JP2623540B2 - 磁気記録再生装置 - Google Patents
磁気記録再生装置Info
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- JP2623540B2 JP2623540B2 JP61222501A JP22250186A JP2623540B2 JP 2623540 B2 JP2623540 B2 JP 2623540B2 JP 61222501 A JP61222501 A JP 61222501A JP 22250186 A JP22250186 A JP 22250186A JP 2623540 B2 JP2623540 B2 JP 2623540B2
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- Japan
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- magnetic recording
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Description
【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] この発明は、ビデオ・テープレコーダやオーデイオ・
テープレコーダ等の磁気記録再生装置に関し、とくに、
回転ヘツド式の磁気記録再生装置に関するものである。
テープレコーダ等の磁気記録再生装置に関し、とくに、
回転ヘツド式の磁気記録再生装置に関するものである。
[従来の技術] 第4図は、一般的な回転式磁気記録再生装置の構造を
示している。図において、(1)は供給リール、(2)
は巻取リール、(100)は磁気テープであつて、磁気テ
ープ(100)の一端側は上記供給リール(1)に巻回さ
れ、他端側は巻取リール(2)に巻回されている。
(4)はテープ張力制御用ガイド、(5)はガイドロー
ラ、(6)はスラントガイド、(7)はヘツド(8)を
搭載したドラム、(9)はドラム(7)に設けられたテ
ープ案内用リード、(10)は消去ヘツド、(11)はたと
えばテープ速度制御用の固定ヘツド、(12)はキヤプス
タンシヤフト、(13)はピンチローラ、(14)は磁気テ
ープ(100)が収納されるカセツトである。
示している。図において、(1)は供給リール、(2)
は巻取リール、(100)は磁気テープであつて、磁気テ
ープ(100)の一端側は上記供給リール(1)に巻回さ
れ、他端側は巻取リール(2)に巻回されている。
(4)はテープ張力制御用ガイド、(5)はガイドロー
ラ、(6)はスラントガイド、(7)はヘツド(8)を
搭載したドラム、(9)はドラム(7)に設けられたテ
ープ案内用リード、(10)は消去ヘツド、(11)はたと
えばテープ速度制御用の固定ヘツド、(12)はキヤプス
タンシヤフト、(13)はピンチローラ、(14)は磁気テ
ープ(100)が収納されるカセツトである。
第5図は、ドラム(7)の外観図である。図におい
て、(16)は回転ドラム、(17)は固定ドラム、(25
a),(25b)はドラム(7)を第4図の装置に組み入れ
るときの取付け用耳部である。
て、(16)は回転ドラム、(17)は固定ドラム、(25
a),(25b)はドラム(7)を第4図の装置に組み入れ
るときの取付け用耳部である。
ドラム(7)の一般的構成を第6図に示す。図におい
て、(18)は回転ドラム(16)を固定するフランジ、
(19)はドラムシヤフト(15)と固定ドラム(17)との
間の回動部材である軸受、(20)はドラム回転駆動力を
与えるモータ(26)の固定子(ステータ)、(21)はモ
ータマグネツト(24)およびパルスジエネレータ用マグ
ネツト(22a),(22b)からなる回転子(ロータ)、
(23)は固定子(20)側に取付けられたホール素子であ
る。
て、(18)は回転ドラム(16)を固定するフランジ、
(19)はドラムシヤフト(15)と固定ドラム(17)との
間の回動部材である軸受、(20)はドラム回転駆動力を
与えるモータ(26)の固定子(ステータ)、(21)はモ
ータマグネツト(24)およびパルスジエネレータ用マグ
ネツト(22a),(22b)からなる回転子(ロータ)、
(23)は固定子(20)側に取付けられたホール素子であ
る。
第7図は、ドラム(7)と磁気テープ(100)との取
付け関係を示す。図において、たとえば磁気テープ(10
0)の巻付け角度を90゜と設定してある。(27a),(27
