JP2614391B2 - ビデオカセットテープレコーダデッキのテープローディング装置 - Google Patents

ビデオカセットテープレコーダデッキのテープローディング装置

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JP2614391B2
JP2614391B2 JP4344362A JP34436292A JP2614391B2 JP 2614391 B2 JP2614391 B2 JP 2614391B2 JP 4344362 A JP4344362 A JP 4344362A JP 34436292 A JP34436292 A JP 34436292A JP 2614391 B2 JP2614391 B2 JP 2614391B2
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    • G11B15/6656Threading; Loading; Automatic self-loading by extracting loop of record carrier from container to pull the record carrier against drum using two-sided extraction, i.e. "M-type"

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はビデオカセットテープレ
コーダデッキのテープローディング装置に関する。詳し
くは、2つのカムを使ってピンチローラ及びテイクアッ
プローラーを作動させ、各走行要素等を順次的に作動さ
せてテープの経路を最適に保つことができ、且つ全体の
構成を薄形化したビデオカセットテープレコーダデッキ
のテープローディング装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来のビデオカセットテープレコーダの
構成を図7に示す。これは、同図に示すように、メイン
ベースBの後方部の中間にはヘッドドラムHが傾斜して
設置され、前方部にはテープカセットCが装着される。
またその左右には供給リール20と巻き上げリール21
が設けられている。
【0003】前記ヘッドドラムHの下部にはローディン
グギア24,25がかみ合うようにして設けられ、その
ローディングギア24,25上には各々2つのレバーよ
りなるローディングレバー26,27が連結され、その
ローディングレバー26,27にはスラントベース1,
2が連結されている。そしてローディングギア24,2
5の回転によって、スラントベース1,2がテープカセ
ットCのマウスMの中からローディング完了位置にロー
ディングされ、スラントベース1,2がローディング完
了位置に到達しても、ローディングギア24,25はさ
らに少し回転してブイストッパ(図示なし)に圧着する
ようになっている。
【0004】また、メインデッキDの後方右側部にはロ
ーディングモータ3が設けられ、前方部にカムギア12
が設けられて、その間にキャプスタンモータ23が設け
られている。そして、その一側部にはローディングモー
タ3に直結されたウォーム4の動力を前記第2カムギア
12に伝達させるためのギアトレインG、即ちギア5,
6,7,8が設けられている。
【0005】前記キャプスタンモータ23の駆動ギア2
8とローディングギア25との間には動力を選択的に連
結もしくは遮断するための中継レバー14が直線移動で
きるように設けられ、その中継レバー14の一端部に固
定されたピン14aが前記カムギア12の上面に形成さ
れたカムスロット12aに挿入されているので、前記カ
ムギア12の回転によって中継レバー14が直線移動す
るようになる。中継レバー14の後方端部には、中継ギ
ア13の軸着により、前記キャプスタンモータ23の駆
動ギア28とローディングギア25とがかみ合いもしく
は分離されるようになっている。
【0006】前記カムギア12の上方部には、リールラ
ッチド22が軸22′により軸着され、その一端部に形
成されたピン22aがカムギア12の上面のカムスロッ
ト12aの他側部に挿入されて、カムギア12とリール
ラッチド22が連動するようになっている。
【0007】前記カムギア12の側方部にはピンチロー
ラ30を具備したピンチアーム10とピンチレバー9と
が同一軸10′に軸着され、その軸10′にはトーショ
ンスプリング31が挿入され、そのトーションスプリン
