JP2621320B2 - クリーニング装置 - Google Patents

クリーニング装置

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JP2621320B2
JP2621320B2 JP7845088A JP7845088A JP2621320B2 JP 2621320 B2 JP2621320 B2 JP 2621320B2 JP 7845088 A JP7845088 A JP 7845088A JP 7845088 A JP7845088 A JP 7845088A JP 2621320 B2 JP2621320 B2 JP 2621320B2
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elastic
toner
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彰仁 池側
裕次 江ノ口
敏哉 夏原
博 水野
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ミノルタ株式会社
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Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] この発明は、像担持体上の残留トナーを除去するため
のクリーニング装置に関する。
[従来の技術] 従来、複写機等の像担持体上の残留トナーを除去する
ためのクリーニング装置は、トナーをかき落すためのゴ
ム等のブレードを像担持体である感光体ドラムに圧接す
ることにより行なうか、シリコンゴム等のローラを感光
体ドラムに圧接して回転することにより行なっている。
これらの方法は構成が比較的に簡単で優れたものである
が、トナーが小粒径化,球径化してくるとトナーが融着
等を起しクリーニング不良を引き起してしまう。
このため、像担持体である感光体ドラムにベルト状の
摺擦部材を一定の幅に渡って摺接するものが提案されて
いる。
例えば、特開昭61−121076号公報のものでは、感光体
ドラムにベルト状摺擦部材を圧接し、それらの接触位置
において感光体ドラムと異なる速度で移動させ、または
停止させて、像担持体面を摺擦することにより像担持体
表面に付着したコロナ生成物のクリーニングを行なうも
のである。また、特開昭62−11883号公報のものは、表
面に残留トナーをかき落すための多数の突起を有するベ
ルト状のクリーニングシートを感光体ドラム面に移動可
能に設け接触させてクリーニングを行なうものである。
[発明が解決しようとする課題] 上述のものは、いずれもベルト状の摺擦部材と像担持
体との接触面積を、押しあて部材の材質や硬度に規制さ
れずに大きくすることができる優れたものである。
ところで、これらのベルト状の摺擦部材を感光体ドラ
ムに押しあてるには、一般に三本のローラに無端状の摺
擦部材を断面が三角形状になるように掛け渡し、その2
本のローラ間を感光体ドラムに押しあてるようにして接
触面積を広くなるように配設しなければならず、どうし
ても大型にならざるを得なかった。
この発明は、このような点に鑑みてなされたもので、
感光体ドラムの側面に配設されるクリーニング装置は小
型で、しかも小粒径トナーにおいても十分にクリーニン
グすることができるクリーニング装置を提供することを
目的とする。
[課題を解決するための手段] この発明では、駆動ローラと、この駆動ローラの周長
より若干長い無端状の薄膜部材と、上記薄膜部材を駆動
ローラに押圧する弾性パッドとからなり、上記駆動ロー
ラに外装され両端を上記弾性パッドにより押圧されて生
じる薄膜部材の弛み部を感光体ドラム面にソフトに接触
させてクリーニングを行なうように形成したことを特徴
とするクリーニング装置である。
[作 用] したがって、感光体ドラム面への接触が極めてソフト
であり傷が入りにくく寿命を延ばすことができる。ま
た、小粒径トナー,球形トナーでも十分にクリーニング
効果を発揮し、高精細現像用トナーのクリーナーとして
最適なものとなる。
[実 施 例] 以下、図面に基づいてこの発明の実施例を説明する。
第1図は、クリーニング装置1の構成を示す断面図で、
矢印a方向に回転駆動する感光体ドラム100の側部に配
設される。弾性駆動ローラ4は、アルミニウム等の導電
性部材上にゴム等の弾性部材が被覆された構成になって
おり、このローラには電源9よりバイアス電圧が印加さ
れている。したがって、上層のゴム弾性部材は適度の導
電性を有するカーボン等を混和して形成したものであ
る。薄膜部材8は、弾性駆動ローラ4の外周長よりもや
や長目の周長を有する無端状のもので、弾性ローラ4に
外装されている。この薄膜部材8はニッケル電鋳法によ
り形成した無端状のクリーニングベルト状部材で、表面
抵抗が101Ω/cm以下のものである。第2図に示すよう
に、弾性駆動ローラ4の支軸4aはケース2の側板2aの軸
受孔7に挿通して支持されるとともに、図示しない駆動
源に連結し、感光体ドラム100と平行に回転駆動され
る。また、弾性駆動ローラ4の両端部は側板2aに形成し
た凹所2bに位置させてあり、この凹所2bと弾性駆動ロー
ラ4に外装されている薄膜部材8との間には、弾性パッ
ド12が密着するように介在させている。この弾性パッド
12は、例えばポリエチレン,ナイロン,テフロンフィル
ムもしくは発泡材の表面にこれらのフィルムを設けたも
のが使用される。そして、ケース2の側板2aの感光体ド
ラム10側の前面2′aは開放されており、この部分には
弾性パッド12は存在しない。
したがって、薄膜部材4と弾性パッド12との接触する
部分は、弾性駆動ローラ4の外周面に接触し、それ以外
の部分、即ち側板2aの前面2′aに位置する部分には、
弾性駆動ローラ4の周長よりもやや長目に形成されてい
る薄膜部材8の余長部分が集まり、弾性駆動ローラ4と
の間に空間部Sを有する弛み部が形成され、この空間部
Sを覆う薄膜部材8の弛み部が形成され、この弛み部が
感光体ドラム100の周面と接触するように支持されてい
る。
なお、弾性パッド12,弾性駆動ローラ4,薄膜部材8,感
光体ドラム100のそれぞれの接触部における摩擦係数
は、弾性駆動ローラ4の外周面と薄膜部材8との動摩擦
係数をμ1,薄膜部材8の外周面と弾性パッド12との動摩
擦係数をμ2,薄膜部材8の外周面と感光体ドラム100と
の動摩擦係数をμとしたとき、μ>μ+μの関
係を満足するものが選択される。
このため、弾性駆動ローラ4が矢印b方向に回転する
と、薄膜部材8は弾性駆動ローラ4との間にスリップを
生じさせることなくこれに従動回転し、空間部Sを覆う
薄膜部材8の弛み部が広いニップ幅をもって感光体ドラ
ム100の表面をソフトに摺擦することになる。
一方、薄膜部材8の弛み部の反対側の弾性駆動ローラ
4と接触する部分の外周にトナー除去用のブレード6が
当接するようにケース2に取り付けられている。このブ
レードにより取り除かれるトナーはケース2の下部に配
設した廃棄トナー搬送管7に吸い込まれて排出されるよ
うに形成されている。
次に、このように構成されたクリーニング装置の動作
を説明する。クリーニング用薄膜部材4は弾性駆動ロー
ラ4の矢印b方向の回転とともに同じく矢印b方向に回
転させられるが、このとき薄膜部材8は弾性駆動ローラ
4より周長が長く、弾性パッド12で押圧されて弛み部が
生じ、この部分を矢印a方向に回転する感光体ドラム10
0の周面と確実なニップ幅をもって接触を行なうことが
できる。この接触は、薄膜部材8が空間部Sを有する弛
み部だけの接触であり、極めてソフトな接触が行なわ
れ、感光体ドラム100の周面に傷を付けることがない。
この接触状態で薄膜部材8には残留トナー5の逆極性の
バイアス電圧が電源9から印加されているので、残留ト
ナー5は第1図に示すように感光体ドラム100の周面か
ら薄膜部材8上に確実に除去されることになる。薄膜部
材8上の残留トナーはトナー除去用ブレード6により薄
膜部材8からかき落され、廃棄トナー搬送管7により図
示しない廃棄ボトルに搬送される。
上記例では、薄膜部材としてニッケル電鋳法により形
成されたものについて説明したが、これはクロムあるい
はアルミニウムでもよく、例えば表面抵抗値が105〜108
Ω/cm有する導電性の樹脂およびポリエチレン等のベー
ス樹脂にアルミニウム等の金属薄膜を積層したシートで
形成してもよい。また、薄膜部材の回転方向は感光体ド
ラムと同方向に回転する例を説明したが、これを逆方向
に回転させてもよく、周速比を大きくした方がクリーニ
ング性はさらに向上したものとなる。
[発明の効果] 以上説明したように、この発明のクリーニング装置
は、一個の弾性駆動ローラで薄膜部材を駆動させるだけ
であるので、小型に形成することができ、駆動力も小さ
くて済む。また、薄膜部材の弛み部をソフトに接触する
だけで確実に残留トナーの除去を行なうことが可能とな
り、感光体ドラムに傷が入りにくく寿命を延ばすことが
できる。小粒径トナー,球形トナーでも十分にクリーニ
ングすることができる。
さらに、薄膜部材の弛み部は許容幅が大きく設計が楽
であり、設置許容幅が拡大される。そして、薄膜部材の
寿命も長く、コンパクトな装置とすることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本発明の実施例を示すクリーニング装置の断
面図、 第2図は、弾性駆動ローラの支持状態を示す斜視図であ
る。 4……駆動ローラ 8……薄膜部材 12……弾性パッド 100……感光体ドラム
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 水野 博 大阪府大阪市東区安土町2丁目30番地 大阪国際ビルミノルタカメラ株式会社内

