JP2620758B2 - 建築用吹付ガン - Google Patents
建築用吹付ガンInfo
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- JP2620758B2 JP2620758B2 JP24450494A JP24450494A JP2620758B2 JP 2620758 B2 JP2620758 B2 JP 2620758B2 JP 24450494 A JP24450494 A JP 24450494A JP 24450494 A JP24450494 A JP 24450494A JP 2620758 B2 JP2620758 B2 JP 2620758B2
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- Japan
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- air
- valve
- blowing
- path
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Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、モルタルや、セメント
や、外壁塗装剤等の建築用吹付剤を吹付けるための建築
用吹付ガンに関する。
や、外壁塗装剤等の建築用吹付剤を吹付けるための建築
用吹付ガンに関する。
【0002】
【従来の技術】本発明者は、先に、実願平4−8805
6号(実開平6−43137号)に基づく建築用吹付ガ
ンを提案した。
6号(実開平6−43137号)に基づく建築用吹付ガ
ンを提案した。
【0003】前記建築用吹付ガンは、先端に吹出口を設
けた吹出路に連通する吹付剤給送路を有するガン本体
と、前記吹出路に配置され且つ噴出ノズルを前記吹出口
の近傍に臨ませたエアー噴出管と、エアー導入路から導
入されたエアーをエアー噴出管に給送するエアー給送路
とを備えて成り、前記ガン本体の吹付剤給送路を開閉自
在とする吹付剤用バルブと、前記エアー給送路を開閉自
在とするエアー用バルブを設け、吹付剤用バルブとエア
ー用バルブを同軸上に配置すると共に、両バルブを同時
に開閉作動する操作手段を設けた構成である。
けた吹出路に連通する吹付剤給送路を有するガン本体
と、前記吹出路に配置され且つ噴出ノズルを前記吹出口
の近傍に臨ませたエアー噴出管と、エアー導入路から導
入されたエアーをエアー噴出管に給送するエアー給送路
とを備えて成り、前記ガン本体の吹付剤給送路を開閉自
在とする吹付剤用バルブと、前記エアー給送路を開閉自
在とするエアー用バルブを設け、吹付剤用バルブとエア
ー用バルブを同軸上に配置すると共に、両バルブを同時
に開閉作動する操作手段を設けた構成である。
【0004】使用に際し、ガン本体の吹付剤給送路には
給送ホースが連結され、エアー噴出管にはエアーホース
が連結される。給送ホースにはポンプを介して容器から
吹付剤が圧送され、該吹付剤をガン本体の吹付剤給送路
から吹出路に給送する。また、エアーホースにはコンプ
レッサ等を介してエアーが圧送され、該エアーをエアー
噴出管に給送する。従って、前記吹出路に給送された吹
付剤は、噴出ノズルから噴出するエアーを伴って吹出口
から勢いよく噴射され、これにより建築物に対する吹付
剤の吹付塗工を行う。
給送ホースが連結され、エアー噴出管にはエアーホース
が連結される。給送ホースにはポンプを介して容器から
吹付剤が圧送され、該吹付剤をガン本体の吹付剤給送路
から吹出路に給送する。また、エアーホースにはコンプ
レッサ等を介してエアーが圧送され、該エアーをエアー
噴出管に給送する。従って、前記吹出路に給送された吹
付剤は、噴出ノズルから噴出するエアーを伴って吹出口
から勢いよく噴射され、これにより建築物に対する吹付
剤の吹付塗工を行う。
【0005】ところで、吹付塗工作業に際して、作業者
は、手元において吹付の始動及び停止操作を行うことが
できる。即ち、操作手段を操作することにより、吹付剤
用バルブとエアー用バルブを開放せしめれば、吹付剤給
送路から吹出路に向けて吹付剤が給送されると共に、エ
