JPH01140455A - 磁気記録再生装置 - Google Patents

磁気記録再生装置

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Publication number
JPH01140455A
JPH01140455A JP62299534A JP29953487A JPH01140455A JP H01140455 A JPH01140455 A JP H01140455A JP 62299534 A JP62299534 A JP 62299534A JP 29953487 A JP29953487 A JP 29953487A JP H01140455 A JPH01140455 A JP H01140455A
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JP
Japan
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tape
lever
guide
chassis
magnetic
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Application number
JP62299534A
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English (en)
Inventor
Niro Nakamichi
仁郎 中道
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Nakamichi Corp
Original Assignee
Nakamichi Corp
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Filing date
Publication date
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Pending legal-status Critical Current

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    • GPHYSICS
    • G11INFORMATION STORAGE
    • G11BINFORMATION STORAGE BASED ON RELATIVE MOVEMENT BETWEEN RECORD CARRIER AND TRANSDUCER
    • G11B15/00Driving, starting or stopping record carriers of filamentary or web form; Driving both such record carriers and heads; Guiding such record carriers or containers therefor; Control thereof; Control of operating function
    • G11B15/60Guiding record carrier
    • G11B15/66Threading; Loading; Automatic self-loading
    • G11B15/665Threading; Loading; Automatic self-loading by extracting loop of record carrier from container
    • G11B15/6653Threading; Loading; Automatic self-loading by extracting loop of record carrier from container to pull the record carrier against drum
    • G11B15/6656Threading; Loading; Automatic self-loading by extracting loop of record carrier from container to pull the record carrier against drum using two-sided extraction, i.e. "M-type"
    • GPHYSICS
    • G11INFORMATION STORAGE
    • G11BINFORMATION STORAGE BASED ON RELATIVE MOVEMENT BETWEEN RECORD CARRIER AND TRANSDUCER
    • G11B15/00Driving, starting or stopping record carriers of filamentary or web form; Driving both such record carriers and heads; Guiding such record carriers or containers therefor; Control thereof; Control of operating function
    • G11B15/60Guiding record carrier
    • G11B15/61Guiding record carrier on drum, e.g. drum containing rotating heads
    • GPHYSICS
    • G11INFORMATION STORAGE
    • G11BINFORMATION STORAGE BASED ON RELATIVE MOVEMENT BETWEEN RECORD CARRIER AND TRANSDUCER
    • G11B23/00Record carriers not specific to the method of recording or reproducing; Accessories, e.g. containers, specially adapted for co-operation with the recording or reproducing apparatus ; Intermediate mediums; Apparatus or processes specially adapted for their manufacture
    • G11B23/02Containers; Storing means both adapted to cooperate with the recording or reproducing means
    • G11B23/04Magazines; Cassettes for webs or filaments
    • G11B23/08Magazines; Cassettes for webs or filaments for housing webs or filaments having two distinct ends
