JP2616166B2 - オイルストレーナ - Google Patents
オイルストレーナInfo
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- JP2616166B2 JP2616166B2 JP2184675A JP18467590A JP2616166B2 JP 2616166 B2 JP2616166 B2 JP 2616166B2 JP 2184675 A JP2184675 A JP 2184675A JP 18467590 A JP18467590 A JP 18467590A JP 2616166 B2 JP2616166 B2 JP 2616166B2
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- Japan
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- screen
- cylindrical
- oil strainer
- magnet
- cylindrical screen
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- Expired - Lifetime
Links
- 239000000843 powder Substances 0.000 claims description 30
- 239000012530 fluid Substances 0.000 claims description 23
- 239000007788 liquid Substances 0.000 claims description 20
- 229910001111 Fine metal Inorganic materials 0.000 claims description 14
- 239000000428 dust Substances 0.000 claims description 11
- 238000005299 abrasion Methods 0.000 claims description 7
- 238000007789 sealing Methods 0.000 claims description 3
- 239000002184 metal Substances 0.000 description 11
- 230000005540 biological transmission Effects 0.000 description 9
- 238000004140 cleaning Methods 0.000 description 6
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- 238000001914 filtration Methods 0.000 description 1
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- 239000002245 particle Substances 0.000 description 1
Classifications
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F16—ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
- F16H—GEARING
- F16H57/00—General details of gearing
- F16H57/04—Features relating to lubrication or cooling or heating
- F16H57/0402—Cleaning of lubricants, e.g. filters or magnets
- F16H57/0404—Lubricant filters
Landscapes
- Arrangement Of Transmissions (AREA)
- General Details Of Gearings (AREA)
- Filtration Of Liquid (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は作動液中に含有されるダスト類及び金属摩耗
粉を除去するオイルストレーナに関するものである。
粉を除去するオイルストレーナに関するものである。
従来の技術 一般にトルクコンバータ付トランスミッションには、
作動液中に含有されるダスト類とかクラッチの摩耗粉を
濾過するためのオイルストレーナが付設されているが、