アー給送路から噴出ノズルにむけてエアーが給送され、
ガン本体の先端吹出口から吹付剤が飛散状に噴出され
る。
は、手元において吹付の始動及び停止操作を行うことが
できる。即ち、操作手段を操作することにより、吹付剤
用バルブとエアー用バルブを開放せしめれば、吹付剤給
送路から吹出路に向けて吹付剤が給送されると共に、エ
アー給送路から噴出ノズルにむけてエアーが給送され、
ガン本体の先端吹出口から吹付剤が飛散状に噴出され
る。
【0006】一方、操作手段を操作することにより、吹
付剤用バルブとエアー用バルブを閉止すれば、吹付剤の
噴出を停止する。吹付剤用バルブが閉止されるので、吹
出口には吹付剤が給送されず、また、エアー用バルブが
閉止されるので、噴出ノズルにはエアーが給送されない
からである。
付剤用バルブとエアー用バルブを閉止すれば、吹付剤の
噴出を停止する。吹付剤用バルブが閉止されるので、吹
出口には吹付剤が給送されず、また、エアー用バルブが
閉止されるので、噴出ノズルにはエアーが給送されない
からである。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】本発明者が先に提案し
た前記の吹付ガンによれば、操作手段により吹付剤用バ
ルブとエアー用バルブを同時に開閉できる利点がある
が、両バルブを閉止せしめた吹付ガンの停止状態におい
て、ガン本体の内部に残存した吹付剤が吹出口から流れ
出るという問題がある。
た前記の吹付ガンによれば、操作手段により吹付剤用バ
ルブとエアー用バルブを同時に開閉できる利点がある
が、両バルブを閉止せしめた吹付ガンの停止状態におい
て、ガン本体の内部に残存した吹付剤が吹出口から流れ
出るという問題がある。
【0008】即ち、吹付ガンは、構造上、吹付剤用バル
ブを設けた吹付剤給送路から吹出口に至る間に、ガンヘ
ッドの内側空間を含んで吹出路を構成している。従っ
て、吹付剤用バルブを閉止した後においても、前記吹出
路の内部には吹付剤が残存している。塗工作業を停止す
るため吹付剤用バルブを閉止したとき、同時にエアー用
バルブも閉止せしめられているので、残存した吹付剤
は、噴出されることなく吹出路の内部に滞留している
が、残圧により吹出口へ流れ出て、垂れ落ちることにな
る。
ブを設けた吹付剤給送路から吹出口に至る間に、ガンヘ
ッドの内側空間を含んで吹出路を構成している。従っ
て、吹付剤用バルブを閉止した後においても、前記吹出
路の内部には吹付剤が残存している。塗工作業を停止す
るため吹付剤用バルブを閉止したとき、同時にエアー用
バルブも閉止せしめられているので、残存した吹付剤
は、噴出されることなく吹出路の内部に滞留している
が、残圧により吹出口へ流れ出て、垂れ落ちることにな
る。
【0009】このため、塗工作業を停止した後、残存し
た吹付剤が吹出口から垂れ落ちて作業者の足元を汚して
しまい、或いは、作業者が吹付ガンを携帯して場所を移
動する間に、近隣個所を汚してしまうという問題があ
る。
た吹付剤が吹出口から垂れ落ちて作業者の足元を汚して
しまい、或いは、作業者が吹付ガンを携帯して場所を移
動する間に、近隣個所を汚してしまうという問題があ
る。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記課題を解
決した建築用吹付ガンを提供するものであり、その手段
として構成したところは、先端に吹出口を設けた吹出路
に連通する吹付剤給送路を有するガン本体と、前記吹出
路に配置され且つ噴出ノズルを前記吹出口の近傍に臨ま
せたエアー噴出管と、エアー導入路から導入されたエア
ーをエアー噴出管に給送するエアー給送路とを備えて成
り、前記ガン本体の吹付剤給送路を開閉自在とする吹付
剤用バルブと、前記エアー給送路を開閉自在とするエア
ー用バルブを設け、吹付剤用バルブとエアー用バルブを
同軸上に配置すると共に、両バルブを同時に開閉作動す
る操作手段を設けて成る建築用吹付ガンにおいて、前記
操作手段により吹付剤用バルブ及びエアー用バルブを閉
止した状態で、エアー用バルブを迂回してエアー噴出管
にエアーを供給するバイパスを設けた点にある。
決した建築用吹付ガンを提供するものであり、その手段
