JP4389455B2 - 磁気記録再生装置 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、簡単な構成で、確実な動作が得られる、低消費電力の磁気記録再生装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
近年、磁気記録再生装置は、軽量化、低コスト化、低消費電力化が望まれている。
【0003】
以下に従来の磁気記録再生装置について説明する。
【0004】
従来、磁気記録再生装置は特開平11−273184号公報に記載されたものが知られている。
【0005】
従来の磁気記録再生装置を図7に示す。図7は従来の磁気記録再生装置のメカニズム部の構成を示すものである。
【0006】
このメカニズムは一般的にシュリンクメカニズムと呼ばれ、サブシャーシと呼ばれる移動式のシャーシが、メインシャーシ上を摺動し、磁気テープカセットの着脱時には大きく飛び出し、テープローディング後の動作時にはほとんどメインシャーシと重なって小さくなる構造である。
【0007】
前記メインシャーシにはテープガイドドラム、キャプスタンモータ、ピンチローラー等の主要部品が、また、サブシャーシにはリール台、カセットホルダー、テープ引き出しポスト等の部品が備えられている。
【0008】
図7では、主要な部品以外は省略しているが、構成および動作を説明する。
【0009】
10はメインシャーシであり、テープガイドドラム12、キャプスタンモータ14、ピンチローラーユニット16等、テープ走行に必要な部品が載置されている。
【0010】
18はサブシャーシであり、2つのリール台20a、20b、カセットホルダー(図示せず)等を具備し、磁気テープカセット(図示せず)を装着する構造になっている。
【0011】
メインシャーシ10とサブシャーシ18は摺動ガイド部22a、22bで支持され、矢印A,B方向に移動可能である。
【0012】
前記メインシャーシ10にはカムギア24が載置され、駆動モータ(図示せず)によってカムギア軸25を中心に矢印C,D方向に回転する。
【0013】
前記カムギア24の上端面にはカムピン26が設けられており、前記サブシャーシ18に設けられたカム部28と係合している。
【0014】
これによって前記サブシャーシ18は、カムギア24の回転に対応して矢印AまたはB方向へ移動する。
【0015】
カムギア24の内部には回転角度を検出する接点が設けられており、前記カムギア24のカムピン26がどの位置にあるかが分かるようになっている。
【0016】
図7は矢印B方向に移動しきった状態を示す。
【0017】
前記カムギア24とサブシャーシ18の間にはキックアーム30が、メインシャーシ10に設けられたアーム軸32に回動自在に軸承されており、前記キックアーム30のカム溝34がカムピン26と係合している。
【0018】
キックアーム30はカムピン26の動きに連動して、カム溝34の形状で決まるタイミングでアーム軸32の周りを回動する。
【0019】
35はアーム戻しバネであり、キックアーム30が不用意に回動しないよう矢印F方向に回動トルクを与え、前記キックアーム30はメインシャーシ10に設けられたストッパピン36に当接した状態を維持している。
【0020】
次に動作を、図7〜図11を用いて説明する。
【0021】
図7の状態からカムギア24が矢印C方向に回転すると、図8に示すようにカムピン26によってサブシャーシ18は矢印A方向へ移動する。
【0022】
この時、メインシャーシ10のピンチローラー回動軸38に軸承されたピンチローラーユニット16は、ピンチローラーアーム40の曲げ部42が、サブシャーシ18の曲げ部44に押され、矢印H方向に回動トルクを与える戻しバネ46に抗して矢印J方向に回動する。
【0023】
前記ピンチローラーユニット16はピンチローラーアーム40にピンチローラー48が軸承されており、ピンチローラーアーム40はねじりコイルバネによる圧着バネ50を撓ませた状態で支持し、ピンチローラー回動軸38に軸承される。前記圧着バネ50の端部51は直角に曲げられ、キックアーム30のキック部54と係合する。
【0024】
さらにカムギア24が矢印C方向に回転し、図8の位置を経て、図9に示す位置まで回転すると、サブシャーシ18は矢印A方向への移動を終了し、以降の回転ではカム部28の形状により動かない構造になっている。
【0025】
この状態では、ピンチローラーユニット16はピンチローラー48がキャプスタン軸52との間にわずかな間隙を残した位置で待機する、ストップ位置である。
【0026】
前記図9に示すストップ位置からさらにカムギア24が矢印C方向に回転すると、サブシャーシ18は動かないが、キックアーム30がカム溝34の形状によって矢印E方向に回動する。
【0027】