その一例として、第3図に示したようにオイルストレー
ナ1を構成する蓋体3がトランスミッションケース5に
対してボルト7を用いて固定されており、この蓋体3の
下方に形成された中空部9内に濾過器としての円筒状ス
クリーン11が配置された構造が知られている。
作動液中に含有されるダスト類とかクラッチの摩耗粉を
濾過するためのオイルストレーナが付設されているが、
その一例として、第3図に示したようにオイルストレー
ナ1を構成する蓋体3がトランスミッションケース5に
対してボルト7を用いて固定されており、この蓋体3の
下方に形成された中空部9内に濾過器としての円筒状ス
クリーン11が配置された構造が知られている。
このスクリーン11の上端部には一方側のエンドプレー
ト13が嵌着されており、且つ該スクリーン11の下端部に
は他方側のエンドプレート15が嵌着されていて、このエ
ンドプレート15と下壁5aとの間にシール部材としてのフ
ェルト17が介挿されている。尚、19はフェルト17のつぶ
れを防止するために配設された金属製のフェルトガイド
であって、該フェルトガイド19はフェルト17の上面及び
側面を被覆する形状を有している。
ト13が嵌着されており、且つ該スクリーン11の下端部に
は他方側のエンドプレート15が嵌着されていて、このエ
ンドプレート15と下壁5aとの間にシール部材としてのフ
ェルト17が介挿されている。尚、19はフェルト17のつぶ
れを防止するために配設された金属製のフェルトガイド
であって、該フェルトガイド19はフェルト17の上面及び
側面を被覆する形状を有している。
尚、上記のオイルストレーナ1を図外のオイルポンプ
ハウジングに付設する場合もある。
ハウジングに付設する場合もある。
このようなオイルストレーナ1の構成によれば、トラ
ンスミッションケース5内もしくはオイルポンプハウジ
ングに形成された液路21を介して供給される作動液が、
矢印に示したように中空部9から濾過器としての円筒状
スクリーン11を通過する際に、該作動液中に含有されて
いるダスト類とか液圧クラッチの摩耗粉等が濾過され、
しかる後にスクリーン11の内方から送出用の液路23を経
由して図外のトランスミッションのトルクコンバータに
供給される。
ンスミッションケース5内もしくはオイルポンプハウジ
ングに形成された液路21を介して供給される作動液が、
矢印に示したように中空部9から濾過器としての円筒状
スクリーン11を通過する際に、該作動液中に含有されて
いるダスト類とか液圧クラッチの摩耗粉等が濾過され、
しかる後にスクリーン11の内方から送出用の液路23を経
由して図外のトランスミッションのトルクコンバータに
供給される。
発明が解決しようとする課題 しかしながらこのような従来のオイルストレーナにあ
っては、作動液中に含有されるダスト類の中でエアブリ
ーザ等から浸入するダストとか液圧クラッチの摩耗粉等
の比較的粒径の大きな異物は一般に採用されている通常
のスクリーン11によって濾過することが可能であるが、
各種ギヤ,ワッシャもしくはシャフト等から生じる極く
微細な金属粉は、該スクリーン11によって濾過すること
が出来ないという課題があった。
っては、作動液中に含有されるダスト類の中でエアブリ
ーザ等から浸入するダストとか液圧クラッチの摩耗粉等
の比較的粒径の大きな異物は一般に採用されている通常
のスクリーン11によって濾過することが可能であるが、
各種ギヤ,ワッシャもしくはシャフト等から生じる極く
微細な金属粉は、該スクリーン11によって濾過すること
が出来ないという課題があった。
又、前記フェルトガイド19を設けているため、オイル
ストレーナ1の保管時等にフェルトガイド19が邪魔にな
り、積み重ねて保管することができないという問題点が
あった。
ストレーナ1の保管時等にフェルトガイド19が邪魔にな
り、積み重ねて保管することができないという問題点が
あった。
そこで本発明はこのような従来のオイルストレーナが
有している課題を解消して、比較的粒径の大きなダスト
とか摩耗粉はもとより、前記スクリーンを通過する極く
微細な金属粉をも除去することができるとともに保管の
容易なオイルストレーナを提供することを目的とするも
のである。
有している課題を解消して、比較的粒径の大きなダスト
とか摩耗粉はもとより、前記スクリーンを通過する極く
微細な金属粉をも除去することができるとともに保管の
容易なオイルストレーナを提供することを目的とするも
のである。
課題を解決するための手段 本発明は上記の目的を達成するために、液路を介して
供給される作動液を、濾過器としての円筒状スクリーン
内を通過させて該作動液中に含有されているダスト類と
か摩耗粉を濾過した後、上記スクリーンの内方から送出
