JP2621281B2 - 誘導加熱調理器 - Google Patents

誘導加熱調理器

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JP2621281B2
JP2621281B2 JP63016054A JP1605488A JP2621281B2 JP 2621281 B2 JP2621281 B2 JP 2621281B2 JP 63016054 A JP63016054 A JP 63016054A JP 1605488 A JP1605488 A JP 1605488A JP 2621281 B2 JP2621281 B2 JP 2621281B2
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JP
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heating coil
unit
power supply
temperature
supply unit
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芳生 荻野
純一 宮川
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Panasonic Holdings Corp
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Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は金属性の調理容器を誘導加熱して調理に使用
するための誘導加熱調理器に関する。
従来の技術 従来、この種の誘導加熱調理器は、第5図に示すよう
に、加熱コイル7と加熱コイルに高周波電流を供給する
電源ユニット41は、本体42内に配設され、その本体42の
上部を耐熱性の天板31で覆っていた。また、電源ユニッ
ト41の冷却のため冷却ファン13を本体42内に設けてい
た。
発明が解決しようとする課題 しかし、このような構成のものでは、加熱されている
論理容器からの熱や加熱コイル7の発熱により、比較的
熱に弱い電子回路部品を有する電源ユニット41の冷却の
ために大きな冷却ファン13が必要となり、機器の小型化
や静音化,軽量化の妨げとなっていた。
本発明は上記課題を解決するもので、機器の小型軽量
化および静音化を図ることを目的とする。
課題を解決するための手段 上記目的を達成するために本発明の誘導加熱調理器
は、加熱コイルに高周波電流を供給する静止電力変換装
置を収納する電源ユニットと、被調理物を載置する天板
の下に加4コイル及び温度検出部を収納した加熱コイル
ユニットと、前記温度検出部で得られた信号が異常の場
合に前記加熱コイルへの通電を停止する異常防止部と、
加熱コイルの駆動電流及び前記温度検出部の信号を前記
電源ユニットと加熱コイルユニット間で接続する着脱自
在の可とう性コードとを備え、前記可とう性コードは、
前記温度検出部の信号が遮断され且つ前記加熱コイルの
駆動電流が接続された状態を経て着脱されてなるものと
している。
作用 本発明によれば、加熱コイルの駆動電流及び温度検出
部の信号を電源ユニットと加熱コイルユニット間で接続
する着脱自在の可とう性コードを備え、前記可とう性コ
ードを、前記温度検出部の信号が遮断され且つ前記加熱
コイルの駆動電流が接続された状態を経て着脱する構成
とすることにより、温度検知部が異常な状態で加熱コイ
ルが通電状態となるのを効果的に防止することが可能と
なる。
実 施 例 以下、本発明の一実施例を添付図面に基ずいて説明す
る。
第2図は本発明の一実施例を示す外観図であり、耐熱
性絶縁体の天板31を備えた加熱コイルユニット15と外装
に収納された電源ユニット14が可とう性コード37で接続
されている。
第3図において、商用電源1は電源スイッチ2を介し
て全波整流器3の入力端子に接続され、全波整流器3の
出力端子に平滑コンデンサ4と、チョークコイル5とフ
ィルターコンデンサ6からなるフィルター回路がそれぞ
れ並列に接続されている。また、加熱コイル7と共振コ
ンデンサ8から成る共振回路とダイオード9とトランジ
スタ10の逆並列回路の直列回路がフィルターコンデンサ
6に並列接続されている。制御装置11は全波整流器3の
入力端子に接続された電源トランス12から電源を得て、
トランジスタ17に超可聴周波数の駆動パルスを供給して
加熱コイル7を励振し出力調節用ボリュウム16により出
力を可変する信号をトランジスタ17へ供給する。冷却フ
ァンモータ13は全波整流器3の入力端子に並列に接続さ
れており、電源スイッチ2が投入されるとトランジスタ
10、全波整流器3や制御装置11などの冷却が必要な部品
を空冷する。ここで、加熱コイル7と鍋の温度を検出す
る感温素子36は加熱コイルユニット15に収納されてお
り、一方、外装には上記説明の部品から加熱コイル7と
感温素子36を除いた電気部品が収納されている。
加熱コイルユニット15の構造を第1図aにしたがって
説明する。調理容器30をのせるセラミック製耐熱性絶縁
体の天板31に合成樹脂製のケース32が接着固定され外装
ユニットを形成している。加熱コイル7は合成樹脂製の
支持板33に固定され、ケース32に固定されている。ケー
ス32の一部には通気用の開口部34が設けられており、内
