JP2621843B2 - ２トラック２プログラム記録再生装置及び再生方法 - Google Patents
２トラック２プログラム記録再生装置及び再生方法Info
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- JP2621843B2 JP2621843B2 JP12528691A JP12528691A JP2621843B2 JP 2621843 B2 JP2621843 B2 JP 2621843B2 JP 12528691 A JP12528691 A JP 12528691A JP 12528691 A JP12528691 A JP 12528691A JP 2621843 B2 JP2621843 B2 JP 2621843B2
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- Japan
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- pair
- head
- magnetic
- track
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- Expired - Lifetime
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Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明はヘリカル走査方式で複数
のプログラムを同時にテープに記録する磁気記録再生装
置及びこの記録再生装置を用いた再生方法に関する。
のプログラムを同時にテープに記録する磁気記録再生装
置及びこの記録再生装置を用いた再生方法に関する。
【０００２】
【従来の技術】磁気テープの隣接する２つのトラックに
異なるプログラムを記録する方式として、特開昭５９−
１０４７０３号公報に開示されるものがある。この方式
は回転ドラムの直径方向に一対の逆アジマスの第１、第
２ヘッドと一対の逆アジマスの第３、第４ヘッドを設
け、第１、第３ヘッド及び第２、第４ヘッドをそれぞれ
逆アジマスとし、一のプログラムについては第１、第２
ヘッドで記録し、他のプログラムについては第３、第４
ヘッドで記録するようにしたものである。
異なるプログラムを記録する方式として、特開昭５９−
１０４７０３号公報に開示されるものがある。この方式
は回転ドラムの直径方向に一対の逆アジマスの第１、第
２ヘッドと一対の逆アジマスの第３、第４ヘッドを設
け、第１、第３ヘッド及び第２、第４ヘッドをそれぞれ
逆アジマスとし、一のプログラムについては第１、第２
ヘッドで記録し、他のプログラムについては第３、第４
ヘッドで記録するようにしたものである。
【０００３】上記の記録方式で記録された磁気テープを
２ヘッドの再生装置で再生すると、トレースのパターン
に関係なく別のプログラムを再生するので互換性がなく
なってしまうという不利があった。
２ヘッドの再生装置で再生すると、トレースのパターン
に関係なく別のプログラムを再生するので互換性がなく
なってしまうという不利があった。
【０００４】そこで、本出願人は先に図７に示すように
トラックＡ１、Ｂ１については同一アジマスの２つの磁
気ヘッドで、トラックＡ２、Ｂ２については前記とは別
の同一アジマスの２つの磁気ヘッドで記録する方式を提
案した。
トラックＡ１、Ｂ１については同一アジマスの２つの磁
気ヘッドで、トラックＡ２、Ｂ２については前記とは別
の同一アジマスの２つの磁気ヘッドで記録する方式を提
案した。
【０００５】
【発明が解決しようとする課題】図７に示した記録方式
で記録された磁気テープを変速再生すると、１つの磁気
ヘッドで２つのプログラムの再生信号をピックアップす
るため、１つの画面内に２つのプログラムが交互に出力
されてしまう。
で記録された磁気テープを変速再生すると、１つの磁気
ヘッドで２つのプログラムの再生信号をピックアップす
るため、１つの画面内に２つのプログラムが交互に出力
されてしまう。
【０００６】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決すべく本
発明は、２トラック２プログラム記録再生装置として第
１、第２及び第３のペアヘッドを設け、各ペアヘッドを
一対の磁気ヘッドで構成し、この一対の磁気ヘッドを回
転ドラムの直径方向に配置するとともに逆アジマスと
し、更に各磁気ヘッドを回転ドラムの軸方向を基準とし
