JP2618571B2 - 光磁気ディスクのデータ再生回路 - Google Patents

光磁気ディスクのデータ再生回路

Info

Publication number
JP2618571B2
JP2618571B2 JP4253385A JP25338592A JP2618571B2 JP 2618571 B2 JP2618571 B2 JP 2618571B2 JP 4253385 A JP4253385 A JP 4253385A JP 25338592 A JP25338592 A JP 25338592A JP 2618571 B2 JP2618571 B2 JP 2618571B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
signal
edge
magneto
optical disk
data
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP4253385A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH06103635A (ja
Inventor
晴彦 和泉
政春 森次
雅一 田口
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Fujitsu Ltd
Original Assignee
Fujitsu Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Fujitsu Ltd filed Critical Fujitsu Ltd
Priority to JP4253385A priority Critical patent/JP2618571B2/ja
Priority to US08/115,325 priority patent/US5359586A/en
Publication of JPH06103635A publication Critical patent/JPH06103635A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP2618571B2 publication Critical patent/JP2618571B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • GPHYSICS
    • G11INFORMATION STORAGE
    • G11BINFORMATION STORAGE BASED ON RELATIVE MOVEMENT BETWEEN RECORD CARRIER AND TRANSDUCER
    • G11B11/00Recording on or reproducing from the same record carrier wherein for these two operations the methods are covered by different main groups of groups G11B3/00 - G11B7/00 or by different subgroups of group G11B9/00; Record carriers therefor
    • G11B11/10Recording on or reproducing from the same record carrier wherein for these two operations the methods are covered by different main groups of groups G11B3/00 - G11B7/00 or by different subgroups of group G11B9/00; Record carriers therefor using recording by magnetic means or other means for magnetisation or demagnetisation of a record carrier, e.g. light induced spin magnetisation; Demagnetisation by thermal or stress means in the presence or not of an orienting magnetic field
    • G11B11/105Recording on or reproducing from the same record carrier wherein for these two operations the methods are covered by different main groups of groups G11B3/00 - G11B7/00 or by different subgroups of group G11B9/00; Record carriers therefor using recording by magnetic means or other means for magnetisation or demagnetisation of a record carrier, e.g. light induced spin magnetisation; Demagnetisation by thermal or stress means in the presence or not of an orienting magnetic field using a beam of light or a magnetic field for recording by change of magnetisation and a beam of light for reproducing, i.e. magneto-optical, e.g. light-induced thermomagnetic recording, spin magnetisation recording, Kerr or Faraday effect reproducing
    • G11B11/10502Recording on or reproducing from the same record carrier wherein for these two operations the methods are covered by different main groups of groups G11B3/00 - G11B7/00 or by different subgroups of group G11B9/00; Record carriers therefor using recording by magnetic means or other means for magnetisation or demagnetisation of a record carrier, e.g. light induced spin magnetisation; Demagnetisation by thermal or stress means in the presence or not of an orienting magnetic field using a beam of light or a magnetic field for recording by change of magnetisation and a beam of light for reproducing, i.e. magneto-optical, e.g. light-induced thermomagnetic recording, spin magnetisation recording, Kerr or Faraday effect reproducing characterised by the transducing operation to be executed
    • G11B11/10515Reproducing
    • GPHYSICS
    • G11INFORMATION STORAGE
    • G11BINFORMATION STORAGE BASED ON RELATIVE MOVEMENT BETWEEN RECORD CARRIER AND TRANSDUCER
    • G11B20/00Signal processing not specific to the method of recording or reproducing; Circuits therefor
    • G11B20/10Digital recording or reproducing
    • G11B20/10009Improvement or modification of read or write signals
    • GPHYSICS
    • G11INFORMATION STORAGE
    • G11BINFORMATION STORAGE BASED ON RELATIVE MOVEMENT BETWEEN RECORD CARRIER AND TRANSDUCER
    • G11B20/00Signal processing not specific to the method of recording or reproducing; Circuits therefor
    • G11B20/10Digital recording or reproducing
    • G11B20/14Digital recording or reproducing using self-clocking codes
    • G11B20/1403Digital recording or reproducing using self-clocking codes characterised by the use of two levels

