JP2610839B2 - 締着具取付装置 - Google Patents

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 この発明は締着具を取付る装置、特に締着具の一部が
挿入される孔を持った締着具取付頭部を有し締着具の他
の部分が被加工片に挿入される時に締着具取付頭部によ
って締着具を作動できて被加工片に締着具を取付けるよ
うでき且つ締着具取付頭部に連続的に新しい締着具を供
給する締着具供給装置を有した締着具取付装置に関する
ものである。

従来の技術 斯様な締着具取付装置は、例えば締着具取付頭部の孔
に挿入されるステムと、被加工片に挿入される殻体とを
有する型のブラインドリベット等の締着具を取付けるよ
うに用いられる。締着具取付頭部は、殻体を膨張するよ
う殻体に対してステムを引張り、これによって被加工片
にリベットを取付る。

発明が解決しようとする問題点 この様な締着具取付装置は、手によって１回に１個ず
つ新しい締着具が供給され、これによって工具の使用速
度が減速されるのが一般的である。新しい締着具を連続
的および自動的に供給するための種々な提案が行われて
いる。１つの型の締着具取付装置では、締着具は工具内
から締着具取付装置の背後、すなわち使用中の被加工片
から離れている側に供給される。別の型の締着具取付装
置では、締着具は締着具取付装置の前、すなわち使用中
の被加工片の近くにある側に供給される。この発明はこ
の第２の型の締着具取付装置に関連している。

締着具取付装置を有効に作動するために、孔に挿入さ
れる締着具の部分の周り孔がしっかり嵌合されねばなら
ない。これは問題を生じ、この発明はこの様な問題を解
決することに向けられる。

問題点を解決するための手段 この発明は、締着具の一部が挿入される孔を有し締着
具の他の部分が被加工片に挿入される時に被加工片に締
着具を取付けるように締着具を作動できる締着具取付頭
部、締着具取付頭部の孔の前に連続的に新しい締着具を
供給する締着具供給装置を備え、該締着具供給装置は締
着具取付頭部の孔内に挿入される新しい締着具を支持す
る作動位置をとるように出来る締着具支持装置と、前記
孔に締着具の一部を案内するための作動位置をとるよう
に出来る締着具案内装置とを有し、前記締着具支持装置
は締着具取付頭部に対してほヾ直角に横方向に動くよう
にできるので、前記締着具の一部が孔に入るよう孔に到
達し、前記締着具支持装置と締着具案内装置は、前記締
着具の他の部分が取付けられるべき被加工片に接近する
よう出来ると共に作動されるべき前記締着具取付頭部の
孔内に前記締着具の一部が未だ挿入されている引込位置
に作動できることを特徴とする締着具取付装置を提供す
るものである。

この発明の一層の特長は添付の特許請求の範囲に規定
されている。

この発明の特別な実施例が添付図面を参照して例によ
り説明されよう。

実 施 例 各図面にて、種々の部材が図示明確のために破断した
り或は鎖線で示される。

第１図を先ず参照するに、ブラインドリベット等の締
着具を自動的に反復して取付けるための取付装置11は強
固なフレーム12内に構成されている。取付装置11は空圧
および空圧流体装置によって作動される。このために、
空圧流体装置は空気圧力源13と、空圧順序制御器14と、
真空発生リベットピン端収集器15と、流体作動される締
着具取付頭部、すなわちリベット取付頭部を作動するよ
う空圧流体増強器16と、リベットボール供給器17と、単
一リベット供給器18とから成っている。真空発生リベッ
トピン端収集器15と空圧流体増圧器16と単一リベット供
給器18は空圧順序制御器14により制御されるよう接続さ
れ、１回に１個新しいリベットを取付装置11に供給し、
後に説明される様な具合に作動を制御する。

