JPH0421261B2 - - Google Patents

Description

【発明の詳細な説明】 （産業上の利用分野） 本発明は、テープをカセツト内より引き出して
ヘツドドラムに摺接させ、磁気記録再生を行うよ
うにした磁気記録再生装置に関する。

（従来の技術） ビデオテープレコーダやデジタルオーデイオテ
ープレコーダのような磁気記録再生装置では、カ
セツト内から引き出したテープを回転磁気ヘツド
ドラムに摺接させて記録再生を行うようになつて
いる。このような磁気記録再生装置では、テープ
をカセツト内から引き出してヘツドドラムに巻付
けるためのテープローデイング機構が必要であ
り、また、引き出されたテープをキヤプスタン軸
に圧接させてテープを定速輸送するためのピンチ
ローラ圧接機構が必要である。

従来の磁気記録再生装置では、上記のテープロ
ーデイング機構とピンチローラ圧接機構をそれぞ
れ独立して設けている。

（発明が解決しようとする問題点） 従来の磁気記録再生装置によれば、テープロー
デイング機構とピンチローラ圧接機構をそれぞれ
独立して設ける必要があるため、部品点数が多
く、機構が複雑となる。

本発明は、かかる従来の問題点を解消するため
になされたものであつて、テープローデイング機
構を利用してピンチローラ圧接機構を設けること
により、部品点数の削減と構成の簡略化及び小型
化を図つた磁気記録再生装置を提供することを目
的とする。

（問題点を解決するための手段） 本発明は、カセツト内よりテープを引き出すテ
ープローデイングレバーに、同テープローデイン
グレバーのローデイング動作によつてピンチロー
ラをカセツト内の位置よりキヤプスタン軸の近傍
位置まで移動させるピンチローラ支持レバーを回
動可能に設けたことを特徴とする。

（作用） テープローデイングレバーのローデイング動作
によつてテープがカセツト内から引き出されるの
に伴いピンチローラ支持レバーがテープローデイ
ングレバーと共に移動し、ピンチローラがキヤプ
スタン軸の近傍位置まで持ち来される。記録再生
モードではピンチローラがキヤプスタン軸に圧接
させられる。

（実施例） 第１図及び第３図において、符号１はテープカ
セツトであり、カセツト１内にはテープ２が収納
され、テープ２の一部がカセツト１の一側縁の凹
陥部から露出している。第３図において符号５７
で示されているシヤーシ上には、図示されないモ
ータによつて回転駆動されるキヤプスタン軸３が
突出している。第３図おいて符号５６で示されて
いるフレームにはテープガイドを案内するための
二つのガイド溝４，５が第１図において左右に、
かつ、上方に至るに従つて互いに遠ざかるように
形成されている。これらガイド溝４，５の上端に
近接させてテープガイドを位置決めするためのス
トツパ７，８は上記シヤーシ５７に固定されてい
る。これらガイド溝４，５間であつて、ストツパ
７，８間には磁気ヘツドを収納した回転式磁気ヘ
ツドドラム６が所定の角度をもつて斜設されてい
る。

上記フレーム５６の下面側であつてガイド溝５
の下面側には軸９が固植されており、軸９には回
転駆動体１０が回転可能に取りつけられている。
回転駆動体１０は図示されないモータにより往復
回転駆動される。回転駆動体１０には軸９からの
距離が連続的に変化しかつ平面的に見てループを
なすカム溝１１が形成されると共に、軸９を中心
とする円弧に沿つて長溝１２が形成されている。
シヤーシ５７上には制御レバー１３が回転駆動体
１０の側方の軸１４を中心に回動可能にかつ第１
図において左右方向に向けて設けられており、制
御レバー１３の左端部に固植されたピン１５が回
転駆動体１０のカム溝１１に嵌入している。制御
レバー１３の右端部にはピン１６が固植されると
共に、後述のピンチローラ支持レバー２１のピン
３５と係合すべき係合面１７が形成されている。