    • G11B23/087Magazines; Cassettes for webs or filaments for housing webs or filaments having two distinct ends using two different reels or cores

Landscapes

  • Television Signal Processing For Recording (AREA)
  • Registering, Tensioning, Guiding Webs, And Rollers Therefor (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は、デジタルオーディオテープレコーダ(以下、
DATと略す)等に適用可能な磁気記録再生装置に関す
る。
(従来の技術) 第15図に示す従来のDATにおいて、磁気ヘッドを備
えた回転ドラムが407がテープリールの回転軸と直交
する基準面(シャシ面)に所定角度傾斜して設けられる
。この場合におけるテープパスの一例を説明すると、テ
ープカセット400内の供給リール401から引き出さ
れたテープTは、シャシ418に固定された固定ガイド
4o2、テンションアームに設けたピン4o3、固定ガ
イド4o4、垂直ガイドローラ405を通り、更に上流
側の傾斜ガイド406により回転ドラム407に巻き付
くための角度を補正され、回転ドラム407に巻き付け
られる。
そして、回転ドラム407から出たテープTは下流側の
傾斜ガイド408により元の角度に補正され、垂直ガイ
ドローラ409、固定ガイド410を通り、キャプスタ
ン軸411 と圧着されたピンチローラ412の間を通
過し、振り出しガイドローラ413、固定ガイド414
を通り、テープカセット400内の巻き取りリール41
5に巻き取られる。
上記垂直ガイドローラ405と傾斜ガイド406及び垂
直ガイドローラ409と傾斜ガイド408はそれぞれガ
イド台416,417に固定され、ガイ7ド台416゜
417を所要の駆動機構によりシャシ418に形成され
たガイド溝419.420に沿って移動させ、テープカ
セット400内からテープTを引き出して回転ドラム4
07に巻き付けている。ここで、高精度なテープパスを
決定する垂直ガイドローラ405.409及び傾斜ガイ
ド406.408の回転ドラム407に対する各ローデ
ィング位置は、ガイド台416,417をシャシに固定
されたストッパ421,422に圧接させることによっ
て決められていた。
(発明が解決しようとする問題点) 垂直ガイドローラ405と傾斜ガイド406及び垂直ガ
イドローラ409と傾斜ガイド408を有するガイド台
416,417によって、テープカセット400内から
テープTをローディングする際、テープTは傾斜ガイド
406.408に当接することにより傾斜ガイド406
,408に沿ってテープ幅方向に移動しようとしている
。垂直ガイドローラ405,409のフランジがこのテ
ープ移動を規制しているため、テープローディングを低
速度で行う場合にはテープ外れを起こすことはないが、
テープ移動力はテープローディング速度に応じて増大す
るため、テープローディングを高速度で行うとテープ外
れを起こす可能性があり、高速テープローディングの実
現が困難である。また垂直ガイドローラ405,409
のフランジがこのテープ移動を規制することは、テープ
エツジを傷める原因となる。更にテープTが傾斜ガイド
406,408に当接した状態でテープローディングを
行うことは、テープTの幅方向で異なるテンションを生
じさせ、テープ片伸びの原因ともなる。
また高精度なテープバスを決定する垂直ガイドローラ4
05.409及び傾斜ガイド406.408の回転ドラ
ム407に対する各ローディング位置は、ガイド台41
6.417をシャシに固定されたストッパ421゜42
2に圧接させることによって決められていたので、ガイ
ド台416.417の位置決め精度にテープパスが左右
される欠点がある。このガイド台416゜417の位置
決め精度はガイド台416,417 、ストソバ421
.422の形状、加工精度、またストッパ421゜42
2のシャシ418への取り付は位置精度等全てを満足す
る必要があり、コストの上昇を招くものである。更に経
時変化によりガイド台416.417の位置決め精度が
悪化するので、テープバスが徐々に変化する可能性があ
る。
本発明はこの問題点を解消するもので、第1の目的とし
て、垂直ガイドローラのみを有するガイド台でテープロ
ーディングを可能とする磁気記録再生装置を提供する。
また、本発明の第2の目的として、垂直ガイドローラの
ローディング位置精度に影響されない磁気記録再生装置
を提供する。
(問題点を解決するための手段) 磁気テープ上での前記ヘッドの走査軌跡を所定の傾斜角
とすべく、回転ドラムの左右近傍にそれぞれ固定配置さ
れ、磁気テープの磁性面側にガイド作用する一対の傾斜
ブロックと、カセットケース内から前記磁気テープを引
き出して、回転ドラム及び一対の傾斜ブロックにそれぞ
れ磁気テープの磁性面側を当接させるべく、それぞれカ
七ノドケースの開口部より外部に臨む磁気テープ背面に
位置する第1の位置から一対の傾斜ブロックの近傍の第
2の位置へ移動される一対の垂直ガイドローラと、磁気
テープの背面の位置からキャプスタンと協働する位置間
で移動可能とされたピンチローラとを備える。
(作用) 一対の垂直ガイドローラ及びピンチローラがそれぞれ磁
気テープの背面側においてテープアンローディング位置
からストッパ及びキャプスタンに圧接されるローディン
グ位置に移動すると、磁気テープは上流側の傾斜ブロッ
クに磁性面側が当接されて回転ドラムに巻き付くための
角度を補正され、回転ドラムに巻き付けられる。また回
転ドラムから出た磁気テープは下流側の傾斜ブロックに
磁性面が当接されて元の角度に補正され、キヤプスタン
とピンチローラの協働により磁気テープが移送される。
(実施例) 以下、図面を参照しながら本発明に係る磁気記録再生装
置の実施例について説明する。
第12図(a)〜(d)は本発明装置に用いるテープカ
セットの上面斜視図、前蓋が開いた状態の上面斜視図、
底面斜視図、スライダ及び前蓋がそれぞれ摺動、回動さ
れたときの底面図をそれぞれ示す。テープカセット20
0はテープTを巻回する供給リール及び巻き取りリール
(図示せず)を備え、幅Wが73mm、奥行きdが54
1IIII+、高さhが10゜5mmであるカセット本
体201の前面にはピン202.203によって前蓋2
04が回動可能に侍史されている。
また力セント本体201の底面にはスライダ205が矢
印A−B方向に摺動自在に配置され、への向きに摺動さ
れた際にはスライダ205に設けられた孔206.20
7とカセット本体201に設けられたハブ挿入孔208
,209の位置が合致し、後述するリール軸が孔206
.207とハブ挿入孔208.209を貫通して供給リ
ール及び巻き取りリールのハブ221,222に係合す
る。ここで、スライダ205はばね(図示せず)により
矢印Bの向きに付勢され、スライダロツタ機構210.