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Signal Processing (AREA)
  • Signal Processing For Digital Recording And Reproducing (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は光磁気ディスクのデータ
再生回路に係わり、特に、エッジ記録再生方式における
光磁気ディスクのデータ再生回路に関する。
【0002】光磁気ディスクは、近年急速に発展するマ
ルチメディア化の中で、中核となるメモリ装置として脚
光を浴びており、更に大容量化が要望されるようになっ
てきた。
【0003】このため、記録の高密度化の一つの手段と
してエッジ記録再生方式の実用化が急務となっている。
【0004】
【従来の技術】光磁気ディスクは、初期状態において磁
化の向きが一方向(消去方向)にそろっているが、
「0」と「1」が任意に配列された記録データを書き込
む際には、記録データに応じて発光/消光する記録用レ
ーザビームで光磁気ディスクをキュリー点まで加熱し、
この加熱部分に外部磁界を加えることによって磁化の方
向が消去方向と反対方向に向く概略楕円形状のドメイン
の列を形成している。
【0005】このドメインの形成方法には、記録データ
の「1」に対応してドメインを形成するマークポジショ
ン方式と、記録データの「1」に対応してドメインの前
エッジ又は後エッジが位置するようにドメインを形成す
るエッジ記録方式(マーク長記録方式)とがある。
【0006】マークポジション方式は、記録データをそ
のまま磁化の向きに対応させた記録方式であるので、高
密度化という要請には対応しがたい面があるが、エッジ
記録方式は、記録データの「1」をドメインのエッジに
対応させるといった圧縮方式なので、記録密度が大幅に
向上する利点がある。
【0007】図5はエッジ記録方式を説明するための図
である。エッジ記録方式は、図5(a)に示す記録デー
タDwの「1」に対応して、図5(b)に示すように記
録用レーザビームの発光/消光(ON/OFF)を切り
替えることによって、図5(c)に示すように記録トラ
ック上に記録データDwの「1」と対応する位置がエッ
ジとなるようにドメインDを形成するものである。
【0008】このようにして形成されたドメインDのエ
ッジの再生方式を図6を参照して説明する。図6(a)
に示すように、再生用レーザビームのスポット(再生ス
ポット)Prを光磁気ディスクのトラックに照射し、磁
気光学的効果により図6(b)に示すように磁化の向き
に応じた再生信号Srを得る。
【0009】そして、図6(c)に示すように、再生信
号SrよりドメインDのエッジ位置、即ち、前エッジと
後エッジとに対応したエッジ信号Scを検出し、そのエ
ッジ信号Scに基づいて再生データDrを得る。
【0010】但し、再生信号Srからエッジ位置を検出
する方法としては、図6(b)に示すように、再生信号
Srのピークとボトムとの中点を閾値Lとし、この閾値
Lと再生信号Srとの交点をドメインDのエッジ位置と
する方法が一般的に使用されている。
【0011】また、再生データDrは、光磁気ディスク
の記録に適した走長制御符号であるので、図示せぬ復調
回路によって通常のディジタルデータに変換される。図
7は光磁気ディスクのフォーマットを示す図である。
【0012】光磁気ディスクには記録データの管理上の
必要から1トラックが十数乃至数十セクタに分割され、
各セクタの先頭にはセクタの開始を意味するセクタマー
クMsと、それに続いて各セクタを特定するID番号M
iが光路長λ/4(λ:波長)の物理的な穴(ピット)
によって形成されている。
【0013】更に、ID番号Miに続く、後に説明する
VFO(Variable frequency Oscillator) 引き込み領域
MvにVFO引き込みドメインが形成され、またSB(S
ynchronized Byte) 領域Msに位相調整用のドメインが
磁気的な方法で形成され、その後のデータ領域Mdにデ
ータが書き込まれるようになっている。
【0014】但し、VFO引き込みドメインは所定長さ
のドメインが所定間隔で配列されることによって構成さ
れている。前述した再生に際して、例えばオペレータに
よって再生したいデータが指定されると、再生スポット
が指定データの記録されているセクタに移動する。
【0015】次いで、そのセクタのID番号が目的とす
るデータが記憶されているID番号であることが確認さ
れると、VFO引き込み領域Mvに記録されているVF
O引き込みドメインの列が読み取られて、図5(b)に
示したと同様の再生信号Srが得られ、この再生信号S
rに基づく図5(c)に示すエッジ信号Seによって各
ピットのエッジ位置が検出される。