として構成したところは、先端に吹出口を設けた吹出路
に連通する吹付剤給送路を有するガン本体と、前記吹出
路に配置され且つ噴出ノズルを前記吹出口の近傍に臨ま
せたエアー噴出管と、エアー導入路から導入されたエア
ーをエアー噴出管に給送するエアー給送路とを備えて成
り、前記ガン本体の吹付剤給送路を開閉自在とする吹付
剤用バルブと、前記エアー給送路を開閉自在とするエア
ー用バルブを設け、吹付剤用バルブとエアー用バルブを
同軸上に配置すると共に、両バルブを同時に開閉作動す
る操作手段を設けて成る建築用吹付ガンにおいて、前記
操作手段により吹付剤用バルブ及びエアー用バルブを閉
止した状態で、エアー用バルブを迂回してエアー噴出管
にエアーを供給するバイパスを設けた点にある。
【0011】本発明が更に手段として構成したところ
は、前記構成の吹付ガンにおいて、前記バイパスからエ
アー噴出管にエアーを供給するエアー導出路を構成し、
該エアー導出路を開閉自在及び/又は該エアー導出路の
エアー流量を調整自在とする補助バルブ手段を設け、該
補助バルブ手段を前記操作手段から独立して操作可能に
構成した点にある。
は、前記構成の吹付ガンにおいて、前記バイパスからエ
アー噴出管にエアーを供給するエアー導出路を構成し、
該エアー導出路を開閉自在及び/又は該エアー導出路の
エアー流量を調整自在とする補助バルブ手段を設け、該
補助バルブ手段を前記操作手段から独立して操作可能に
構成した点にある。
【0012】
【実施例】以下図面に基づいて本発明の実施例を詳述す
る。
る。
【0013】ガン本体1は、先端に吹出口2を設けた吹
出路3を有するヘッド4と、該ヘッド4に連結され且つ
前記吹出路3に連通せしめられた吹付剤給送路5を有す
るボディー6とから構成され、該ボディー6の尾端にお
いて、前記吹付剤給送路5の開口部に臨む着脱手段7を
備えている。尚、このボディー6は、吹付剤給送路5の
長手方向中間部においてバルブハウジング9を構成する
と共に、該バルブハウジング9の近傍にハンドル部13
を構成し、吹付剤給送路5の尾端部においてホース接続
用筒体12を構成している。
出路3を有するヘッド4と、該ヘッド4に連結され且つ
前記吹出路3に連通せしめられた吹付剤給送路5を有す
るボディー6とから構成され、該ボディー6の尾端にお
いて、前記吹付剤給送路5の開口部に臨む着脱手段7を
備えている。尚、このボディー6は、吹付剤給送路5の
長手方向中間部においてバルブハウジング9を構成する
と共に、該バルブハウジング9の近傍にハンドル部13
を構成し、吹付剤給送路5の尾端部においてホース接続
用筒体12を構成している。
【0014】前記ホース接続用筒体12には、給送ホー
ス14が着脱手段7を介して挿脱自在に挿着され、該給
送ホース14はポンプ15を介して吹付剤の容器16に
連絡されている。
ス14が着脱手段7を介して挿脱自在に挿着され、該給
送ホース14はポンプ15を介して吹付剤の容器16に
連絡されている。
【0015】前述の着脱手段7を構成するため、ホース
接続用筒体12には複数の着脱レバー17が径方向に配
置され且つ回動自在に取付けられ、該着脱レバー17の
基端に着脱カム18を設けている。従って、着脱レバー
17を起立せしめると、給送ホース14はホース接続用
筒体12に挿脱自在である。一方、ホース接続用筒体1
2に給送ダクト14を挿入した状態で、着脱レバー17
を図示のように回動伏臥せしめると、給送ホース14は
着脱カム18により締着され、ホース接続用筒体12に
固着される。
接続用筒体12には複数の着脱レバー17が径方向に配
置され且つ回動自在に取付けられ、該着脱レバー17の
基端に着脱カム18を設けている。従って、着脱レバー
17を起立せしめると、給送ホース14はホース接続用
筒体12に挿脱自在である。一方、ホース接続用筒体1
2に給送ダクト14を挿入した状態で、着脱レバー17
を図示のように回動伏臥せしめると、給送ホース14は
着脱カム18により締着され、ホース接続用筒体12に
固着される。
【0016】前記バルブハウジング9には、バタフライ
弁等の吹付剤用バルブ19が設けられ、該バルブ19の
下部は回動軸20により回動自在に支持されている。一