用の液路に送り出すようにしたオイルストレーナにおい
て、上記円筒状スクリーンの内方で且つ送出用の液路に
近接した部位に、円筒状スクリーンの内径よりも小さな
外径を有する円筒部と、この円筒部の基端側に設けたフ
ランジ部と、該円筒部及びフランジ部間に位置する中間
部とから成り、前記円筒状スクリーンを通過する微細な
金属摩耗粉を吸着するマグネットの前記フランジ部と中
空部とを円筒状スクリーンの一端に嵌着されたエンドプ
レートに対して磁力によって固定し、このフランジ部を
エンドプレートとオイルストレーナ取付用下壁との間に
介在することにより、エンドプレートとオイルストレー
ナ取付用下壁との間に所定の隙間を形成し、その隙間に
シール用フェルトを挿入したオイルストレーナの構成に
してある。
供給される作動液を、濾過器としての円筒状スクリーン
内を通過させて該作動液中に含有されているダスト類と
か摩耗粉を濾過した後、上記スクリーンの内方から送出
用の液路に送り出すようにしたオイルストレーナにおい
て、上記円筒状スクリーンの内方で且つ送出用の液路に
近接した部位に、円筒状スクリーンの内径よりも小さな
外径を有する円筒部と、この円筒部の基端側に設けたフ
ランジ部と、該円筒部及びフランジ部間に位置する中間
部とから成り、前記円筒状スクリーンを通過する微細な
金属摩耗粉を吸着するマグネットの前記フランジ部と中
空部とを円筒状スクリーンの一端に嵌着されたエンドプ
レートに対して磁力によって固定し、このフランジ部を
エンドプレートとオイルストレーナ取付用下壁との間に
介在することにより、エンドプレートとオイルストレー
ナ取付用下壁との間に所定の隙間を形成し、その隙間に
シール用フェルトを挿入したオイルストレーナの構成に
してある。
作用 かかる構成によれば、液路を介して供給される作動液
が円筒状スクリーンを通過する際に、該作動液中に含有
されているダスト類等が濾過される上、該円筒状スクリ
ーンを通過する極く微細な金属粉はマグネットによって
吸着される。
が円筒状スクリーンを通過する際に、該作動液中に含有
されているダスト類等が濾過される上、該円筒状スクリ
ーンを通過する極く微細な金属粉はマグネットによって
吸着される。
従ってこのマグネット25の吸着作用に基づいて、微細
な金属粉が送出用の液路から送出されてしまうことが防
止されて、長期使用時にあってもこれら微細な金属粉に
よる作用上の不良が発生する惧れがない。
な金属粉が送出用の液路から送出されてしまうことが防
止されて、長期使用時にあってもこれら微細な金属粉に
よる作用上の不良が発生する惧れがない。
更にマグネットの円筒部の外径寸法よりも円筒状スク
リーンの内径寸法の方が大きくなるように設定したこと
により、円筒部とスクリーンとの間に間隙が形成され、
この間隙によって作動液の流通量が確保される上、オイ
ルストレーナの清掃時にあっても円筒状スクリーンを抜
き取る前にこの間隙内に金属粉が貯留されているので、
抜き取り時にこの金属粉が散乱したり残留する惧れがな
く、清掃が容易になる。又、フランジ部がフェルトガイ
ドとしての機能を有し、フェルトの潰れを防止すること
ができる。
リーンの内径寸法の方が大きくなるように設定したこと
により、円筒部とスクリーンとの間に間隙が形成され、
この間隙によって作動液の流通量が確保される上、オイ
ルストレーナの清掃時にあっても円筒状スクリーンを抜
き取る前にこの間隙内に金属粉が貯留されているので、
抜き取り時にこの金属粉が散乱したり残留する惧れがな
く、清掃が容易になる。又、フランジ部がフェルトガイ
ドとしての機能を有し、フェルトの潰れを防止すること
ができる。
実施例 以下図面中の第1図,第2図を参照して本発明にかか
るオイルストレーナの一実施例を、前記従来の構成と同
一の構成部分に同一の符号を付して詳述する。
るオイルストレーナの一実施例を、前記従来の構成と同
一の構成部分に同一の符号を付して詳述する。
第1図に示した構成において、1はオイルストレーナ
であって該オイルストレーナ1を構成する蓋体3がトラ
ンスミッションケース5に対してボルト7を用いて固定
されており、この蓋体3の下方に形成された中空部9内
に濾過器としての円筒状スクリーン11が配置されてい
る。尚、上記トランスミッションケース5に代えて、オ
イルストレーナ1を図外のオイルポンプハウジングに付
設する場合もある。
であって該オイルストレーナ1を構成する蓋体3がトラ
ンスミッションケース5に対してボルト7を用いて固定
されており、この蓋体3の下方に形成された中空部9内
に濾過器としての円筒状スクリーン11が配置されてい
る。尚、上記トランスミッションケース5に代えて、オ
イルストレーナ1を図外のオイルポンプハウジングに付
設する場合もある。