【0016】VFO引き込みドメインは、所定長のドメ
インが所定間隔で配列されることにより構成されている
ので、そのドメインの再生信号Srに基づいて得られる
エッジ信号Seを図示せぬPLL回路に入力すれば、記
録データの読み出しに必要なクロック信号の周波数を所
定値に調整できるようになっている。
【0017】また、このように周波数が調整されたクロ
ック信号の位相を前述したSB領域Msのドメインで調
整できるようになっている。ところで、以上説明したよ
うにエッジ記録再生方式では、記録データの「1」とド
メインのエッジとを対応させているので、ドメイン長
(エッジ間隔)が正確に所定長(間隔)で記録されてい
ないと、復調された再生データと記録データとが一致し
なくなる。
【0018】光磁気ディスクにデータを記録する場合
は、上述したようにレーザビームによって記録箇所を加
熱して行うが、この際、環境温度の変化、光磁気ディス
ク内での熱感度のばらつき、或いは光磁気ディスク間で
の熱感度のばらつき等の要因によって、同一レーザパワ
ーで加熱しながら記録を行ってもドメイン長(エッジ間
隔)が正確に所定長(間隔)で記録されないといったこ
とが生じ、復調された再生データと記録データとが一致
しなくなる。
【0019】そこで、このような記録時におけるドメイ
ン長(エッジ間隔)のばらつきを再生時に検出してエッ
ジ位置の補正を行う方式が考えられており、それを図8
及び図9を参照して説明する。
【0020】図8は従来の光磁気ディスクのデータ再生
回路のブロック構成図であり、図9は図8に示す回路で
得られる信号波形図である。図8において、11は2値
化手段であり、前述で説明したように光磁気ディスクの
トラックにレーザビームを照射して得られる図9(a)
に示す再生信号S1を、図9(b)に示す矩形波の2値
化信号S2に変換するものであり、ピークボトム検出部
12と、閾値検出部13と、2値化処理部14とから構
成されている。
【0021】ピークボトム検出部12で再生信号S1の
振幅レベルのピークとボトムを検出し、この検出された
ピークとボトムの中点を閾値検出部13で求めることに
よって図9(a)に示す閾値L1を検出する。
【0022】次いで、2値化処理部14において、再生
信号S1と閾値L1との交点を検出すると共に、再生信
号S1の閾値L1よりも大きいレベル部分/小さいレベ
ル部分を検出することによって、交点を立ち上がりエッ
ジ又は立ち下がりエッジとし、かつ閾値L1よりも大き
いレベルを「H」レベル、小さいレベルを「L」レベル
とする矩形波の2値化信号S2を生成して出力する。
【0023】15は積分手段であり、2値化信号S2を
積分し、この積分値Iをホールドして出力するものであ
り、積分回路16と、収束判断部17と、サンプルホー
ルド部15とから構成されている。
【0024】積分回路16は、2値化信号S2を積分し
て出力するが、回路自体時定数を持っており、ある所定
時間経過しないと求める積分値に収束しないので、収束
判断部17でその積分値に収束したかどうかを判断す
る。
【0025】そして、サンプルホールド部18は、収束
判断部17で収束したと判断された時点の積分値Iをサ
ンプリングし、かつホールドして出力する。ここで積分
される2値化信号S2は、アナログの再生信号S1をデ
ィジタル化したものであるが、その再生信号S1の内、
最初は前述した光磁気ディスクのVFO引き込み領域の
パターンである。
【0026】VFO引き込み領域には、通常、2/7方
式による「1001001…」の記録信号に対応した所
定長のドメインが所定間隔で形成されており、これを再
生するとデュティー50%の再生信号S1が得られるよ
うになっており、この場合、2値化信号S2もデュティ
ー50%となる。
【0027】このデュティー50%の2値化信号S2を
積分した場合、その積分値Iは零となる。一方、ドメイ
ンが所定長よりも長い場合は、再生信号S1のデュティ
ー比は50%より大きくなり、その積分値Iは正の値と
なる。
【0028】また、ドメインが所定長よりも短い場合
は、再生信号S1のデュティー比は50%より小さくな
り、その積分値Iは負の値となる。図8に示す符号19
はエッジ検出部であり、2値化信号S2の立ち上がりエ
ッジを検出することによりドメインの前エッジに対応す
るパルス状の前エッジ信号S3〔図9(c)〕を出力す
ると共に、2値化信号S2の立ち下がりエッジを検出す
ることによりドメインの後エッジに対応するパルス状の
後エッジ信号S4〔図9(d)〕を出力するものであ
る。
【0029】20は固定遅延素子であり、前エッジ信号
S3を所定時間t1遅延させるものである。21は可変
遅延素子であり、後エッジ信号S4を積分値Iに応じた
時間t2遅延させるものである。
【0030】前エッジ信号S3,後エッジ信号S4を遅
延した信号を、前エッジ遅延信号S3′,後エッジ遅延