グ31の両端部は、ピンチレバー9の掛け片9aとピン
チアーム10の掛け片10aに掛けられ、その2つの部
材を常に一定な力で互いに引き合う方向に付勢してい
る。
【0008】前記ピンチレバー9の一側面は、前記カム
ギア12の上面に固定したカムピン17が接触できるよ
うになっている。一方前記ピンチアーム10には該ピン
チアーム10を反時計方向に回転させるように引張スプ
リング32が連結されている。
【0009】前記ピンチアーム10の一側にはガイドロ
ーラ33が中間部に具備されたテイクアップアーム11
が軸11′により軸着され、該軸11′にはテイクアッ
プアーム11を時計方向に回転させるようにトーション
スプリング31が結合されている。一方、前記ローディ
ングレバー27の中間部には、駆動ピン34が上向きに
突出され、スラントベース2のローディング時、駆動ピ
ン34が前記テイクアップアーム11の後方部11aを
前進させるようになっている。
【0010】このような従来のテープローディング装置
の構成では、図8(A)に示すように、テープをローデ
ィングさせないアンローディング状態からは、ピンチア
ーム10に弾持された引張スプリング32によりピンチ
ローラ30やガイドローラ33がテープマウスMの内部
に位置されるようになる。
【0011】このような状態でローディングが始まる
と、駆動モータ3が作動されてギアトレインGを介して
ローディングギア25及びカムギア12が駆動される。
また図8(B)に示すように、ローディングギア25の
回転により、スラントベース2がメインベースBのガイ
ドレールに沿って移動しつつ、スラントベース2に連設
のローディングレバー27の駆動ピン34により、テイ
クアップアーム11が回転する。それにより、テイクア
ップアーム11に接触されているピンチローラ30の軸
30′によって、ピンチアーム10が回動されてピンチ
ローラー30がキャプスタンシャフト23′にちかよ
る。一方カムギア12も回転してカムピン17がピンチ
レバー9にちかよる。
【0012】このような状態で、カムギア12が回動し
続けることによりカムピン17はピンチレバー9を押圧
してトーションスプリング31により弾持されているピ
ンチアーム10を回転させ、ピンチローラ30を図8
(C)に示すようにキャプスタンシャフト23′により
近づけて密着させる。
【0013】
【発明が解決しようとする課題】このような従来のテー
プローディング装置では、走行ガイド要素等が一つのカ
ムギアにより作動され、相互独立的には可動できないた
め、テープローディング時、走行ガイド要素を希望する
タイミングで動作し難く、従ってテープ経路を最適化さ
せながら動作し難いという問題があった。
【0014】本発明は、2個のカムを使って、ピンチロ
ーラ及びテイクアップローラを駆動するためのレバー等
を駆動できるようにして、テープローディング時に各走
行要素等が相互干渉なく動き、テープ径路を最適に誘導
するビデオカセットテープレコーダデッキのテープロー
ディング装置を実現しようとする。
【0015】また、本発明は、2個のカムをベース底に
設け、その上にカムレバー、テイクアップレバー、ピン
チアーム並びにテイクアップアームを設け、薄形化がで
きるビデオカセットテープレコーダデッキのテープロー
ディング装置を実現しようとする。
【0016】
【課題を解決するための手段】本発明のビデオカセット
テープレコーダデッキのテープローディング装置に於い
ては、ローディングモータと、該ローディングモータに
より駆動される第1カムギア及びカムレバーによりピン
チレバーをローディング位置へ移送するためのピンチレ
バー移送手段と、前記第1カムギアと連動される第2カ
ムギア及びテイクアップレバーによりテイクアップアー
ムを移送するためのテイクアップアーム移送手段と、前
第2カムギアと連動されるローディングギア及び連結
ロッドによりスラントベースをメインベースに形成され
ているレールに沿って移送するためのスラントベース移
送手段とを含んでなるビデオカセットテープレコーダデ
ッキのテープローディング装置であって、前記テイクア
ップアームの回転中心は、前記第1カムギアの回転中心
と同じであり、前記テイクアップアームにはアンローデ
ィング時の状態を堅固に保つために、ロッキング手段が
形成されており、前記スラントベースには前記テイクア
ップアームの回転時、前記テイクアップアームが経路を
離脱することを防ぎ、前記テイクアップアームをガイド
