JPH10328507A - 流体フィルタ - Google Patents

流体フィルタ

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JPH10328507A
JPH10328507A JP9139567A JP13956797A JPH10328507A JP H10328507 A JPH10328507 A JP H10328507A JP 9139567 A JP9139567 A JP 9139567A JP 13956797 A JP13956797 A JP 13956797A JP H10328507 A JPH10328507 A JP H10328507A
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JP
Japan
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filter
end plate
filter medium
space
outer cylinder
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JP9139567A
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English (en)
Inventor
Kimio Okabe
紀美男 岡部
Toshiyuki Tagami
俊行 田上
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Wako Sangyo KK
Original Assignee
Wako Sangyo KK
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 交換等のために流体フィルタをタンクから取
り出す場合でも、捕捉したゴミがタンク内に流出するこ
とがない流体フィルタを得る。 【解決手段】 外筒11と、上部エンドプレート15
と、下部エンドプレート16を有して構成された濾材保
持ケース内に濾材13を保持している。上部エンドプレ
ート15は、濾過空間S2および流入空間S1を上方か
ら覆って菊花状の濾材13および各筒11,14の上端
面に取り付けられ、下部エンドプレート16は、各筒1
1,14の下端面に取り付けられる。そして、流入空間
S1に開口する上部エンドプレート側流入孔15aおよ
び外筒側流入孔11aが上部エンドプレート15および
外筒11の上部に形成され、下部エンドプレート16に
は濾過空間S2に連通する流出孔16aが形成されてい
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、油等の流体の濾過を行
う流体フィルタに関し、さらには、濾材によって捕捉し
たゴミが逆に流出することがない流体フィルタに関す
る。
【0002】
【従来の技術】各種機械に用いられる潤滑油や、産業用
油圧機器の油圧回路等においては、作動油(オイル)中
にスラッジや異物等のゴミが混入したまま使用されない
ように適宜濾過を行う必要がある。これらオイルの濾過
に用いられるオイルフィルタは、油圧回路の戻り側配管
端部に繋がってオイルタンク内に配設されることが多
い。このようにオイルタンク内に装着されるオイルフィ
ルタとしては、図3および図4に示すようなオイルフィ
ルタ5がある。
【0003】オイルフィルタ5は、フィルタエレメント
50とこのフィルタエレメント50の中心部に配設され
るリリーフバルブ60とからなる。なお、図4において
は、説明の便宜上リリーフバルブ60を省略した状態を
表している。フィルタエレメント50は、外筒51と、
この外筒51の内部に配設される内筒53と、この内筒
53の外周に配設される菊花状に形成した円筒状の濾材
52と、外筒51の上端面および外筒51の下端面に固
着された上下のエンドプレート54,55とから構成さ
れている。外筒51および内筒53は、複数の貫通孔5
1a,53aが形成されたいわゆるパンチングプレート
によって形成されており、これらの貫通孔51a,53
aをオイルが流通する。
【0004】このように構成されたフィルタエレメント
50は、タンクTにおいて仕切板Taによって仕切られ
たフィルタ配設空間Ts内に直立した(上下に伸びた)
状態で配設されることが多い。そして、油圧回路を通っ
て戻ってきたオイルは、タンクTの上部側面に設けられ
てフィルタ配設空間Ts内に開口するリターンポートT
rを通ってフィルタエレメント50の外周に流れ込む。
フィルタエレメント50の外周に流れ込んだオイルは矢
印Aで示すように濾材52を通って濾過された後、下部
エンドプレート55の流出パイプ挿入孔55aに挿入さ
れた流出パイプTc内を流れてタンクT内に入る。
【0005】このように構成されたフィルタエレメント
50においては、オイルを濾過するために捕捉したゴミ
によって、濾材52が徐々に目詰まりを起こすため定期
的に交換する必要を生じる。フィルタエレメント50の
交換を行う場合には、タンクTにおいてフィルタエレメ
ント50の上方に配設された蓋Tdを外し、フィルタエ
レメント50をタンクTの上方に持ち上げるようにして