b),(27c)はドラム取付け用ネジ、(28)はドラム
(7)の取付け時に発生するバラツキ、(29)はガイド
ローラ(5)のローデイング時のバラツキを示してい
る。
付け関係を示す。図において、たとえば磁気テープ(10
0)の巻付け角度を90゜と設定してある。(27a),(27
b),(27c)はドラム取付け用ネジ、(28)はドラム
(7)の取付け時に発生するバラツキ、(29)はガイド
ローラ(5)のローデイング時のバラツキを示してい
る。
第8図は、第7図のA方向からの正面図である。図に
おいて、(30)は回転ドラム(16)の回転方向、(31)
はリード基準位置(32)からのヘツド(8)までの高さ
であり、基準長lを示す。(33)はリード角θである。
おいて、(30)は回転ドラム(16)の回転方向、(31)
はリード基準位置(32)からのヘツド(8)までの高さ
であり、基準長lを示す。(33)はリード角θである。
上記基準長lと磁気テープ(100)に書込まれたトラ
ツクとの関係を第9図に示す。図において、(34)はト
ラツクセンタ、(35)はトラツク、mはテープ下端から
トラツクセンタ(34)までの長さを示す。このとき、 l・cosθ=m の関係が得られる。
ツクとの関係を第9図に示す。図において、(34)はト
ラツクセンタ、(35)はトラツク、mはテープ下端から
トラツクセンタ(34)までの長さを示す。このとき、 l・cosθ=m の関係が得られる。
第10図は、ヘツド記録開始タイミングの設定を説明す
るブロツク図である。図において、(36)はホール素子
(23)によりパルスジエネレータ出力、(37)は時間調
整が可能な遅延回路、(38)は遅延回路(37)によつて
設定された遅延時間t0後にヘツド(8)の記録を開始す
るためのヘツド記録タイミングスイツチを示す。
るブロツク図である。図において、(36)はホール素子
(23)によりパルスジエネレータ出力、(37)は時間調
整が可能な遅延回路、(38)は遅延回路(37)によつて
設定された遅延時間t0後にヘツド(8)の記録を開始す
るためのヘツド記録タイミングスイツチを示す。
つぎに動作について説明する。第4図において、磁気
テープ(100)は供給リール(1)から磁気テープ走行
ガイド(3),テープ張力制御ガイド(4),消去ヘツ
ド(10),ガイドローラ(5),スラントガイド(6)
を経由して、ドラム(7)に巻回される。所定の巻付け
角で巻回された後、磁気テープ(100)はスラントガイ
ド(6),ガイドローラ(5),固定ヘツド(11)等を
経由して、キヤプスタンシヤフト(12)とピンチローラ
(13)との間にはさまれて、一定速度のテープ走行を実
現するように駆動される。その後は、磁気テープ(10
0)は巻取リール(2)に巻取られることになる。
テープ(100)は供給リール(1)から磁気テープ走行
ガイド(3),テープ張力制御ガイド(4),消去ヘツ
ド(10),ガイドローラ(5),スラントガイド(6)
を経由して、ドラム(7)に巻回される。所定の巻付け
角で巻回された後、磁気テープ(100)はスラントガイ
ド(6),ガイドローラ(5),固定ヘツド(11)等を
経由して、キヤプスタンシヤフト(12)とピンチローラ
(13)との間にはさまれて、一定速度のテープ走行を実
現するように駆動される。その後は、磁気テープ(10
0)は巻取リール(2)に巻取られることになる。
ヘツド記録開始タイミングはつぎのようにして決定さ
れる。すなわち、モータ(26)の回転により、パルスジ
エネレータ用マグネツト(22a),(22b)がホール素子
(23)と対向する位置に来ると、ホール素子(23)から
パルスジエネレータ出力(36)が発生する。この出力
(36)は遅延回路(37)に与えられ、遅延回路(37)は
一定時間t0後に遅延出力を生じる。この値え出力によつ
てヘツド記録タイミングスイツチ(38)が作動し、パル
スジエネレータ出力(36)が発生してからt0時間後にヘ
ツド(8)が記録を開始する(第11図参照)。
れる。すなわち、モータ(26)の回転により、パルスジ
エネレータ用マグネツト(22a),(22b)がホール素子
(23)と対向する位置に来ると、ホール素子(23)から
パルスジエネレータ出力(36)が発生する。この出力
(36)は遅延回路(37)に与えられ、遅延回路(37)は
一定時間t0後に遅延出力を生じる。この値え出力によつ
てヘツド記録タイミングスイツチ(38)が作動し、パル
スジエネレータ出力(36)が発生してからt0時間後にヘ
ツド(8)が記録を開始する(第11図参照)。