するための掛けあごを具備することを特徴とする。
【0017】また、それに加えて、前記ロッキング手段
は、前記テイクアップアームに形成されている第1掛け
あごと、前記テイクアップレバーに形成されたピンとよ
りなることを特徴とする。
【0018】
【0019】
【0020】
【0021】
【0022】
【0023】この構成を採ることに依り、テープローデ
ィング時に各走行要素等が相互干渉なく動き、テープ径
路を最適に誘導することが可能で、且つ薄型化が可能な
ビデオカセットテープレコーダデッキのテープローディ
ング装置が得られる。
【0024】
【作用】図1に示すように、アンローディング状態で
は、テイクアップアーム107、ピンチレバー120、
ピンチアーム108は反時計方向に完全に回転した状態
で、ガイドローラ105、ピンチローラ108a、テイ
クアップローラ107aの全べてがカセットマウスM内
に位置された状態となっている。
【0025】次に、図2に示すように、ローディングモ
ータにより第1カムギア101が回転駆動されると、該
第1カムギア101とローディングギア103は反時計
方向に、第2カムギアは時計方向に回動する。ローディ
ングギア103の回転によりスラントベース106がレ
ール110aに沿って進むと、同時にテイクアップレバ
ー113は反時計方向に回動する。これにより、テイク
アップレバー113の掛ピン13cがテイクアップアー
ム107の掛けスロット107bから離脱し、テイクア
ップアーム107の拘束を解除する。テイクアップアー
ム107はスプリング115の弾力により軸101aを
中心にして時計方向に回動され、その先端107dがス
ラントベース106の掛けあご106aに拘束される。
【0026】次に図3に示すように、ローディングが進
み続けると、スラントベース106はガイドレール11
0aに沿って続けて移動し、またテイクアップアーム1
07の後端の支持突起107cがテイクアップレバー1
13先端のスプリングピン113bに当接する。カムレ
バー116は第1カムギア101のカムスロツト101
bに導かれて第2ヒンジ軸117を中心にして反時計方
向に回動され、その先端のピン116bが長孔120a
に沿って移動してピンチレバー120を時計方向に回動
する。一方ピンチレバー120にトーションスプリング
119で支持したピンチアーム108も第3ヒンジ軸1
18を中心にして時計方向に回動され、その先端のピン
チローラ108aがキャプスタンシャフト121に接近
する。
【0027】このような状態でローディングモータが続
けて駆動すると、図4に示すように、スラントベース1
06はガイドレール110aに沿って更に移動し、テイ
クアップアーム107aの回転は完了され、ピンチアー
ム108は、そのピンチローラ108aがキャプスタン
シャフトに接触直前の状態となる。
【0028】この時、カムレバー116が第1カムギア
101のカムスロット101bに導かれ、図5に示すよ
うにピンチレバー120をさらに押すことにより、トー
ションスプリング119に弾持されたピンチアーム10
8が回動され、ピンチローラ108aがキャプスタンシ
ャフト121に密着されテープを巻き上げる状態とな
る。
【0029】
【実施例】図1乃至図6は本発明の実施例を示す図で、
図1乃至図5は構成及び作動を説明するための図、図6
は装置の高さ関係を示す図である。本実施例において、
ピンチレバー120をローディング位置へ移送するため
のピンチレバー移送部はローディングモータ(図示な
し)により駆動され、前記ピンチレバー120をガイド
できるようにテイクアップアーム107を移送する為の
テイクアップアーム移送部は、前記ピンチレバー移送部
と連動される。また、スラントベース106をベース1
10に形成されたレール110aに沿って移送させるた
めのスラントベース移送部は、前記テイクアップアーム
移送部と連動される。
【0030】前記ピンチレバー移送部は、前記ローディ
ングモータにより駆動され、回転中心向きに円柱面に沿
って形成された第1カムスロット101bを持つ第1カ
ムギア101と、第3ヒンジピン118で回動できるよ
うにベースに固定され、且つ一側に長孔120aが形成
され、且つカムレバー116の移動によりキャプスタン
シャフト121側へ移動するピンチレバー120と、
【0031】中間部に第1カムギア101の第1カムス
ロツト101bに係合するカムピン116aを有し、且
つ一端が第2ヒンジピン117でベースに回動可能に固