この円筒状スクリーン11の上端部には、一方側のエン
ドプレート13が嵌着されているとともに該円筒状スクリ
ーン11の下端部には他方側のエンドプレート15が嵌着さ
れており、このエンドプレート15と下壁5aとの間にシー
ル部材としてのフェルト17が介挿されている。21は作動
液が供給される液路,23は作動液送出用の液路である。
ドプレート13が嵌着されているとともに該円筒状スクリ
ーン11の下端部には他方側のエンドプレート15が嵌着さ
れており、このエンドプレート15と下壁5aとの間にシー
ル部材としてのフェルト17が介挿されている。21は作動
液が供給される液路,23は作動液送出用の液路である。
更に本実施例では、上記円筒状スクリーン11の内方で
且つ送出用の液路23に近接した部位に、略円筒状のマグ
ネット25が挿入配置されている。
且つ送出用の液路23に近接した部位に、略円筒状のマグ
ネット25が挿入配置されている。
このマグネット25は、第2図に示したように円筒部25
aと、この円筒部25aの基端側に設けたフランジ部25b
と、該円筒部25a及びフランジ部25b間に位置する中間部
25cとから成り、このフランジ部25bの外端一部分が前記
エンドプレート15と下壁5aとの間に嵌合され、且つ中間
部25cがエンドプレート15の側壁15aに当接して、マグネ
ット25の持つ磁力を利用してエンドプレート15に固定さ
れている。
aと、この円筒部25aの基端側に設けたフランジ部25b
と、該円筒部25a及びフランジ部25b間に位置する中間部
25cとから成り、このフランジ部25bの外端一部分が前記
エンドプレート15と下壁5aとの間に嵌合され、且つ中間
部25cがエンドプレート15の側壁15aに当接して、マグネ
ット25の持つ磁力を利用してエンドプレート15に固定さ
れている。
従ってマグネット25のフランジ部25bがフェルト17の
つぶれを防止するためのフェルトガイドとしての機能を
有している。
つぶれを防止するためのフェルトガイドとしての機能を
有している。
上記マグネット25の円筒部25aの外径寸法D1よりもス
クリーン11の内径寸法D2の方が大きくなるように設定さ
れており、従ってマグネット25の円筒部25aとスクリー
ン11との間には一定の間隙αが形成されている。
クリーン11の内径寸法D2の方が大きくなるように設定さ
れており、従ってマグネット25の円筒部25aとスクリー
ン11との間には一定の間隙αが形成されている。
このようなオイルストレーナ1の構成によれば、トラ
ンスミッションケース5内もしくはオイルポンプハウジ
ングに形成された液路21を介して供給される作動液が、
矢印A,B,Cに示したように中空部9から円筒状スクリー
ン11を通過する際に、該作動液中に含有されているダス
ト類とか液圧クラッチの摩耗粉等がスクリーン11によっ
て濾過され、更に各種ギヤ,ワッシャもしくはシャフト
等から生じる極く微細な金属粉が円筒状スクリーン11を
通過した場合にあっても、これらの金属粉がマグネット
25に吸着される。
ンスミッションケース5内もしくはオイルポンプハウジ
ングに形成された液路21を介して供給される作動液が、
矢印A,B,Cに示したように中空部9から円筒状スクリー
ン11を通過する際に、該作動液中に含有されているダス
ト類とか液圧クラッチの摩耗粉等がスクリーン11によっ
て濾過され、更に各種ギヤ,ワッシャもしくはシャフト
等から生じる極く微細な金属粉が円筒状スクリーン11を
通過した場合にあっても、これらの金属粉がマグネット
25に吸着される。
円筒状スクリーン11の内方に浸入した作動液は、送出
用の液路23を経由して図外のトランスミッションのトル
クコンバータに供給される。
用の液路23を経由して図外のトランスミッションのトル
クコンバータに供給される。
従って本実施例によれば、マグネット25の吸着作用に
基づいて、微細な金属粉が液路23から送出されてしまう
ことがないので、長期にわたる使用中であってもこれら
微細な金属粉によるオイルポンプギヤとかコントロール
バルブ内のスプール等の摩耗を防止することができる。
基づいて、微細な金属粉が液路23から送出されてしまう
ことがないので、長期にわたる使用中であってもこれら
微細な金属粉によるオイルポンプギヤとかコントロール
バルブ内のスプール等の摩耗を防止することができる。
又、マグネット25のフランジ部25bがフェルト17のつ
ぶれを防止するためのフェルトガイドとしての機能をも
合わせ持っているため、従来必要とされたフェルトガイ
ド19(第3図参照)を省略することができる。
ぶれを防止するためのフェルトガイドとしての機能をも
合わせ持っているため、従来必要とされたフェルトガイ
ド19(第3図参照)を省略することができる。