[発明が解決しようとする問題点] ところで、上記のような磁気記録再生装置において
は、ヘツド(8)の位置とパルスジエネレータ用マグネ
ツト(22a),(22b)との相対的な位置関係に関して、
フランジ(18)や回転子(21)の取付けによるバラツキ
が発生する。また、組立時において、第7図に示したよ
うに、ドラム(7)事態によるバラツキ(28)や、磁気
テープ(100)のローデイングに起因するバラツキ(2
9)が発生する。このようなバラツキが生じると、ヘツ
ド(8)の記録タイミングに誤差が生じ、正確な記録動
作ができなくなる。
は、ヘツド(8)の位置とパルスジエネレータ用マグネ
ツト(22a),(22b)との相対的な位置関係に関して、
フランジ(18)や回転子(21)の取付けによるバラツキ
が発生する。また、組立時において、第7図に示したよ
うに、ドラム(7)事態によるバラツキ(28)や、磁気
テープ(100)のローデイングに起因するバラツキ(2
9)が発生する。このようなバラツキが生じると、ヘツ
ド(8)の記録タイミングに誤差が生じ、正確な記録動
作ができなくなる。
このようなバラツキをなくすために、従来のものにあ
つては、遅延回路(37)の遅延時間t0を調整可能にする
か、もしくはドラムモータを含むドラムの組立精度を上
げる方策がとられていたが、前者の場合は遅延回路(3
7)に調整手段を設ける必要があり、それだけコストア
ップになるとともに、調整に手間がかかる。一方、後者
のものでも、組立に高精度が要求される関係上、当然の
ことながら製造コストが高くなるという問題点があつ
た。
つては、遅延回路(37)の遅延時間t0を調整可能にする
か、もしくはドラムモータを含むドラムの組立精度を上
げる方策がとられていたが、前者の場合は遅延回路(3
7)に調整手段を設ける必要があり、それだけコストア
ップになるとともに、調整に手間がかかる。一方、後者
のものでも、組立に高精度が要求される関係上、当然の
ことながら製造コストが高くなるという問題点があつ
た。
この発明は上記のような問題点を解消するためになさ
れたもので、無調整で、かつドラムの組立精度や取付精
度等に左右されない磁気記録再生装置を提供することを
目的としている。
れたもので、無調整で、かつドラムの組立精度や取付精
度等に左右されない磁気記録再生装置を提供することを
目的としている。
[問題点を解決するための手段] この発明に係る磁気記録再生装置は、固定ドラムおよ
び側面の一部にウインドウ部が形成された回転ドラムを
有するドラムと、ウインドウ部内に位置し、回転ドラム
に搭載されたヘツドと、ヘツドの位置を検出するもので
あって、ドラムのリード基準位置から所定の位置に配設
されたヘツド位置検出手段と、ヘツド位置検出手段の出
力を入力してから所定時間経過した後、出力する遅延回
路とを備え、遅延回路の出力に応じてヘツドが磁気テー
プに記録を行うように構成した磁気記録再生装置におい
て、ヘツド位置検出手段は回転ドラムの側面に光を照射
する投光素子および回転ドラムの側面からの反射光を受
光する受光素子を有し、受光素子が受光するウインドウ
部の反射光および回転ドラムの側面の反射光の光量の変
化からヘツドの位置を検出するものである。
び側面の一部にウインドウ部が形成された回転ドラムを
有するドラムと、ウインドウ部内に位置し、回転ドラム
に搭載されたヘツドと、ヘツドの位置を検出するもので
あって、ドラムのリード基準位置から所定の位置に配設
されたヘツド位置検出手段と、ヘツド位置検出手段の出
力を入力してから所定時間経過した後、出力する遅延回
路とを備え、遅延回路の出力に応じてヘツドが磁気テー
プに記録を行うように構成した磁気記録再生装置におい
て、ヘツド位置検出手段は回転ドラムの側面に光を照射
する投光素子および回転ドラムの側面からの反射光を受
光する受光素子を有し、受光素子が受光するウインドウ
部の反射光および回転ドラムの側面の反射光の光量の変
化からヘツドの位置を検出するものである。
また、この発明にかかる磁気記録再生装置において、
ヘツド位置検出手段はホール素子を有し、ヘツドに低周
波の電流を流すことにより生じる磁気出力にもとづいて
ヘツドの位置を検出するものである。
ヘツド位置検出手段はホール素子を有し、ヘツドに低周
波の電流を流すことにより生じる磁気出力にもとづいて
ヘツドの位置を検出するものである。
[作用] この発明に係る磁気記録再生装置のヘツド位置検出手
段は、回転ドラムの側面に光を照射する投光素子および
