより、選択しない場合よ
りもより適切な特性でダイナミックレンジ拡大を行うも
のである。
【0057】この内視鏡撮像装置31は撮像部を備えた
内視鏡32と、撮像部に対する信号処理を行うビデオプ
ロセッサ33と、内視鏡32に照明光を供給する光源装
置34と、ビデオプロセッサ33から出力される標準的
な映像信号を表示するモニタ35とから構成される。
【0058】内視鏡32は細長の挿入部36と、この挿
入部36の後端に形成された太幅の操作部37とこの操
作部37から延出されたユニバーサルコード38とを有
し、ユニバーサルコード38の信号コネクタ39Aはビ
デオプロセッサ33に着脱自在で接続され、この信号コ
ネクタ39Aから延出されたライトガイドケーブルの端
部のライトガイドコネクタ39Bは光源装置34に着脱
自在で接続される。
【0059】光源装置34は光源としてのランプ41を
有し、このランプ41の光はコンデンサレンズ42で集
光されてライトガイド43の後端面(入射端面)に照射
され、このライトガイド43により伝送された照明光は
挿入部の先端部のライトガイド先端面から出射され、体
腔内の患部等の被写体を照明する。照明された被写体は
挿入部36の先端部に設けた対物レンズ45によりその
結像位置に配置されたCCD46に結像される。
【0060】また、光源装置34にはその光源装置34
に使用されているランプ41の種類により、その発光特
性に対応してそれを識別できるような抵抗値に設定した
光源識別用抵抗47が設けられ、この光源識別用抵抗4
7による光源検出信号はケーブル48により、ビデオプ
ロセッサ33の光源検出回路49(図10参照)に入力
される。
【0061】より具体的には光源装置34のランプ41
としてはハロゲンランプと、キセノンランプが一般的に
使用される。ハロゲンランプと、キセノンランプとでは
色温度が異なり、従って使用されるランプの種類が異な
ると、輝度レベルが異なり、飽和レベルも異なる。
【0062】このため、本実施の形態では使用するラン
プの種類に応じて、ダイナミックレンジの拡大を行う関
数を選択することにより、選択しない場合よりもそのラ
ンプに適したダイナミックレンジ拡大を行うようにす
る。
【0063】図10は内視鏡撮像装置31の電気系の構
成を示す。図10の内視鏡撮像装置31は図1におい
て、ダイナミックレンジ拡大回路15には明るさ検知回
路14の代わりに光源検出回路49から出力される光源
選択信号が入力されるようになっている。
【0064】また、図11に示すようにダイナミックレ
ンジ拡大回路15は図2と同様の構成であり、第1及び
第2のLUT23A,23Bには光源検知回路49の光
源選択信号が入力される。なお、第1及び第2のLUT
23A,23Bに格納された関数データはランプの種類
に応じて、そのランプの場合に適したダイナミックレン
ジの拡大を行う特性のものに設定している。
【0065】本実施の形態によれば、光源装置34とし
てランプ41の種類が異なるものを使用しても、そのラ
ンプの特性に適した状態でダイナミックレンジの拡大を
行うことができる。
【0066】本実施の形態はランプ41の種類に応じて
光源識別用抵抗47を用意し、その光源識別用抵抗47
の抵抗値を検出することにより、ダイナミックレンジの
拡大を行う関数を選択するようにしているが、撮像手段
で撮像された信号から実際に使用されている光源の種類
を判別し、その判別した信号でダイナミックレンジの拡
大を行う関数を選択するようにしても良い。図12はそ
のような場合の1例を示す。
【0067】図12はホワイトバランス調整回路51の
構成を示す。この場合にはプロセス回路16の後にダイ
ナミックレンジ拡大回路52が設けられ、プロセス回路
16内のマトリックス回路53で分離されたR,G,B
信号のR,B信号はホワイトバランス調整回路51にお
ける乗算器54R,54Bにそれぞれ入力される。
【0068】また、R,G,B信号は平均値検出回路5
5に入力され、各平均値がCPU56に入力され、CP
U56はこれらの平均値がホワイトバランスするように
乗算器54R,54Bに入力される乗算係数を調整して
R,Bの出力ゲインを調整する。
【0069】また、CPU56は平均値出力から光源判
別信号を出力する。このような構成にすることにより、
白い被写体を撮像してホワイトバラスを行う場合、マト
リクス回路53から出力されるR,G,B信号は平均値
検出回路55に入力され、各平均値がCPU56に入力
され、CPU56はこれらの平均値がホワイトバランス
するように乗算器54R,54Bに入力される乗算係数
を調整してR,Bの出力ゲインを調整する。
【0070】また、CPU56はこの場合の乗算器54