更にマグネット25の円筒部25aの外径寸法D1よりもス
クリーン11の内径寸法D2の方が大きくなるように設定さ
れているので、円筒部25aとスクリーン11との間に形成
された間隙αにより作動液の流通量を確保することがで
きる。
クリーン11の内径寸法D2の方が大きくなるように設定さ
れているので、円筒部25aとスクリーン11との間に形成
された間隙αにより作動液の流通量を確保することがで
きる。
一方、オイルストレーナ1の清掃時には、ボルト7を
取り外して蓋体3とともにスクリーン11を抜き取る際
に、このスクリーン11に嵌着されたエンドプレート15に
磁力で固定されているマグネット25をも同時に抜き取る
ことが可能であり、従ってスクリーン11を抜き取った後
でマグネット25をエンドプレート15から外して、該マグ
ネット25の表面に付着した金属粉を除去することができ
る。又、スクリーン11を抜き取る前には、間隙α内に金
属粉が貯留されているので、スクリーン11の抜き取り時
にこの金属粉が中空部9内に残留したり、該金属粉の散
乱もしくはスクリーン11に付着する等の障害は発生しな
い。
取り外して蓋体3とともにスクリーン11を抜き取る際
に、このスクリーン11に嵌着されたエンドプレート15に
磁力で固定されているマグネット25をも同時に抜き取る
ことが可能であり、従ってスクリーン11を抜き取った後
でマグネット25をエンドプレート15から外して、該マグ
ネット25の表面に付着した金属粉を除去することができ
る。又、スクリーン11を抜き取る前には、間隙α内に金
属粉が貯留されているので、スクリーン11の抜き取り時
にこの金属粉が中空部9内に残留したり、該金属粉の散
乱もしくはスクリーン11に付着する等の障害は発生しな
い。
従って本実施例によれば、オイルストレーナ1から送
出用の液路23側に微細な金属粉が送出されてしまうこと
がない上、該オイルストレーナ1の清掃が容易になると
いう作用が得られる。
出用の液路23側に微細な金属粉が送出されてしまうこと
がない上、該オイルストレーナ1の清掃が容易になると
いう作用が得られる。
発明の効果 以上詳細に説明した如く、本発明にかかるオイルスト
レーナを用いることによって以下に記す作用効果がもた
らされる。
レーナを用いることによって以下に記す作用効果がもた
らされる。
即ち、液路を介して供給される作動液が円筒状スクリ
ーンを通過する際に、該作動液中に含有されているダス
ト類等が濾過されることはもとより、該円筒状スクリー
ンを通過する極く微細な金属粉をマグネットによって吸
着することができる。
ーンを通過する際に、該作動液中に含有されているダス
ト類等が濾過されることはもとより、該円筒状スクリー
ンを通過する極く微細な金属粉をマグネットによって吸
着することができる。
従ってこのマグネットの吸着作用に基づいて、微細な
金属粉が送出用の液路から送出されてしまうことが防止
されて、長期使用中であってもこれら微細な金属粉によ
る作用上の不良が発生する惧れがない。
金属粉が送出用の液路から送出されてしまうことが防止
されて、長期使用中であってもこれら微細な金属粉によ
る作用上の不良が発生する惧れがない。
上記のマグネットを略円筒状に形成したことによって
表面積が広く取れるという効果があり、更に該マグネッ
トに形成されたフランジ部と中間部とが磁力を利用して
円筒状スクリーンの一端に固定されているので、清掃時
における脱着操作が容易となる。
表面積が広く取れるという効果があり、更に該マグネッ
トに形成されたフランジ部と中間部とが磁力を利用して
円筒状スクリーンの一端に固定されているので、清掃時
における脱着操作が容易となる。
又、マグネット自体の構成が簡素化されているので、
スクリーンに対するマグネットの組付が容易となり、製
作時のコストが低廉化されるという効果がある。
スクリーンに対するマグネットの組付が容易となり、製
作時のコストが低廉化されるという効果がある。
更にマグネットの円筒部の外径寸法よりも円筒状スク
リーンの内径寸法の方が大きくなるように設定したこと
により、円筒部とスクリーンとの間に間隙が形成され、
この間隙によって作動液の流通量が確保されるとともに
この間隙内に金属粉が貯留されるので、清掃時に円筒状
スクリーンを抜き取る前に金属粉が散乱したり残存する
惧れがなく、清掃が容易になるという効果が発揮され
る。
リーンの内径寸法の方が大きくなるように設定したこと
により、円筒部とスクリーンとの間に間隙が形成され、
この間隙によって作動液の流通量が確保されるとともに
この間隙内に金属粉が貯留されるので、清掃時に円筒状
スクリーンを抜き取る前に金属粉が散乱したり残存する
惧れがなく、清掃が容易になるという効果が発揮され