この動作で前記キックアーム30のキック部54は、圧着バネ50の端部51と係合してピンチローラーユニット16を矢印J方向に回動し、ピンチローラー48がキャプスタン軸52に当接した後もさらに回動し、前記圧着バネ50を撓ませてピンチローラー48に圧着力を発生させ、図10に示すプレイモード状態となる。
【0028】
これによって前記ピンチローラー48とキャプスタン軸52との間に挟まれた磁気テープ(図示せず)はキャプスタンモータ14の回転によって移送される。
【0029】
前記キックアーム30のカム溝34はカムピン26の外径に対してほぼ同等幅の確動カムであるが、Gで示す範囲は溝幅を広く取って逃がしてある。
【0030】
この理由は、図7、図9、図10に示すようにカムピン26がGに示す範囲外にある時は前記カムピン26とカム溝34との圧力角は前記カムピン26がカム溝34内を移動するのに支障のない角度であるが、Gに示す範囲では圧力角が極めて高く、特に図8に示す、アーム軸32、カムピン26、アーム軸32が一列に並んだ位置では圧力角が90°となり、カムピン26がカム溝34に食い込んで動かなくなるのを防ぐためである。
【0031】
ところが、キックアーム30をアーム軸32に対して自由にしておくと、図11に示すように矢印E方向に回動したとき、カムピン26とカム溝34の圧力角はKで示す角度となり、特にカムギア24が矢印D方向に回転する時、自動食い込み状態となりロックしてしまう。
【0032】
従ってアーム戻しバネ35を設けて、前記キックアーム30を常に一点鎖線で示す矢印F方向に規制し、自動食い込みによるロックを防いでいる。
【0033】
【特許文献1】
特開平11−273184号公報
【0034】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら上記の従来の構成では、アーム戻しバネ35を用いてキックアーム30を常に規制しているため、部品点数が増えるだけでなく、規制方向がピンチローラーユニット16をキャプスタン軸52に圧着する際の動作方向に反する方向なのでカムギア24の回転に余分な負荷が上乗せされ、装置の消費電力が増加するという問題点を有していた。
【0035】
本発明は上記従来の問題点を解決するもので、少ない部品点数で、低消費電力の磁気記録再生装置を提供することを目的とする。
【0036】
【課題を解決するための手段】
この目的を達成するために本発明の磁気記録再生装置は、シャーシ手段に装着され、複数の位置を検出するための位置検出手段を具備し、モーターによって回転駆動される駆動手段と、磁気テープを内蔵したカセットが着脱可能な第1の位置と、前記カセットがテープ走行可能な第2の位置との間を、前記駆動手段によって移動するように、前記シャーシ手段に支持されたカセット支持手段と、ピンチローラーを具備し、前記シャーシ手段に設けられた回動軸に軸承されて、戻しバネ手段によって前記カセット支持手段に付勢された状態で前記カセット支持手段によってキャプスタン軸の直前まで回動され、前記キャプスタン軸との間に磁気テープを挟んで圧着バネ手段により圧着され、前記磁気テープをキャプスタンの回転によって移送するピンチローラー手段と、前記シャーシ手段に移動可能に設けられ、前記駆動手段の回転によって前記ピンチローラー手段をキャプスタン軸に圧着せしめるピンチローラー圧着手段とを具備し、前記カセット支持手段が前記第1の位置から前記第2の位置へと移動する間、前記ピンチローラー圧着手段の動きを、前記ピンチローラー手段に設けられ、コイルバネにより前記圧着バネ手段と一体的に形成された規制手段で規制し、前記ピンチローラー圧着手段は前記シャーシ手段に回動自在に軸承される。
【0037】
この構成によって、特別な部品を用いなくとも前記ピンチローラー圧着手段の動きを規制することが出来る。
【0038】
【発明の実施の形態】
本発明の請求項1に記載の発明は、シャーシ手段に装着され、複数の位置を検出するための位置検出手段を具備し、モーターによって回転駆動される駆動手段と、磁気テープを内蔵したカセットが着脱可能な第1の位置と、前記カセットがテープ走行可能な第2の位置との間を、前記駆動手段によって移動するように、前記シャーシ手段に支持されたカセット支持手段と、ピンチローラーを具備し、前記シャーシ手段に設けられた回動軸に軸承されて、戻しバネ手段によって前記カセット支持手段に付勢された状態で前記カセット支持手段によってキャプスタン軸の直前まで回動され、前記キャプスタン軸との間に磁気テープを挟んで圧着バネ手段により圧着され、前記磁気テープをキャプスタンの回転によって移送するピンチローラー手段と、前記シャーシ手段に移動可能に設けられ、前記駆動手段の回転によって前記ピンチローラー手段をキャプスタン軸に圧着せしめるピンチローラー圧着手段とを具備し、前記カセット支持手段が前記第1の位置から前記第2の位置へと移動する間、前記ピンチローラー圧着手段の動きを、前記ピンチローラー手段に設けられ、コイルバネにより前記圧着バネ手段と一体的に形成された規制手段で規制し、前記ピンチローラー圧着手段は前記シャーシ手段に回動自在に軸承されるようにしたものであり、低負荷で動作するという作用を有する。