定され、且つ他端にピンチレバー120の長孔120a
に係合するピン116bが形成されて前記第1カムギア
101の回転により前記第1カムスロット101bによ
り前記第1カムギア101の回転中心方向へ移動するカ
ムレバー116と、
【0032】一端を第3ヒンジピン118で回動可能に
ベースに固定され、前記ピンチレバー120の回転方向
と同じ向きに回転するピンチアーム108と、前記ピン
チアーム108の一端に設けられ、前記キャプスタンシ
ャフトとかみ合って回転するピンチローラ108aとを
具備している。
【0033】トーションスプリング119は、第3ヒン
ジピン118に挿入され、その両端がピンチレバー12
0とピンチアーム108に掛止され、該ピンチレバー1
20とピンチアーム108を互いに引き合うように弾持
している。
【0034】また、前記テイクアップアーム移送部は、
前記第1カムギア101により駆動され、回転中心方向
へ円柱面に沿って形成された第2カムスロット102a
を持つ第2カムギア102と、第2カムギア102の第
2カムスロット102aに係合するカムピン113a及
びテイクアップアーム107の回動をロック/アンロッ
クするための掛けピン113cを有し、一端が第1ヒン
ジピン114でベース110に回動可能に固定され、且
つ他端にはテイクアップアーム107と連結されるスプ
リング115を設置できるようにスプリングピン113
bが形成され、且つ前記第2カムギア102の回転によ
り第2カムスロット102aにて第2カムギア102の
回転中心軸方向へ移動するテイクアップレバー113
と、
【0035】一端が第1カムギア101の固定軸101
aに回動可能に固定され、先端部にテイクアップローラ
107a及びスラントベース106の掛けあご106a
と接触される接触突起107dが形成され、且つ中間部
に前記テイクアップレバー113の掛けピン113cを
ロック/アンロックする掛けスロット107bが形成さ
れ、且つ前記テイクアップレバー113の移動により、
前記ピンチレバー120の下部面に沿って移動するテイ
クアップアーム107とを具備している。
【0036】また、前記スラントベース移送部は、前記
第2カムギア102と連動するローディングギア103
と、該ローディングギア103の中心軸103aに軸着
されて前記ローディングギア103と同じ方向に回転す
る回動ブラケット109と、該回動ブラケット109に
回転可能に連結され、且つ該回動ブラケット109によ
って回転する第1連結ロッド111及び該第1連結ロッ
ド111に回転できるように連結された第2連結ロッド
112と、
【0037】前記第2連結ロッド112と連結され、該
第2連結ロッド112の回転により前記ベース110の
レール110aに沿って移動し、前記テイクアップアー
ム107の回転時に、該テイクアップアーム107が経
路を離脱しないようにガイドする為の掛けあご106a
を有するスラントベース106とを具備している。
【0038】一方図6に示すように、前記第2カムギア
102と第1カムギア101はメインベース110の底
部に設置され、前記テイクアップレバー113及びカム
レバー116は前記両ギアのすぐ上の同一平面に配置さ
れる。
【0039】このように構成された本実施例は、図1に
示すようにアンローディングした状態で且つテープカセ
ットCが装着された状態では、ガイドローラ105、ピ
ンチローラ108a、及びテイクアップローラ107a
の全べてがカセットマウスM内に位置した状態になっ
て、テイクアップアーム107とピンチレバー120、
及びピンチアーム108とが反時計方向に完全に回転し
た状態である。
【0040】この時、テイクアップアーム107は、テ
イクアップレバー113の先端に係止されたスプリング
115により後端が弾持されて時計方向へ回転しようと
する力を受けているが、テイクアップレバー113の掛
けピン113cに掛けスロット107bが係合して拘束
状態となっている。
【0041】このような状態でテープカセットが装着さ
れ、ローディングモータの動力が第1カムギア101に
伝達されると、第1カムギア101は反時計方向に回動
しながら第2カムギア102を時計方向に、ローディン
グギア103を反時計方向にそれぞれ回動する。
【0042】第1カムギア101、第2カムギア10
2、ローディングギア103が回転すると、図2に示す
ように、ローディングギア103から回動ブラケット1
09及び連結ロッド111,112を介して連動される