211により矢印A−B方向の各移動端においてその位
置がロックされる。
第12図(d)において、テープカセット200に設け
られ、前蓋204.スライダ205によって覆われてい
る開口部212は、スライダ205が矢印Aの向きに摺
動され、また前蓋204が回動された際に外部に露呈さ
れる。この時、テープTはその磁性面を外部に、テープ
Tの背面であるベース面を開口部212側として位置す
る。開口部212の外形はその幅Wが約45 m 11
1 %高さI(が約8.5mmである。
テープカセット200が所要のカセットローディング機
構によりカセット排出位置からカセ・ノド動作位置に持
ち来された際、開口部212に後述するガイドローラ、
ピンチローラ等が挿入され、これらがテープのベース面
側に位置する。
第1図において、符号110は磁気へ・ノドを有する回
転ドラムであり、その左右両側には同ドラム110にテ
ープを所定角度傾けて巻付けるだめの傾斜ブロック11
3.114が図示されないシャシに固定されており、ま
た、各傾斜ブロック113.114の斜め側方には後述
のガイド台を位置決めするためのストッパ111,11
2が固定されている。
ここで、第13図を参照して回転ドラム110の下流側
に配置される傾斜ブロック113を詳述する。
テープ走行径路において、回転ドラム110とガイドロ
ーラ54との間に配置される傾斜ブロック113の前面
にはテープ走行径路に沿って、第1のテープガイド部3
01.第2のテープガイド部302及び第3のテープガ
イド部303が一体的に形成されている。第1.第2の
テープガイド部301,302は傾斜ブロック113が
シャシに対して固定配置されたとき、シャシに対して傾
斜するように配向される半円筒状の突条として形成され
ている。第3のテープガイド部303は傾斜ブロック1
13がシャシに対して固定配置されてとき、シャシに対
して垂直となるよう配向される半円筒状の突条として形
成されている。
従って、斜設された回転ドラム110から導かれたテー
プTのエツジ及び面は、シャシに対してそれぞれ非平行
、非垂直状態から、第1、第2のテープガイド部301
.302にガイドされることにより、それぞれ平行、垂
直に戻される。また第3のテープガイド部303は垂直
に配向されているため、後述のガイドローラ54のシャ
シ面上における位置が変化したとしても、第2のテープ
ガイド部302へのテープ巻回角度が変化することを防
止する。
傾斜ブロック113の上部には下面に第1のエツジ規制
面306を有する第1のエツジ規制部材304が傾斜ブ
ロック113に対して図の矢印C−D方向に摺動自在に
設けられている。エツジ規制部材304の上部にはねじ
308が設けられており、このねじ308を回転させれ
ば、エツジ規制面306をシャシに対して平行としたま
ま矢印C−D方向に沿って移動させることができ、これ
によりテープTの幅方向の走行調整が可能となる。
また、第1のテープガイド部301の上流側には第2の
エツジ規制部材305がシャシに対向して張り出してい
る。ここで、エツジ規制部材305の下面に設けられた
第2のエツジ規制面307とシャシとの距離は、第1の
エツジ規制面306とシャシとの距離より大きくする。
従って、通常のテープ走行時において、テープTのエツ
ジは第1のエツジ規制面306に当接するが、第2のエ
ツジ規制面307には当接しない。しかしながら、テー
プ走行が異常状態となり、テープTが第1のエツジ規制
面306から外れた場合には第2のエツジ規制面307
がテープTのエツジを規制して傾斜ブロック113から
テープTが外れることを阻止する。
傾斜ブロック113の背面には回転ドラム110の外周
面と路間−の曲率を有する凹形状の逃げ部309が形成
されることにより、傾斜ブロック113の上面形状は模
形となり、テープTが回転ドラム110から離間する結
果生じる空間に合致するよう配置されている。まここの
逃げ部309は第1のテープガイド部301から第2の
エツジ規制部材305に亙る範囲に対応する背面におい
て形成されており、傾斜ブロック113を回転ドラム1
10に対して近接配置可能としている。
なお、回転ドラム110の上流側に配置される傾斜ブロ
ック114は第1及び第2のテープガイド部のシャシに
対する傾斜が傾斜ブロック113と逆になっていること
を除けば、その構成は傾斜ブロック113と略同様であ
る。
第1図の下部にはテープカセントのリールに係合するリ
ール軸151 、152を有する供給側リールロータ1
01と巻き取り側リールロータ102が左右に配置され
ている。ロータ102の右方にはガイドレバー57が軸
58を中心に回動可能に支持され、同様にロータ101
の左方にはガイドレバー69が軸73を中心に回動可能
に支持されている。各ガイドレバー57.69は鎌形を
なし、その先端部にはガイドローラ62.70が取り付
けられており、基端例の側部には連結ピン59.72が
それぞれ面積されている。
ガイドレバー57は固定のばね掛け61との間に掛けら
れたばね60により時計方向に回動付勢され、ガイドレ
バー69はシャシとの間に掛けられたばね74により反
時計方向に回動付勢されている。
上記各レバー57.69に一部が重なるようにしてテー
プローディングレバー50.63が配置されている。各
ローディングレバー50.63はそれぞれ外側の軸15
.12を中心に回動可能に設けられて先端部が互いに内
方を向いており、また、それぞれ基端側に当接面84.