信号S4′〔図9(e)(f)〕とする。また、固定遅
延素子20で前エッジ信号S3を遅延させる理由は、前
エッジ信号S3を所定時間t1遅延させておけば、後エ
ッジ信号S4の遅延時間t2をその時間t1よりも長く
したり短くしたりすることによって、ドメインが所定長
(基準長)である場合の前後エッジ信号S3,S4の時
間間隔(基準時間間隔)に対して長くしたり短くしたり
することができるからである。
【0031】即ち、積分値Iが零であれば、ドメインが
基準長に形成されていることになるので、この場合の前
後エッジ信号S3,S4の時間間隔は基準時間である。
つまり、後エッジ信号S4は、可変遅延素子21によっ
て前エッジ信号S3が遅延させられる時間t1と同時間
遅延させられる。
【0032】積分値Iが正の値であれば、ドメインが基
準長よりも長く形成されていることになるので、この場
合の前後エッジ信号S3,S4の時間間隔は基準時間よ
りも長くなっている。つまり、後エッジ信号S4は、前
エッジ遅延信号S3′と後エッジ遅延信号S4′とが基
準時間となるように、前エッジ信号S3の遅延時間t1
よりも短い時間で遅延させられる。
【0033】積分値Iが負の値であれば、ドメインが基
準長よりも短く形成されていることになるので、この場
合の前後エッジ信号S3,S4の時間間隔は基準時間よ
りも短くなっている。つまり、後エッジ信号S4は、前
エッジ遅延信号S3′と後エッジ遅延信号S4′とが基
準時間となるように、前エッジ信号S3の遅延時間t1
よりも長い時間で遅延されることになる。
【0034】22は論理和回路(OR回路)であり、前
エッジ遅延信号S3′と後エッジ遅延信号S4′との論
理和を取って、これを図9(g)に示すエッジ信号S5
として出力するものである。
【0035】つまり、このOR回路22では、固定遅延
素子20及び可変遅延素子21によって、基準時間間隔
に補正された各信号S3′及びS4′の論理和が取られ
るので、基準状態で記録されたVFO引き込み領域のド
メインの列を再生したときと同じ間隔のエッジ信号S5
を得ることができる。
【0036】23はPLL回路であり、位相比較器24
と、ローパスフィルタ(LPF)25と、電圧制御発振
器(VCO)26とを有して構成されている。即ち、こ
のPLL回路23において、位相比較器24によりエッ
ジ信号S5とVCO26から出力されるクロック信号C
Kとの位相差が取られ、この位相差信号がLPF25を
介してVCO26の電圧制御入力端に供給されることに
よって、VCO26から出力される同期クロック信号C
K〔図9(h)〕がエッジ信号S5に同期する。
【0037】この同期クロック信号CKは、上述した光
磁気ディスクのデータ領域Md(図7)に記録されたユ
ーザーデータを読み取るためのクロック信号となると共
に、データ弁別部27に供給され、エッジ信号S5をト
リガし、これを図9(i)に示すデータ信号(再生デー
タ)S6として出力する。
【0038】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上述した光
磁気ディスクのデータ再生回路においては、積分手段1
5により一度ホールドした積分値Iに応じて可変遅延素
子21が後エッジ信号S4を遅延させることによって、
前エッジ遅延信号S3′と後エッジ遅延信号S4′との
位相差がドメインが基準長で形成された場合の位相差と
なるように位相補正を行っている。
【0039】これには、積分値Iがいくらの場合に遅延
時間をいくらにするかを予め厳密に調整しておく必要が
ある。この調整は、遅延素子等のばらつきも考慮する必
要があるので可変遅延素子21で遅延時間を厳密に定め
るためにはかなりの工数を要すといった問題がある。
【0040】また、後エッジ信号S4を遅延させること
により、前エッジ遅延信号S3′と後エッジ遅延信号S
4′との位相差が適正となったかどうかをチェックする
機能がないので、位相補正に誤りがあった場合、再生さ
れるデータ信号S6が適正でなくなるといった問題があ
った。
【0041】本発明は、このような点に鑑みてなされた
ものであり、光磁気ディスクに形成される記録データに
対応するドメインが適正な大きさとならなかった場合で
もそれを容易にかつ適正に補正して再生することができ
る光磁気ディスクのデータ再生回路を提供することを目
的としている。
【0042】
【課題を解決するための手段】図1に本発明の光磁気デ
ィスクのデータ再生回路の原理図を示す。図中、11は
2値化手段であり、再生時にVFO引き込み領域より得
られる再生信号S1を2値化信号S2に変換するもので
ある。
【0043】19はエッジ検出手段であり、2値化信号
S2よりドメインの前後エッジに対応する前エッジ信号
S3及び後エッジ信号S7を検出するものである。20
は固定遅延手段であり、前エッジ信号S3を所定量遅延