R,54Bにそれぞれ入力される乗算係数を比較し、そ
の比較から実際に使用されているランプ41を判別す
る。より具体的には、乗算器54Rへの乗算係数(57
Rとする)と、乗算器54Bへの乗算係数(57Bとす
る)とを比較し、乗算係数57Rが大きい場合にはキセ
ノンランプと判断し、乗算係数57Bが大きい場合には
ハロゲンランプと判断する光源判別信号をダイナミック
レンジ拡大回路52に出力する。
【0071】そして、判別したランプに適した特性でダ
イナミックレンジの拡大を行うようにする。この変形例
によれば、光源識別用手段を必要とすることなく、光源
の種類を判別してその判別した光源に適した特性でダイ
ナミックレンジの拡大を行うことができる。
【0072】なお、図12のマトリクス回路53のよう
に色分離した信号を生成する手段の後に、ダイナミック
レンジ拡大回路52を設ける場合には、各信号毎にダイ
ナミックレンジの拡大を行うことが必要となる。このた
め、第1ないし第3の実施の形態では色分離した信号を
生成する前段側にダイナミックレンジの拡大を行うよう
にして、1つで済む(共通利用する)ようにしている。
【0073】(第4の実施の形態)次に本発明の第4の
実施の形態を説明する。本実施の形態は実際に使用され
る撮像素子に応じてその撮像素子の特性に適したダイナ
ミックレンジ拡大を行うようにしたものである。
【0074】図13は第4の実施の形態の内視鏡撮像装
置61の構成を示す。この内視鏡撮像装置61は図10
において、光源検出手段を設けないで、内視鏡32に使
用されているCCD46を識別するための識別用手段と
して例えばコネクタ39AにはCCD判別用の抵抗62
が設けてあり、コネクタ39Aをビデオプロセッサ33
に接続すると、ビデオプロセッサ33内のCCD判別回
路63(図14参照)がそのCCD46を判別するよう
にしている。
【0075】図14はこの内視鏡撮像装置61の電気系
の構成を示す。この内視鏡撮像装置61は図10におい
て、光源検出回路49の出力がダイナミックレンジ拡大
回路15に入力される部分が異なる。
【0076】つまり、CCD判別回路63で検出された
判別信号はタイミング発生回路8、9に入力され、判別
されたCCD46に対応した信号を発生したり、信号処
理できるようにすると共に、この判別信号はダイナミッ
クレンジ拡大回路65に入力され、判別されたCCD4
6に適した特性でダイナミックレンジ拡大を行うように
関数を選択する。
【0077】図15に示すように本実施の形態における
ダイナミックレンジ拡大回路65では第1及び第2のL
UT23A,23BにはCCD判別信号が入力され、こ
のCCD判別信号でダイナミックレンジ拡大を行う関数
を選択する。
【0078】図16は特性が異なる2つのCCD(4
6、46′とする)でそれぞれ速いシャッタ速度で撮像
した場合の特性Ss,Ss′及び遅いシャッタ速度で撮
像した場合の特性Sl,Sl′を示す。また、特性Eは
ある条件の場合における理想的な特性を示す。
【0079】つまり、同じ照明条件の下でも種類が異な
るCCD46、46′で撮像するとその感度等の特性が
一般的に異なるので、その入出力特性が異なる。
【0080】このような場合には、特性Eのようなダイ
ナミックレンジ拡大を行おうとしても、一方のCCD4
6の場合には実現できても、これと異なる種類のCCD
46′の場合には異なる特性になてしまう。
【0081】このため、本実施の形態ではCCD判別信
号により、合成する関数を選択することにより、理想値
に近い特性でダイナミックレンジ拡大を行うことができ
るようにしている。
【0082】本実施の形態によれば、撮像素子が異なる
場合でも、合成に用いる関数を選択することにより、望
ましいと考えられるような特性でダイナミックレンジの
拡大を行うことができる。
【0083】なお、図16では撮像時間(露光時間)も
種類が異なるCCD46、46′の特性に合わせて異な
るように設定しているが、これに限定されるものでな
い。例えば、露光時間は変えないで合成に用いる関数を
選択することにより、理想に近い特性に合わせる(近似
させる)ようにしても良い。また、場合によっては露光
時間をCCDの特性に応じて可変設定して、合成に用い
る関数を同じの場合でも理想値に近い特性に合わせるよ
うにしても良い。
【0084】なお、上述の説明では例えば1フレーム等
の所定の期間に2つの異なる露出時間で撮像する場合で
説明したが、3つ以上の異なる露出時間で撮像する場合
にも同様に適用できる。
【0085】また、上述の各実施の形態等において、例
えば撮像面おける複数の領域における輝度分布(明るさ