方、該バルブ19の上部は操作軸21に連結され、該操
作軸21を回動することにより吹付剤用バルブ19によ
り吹付剤給送路5を開閉自在とするように構成され、該
操作軸21の延長軸端22には操作レバー23から成る
操作手段24が設けられている。
弁等の吹付剤用バルブ19が設けられ、該バルブ19の
下部は回動軸20により回動自在に支持されている。一
方、該バルブ19の上部は操作軸21に連結され、該操
作軸21を回動することにより吹付剤用バルブ19によ
り吹付剤給送路5を開閉自在とするように構成され、該
操作軸21の延長軸端22には操作レバー23から成る
操作手段24が設けられている。
【0017】ガン本体1のヘッド4には、吹出路3に沿
ってエアー噴出管25が内装されており、該エアー噴出
管25は吹出口2の近傍に臨む噴出ノズル26を有す
る。
ってエアー噴出管25が内装されており、該エアー噴出
管25は吹出口2の近傍に臨む噴出ノズル26を有す
る。
【0018】前記バルブハウジング9の上部には、筒状
の軸受部27が突出され、該軸受部27の前後に位置し
てそれぞれエアー導入路28及びエアー導出路29を構
成するエアー導入管30及びエアー導出管31が設けら
れている。また、この軸受部27内には、前述した操作
軸21と延長軸端22との間に形成されたエアー用バル
ブ32が回動自在に内嵌されている。
の軸受部27が突出され、該軸受部27の前後に位置し
てそれぞれエアー導入路28及びエアー導出路29を構
成するエアー導入管30及びエアー導出管31が設けら
れている。また、この軸受部27内には、前述した操作
軸21と延長軸端22との間に形成されたエアー用バル
ブ32が回動自在に内嵌されている。
【0019】前記エアー噴出管25の尾端25aは、エ
アー導出管31に対して補助バルブ手段33を介して補
助ホース34が連通連結され、これによりエアー導入管
30から、エアー用バルブ32、エアー導出管31、補
助バルブ手段33、補助ホース34を介してエアー噴出
管25に至るエアー給送路が構成される。
アー導出管31に対して補助バルブ手段33を介して補
助ホース34が連通連結され、これによりエアー導入管
30から、エアー用バルブ32、エアー導出管31、補
助バルブ手段33、補助ホース34を介してエアー噴出
管25に至るエアー給送路が構成される。
【0020】前記エアー導入管30には、エアーホース
35が着脱自在に挿着され、該エアーホース35はコン
プレッサや、エアーポンプや、ブロワー等のエアー圧送
源36に連絡されている。従って、エアー圧送源36か
ら圧送されるエアーは、エアー用バルブ32及び補助バ
ルブ手段33を経てエアー給送路に圧送され、エアー噴
出管25の噴出ノズル26から噴出される。
35が着脱自在に挿着され、該エアーホース35はコン
プレッサや、エアーポンプや、ブロワー等のエアー圧送
源36に連絡されている。従って、エアー圧送源36か
ら圧送されるエアーは、エアー用バルブ32及び補助バ
ルブ手段33を経てエアー給送路に圧送され、エアー噴
出管25の噴出ノズル26から噴出される。
【0021】ところで、エアー用バルブ32は、操作レ
バー23(操作手段24)により回動され、これにより
エアー導入路28とエアー導出路29の間におけるエア
ー給送路を開閉自在とする。この際、操作軸21により
エアー用バルブ32と吹付剤用バルブ19が連動して開
閉される。即ち、図1のように、操作レバー23をガン
本体1と平行位置に回動せしめたとき、操作軸21の回
動により、エアー用バルブ32と吹付剤用バルブ19が
共に「開放」位置に回動される。一方、図2のように、
操作レバー23をガン本体1と交差位置に回動せしめた
とき、操作軸21の回動により、エアー用バルブ32と
吹付剤用バルブ19が共に「閉止」位置に回動される。
尚、前記「開放」位置において操作レバー23を停止せ
しめるストッパー37が設けられている。
バー23(操作手段24)により回動され、これにより
エアー導入路28とエアー導出路29の間におけるエア
ー給送路を開閉自在とする。この際、操作軸21により
エアー用バルブ32と吹付剤用バルブ19が連動して開
閉される。即ち、図1のように、操作レバー23をガン