取り出す。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】ここで、フィルタエレ
メント50により捕捉されたゴミは、外筒51の外周面
や濾材52の外周面に付着している。このため、フィル
タエレメント50を取り出すときに内部のオイルが攪絆
されて外筒51や濾材52の外周面に付着したゴミが剥
がれ落ち、仕切板Taの底面Tbに設けられた流出パイ
プTcからタンクT内に流出するという問題があった。
【0007】本発明はこのような問題に鑑みてなされた
ものであり、交換等のためにフィルタエレメント等の流
体フィルタをタンクから取り出す場合でも、捕捉したゴ
ミがタンク内に流出することがない流体フィルタを提供
することを目的としている。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めに、本発明の流体フィルタは、濾材保持ケース内に濾
材を保持して構成されている。濾材は、軸方向と直角な
断面形状が菊花状を有して全体形状が略円筒状に成形さ
れており、内部に濾過空間が形成されている。
【0009】濾材保持ケースは、外筒と、上部エンドプ
レートと、下部エンドプレートとから構成され、外筒
は、濾材の外側を覆って円筒状に形成され、その内周側
と濾材の外周側との間において流入空間が形成される。
また、上部エンドプレートは、濾過空間および流入空間
を上方から覆って濾材および外筒の上端面に取り付けら
れ、下部エンドプレートは、濾過空間および流入空間を
下方から覆って濾材および外筒の下端面に取り付けられ
る。そして、上部エンドプレートには流入空間に開口す
る上部エンドプレート側流入孔が形成され、下部エンド
プレートには濾過空間に連通する流出孔が形成されてい
る。
【0010】このように構成された濾材保持ケースの内
部に濾材を保持した流体フィルタにおいては、濾材の外
側から内側に流体を流通させて流体の濾過を行うため、
濾材の外面に捕捉した流体中のゴミが付着する。そし
て、流体が攪絆されたり流体フィルタに振動が加わる等
して、濾材の外面に付着したゴミが落ちたときには、流
入空間内を沈下して下部エンドプレート上に溜る。ここ
で、流入空間に連通している上部エンドプレート側流入
孔は、流体フィルタの上部に形成されているため、沈下
したゴミが上部エンドプレート側流入孔から再び流出し
てしまうことがない。
【0011】なお、本発明に係る流体フィルタにおいて
は、外筒の上部にも流入空間に開口する外筒側流入孔を
形成することが好ましい。このように構成された流体フ
ィルタによれば、流入空間内に流入させる流体の流量を
多くすることができるため、流体フィルタの処理能力を
向上させることができる。
【0012】
【発明の実施の形態】以下、本発明の好ましい実施形態
について図1および図2を参照しながら説明する。ま
ず、本発明に係る流体フィルタの一例であるオイルフィ
ルタ1が配設されるタンクTについて説明する。タンク
Tの内部には仕切板Taによって仕切られたフィルタ配
設空間Tsが形成されている。フィルタ配設空間Tsの
上方におけるタンクTの上面には、蓋Tdが着脱自在に
設けられており、詳細を後述するフィルタエレメント1
0をフィルタ配設空間Ts内から取り出すことができる
ようになっている。
【0013】また、タンクTの側面における上部にはフ
ィルタ配設空間Tsに開口するリターンポートTrが設
けられており、このリターンポートTrには油圧回路中
の戻り側配管(図示せず)の端部が繋がる。さらに、仕
切板Taの底面Tbには流出パイプTcが設けられてお
り、この流出パイプTcにおいてフィルタ配設空間Ts
とタンク本体空間Thとが連通するようになっている。
【0014】このように構成されたタンクTのフィルタ
配設空間Ts内には、オイルフィルタ(リターンフィル
タ)1が配設される。オイルフィルタ1は、フィルタエ
レメント10と、フィルタエレメント10の上部に取り
付けられるリリーフバルブ20とから構成されている。
なお、このフィルタエレメント10が請求の範囲に記載
の流体フィルタを構成する。
【0015】まず、フィルタエレメント10について説
明する。このフィルタエレメント10は、外筒11と、
この外筒11の内側に配設される内筒14と、この内筒
14の外周に配設される全体形状が略円筒状の濾材13
と、この濾材の上下方向に延びた外周面に複数配設した
帯状の固着バンド12と、各筒11,14の上端面に固
着された上部エンドプレート15と、各筒11,14の
下端面に固着された下部エンドプレート16と、外筒1
1の上端に揺動自在に配設された取っ手18とから構成
されている。なお、外筒11と、上部エンドプレート1
5と、下部エンドプレート16とが請求の範囲に記載の
濾材保持ケースを構成する。
【0016】外筒11は、薄い板材によって円筒状に形
成されており、その外周における上部には複数の外筒側
流入孔11aが形成されている。また、内筒14も複数
の貫通孔14aが形成されたパンチングプレートによっ
て形成されている。なお、固着バンド12は必ずしも設
ける必要はない。
【0017】濾材13は、内筒14の外周面に当接接触
するように円筒状に形成されている。なお、この濾材1
3は、板状の濾紙を所定の幅でプリーツ状に形成した
後、全体形状が略円筒状となるように形成されている。
これにより、軸方向と直角な断面形状が菊花状を有し
て、内部に濾過空間を有した形状に形成され、内周面
(菊花状の内側の稜線)が内筒14に当接することとな
る。
【0018】上エンドプレート15は、中央部にリリー
フバルブ保持孔15aが形成された略円板状に形成され
ており、内筒14と帯状の固着バンド12とで濾材13
を保持した状態で各筒11,14を所定間隔で同心円状
に保持することができるようになっている。そして、上
部エンドプレート15の上面15bには複数の上部エン
ドプレート側流入孔15cが形成されている。
【0019】また、下部エンドプレート16も中央部に
流出パイプ挿入孔(流出孔)16aが形成された略円板
状に形成されており、この流出パイプ挿入孔16aには
流出パイプTcが挿入可能に構成されている。
【0020】すなわち、上部エンドプレート15は、リ
リーフバルブ20とともに、濾材13の内部である濾過
空間S2と、外筒11の内周側と濾材13の外周側との
間に形成された流入空間S1とを上方から覆って、各筒
11,14の上端面に取り付けられる。また、下部エン
ドプレート16は、濾過空間S2と、流入空間S1とを
下方から覆って、各筒11,14の下端面に取り付けら
れることとなる。
【0021】なお、取っ手18は、棒状部材によって外
筒11の外径よりも若干大きい略半円形に形成され、図
1および図2において実線で示す倒伏位置と、図2にお
いて鎖線で示す直立位置(引き上げ位置)との間で揺動
自在に構成されている。
【0022】上部エンドプレート15に形成されたリリ
ーフバルブ保持孔15aには、リリーフバルブ20が配
設される。なお、図2においては、説明の便宜上リリー
フバルブ20を省略した状態を表している。リリーフバ
ルブ20は、フィルタエレメント10に取り付けられる
フィルタエレメント取付部材21と、このフィルタエレ
メント取付部材21に取り付けられた支持軸22と、こ
の支持軸22に対して昇降自在に配設された弁部材23
と、この弁部材23を常時フィルタエレメント取付部材
21に付勢して、フィルタエレメント取付部材21に形
成されたリリーフ孔21aを閉塞させるリリーフバルブ
用スプリング24とから構成されている。
【0023】そして、フィルタエレメント10の処理能
力以上のオイルの流入があったときには、オイルの力に
よって弁部材23が押し下げられ、リターンポートTr
から流入した作動油は濾材13を流通せずに、リリーフ
孔21aを流れてタンク本体空間Th内に流入する。
【0024】このように構成されたリリーフバルブ20
が設けられたフィルタエレメント10は、蓋Tdを取り
外した状態でタンクTの上方からフィルタ配設空間Ts
内に挿入され、流出パイプ挿入孔16a内に流出パイプ
Tcが挿入された状態で仕切板Taの底面Tb上に載置
される。
【0025】このように底面Tb上に載置されたフィル
タエレメント10における上エンドプレート15の上に
は、圧縮スプリングであるスプリングSPが載置され
る。このスプリングSPをフィルタエレメント10の上
に載置した状態で蓋Tdを閉めることにより、スプリン
グSPの付勢力によってフィルタエレメント10を底板
Tbに押し付けることができるため、フィルタ配設空間
Ts内の所定位置に保持することができる。なお、この
ようにフィルタ配設空間Ts内に収納保持される状態に
おいては、取っ手18が上エンドプレート15の上方に
位置しないように倒伏させておく。
【0026】このようにしてタンクTに装着されたオイ
ルフィルタ1によって濾過されるオイルの流れについて
再度図1を参照しながら説明する。なお、図1におい
て、オイルの流れは、矢印Aによって表されている。リ
ターンポートTrから流入したオイルは、外筒11に形
成された外筒側流入孔11aおよび上部エンドプレート
15に形成された上部エンドプレート側流入孔15cか
ら、流入空間S1内に流入する。
【0027】流入空間S1内に流入したオイルは、濾材
13の外側から内側に向かって、すなわち、流入空間S
1から濾過空間S2に向かって流れるが、このときにオ
イル内に混入したゴミ等の不純物が濾過される。濾過さ
れたオイルは、内筒14の流通孔14aを通って濾過空
間S2に流入する。なお、濾材13は、内周が内筒14
の外周と当接しているため、外周方向からオイルが流入
しても変形することがない。そして、濾過空間S2に流
入したオイルは、流出パイプTcからタンク本体空間T
hに流出される。
【0028】このようにしてオイルの濾過を行うオイル
フィルタ1においては、長時間の使用により濾材13の
目詰まりが生じるため、所定時間毎にフィルタエレメン
ト10を交換する必要がある。フィルタエレメント10
の交換を行う場合には、まず蓋Tdを外すとともにスプ
リングSPを取り外す。その後、フィルタエレメント1
0に取り付けられた取っ手18を起こすようにして作業
者が掴んで持ち上げることにより、フィルタエレメント
10をタンクTの上方に引き上げる。
【0029】このようなフィルタエレメント10の引き
上げを行うと、フィルタエレメント10の内部において
濾過時の流れと異なるオイルの流れが生じ、フィルタエ
レメント10内のオイルが攪拌される。このようにオイ
