JP2615921B2 - オペレーティングシステムにおける入出力制御方法 - Google Patents

オペレーティングシステムにおける入出力制御方法

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JP2615921B2 JP25964188A JP25964188A JP2615921B2 JP 2615921 B2 JP2615921 B2 JP 2615921B2 JP 25964188 A JP25964188 A JP 25964188A JP 25964188 A JP25964188 A JP 25964188A JP 2615921 B2 JP2615921 B2 JP 2615921B2
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【発明の詳細な説明】 <産業上の利用分野> この発明は、UNIXなどのオペレーティングシステムに
組み込まれるドライバソフトウエアに関連する技術であ
って、殊にこの発明は、入出力ポートからの割込みをド
ライバソフトウエアを介してアプリケーションソフトウ
エアへ通知するための入出力制御方法の改良に関する。
<従来の技術> 従来この種システムでは、入出力装置が所定の入出力
処理を完了して割込みを発生させると、ドライバソフト
ウエアがこれを検知し、アプリケーションソフトウエア
からの要求に応じて割込みのあったことを通知するよう
になっている。この場合にもしアプリケーションソフト
ウエアからの割込み検知要求に対して入出力装置が入出
力処理を完了していなければ、ドライバソフトウエアは
入出力ポートから割込みがあるのを待ち、その間アプリ
ケーションソフトウエアへは何の通知もしない。
<発明が解決しようとする問題点> しかしながらこのような方法では、アプリケーション
ソフトウエアの側では、ドライバソフトウエアより割込
みがあった旨の通知がくるまで待機する必要があって、
その待機時間中は別の処理を実行できない。また複数の
割込みに待機するような場合は、早く割込みを発生させ
た入出力ポートから順に処理することが困難であるなど
の問題がある。
この発明は、上記問題に着目してなされたもので、ド
ライバソフトウエアの機能を改良して割込みの発生に待
機することなくアプリケーションソフトウエアが他の処
理の実行を可能となすことによって、アプリケーション
ソフトウエアにおける処理手順の高速化と合理化とを実
現する新規なオペレーティングシステムにおける入出力
制御方法を提供することを目的とする。
<問題点を解決するための手段> 上記目的を達成するため、この発明では、入出力ポー
トからの割込みをオペレーティングソフトウエアに組み
込まれるドライバソフトウエアを介してアプリケーショ
ンソフトウエアへ通知するための制御方法において、前
記ドライバソフトウエアに対し、入出力ポートからの割
込みの有無を検出して、割込みがあればその旨を、割込
みがなければ入出力ポートからの割込みを待たずにの旨
を、それぞれアプリケーションソフトウエアへ通知させ
る機能を具備させることにしている。
<作用> 入出力装置が所定の入出力処理を完了して割込みを発
生させると、ドライバソフトウエアがこれを検知し、ア
プリケーションソフトウエアからの要求に応じて割込み
のあったことを通知する。もしアプリケーションソフト
ウエアからの割込み検知要求時に入出力ポートより割込
みの発生がなければ、ドライバソフトウエアは入出力ポ
ートからの割込みを待つことなく、その旨をアプリケー
ションソフトウエアへ通知することになる。このためア
プリケーションソフトウエアの側では、割込み発生の待
機時間が不要となり、その間他の処理を実行し得て、ア
プリケーションソフトウエアにおける処理手順が高速化
されかつ合理化される。
<実施例> 第1図は、オペレーティングシステムであるUNIXのハ
ードウエア構成を示すもので、制御主体であるCPU1とメ
モリ2とは内部バス7にて接続され、その内部バス7と
入出力ポート5とがインターフェイスポート3を介して
接続される。このインターフェイスポート3中のレジス
タ4は入出力ポート5からの割込みを取り込むためのも
ので、この入出力ポート5と入出力装置6とはインター
フェイスバス8にて接続されている。
ドライバソフトウエアは前記メモリ2上に存在するも
ので、このドライバソフトウエアを含むオペレーティン
グソフトウエアに対するアプリケーションソフトウエア
および入出力ポートの関係を示したものが第2図であ
る。
同図において、ユーザが作成するアプリケーションソ
フトウエアはオペレーティングソフトウエアを介在させ
て入出力を制御するもので、アプリケーションソフトウ
エアとオペレーティングソフトウエアとの間およびドラ
イバソフトウエアと入出力ポートとの間は、要求とその
要求に対する応答とでやりとりが行われる。
第3図は、アプリケーションソフトウエアにおける制