本体1と平行位置に回動せしめたとき、操作軸21の回
動により、エアー用バルブ32と吹付剤用バルブ19が
共に「開放」位置に回動される。一方、図2のように、
操作レバー23をガン本体1と交差位置に回動せしめた
とき、操作軸21の回動により、エアー用バルブ32と
吹付剤用バルブ19が共に「閉止」位置に回動される。
尚、前記「開放」位置において操作レバー23を停止せ
しめるストッパー37が設けられている。
【0022】図示実施例において、エアー用バルブ32
は、軸受部27に対してブッシュ38を介して回動自在
に挿入されており、該ブッシュ38に形成した溝又は切
欠等によりエアー導入路28とエアー導出路29を常時
連通せしめるエアーバイパス39を構成している。従っ
て、操作レバー23を回動することにより前記エアー用
バルブ32及び吹付剤用バルブ19を共に「閉止」せし
めた状態においても、エアー圧送源36より給送される
エアーは、前記エアーバイパス39を経てエアー導入路
28からエアー導出路29に給送され、補助バルブ手段
33を経てエアー噴出管25に給送される。
は、軸受部27に対してブッシュ38を介して回動自在
に挿入されており、該ブッシュ38に形成した溝又は切
欠等によりエアー導入路28とエアー導出路29を常時
連通せしめるエアーバイパス39を構成している。従っ
て、操作レバー23を回動することにより前記エアー用
バルブ32及び吹付剤用バルブ19を共に「閉止」せし
めた状態においても、エアー圧送源36より給送される
エアーは、前記エアーバイパス39を経てエアー導入路
28からエアー導出路29に給送され、補助バルブ手段
33を経てエアー噴出管25に給送される。
【0023】前記補助バルブ手段33は、エアー導出路
29を開閉自在とするバルブ及び/又はエアー導出路2
9のエアー流量を調整自在とする絞り弁を構成し、図示
省略した摘み又はレバー等の操作部材により操作自在で
ある。従って、補助バルブ手段33は、前述した操作レ
バー23からは独立して操作可能である。
29を開閉自在とするバルブ及び/又はエアー導出路2
9のエアー流量を調整自在とする絞り弁を構成し、図示
省略した摘み又はレバー等の操作部材により操作自在で
ある。従って、補助バルブ手段33は、前述した操作レ
バー23からは独立して操作可能である。
【0024】上記実施例に基づく本発明によれば、吹付
ガン1を用いて塗工作業を行うに際し、一人の作業者が
吹付ガン1を保持し、操作手段24(操作レバー23)
により吹付剤用バルブ19及びエアー用バルブ32を
「閉止」位置に回動せしめ、この状態で、ポンプ15及
びエアー圧送源36を始動させる。この状態で、図2に
示すように、吹付剤給送路5は、吹付剤用バルブ19に
より閉止されているので、吹出口2から吹付剤が吹出さ
れることはない。エアー給送路は、エアー導入路28と
エアー導出路29の間においてエアー用バルブ32が閉
止されている。この状態で、エアー圧送源36から圧送
されるエアーは、エアーバイパス39及び補助バルブ手
段33を介してエアー噴出管25に給送されるが、吹付
剤を噴射することはないので、作業者は、吹付ガン1を
保持して必要な作業場所まで移動することができる。
ガン1を用いて塗工作業を行うに際し、一人の作業者が
吹付ガン1を保持し、操作手段24(操作レバー23)
により吹付剤用バルブ19及びエアー用バルブ32を
「閉止」位置に回動せしめ、この状態で、ポンプ15及
びエアー圧送源36を始動させる。この状態で、図2に
示すように、吹付剤給送路5は、吹付剤用バルブ19に
より閉止されているので、吹出口2から吹付剤が吹出さ
れることはない。エアー給送路は、エアー導入路28と
エアー導出路29の間においてエアー用バルブ32が閉
止されている。この状態で、エアー圧送源36から圧送
されるエアーは、エアーバイパス39及び補助バルブ手
段33を介してエアー噴出管25に給送されるが、吹付
剤を噴射することはないので、作業者は、吹付ガン1を
保持して必要な作業場所まで移動することができる。
【0025】作業現場において、塗工作業を実行すると
きは、作業者は、操作手段24(操作レバー23)を回