【0041】
以下、本発明の実施の形態について、図1から図6を用いて説明する。
【0042】
(実施の形態1)
図1、図2は本発明による磁気記録再生装置のメカニズム部の構成を示すものである。
【0043】
このメカニズムは従来例と同じく、シュリンクメカニズムであり、サブシャーシと呼ばれる移動式のシャーシが、メインシャーシ上を摺動し、磁気テープカセットの着脱時には大きく飛び出し、テープローディング後の動作時にはほとんどメインシャーシと重なって小さくなる構造である。
【0044】
前記メインシャーシにはテープガイドドラム、キャプスタンモータ、ピンチローラー等の主要部品が、また、サブシャーシにはリール台、カセットホルダー、テープ引き出しポスト等の部品が備えられている。
【0045】
図1、図2では、主要な部品以外は省略しているが、構成および動作を説明する。
【0046】
60はメインシャーシであり、テープガイドドラム62、キャプスタンモータ64、ピンチローラーユニット66等、テープ走行に必要な部品が載置されている。
【0047】
68はサブシャーシであり、2つのリール台70a、70b、カセットホルダー(図示せず)等を具備し、磁気テープカセット(図示せず)を装着する構造になっている。
【0048】
メインシャーシ60とサブシャーシ68は摺動ガイド部72a、72bで支持され、矢印A,B方向に移動可能である。
【0049】
前記メインシャーシ60にはカムギア74が載置され、駆動モータ(図示せず)によってカムギア軸75を中心に矢印C,D方向に回転する。
【0050】
前記カムギア74の上端面にはカムピン76が設けられており、前記サブシャーシ68に設けられたカム部78と係合している。
【0051】
これによって前記サブシャーシ68は、カムギア74の回転に対応して矢印AまたはB方向へ移動する。
【0052】
カムギア74の内部には回転角度を検出する接点が設けられており、前記カムギアのカムピン76がどの位置にあるかが分かるようになっている。
【0053】
図2は矢印B方向に移動しきった状態を示す。
【0054】
前記カムギア74とサブシャーシ68の間にはキックアーム80が、メインシャーシ60に設けられたアーム軸82に回動自在に軸承されており、前記キックアーム80のカム溝84がカムピン76と係合している。
【0055】
キックアーム80はカムピン76の動きに連動して、カム溝84の形状で決まるタイミングでアーム軸82の周りを矢印EまたはF方向に回動する。
【0056】
86はストッパピンであり、前記キックアーム80の矢印F方向の回動を規制している。
【0057】
ピンチローラーユニット66は、ピンチローラーアーム90にピンチローラー98が軸承されており、ピンチローラーアーム90はねじりコイルバネによる圧着バネ100を撓ませた状態で支持し、ピンチローラー回動軸88に軸承される。前記圧着バネ100の端部101は直角に曲げられ、キックアーム80のキック部104と係合する位置関係になっている。
【0058】
前記ピンチローラーアーム90の曲げ部92は、サブシャーシ68の曲げ部94と対向する位置関係に配置される。
【0059】
次に動作を、図2〜図5を用いて説明する。
【0060】
図2の状態からカムギア74が矢印C方向に回転すると、図3に示すようにカムピン76によってサブシャーシ68は矢印A方向へ移動する。
【0061】
この時、メインシャーシ60のピンチローラー回動軸88に軸承されたピンチローラーユニット66は、ピンチローラーアーム90の曲げ部92が、サブシャーシ68の曲げ部94に押され、矢印H方向に回動トルクを与える戻しバネ96に抗して矢印J方向に回動する。
【0062】
さらにカムギア74が矢印C方向に回転し、図3の位置を経て、図4に示す位置まで回転すると、サブシャーシ68は矢印A方向への移動を終了し、以降の回転ではカム部78の形状によって動かない構造になっている。
【0063】
この状態では、ピンチローラーユニット66はピンチローラー98がキャプスタン軸102との間にわずかな間隙を残した位置で待機する、ストップ位置である。
【0064】
前記図4に示すストップ位置から、さらにカムギア74が矢印C方向に回転すると、サブシャーシ68は動かないが、キックアーム80がカム溝84の形状によって矢印E方向に回動する。
【0065】
この動作で前記キックアーム80のキック部104は、圧着バネ100の端部101と係合してピンチローラーユニット66を矢印J方向に回動し、ピンチローラー98がキャプスタン軸102に当接した後もさらに回動し、前記圧着バネ100を撓ませてピンチローラー98に圧着力を発生させ、図5に示すプレイモード状態となる。
【0066】
これによって前記ピンチローラー98とキャプスタン軸102との間に挟まれた磁気テープ(図示せず)はキャプスタンモータ64の回転によって移送される。
