JPH0697552B2 - 磁気記録再生装置 - Google Patents
磁気記録再生装置Info
- Publication number
- JPH0697552B2 JPH0697552B2 JP12466087A JP12466087A JPH0697552B2 JP H0697552 B2 JPH0697552 B2 JP H0697552B2 JP 12466087 A JP12466087 A JP 12466087A JP 12466087 A JP12466087 A JP 12466087A JP H0697552 B2 JPH0697552 B2 JP H0697552B2
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- JP
- Japan
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- recording
- head
- signal
- drum
- reproducing
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Description
【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] この発明は情報を記録しながら、同時に再生するように
構成された、いわゆる同時モニタ機能を有する磁気記録
再生装置に関するものである。
構成された、いわゆる同時モニタ機能を有する磁気記録
再生装置に関するものである。
[従来の技術] 第3図は従来の磁気記録再生装置の回転ドラムに取り付
けられている回転ヘツドの配置と、磁気テープの巻付位
置とを示す平面図で、(1)は直径30mmの回転ドラム
(以下、「ドラム」という)、(2)はドラム(1)の
外周に、巻付角90゜で巻き付けられている磁気テープ、
ARはドラム(1)に取り付けられたプラスのアジマス角
を有する記録ヘツド、APは記録ヘツドARで磁気テープ
(2)に記録したトラツクの信号を再生する同じプラス
のアジマス角を有する再生ヘツド、BRはマイナスのアジ
マス角度を有する記録ヘツド、BPは記録ヘツドBRで磁気
テープ(2)に記録した信号を再生する同じマイナスの
アジマス角度を有する再生ヘツドで、記録ヘツドAR,BR
は、ドラム(1)の回転軸(図示せず)をはさむ180度
はなれた位置に取り付けられており、再生ヘツドAPは記
録ヘツドARよりドラム(1)の回転方向からみて、90度
おくれた位置に、また、再生ヘツドBPは、記録ヘツドBR
より90度おくれた位置にそれぞれ取り付けられている。
けられている回転ヘツドの配置と、磁気テープの巻付位
置とを示す平面図で、(1)は直径30mmの回転ドラム
(以下、「ドラム」という)、(2)はドラム(1)の
外周に、巻付角90゜で巻き付けられている磁気テープ、
ARはドラム(1)に取り付けられたプラスのアジマス角
を有する記録ヘツド、APは記録ヘツドARで磁気テープ
(2)に記録したトラツクの信号を再生する同じプラス
のアジマス角を有する再生ヘツド、BRはマイナスのアジ
マス角度を有する記録ヘツド、BPは記録ヘツドBRで磁気
テープ(2)に記録した信号を再生する同じマイナスの
アジマス角度を有する再生ヘツドで、記録ヘツドAR,BR
は、ドラム(1)の回転軸(図示せず)をはさむ180度
はなれた位置に取り付けられており、再生ヘツドAPは記
録ヘツドARよりドラム(1)の回転方向からみて、90度
おくれた位置に、また、再生ヘツドBPは、記録ヘツドBR
より90度おくれた位置にそれぞれ取り付けられている。
第4図はこの従来例の記録・再生系のブロツク回路図、
第5図はそのタイミング図である。図において、(3)
は入力信号a(第5図(a)図示)をいつたん書き込
み、時間軸を圧縮した信号b(第5図(b)図示)とし
て読み出すメモリで、信号bが記録ヘツドAR,またはBR
で磁気テープ(2)に、交互に記録される。この磁気テ
ープ(2)に記録された信号bは、再生ヘツドAP,また
はBPによつて交互に再生される。この記録・再生動作
は、ドラム(1)の1/4回転(90゜)ごとに切換わり、
(ARにより記録)→(APによる再生)→(BRによる記
録)→(BPによる再生)→(ARによる記録)→という順
序で繰り返される。メモリ(4)は再生信号c(第5図