上記シヤーシ５７には第１図の右側部において
テープローデイングレバー１８が軸１９によつて
回動可能に設けられている。テープローデイング
レバー１８には逆「く」字状のカム孔２０が形成
され、このカム孔２０には制御レバー１３のピン
１６が嵌められている。テープローデイングレバ
ー１８には、カム孔２０の側方においてピンチロ
ーラ支持レバー２１が軸２２により回動可能に設
けられている。ピンチローラ支持レバー２１の一
端部にはピンチローラ２３が回転自在に設けられ
ている。上記テープローデイングレバー１８の先
端部にはガイドローラ駆動レバー２４が軸２５に
より回動自在に設けられている。

前記フレーム５６上には前記ガイド溝４との対
向位置においてガイドローラ取付板２７が配置さ
れている。このガイドローラ取付板２７には同ガ
イドローラ取付板２７を貫通してガイドローラ支
持軸２９が固植されている。ガイドローラ取付板
２７にはまた、下側においてガイド軸３０が、上
側において傾斜ポール２８が固植されている。上
記ガイドローラ支持軸２９の下側と上記ガイド軸
３０はガイド溝４を貫通している。ガイドローラ
支持軸２９の上側には、テープローデイング時に
テープを引き出し、また、テープ走行時にテープ
を案内するためのガイドローラ２６が回転可能に
設けられている。

上記ガイドローラ支持板２７にはそのガイド軸
３０によつて連結板３１の一端部が枢着され、連
結板３１の他端部がガイドローラ駆動レバー２４
の一端部にピン３２によつて枢着されることによ
り、ガイドローラ支持板２７とガイドローラ駆動
レバー２４が連結されている。ガイドローラ駆動
レバー２４の一端部の両側には、ピン３２を中心
とする連結板３１の回動量を所定の範囲で規制す
る突起３３，３３が一体に形成されている。ガイ
ドローラ駆動レバー２４の他端部にはピン３４が
固植されており、このピン３４と前記ピンチロー
ラ支持レバー２１の他端部に固植されたピン３５
との間には引つ張りばね３６が掛けられている。

第３図にも示されているように、フレーム５６
上には前記ガイド溝５との対向位置においてガイ
ドローラ取付板３８が配置されている。このガイ
ドローラ取付板３８には同ガイドローラ取付板３
８を貫通してガイドローラ支持軸４０が固植され
ている。ガイドローラ取付板３８にはまた、下側
においてガイド軸４１が、上側において傾斜ポー
ル３９が固植されている。上記ガイドローラ支持
軸４０の下側と上記ガイド軸４１はガイド溝５を
貫通している。ガイドローラ支持軸４０の上側に
は、テープローデイング時にテープ２を引き出
し、また、テープ走行時にテープ２を案内するた
めのガイドローラ３７が回転可能に設けられてい
る。

上記ガイドローラ取付板３８にはそのガイド軸
４１によつてガイドローラ移動板４２の一端部が
枢着されている。第３図にも示されているように
ガイドローラ移動板４２の他端部にはピン４３が
固植されている。このピン４３は前記回転駆動体
１０の長孔１２を貫通しており、回転駆動体１０
の下面側に突出した上記ピン４３の端部にはばね
係止板４４が固着されている。回転駆動体１０の
下面側にはばね係止ピン４５が固植されており、
このばね係止ピン４５と上記ばね係止板４４との
間には引つ張りばね４６が掛けられている。回転
駆動体１０の下側にはまた、二つのスイツチカム
５４，５５が上下に一体に形成されている。回転
駆動体１０はベルト５３を介し図示されないモー
タによつて回転駆動される。前記ストツパ７，８
にはそれぞれガイドローラ２６，３７の位置決め
をなす逆Ｖ字状の位置決め面４９，５０が形成さ
れている。