動操作すれば良く、これにより図1及び図3(A)に示
すように、吹付剤用バルブ19及びエアー用バルブ32
が一挙に「開放」位置に回動せしめられる。従って、容
器16から給送される吹付剤は、吹付剤用バルブ19に
より開放された吹付剤給送路5を経て吹出口2へと給送
され、また、エアー圧送源36から圧送されるエアー
は、エアー用バルブ32により開放されたエアー給送路
を経て、エアー噴出管25へ給送され噴出ノズル26か
ら噴出される。このため、吹付剤は、エアーを伴いつつ
吹出口2から吹出し、建築物の壁面等に吹付けられる。
きは、作業者は、操作手段24(操作レバー23)を回
動操作すれば良く、これにより図1及び図3(A)に示
すように、吹付剤用バルブ19及びエアー用バルブ32
が一挙に「開放」位置に回動せしめられる。従って、容
器16から給送される吹付剤は、吹付剤用バルブ19に
より開放された吹付剤給送路5を経て吹出口2へと給送
され、また、エアー圧送源36から圧送されるエアー
は、エアー用バルブ32により開放されたエアー給送路
を経て、エアー噴出管25へ給送され噴出ノズル26か
ら噴出される。このため、吹付剤は、エアーを伴いつつ
吹出口2から吹出し、建築物の壁面等に吹付けられる。
【0026】ところで、塗工作業を中断して休憩するた
め、或いは、塗工作業を終了した後は、操作手段24
(操作レバー23)を回動操作すれば良く、これにより
図2及ひ図3(B)に示すように、吹付剤用バルブ19
及びエアー用バルブ32が一挙に「閉止」位置に回動せ
しめられる。
め、或いは、塗工作業を終了した後は、操作手段24
(操作レバー23)を回動操作すれば良く、これにより
図2及ひ図3(B)に示すように、吹付剤用バルブ19
及びエアー用バルブ32が一挙に「閉止」位置に回動せ
しめられる。
【0027】この状態において、吹付剤給送路5は、吹
付剤用バルブ19により遮断されるが、該バルブ19か
ら吹出口2に至る吹出路3内には、吹付剤が残存してい
る。このような残存した吹付剤は、操作手段24(操作
レバー23)を回動操作した後、短時間のうちに吹出口
2から噴出される。即ち、前述のようにエアー用バルブ
32を閉止した後においても、エアー導入路28とエア
ー導出路29はエアーバイパス39により連通されてお
り、エアー圧送源36がら圧送されるエアーは該エアー
バイパス39及び補助バルブ手段33を介してエアー噴
出管25に給送され、噴出ノズル26から噴射される。
このため、吹出路3の内部に残存した吹付剤は、このよ
うな噴射エアーにより吹出口2から好適に吹出される。
付剤用バルブ19により遮断されるが、該バルブ19か
ら吹出口2に至る吹出路3内には、吹付剤が残存してい
る。このような残存した吹付剤は、操作手段24(操作
レバー23)を回動操作した後、短時間のうちに吹出口
2から噴出される。即ち、前述のようにエアー用バルブ
32を閉止した後においても、エアー導入路28とエア
ー導出路29はエアーバイパス39により連通されてお
り、エアー圧送源36がら圧送されるエアーは該エアー
バイパス39及び補助バルブ手段33を介してエアー噴
出管25に給送され、噴出ノズル26から噴射される。
このため、吹出路3の内部に残存した吹付剤は、このよ
うな噴射エアーにより吹出口2から好適に吹出される。
【0028】尚、吹出路3内に残存していた吹付剤が全
て吹出口2から吹出され、吹出路3の内部がからになる
と、その後は、もはや吹付剤が吹出されることはない。
従って、必要であれば、補助バルブ手段33を閉止して
噴射ノズル26からのエアー噴射を停止せしめれば良
い。
て吹出口2から吹出され、吹出路3の内部がからになる
と、その後は、もはや吹付剤が吹出されることはない。
従って、必要であれば、補助バルブ手段33を閉止して
噴射ノズル26からのエアー噴射を停止せしめれば良
い。
【0029】本発明が図示実施例に限定されないことは
勿論であり、特許請求の範囲に記載した構成の下で、種
々の設計変更が可能である。例えば、上記実施例では、
エアーバイパス39をブッシュ38の溝又は切欠により
構成したが、エアー用バルブ32の外周に周溝を形成す
ることによりエアーバイパス39を構成しても良い。或