(c)図示)をいつたん書き込み、時間軸を伸長した信
号d(第5図(d)図示)として読み出す。この結果、
再生信号は入力信号に対して回転ドラム(1)の2回転
周期分は遅れているが、記録信号をほぼ同時に磁気テー
プ(2)を介した信号としてモニタすることができる。
第5図中、A0〜A3はプラスアジマス角の記録,再生ヘツ
ドAR,APで記録,再生される信号区分を示し、B0〜B3は
同じくマイナスアジマス角の記録,再生ヘツドBR,BPで
記録,再生される信号区分を表わしている。
第5図はそのタイミング図である。図において、(3)
は入力信号a(第5図(a)図示)をいつたん書き込
み、時間軸を圧縮した信号b(第5図(b)図示)とし
て読み出すメモリで、信号bが記録ヘツドAR,またはBR
で磁気テープ(2)に、交互に記録される。この磁気テ
ープ(2)に記録された信号bは、再生ヘツドAP,また
はBPによつて交互に再生される。この記録・再生動作
は、ドラム(1)の1/4回転(90゜)ごとに切換わり、
(ARにより記録)→(APによる再生)→(BRによる記
録)→(BPによる再生)→(ARによる記録)→という順
序で繰り返される。メモリ(4)は再生信号c(第5図
(c)図示)をいつたん書き込み、時間軸を伸長した信
号d(第5図(d)図示)として読み出す。この結果、
再生信号は入力信号に対して回転ドラム(1)の2回転
周期分は遅れているが、記録信号をほぼ同時に磁気テー
プ(2)を介した信号としてモニタすることができる。
第5図中、A0〜A3はプラスアジマス角の記録,再生ヘツ
ドAR,APで記録,再生される信号区分を示し、B0〜B3は
同じくマイナスアジマス角の記録,再生ヘツドBR,BPで
記録,再生される信号区分を表わしている。
なお、磁気テープ(2)に記録される信号(b)には、
デイジタル信号を記録するために必要なマージン信号が
含まれており、メモリ(3)による時間軸圧縮は、記録
上、必要な圧縮率でもつてなされているものとする。
デイジタル信号を記録するために必要なマージン信号が
含まれており、メモリ(3)による時間軸圧縮は、記録
上、必要な圧縮率でもつてなされているものとする。
[発明が解決しようとする問題点] 従来の磁気記録再性装置は以上のように構成されてお
り、たとえば、システムの小形化を図るために、ドラム
(1)の直径を半分(15mm)にした場合、磁気テープ
(2)に記録される信号のトラツクフオーマツトを第3
図に示した従来のドラム径(30mm)で記録されたものと
同一とするためには、第6図に示すように、磁気テープ
(2)の巻付角を180度にする必要がある。この場合、
ドラム(1)の直径が1/2となるため、ドラム(1)の
周速、つまり、回転ヘツドと、記録(再生)トラツクと
の相対速度が1/2に下がるので、記録波長を従来と同一
にするために、記録レートも1/2に下げられる。その結
果、記録・再生のタイミングは、第7図に示すように、
記録トラツク長の1/2の期間は、記録しながら同時に再
生しなければならない状態が生じる。なお、一般に回転
ヘツドにより信号を磁気テープに記録・再生する場合、
記録・再生アンプとの間にロータリートランスを介して
信号の伝送が行なわれる。このロータリートランスは、
巻溝が形成されている平板上のフエライトなどのコア材
にコイルを巻回してなる平板形コイルを、回転ヘツドを
取り付けたアツパードラム側と、アンプに接続されるロ
アードラム側とに対向して設け、エアーギヤツプを介し
て信号が伝送出来るようにしたものである。従来の装置
の場合は、回転ヘツドが4ケ設けられているので、一枚
の平板状のコア材の上に4ヘツド分のコイルが巻かれて
いる。その為、コイル間の距離が充分とれないので、ク
ロストーク呼ばれるコイル間での信号のもれが発生す
る。このため、記録しながら再生すると、数10mAにもな
る大きな記録信号が、ロータリートランスのクロストー
クにより数10μVの微弱な再生信号に重畳し、正確な再
生信号が得られなくなるという問題点が発生する。
り、たとえば、システムの小形化を図るために、ドラム
(1)の直径を半分(15mm)にした場合、磁気テープ
(2)に記録される信号のトラツクフオーマツトを第3
図に示した従来のドラム径(30mm)で記録されたものと
同一とするためには、第6図に示すように、磁気テープ
(2)の巻付角を180度にする必要がある。この場合、