次に、上記実施例の動作を説明する。

テープローデイング前 テープローデイング前は、回転駆動体１０が第
１図に示されているような基準位置にある。即
ち、回転駆動体１０のカム溝１１の近心カム縁部
に制御レバー１３のピン１５が位置して制御レバ
ー１３は時計方向に最も回動した態位にあり、制
御レバー１３のピン１６にはカム孔２０が係合す
るローデイングレバー１８は反時計方向に最も回
動した態位にある。このローデイングレバー１８
に枢支されたピンチローラ支持レバー２１及びガ
イドローラ駆動レバー２４は第１図において最も
下側の位置にあり、連結板３１を介してガイドロ
ーラ駆動レバー２４に連結されたガイドローラ取
付板２７も最も下側の位置にある。一方、回転駆
動体１０が上記の基準位置にあることにより、ガ
イドローラ移動板４２が、そのピン４３が回転駆
動体１０の長溝１２の一端に押されることにより
引き下げされ、上記ガイドローラ移動板４２に枢
着されたガイドローラ取付板３８が第１図におい
て最も下側の位置まで引き下げられている。この
状態においてカセツト１を図示のように装填する
と、ピンチローラ２３と左右に対をなすガイドロ
ーラ２６，３７及び傾斜ポール２８，３９が、カ
セツト１の一側縁部から露出したテープ２とカセ
ツト１の上記一側縁部の凹陥部との間に位置する
ことになる。

テープローデイング動作 上記のようにカセツト１が装填された状態にお
いて回転駆動体１０が図示されないモータにより
第１図において反時計方向に回転駆動されること
によつてテープローデイング動作が行われる。上
記回転駆動体１０の回転によりそのカム溝１１が
ピン１５を押し下げて制御レバー１３を第２図に
示されているように反時計方向に回動させる。こ
の制御レバー１３の回動によりそのピン１６がロ
ーデイングレバー１８のカム孔２０の縁部を押し
てローデイングレバー１８を時計方向に回動させ
る。このレバー１８の回動に伴いガイドローラ駆
動レバー２４が押し下げられると共に、同レバー
２４の一つの突起３３によつて連結板３１が押し
上げられ、連結板３１によつてガイドローラ取付
板２７が押し上げられる。ガイドローラ取付板２
７の姿勢は同ガイドローラ取付板２７に固植され
た二つの軸２９，３０がガイド溝４に沿うことに
よつて規制される。

一方、回転駆動体１０が上記のように反時計方
向に回転駆動されることにより長溝１２の一端部
がピン４３から逃げる向きに移動すると共にピン
４５が上方に向かつて移動し、同ピン４５と、ガ
イドローラ移動板４２と実質一体のばね係止板４
４との間に掛けられたばね４６が付勢され、この
付勢力により上記ガイドローラ移動板４２が引き
上げられる。このガイドローラ移動板４２の移動
に伴いガイドローラ取付板３８が押し上げられ
る。ガイドローラ取付板３８の姿勢は同ガイドロ
ーラ取付板３８に固植された二つの軸４０，４１
がガイド溝５に沿うことによつて規制される。

こうして、左右に対をなすガイドローラ取付板
２７，３８が移動するのに伴つてこれらローラ取
付板２７，３８に固植されたガイドローラ２６，
３７及び傾斜ポール２８，３９がテープ２を引つ
掛けてカセツト１内から引き出し、ヘツドドラム
６の外周面に所定の角度範囲にわたつて摺接させ
る（第２図参照）。また、前記ローデイングレバ
ー１８の時計方向への回動によりピンチローラ支
持レバー２１も右上方へ移動し、ピンチローラ２
３がキヤプスタン軸３の方に向かつて移動してい
く。