させるものであり、21は可変遅延手段であり、後エッ
ジ信号S4を積分値I1に応じて遅延させるものであ
る。
【0044】31は合成手段であり、固定遅延手段20
の出力信号S3′と可変遅延手段21の出力信号S7と
を合成するものである。15は積分手段であり、合成手
段31の出力信号S8を積分して前記した積分値I1を
出力するものである。
【0045】22は論理和回路であり、固定遅延手段2
0の出力信号S3′と可変遅延手段21の出力信号S7
との論理和を取って出力するものである。23はPLL
回路であり、論理和回路22の出力信号S9に自己が発
振するクロック信号を同期させ、これを同期クロック信
号CK1として出力するものである。
【0046】27はデータ弁別手段であり、同期クロッ
ク信号CK1により論理和回路22の出力信号S9をト
リガして出力し、この出力信号を再生データ信号S10
とするものである。
【0047】また、前記した積分値I1が概略零となっ
た時点で、積分手段15で積分値I1をホールドして出
力するのが好ましい。
【0048】
【作用】上述した本発明によれば、再生信号S1が2値
化手段11により2値化信号S2に変換され、エッジ検
出手段19によって2値化信号S2から前エッジ信号S
3及び後エッジ信号S4が検出される。
【0049】前エッジ信号S3は固定遅延手段20によ
り所定時間遅延させられ、後エッジ信号S4は可変遅延
手段21により積分値I1に応じた時間遅延させられ
る。各々遅延による信号S3′とS7とが合成手段31
により合成され、この合成された信号S8の積分値I1
が積分手段15によって取られる。
【0050】積分値I1は、可変遅延手段21における
後エッジ信号S4の遅延量を決定するものとなり、各遅
延手段20,21、合成手段31、及び積分手段15で
構成されるフィードバックループでその値が零となるよ
うに自動制御され、概略零となった時点で積分手段15
によってホールドされる。
【0051】そして、可変遅延手段21は以後そのホー
ルドされた積分値I1に応じた遅延量で後エッジ信号S
4を遅延させる。また、積分値I1が概略零となること
によって、前後エッジ信号S3,S4を、VFO引き込
み領域にあって適正にドメインが形成された場合の、デ
ュティー50%の再生信号S1から検出した位相ずれの
ないものとすることができる。
【0052】従って、適正な位相補正を行うことによっ
て光磁気ディスクにドメインとして記録されたデータを
適正に再生することができる。
【0053】
【実施例】以下、図面を参照して本発明の実施例につい
て説明する。図2は本発明の第1実施例による光磁気デ
ィスクのデータ再生回路のブロック構成図であり、図3
は図2に示す回路で得られる信号の波形図である。これ
ら図2及び図3において図8及び図9に示す従来例の各
部に対応する部分には同一符号が付してある。
【0054】図2に示すデータ再生回路は、ピークボト
ム検出部12、閾値検出部13、及び2値化処理部14
から成る2値化手段11と、エッジ検出部19と、固定
遅延素子20と、可変遅延素子21と、合成部31と、
積分回路16、収束判断部17、及びサンプルホールド
部18から成る積分手段15と、OR回路22と、位相
比較器24、LPF25、及びVCO26を有して成る
PLL回路23と、データ弁別部27とから構成されて
いる。
【0055】この第1実施例のデータ再生回路の特徴点
は、前エッジ遅延信号S3′と後エッジ遅延信号S7と
を合成部31で合成し、この合成信号S8を積分手段1
5で積分し、この積分値I1が零となるように可変遅延
にフィードバックをかける自動制御を行うように構成し
たことにある。
【0056】以下データ再生回路の動作を説明する。ま
ず、図3(a)に示す再生信号S1が2値化手段11で
図3(b)に示す2値化信号S2に変換される。
【0057】この変換動作は従来例と同様なので省略
し、以下他の回路部分についても従来例で説明した動作
については省略する。その2値化信号S2が、エッジ検
出部19に入力されることによって図8(c)及び
(d)に示す前エッジ信号S3及び後エッジ信号S4が
検出される。
【0058】前エッジ信号S3は、固定遅延素子20に
より図3(e)に示すように、所定時間t1遅延させら
れる。この遅延させられた信号を前エッジ遅延信号S
3′とする。
【0059】後エッジ信号S4は、可変遅延素子21に
より図3(f)に示すように、積分値I1に応じた時間
t3遅延させられる。この遅延させられた信号を後エッ
ジ遅延信号S7とする。
【0060】前エッジ遅延信号S3′と後エッジ遅延信
号S7が合成部31で合成されて図8(g)に示す合成
信号S8が出力される。この合成信号S8は、図8
(g)から分かるように、前エッジ遅延信号S3′と後
エッジ遅延信号S7との立ち上がりエッジ間を、各々が
交番する「H」レベル及び「L」レベルに変換したもの