ドラム(1)の直径が1/2となるため、ドラム(1)の
周速、つまり、回転ヘツドと、記録(再生)トラツクと
の相対速度が1/2に下がるので、記録波長を従来と同一
にするために、記録レートも1/2に下げられる。その結
果、記録・再生のタイミングは、第7図に示すように、
記録トラツク長の1/2の期間は、記録しながら同時に再
生しなければならない状態が生じる。なお、一般に回転
ヘツドにより信号を磁気テープに記録・再生する場合、
記録・再生アンプとの間にロータリートランスを介して
信号の伝送が行なわれる。このロータリートランスは、
巻溝が形成されている平板上のフエライトなどのコア材
にコイルを巻回してなる平板形コイルを、回転ヘツドを
取り付けたアツパードラム側と、アンプに接続されるロ
アードラム側とに対向して設け、エアーギヤツプを介し
て信号が伝送出来るようにしたものである。従来の装置
の場合は、回転ヘツドが4ケ設けられているので、一枚
の平板状のコア材の上に4ヘツド分のコイルが巻かれて
いる。その為、コイル間の距離が充分とれないので、ク
ロストーク呼ばれるコイル間での信号のもれが発生す
る。このため、記録しながら再生すると、数10mAにもな
る大きな記録信号が、ロータリートランスのクロストー
クにより数10μVの微弱な再生信号に重畳し、正確な再
生信号が得られなくなるという問題点が発生する。
この発明は上記のような問題点を解消するためになされ
たもので、磁気テープの巻付角が180度であつても、記
録信号からのクロストークによる再生信号の劣化がな
く、良好な同時モニタが出来る磁気記録再生装置を得る
ことを目的とする。
たもので、磁気テープの巻付角が180度であつても、記
録信号からのクロストークによる再生信号の劣化がな
く、良好な同時モニタが出来る磁気記録再生装置を得る
ことを目的とする。
[問題点を解決するための手段] この発明に係る磁気記録再生装置は、アジマス角の異な
る2つの磁気ヘツドを一体に形成した2個のダブルアジ
マスヘツドを回転ドラムの回転軸をはさむ180゜離れた
位置に設置し、一方のダブルアジマスヘツドの2個の磁
気ヘツドを記録ヘツドとし、他方のダブルアジマスヘツ
ドの2個の磁気ヘツドを再生ヘツドとし、回転ドラムの
1/2回転ごとに記録・再生を行う動作を、2組の記録・
再生ヘツドで1回転ごとに交互に行うように構成したこ
とを特徴とする。
る2つの磁気ヘツドを一体に形成した2個のダブルアジ
マスヘツドを回転ドラムの回転軸をはさむ180゜離れた
位置に設置し、一方のダブルアジマスヘツドの2個の磁
気ヘツドを記録ヘツドとし、他方のダブルアジマスヘツ
ドの2個の磁気ヘツドを再生ヘツドとし、回転ドラムの
1/2回転ごとに記録・再生を行う動作を、2組の記録・
再生ヘツドで1回転ごとに交互に行うように構成したこ
とを特徴とする。
[作用] 2組の記録・再生ヘツドは、それぞれ近接して設けられ
ているので、回転ドラムの1回転ごとに、異なるアジマ
ス角の記録・再生動作を交互に行なつた場合、入力信号
を約1/2に時間軸圧縮して記録し、再生信号をもとの時
間軸に伸長するようにすれば、記録動作期間と、再生動
作期間の重なる期間は、ダブルアジマスヘツドで構成さ
れている2つの磁気ヘツドの間隔に相当する長さとな
る。しかるに、ダブルアジマスヘツドの2つの磁気ヘツ
ドの間隔は、数100μmと小さいので、記録動作期間と
再生動作期間とが重なる期間は短く、また、この重なり
期間は、マージン信号が配置される期間内に収まるの
で、支障を生じない。
ているので、回転ドラムの1回転ごとに、異なるアジマ
ス角の記録・再生動作を交互に行なつた場合、入力信号
を約1/2に時間軸圧縮して記録し、再生信号をもとの時
間軸に伸長するようにすれば、記録動作期間と、再生動
作期間の重なる期間は、ダブルアジマスヘツドで構成さ
れている2つの磁気ヘツドの間隔に相当する長さとな
る。しかるに、ダブルアジマスヘツドの2つの磁気ヘツ
ドの間隔は、数100μmと小さいので、記録動作期間と
再生動作期間とが重なる期間は短く、また、この重なり
期間は、マージン信号が配置される期間内に収まるの
で、支障を生じない。
[発明の実施例] 以下、この発明の一実施例を図について説明する。第1
図において(5),(6)はそれぞれアジマス角がプラ
スとマイナスの2つの磁気ヘツドが一体に形成されてい
るダブルアジマスヘツドで、ドラム(1)に、回転軸を