取付装置11は往復動可能な締着具取付頭部、すなわち
リベット取付頭部19を有している。新しいリベットは、
後方位置にある時に、空圧順序制御器14によって制御さ
れる往復空圧作動器24によりベルクランク23を介して作
動されるスライド22上に横方向に移動できるリベット支
持装置10から成るリベット供給装置によって１度に１個
ずつリベット取付頭部19の前に供給される。単一のリベ
ット供給器18からの新しいリベットはリベット支持装置
21の前端から供給管25に１度に１個ずつ吹出され、この
リベット支持装置21において１度に１個ずつのリベット
32がリベット取付頭部19の前の取上位置（ピックアップ
位置）に移される。リベット取付頭部19は、空圧順序制
御器14により制御される復動空圧作動器26によって軸方
向に往復動される。リベット取付頭部19は、空圧順序制
御器14により制御される空圧流体増圧器16から流体管路
27により供給される作動流体を中に有している。各リベ
ット32が被加工片29の孔28内に取付けられた後に、リベ
ット取付頭部19により握持されて引張れるステム部分
（ピン端部として知られている）は破断されてリベット
取付頭部19により放出され、そこからピン端部抜出管31
内を、後方に真空源によって吸引されて真空発生リベッ
トピン端収集器15に移動する。

こゝで、「取上位置」とは、リベット支持装置21によ
ってリベット取付頭部19の前に支持されるよう取上げら
れる状態の位置を言い、「作動位置」とはリベットを締
着するようリベット取付頭部19が作動できる状態の位置
を言うものとする。

適切に説明されたとほヾ同様な取付装置が締着取付技
術分野において知られている。取付装置の種々な部材を
自動的に制御するための空圧順序制御器14の様な空圧順
序器の使用は良く理解されており、以下に詳しく説明し
ない。以下の説明において、取付装置の種々の部材の作
動と、特に取付装置11の種々の部材が空圧順序制御器14
によって適切な時に作動されるものとする。

第１図に示される様に、復動空圧作動器26はフレーム
12の後端の外側に取付けられ、リベット取付頭部19の本
体の横延長部34に固着されたロッド33を介してリベット
取付頭部19を往復動するよう連結されている。

第２図をいま参照するに、フレーム12は取付装置の主
要部材を配置するよう通る種々の孔を有したブロック35
を有している。

第２図は転換装置として作用するリベット支持装置21
を示している。リベット支持装置21は、スライド22上を
滑動する台部37に対して夫々枢動される一対の支持フィ
ンガ36の形の一対のリベット支持部材を有している。支
持フィンガ36は、フィンガを第３図の取上位置に互に向
い合って、或は第６、７図の引込位置に互に離されるよ
う支持フィンガ36を押圧すべく中心越え作用を持った止
め輪形のばね38が設けられている。

この図示実施例装置に用いられる締着具としてのリベ
ット32は周知の型で、頭部39とピン端部41と膨張可能な
殻体42とを有するステムを持っている。リベット32は殻
体42方向に供給管25に沿って１度に１個ずつ吹出され、
供給管25の端部と対向した支持フィンガ36に到達する。
供給管25の端部２つの板ばね43は供給管25の後方にレベ
ット32が戻るのを防止する。

支持フィンガ36はスライド22に沿った横方向の移動の
終りにある時、２つのペグ44と支持フィンガ36の後端部
との係合によって僅かに開いて保持されるので、リベッ
ト32の殻体42が支持フィンガ36の半円形の握持部45の間
に入ることができる。移動するリベットのモーメント
は、放射方向に突出する予め形成された殻部42の頭部62
が支持フィンガ36の溝付部円錐面63に係合するまで前方
にリベット32を支持する。復動空圧作動器24が作動され
る時に、ベルクランク23はペグ44、44から離れるよう台
部37と支持フィンガ36、36を動かすので、支持フィンガ
36はリベット32の殻体42の上に閉じて第３図に示される
様に殻体42を十分強固するよう殻体42を握持する。

リベットピン端部41は供給管25の端部の溝孔46を通
り、リベット支持装置21はスライド22に沿って動き続け
る。リベットピン端部41はブロック35の溝孔40を通過す
る。リベット支持装置21は、第３図に示される様に取上
位置（ピックアップ位置）のリベット32を示す位置にス
ライド22の他端で停止する。