71を有している。これらの当接面84.71にはガイ
ドレバー57.69の連結ピン59.72がそれぞれレ
バー57.69のばね付勢力により当接している。各ロ
ーデインダレパー50.63の先端部には支点ピン51
.64により連結板52.65が枢着されている。連結
板52.64はさらに支点ピン53.66によりテープ
ガイド台55.68に枢着されている。
各ガイド台55.68は垂直なガイドローラ54.67
を有している。またシャシにはそのテープ当接面が非回
転であるガイドピン160がストッパ112の下部に配
置されている。
第7図及び第8図において、ガイド台68は、シャシ4
5と同シャシ45上に所定の間隔をおいて固定された全
体が略■字形状のガイド基板117との間に移動可能に
配置されている。ガイド基板117には第4図にも示す
ように略円形の孔119とこの孔119から回転ドラム
110の両側方にV字状に伸びるガイド溝118が形成
されている。上記ガイド台68は上記孔119から挿入
されると共に、ガイドローラ67の基部と支点ピン66
の頭部がガイド溝118に嵌り、このガイド溝118に
沿いストッパ112に向かってガイド台68が移動しう
るようになっている。各ローディングレバー50.63
はガイド基板117とシャシとの間に、また各ガイドレ
バー57゜69はガイド基板117の上側に配置されて
いる。ガイド台68の上面先端部には傾斜面87が形成
され、ガイド台68の下面側には摺接部86が適宜数突
設されている。ガイド台68を位置決めすべきストッパ
112は縦断面形状が逆り字状に形成されると共にガイ
ドローラ67の基部が当接すべきV字状の受け部を有し
、また調整ねじ88が垂直方向に螺入されている。調整
ねじ88はガイド基板117の溝を貫通してガイド台6
8の傾斜面87と当接し、ガイド台68をシャシ45に
押しつける。この調整ねじ88と上記傾斜面87との当
接位置と、ガイドローラ67の基部とストッパ112の
上記V字状の受は部との当接位置との関係により、ガイ
ドローラ67の垂直度が決まる。従って、調整ねじ88
を調整することによりガイドローラ67の垂直度を調整
することができる。
ガイド台68のシャシ45に対する摺接部86は図示の
例では4個であるが、むしろ3個の方が安定性は良い。
以上、テープ供給側のガイド台とストッパの構成につい
て述べたが、巻き取り側のガイド台55とストッパ11
1 も同様の構成である。
このように、ガイド台をガイドするためのガイド溝をシ
ャシに直接形成するのではなく、シャシ45に固定した
ガイド基板117にガイド???J118を形成するこ
とにより、シャシ45の強度の低下を避けることができ
る。
第1図及び第2図において、前記ローディングレバー5
0.63の下方には主回動レバー6が左右方向に配置さ
れている。主回動レバー6は左右方向の中央部の軸5を
中心に回動可能に設けられており、軸5に比較的近い位
置に面積されたピン7が回転カム2の溝3に嵌っている
。主回動レバー6の右側の端部と、ローディングレバー
50の回動中心近くに面積されたピン16との間には引
っ張りばね17が掛けられ、この付勢力でピン16がレ
バー6の上側の横方向の面に当接し、レバー6が時計方
向に回動するときこの回動力がばね17を介してレバー
50に伝達され、レバー50も追従して時計方向に回動
する。同様に、レバー6の左側の端部と、レバー63の
回動中心近くに面積されたピン13との間にも引っ張り
ばね14が掛けられ、この付勢力でピン13がレバー6
の下側の横方向の面に当接し、レバー6が時計方向に回
動するときこの回動力がばね14を介してレバー63に
伝達され、レバー63がレバー6に追従して反時計方向
に回動する。
第2図、第3図、第5図において、前記回転カム2は回
転軸lと一体に設けられ、上面に二つの渦巻き状のカム
溝3.4を有する。一方のカム溝3は外周側に比較的小
さい角度θの範囲で径が変わらない部分とこれに続いて
径が連続的に小さくなる部分とこれに続いて角度αにわ
たり径が変わらない部分とからなり、他方のカム溝4は
180度近い角度βにわたって回転中心からの径が等し
い部分とこれに続いて径が順次小さくなる部分とこれに
続いて径が変わらない部分とからなる。回転カム2はモ
ータ20によって回転駆動される。第2図に示すように
、モータ20の回転力はベルト22とプーリ21を介し
てウオーム23に伝達され、ウオーム23の回転力はウ
オームホイル24及び減速歯車25を介してカム2に伝
達される。
第1図、第2図において、カム2のカム溝4にはピンチ
ローラ圧着レバー8の一腕端部に面積されたピン9が嵌
っている。レバー8は三つの腕を持ち、その一つの腕端
部は連結ピン10により解除レバー18の一端部に枢着
されている。レバー8の他の一つの腕端部には折曲部8
3が形成されている。
上記解除レバー18は回転ドラム110の近傍を左右方
向に通っており、同レバー18の左端部にはピン19が
面積されている。ピン19はテンションレバー27の一
側の折曲縁部に対向している。テンションレバー27は
第6図に示すように軸41を中心に回動可能に設けられ
、ばね42により上記折曲縁部が上記ピン19に当接す
る向き(第6図において反時計方向)に回動付勢されて
いる。ばね42を掛けるシャシ側の孔43は複数個形成
され、その一つを選択して使用することにより上記レバ
ー27の付勢力を調整できる。レバー27の先端部には
テンションローラ46がある。レバー27が付勢力向に
回動することにより上記ローラ46がテープ通路に進出
する。
レバー27には縦方向の切欠縁部48があり、この切欠
縁部48と重なる位置にセンサ47が固定されている。
センサ47は例えば光学的なセンサでなり、レバー27
の回動位置を検出する。
第1図、第4図において、テープ巻き取り側には軸76
によりピンチローラ圧着板78とピンチローラレバー8
2が回動可能に支持されている。ピンチローラレバー8
2は先端部にピンチローラ75を有し、固定のばね掛け
81との間に掛けられたばね80により反時計方向に回
動付勢されている・。レバー82が付勢力に抗し軸76
を中心として回動するとき、ピンチローラ75はキャプ
スタン115に圧接する。ここで、後述する如く、ピン
チローラ75の移動軌跡はその移動中間位置近傍でガイ
ドローラ54.67の移動軌跡と交差するように、ピン
チローラレバー82の軸76の位置が定められている。
上記レバー82とピンチローラ圧着板78との間には、
ピンチローラ75と軸76との略中間において引っ張り
ばね79が掛けられ、レバー82に対し圧着板78を反
時計方向に付勢している。圧着板78の先端部には係合
片77が折り曲げにより形成されており、ばね79の付
勢力で上記係合片77がレバー82の側縁に当接するこ
とによりレバー82と圧着板78が暫定的に一体に回動
できるようになっている。圧着板78の下面にはビンチ
ローラ圧着ピン11が面積されている。圧着板78が第
4図に示すように時計方向に回動させられたとき、圧着
ビン11はピンチローラ圧着レバー8の当接面83の側
方に位置する。またビン11は、ローディングレバー5
0に突設された押圧部56の通路に位置している。
ここで、第1図におけるテープアンローディング位置に
おいて、テープ力セツ) 200が装着された際、第1
2図(d)に示す如く、リール軸151,152を結ぶ
直線と略平行な、直線上に、ガイドローラ70.67.