て同一高さに設け、前記第１及び第２のペアヘッドを構
成する磁気ヘッドは周方向に９０°離間して配置し且つ
その幅はトラックの幅と略等しくし、また前記第３のペ
アヘッドを構成する磁気ヘッドは第１及び第２のペアヘ
ッドを構成する磁気ヘッドの中間に配置し且つその幅は
２本のトラックを合わせた幅と略等しくした。
発明は、２トラック２プログラム記録再生装置として第
１、第２及び第３のペアヘッドを設け、各ペアヘッドを
一対の磁気ヘッドで構成し、この一対の磁気ヘッドを回
転ドラムの直径方向に配置するとともに逆アジマスと
し、更に各磁気ヘッドを回転ドラムの軸方向を基準とし
て同一高さに設け、前記第１及び第２のペアヘッドを構
成する磁気ヘッドは周方向に９０°離間して配置し且つ
その幅はトラックの幅と略等しくし、また前記第３のペ
アヘッドを構成する磁気ヘッドは第１及び第２のペアヘ
ッドを構成する磁気ヘッドの中間に配置し且つその幅は
２本のトラックを合わせた幅と略等しくした。
【０００７】
【作用】第１、第２及び第３のペアヘッドによってピッ
クアップされた再生ＦＭ信号から特定のプログラムの信
号を選択し、これら選択した信号を合わせて特定のプロ
グラムの信号として出力する
クアップされた再生ＦＭ信号から特定のプログラムの信
号を選択し、これら選択した信号を合わせて特定のプロ
グラムの信号として出力する
【０００８】
【実施例】以下に本発明の実施例を添付図面に基づいて
説明する。ここで図１は本発明に係る記録再生装置のヘ
ッド部の模式図、図２は同記録再生装置の磁気ヘッドの
間隔とアジマスの向きを示す図、図３は５倍速フォワー
ドサーチ時のテープパターンの模式図である。
説明する。ここで図１は本発明に係る記録再生装置のヘ
ッド部の模式図、図２は同記録再生装置の磁気ヘッドの
間隔とアジマスの向きを示す図、図３は５倍速フォワー
ドサーチ時のテープパターンの模式図である。
【０００９】本発明の記録再生装置は第１のペアヘッド
ＡＨ、第２のペアヘッドＢＨ及び第３のペアヘッドＣＨ
を備えている。そして、第１のペアヘッドＡＨは回転ド
ラムＤの直径方向に対をなす逆アジマスの一対の磁気ヘ
ッドＡＨ１，ＡＨ２からなり、第２のペアヘッドＢＨは
同じく対をなす逆アジマスの磁気ヘッドＢＨ１，ＢＨ２
からなり、第３のペアヘッドＣＨも対をなす逆アジマス
の磁気ヘッドＣＨ１，ＣＨ２からなる。
ＡＨ、第２のペアヘッドＢＨ及び第３のペアヘッドＣＨ
を備えている。そして、第１のペアヘッドＡＨは回転ド
ラムＤの直径方向に対をなす逆アジマスの一対の磁気ヘ
ッドＡＨ１，ＡＨ２からなり、第２のペアヘッドＢＨは
同じく対をなす逆アジマスの磁気ヘッドＢＨ１，ＢＨ２
からなり、第３のペアヘッドＣＨも対をなす逆アジマス
の磁気ヘッドＣＨ１，ＣＨ２からなる。
【００１０】また前記各磁気ヘッドは回転ドラムＤの軸
方向を基準として同一高さに設けられ、第１及び第２の
ペアヘッドＡＨ，ＢＨを構成する磁気ヘッドＡＨ１，Ａ
Ｈ２，ＢＨ１，ＢＨ２は周方向に９０°離間して配置さ
れ且つその幅はトラックの幅と略等しくされ、また前記
第３のペアヘッドＣＨを構成する磁気ヘッドＣＨ１，Ｃ
Ｈ２は第１及び第２のペアヘッドを構成する磁気ヘッド
の中間（４５°）に配置され且つその幅は２本のトラッ
クを合わせた幅と略等しくされている。そして、回転ド
ラムＤの径を挟んで一方の側の磁気ヘッドＡＨ１，ＢＨ
１，ＣＨ１はアジマスの向きを同じにし、他方の側の磁
気ヘッドＡＨ２，ＢＨ２，ＣＨ２もアジマスの向きを同
じにしている。
方向を基準として同一高さに設けられ、第１及び第２の
ペアヘッドＡＨ，ＢＨを構成する磁気ヘッドＡＨ１，Ａ
Ｈ２，ＢＨ１，ＢＨ２は周方向に９０°離間して配置さ
れ且つその幅はトラックの幅と略等しくされ、また前記
第３のペアヘッドＣＨを構成する磁気ヘッドＣＨ１，Ｃ
Ｈ２は第１及び第２のペアヘッドを構成する磁気ヘッド
の中間（４５°）に配置され且つその幅は２本のトラッ
クを合わせた幅と略等しくされている。そして、回転ド
ラムＤの径を挟んで一方の側の磁気ヘッドＡＨ１，ＢＨ
１，ＣＨ１はアジマスの向きを同じにし、他方の側の磁
気ヘッドＡＨ２，ＢＨ２，ＣＨ２もアジマスの向きを同
じにしている。
【００１１】一方、磁気テープＴには図３に示すように
同一アジマスの記録トラックＡ１，Ｂ１が、またこれら
とは逆アジマスの記録トラックＡ２，Ｂ２がガードバン
ドＧＢを挟んで設けられ、トラックＡ１には磁気ヘッド
ＡＨ１でプログラムＡが記録され、トラックＢ１には磁
気ヘッドＢＨ１でプログラムＢが記録され、トラックＡ