分布)を検出する検出手段を設け、ユーザの選択によ
り、選択された領域での輝度分布を考慮した特性でダイ
ナミックレンジの拡大を行うようにしても良い。
【0086】例えば、撮像面の中央領域を選択(指定)
した場合には、その領域での輝度分布を考慮してその最
大輝度レベルから最小輝度レベルまでを反映するような
特性(その特性例は例えば図7のもの)でダイナミック
レンジの拡大を行う関数を選択するようにしても良い。
なお、上述した実施の形態等を部分的等で組み合わせて
構成される実施の形態等も本発明に属する。
【0087】[付記] 1.2つ以上の異なる露光時間にて被写体を撮像した画
像をある混合関数にて合成するダイナミックレンジ拡大
を行う撮像装置において、複数の混合関数を格納する格
納手段と、前記複数の混合関数から合成に用いる混合関
数を選択する選択手段と、を設けたことを特徴とする撮
像装置。
【0088】2.付記1において、前記選択手段は被写
体の明るさを検出する明るさ検知手段を有し、該明るさ
検知手段の出力により合成を行う混合関数を選択する。 3.付記1において、さらに被写体を照明する光源を有
し、前記選択手段は前記光源の種類を検出する検出手段
を有し、該検出手段の出力により合成を行う混合関数を
選択する。
【0089】4.付記1において、前記選択手段は被写
体を撮像する撮像素子の種類を検出する検出手段を有
し、該該検出手段の出力により合成を行う混合関数を選
択する。 5.付記1において、前記選択手段は被写体を撮像する
撮像素子の種類を検出する検出手段を有し、該該検出手
段の出力により露光時間を選択する。
【0090】6.2つ以上の異なる露光時間にて撮像し
た画像をある混合関数にて合成するダイナミックレンジ
拡大において、複数の混合関数を格納する格納手段と、
使用される撮像素子を検出する検出手段と、異なった撮
像素子を使用した場合、前記検出手段の出力により撮像
素子の露光時間の選択または、合成を行う混合関数の選
択のうち一方または両方を行うことを特徴とする撮像装
置。
【0091】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、2
つ以上の異なる露光時間にて被写体を撮像した画像をあ
る混合関数にて合成することによりダイナミックレンジ
拡大を行う撮像装置において、複数の混合関数を格納す
る格納手段と、前記複数の混合関数から合成に用いる混
合関数を選択する選択手段と、を設けているので、選択
手段で合成に用いる混合関数を選択することにより、実
際の使用環境とかユーザの選択に応じて適切な合成関数
で合成してダイナミックレンジ拡大を行うことができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施の形態の撮像装置の構成を
示すブロック図。
【図2】ダイナミックレンジ拡大回路の構成を示すブロ
ック図。
【図3】低速シャッタ及び高速シャッタ及の入出力特性
と混合関数を選択してダイナミックレンジの拡大を行っ
た場合の入出力特性を示す図。
【図4】ルックアップテーブルに複数の関数が格納され
ていることを示す図。
【図5】動作説明用タイミングチャートを示す図。
【図6】第1の実施の形態の変形例におけるダイナミッ
クレンジ拡大回路の構成を示すブロック図。
【図7】変形例における選択できるダイナミックレンジ
の拡大を行う特性を選択できることを示す図。
【図8】本発明の第2の実施の形態におけるダイナミッ
クレンジ拡大回路の構成を示すブロック図。
【図9】本発明の第3の実施の形態の内視鏡撮像装置の
構成を示す図。
【図10】第3の実施の形態の電気系の構成を示すブロ
ック図。
【図11】ダイナミックレンジ拡大回路の構成を示すブ
ロック図。
【図12】プロセス回路内のホワイトバランス調整回路
の構成を示すブロック図。
【図13】本発明の第4の実施の形態の内視鏡撮像装置
の構成を示す図。
【図14】第4の実施の形態の電気系の構成を示すブロ
ック図。
【図15】ダイナミックレンジ拡大回路の構成を示すブ
ロック図。
【図16】CCDの特性が異なる場合の入出力特性と合
成された場合の理想値に近い特性のものを示す図。
【符号の説明】
1…撮像装置 2…撮像部 3…信号処理部 4…モニタ 5…撮像レンズ 6…CCD 7…SSG 8,9…タイミング発生回路 10…CCDドライバ 14…明るさ検出回路 15…ダイナミックレンジ拡大回路 16…プロセス回路 17…輪郭強調回路 21…メモリ 22A,22B…セレクタ 23A,23B…LUT 24…加算回路 25…補間回路