リベット取付頭部19は、ブロック35の孔内を往復動す
るように復動空圧作動器26からロッド33が連結される延
長部34を本体が有していることを除いて、構成と作用が
実質的に通常の通りである。また、供給用の流体管路27
は第８図に示される様に延長部34を通ってリベット取付
頭部19に入る。リベット取付頭部19には、中央の孔48内
に挿入されるリベットピン端部41の周りに密着される中
央の孔48を有した通常のノーズ尖端金敷47が設けられて
いる。リベット取付頭部19は、空圧順序制御器14の制御
の元に、リベット取付頭部19への圧力流体の作用によっ
てリベット32を取付けるようリベットピン端部41を握持
して引張る通常の内部ピン端部握持引張りジョーを有し
ている。

リベット取付頭部19は、リベット支持装置21がリベッ
ト取付頭部19の前の位置に到達する時に第３図に示され
る様に取上位置にリベット32を支持する後方位置にあ
る。リベット32のリベットピン端部41はノーズ尖端金敷
47の中央の孔48に対向しているので、リベット取付頭部
19がリベット32に向って前進する時に、リベットピン端
部41が中央の孔48に入る。併し、支持フィンガ36が殻体
42によってリベット32を握持支持して中央の孔48に入る
りベットピン端部41の端部60から離れた端部に殻体42が
あるので、或る状態の元で、リベット32が到達した中央
の孔48と適切に軸方向に整列できず、中央の孔48に入ら
ないことがある。これは多少の重大な種類の機械的機能
の不調を生じる。

リベットピン端部41が到達する中央の孔48と整列され
ることを確実にするために、この実施例の締着具取付装
置は符号49により示される締着具案内装置が設けられて
いる。この実施例において、締着具案内装置49は案内フ
ィンガ51、51の形の一対の案内部材を有している。これ
ら案内フィンガ51、51はリベット取付頭部19の前部、す
なわちバレル53を取囲むカラー52内に支持され、リベッ
ト取付頭部19に沿って滑同動し且つブロック35の孔54内
を滑動できる。案内フィンガ51は、カラー52に支持され
た２つの板ばね55、55によって支持装置、すなわち取上
位置（第３図）に互に向い合って押圧されている。各案
内フィンガ51の端部には前側に部分的な円錐溝孔56が設
けられ、後側に部分的な円形溝孔57が設けられている。
案内フィンガ51が取上位置で互に閉じられる時に、２つ
の円錐溝孔56はリベットピン端部41のための円錐案内面
を形成するよう協同する。この円錐面の後端部は、ノー
ズ尖端金敷47の中央の孔48と同一直径を成し且つ中央孔
48と正確に整列される円形の孔50を形成する。これらの
２つの部分的な円形溝孔57は互にノーズ尖端金敷47の前
端部を受ける。第３図にて、図示のリベット取付頭部19
は、案内フィンガ51の後側からノーズ尖端金敷47が間隔
を置いて引込んで示されている。これは図示を明確にす
るためであり、この様な間隔は必要ではないが設けるこ
とが出来る。リベット取付頭部19は、案内フィンガ51が
リベット取付頭部19の前で互に閉じるよう十分なだけ引
込められるのが必要である。

この間隔が設けられるか否かいずれにせよ、リベット
取付頭部19は空圧順序制御器14の制御の元に復動空圧作
動器26によっていま前進される。ノーズ尖端金敷47が案
内フィンガ51の後の円形溝孔57に既に接触係合している
か、或は直ぐにこの円形溝孔57に係合するように成る。
ばぬ55は、案内フィンガ51が作動位置、すなわち取上位
置で互に閉じられて前進するリベット取付頭部19が案内
用のカラー52を前方に押圧するほど十分に強い。案内フ
ィンガ51の前の２つの円錐溝孔56から成る円錐案内面は
進入を助けるよう僅かに斜めに成ったリベットピン端部
41の最終端部60に達し、案内用円形孔50に入るようリベ
ットピン端部41を案内するので、隣接のノーズ尖端金敷
47の中央の孔48と正確に整列される。この位置が第４図
に示されている。