54.  ピンチローラ75.ガイドローラ62がテー
プカセット200の開口部21にそれぞれ図の右方から
順に配置される。
第3図、第5図において、回転カム2の外周には一定の
径の部分92を切り欠くことによりブレーキ用の凹部1
04が形成されている。カム2の近傍にはブレーキ動作
レバー90が軸91を中心に回動可能かっばね103に
より反時計方向に回動付勢されて設けられている。上記
レバー90の一腕端は上記カム2の外周面に摺接して付
勢方向への回動が規制されている。一方、供給側リール
ロータ101と巻き取り側リールロータ102の近傍に
はそれぞれのロータ101,102の外周面に圧接する
ことができるブレーキ片97.94を有するブレーキレ
バー98゜95が軸99.96を中心に回動可能に設け
られている。
双方のレバー98.95間には引っ張りばね100が掛
けられて各ブレーキ片97.94を各ロータ101 、
102の外周面に圧接する向きに回動付勢している。上
記ブレーキ動作レバー90の他方の腕端部93はレバー
95のブレーキ片94の方に向かって伸び出ており、第
3図のようにレバー90の一腕端がカム2の一定の径部
分92に摺接しているときは上記腕端部93がブレーキ
片94を押してレバー95を付勢力に抗して回動させ、
ブレーキ片94をリールロータ102から離間させてい
る。二つのブレーキレバー95.98は突片の当接によ
り連繋しており、レバー95が上記のように反時計方向
に回動するとレバー98は時計方向に回動し、ブレーキ
片97をリールロータ101から離間させる。第5図の
ように、カム2が回転してレバー90の一腕端がカム2
の凹部104に落ち込むとレバー90は付勢方向に回動
して他方の腕端93がブレーキ片94から逃げ、レバー
95が時計方向、レバー98が反時計方向に回動して各
ブレーキ片94゜97が各リールロータ101 、10
2の外周面に圧接し、フ゛レーキを!卦ける。
第10図、第11図において、回転カム2の下面にはま
たビン34が面積されている。ビン34の通路上には仲
介レバー33の一端部が位置している。レバー33は柱
29.30.31によりシャシに固定された支持板2g
の上記柱30を軸として回動可能に支持されている。レ
バー33の他端部にはビン35が面積され、このビン3
5は、軸37を中心に回動可能な連結レバー36の一端
のフォーク部に嵌っている。連結レバー36の他端部は
ビン38を介してイジェクトレバー39に連結されてい
る。上記回転カム2が第10図において時計方向に回転
するとそのビン34が仲介レバー33を反時計方向に回
動させて連結レバー36を時計方向に回動させ、イジェ
クトレバー39を第10図において上方に移動させる。
これによりテープカセ・7トの位置決めが解除されてカ
セットを取り出すことができる。第11図に示すように
、回転カム2の軸1と一体にポテンショメータ32が設
けられている。これは回転カム2の回転位置を検出して
カム2の回転位置を制御するためのもので、口−タリー
エンコーダ等に代替してもよい。
次に、上記実施例の動作を説明する。
第1図はカセットを取り出した状態、従ってテープロー
ディング前の状態を示す。このときの回転カム2の回転
位置は第2図の通りであり、各カム溝3.4の大径部に
各ピン7.9が位置している。
また、第3図に示すようにブレーキ動作レバー90はカ
ム2の外周面により付勢力に抗して回動させられ、ブレ
ーキレバー95.98を強制的に回動させてリールロー
タ101,102に対するブレーキ力を解除している。
テープカセット200を装填すると、所要の機構により
テープカセット200はそのスライダ205.前蓋20
4がそれぞれ摺動、回動されて第12図(d)に示す状
態になり、ガイドローラ70.−67.54.  ピン
チローラ75.ガイドローラ62が一直線上にテープカ
セット200の開口部212に挿入されテープTのベー
ス面側に位置する。これで、ガイドローラ54゜67の
各軸心間の距MLは略11mmである。この状態から第
2図に示すモータ20が駆動されて前記減速機構を介し
回転カム2が反時計方向に回転駆動される。ピン9が嵌