はさんで対向する180゜離れた位置に取り付けられてお
り、ダブルアジマスヘツド(5)は記録ヘツドAR,BRと
して用いられ、他方のダブルアジマスヘツド(6)は、
それぞれ記録ヘツドAR,BRと180゜離れた位置のヘツドが
再生ヘツドAP,BPとして用いられる。このダブルアジマ
スヘツド(5),(6)の2つの磁気ヘツドARとBR,AP
とBPのヘツド間隔は、数100μmで、この実施例のドラ
ム(1)(直径15mm)の磁気テープ(2)の巻付長15×
π×1/2≒23.5mmに比べ、十分に小さい値である。
図において(5),(6)はそれぞれアジマス角がプラ
スとマイナスの2つの磁気ヘツドが一体に形成されてい
るダブルアジマスヘツドで、ドラム(1)に、回転軸を
はさんで対向する180゜離れた位置に取り付けられてお
り、ダブルアジマスヘツド(5)は記録ヘツドAR,BRと
して用いられ、他方のダブルアジマスヘツド(6)は、
それぞれ記録ヘツドAR,BRと180゜離れた位置のヘツドが
再生ヘツドAP,BPとして用いられる。このダブルアジマ
スヘツド(5),(6)の2つの磁気ヘツドARとBR,AP
とBPのヘツド間隔は、数100μmで、この実施例のドラ
ム(1)(直径15mm)の磁気テープ(2)の巻付長15×
π×1/2≒23.5mmに比べ、十分に小さい値である。
第2図は、この実施例の動作を説明する録再タイミング
図である。
図である。
この実施例のドラム(1)の直径はシステムの小形化を
図るため、第6図に示した従来と同様に、直径15mmであ
る。記録トラック長Lはドラム(1)のリード角が数度
の場合、 にて表わされるから、記録されるトラツク長を第3図の
従来と同一にするため、ドラム(1)への磁気テープ
(2)の巻き付け角は180度になつている。また記録波
長とドラム回転数Nとは、 の関係があり、記録波長を第3図の従来のドラム径(30
mm)のものと同一とするため、ドラム(1)の回転数は
2倍にしている。
図るため、第6図に示した従来と同様に、直径15mmであ
る。記録トラック長Lはドラム(1)のリード角が数度
の場合、 にて表わされるから、記録されるトラツク長を第3図の
従来と同一にするため、ドラム(1)への磁気テープ
(2)の巻き付け角は180度になつている。また記録波
長とドラム回転数Nとは、 の関係があり、記録波長を第3図の従来のドラム径(30
mm)のものと同一とするため、ドラム(1)の回転数は
2倍にしている。
以下、上記パラメータに設定したこの実施例の動作を説
明する。
明する。
ドラム(1)に180度巻き付けられた磁気テープ(2)
に、時間軸を約1/2に圧縮した信号b(第2図(b)図
示)を、記録ヘツドARによりドラム(1)の1/2回転周
期分で磁気テープ(2)に記録する。この信号が、記録
された記録トラツクは、記録ヘツドARと180度離れた位
置に取り付けられている再生ヘツドAPによりドラム
(1)の記録動作につづくつぎの1/2回転周期の間に再
生され、ドラム(1)の1回転の間に記録ヘツドARによ
る記録と、再生ヘツドAPによる再生(第2図(c)図
示)が行なわれる。
に、時間軸を約1/2に圧縮した信号b(第2図(b)図
示)を、記録ヘツドARによりドラム(1)の1/2回転周
期分で磁気テープ(2)に記録する。この信号が、記録
された記録トラツクは、記録ヘツドARと180度離れた位
置に取り付けられている再生ヘツドAPによりドラム
(1)の記録動作につづくつぎの1/2回転周期の間に再
生され、ドラム(1)の1回転の間に記録ヘツドARによ
る記録と、再生ヘツドAPによる再生(第2図(c)図
示)が行なわれる。
次のドラム(1)の1回転周期では、同様に、記録ヘツ
ドBRによる記録と、再生ヘツドBPによる再生とが行なわ
れる。この場合、磁気テープ(2)に記録されるトラツ
クのヘツド走査方向の配列を同一とする為、記録ヘツド
Bに入力される記録信号(第2図(b)図示)のタイミ
ングは、記録ヘツドARに入力される信号(第2図(b)
図示)のタイミングより、(ドラム直径×π×N)/
(記録ヘツドAR,BRの距離)分だけ遅延される。このよ
うにして記録ヘツドAR,BRで記録された信号は、アジマ
ス角度が同一である再生ヘツドAP,BPにより、ドラム
(1)の1/2回転周期の間隔で記録・再生が交互に繰返
えされる。このようにして再生した信号c(第2図