回転ドラムの側面からの反射光を受光する受光素子を有
し、受光素子が受光する上記ウインドウ部の反射光およ
び回転ドラムの側面の反射光の光量の変化からヘツドの
位置を検出する。
段は、回転ドラムの側面に光を照射する投光素子および
回転ドラムの側面からの反射光を受光する受光素子を有
し、受光素子が受光する上記ウインドウ部の反射光およ
び回転ドラムの側面の反射光の光量の変化からヘツドの
位置を検出する。
また、この発明に係る磁気記録再生装置のヘツド位置
検出手段は、ホール素子を有し、ヘツドに低周波の電流
を流すことにより生じる磁気出力にもとづいてヘツドの
位置を検出する。
検出手段は、ホール素子を有し、ヘツドに低周波の電流
を流すことにより生じる磁気出力にもとづいてヘツドの
位置を検出する。
[実施例] 以下、この発明の一実施例を図面にしたがつて説明す
る。第1図はこの発明にかかる磁気記録再生装置の一実
施例におけるドラム部分を示している。図において、第
7図と同一部分には同一符号を付してその詳細な説明は
省略する。
る。第1図はこの発明にかかる磁気記録再生装置の一実
施例におけるドラム部分を示している。図において、第
7図と同一部分には同一符号を付してその詳細な説明は
省略する。
(45)はヘツドの位置を検出するヘツド位置検出手段
である投受光素子であり、投受光素子(45)は第2図に
示すように、投光素子(46)と受光素子(47)とを備え
ており、投光素子(46)からの光を回転ドラム(16)の
側面に向けて照射し、ヘツド(8)が位置するウィンド
ウ部(48)の反射率と、ウィンドウ部(48)以外のドラ
ム(7)の側面の反射率の差によるドラムの側面の反射
光の光量の変化を受光素子(47)の受光量の変化を検出
することにより、ヘツド(8)の位置を検出する。この
投受光素子(45)は、ドラム(7)のリード基準位置
(32)から所定の位置に配置されている。
である投受光素子であり、投受光素子(45)は第2図に
示すように、投光素子(46)と受光素子(47)とを備え
ており、投光素子(46)からの光を回転ドラム(16)の
側面に向けて照射し、ヘツド(8)が位置するウィンド
ウ部(48)の反射率と、ウィンドウ部(48)以外のドラ
ム(7)の側面の反射率の差によるドラムの側面の反射
光の光量の変化を受光素子(47)の受光量の変化を検出
することにより、ヘツド(8)の位置を検出する。この
投受光素子(45)は、ドラム(7)のリード基準位置
(32)から所定の位置に配置されている。
第1図の(43)は、投受光素子(45)の検出範囲を含
み、ヘツド記録タイミングスイツチ(38)によつてオフ
となつている角度範囲以内の適当な角度A゜、(44)は
投受光素子(45)と記録開始位置とのなす設定角度B
゜、(49)はリード基準位置(32)と記録開始位置との
なす設定角度C゜である。なお、投受光素子(45)の出
力は遅延回路(37)に入力され、遅延回路(37)の遅延
出力はヘツド記録タイミングスイツチ(38)へ与えられ
る。
み、ヘツド記録タイミングスイツチ(38)によつてオフ
となつている角度範囲以内の適当な角度A゜、(44)は
投受光素子(45)と記録開始位置とのなす設定角度B
゜、(49)はリード基準位置(32)と記録開始位置との
なす設定角度C゜である。なお、投受光素子(45)の出
力は遅延回路(37)に入力され、遅延回路(37)の遅延
出力はヘツド記録タイミングスイツチ(38)へ与えられ
る。
以上の構成さらなる磁気記録再生装置においては、リ
ード基準位置(32)からヘツド記録開始位置までは所定
の角度C゜であるから、投受光素子(45)とヘツド記録
開始位置との角度B゜はおのずと一定値となる。したが
つて、投受光素子(45)がヘツド(8)を検出してから
ヘツド記録開始までの時間t0が一定となるから、この時
間t0を遅延回路(37)で設定し、t0経過後にヘツド記録
タイミングスイツチ(38)をオンさせて、ヘツド(8)
の磁気テープ(100)への記録を開始するようにすれ
ば、ヘツド(8)の記録タイミングは常に一定となり、
遅延回路(37)での調整の必要は全くない。
ード基準位置(32)からヘツド記録開始位置までは所定
の角度C゜であるから、投受光素子(45)とヘツド記録
開始位置との角度B゜はおのずと一定値となる。したが
つて、投受光素子(45)がヘツド(8)を検出してから
ヘツド記録開始までの時間t0が一定となるから、この時
間t0を遅延回路(37)で設定し、t0経過後にヘツド記録
タイミングスイツチ(38)をオンさせて、ヘツド(8)