るカム溝4はカム2の当初の回転角度範囲では径が変わ
ることはないからピンチローラ圧着レバー8は回動しな
い。一方ピン7が嵌るカム溝3はカム2の回転当初から
中心の方に向かって順次径が小さくなるためピン7が軸
1の方に引き寄せられ、これによって主回動レバー6が
第1図において時計方向に回転させられる。レバー6の
全長に対しレバー6の軸5からピン7までの距離は短い
ため、レバー6の左右両端部の移動ストロークはかなり
大きい。レバー6の回動によりその回動力がばね17を
介してローディングレバー50に伝達されると共に、ば
ね14を介してローディングレバー63に伝達され、レ
バー6に追従してレバー50が時計方向に、レバー63
が反時計方向に回動する。レバー50.63の回動によ
り連結板52゜65を介しガイド台55.68が押され
、これらガイド台55.68がガイド溝118にガイド
されながらストッパ111,112の方に向かって移動
させられる。
一方、上記各レバー50.63の回動により各レバー5
0.63の当接面84.71がピン59.72から逃げ
、各ガイドレバー57.69が付勢力によりレバー50
゜63に追従してそれぞれ時計方向と反時計方向に回動
する。このレバー57.69の回動によるガイドローラ
62.70の移動と、上記ガイド台55.68のガイド
ローラ54.67の移動により、テープがカセットから
引き出される。
次に、ピンチローラ75の移動動作を第14図(a)(
b)を用いて詳述する。ローディングレバー50が所定
角度回動するとその押圧部56がピンチローラ圧着板7
8のピン11に当たってこれを押し、上記圧着板78を
時計方向に回動させる。この圧着板78の回動によりピ
ンチローラレバー82ばばね79の付勢力により圧着板
78に追従して時計方向に回動し、ピンチローラ75は
その移動&跡133に沿って移動し、キャプスタン11
5に圧接する2点鎖線で示した位置に向かって移動する
。また同様にピンチローラ75の軸心131はその移動
軌跡132に沿って移動する。この移動途中において、
ピンチローラ75は実線で図示する如(、ガイドローラ
54の移動軌跡134と交差するが、ピンチローラ75
はローディングレバー50の押圧部56がアンローディ
ング位置から所要量回動じた後、ピン11を押すことに
より移動される構成とされている。従って、ピンチロー
ラ75がガイドローラ54の移動親制御34上に位置す
るとき、ガイドローラ54は既にこの位置より更に先に
移動した位置にあるため、互いに影響しあうことはない
。またガイド基板117はピン11の移動軌跡上に設け
られていないため、ピン11と押圧部56の当接を妨げ
ることはない。第4図に示すようにレバー82のピン1
1がピンチローラ圧着レバー8の折曲部83の側方に位
置している。
こうして、第4図に示すように各ガイド台55゜68は
そのガイドローラ54 、67がストッパ111,11
2に当接するまで移動して上記ローラ′54,67間の
テープを回転ドラム110の外周面に約90度にわたり
巻き付け、また、ガイドローラ62.70は回転ドラム
110の斜め側方に移動してテープを所定の径路に沿っ
てガイドする。ここで、テープガイド台55゜68がス
トッパ111,112に当接した後、更に主回動レバー
6が回動されることにより、ばね17.14が引き延ば
されるため、ガイド台55.68はばね17゜14の付
勢力によりストッパ11L112に圧接される。
一方、ピンチローラ75はキャプスタン115の近傍ま
でローディングレバー50に突設された押圧部56によ
り移動されるが、まだキャプスタン115からは離間し
ている。
この第4図に示す状態はストップ位置であり、回転カム
2は略半回転し、第5図に示すようにカム2の凹部10
4にレバー90の一腕端が落ち込み、前に説明したよう
に左右のリールロータlot、102にブレーキを掛け
る。
回転カム2は第5図の位置からさらに反時計方向に回転
する。このカム2の回転によりピン7はカム溝3の同一
半径領域αに入るため主回動レバー6は第4図の位置か
ら回動せず、よって各ガイドローラ54.67.62.