(c)図示)は、第4図に示すメモリ(4)により第2
図(d)に示すように時間軸が伸長された連続する再生
信号dとなつて出力される。
ドBRによる記録と、再生ヘツドBPによる再生とが行なわ
れる。この場合、磁気テープ(2)に記録されるトラツ
クのヘツド走査方向の配列を同一とする為、記録ヘツド
Bに入力される記録信号(第2図(b)図示)のタイミ
ングは、記録ヘツドARに入力される信号(第2図(b)
図示)のタイミングより、(ドラム直径×π×N)/
(記録ヘツドAR,BRの距離)分だけ遅延される。このよ
うにして記録ヘツドAR,BRで記録された信号は、アジマ
ス角度が同一である再生ヘツドAP,BPにより、ドラム
(1)の1/2回転周期の間隔で記録・再生が交互に繰返
えされる。このようにして再生した信号c(第2図
(c)図示)は、第4図に示すメモリ(4)により第2
図(d)に示すように時間軸が伸長された連続する再生
信号dとなつて出力される。
なお、プラスアジマス角の記録・再生ヘツドAR,APと、
マイナスアジマス角のヘツドBR,BPとの選択は、ドラム
(1)の回転検出パルスを2分周した信号(第2図
(e)図示)を発生させ、この信号のLowレベルを記録
ヘツドAR,BR、Highレベルを再生ヘツドAP,BPとして選択
するようにすれば良い。
マイナスアジマス角のヘツドBR,BPとの選択は、ドラム
(1)の回転検出パルスを2分周した信号(第2図
(e)図示)を発生させ、この信号のLowレベルを記録
ヘツドAR,BR、Highレベルを再生ヘツドAP,BPとして選択
するようにすれば良い。
なお、上記動作では、再生ヘツドBPによる再生期間と、
記録ヘツドARによる記録期間、および再生ヘツドAPによ
る再生期間と、記録ヘツドBRによる記録期間とが僅かに
重なるが、この重なる期間は、ダブルアジマスヘツド
(5),(6)の2つの磁気ヘツドの配設間隔に相当す
る僅かな期間であり、この間に再生されている信号は情
報には無関係なマージン信号であるので、再生信号の時
間軸伸長等には何等の支障は生じない。
記録ヘツドARによる記録期間、および再生ヘツドAPによ
る再生期間と、記録ヘツドBRによる記録期間とが僅かに
重なるが、この重なる期間は、ダブルアジマスヘツド
(5),(6)の2つの磁気ヘツドの配設間隔に相当す
る僅かな期間であり、この間に再生されている信号は情
報には無関係なマージン信号であるので、再生信号の時
間軸伸長等には何等の支障は生じない。
[発明の効果] 以上のように、この発明によれば記録ヘツドAR,BR及び
再生ヘツドAP,BPを、それぞれダブルアジマスヘツドで
構成して180度対向する位置に設け、磁気テープの巻付
角を180゜にしてドラムの1/2回転周期ごとに記録・再生
を行うように構成したので、記録動作と再生動作とが実
用上、支障のない重なり時間でもつて交互に行うことが
できるので記録信号がクロストークにより再生信号に重
畳されることがなくなる。その結果、従来の1/2のドラ
ム径であつて、互換性のある記録パターンが得られると
ともに、クロストークのない同時モニタが行える磁気記
録再生装置が得られる効果がある。
再生ヘツドAP,BPを、それぞれダブルアジマスヘツドで
構成して180度対向する位置に設け、磁気テープの巻付
角を180゜にしてドラムの1/2回転周期ごとに記録・再生
を行うように構成したので、記録動作と再生動作とが実
用上、支障のない重なり時間でもつて交互に行うことが
できるので記録信号がクロストークにより再生信号に重
畳されることがなくなる。その結果、従来の1/2のドラ
ム径であつて、互換性のある記録パターンが得られると
ともに、クロストークのない同時モニタが行える磁気記
録再生装置が得られる効果がある。
第1図はこの発明の一実施例の回転ドラムの記録・再生
ヘツドの配置と磁気テープの巻付角との関係を示す平面
図、第2図はこの実施例の動作を説明するためのタイミ
ング図、第3図は従来の磁気記録再生装置の回転ドラム
の記録・再生ヘツドの配置と磁気テープの巻付角との関
係を示す平面図、第4図は従来の記録・再生系の回路
図、第5図はこの従来例のタイミング図、第6図は他の
従来例の回転ドラムの記録・再生ヘツドの配置と磁気テ
ープの巻付角との関係を示す平面図、第7図はこの従来
例のタイミング図である。 (1)……回転ドラム、(2)……磁気テープ、
(5),(6)……ダブルアジマスヘツド、AR,BR……