２には磁気ヘッドＡＨ２でプログラムＡが記録され、ト
ラックＢ２には磁気ヘッドＢＨ２でプログラムＢが記録
されている。
同一アジマスの記録トラックＡ１，Ｂ１が、またこれら
とは逆アジマスの記録トラックＡ２，Ｂ２がガードバン
ドＧＢを挟んで設けられ、トラックＡ１には磁気ヘッド
ＡＨ１でプログラムＡが記録され、トラックＢ１には磁
気ヘッドＢＨ１でプログラムＢが記録され、トラックＡ
２には磁気ヘッドＡＨ２でプログラムＡが記録され、ト
ラックＢ２には磁気ヘッドＢＨ２でプログラムＢが記録
されている。
【００１２】以上において、変速再生時には再生ＦＭ信
号は同一アジマスのトラックＡ１，Ｂ１から逆アジマス
の記録トラックＡ２，Ｂ２へとトレースされたものが出
力され、フォワードサーチではＡ信号が先行して再生さ
れ、リバースサーチではＢ信号が先行して再生される。
号は同一アジマスのトラックＡ１，Ｂ１から逆アジマス
の記録トラックＡ２，Ｂ２へとトレースされたものが出
力され、フォワードサーチではＡ信号が先行して再生さ
れ、リバースサーチではＢ信号が先行して再生される。
【００１３】次に変速再生の回路図である図４及び変速
再生のタイムチャートである図５を参照して動作を説明
する。
再生のタイムチャートである図５を参照して動作を説明
する。
【００１４】先ず、第１のペアヘッドＡＨによってピッ
クアップされた再生ＦＭ信号ａはエンベロープディテク
タ１によりエンベロープが取り出され、次いで２プログ
ラムディテクトパルスジェネレータ２によりパルスが検
出され、Ａ／Ｂセパレータ３で再生ＦＭ信号ａ中のプロ
グラムＡとＢが分離される。ここまでを図５の（ａ）〜
（ｆ）で示している。
クアップされた再生ＦＭ信号ａはエンベロープディテク
タ１によりエンベロープが取り出され、次いで２プログ
ラムディテクトパルスジェネレータ２によりパルスが検
出され、Ａ／Ｂセパレータ３で再生ＦＭ信号ａ中のプロ
グラムＡとＢが分離される。ここまでを図５の（ａ）〜
（ｆ）で示している。
【００１５】また、第２のペアヘッドＢＨによってピッ
クアップされた再生ＦＭ信号ｇも同様にしてエンベロー
プディテクタ１によりエンベロープが取り出され、次い
で２プログラムディテクトパルスジェネレータ２により
パルスが検出され、Ａ／Ｂセパレータ３で再生ＦＭ信号
ｇ中のプログラムＡとＢが分離される。ここまでを図５
の（ｇ）〜（ｉ）で示している。
クアップされた再生ＦＭ信号ｇも同様にしてエンベロー
プディテクタ１によりエンベロープが取り出され、次い
で２プログラムディテクトパルスジェネレータ２により
パルスが検出され、Ａ／Ｂセパレータ３で再生ＦＭ信号
ｇ中のプログラムＡとＢが分離される。ここまでを図５
の（ｇ）〜（ｉ）で示している。
【００１６】更に、第３のペアヘッドＣＨによってピッ
クアップされた再生ＦＭ信号ｊは、ノア回路を組込んだ
２プログラムディテクトパルスジェネレータ４によりパ
ルスが検出され、Ａ／Ｂセパレータ３で再生ＦＭ信号ｊ
中のプログラムＡとＢが分離される。ここまでを図５の
（ｊ）〜（ｎ）で示している。
クアップされた再生ＦＭ信号ｊは、ノア回路を組込んだ
２プログラムディテクトパルスジェネレータ４によりパ
ルスが検出され、Ａ／Ｂセパレータ３で再生ＦＭ信号ｊ
中のプログラムＡとＢが分離される。ここまでを図５の
（ｊ）〜（ｎ）で示している。
【００１７】この後、利用者によって操作されるＡ／Ｂ
セレクトスイッチ５によりプログラムＡまたはＢが図６
に示すような割当てで１つの画面に出力される。この図
からも分るようにペアヘッドＣＨはペアヘッドＡＨ及び
ＢＨによって再生されない部分を再生する役目を果す。
セレクトスイッチ５によりプログラムＡまたはＢが図６
に示すような割当てで１つの画面に出力される。この図
からも分るようにペアヘッドＣＨはペアヘッドＡＨ及び
ＢＨによって再生されない部分を再生する役目を果す。
【００１８】
【発明の効果】以上に説明したように本発明によれば、
異なるプログラムを同一アジマスの２つの磁気ヘッドを
用いて隣接する２つのトラックに記録したテープを変速
再生するにあたり、１画面内に２プログラムが出力され
ることがない。
異なるプログラムを同一アジマスの２つの磁気ヘッドを
用いて隣接する２つのトラックに記録したテープを変速
再生するにあたり、１画面内に２プログラムが出力され
ることがない。
【００１９】また、第１及び第２のペアヘッドを２トラ
ック用に、また第１及び第２のペアヘッドを構成する磁
気ヘッドの一方を長時間モード用に、更に第３のペアヘ
ッドを標準モード用に兼用すれば、特殊再生用のヘッド