であり、図3(b)に示すような2値化信号S2に戻し
たものとなる。
【0061】そして、合成信号S8が積分手段15で積
分され、この積分値I1に応じて可変遅延素子21の遅
延量が可変されるが、積分値I1が零になるように遅延
量が可変される。
【0062】積分値I1が零になるように制御すること
は、合成信号S8のデュティー比が50%となるように
制御することである。これは、再生信号S1を得る光磁
気ディスクのVFO引き込み領域のパターンが、通常2
/7方式による「1001001…」の記録信号に対応
した所定長のドメインを所定間隔で形成したものなの
で、適正にドメインが形成された場合には、デュティー
50%の再生信号S1が得られ、2値化信号S2もデュ
ティー50%となるからである。
【0063】従って、積分値I1が零となり、収束判断
部17で収束したと判断された場合は、サンプルホール
ド部18でその積分値I1がホールドされて出力され
る。これによって、可変遅延素子21での遅延量が定め
られる。その後、OR回路22によって、前エッジ遅延
信号S3′と後エッジ遅延信号S7との論理和が取ら
れ、これが図3(h)に示すエッジ信号S9として出力
される。
【0064】エッジ信号S9は、PLL回路23に入力
され、VCO26から出力される図3(i)に示す同期
クロック信号CK1がその信号S9に同期する。この同
期クロック信号CK1は、光磁気ディスクのデータ領域
に記録されたユーザーデータを読み取るためのクロック
信号となると共に、データ弁別部27に供給され、エッ
ジ信号S9をトリガし、これが図3(j)に示すデータ
信号(再生データ)S10として出力される。
【0065】以上説明した第1実施例による光磁気ディ
スクのデータ再生回路においては、フィードバックルー
プで制御されて零でホールドされる積分値I1に応じて
可変遅延素子21が後エッジ信号S4を遅延させること
によって、前エッジ遅延信号S3′と後エッジ遅延信号
S7との位相差がドメインが基準長で形成された場合の
位相差となるように位相補正が行われるので、従来のよ
うに積分値がいくらの場合に遅延時間をいくらにするか
を予め厳密に調整しておく必要がなくなり、このためか
なりの工数を要すといったことがなくなる。
【0066】また、前後エッジ信号S3,S4を遅延さ
せた後の信号S3′,S7を合成し、この合成信号S8
を積分した値で可変遅延素子21の遅延量を制御してい
るので、適正な位相補正を行うことができる。
【0067】次に、第2実施例による光磁気ディスクの
データ再生回路を図4を参照して説明する。但し、図4
に示す第2実施例において、図2に示した第1実施例の
各部に対応する部分には同一符号を付し、その説明を省
略する。
【0068】図4に示す第2実施例が第1実施例と異な
る点は、固定遅延素子20の遅延量と概略同じ遅延量を
発生するオフセット電圧を可変遅延素子21に印加して
おくことにより、位相補正をより高精度に行うようにし
たことである。
【0069】即ち、そのようなオフセット電圧(オフセ
ット値)V1を出力するオフセット電源32と、オフセ
ット値V1と積分手段15から出力される積分値I2と
を加算して可変遅延素子21へ供給する加算部33とを
設けて構成した。
【0070】図2に示す第1実施例では、フィードバッ
クループで積分値I1が零となるように制御するが、実
際にはループのゲインのために残差が残り零とならな
い。しかし、第2実施例のようにオフセット電圧V1を
印加しておけば、その残差を吸収することができるの
で、第1実施例よりも更に高精度に位相補正を行うこと
ができる。
【0071】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
光磁気ディスクに形成される記録データに対応するドメ
インが適正な大きさとならなかった場合でもそれを容易
にかつ適正に補正して再生することができる効果があ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の原理図である。
【図2】本発明の第1実施例による光磁気ディスクのデ
ータ再生回路のブロック構成図である。
【図3】図2に示す回路で得られる信号の波形図であ
る。
【図4】本発明の第2実施例による光磁気ディスクのデ
ータ再生回路のブロック構成図である。
【図5】エッジ記録方式の説明図である。
【図6】エッジ再生方式の説明図である。
【図7】光磁気ディスクのフォーマットの説明図であ
る。
【図8】従来例による光磁気ディスクのデータ再生回路
のブロック構成図である。
【図9】図8に示す回路で得られる信号の波形図であ
る。
【符号の説明】
11 2値化手段 15 積分手段 19 エッジ検出手段 20 固定遅延手段 21 可変遅延手段 22 論理和回路 23 PLL回路 27 データ弁別手段 31 合成手段