記録ヘツド、AP,BP……再生ヘツド。 なお、各図中、同一符号は同一または相当部分を示す。
ヘツドの配置と磁気テープの巻付角との関係を示す平面
図、第2図はこの実施例の動作を説明するためのタイミ
ング図、第3図は従来の磁気記録再生装置の回転ドラム
の記録・再生ヘツドの配置と磁気テープの巻付角との関
係を示す平面図、第4図は従来の記録・再生系の回路
図、第5図はこの従来例のタイミング図、第6図は他の
従来例の回転ドラムの記録・再生ヘツドの配置と磁気テ
ープの巻付角との関係を示す平面図、第7図はこの従来
例のタイミング図である。 (1)……回転ドラム、(2)……磁気テープ、
(5),(6)……ダブルアジマスヘツド、AR,BR……
記録ヘツド、AP,BP……再生ヘツド。 なお、各図中、同一符号は同一または相当部分を示す。
Claims (1)
- 【請求項1】回転ドラムと、前記回転ドラムの回転軸を
はさむ180゜離れた位置に配設されているアジマス角が
異なる2つの磁気ヘツドを一体に構成してなる記録用ダ
ブルアジマスヘツドと再生用ダブルアジマスヘツド、上
記回転ドラムの周囲に該180゜巻き付けられて走行する
磁気テープを備え、上記回転ドラムの1/2回転毎に記録
と再生を切り換える手段、記録時、上記回転ドラムの1
回転毎に上記記録用ダブルアジマスヘツドの記録ヘツド
を交互に切り換え、いずれか一方のヘツドで記録する手
段、再生時、上記記録用ダブルアジマスヘツドで半回転
前に記録された同一のアジマス角度の再生ヘツドで上記
記録された信号を再生する手段とを備えたことを特徴と
する磁気記録再生装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP12466087A JPH0697552B2 (ja) | 1987-05-20 | 1987-05-20 | 磁気記録再生装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP12466087A JPH0697552B2 (ja) | 1987-05-20 | 1987-05-20 | 磁気記録再生装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS63288492A JPS63288492A (ja) | 1988-11-25 |
JPH0697552B2 true JPH0697552B2 (ja) | 1994-11-30 |
Family
ID=14890898
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP12466087A Expired - Lifetime JPH0697552B2 (ja) | 1987-05-20 | 1987-05-20 | 磁気記録再生装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0697552B2 (ja) |
Families Citing this family (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0457211A (ja) * | 1990-06-21 | 1992-02-25 | Alps Electric Co Ltd | 磁気記録再生装置 |
JP2693034B2 (ja) * | 1990-10-31 | 1997-12-17 | シャープ株式会社 | 磁気記憶装置 |
DE69712949T2 (de) * | 1996-03-04 | 2003-01-09 | Hitachi, Ltd. | Gerät zur Aufnahme/Wiedergabe von digitalen Signalen |
JP2000020906A (ja) * | 1998-07-07 | 2000-01-21 | Aiwa Co Ltd | 記録装置 |
-
1987
- 1987-05-20 JP JP12466087A patent/JPH0697552B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS63288492A (ja) | 1988-11-25 |
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