【0067】
前記キックアーム80のカム溝84はカムピン76の外径に対してほぼ同等幅の確動カムであるが、Gで示す範囲は溝幅を広く取って逃がしてある。
【0068】
この理由は、従来例と同様に、図2、図4、図5に示すようにカムピン76がGに示す範囲外にある時は前記カムピン76とカム溝84との圧力角は前記カムピン76がカム溝84内を移動するのに支障のない角度であるが、Gに示す範囲では圧力角が極めて高く、特に図3に示す、アーム軸82、カムピン76、アーム軸82が一列に並んだ位置では圧力角が90°となり、カムピン76がカム溝84に食い込んで動かなくなるのを防ぐためである。
【0069】
前記キックアーム80は、カムピン76がGに示すカム溝84が確動カムでない範囲では、アーム軸82の周りを矢印EまたはF方向に自由に動けるが、矢印F方向への動きはストッパピン86で規制されている。
【0070】
矢印E方向の動きは、図5に示すプレイモード状態まで回動可能な状態にしておく必要があるが、図3に示す状態で前記キックアーム80が矢印E方向に回動しすぎるとカムピン76とカム溝84との圧力角が大きくなりすぎてセルフロック状態となる。
【0071】
この矢印E方向の回動を規制するため、キックアーム80は回動防止部106を有しており、前記回動防止部106に対向した範囲をピンチローラーユニット66の圧着バネ100の端部101が通過する間は、前記キックアーム80の矢印E方向の回動が規制されて、図6に一点鎖線と実線示す範囲しか自由度がない。
【0072】
このためカムピン76とカム溝84との圧力角は最大でも図6にKで示す値となり、セルフロックには至らない。
【0073】
この回動防止部106はカムピン76がG区間を通過する際に前記ピンチローラーユニット66の圧着バネ100の端部101が移動する区間以上に設けられており、前記キックアーム80の回動が自由になっている間は前記ストッパピン86とピンチローラーユニット66の圧着バネ100の端部101によって回動が規制される。
【0074】
【発明の効果】
以上のように本発明は、キックアームの動きを規制するアーム戻しバネが無くとも前記キックアームの動きがピンチローラーユニットの圧着バネで規制され、部品点数が削減されるばかりでなく、カムギアの回転負荷の軽減にもなり、装置の低消費電力に貢献するという優れた効果が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態における磁気記録再生装置の要部斜視図
【図2】同実施の形態における磁気記録再生装置の動作説明のための要部平面図
【図3】同実施の形態における磁気記録再生装置の動作説明のための要部平面図
【図4】同実施の形態における磁気記録再生装置の動作説明のための要部平面図
【図5】同実施の形態における磁気記録再生装置の動作説明のための要部平面図
【図6】同実施の形態における磁気記録再生装置の動作説明のための要部平面図
【図7】従来の磁気記録再生装置の動作説明のための要部平面図
【図8】従来の磁気記録再生装置の動作説明のための要部平面図
【図9】従来の磁気記録再生装置の動作説明のための要部平面図
【図10】従来の磁気記録再生装置の動作説明のための要部平面図
【図11】従来の磁気記録再生装置の動作説明のための要部平面図
【符号の説明】
66 ピンチローラーユニット
77 カムギア
80 キックアーム
100 圧着バネ
106 回動防止部
Claims (1)
- シャーシ手段に装着され、複数の位置を検出するための位置検出手段を具備し、モーターによって回転駆動される駆動手段と、
磁気テープを内蔵したカセットが着脱可能な第1の位置と、前記カセットがテープ走行可能な第2の位置との間を、前記駆動手段によって移動するように、前記シャーシ手段に支持されたカセット支持手段と、
ピンチローラーを具備し、前記シャーシ手段に設けられた回動軸に軸承されて、戻しバネ手段によって前記カセット支持手段に付勢された状態で前記カセット支持手段によってキャプスタン軸の直前まで回動され、前記キャプスタン軸との間に磁気テープを挟んで圧着バネ手段により圧着され、前記磁気テープをキャプスタンの回転によって移送するピンチローラー手段と、
前記シャーシ手段に移動可能に設けられ、前記駆動手段の回転によって前記ピンチローラー手段をキャプスタン軸に圧着せしめるピンチローラー圧着手段とを具備し、
前記カセット支持手段が前記第1の位置から前記第2の位置へと移動する間、前記ピンチローラー圧着手段の動きを、前記ピンチローラー手段に設けられ、コイルバネにより前記圧着バネ手段と一体的に形成された規制手段で規制し、前記ピンチローラー圧着手段は前記シャーシ手段に回動自在に軸承されたことを特徴とする磁気記録再生装置。
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