70は第4図の位置から動がない。これに対しピン9は
カム溝4の順次径を小さくする部分に入るためピンチロ
ーラ圧着レバー8を第6図に示すように時計方向に回動
させ、ピンチローラ75がテープをキャプスタン115
に圧接させてテープを定速移送する。キャプスタン11
5に対するピンチローラ75の圧着過程ではガイド台5
5゜68は動かないので、ストッパ111.112に対
するガイドローラ54.67の圧接力ば変わらない。ま
た、上記カム2の回転によりブレーキ動作レバー90は
カム2の同一半径面92に押されて第5図において時計
方向に回動させられ、リールロータ101,102に対
するブレーキが解除される。
こうして、第6図に示すようなプレイ状態となる。そし
て、前記レバー8の時計方向への回動によりレバー18
が右方に移動させられ、そのピン19がテンションレバ
ー27から逃げる。テンションレバー27はばね付勢力
で第6図において反時計方向に回動し、テンションロー
ラ46が所定の圧力でガイドローラ70とガイドピン1
19との間に張架されたテープTに押しつけられる。上
記レバー27の回動位置はテープTのテンションに依存
する。そこで、センサ47によりレバー27の回動位置
を検出し、この検出信号をテンション制御装置に入力し
てテープテンションを一定に制御する。テンション制御
装置としては、例えば供給側リールモータの回転速度を
制御し、あるいは供給側リールのブレーキ力を電磁的に
制御する方法など適宜のものを採用してよい。
上記プレイ状態においては、テープTはテープカセント
200の供給リールから繰り出され、順にガイドローラ
70.テンションローラ46.ガイドビン119.ガイ
ドローラ67、 (lJi斜ブロブロック114転ドラ
ム110.傾斜ブロック113.ガイドローラ54.キ
ャプスタン115及びピンチローラ75.ガイドローラ
67を経て巻き取りリールに巻回される。
ここで、傾斜ブロック114はシャシに対して平行及び
垂直に走行しているテープのエツジ及び面をそれぞれ非
平行及び非垂直とした後、回転ドラム110にテープを
巻きつけ、傾斜ブロック113はこれと逆の作用を行う
ものである。
次に、テープを所望の位置まで高速で移送する高速サー
チについて説明する。高速サーチの場合は、回転カム2
が第5図に示す位置より僅かに時計方向に回転した位置
、換言すれば、前述のテープローディング動作において
第5図に示すようなストップ位置に至る手前の位置で行
う。この位置ではレバー90がリールロータ101.1
02に対するブレーキを解除しており、また主回動レバ
ー64は僅かに反時計方向に回動されるが、依然として
ばね14、17は引き延ばされているため、ガイド台5
5゜68はばね14.17の付勢力によりストッパ11
1,112に圧接されている。またピンチローラ75は
キャプスタン115から離間しているので、この状態で
リールを高速回転させればテープを高速移送することが
でき、テープに記録された信号を回転ドラム110で再
生することにより所望の位置までテープを移送すること
ができる。
次に、上記高速サーチを例えば200倍サーチとすると
、これよりも更に高速の例えば400倍サーチというよ
うな超高速サーチについて説明する。
超高速サーチの場合は、回転カム2を前述のテープロー
ディング動作の途中の位置で停止させ、第9図のような
状態にする。第9図の状態では、各ガイドローラ54.
67.62.70及びピンチローラ75は所定の移動ス
トロークの途中の段階にあり、テープはまだ回転ドラム
110に接していない。従ってテープ移送系の負担が軽
く、この状態でリールを超高速で回転駆動すればテープ
を超高速で移送することができる。そこで、リール駆動
モータの回転数を加算し、あるいはリールの回転数を計
数するなどの手段によりテープ移送量を計数して所望の
移送量に達したとき移送を停止させる。この超高速サー
チではテープが回転rラム110に接しておらず、磁気
ヘッドがテープTから信号をピックアンプできず、この
信号に基づく正確なテープ位置を求めることはできない
ので、超高速サーチのあとに前述の高速サーチで正確な
テープ位置を求める。
以上述べたように各種の動作モードがあるが、各動作モ
ードが終了するごとに回転カム2を第5図に示すような
ストップ位置に戻し、リールロータ101.102にブ
レーキを掛けてテープの弛みを防止する。
次に、イジェクト動作について説明する。イジェクトボ
タンが押されると回転カム2は逆向きに回転駆動され、
各部は前述のテープローディング時と逆の動作によ′り
第1図に示すような原位置に復帰する。叩ち、まず、ピ
ンチローラ75がキャプスタン115から離間し、次に
ガイドローラ54.67がストッパ111.112から
離間して原位置に復帰し、ガイドローラ62.70が原
位置に復帰する。一方、回転カム2は第2図に示すよう
な原位置から更に角度θで示す範囲で時計方向に回転す
る。上記角度θの範囲ではカム溝3,40半径は変わら
ず、上記各ガイドローラやピンチローラ等は第1図の原
位置から動くことはない。しかし、カム2が上記θの角
度範囲で回転するとき第10図に示すようにピン34が
仲介レバー33を反時計方向に回動させて連結レバー3
6を時計方向に回動させ、解除レバー39を第10図に
おいて上方に移動させる。このレバー39の移動により
テープ力セントの拘束及び位置決めが解除され、テープ
カセントがイジェクトされる。カセットがジェツトされ
たのちはカム2は第2図に示すような原位置に復帰する
各動作位置では回転カム2を所定の回転位置で停止させ
なければならないが、カム2の停止位置は第11図に示
すポテンショメータ32の出力によって検出することが
できる。
以上述べた実施例によれば、一つのカムによって主回動
レバー6を回動させ、このレバ′−6の回動に追従させ
てテープローディングレバー50.63を回動させ、こ
のローディングレバー50.63によってテープガイド
台55.68を移動させるようにしたため、回転ドラム
の外周にリングギヤを設ける必要がなく、回転ドラム周
辺の嵩張りを解消することができる。また、レバーの組