る。
第1図は本発明にかかるオイルストレーナの一実施例を
示す要部断面図、第2図は本発明で採用したマグネット
の形状例を示す斜視図、第3図は従来のオイルストレー
ナの一例を示す要部断面図である。 1…オイルストレーナ、3…蓋体、5…トランスミッシ
ョンケース、9…中空部、11…(円筒状)スクリーン、
13,15…エンドプレート、17…フェルト、21…液路(供
給用)、23…液路(送出用)、25…マグネット、25a…
円筒部、25b…フランジ部、25c…中間部。
示す要部断面図、第2図は本発明で採用したマグネット
の形状例を示す斜視図、第3図は従来のオイルストレー
ナの一例を示す要部断面図である。 1…オイルストレーナ、3…蓋体、5…トランスミッシ
ョンケース、9…中空部、11…(円筒状)スクリーン、
13,15…エンドプレート、17…フェルト、21…液路(供
給用)、23…液路(送出用)、25…マグネット、25a…
円筒部、25b…フランジ部、25c…中間部。
Claims (1)
- 【請求項1】液路を介して供給される作動液を、濾過器
としての円筒状スクリーン内を通過させて該作動液中に
含有されているダスト類とか摩耗粉を濾過した後、上記
スクリーンの内方から送出用の液路に送り出すようにし
たオイルストレーナにおいて、 上記円筒状スクリーンの内方で且つ送出用の液路に近接
した部位に、円筒状スクリーンの内径よりも小さな外径
を有する円筒部と、この円筒部の基端側に設けたフラン
ジ部と、該円筒部及びフランジ部間に位置する中間部と
から成り、前記円筒状スクリーンを通過する微細な金属
摩耗を吸着するマグネットの前記フランジ部と中空部と
を円筒状スクリーンの一端に嵌着されたエンドプレート
に対して磁力によって固定し、このフランジ部をエンド
プレートとオイルストレーナ取付用下壁との間に介在す
ることにより、エンドプレートとオイルストレーナ取付
用下壁との間に所定の隙間を形成し、その隙間にシール
用フェルトを挿入したことを特徴とするオイルストレー
ナ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2184675A JP2616166B2 (ja) | 1990-07-12 | 1990-07-12 | オイルストレーナ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2184675A JP2616166B2 (ja) | 1990-07-12 | 1990-07-12 | オイルストレーナ |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0471610A JPH0471610A (ja) | 1992-03-06 |
JP2616166B2 true JP2616166B2 (ja) | 1997-06-04 |
Family
ID=16157396
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2184675A Expired - Lifetime JP2616166B2 (ja) | 1990-07-12 | 1990-07-12 | オイルストレーナ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2616166B2 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN103016699A (zh) * | 2012-12-14 | 2013-04-03 | 中国航空工业集团公司北京长城航空测控技术研究所 | 一种风电机组齿轮箱安装阀块 |
-
1990
- 1990-07-12 JP JP2184675A patent/JP2616166B2/ja not_active Expired - Lifetime
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN103016699A (zh) * | 2012-12-14 | 2013-04-03 | 中国航空工业集团公司北京长城航空测控技术研究所 | 一种风电机组齿轮箱安装阀块 |
CN103016699B (zh) * | 2012-12-14 | 2015-07-01 | 中国航空工业集团公司北京长城航空测控技术研究所 | 一种风电机组齿轮箱安装阀块 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0471610A (ja) | 1992-03-06 |
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