部に熱気がこもるのを防止している。ケース32の底部に
は吸気用の開口部を有した金属板35が取り付けられてお
り、ケース32,耐熱性絶縁体の天板31と共に加熱コイル
ユニット15の外装を成している。鍋の温度を検出する感
温素子36は鍋底の温度に応じて抵抗値が変化するもので
あれば正負いずれの温度係数を有していても差し支えが
なく、天板31の裏面に耐熱性接着剤で固定されている。
ここで、加熱コイル7と感温素子36のリード線は可とう
製コード37により電源ユニットの外装14にある着脱自在
の接続部40を介して共振コンデンサ8と制御装置11に接
続される。制御装置11は感温素子36の抵抗値を検知し、
所定の温度に対する抵抗値に達した時と感温素子36への
配線が断線した時にトランジスタ17への駆動パルスを停
止する。ここで、金属板35はアルミやアルミとの複合ク
ラッドなどの低抵抗の金属板であれば、加熱コイル7か
らの交番磁界をシールドするので加熱コイルユニット15
が鉄板などの金属の上に置かれて使用されても、誤って
その金属が加熱される事がなく安全に使用できる。以
上、ケース32を合成樹脂で説明したが、内部部品との絶
縁性が確保出来れば金属であっても何ら差し支えない。
また、底板35についても、絶縁板の表面を金属または高
透磁率物で覆い、磁気シールドするものであれば特に制
限はない。
次に、電源ユニットの構造を第1図bをもとに説明す
る。絶縁物である外装14aには、底部の開口から冷却フ
ァン13が吸気しトランジスタ10,全波整流器3や制御装
置11(図示せず)などの冷却を必要とする部品が収納さ
れている。ここで、外装14の上部には調理容器30がくる
事はないので、トランジスタ17などの電子部品を上部と
断熱する必要がなく効率良く冷却できる。また、上面で
の煮こぼれや高温の鍋がないので、電源スイッチ2や出
力コントロール16を上面に配置する事ができる。可とう
性コード37は外装14に取り付けられた接続部40を介して
共振コンデンサ8と制御装置11へ接続されている。接続
部40の基本構成はホットプレートや電気式湯沸かしポッ
トなどに広く使用されている着脱式コードと同一である
が、感温素子36への接続の断続を優先する構造であるの
で、その動作を第4図に従って説明する。
外装14aに取り付けられた接続部40には共振コンデン
サ8へ接続される端子a,bと磁石41のそれぞれの磁極に
付けられた鉄板c,dと制御装置11に接続される端子e,fが
出ている。一方、可とう性コード37の先端には端子a,b,
e,fと鉄板c,dに対応して端子a′,b′,e′,f′と吸着用
鉄板c′が備えられている。ここで、端子a′,b′,
e′,f′はバネにより摺動自在に可動できるが、e′,
f′の摺動距離の方が短く設定されているので、接続す
る時は端子a,bが先に接触し、外す時は端子e,fが先に外
れる。従って、共振コンデンサ8と加熱コイル7が接続
されていないと感温素子36が制御装置11に接続されない
ので、トランジスタ17が発振する時は必ず加熱コイル7
がつながっており、インバータは安定な加熱動作をす
る。また、万一端子e,f部が接触不良の場合には鍋の空
炊保護が作動しなくなり危険な状態が予想されるが、本
願の構成では加熱動作が禁止されるので安全である。
発明の効果 本発明の誘導加熱調理器は、加熱コイルの駆動電流及
び温度検出部の信号を電源ユニットと加熱コイルユニッ
ト間で接続する着脱自在の可とう性コードを備え、前記
可とう性コードを、前記温度検出部の信号が遮断され且
つ前記加熱コイルの駆動電流が接続された状態を経て着
脱する構成とすることにより、温度検知部が異常な状態
で加熱コイルが通電状態となるのを効果的に防止するこ
とができ、着脱コード使用時においても確実に安全性を
確保することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図aは本発明の実施例における加熱コイルユニット
の断面図、第1図bは同電源ユニットの断面図、第2図
は同両ユニットの外観斜視図、第3図は同回路図、第4
図は同着脱自在の接続部の構成図、第5図aは従来例の
誘導加熱調理器の外観斜視図、第5図bは同断面図であ
る。 7……加熱コイル、14……電源ユニット、15……加熱コ
イルユニット、36……感温素子、37……可とう性コー
ド、40……接続部。

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】加熱コイルに高周波電流を供給する静止電
    力変換装置を収納する電源ユニットと、被調理物を載置
    する天板の下に加熱コイル及び温度検出部を収納した加
    熱コイルユニットと、前記温度検出部で得られた信号が
    異常の場合に前記加熱コイルへの通電を停止する異常防
    止部と、前記加熱コイルの駆動電流及び前記温度検出部
    の信号を前記電源ユニットと加熱コイルユニット間で接
    続する着脱自在の可とう性コードとを備え、前記可とう
    性コードは、前記温度検出部の信号が遮断され且つ前記
    加熱コイルの駆動電流が接続された状態を経て着脱され
    てなる誘導加熱調理器。
JP63016054A 1988-01-27 1988-01-27 誘導加熱調理器 Expired - Lifetime JP2621281B2 (ja)

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