ように設けられたスラントベース106がメインベース
110に形成されたレール110aに沿って進むと同時
に、テイクアップレバー113は、そのカムピン113
aが第2カムギア102のカムスロットに導かれ、第1
ヒンジ軸114を中心にして反時計方向に回動する。
【0043】この時、テイクアップレバー113の掛け
ピン113cがテイクアップアーム107の掛けスロッ
ト107bから離脱され、テイクアップアーム107の
拘束は解除される。これによりテイクアップアーム10
7はスプリング115の弾力により第1カムギア101
の軸101aを中心にして時計方向に回動されるが先端
107dがスラントベース106の掛けあご106aに
再び拘束されるようになる。
【0044】このような動作は、スラントベース106
がガイドローラ105、ピンチアーム108のピンチロ
ーラ108aやテイクアップアーム107のテイクアッ
プローラ107aが同時にテープに接触してガイドした
り、引張ったりするため、互いにオーバーラップになら
ないかぎりその動作ができるから、互いに時計差を置い
て有機的に動作すべきである。
【0045】ローディングが進み続けると、スラントベ
ース106はガイドレール110aに沿って続けて移動
する。この時第2カムギア102の回動によってそのカ
ムスロット102aに導かれるカムピン113aを持つ
テイクアップレバー113が反時計方向に回動して、テ
イクアップレバー113に設けられた掛ピン113c
が、テイクアップアーム107の掛けスロット107b
から離脱する。これによりテイクアップレバー113の
掛ピン113cから自由になったテイクアップアーム1
07は、時計方向にある程度回転しながら図2に示すよ
うに、その先端107dがスラントベース106の掛け
あご106aに拘束される。
【0046】さらにスラントベース106が移動し続け
ると、図3に示すように、テイクアップアーム107の
後端に形成された支持突起107cがテイクアップレバ
ー113の先端に着設されているスプリングピン113
bに当接する。この時、第1カムギア101のカムスス
ロット101bに導かれるカムピン116aを持つカム
レバー116は、第2ヒンジ軸117を中心にして反時
計方向に回動され、カムレバー116のピン116bが
長孔120aに沿って移動する。これにより連動される
ピンチレバー120は時計方向に回動する。
【0047】一方、前記ピンチレバー120にトーショ
ンスプリング119にて支持されたピンチアーム108
も、第3ヒンジ軸118を中心に時計方向に回動され、
ピンチアーム108に設けられたピンチローラ108a
はキャプスタンシャフト121に接近する。
【0048】ここで、テイクアップアーム107をスプ
リング115の弾性力にて動作するようにして、テイク
アップレバー113の掛けピン113cとスラントベー
ス106の掛けあご106aとテイクアップレバー11
3のスプリングピン113bにより3段階に拘束しつつ
動作させる理由は、ピンチアーム108の総回転角に対
しテイクアップアーム107の角転角が、およそ2倍以
上大きいため、ローディング初期、中期、末期にわたっ
てテイクアップアーム107を作動させる力を分配する
ためである。
【0049】このような状態で、ローディングモータが
続けて駆動されると、図4に示したように、スラントベ
ース106はガイドレール110aに沿って更に上昇
し、テイクアップアーム107の回転は完了され、ピン
チアーム108はピンチローラー108aがキャプスタ
ンシャフト121に接触する直前状態となる。
【0050】この時、カムレバー116が第1カムギア
101のカムスロット101bに導かれ、図5に示すよ
うに、ピンチレバー120をより強く押圧して、トーシ
ョンスプリング119に弾圧されながらトーションスプ
リング119に弾持されたピンチアーム108を回動す
る。これによりピンチローラ108aはキャプスタンシ
ャフト121に密着し、テープを巻き上げるようにな
る。
【0051】前記した状態からテープをアンローディン
グする場合は、ローディングモータを逆回転させること
により、前記の逆の順序で動作し、ピンチアーム10
8、テイクアップアーム107、及びスラントベース1
06は元の位置に戻る。
【0052】
【発明の効果】本発明に依れば、別の2つのカムを使っ
て、ピンチローラ及びテイクアップローラを作動できる
ようにすることによって各走行要素が互いに干渉なく順