こうして、各部材は第１図の状態から第２図の
状態まで移動してテープローデイング動作が終了
するが、このテープローデイング終了位置はスト
ツプモード位置であり、テープの輸送は行われな
い。このテープローデイング終了位置での回転駆
動体１０の回転位置は、ガイドローラ駆動２６，
３７が位置決め面４９，５０に当接した時点から
さらに所定角度余分に回転した位置であり、この
回転駆動体１０の余分な回転は長溝１２によつて
許容される。また、上記テープローデイング終了
位置は、回転駆動体１０と一体に設けられたスイ
ツチカム５４，５５に摺接するスイツチによつて
検出することができ、この検出信号で回転駆動体
１０の回転を停止させることによりテープローデ
イング終了態位が維持される。また、このテープ
ローデイング終了位置ではガイドローラ２６はス
トツパ７に形成された位置決め面４９によつて移
動が阻止されると共に位置決めされる。一方、ピ
ンチローラ支持レバー２１のピン３５は制御レバ
ー１３に係合面１７に当接して上記ピン３５の移
動が規制され、これに対しガイドローラ駆動レバ
ー２４はローデイングレバー１８の時計方向への
回動に伴つて押し上げられる結果、上記レバー２
４のピン３４と上記ピン３５との間に掛けられた
バネ３６が付勢される。この付勢力は上記レバー
２４を反時計方向に回動させるように作用し、こ
の作用力は連結板３１を介してガイドローラ取付
板２７に及ぶ。このガイドローラ取付板２７に固
植された軸２９，３０はガイド溝４によつて同溝
４の幅方向の位置が規制されているため、上記作
用力は上記軸２９に取りつけられたガイドローラ
２６を位置決め面４９に押しつける力として作用
すると共に、ガイドローラ取付板２７の位置決め
力として作用する。

前記ピンチローラ支持レバー２１はその一端部
のピン３５が前述のように位置規制されるのに対
し、ローデイングレバー１８の時計方向への回動
によつて軸２２が移動するためピンチローラ２３
がキヤプスタン軸３の方に向かつて移動する。し
かし、ピンチローラ２３はキヤプスタン軸３の近
傍位置まで移動して所定の間隔をおいた状態で停
止する。

回転駆動体１０の回転により前述のようにガイ
ドローラ３７が上方に移動しストツパ８の位置決
め面５０に押しつけられる。その後さらに回転駆
動体１０が回転して第２図に示されているような
回転位置に至るが、ガイドローラ取付板３８はそ
の二つの軸４０，４１がガイド溝５によつて同ガ
イド溝５に幅方向への移動が規制されると共に、
ガイドローラ３７が上記のように位置決め面５０
に当接することによつてガイド溝５の長さ方向へ
の移動も規制されるため、ガイドローラ取付板３
８及びガイドローラ移動板４２は第２図の位置か
ら移動することができず、ばね４６が付勢される
ことになる。このばね４６の付勢力はガイドロー
ラ移動板４２を介しガイドローラ取付板３８を押
し上げる力として作用し、この押し上げ力によつ
てガイドローラ３７が所定の力で位置決め面５０
に押しつけられる。

このようにしてカセツト１内から引き出された
テープ２は、適宜の固定ガイドローラ→ガイドロ
ーラ３７→傾斜ポール３９→ヘツドドラム６→傾
斜ポール２８→ガイドローラ２６→ガイド軸２２
を経由してガイドされる。そして、ガイドローラ
２６とガイド軸２２との間においてテープ２がキ
ヤプスタン軸３とピンチローラ２３との間隔内に
位置している。この状態で巻取り側（第２図にお
いて右側）のリール台が高速で回転駆動されるこ
とによりテープ２の早送りが行われ、供給側（第
２図において左側）にリール台が高速で回転駆動
されることによりテープ２の巻戻しが行われる。

記録再生動作 記録再生動作は、回転駆動体１０を第２図の位
置からさらに第４図に示されている位置まで反時
計方向に回転駆動することによつて行うことがで
きる。この回転駆動体１０の回転は長溝１２によ
つて許容される。この回転駆動体１０の回転によ
り制御レバー１３がさらに反時計方向に回動させ
られるが、同レバー１３のピン１６が係合するロ
ーデイングレバー１８のカム孔２０は、上記レバ
ー１８をそれ以上回動させないように逆「く」字
状に形成されているため、ガイドローラ取付板２
７は第２図に示されている状態のままである。し
かし、第４図に示されているように、上記レバー
１３が反時計方向に回動することにより係合面１
７がピン３５から逃げ、ピンチローラ支持レバー
２１がばね３６の付勢力によつて時計方向に回動
させられ、ピンチローラ２３がテープ２をキヤプ
スタン軸３に押しつける。キヤプスタン軸３は予
め定速で回転駆動されているため、テープ２は定
速で輸送される。