の増設が不要となるばかりでなく、３モードの記録再生
が可能になる。
ック用に、また第１及び第２のペアヘッドを構成する磁
気ヘッドの一方を長時間モード用に、更に第３のペアヘ
ッドを標準モード用に兼用すれば、特殊再生用のヘッド
の増設が不要となるばかりでなく、３モードの記録再生
が可能になる。
【図１】本発明に係る記録再生装置のヘッド部の模式図
【図２】同記録再生装置の磁気ヘッドの間隔とアジマス
の向きを示す図
の向きを示す図
【図３】変速再生時のテープパターンの模式図
【図４】変速再生の回路図
【図５】変速再生のタイムチャート
【図６】画面割当ての模式図
【図７】本出願人が先に提案したテープパターンの模式
図
図
１…エンベロープディテクタ、２、４…２プログラムデ
ィテクトパルスジェネレータ、３…Ａ／Ｂセパレータ、
Ａ，Ａ１，Ａ２，Ｂ，Ｂ１，Ｂ２…プログラム、ＡＨ…
第１のペアヘッド、ＡＨ１，ＡＨ２，ＢＨ１，ＢＨ２，
ＣＨ１，ＣＨ２…各ペア
ィテクトパルスジェネレータ、３…Ａ／Ｂセパレータ、
Ａ，Ａ１，Ａ２，Ｂ，Ｂ１，Ｂ２…プログラム、ＡＨ…
第１のペアヘッド、ＡＨ１，ＡＨ２，ＢＨ１，ＢＨ２，
ＣＨ１，ＣＨ２…各ペア
Claims (3)
- 【請求項１】 磁気テープの隣接する２つのトラックに
異なるプログラムを記録したり再生する装置において、
この装置は第１、第２及び第３のペアヘッドを備え、各
ペアヘッドは回転ドラムの直径方向に配置されるととも
に逆アジマスの一対の磁気ヘッドから構成され、各磁気
ヘッドは回転ドラムの軸方向を基準として同一高さに設
けられ、前記第１及び第２のペアヘッドを構成する磁気
ヘッドは周方向に９０°離間して配置され且つその幅は
トラックの幅と略等しくされ、また前記第３のペアヘッ
ドを構成する磁気ヘッドは第１及び第２のペアヘッドを
構成する磁気ヘッドの中間に配置され且つその幅は２本
のトラックを合わせた幅と略等しくされていることを特
徴とする２トラック２プログラム記録再生装置。 - 【請求項２】 前記第１及び第２のペアヘッドを構成す
る磁気ヘッドのうち片方の磁気ヘッドを長時間記録再生
用とし、前記第３のペアヘッドを構成する磁気ヘッドを
標準モード用としたことを特徴とする請求項１に記載の
２トラック２プログラム記録再生装置。 - 【請求項３】 請求項１に記載した再生装置を用いた変
速再生方法において、第１、第２及び第３のペアヘッド
によってピックアップされた再生ＦＭ信号から特定のプ
ログラムの信号を選択し、これら選択した信号を合わせ
て特定のプログラムの信号として出力するようにしたこ
とを特徴とする２トラック２プログラム再生方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP12528691A JP2621843B2 (ja) | 1991-04-26 | 1991-04-26 | ２トラック２プログラム記録再生装置及び再生方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP12528691A JP2621843B2 (ja) | 1991-04-26 | 1991-04-26 | ２トラック２プログラム記録再生装置及び再生方法 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH04328314A JPH04328314A (ja) | 1992-11-17 |
| JP2621843B2 true JP2621843B2 (ja) | 1997-06-18 |
Family
ID=14906320
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP12528691A Expired - Lifetime JP2621843B2 (ja) | 1991-04-26 | 1991-04-26 | ２トラック２プログラム記録再生装置及び再生方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2621843B2 (ja) |
-
1991
- 1991-04-26 JP JP12528691A patent/JP2621843B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH04328314A (ja) | 1992-11-17 |
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