いは、エアー導入路28とエアー導出路29を連通せし
める連通路を軸受部27内に形成するか、又は別途パイ
プを付設することにより、エアーバイパス39を構成し
ても良い。
勿論であり、特許請求の範囲に記載した構成の下で、種
々の設計変更が可能である。例えば、上記実施例では、
エアーバイパス39をブッシュ38の溝又は切欠により
構成したが、エアー用バルブ32の外周に周溝を形成す
ることによりエアーバイパス39を構成しても良い。或
いは、エアー導入路28とエアー導出路29を連通せし
める連通路を軸受部27内に形成するか、又は別途パイ
プを付設することにより、エアーバイパス39を構成し
ても良い。
【0030】ところで、上述のように、エアーバイパス
39は、本来の塗工作業が終了した後、吹出路3に残存
した吹付剤を吹出口2から吹出させてしまうことを目的
とするものであるから、エアー用バルブ32を開放した
ときのエアー流量に匹敵する必要はなく、比較的少量の
エアー流量を可能にすれば足りる。
39は、本来の塗工作業が終了した後、吹出路3に残存
した吹付剤を吹出口2から吹出させてしまうことを目的
とするものであるから、エアー用バルブ32を開放した
ときのエアー流量に匹敵する必要はなく、比較的少量の
エアー流量を可能にすれば足りる。
【0031】このため、前述した補助バルブ手段33
は、必ずしも設けなくても良い。蓋し、作業停止又は終
了後において、エアーバイパス39を介して噴射ノズル
26からエアーが噴射されていても、吹付剤が噴射され
なければ支障はなく、また、エアー噴射の勢いは、作業
中よりも減じられており周囲に悪影響を及ぼす程ではな
いからである。
は、必ずしも設けなくても良い。蓋し、作業停止又は終
了後において、エアーバイパス39を介して噴射ノズル
26からエアーが噴射されていても、吹付剤が噴射され
なければ支障はなく、また、エアー噴射の勢いは、作業
中よりも減じられており周囲に悪影響を及ぼす程ではな
いからである。
【0032】
【発明の効果】請求項1に記載の本発明によれば、作業
者が手元において吹付ガン1の操作手段24を操作する
ことにより、簡単且つ迅速に、吹付ガン1における吹付
剤の吹出し開始と停止を可能とした構成において、操作
手段24によりエアー用バルブ32及び吹付剤用バルブ
19を閉止した状態においても、エアーバイパス39を
介してエアーの噴出を行うものであるから、吹出路3の
内部に残存した吹付剤を強制的に吹出口2から吹出さし
めることが可能である。その結果、先に提案した吹付ガ
ンのように、塗工作業を停止した後、残存した吹付剤が
吹出口から垂れ落ちて作業者の足元を汚してしまった
り、作業者が吹付ガンを携帯して場所を移動する間に、
近隣個所を汚してしまうという問題はなく、作業性の優
れた吹付ガンを提供できる効果がある。
者が手元において吹付ガン1の操作手段24を操作する
ことにより、簡単且つ迅速に、吹付ガン1における吹付
剤の吹出し開始と停止を可能とした構成において、操作
手段24によりエアー用バルブ32及び吹付剤用バルブ
19を閉止した状態においても、エアーバイパス39を
介してエアーの噴出を行うものであるから、吹出路3の
内部に残存した吹付剤を強制的に吹出口2から吹出さし
めることが可能である。その結果、先に提案した吹付ガ
ンのように、塗工作業を停止した後、残存した吹付剤が
吹出口から垂れ落ちて作業者の足元を汚してしまった
り、作業者が吹付ガンを携帯して場所を移動する間に、
近隣個所を汚してしまうという問題はなく、作業性の優
れた吹付ガンを提供できる効果がある。
【0033】請求項2に記載の本発明によれば、塗工作
業終了後、補助バルブ手段33によりエアーの噴出を完
全に停止せしめ又はその噴出量を大幅に減少せしめるこ
とができるので、作業休止中、エアー噴出による騒音
や、塵芥の飛散を防止できるという効果がある。
業終了後、補助バルブ手段33によりエアーの噴出を完
全に停止せしめ又はその噴出量を大幅に減少せしめるこ
とができるので、作業休止中、エアー噴出による騒音
や、塵芥の飛散を防止できるという効果がある。
【図1】本発明の1実施例を稼働状態にて示す縦断面図
である。
である。