御手順の一例を示すもので、同図のステップ1(図中
「ST 1」で示す)では所定のデータやパラメータ値など
を算出するための計算が実行されている。つぎのステッ
プ2では算出されたデータがハードウエアにセットさ
れ、つぎにステップ3において、入出力処理の終了によ
る割込みがあったかどうかにつきオペレーティングソフ
トウエアに対して割込み検知要求を出している。その結
果、もし割込みがあったならばドライバソフトウエアよ
りその旨の通知があり、ステップ3の判定が“YES"とな
ってステップ5へ進み、全てのデータがハードウエアに
セット済みか否かが判断される。もしステップ5の判定
が“NO"であれば、ステップ1へ戻り、つぎの計算処理
を開始することになる。
これに対してもし割込みがなかったならば、ドライバ
ソフトウエアからは割込みがない旨の通知があり、ステ
ップ3の判定が“NO"となってステップ4へ進み、アプ
リケーションソフトは割込みありの通知がくるのを待た
ずに、つぎの計算処理を実行し、再度入出力処理の終了
による割込みがあったかどうかにつきオペレーティング
ソフトウエアに対して割込み検知要求を出す(ステップ
3)。
そしてこの段階でステップ3の判定が“YES"となり、
さらにつぎのステップ5も“YES"であるときは、つぎの
計算処理はすでにステップ4で済ませてあるから、ステ
ップ1をスキップしてステップ2へ戻り、その計算結果
をセットする。よってアプリケーションソフトにおける
制御手順は高速化されかつ合理化される。
第4図は、ドライバソフトウエアにおける割込み検知
の制御手順を示すもので、同図のステップ1において、
入出力ポート5より入出力処理の終了による割込みがあ
ったか否かをチェックしている。このドライバソフトウ
エアでは、割込みがあったことを示す割込み登録テーブ
ルが用意してあり、割込みのあった時点で前記レジスタ
4の内容を参照して登録テーブルにその旨の登録が行わ
れる。
前記ステップ1では、この登録テーブルを参照して割
込みの有無を判断しており、その判定が“YES"であれ
ば、ステップ2で割込み登録テーブルの内容をクリア
し、つぎのステップ3でアプリケーションソフトウエア
へ通知する手段としてメモリ2上の所定エリアに割込み
ありを示す割込みフラグをオンしてリターンする。かく
してアプリケーションソフトウエアではこの割込みフラ
グを介して割込みありが通知されることになり、通知後
に例えばアプリケーションソフトウエアにより割込みフ
ラグがオフされる。
一方ステップ1の判定が“NO"であれば、ステップ4
へ進み、前記の割込みフラグがオンされてリターンし、
同様にアプリケーションソフトウエアでは、このオフ状
態の割込みフラグを介して割込みなしが通知されること
になる。
<発明の効果> この発明は上記の如く、ドライバソフトウエアに対
し、入出力ポートからの割込みの有無を検出して、割込
みがあればその旨を、割込みがなければ入出力ポートか
らの割込みを待たずにその旨を、それぞれアプリケーシ
ョンソフトウエアへ通知させる機能を具備させたから、
アプリケーションソフトウエアの側では、従来のように
割込み発生の待機時間が不要となり、その間他の処理を
実行することができ、アプリケーションソフトウエアに
おける処理手順の高速化と合理化とが実現される。また
複数の割込みを待つ場合に、早く割込みを発生させた入
出力ポートから順に割込みを検知して処理することが可
能となるなど、発明目的を達成した顕著な効果を奏す
る。
【図面の簡単な説明】
第1図はオペレーティングシステムのハードウエアの構
成を示すブロック図、第2図はオペレーティングソフト
ウエアに対するアプリケーションソフトウエアおよび入
出力ポートの関係を示す説明図、第3図はアプリケーシ
ョンソフトウエアの制御手順を示すフローチャート、第
4図はドライバソフトウエアの割込み検知の手順を示す
フローチャートである。 1……CPU、2……メモリ 5……入出力ポート、6……入出力装置

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】入出力ポートからの割込みをオペレーティ
    ングソフトウエアに組み込まれるドライバソフトウエア
    を介してアプリケーションソフトウエアへ通知するため
    の制御方法において、 前記ドライバソフトウエアに対し、入出力ポートからの
    割込みの有無を検出して、割込みがあればその旨を、割
    込みがなければ入出力ポートからの割込みを待たずにそ
    の旨を、それぞれアプリケーションソフトウエアへ通知
    させる機能を具備させて成るオペレーティングシステム
    における入出力制御方法。
JP25964188A 1988-10-15 1988-10-15 オペレーティングシステムにおける入出力制御方法 Expired - Lifetime JP2615921B2 (ja)

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