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 光磁気ディスクに記録データに応じて光
    ビームを照射し、該光磁気ディスクに磁化の向きの異な
    るドメインの列を、該ドメインのエッジ間隔が該記録デ
    ータの「1」又は「0」と対応するように形成して情報
    の記録を行い、再生時には再生信号からエッジ間隔を検
    出して記録データを読み出すエッジ記録再生方式による
    光磁気ディスクのデータ再生回路において、 再生時にVFO引き込み領域より得られる再生信号(S1)
    を2値化信号(S2)に変換する2値化手段(11)と、 該2値化信号(S2)より前記ドメインの前後エッジに対応
    する前エッジ信号(S3)及び後エッジ信号(S7)を検出する
    エッジ検出手段(19)と、 該前エッジ信号(S3)を遅延させる固定遅延手段(20)と、 該後エッジ信号(S4)を積分値(I1)に応じて遅延させる可
    変遅延手段(21)と、 該固定遅延手段(20)の出力信号(S3 ′) と該可変遅延手
    段(21)の出力信号(S7)とを合成する合成手段(31)と、 該合成手段(31)の出力信号(S8)を積分して該積分値(I1)
    を出力する積分手段(15)と、 該固定遅延手段(20)の出力信号(S3 ′) と該可変遅延手
    段(21)の出力信号(S7)との論理和を取って出力する論理
    和回路(22)と、 該論理和回路(22)の出力信号(S9)に自己が発振するクロ
    ック信号を同期させ、これを同期クロック信号(CK1) と
    して出力するPLL回路(23)と、 該同期クロック信号(CK1) により該論理和回路(22)の出
    力信号(S9)をトリガして出力し、この出力信号を前記記
    録データの再生データ信号(S10) とするデータ弁別手段
    (27)とを具備して構成したことを特徴とする光磁気ディ
    スクのデータ再生回路。
  2. 【請求項2】 前記積分値(I1)が概略零となった時点
    で、前記積分手段(15)で該積分値(I1)をホールドして出
    力するようにしたことを特徴とする請求項1記載の光磁
    気ディスクのデータ再生回路。
  3. 【請求項3】 前記前エッジ信号(S3)と前記後エッジ信
    号(S4)とに位相ずれが無い場合の概略遅延量を前記可変
    遅延手段(21)が発生するようなオフセット値を出力する
    手段と、該オフセット値と前記積分値(I1)とを加算して
    該可変遅延手段(21)へ供給する手段とを設けたことを特
    徴とする請求項1又は2記載の光磁気ディスクのデータ
    再生回路。
JP4253385A 1992-09-24 1992-09-24 光磁気ディスクのデータ再生回路 Expired - Fee Related JP2618571B2 (ja)