【図2】本発明の1実施例を休止状態にて示す縦断面図
である。
である。
【図3】稼働状態と休止状態を示す要部断面図であり、
(A)は稼働状態を示す断面図、(B)は休止直後の状
態を示す断面図、(C)は休止後に更に補助バルブ手段
を閉止した状態を示す断面図である。
(A)は稼働状態を示す断面図、(B)は休止直後の状
態を示す断面図、(C)は休止後に更に補助バルブ手段
を閉止した状態を示す断面図である。
1 ガン本体 2 吹出口 3 吹出路 4 ヘッド 5 吹付剤給送路 6 ボディー 7 着脱手段 9 バルブハウジング 14 給送ホース 15 ポンブ 16 容器 19 吹付剤用バルブ 21 操作軸 22 延長軸端 23 操作レバー 24 操作手段 25 エアー噴出管 26 噴出ノズル 27 軸受部 28 エアー導入路 29 エアー導出路 32 エアー用バルブ 33 補助バルブ手段 35 エアーホース 36 エアー圧送源 38 ブッシュ 39 エアーバイパス
Claims (2)
- 【請求項1】 先端に吹出口を設けた吹出路に連通する
吹付剤給送路を有するガン本体と、前記吹出路に配置さ
れ且つ噴出ノズルを前記吹出口の近傍に臨ませたエアー
噴出管と、エアー導入路から導入されたエアーをエアー
噴出管に給送するエアー給送路とを備えて成り、前記ガ
ン本体の吹付剤給送路を開閉自在とする吹付剤用バルブ
と、前記エアー給送路を開閉自在とするエアー用バルブ
を設け、吹付剤用バルブとエアー用バルブを同軸上に配
置すると共に、両バルブを同時に開閉作動する操作手段
を設けて成る建築用吹付ガンにおいて、 前記操作手段により吹付剤用バルブ及びエアー用バルブ
を閉止した状態で、エアー用バルブを迂回してエアー噴
出管にエアーを供給するバイパスを設けたことを特徴と
する建築用吹付ガン。 - 【請求項2】 前記バイパスからエアー噴出管にエアー
を供給するエアー導出路を構成し、該エアー導出路を開
閉自在及び/又は該エアー導出路のエアー流量を調整自
在とする補助バルブ手段を設け、該補助バルブ手段を前
記操作手段から独立して操作可能に構成したことを特徴
とする請求項1に記載の建築用吹付ガン。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP24450494A JP2620758B2 (ja) | 1994-08-31 | 1994-08-31 | 建築用吹付ガン |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP24450494A JP2620758B2 (ja) | 1994-08-31 | 1994-08-31 | 建築用吹付ガン |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0874409A JPH0874409A (ja) | 1996-03-19 |
JP2620758B2 true JP2620758B2 (ja) | 1997-06-18 |
Family
ID=17119667
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP24450494A Expired - Lifetime JP2620758B2 (ja) | 1994-08-31 | 1994-08-31 | 建築用吹付ガン |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2620758B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP5230486B2 (ja) * | 2009-03-03 | 2013-07-10 | 株式会社 彩光 | 植生基材吹付ノズル |
-
1994
- 1994-08-31 JP JP24450494A patent/JP2620758B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0874409A (ja) | 1996-03-19 |
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