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】駆動ローラと、この駆動ローラの周長より
    若干長い無端状の薄膜部材と、上記薄膜部材を駆動ロー
    ラに押圧する弾性パッドとからなり、上記駆動ローラに
    外装され両端を上記弾性パッドにより押圧されて生じる
    薄膜部材の弛み部を感光体ドラム面に接触させてクリー
    ニングを行なうように形成したことを特徴とするクリー
    ニング装置。
  2. 【請求項2】薄膜部材として、導電性部材を用いる請求
    項1記載のクリーニング装置。
  3. 【請求項3】薄膜部材に、トナーと逆極性のバイアス電
    圧を印加することを特徴とする請求項1,2記載のクリー
    ニング装置。
JP7845088A 1988-03-30 1988-03-30 クリーニング装置 Expired - Lifetime JP2621320B2 (ja)

Priority Applications (2)

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JP7845088A JP2621320B2 (ja) 1988-03-30 1988-03-30 クリーニング装置
US07/626,242 US5130755A (en) 1988-03-30 1990-12-12 Cleaning device

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JP7845088A JP2621320B2 (ja) 1988-03-30 1988-03-30 クリーニング装置

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JPH01248177A JPH01248177A (ja) 1989-10-03
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JP5379987B2 (ja) * 2008-03-27 2013-12-25 京セラドキュメントソリューションズ株式会社 クリーニング装置及び画像形成装置

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JPH01248177A (ja) 1989-10-03

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