Priority Applications (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP4253385A JP2618571B2 (ja) 1992-09-24 1992-09-24 光磁気ディスクのデータ再生回路
US08/115,325 US5359586A (en) 1992-09-24 1993-09-02 Read out apparatus for reading out information from magneto-optic disk

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP4253385A JP2618571B2 (ja) 1992-09-24 1992-09-24 光磁気ディスクのデータ再生回路

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH06103635A JPH06103635A (ja) 1994-04-15
JP2618571B2 true JP2618571B2 (ja) 1997-06-11

Family

ID=17250633

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP4253385A Expired - Fee Related JP2618571B2 (ja) 1992-09-24 1992-09-24 光磁気ディスクのデータ再生回路

Country Status (2)

Country Link
US (1) US5359586A (ja)
JP (1) JP2618571B2 (ja)

Families Citing this family (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2638520B2 (ja) * 1994-11-22 1997-08-06 日本電気株式会社 光情報記録媒体再生装置
JP3371187B2 (ja) * 1995-12-04 2003-01-27 ソニー株式会社 情報信号記録装置および方法、並びに情報信号複製装置および方法
US5966356A (en) * 1996-11-11 1999-10-12 Konica Corporation Optimum slice level signal reading apparatus for optical disk
US6031672A (en) * 1996-12-17 2000-02-29 International Business Machines Corporation Method and apparatus for servo data pattern detection
JP3520774B2 (ja) * 1998-08-12 2004-04-19 ソニー株式会社 光ディスク再生装置および光ディスク再生方法
JP2000149407A (ja) * 1998-11-10 2000-05-30 Sony Corp 情報伝送方法、情報処理方法、情報伝送システム、及びデータ処理装置
US9401799B2 (en) * 2014-08-04 2016-07-26 Stmicroelectronics S.R.L. Synchronization method, and corresponding device and integrated circuit

Family Cites Families (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2607462B2 (ja) * 1985-03-20 1997-05-07 株式会社日立製作所 情報再生方法及び装置
JP2810035B2 (ja) * 1986-08-22 1998-10-15 株式会社日立製作所 光学的記録再生方法
KR910003460B1 (ko) * 1987-02-12 1991-05-31 가부시기가이샤 히다찌세이사꾸쇼 광학식 정보기록 장치
JPH073710B2 (ja) * 1987-06-17 1995-01-18 日本電気株式会社 光磁気ディスク装置
JP2845915B2 (ja) * 1989-01-06 1999-01-13 株式会社日立製作所 情報再生方法および情報再生装置
US5235590A (en) * 1991-03-20 1993-08-10 Fujitsu Limited Read out apparatus for reading out information from magneto-optic disk

Also Published As

Publication number Publication date
JPH06103635A (ja) 1994-04-15
US5359586A (en) 1994-10-25

Similar Documents

Publication Publication Date Title
KR950010327B1 (ko) 광자기 디스크의 정보 재생장치
JPH0731877B2 (ja) 情報記録再生方法及び装置
US7065017B2 (en) Optical disk apparatus, method for generating clock signal of optical disk apparatus, and method for setting amount of light of optical disk apparatus
JP2618571B2 (ja) 光磁気ディスクのデータ再生回路
JP3519309B2 (ja) 光ディスク、光再生装置及び光記録装置
US6392971B1 (en) Focus control method and optical disc recording/reproducing apparatus
JP2002056534A (ja) パルス列の時間軸誤差パラメータ測定回路および光ディスク記録装置
KR20040034723A (ko) 자구확장 기록매체에 대한 방사 전력 및/또는 자기장 제어
JPH11273078A (ja) 光ディスクのジッタ量計測装置および光ディスク記録再生装置
JP2899477B2 (ja) 光ディスク装置
JP2664302B2 (ja) 光磁気ディスク再生装置
US6456570B1 (en) Magneto-optical recording apparatus and method using phase different optimization technique
JP3366657B2 (ja) 光磁気ディスク再生装置
US20060028923A1 (en) Method and apparatus for dynamic readout decision level adjustment for use in domain expansion reading
JP3379655B2 (ja) 光磁気ディスク再生方式
JPH06180950A (ja) 光学的情報再生装置
JP3762712B2 (ja) 情報記録再生装置およびレーザ強度設定方法
JP3766994B2 (ja) 情報の記録再生制御方法およびその装置
JPH1040647A (ja) 光ディスク再生装置
JPH06131824A (ja) 情報再生装置及び情報記録再生装置
JP2005530292A (ja) 磁区拡大読み取りのための動的コピーウィンドウ制御
JPH0281324A (ja) 再生信号補正方法
JPH07296514A (ja) ディジタル信号再生装置
JP2006085840A (ja) ディスク再生装置及び方法
JPH04360048A (ja) 光磁気ディスクの再生方法及び装置

Legal Events

Date Code Title Description
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 19970204

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20080311

Year of fee payment: 11

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090311

Year of fee payment: 12

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100311

Year of fee payment: 13

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees