JP2004016857A - ろ過装置、そのフィルターエレメント支持構造及びフィルターエレメント用中間支持プレート - Google Patents

ろ過装置、そのフィルターエレメント支持構造及びフィルターエレメント用中間支持プレート Download PDF

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Abstract

【課題】液圧によるフィルターエレメントの撓み変形を防止し、フィルターエレメント端部のシール性に優れたろ過装置を提供する。
【解決手段】本発明は、仕切プレート20により上室10b及び下室10aに仕切られたケーシング10と、下室10aに配置され、かつ上端が仕切プレート20の連通孔20aに接合されたチューブ状の複数のフィルターエレメント50とを備え、下室10aに導入された処理液Cが、フィルターエレメント50の周壁部を透過してろ過された後、フィルターエレメント内及び連通孔20aを通って上室10bに導かれるようなされたろ過装置を対象とする。支持孔41a〜43aが設けられた中間支持プレート41〜43が、その支持孔41a〜43a内にフィルターエレメント50の上下方向中間領域を挿通支持した状態で、ケーシング10に支持軸5を介して支持される。
【選択図】   図1

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
この発明は、例えば圧延加工時に圧延素材の冷却に用いられるクーラント等をろ過するためのろ過装置、そのフィルターエレメント支持構造及びフィルターエレメント用中間支持プレートに関する。
【0002】
【発明の背景】
圧延加工時に圧延素材の冷却油としてクーラントが用いられるが、このクーラントは、冷却用に供給された後、ろ過装置によりろ過されて浄化され、再利用されるのが一般的である。
【0003】
例えば図11及び図12に示すろ過装置(60)は、ケーシング(61)を具備し、そのケーシング(61)の上側内部に、多数の連通孔(62a)を有する仕切プレート(62)が取り付けられ、このプレート(62)によって、ケーシング(61)内が上室(61b)及び下室(61a)に分離されている。更にケーシング(61)には、下室(61a)に対応する位置に、流入口(60a)が形成されるとともに、上室(61b)に対応する位置に、流出口(60b)が形成されている。
【0004】
下室(61a)内には、上下方向に沿う多数のチューブ状フィルターエレメント(65)が配置され、各チューブエレメント(65)の上端が、仕切プレート(62)の各連通孔(62a)に、略リング状の連結金具(66)を介して上記連通孔(62a)に連通接続されている。
【0005】
また下室(61a)内の下部におけるフィルターエレメント(65)の下端位置には、ボトム支持プレート(63)が配置され、このボトム支持プレート(63)が上記仕切プレート(62)に支柱軸(64)を介して吊持固定されている。
【0006】
更に各フィルターエレメント(65)には、閉塞金具(68)が設けられ、この閉塞金具(68)とボトム支持プレート(63)との間には、圧縮コイルばね(67)が配置されている。そしてそのばね(67)の付勢力により、閉塞金具(68)がフィルターエレメント(65)に圧接されるとともに、フィルターエレメント(65)が上方に付勢されて、フィルターエレメント(65)の上端が、連結金具(66)に液密状態に圧接されている。
【0007】
このろ過装置において、クーラント(C)が、流入口(60a)から下室(61a)に導入されると、そのクーラント(C)は、フィルターエレメント(65)の周壁部を透過してろ過された後、エレメント(65)内のチューブ孔に導入される。更にそのクーラント(C)は、チューブ孔上端の連通孔(62a)を通って上室(61b)に導入された後、流出口(60b)から流出され、再利用されるものである。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】
上記のろ過装置において、フィルターエレメント(65)は、その上下両端がプレート(62)(63)に支持されるものであるが、このフィルターエレメント(65)には、下室(61a)内に導入されるクーラント(C)の液圧や液流によって横方向に変動応力が負荷される。この応力によって、図13(a)の一点鎖線に示すように、フィルターエレメント(65)が横方向に撓むように変形し、フィルターエレメント(65)の上端における連結金具(66)に対する密着性が低下し、場合によっては図13(b)の一点鎖線に示すように、フィルターエレメント(65)の上端が連結金具(66)から離脱して隙間(S)が形成されて、下室(61a)内のクーラント(C)が、フィルターエレメント(65)を透過せずに、未ろ過状態のクーラント(C)が隙間(S)を通って上室(61b)に導入される恐れがあり、浄化性能の低下を来す恐れがあった。
【0009】
この発明は、上記の事情に鑑みてなされたもので、クーラント等の処理液の液圧液流によるフィルターエレメントの変形を防止できるとともに、その変形によるフィルターエレメント端部のシール性低下を防止できて、浄化性能を向上させることができるろ過装置、そのフィルターエレメント支持構造及びフィルターエレメント用中間支持プレートを提供することを目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するため、この発明は、仕切プレートにより上室及び下室に仕切られたケーシングと、前記下室に配置され、かつ上端が前記仕切プレートの連通孔に接合されたチューブ状のフィルターエレメントとを備え、前記下室に導入された処理液が、前記フィルターエレメントの周壁部を透過してろ過された後、前記フィルターエレメント内及び前記連通孔を通って前記上室に導かれるようになされたろ過装置であって、支持孔が設けられた中間支持プレートが、その支持孔内に前記フィルターエレメントの上下方向中間領域を挿通支持した状態で、前記ケーシングに支持されてなるものを要旨としている。
【0011】
本第1発明のろ過装置においては、フィルターエレメントにおける中間領域を、中間支持プレートによって支持しているため、液圧等の応力によるフィルターエレメントの撓み変形を防止することができる。このため、フィルターエレメントの上端における連通孔に対する液密性を十分に維持することができる。
【0012】
本第1発明においては、前記フィルターエレメントの中間領域に、下方に向かうに従って次第に縮径するテーパ状外面を有する拡縮変形自在なテーパリングが外嵌状態に固定され、前記テーパリングに対応する前記支持孔が、下方に向かうに従って縮径するテーパ状内面を有する皿孔によって構成され、前記テーパリングが前記支持孔に挿通され、押付付勢手段によって、前記テーパリングが、前記フィルターエレメントの外面と前記支持孔の内面との間に圧入されてなる構成を採用するのが好ましい。
【0013】
すなわちこの構成を採用する場合、フィルターエレメントは、テーパリングを介して中間支持プレートに強固に支持されるため、フィルターエレメントにおける液圧等の応力による撓み変形、特に横方向の撓み変形を、より確実に防止することができる。
【0014】
また本第1発明において、前記テーパリングは、周方向に分割された複数個の分割片からなり、各分割片間における隙間の間隔が変化することによって、拡縮変形自在に構成されてなるものを採用するのが望ましい。
【0015】
すなわちこの場合、テーパリングをフィルターエレメントと中間支持プレートの支持孔内面との間に確実に圧入することができる。
【0016】
また本第1発明においては、前記押付付勢手段として、前記テーパリングと前記仕切プレートとの間に設けられた圧縮コイルばねにより構成することが可能である。
【0017】
また本第1発明においては、ろ過効率を向上させるため、複数のフィルターエレメントを採用するのが良い。
【0018】
すなわち本第1発明においては、前記フィルターエレメントが、並列配置に複数設けられてなる構成を採用するのが良い。
【0019】
更に本第1発明においては、前記中間支持プレートが、上下方向に間隔をおいて複数設けられてなる構成を採用するのが望ましい。
【0020】
すなわちこの構成を採用する場合には、液圧の応力等によるフィルターエレメントの撓み変形を、フィルターエレメントの長さ方向全域において確実に防止することができる。
【0021】
本第1発明においては、前記仕切プレートの前記連通孔に連結金具が嵌着され、その連結金具に前記フィルターエレメントの上端が接合され、前記フィルターエレメントが前記連結金具を介して前記連通孔に連通されてなる構成を採用するのが、より好ましい。
【0022】
すなわちこの構成を採用する場合には、フィルターエレメントにおける連結孔との接合部の液密性を、より向上させることができる。
【0023】
また本第1発明においては、前記下室の下部に、水平方向に沿ってボトム支持プレートが配置され、そのボトム支持プレートによって、前記フィルターエレメントの下端が前記ケーシングに支持されてなる構成を採用するのが、より望ましい。
【0024】
すなわちこの構成を採用する場合には、フィルターエレメントの下端を確実に支持することができる。
【0025】
更に本第1発明においては、支持軸の上端が、前記仕切プレートの外周縁部に固定されるとともに、下端が前記ボトム支持プレートの外周縁部に固定されることにより、前記ボトム支持プレートが、前記支持軸を介して前記仕切プレートに吊持されてなる構成を採用するのが、一層好ましい。
【0026】
すなわちこの構成を採用する場合には、ボトム支持プレートを確実に支持することができる。
【0027】
また本第1発明においては、前記中間支持プレートの外周縁部が、前記支持軸に固定されることにより、前記中間支持プレートが、前記支持軸を介して前記仕切プレートに支持されてなる構成を採用するのが、一層望ましい。
【0028】
すなわちこの構成を採用する場合には、中間支持プレートを確実に支持することができる。
【0029】
本第1発明においては、前記フィルターエレメントの下端が、閉塞金具によって閉塞され、その閉塞金具が閉塞付勢手段によって閉塞方向に付勢されてなる構成を採用するのが、より一層好ましい。
【0030】
すなわちこの構成を採用する場合には、フィルターエレメントの下端における液密性を、より向上させることができる。
【0031】
更に本第1発明においては、前記閉塞付勢手段が、前記フィルターエレメントの下端と前記ボトム支持プレートとの間に設けられた圧縮コイルばねにより構成されてなるものを採用するのが、より一層望ましい。
【0032】
すなわちこの構成を採用する場合には、フィルターエレメントの下端における液密性を、より一層向上させることができる。
【0033】
また本第1発明において、前記テーパリングは、その下端に前記フィルターエレメントに沿って下方に延びる下方延設片と、その下方延設片の外周に外方突出状に設けられたばね受片とを有し、前記押付付勢手段が、前記中間支持プレートと前記テーパリングのばね受片との間に設けられた圧縮コイルばねにより構成されてなるものを採用することが可能である。
【0034】
また本第1発明は、圧延処理時に冷却油として用いられる圧延用クーラントをろ過するのに好適である。
【0035】
すなわち本第1発明においては、前記処理液として、圧延用クーラントが用いられる構成を、好適に採用することができる。
【0036】
本第2発明は、上記第1発明の主要部としてのろ過装置のフィルターエレメント支持構造を特定するものである。
【0037】
すなわち本第2発明は、ケーシング内が仕切プレートにより上室及び下室に仕切られるとともに、前記下室に配置されたチューブ状のフィルターエレメントの上端が前記仕切プレートの連通孔に接合され、前記下室に導入された処理液が、前記フィルターエレメントの周壁部を透過してろ過された後、前記フィルターエレメント内及び前記連通孔を通って前記上室に導かれるようになされたろ過装置のフィルターエレメント支持構造であって、支持孔が設けられた中間支持プレートが、その支持孔内に前記フィルターエレメントの上下方向中間領域を挿通支持した状態で、前記ケーシングに支持されてなるものを要旨としている。
【0038】
本第2発明においては、上記第1発明と同様、前記フィルターエレメントの中間領域に、下方に向かうに従って次第に縮径するテーパ状外面を有する拡縮変形自在なテーパリングが外嵌状態に固定され、前記テーパリングに対応する前記支持孔が、下方に向かうに従って縮径するテーパ状内面を有する皿孔によって構成され、前記テーパリングが前記支持孔に挿通され、押付付勢手段によって、前記テーパリングが、前記フィルターエレメントの外面と前記支持孔の内面との間に圧入されてなる構成、又は、前記テーパリングは、周方向に分割された複数個の分割片からなり、各分割片間における隙間の間隔が変化することによって、拡縮変形自在となされる構成を採用するのが好ましい。
【0039】
本第3発明は、上記第1発明の主要部としてのろ過装置のフィルターエレメント用中間支持プレートを特定するものである。
【0040】
すなわち本第3発明は、ケーシング内が仕切プレートにより上室及び下室に仕切られるとともに、前記下室に配置されたチューブ状のフィルターエレメントの上端が前記仕切プレートの連通孔に接合され、前記下室に導入された処理液が、前記フィルターエレメントの周壁部を透過してろ過された後、前記フィルターエレメント内及び前記連通孔を通って前記上室に導かれるようになされたろ過装置のフィルターエレメント用中間支持プレートであって、前記下室内に水平に配置された状態で前記ケーシングに支持されるよう構成されるとともに、前記フィルターエレメントの上下方向中間領域を挿通支持するための支持孔を有するものを要旨としている。
【0041】
本第3発明においては、上記第1発明と同様、前記フィルターエレメントの中間領域に、下方に向かうに従って次第に縮径するテーパ状外面を有する拡縮変形自在なテーパリングが外嵌状態に固定され、前記テーパリングに対応する前記支持孔が、下方に向かうに従って縮径するテーパ状内面を有する皿孔によって構成され、前記テーパリングが前記支持孔に挿通され、押付付勢手段によって、前記テーパリングが、前記フィルターエレメントの外面と前記支持孔の内面との間に圧入されるよう構成されてなるもの、又は、前記テーパリングは、周方向に分割された複数個の分割片からなり、各分割片間における隙間の間隔が変化することによって、拡縮変形自在に構成されてなるものを採用するのが好ましい。
【0042】
なお言うまでもなく、本明細書(本発明)において、「上下方向」は、発明の理解を容易にするために規定したものであり、重力方向を基準に言うものではない。つまり本発明のろ過装置等の設置向きは、限定されるものではなく、図1の図面に対し、横向きや、上下逆向きに設置するようにしても、本発明の要旨に含まれるものである。
【0043】
【発明の実施の形態】
図1ないし図3はこの発明の実施形態であるろ過装置(1)を示す図である。これらの図に示すように、このろ過装置(1)は、圧延時に冷却油として用いられたクーラント(C)を、ろ過して再利用するためのものであって、ケーシング(10)と、そのケーシング(10)内に設けられる仕切プレート(20)、ボトム支持プレート(30)、中間支持プレート(41)(42)(43)及び多数のフィルターエレメント(50)とを基本的な構成として備えている。
【0044】
ケーシング(10)は、上端が開放され、下端が閉塞された筒形のケーシング本体(11)と、ケーシング本体(11)の上端開口部にボルト止め固定され、その上端開口部を液密状態に閉塞する蓋体(12)とを具備している。
【0045】
ケーシング(10)の周側壁における上部には、流出口(1b)が設けられるとともに、中間部には流入口(1a)が設けられ、更に底壁には、排出口(1c)が設けられている。なお排出口(1c)は、通常のろ過処理中には閉塞されている。
【0046】
ケーシング(10)の内部における上側部には、内方に突出する内向きフランジ(15)が周方向に連続して形成されている。
【0047】
図4に示すように仕切プレート(20)は、ケーシング(10)の内周形状に対応して、円板状に形成されており、外周縁部には、周方向に所定の間隔おきに多数のボルト挿通孔(25)が形成されている。更に仕切プレート(20)には、各フィルターエレメント(50)の取付位置に対応して、連通孔(20a)が多数形成されるとともに、これらの連通孔形成部の外周に、周方向に等間隔おきに3個の軸挿通孔(20b)が形成されている。
【0048】
図1に示すように仕切プレート(20)の外周縁部が、ケーシング(10)の内向きフランジ(15)上に載置された状態で、ボルト(26)がボルト挿通孔(25)に挿通されて、内向きフランジ(15)に締結されることにより、仕切プレート(20)がケーシング(10)に固定される。これにより、ケーシング(10)内が、仕切プレート(20)により上下に仕切られて、下室(10b)及び上室(10a)に分離される。ここで、上記流入口(1a)は、下室(10a)に対応して配置されるとともに、流出口(1b)は、上室(10b)に対応して配置されている。
【0049】
図5に示すように、下室(10a)内の下部に配置されるボトム支持プレート(30)は、下室(10a)の内径寸法よりも小さい径寸法を有する円板状に形成されている。更にボトム支持プレート(30)には、フィルターエレメント(50)の取付位置に対応して、多数の支持凹部(30a)が形成されるとともに、これらの凹部(30a)群の外周に、上記仕切プレート(20)の軸挿通孔(20b)に対応して、周方向に等間隔おきに3個の軸挿通孔(30b)が形成されている。
【0050】
また図1及び図2に示すように仕切プレート(20)の軸挿通孔(20b)には、長尺な支持軸(5)が挿通されて、その上端が仕切プレート(20)に固定されている。そしてこの支持軸(5)の下端が、ボトム支持プレート(30)の軸挿通孔(30b)に挿通されてボトム支持プレート(30)に固定される。これにより、ボトム支持プレート(30)が、ケーシング(10)の下室(10a)における下部に水平に配置された状態で、支持軸(5)及び仕切プレート(20)を介してケーシング(10)に吊持固定される。
【0051】
図1及び図8に示すように、フィルターエレメント(50)は、所定の長さを有するチューブ状のフィルター本体(51)を具備している。このフィルター本体(51)の上側部には、略筒状の拡縮変形自在なテーパリング(52)が外嵌状態に装着されている。
【0052】
テーパリング(52)は、図9に示すように、周方向に分割された複数個の分割片(52a)(52a)からなり、各分割片(52a)(52a)間における隙間(52b)の間隔が変化することによって、拡縮変形自在なものとなされるとともに、外周面が、下方に向かうに従って次第に縮径する下細のテーパ状に形成されている。
【0053】
また図1に示すように、フィルターエレメント(50)の下端部には、下端閉塞金具(56)が嵌着固定されており、この金具(56)の下端が、上記ボトム支持プレート(30)の支持凹部(30a)に嵌め込まれることによって、各フィルターエレメント(50)がボトム支持プレート(30)にそれぞれ支持されている。
【0054】
更に下端閉塞金具(56)とボトム支持プレート(30)との間には、圧縮コイルばね(57)からなる閉塞付勢手段が設けられており、このばね(57)の付勢力によって、閉塞金具(56)がフィルターエレメント(50)に圧入されつつ、フィルターエレメント(50)が上方へ持ち上げ付勢されている。
【0055】
一方図1及び図8に示すように、フィルターエレメント(50)の上側部において、仕切プレート(20)の各連通孔(20a)には、連結金具(55)が設けられている。この連結金具(55)は、上側部(55b)が仕切プレート(20)の連通孔(20a)に適合する大きさの筒状に形成されるとともに、下側部(55a)が上側部(55b)よりも一回り大きい筒状に形成されており、その上側部(55a)が仕切プレート(20)の各連通孔(20a)にそれぞれ液密状態に嵌着されて固定されている。
【0056】
そして、上記のボトム支持プレート(30)に支持されたフィルターエレメント(50)の上端が、連結金具(55)の下端に液密状態に圧接固定されて、これにより、フィルターエレメント(50)の内部が、連結金具(55)及び連通孔(20a)を介して上室(10b)に連通されている。
【0057】
仕切プレート(20)とボトム支持プレート(30)との間に配置される3枚の中間支持プレート(41)(42)(43)は、下室(10a)の内径寸法よりも小さい径寸法を有する平面視六角形状に形成されている。
【0058】
図6及び図8に示すように、3枚の中間支持プレートのうち、上段の中間支持プレート(41)は、フィルターエレメント(50)の取付位置に対応して、多数の支持孔(41a)が形成されている。この支持孔(41a)は、皿孔により構成されている。すなわち支持孔(41a)は、その内周面が、上記テーパリング(52)の外周面形状に対応して、下方に向かうに従って次第に縮径するテーパ状に形成されている。
【0059】
また図1及び図7に示すように中段及び下段の中間支持プレート(42)(43)は、フィルターエレメント(50)の取付位置に対応して、多数の支持孔(42a)(43a)が形成されている。これらの支持孔(42a)(43a)は、フィルターエレメント(50)のフィルター本体(51)を適合状態に外嵌し得る円柱孔により構成されている。
【0060】
更に3枚の中間支持プレート(41)(42)(43)における外周縁には、上記支持軸(5)に対応して、それぞれ3個ずつ切欠部(41b)(42b)(43b)が形成されている。
【0061】
これらの3枚の中間支持プレート(41)(42)(43)が、ケーシング(10)の下室(1a)内における仕切プレート(20)及びボトム支持プレート(30)間に、上下方向に適宜の間隔をおいてそれぞれ水平に配置される。
【0062】
このとき、上段の中間支持プレート(41)の支持孔(41a)に、フィルターエレメント(50)のテーパリング(52)が適合状態に挿通配置されて、テーパリング(52)のテーパ状外周面が支持孔(41a)のテーパ状内周面に接合されるとともに、中段及び下段の中間支持プレート(42)(43)の支持孔(42a)(43a)にフィルターエレメント(50)がそれぞれ適合状態に挿通配置された状態で、各中間支持プレート(41)(42)(43)における外周縁の切欠部(41b)(42b)(43b)に支持軸(5)がそれぞれ挿着されることにより、各中間支持プレート(41)(42)(43)が支持軸(5)に支持固定されている。
【0063】
更に、フィルターエレメント(50)の上側部においては、仕切プレート(20)とテーパリング(52)との間に、圧縮コイルばね(58)からなる押付付勢手段が設けられている。このばね(58)の付勢力によりテーパリング(52)が下方に押し込まれ、そのテーパリング(52)がフィルターエレメント(50)と中間支持プレート(41)の支持孔内周面との間に圧縮変形しつつ圧入される。これにより、フィルターエレメント(50)が、テーパリング(52)を介して中間支持プレート(41)に強固に支持されて、軸心に直交する方向への撓み変形が防止されるよう構成されている。
【0064】
なお、図8において、(58a)は、テーパリング(52)とばね(58)との間に配置されるばね受リングである。
【0065】
本実施形態のろ過装置(1)において、圧延処理に用いられた使用済のクーラント(C)は、流入口(1a)からケーシング(10)の下室(10a)内に導入される。下室(10a)内に導入されたクーラント(C)は、フィルターエレメント(50)の周側壁を透過してろ過されて、フィルター内部に導かれた後、フィルターエレメント(50)の上端から連結金具(55)及び連通孔(20a)を介して上室(10b)に導入される。こうしてろ過して浄化されたクーラント(C)は、流出口(1b)から流出されて、圧延時の冷却油として再利用される。
【0066】
一方、クーラント(C)のろ過処理中において、下室(10a)内の各フィルターエレメント(50)には、クーラント(C)の液圧や液流によって、特に横方向への応力が作用する。
【0067】
これに対し、本実施形態のろ過装置(1)においては、フィルターエレメント(50)における上下方向の中間領域を、中間支持プレート(41)(42)(43)によって支持し、フィルターエレメント(50)の中間領域における横方向の移動を防止するものであるため、上記応力によってフィルターエレメント(50)が横方向に撓むのを防止することができる。このため、フィルターエレメント(50)の上端における連結金具(55)に対する液密性を十分に維持することができ、例えばフィルターエレメント(50)が連結金具(55)から離脱して、その隙間から未ろ過のクーラント(C)が上室(10b)に浸入する等の不具合を確実に防止でき、良好な浄化性能を得ることができる。
【0068】
しかも、本実施形態においては、フィルターエレメント(50)の上側部に下細のテーパリング(52)を設けるとともに、そのテーパリング(52)を上段の中間支持プレート(41)における皿孔状の支持孔(41a)内に挿入し、更に圧縮コイルばね(58)によってテーパリング(52)を下方に押し込んで、そのテーパリング(52)をフィルターエレメント(50)と支持孔内周面との間に圧縮状態に圧入するものであるため、フィルターエレメント(50)は中間支持プレート(41)に強固に支持されて、横方向の撓み変形が防止される。このため、フィルターエレメント(50)の上側部において、液圧等の応力による撓み変形を、より確実に防止でき、フィルターエレメント(50)の連結金具(55)に対する液密性を、より確実に維持できて、より一層シール性を向上させることができる。
【0069】
なお上記実施形態においては、フィルターエレメント(50)の中間領域に、3個の中間支持プレート(41)(42)(43)を設けるようにしているが、本発明はそれだけに限られず、中間支持プレートが、少なくとも1個以上設けられていれば良い。
【0070】
また上記実施形態においては、本発明を圧延クーラント用のろ過装置に適用した場合について説明しているが、本発明はそれだけに限られず、クーラント以外の液体をろ過する手段にも適用することができる。
【0071】
更に本発明においては、フィルターエレメント(50)の設置数は、限定されるものではない。
【0072】
またテーパリングの取付位置も限定されるものではないが、上記実施形態のように、テーパリングを、フィルターエレメントにおける上段の中間支持プレートに対応させて、換言すれば仕切プレートに最も近い中間支持プレートに対応させて取り付けるのが、フィルターエレメント端部のシール性を向上させる上で効果的である。
【0073】
更に本発明においては、テーパリングの分割数も限定されるものではない。
【0074】
図10はこの発明の変形例であるろ過装置のフィルターエレメント上端部周辺を拡大して示す断面図である。同図に示すように、このろ過装置では、テーパリング(52)は、その下端に、フィルターエレメント(50)に沿って下方に延びる下方延設片(52c)が設けられるとともに、この下方延設片(52c)の下端に外方突出状にばね受片(52d)が形成されている。
【0075】
更にばね受片(52d)上には、ばね受リング(58)が配置され、そのばね受片(52d)と上段の中間支持プレート(41)との間に圧縮コイルばね(58)が介装される。
【0076】
その他の構成は、上記実施形態と同様である。
【0077】
この変形例のろ過装置においては、上記実施形態と同様、圧縮コイルばね(58)の付勢力により、テーパリング(52)が下方に引き込まれて、そのテーパリング(52)がフィルターエレメント(50)と中間支持プレート(41)の支持孔内周面との間に圧縮変形しつつ圧入される。これにより、フィルターエレメント(50)が、テーパリング(52)を介して中間支持プレート(41)に強固に支持されて、軸心に直交する方向への撓み変形が防止される。
【0078】
【発明の効果】
以上のように、本第1発明のろ過装置によれば、フィルターエレメントにおける中間領域を、中間支持プレートによって支持しているため、液圧等の応力によるフィルターエレメントの撓み変形を防止することができる。このため、フィルターエレメントの上端における連通孔に対する液密性を十分に維持することができ、例えばフィルターエレメントが撓み変形により連通孔から離脱して、その隙間から未ろ過の処理液が上室に浸入する等の不具合を確実に防止でき、良好な浄化性能を得ることができるという効果がある。
【0079】
本第1発明において、フィルターエレメントに下細のテーパリングを外嵌し、そのテーパリングを中間支持プレートにおける皿孔状の支持孔内に挿入し、更に押付付勢手段によってテーパリングをフィルターエレメントと支持孔内面との間に圧縮状態に圧入する場合、フィルターエレメントが、テーパリングを介して中間支持プレートに強固に支持されるため、フィルターエレメントにおける液圧等の応力による撓み変形を、より確実に防止でき、フィルターエレメントの連通孔に対する液密性を、より確実に維持することができるという利点がある。
【0080】
本第2発明のろ過装置のフィルターエレメント支持構造によれば、上記と同様に、同様の効果を得ることができる。
【0081】
本第3発明のろ過装置のフィルターエレメント用中間支持プレートによれば、上記と同様に、同様の効果を得ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の実施形態である圧延クーラント用ろ過装置を示す断面図である。
【図2】実施形態のろ過装置を概略的に示す斜視図である。
【図3】実施形態のろ過装置におけるフィルターエレメント支持用プレートを示す斜視図である。
【図4】実施形態のろ過装置における仕切プレートを示す平面図である。
【図5】実施形態のろ過装置におけるボトム支持プレートを示す平面図である。
【図6】実施形態のろ過装置における上段中間プレートを示す平面図である。
【図7】実施形態のろ過装置における中段中間プレートを示す平面図である。
【図8】実施形態のろ過装置におけるフィルターエレメント上端部周辺を拡大して示す断面図である。
【図9】実施形態のろ過装置に適用されたテーパリングを示す斜視図である。
【図10】この発明の変形例であるろ過装置のフィルターエレメント上端部周辺を拡大して示す断面図である。
【図11】従来の圧延クーラント用ろ過装置を示す断面図である。
【図12】従来のろ過装置を概略的に示す斜視図である。
【図13】同図(a)は従来のろ過装置におけるフィルターエレメントを示す側面図、同図(b)は従来のろ過装置におけるフィルターエレメント上端部周辺を拡大して示す断面図である。
【符号の説明】
1…ろ過装置
5…支持軸
10…ケーシング
10a…下室
10b…上室
20…仕切プレート
20a…連通孔
30…ボトム支持プレート
41、42、43…中間支持プレート
41a、42a、42a…支持孔
50…フィルターエレメント
52…テーパリング
52a…分割片
52b…隙間
52c…下方延設片
52d…ばね受片
55…連結金具
56…閉塞金具
57…圧縮コイルばね(閉塞付勢手段)
58…圧縮コイルばね(押込付勢手段)
C…クーラント

Claims (20)

  1. 仕切プレートにより上室及び下室に仕切られたケーシングと、前記下室に配置され、かつ上端が前記仕切プレートの連通孔に接合されたチューブ状のフィルターエレメントとを備え、前記下室に導入された処理液が、前記フィルターエレメントの周壁部を透過してろ過された後、前記フィルターエレメント内及び前記連通孔を通って前記上室に導かれるようになされたろ過装置であって、
    支持孔が設けられた中間支持プレートが、その支持孔内に前記フィルターエレメントの上下方向中間領域を挿通支持した状態で、前記ケーシングに支持されてなることを特徴とするろ過装置。
  2. 前記フィルターエレメントの中間領域に、下方に向かうに従って次第に縮径するテーパ状外面を有する拡縮変形自在なテーパリングが外嵌状態に装着され、
    前記テーパリングに対応する前記支持孔が、下方に向かうに従って縮径するテーパ状内面を有する皿孔によって構成され、
    前記テーパリングが前記支持孔に挿通され、押付付勢手段によって、前記テーパリングが、前記フィルターエレメントの外面と前記支持孔の内面との間に圧入されてなる請求項1記載のろ過装置。
  3. 前記テーパリングは、周方向に分割された複数個の分割片からなり、各分割片間における隙間の間隔が変化することによって、拡縮変形自在に構成されてなる請求項2記載のろ過装置。
  4. 前記押付付勢手段が、前記テーパリングと前記仕切プレートとの間に設けられた圧縮コイルばねにより構成されてなる請求項2又は3記載のろ過装置。
  5. 前記フィルターエレメントが、並列配置に複数設けられてなる請求項1ないし4いずれかに記載のろ過装置。
  6. 前記中間支持プレートが、上下方向に間隔をおいて複数設けられてなる請求項1ないし5のいずれかに記載のろ過装置。
  7. 前記仕切プレートの前記連通孔に連結金具が嵌着され、その連結金具に前記フィルターエレメントの上端が接合され、前記フィルターエレメントが前記連結金具を介して前記連通孔に連通されてなる請求項1ないし6のいずれかに記載のろ過装置。
  8. 前記下室の下部に、水平方向に沿ってボトム支持プレートが配置され、そのボトム支持プレートによって、前記フィルターエレメントの下端が前記ケーシングに支持されてなる請求項1ないし7のいずれかに記載のろ過装置。
  9. 支持軸の上端が、前記仕切プレートの外周縁部に固定されるとともに、下端が前記ボトム支持プレートの外周縁部に固定されることにより、前記ボトム支持プレートが、前記支持軸を介して前記仕切プレートに吊持されてなる請求項8記載のろ過装置。
  10. 前記中間支持プレートの外周縁部が、前記支持軸に固定されることにより、前記中間支持プレートが、前記支持軸を介して前記仕切プレートに支持されてなる請求項9記載のろ過装置。
  11. 前記フィルターエレメントの下端が、閉塞金具によって閉塞され、その閉塞金具が閉塞付勢手段によって閉塞方向に付勢されてなる請求項8ないし10のいずれかに記載のろ過装置。
  12. 前記閉塞付勢手段が、前記フィルターエレメントの下端と前記ボトム支持プレートとの間に設けられた圧縮コイルばねにより構成されてなる請求項11記載のろ過装置。
  13. 前記テーパリングは、その下端に前記フィルターエレメントに沿って下方に延びる下方延設片と、その下方延設片の外周に外方突出状に設けられたばね受片とを有し、
    前記押付付勢手段が、前記中間支持プレートと前記テーパリングのばね受片との間に設けられた圧縮コイルばねにより構成されてなる請求項2又は3記載のろ過装置。
  14. 前記処理液として、圧延用クーラントが用いられる請求項1ないし13のいずれかに記載のろ過装置。
  15. ケーシング内が仕切プレートにより上室及び下室に仕切られるとともに、前記下室に配置されたチューブ状のフィルターエレメントの上端が前記仕切プレートの連通孔に接合され、前記下室に導入された処理液が、前記フィルターエレメントの周壁部を透過してろ過された後、前記フィルターエレメント内及び前記連通孔を通って前記上室に導かれるようになされたろ過装置のフィルターエレメント支持構造であって、
    支持孔が設けられた中間支持プレートが、その支持孔内に前記フィルターエレメントの上下方向中間領域を挿通支持した状態で、前記ケーシングに支持されてなることを特徴とするろ過装置のフィルターエレメント支持構造。
  16. 前記フィルターエレメントの中間領域に、下方に向かうに従って次第に縮径するテーパ状外面を有する拡縮変形自在なテーパリングが外嵌状態に固定され、
    前記テーパリングに対応する前記支持孔が、下方に向かうに従って縮径するテーパ状内面を有する皿孔によって構成され、
    前記テーパリングが前記支持孔に挿通され、押付付勢手段によって、前記テーパリングが、前記フィルターエレメントの外面と前記支持孔の内面との間に圧入されてなる請求項15記載のろ過装置のフィルターエレメント支持構造。
  17. 前記テーパリングは、周方向に分割された複数個の分割片からなり、各分割片間における隙間の間隔が変化することによって、拡縮変形自在に構成されてなる請求項16記載のろ過装置のフィルターエレメント支持構造。
  18. ケーシング内が仕切プレートにより上室及び下室に仕切られるとともに、前記下室に配置されたチューブ状のフィルターエレメントの上端が前記仕切プレートの連通孔に接合され、前記下室に導入された処理液が、前記フィルターエレメントの周壁部を透過してろ過された後、前記フィルターエレメント内及び前記連通孔を通って前記上室に導かれるようになされたろ過装置のフィルターエレメント用中間支持プレートであって、
    前記下室内に水平に配置された状態で前記ケーシングに支持されるよう構成されるとともに、
    前記フィルターエレメントの上下方向中間領域を挿通支持するための支持孔を有することを特徴とするろ過装置のフィルターエレメント用中間支持プレート。
  19. 前記フィルターエレメントの中間領域に、下方に向かうに従って次第に縮径するテーパ状外面を有する拡縮変形自在なテーパリングが外嵌状態に固定され、
    前記テーパリングに対応する前記支持孔が、下方に向かうに従って縮径するテーパ状内面を有する皿孔によって構成され、
    前記テーパリングが前記支持孔に挿通され、押付付勢手段によって、前記テーパリングが、前記フィルターエレメントの外面と前記支持孔の内面との間に圧入されるよう構成されてなる請求項18記載のろ過装置のフィルターエレメント用中間支持プレート。
  20. 前記テーパリングは、周方向に分割された複数個の分割片からなり、各分割片間における隙間の間隔が変化することによって、拡縮変形自在に構成されてなる請求項16記載のろ過装置のフィルターエレメント用中間支持プレート。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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KR100758380B1 (ko) * 2006-09-14 2007-09-18 주식회사 디엠퓨어텍 역삼투압을 이용한 농축수 재활용 처리장치
JP2010142794A (ja) * 2008-12-22 2010-07-01 Am Creator Co Ltd オイル濾過用フィルタ部材
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KR102444423B1 (ko) * 2022-02-10 2022-09-19 (주)케이엠에스 관세척수 정화를 위한 완충기 및 여과기 복합 장치

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