フロントページの続き (72)発明者 望田 明彦 東京都渋谷区幡ヶ谷2丁目43番2号 オリ ンパス光学工業株式会社内 (72)発明者 小笠原 弘太郎 東京都渋谷区幡ヶ谷2丁目43番2号 オリ ンパス光学工業株式会社内 (72)発明者 斉藤 克行 東京都渋谷区幡ヶ谷2丁目43番2号 オリ ンパス光学工業株式会社内 (72)発明者 草村 登 東京都渋谷区幡ヶ谷2丁目43番2号 オリ ンパス光学工業株式会社内 (72)発明者 山下 真司 東京都渋谷区幡ヶ谷2丁目43番2号 オリ ンパス光学工業株式会社内 (72)発明者 上 邦彰 東京都渋谷区幡ヶ谷2丁目43番2号 オリ ンパス光学工業株式会社内 (72)発明者 大野 渉 東京都渋谷区幡ヶ谷2丁目43番2号 オリ ンパス光学工業株式会社内

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 2つ以上の異なる露光時間にて被写体を
    撮像した画像をある混合関数にて合成することによりダ
    イナミックレンジ拡大を行う撮像装置において、 複数の混合関数を格納する格納手段と、 前記複数の混合関数から合成に用いる混合関数を選択す
    る選択手段と、 を設けたことを特徴とする撮像装置。
JP9330439A 1997-10-23 1997-12-01 撮像装置 Withdrawn JPH11164195A (ja)

Priority Applications (4)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP9330439A JPH11164195A (ja) 1997-12-01 1997-12-01 撮像装置
US09/176,966 US6677992B1 (en) 1997-10-23 1998-10-22 Imaging apparatus offering dynamic range that is expandable by weighting two image signals produced during different exposure times with two coefficients whose sum is 1 and adding them up
DE69822958T DE69822958T2 (de) 1997-10-23 1998-10-22 Bildaufnahmevorrichtung mit Mitteln zur Erweiterung des Dynamikbereichs
EP98119762A EP0912047B1 (en) 1997-10-23 1998-10-22 Imaging apparatus comprising means for expanding the dynamic range

Applications Claiming Priority (1)

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Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2003319250A (ja) * 2002-04-22 2003-11-07 Toshiba Lsi System Support Kk 撮像装置および撮像方法
US6867805B2 (en) 2001-06-29 2005-03-15 Kabushiki Kaisha Toshiba Image pickup device and video signal processing method
US7411619B2 (en) 2003-02-05 2008-08-12 Fujifilm Corporation Signal processing method, a signal processor circuit, and imaging apparatus
KR100933556B1 (ko) 2007-11-09 2009-12-23 주식회사 쎄이미지 다이내믹 레인지를 확장하는 칼라 영상 처리장치 및 방법
US9571742B2 (en) 2013-03-06 2017-02-14 Canon Kabushiki Kaisha Image capture apparatus and control method thereof

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KR100933556B1 (ko) 2007-11-09 2009-12-23 주식회사 쎄이미지 다이내믹 레인지를 확장하는 칼라 영상 처리장치 및 방법
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