次的にスムーズに作動され、テープの経路を最適に導い
て行くようにするのは勿論、2つのカムをメインシャー
シ底に設け、2つのレバー、テイクアップレバー及びカ
ムレバーを、2つのカムのすぐ上に同一平面状に構成し
て、その上にピンチアームとテイクアップアームを設け
ることにより、高さの面で薄形化ができる。
【0053】特にピンチアームのヒンジ部118をテー
プ装着部の外側に位置するようにしてヒンジ部ガイドの
高さを高めて、ピンチアームの動作が安定になるように
し、テイクアップアームのヒンジ114は、カセットの
マウス内部に位置してヒンジ部ガイドの高さを高めたこ
とにより、直角度の向上が得られ、並びに全体の構成が
薄形化できるという効果が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明によるビデオカセットテープレコーダデ
ッキのテープローディング装置の構成図である。
【図2】本発明によるビデオカセットテープレコーダデ
ッキのテープローディング装置のローディングが始まっ
て、テイクアップアームがスラントベースに引継される
状態を示す図である。
【図3】本発明によるビデオカセットテープレコーダデ
ッキのテープローディング装置のテイクアップアームが
スラントベースから離脱する直前の状態を示す図であ
る。
【図4】本発明によるビデオカセットテープレコーダデ
ッキのテープローディング装置のローディング完了状態
を示す図である。
【図5】本発明によるビデオカセットテープレコーダデ
ッキのテープローディング装置のビンチローラがキャプ
スタンシャフトに密着した状態を示す図である。
【図6】本発明によるビデオカセットテープレコーダデ
ッキのテープローディング装置の高さ関係を示す図であ
る。
【図7】従来のビデオカセットテープレコーダデッキの
テープローディング装置の構成図である。
【図8】従来のビデオカセットテープレコーダデッキの
テープローディング装置の作動状態を示す図である。
【符号の説明】
1,2,106…スラントベース 3…ローディングモータ 4…ウォーム 5,6,7,8…ギア 9,120…ピンチレバー 9a…掛け片 10,108…ピンチアーム 11,107…テイクアップアーム 12,101…カムギア 12a,101b…カムスロット 13…中継ギア 14…中継レバー 23…キャプスタンモータ 24,25…ローディングギア 26,27…ローディングレバー 28…駆動ギア 32…引張スプリング 33…ガイドローラ 106a…掛けあご 107b…掛けスロット 108a…ピンチローラ 113…テイクアップレバー 116…カムレバー 119…トーションスプリング

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ローディングモータと、該ローディング
    モータにより駆動される第1カムギア及びカムレバーに
    よりピンチレバーをローディング位置へ移送するための
    ピンチレバー移送手段と、前記第1カムギアと連動され
    第2カムギア及びテイクアップレバーによりテイクア
    ップアームを移送するためのテイクアップアーム移送手
    段と、前記第2カムギアと連動されるローディングギア
    及び連結ロッドによりスラントベースをメインベースに
    形成されているレールに沿って移送するためのスラント
    ベース移送手段とを含んでなるビデオカセットテープレ
    コーダデッキのテープローディング装置であって、 前記テイクアップアームの回転中心は、前記第1カムギ
    アの回転中心と同じであり、 前記テイクアップアームにはアンローディング時の状態
    を堅固に保つために、ロッキング手段が形成されてお
    り、 前記スラントベースには前記テイクアップアームの回転
    時、前記テイクアップアームが経路を離脱することを防
    ぎ、前記テイクアップアームをガイドするための掛けあ
    ごを具備することを特徴とするビデオカセットテープレ
    コーダデッキのテープローディング装置。
  2. 【請求項2】 前記ロッキンク手段は、 前記テイクアップアームに形成されている第1掛けあご
    と、 前記テイクアップレバーに形成されたピンとよりなるこ
    とを特徴とする請求項1のビデオカセットテープレコー
    ダデッキのテープローディング装置。
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