の磁気テープ(100)への記録を開始するようにすれ
ば、ヘツド(8)の記録タイミングは常に一定となり、
遅延回路(37)での調整の必要は全くない。
上記実施例においては、ヘツド(8)の検出を投受光
素子(45)とウインドウ部(48)との組合わせで行なつ
たが、この発明はこれに限らず、たとえば第3図に示す
ように、投受光素子(45)の代わりにホール素子(50)
を、またウインドウ部(48)の代わりにヘツド(8)を
用いることもできる。この場合には、適当な角度A゜
(第1図参照)において、磁気テープ(100)と摺動し
ていない側のヘツド()に低周波電流を流し、その磁気
出力をホール素子(50)により検出するようにすればよ
い。
素子(45)とウインドウ部(48)との組合わせで行なつ
たが、この発明はこれに限らず、たとえば第3図に示す
ように、投受光素子(45)の代わりにホール素子(50)
を、またウインドウ部(48)の代わりにヘツド(8)を
用いることもできる。この場合には、適当な角度A゜
(第1図参照)において、磁気テープ(100)と摺動し
ていない側のヘツド()に低周波電流を流し、その磁気
出力をホール素子(50)により検出するようにすればよ
い。
[発明の効果] この発明に係る磁気記録再生装置によれば、ヘツド位
置検出手段は回転ドラムの側面に光を照射する投光素子
および回転ドラムの側面からの反射光を受光する受光素
子を有し、受光素子が受光する上記ウインドウ部の反射
光および回転ドラムの側面の反射光の光量の変化からヘ
ツドの位置を検出するように構成したのでヘツドの位置
を直接検出できるようになるため、検出精度が高くな
り、かつ検出精度はドラムの組立精度に依存しなくなる
とともに、ヘツド位置検出手段とヘツドとが長時間近接
した状態にあってもヘツドが帯磁することはなく、記録
時における雑音の影響は少ない。
置検出手段は回転ドラムの側面に光を照射する投光素子
および回転ドラムの側面からの反射光を受光する受光素
子を有し、受光素子が受光する上記ウインドウ部の反射
光および回転ドラムの側面の反射光の光量の変化からヘ
ツドの位置を検出するように構成したのでヘツドの位置
を直接検出できるようになるため、検出精度が高くな
り、かつ検出精度はドラムの組立精度に依存しなくなる
とともに、ヘツド位置検出手段とヘツドとが長時間近接
した状態にあってもヘツドが帯磁することはなく、記録
時における雑音の影響は少ない。
また、この発明に係る磁気記録再生装置によれば、ヘ
ツド位置検出手段はホール素子を有し、ヘツドに低周波
の電流を流すことにより生じる磁気出力にもとづいてヘ
ツドの位置を検出するように構成したのでヘツドの位置
を直接検出できるようになるため、検出精度が高くな
り、かつ検出精度はドラムの組立精度に依存しなくなる
とともに、ヘツド位置検出手段とヘツドとが長時間近接
した状態にあってもヘツドが帯磁することが少なく、記
録時における雑音の影響は少ない。
ツド位置検出手段はホール素子を有し、ヘツドに低周波
の電流を流すことにより生じる磁気出力にもとづいてヘ
ツドの位置を検出するように構成したのでヘツドの位置
を直接検出できるようになるため、検出精度が高くな
り、かつ検出精度はドラムの組立精度に依存しなくなる
とともに、ヘツド位置検出手段とヘツドとが長時間近接
した状態にあってもヘツドが帯磁することが少なく、記
録時における雑音の影響は少ない。
第1図はこの発明の磁気記録再生装置の一実施例におけ
るドラム部分を示す平面図、第2図は第1図の側面図、
第3図はこの発明の他の実施例におけるドラム部分を示
す側面図、第4図は一般的な回転式磁気記録再生装置の
構造を示す斜視図、第5図はドラムの外観図、第6図は
ドラムの断面図、第7図は従来の磁気記録再生装置にお
けるドラム部分を示す平面図、第8図は第7図のA方向
からの正面図、第9図は磁気テープに記録されたトラツ
クパターンを示す図、第10図は従来の磁気記録再生装置
におけるヘツド記録タイミング設定のためのブロツク
図、第11図は第10図のタイミングチヤートである。 (7)……ドラム、(8)……ヘツド、(16)……回転
ドラム、(17)……固定ドラム、(37)……遅延回路、
(38)……ヘツド記録タイミングスイツチ、(45)……
投受光素子、(48)……ウインドウ部、(50)……ホー
ル素子。 なお、図中、同一符号は同一または相当部分を示す。
るドラム部分を示す平面図、第2図は第1図の側面図、
第3図はこの発明の他の実施例におけるドラム部分を示
す側面図、第4図は一般的な回転式磁気記録再生装置の