み合わせのため、機構が簡単で部品数が少なく、摩擦ロ
スも少なく、大きな移動ストロークを得ることもできる
。特に図示の実施例のように回転ドラム110に対しテ
ープを斜めにガイドするための部材を固定の傾斜ブロッ
ク113.114 とした場合はガイドローラ54 、
65と一体的に移動する傾斜ポールとした場合に比べて
ガイドローラ54.67の移動ストロークをより多く必
要とするが、上記のようにレバーの組み合わせにより充
分な移動ストロークを得ることができるため、より多く
の移動ストロークを必要とする場合でも何等問題はない
回転カム2の各カム溝3,4は、径が大きい部分よりも
径が小さい部分で主回動レバー6やレバー8及びこれら
に連繋する各部を移動させるようになっているため、よ
り大きな駆動力を得ることができる。また、カム2のカ
ム溝はガイドローラ移動用の溝とピンチローラ移動用の
溝とを別個に設けたため、ピンチローラをキャプスタン
に圧接させるとき、ストッパに対するガイドローラの圧
接力が変動するようなことはなく、安定した圧接力を得
ることができる。
また本発明は上述の実施例に限定されるものではない。
例えば、上記実施例においては傾斜ブロックが第1〜3
のテープガイド部、第11第2のエツジ規制部材、ねじ
等からなる固定手段からなるが、少なくとも第1、第2
のテープガイド部を備える傾斜ブロックであればよい。
また、図示の実施例に見られるような傾斜ブロックを用
いれば、従来の傾斜ガイドが不要となる結果、テープア
ンローディング位置においてテープカセットの開口部に
スペースができ、この開口部に挿入されるガイドローラ
、ピンチローラ等の径を大きくすることができ、各ロー
ラの軸ロスを低減することが可能となる。更に上記実施
例においてはテープローディング動作の際、ガイドロー
ラがピンチローラより先行して移動する結果、互いに影
響しあうことが回避されるが、これに限定されるもので
はな(、ピンチローラがガイドローラより先行して移動
する構成にすることも可能である。その他、本発明の趣
旨を逸脱しない範囲で種々の態様を取り得ることは勿論
である。
(発明の効果) 本発明によれば、テープの磁性面側にガイド作用し、シ
ャシに対して傾斜するよう配向される第1、第2のテー
プガイド部を有する傾斜ブロックを回転ドラムの近傍に
固定的に配置することによって、垂直ガイドローラのみ
を有するガイド台でテープローディングが可能となるの
で、高速テープローディングが可能となると共に、テー
プエツジの損傷、テープ片伸び等が発生しなくなり、テ
ープ寿命も長くなる。また上記傾斜ブロックにシャシに
対して垂直となるよう配向される第3のテープガイド部
を設けることにより、垂直ガイドローラのローディング
位置精度を厳密に要求しなくなるので、コストの上昇を
避けることができ、また経時変化によりテープバスが徐
々に変化する可能性もない。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明に係る磁気記録再生装置の実施例を示す
平面図、第2図は同上実施例中の回転カムの周辺部分の
平面図、第3図は上記実施例中のブレーキ機構部分の平
面図、第4図は上記実施例のテープローディング動作を
示す平面図、第5図は上記ブレーキ機構部分の異なる作
動態様を示す平面図、第6図は上記実施例のプレイ動作
を示す平面図、第7図は上記実施例中のテープガイド台
の部分を示す縦断面図、第8図は同上ガイド台の部分の
底面図、第9図は上記実施例の超高速サーチモードを示
す平面図、第10図は上記実施例中のイジヱクト機構部
分を示す平面図、第11図は同上縦断面図、第12図(
a)〜(d)はそれぞれ本発明装置に用いるテープカセ
ットの上面斜視図、前蓋が開いた状態の上面斜視図、底
面斜視図及びスライダと前蓋がそれぞれ摺動し回動した
ときの底面図、第13図は傾斜ブロックの斜視図、第1
4図(a)(b)はそれぞれピンチローラの移動の説明
に供する要部平面図及び断面図、第15図は従来の磁気
記録再生装置の例を示す平面図である。 2・・回転カム、  6・・主回動レバー、14.17
  ・・ばね部材、 20・・モータ、50.63  
・・テープローディングレハー、55.68  ・・テ
ープガイド台、 54.62,67.70  ・・ガイドローラ、75・
・ピンチローラ、 113、114  ・・傾斜ブロック、118・・ガイ
ド溝、200  ・・テープカセット、309・・逃げ
部。 ろOう ’7f515■ ’H)1     +06    111!;手続補正
書(自発)

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 カセットケース内に収納された磁気テープを引き出して
    、ヘッドを有する回転ドラムの周面に所定のラップ角で
    巻き付け、キャプスタンとピンチローラとの協働により
    前記磁気テープを移送させて記録再生する磁気記録再生
    装置において、前記磁気テープ上での前記ヘッドの走査
    軌跡を所定の傾斜角とすべき、前記回転ドラムの左右近
    傍にそれぞれ固定配置され、前記磁気テープの磁性面側
    にガイド作用する一対の傾斜ブロックと、前記カセット
    ケース内から前記磁気テープを引き出して、前記回転ド
    ラム及び前記一対の傾斜ブロックにそれぞれ前記磁気テ
    ープの磁性面側を当接させるべく、それぞれ前記カセッ
    トケースの開口部より外部に臨む前記テープの背面に位
    置する第1の位置から前記一対の傾斜ブロックの近傍の
    第2の位置へ移動される一対の垂直ガイドローラと、 前記磁気テープの背面の位置から前記キャプスタンと協
    働する位置間で移動可能とされた前記ピンチローラとを
    備えたことを特徴とする磁気記録再生装置。
JP62299534A 1987-11-27 1987-11-27 磁気記録再生装置 Pending JPH01140455A (ja)

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