ルが攪絆されると、濾材13の外周面に付着していた細
かいゴミが剥がれ落ちる。このように剥がれ落ちたゴミ
は、流入空間S1内を下降して下部エンドプレート16
上に溜る。
【0030】すなわち、フィルタエレメント10におい
ては、濾材13によって濾過するオイルを、上部エンド
プレート15に形成された上部エンドプレート側流入孔
15cおよび外筒11に形成された外筒側流入孔11a
から流入させることとしているため、フィルタエレメン
ト10の下方には濾材13の外周面に繋がる開口は形成
されていない。
【0031】このため、フィルタエレメント10の取外
し時にフィルタエレメント10からタンク本体空間Th
やフィルタ配設空間Ts内に流出する(こぼれ落ちる)
オイルは濾過されたオイルであり、剥がれ落ちたゴミも
フィルタエレメント10内に溜るため、フィルタエレメ
ント10の交換時にタンクT内のオイルを汚してしまう
ことがない。
【0032】なお、上記の実施形態においては、フィル
タエレメント10内において濾過するオイルを、上部エ
ンドプレート15に形成された上部エンドプレート側流
入孔15cと、外筒11に形成された外筒側流入孔11
aとから流入させることとしているが、本発明はこのよ
うな構成に限られるものではなく、濾過させるオイルの
流量が少ない場合には必ずしも外筒側流入孔11aを設
ける必要はない。
【0033】また、上記の実施形態においては、オイル
フィルタ1をリターンフィルタとして用いた場合につい
て説明したが、本発明はこれに限られるものではなく、
油圧回路の配管内を流れる作動油の濾過を行うインライ
ンフィルタとしても使用することができる。
【0034】さらに、上記の実施形態においては、本発
明に係る流体フィルタを油圧回路中の作動油の濾過を行
うためのオイルフィルタとして用いた場合について説明
したが、水や燃料等他の流体の濾過を行うフィルタとし
てももちろん用いることができる。
【0035】
【発明の効果】以上説明したように、本発明に係る流体
フィルタは、濾材保持ケースの内部に保持した濾材の外
側から内側に流体を流通させることにより、濾材の外周
に流体中のゴミを付着させて流体の濾過を行うことがで
きる。そして、流体フィルタの交換時等に濾材の外周に
付着したゴミが落ちたときには、流入空間内を沈下して
下部エンドプレート上に溜るが、流入空間に連通してい
る上部エンドプレート側流入孔は、流体フィルタの上部
に形成されているため、沈下したゴミが上部エンドプレ
ート側流入孔から再び流出してしまうことがない。従っ
て、一度濾材によって捕捉したゴミによって再びタンク
内の流体を汚してしまうことがない。
【0036】なお、本発明に係る流体フィルタにおいて
は、外筒の上部にも流入空間に開口する外筒側流入孔を
形成することが好ましい。このように構成された流体フ
ィルタによれば、流入空間内に流入させる流体の流量を
多くすることができるため、流体フィルタの圧力損失を
軽減させて処理能力を向上させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る流体フィルタの一例であるオイル
フィルタを示す部分断面図である。
【図2】図1におけるII−II矢視図である。
【図3】従来の流体フィルタを示す部分断面図である。
【図4】図3におけるIV−IV矢視図である。
【符号の説明】
1 オイルフィルタ 10 フィルタエレメント 11 外筒 11a 外筒側流入孔 12 固着バンド 13 濾材 14 内筒 15 上部エンドプレート 15c 上部エンドプレート側流入孔 16 下部エンドプレート

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 軸方向と直角な断面形状が菊花状を有し
    て、全体形状が略円筒状で内部に濾過空間を有した濾材
    と、この濾材を内部に保持する濾材保持ケースとからな
    り、この濾材保持ケース内において前記濾材の外側から
    内側に流体を流通させて流体の濾過を行う流体フィルタ
    であって、 前記濾材保持ケースが、 前記濾材の外側を覆って円筒状に形成され、その内周側
    と前記濾材の外周側との間に流入空間が形成される外筒
    と、 前記濾材および前記外筒の上端面に、前記濾過空間およ
    び前記流入空間を上方から覆って取り付けられた上部エ
    ンドプレートと、 前記濾材および前記外筒の下端面に、前記濾過空間およ
    び前記流入空間を下方から覆って取り付けられた下部エ
    ンドプレートとからなり、 前記上部エンドプレートには前記流入空間に開口する上
    部エンドプレート側流入孔が形成され、 前記下部エンドプレートには前記濾過空間に連通する流
    出孔が形成されていることを特徴とする流体フィルタ。
  2. 【請求項2】 前記外筒の上部に前記流入空間に開口す
    る外筒側流入孔が形成されていることを特徴とする請求
    項1に記載の流体フィルタ。
JP9139567A 1997-05-29 1997-05-29 流体フィルタ Pending JPH10328507A (ja)

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