一方、回転駆動体１０の上記回転によりピン４
５がさらに移動するが、前述のようにガイドロー
ラ３７が位置決め面５０に当接してガイドローラ
取付板２７の位置が規制されているため、ばね４
６がさらに付勢されるのみである。

上記のようにして定速輸送されるテープ２に対
しヘツドドラム６が回転駆動されることにより磁
気ヘツドがテープ２に斜めに摺接して記録再生が
行われる。

上記記録再生モードからストツプモードにする
ためには、回転駆動体１０を第２図に示されてい
る位置まで戻せばよいし、テープ２をカセツト１
内に引き戻すアンローデイング動作を行わせるた
めには、回転駆動体１０をさらに時計方向に回転
駆動して各部材を第１図に示されている位置まで
戻しつつリール台を回転駆動してテープ２をカセ
ツト１内に引き込めばよい。

各動作モードに対応した回転駆動体１０の回転
位置は、前記スイツチカム５４，５５に摺接する
スイツチによつて検出することができる。

なお、第３図に示されているように、ストツパ
８には調整ねじ５１が上方から螺入されており、
ストツパ８に取りつけられた板ばね５２を上記調
整ねじ５１が下方に押しつけ、板ばね５２がガイ
ドローラ取付板３８の一側部を押しつけている。
調整ねじ５１の調整によりガイドローラ取付板３
８の垂直度を調整することができる。このような
垂直度調整機構は他方のガイドローラ取付板２７
側にも設けられている。

上記実施例によれば、テープローデイングレバ
ー１８上にピンチローラ支持レバー２１を設け、
テープローデイング動作に伴うテープローデイン
グレバー１８の動きによつてピンチローラ２３を
カセツト１内の位置よりキヤプスタン軸３の近傍
位置まで移動させるようにしたから、ピンチロー
ラ２３を移動させるための機構を独立して設ける
必要がなく、構成の簡単化と小型化を図ることが
できる。また、ピンチローラ支持レバー２１とガ
イドローラ駆動レバー２４とを一つのばね３６で
連結し、このばね３６によつてピンチローラ圧接
力とガイドローラ及び傾斜ポールの位置決め力と
を得るようにしたため、機構の簡略化と部品点数
の削減を図ることができる。

なお、上記実施例ではテープローデイングレバ
ー１８を移動させる手段として制御レバー１３が
用いられていたが、テープローデイングレバーを
移動させる手段として回転駆動体１０と同等の回
転駆動体を別個に設けてもよい。また、ピンチロ
ーラをキヤプスタン軸に対して接離させるための
手段としてプランジヤ等の別個の手段を用いても
よい。

（本発明の効果） 本発明によれば、テープローデイングレバーに
ピンチローラ支持レバーを設け、テープローデイ
ング動作に伴うテープローデイングレバーの動き
によつてピンチローラをカセツト内の位置よりキ
ヤプスタン軸の近傍位置まで移動させるようにし
たから、ピンチローラを移動させるための機構を
独立して設ける必要がなく、構成の簡単化と小型
化を図ることができる。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明に係る磁気記録再生装置の実施
例を示す平面図、第２図は同上実施例の異なる作
動態様を示す平面図、第３図は同上実施例中のガ
イドローラ移動機構部分の拡大断面図、第４図は
上記実施例のさらに異なる作動態様を示す平面図
である。 １……カセツト、２……テープ、３……キヤプ
スタン軸、６……ヘツドドラム、１８……テープ
ローデイングレバー、２１……ピンチローラ支持
レバー、２３……ピンチローラ。

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. １ テープをカセツト内より引き出してヘツドド
   ラムに摺接させ、磁気記録再生を行うようにした
   磁気記録再生装置において、カセツト内よりテー
   プを引き出すテープローデイングレバーに、同テ
   ープローデイングレバーのローデイング動作によ
   つてピンチローラをカセツト内の位置よりキヤプ
   スタン軸の近傍位置まで移動させるピンチローラ
   支持レバーを回動可能に設けたことを特徴とする
   磁気記録再生装置。