構造を示す斜視図、第5図はドラムの外観図、第6図は
ドラムの断面図、第7図は従来の磁気記録再生装置にお
けるドラム部分を示す平面図、第8図は第7図のA方向
からの正面図、第9図は磁気テープに記録されたトラツ
クパターンを示す図、第10図は従来の磁気記録再生装置
におけるヘツド記録タイミング設定のためのブロツク
図、第11図は第10図のタイミングチヤートである。 (7)……ドラム、(8)……ヘツド、(16)……回転
ドラム、(17)……固定ドラム、(37)……遅延回路、
(38)……ヘツド記録タイミングスイツチ、(45)……
投受光素子、(48)……ウインドウ部、(50)……ホー
ル素子。 なお、図中、同一符号は同一または相当部分を示す。
Claims (2)
- 【請求項1】固定ドラムおよび側面の一部にウインドウ
部が形成された回転ドラムを有するドラムと、 上記ウインドウ部内に位置し、上記回転ドラムに搭載さ
れたヘツドと、 上記ヘツドの位置を検出するものであつて、上記ドラム
のリード基準位置から所定の位置に配設されたヘツド位
置検出手段と、 上記ヘツド位置検出手段の出力を入力してから所定時間
経過した後、出力する遅延回路とを備え、 上記遅延回路の出力に応じて上記ヘツドが磁気テープに
記録を行うように構成した磁気記録再生装置において、 上記ヘツド位置検出手段は上記回転ドラムの側面に光を
照射する投光素子および上記回転ドラムの側面からの反
射光を受光する受光素子を有し、上記受光素子が受光す
る上記ウインドウ部の反射光および上記回転ドラムの側
面の反射光の光量の変化から上記ヘツドの位置を検出す
ることを特徴とする磁気記録再生装置。 - 【請求項2】ヘツド位置検出手段はホール素子を有し、
ヘツドに低周波の電流を流すことにより生じる磁気出力
にもとづいて上記ヘツドの位置を検出することを特徴と
する特許請求の範囲第1項記載の磁気記録再生装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP61222501A JP2623540B2 (ja) | 1986-09-18 | 1986-09-18 | 磁気記録再生装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP61222501A JP2623540B2 (ja) | 1986-09-18 | 1986-09-18 | 磁気記録再生装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS6376101A JPS6376101A (ja) | 1988-04-06 |
JP2623540B2 true JP2623540B2 (ja) | 1997-06-25 |
Family
ID=16783418
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP61222501A Expired - Lifetime JP2623540B2 (ja) | 1986-09-18 | 1986-09-18 | 磁気記録再生装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2623540B2 (ja) |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US6868150B1 (en) | 1990-01-03 | 2005-03-15 | Morris Reese | Method for use with caller ID system |
US6970544B1 (en) | 1990-01-03 | 2005-11-29 | Morris Reese | Method and apparatus for caller ID system |
Family Cites Families (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS629555Y2 (ja) * | 1980-08-20 | 1987-03-05 |
-
1986
- 1986-09-18 JP JP61222501A patent/JP2623540B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS6376101A (ja) | 1988-04-06 |
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