案内フィンガ51が案内作用をできる様にするために、
案内フィンガ51はノーズ尖端金敷47の前、すなわち作動
位置に位置される。併し、リベット32のピン端部41がノ
ーズ尖端金敷47の中央の孔48に十分挿入できる前に、案
内フィンガ51が離れるよう動かされることが必要であ
る。これは案内フィンガ51が離れるよう押すべく取付頭
部19の前端に設けることによって達成される。カラー52
は、孔54の端面58により設けられる停止体に達するま
で、カラー52の背後の取付頭部19の押圧の元に前方に動
き続ける。カラー52が端面58に達した時に、カラー52は
最早前方に動くことが出来ず、復動空圧作動器26により
作用される取付頭部19の前進力はばね55の押圧力に打勝
つ。取付頭部19の前端部は案内フィンガ51を離して引込
まれた位置に押圧するので、第５図に示される様に案内
フィンガ51の間を前方に通過できる。リベット取付頭部
19のバレル53の前端部は孔54の前端部で孔59を前方に通
過する。

リベット32は、ばね38により互に押圧された支持フィ
ンガ36によって支持し続けられる。取付頭部19が前進を
続ける時に、支持フィンガ36は取上位置（第４図）でリ
ベットを保持し続けるので、ピン端部41はノーズ尖端金
敷47の孔48に入って行く。ノーズ尖端金敷47がリベット
殻体42の最も近い端部の端面61に出会う時に、ノーズ尖
端金敷47はリベット32を取上げる。リベット取付頭部19
の前方押圧力は支持フィンガ36の隣接の円錐面63に対し
て予め形成されたリベット32の頭部62を押圧する。これ
らの円錐面63は部分的円錐面なので、リベット取付頭部
19がリベット32を前方に押す時、リベット32の頭部62が
くさび作用によって支持フィンガ36を押し離すよう成
す。リベット32は支持フィンガ36を前方に通過し始め、
適宜にテーパが付けられたリベット取付頭部19のバレル
53の前端部か直ぐに支持フィンガ36の部分円錐面63を引
込めてばね38のばね力に抗して支持フィンガ36を引離す
よう押し続ける。これが第５図に示される段階である。
ステムの頭部39がフレーム12の端壁の孔64から丁度突出
し、リベット取付頭部19のバレル53が被加工片29への近
接を得るように突出するのが見られよう。

案内フィンガ51が互にかなり軽くはね返されて互に出
会っても、支持フィンガ36はリベット32を取上位置に維
持するようリベット32をしっかり握持している。従っ
て、支持フィンガ36の間をバレル53が前方に動く時に、
バレル53に対して残った支持フィンガ36がもし押圧すれ
ば、支持フィンガ36とバレル53の両方を損傷してしまう
力によって支持フィンガ36の自由端をばね38が一緒に押
圧する。これを避けるために、支持フィンガ36の間に入
るバレル53によって押されて離れる最大量に支持フィン
ガ36が達する前に、ばね38はオーバセンタ位置に達して
支持フィンガ36を十分離すよう自動的に押してバレル53
に接触する支持フィンガ36を第６図に示される如くバレ
ル53から離すように構成されている。

リベット取付頭部19は前進を続けるので、前端がフレ
ーム12の端壁の孔64から出て、リベット32を前方に支持
し、通常の様にリベット取付頭部19の内側の握持引張ジ
ョーによって孔48内に保持される。リベット取付頭部19
は移動の前端で停止するように成り、例えば互にリベッ
ト止めされる２つの板のような被加工片29の孔28が作業
者や適宜なロボット機械によってリベット32の殻体42の
上に配置されたり、或は被加工片29を正しい場所に保持
できるので、リベット32の殻体42がリベット取付頭部19
の移動の終りで孔28に入る。

リベット取付頭部19はいま先に述べた様に流体圧力の
作用によって通常の様に作動される。リベット取付頭部
19内の握持引取ジョーはリベット32のピン端部41を引取
り、リベット32の殻体42を被加工片29の後で膨張して被
加工片29にリベット32を取付けるように為す。ピン端部
41は破断され、ピン端部抜出管31を通って吸出される。

この間に、復動空圧作動器24は反対方向に作動されて
リベット供給管25に向って後に横方向に開いた支持フィ
ンガ36を動かす。支持フィンガ36を閉じるために、支持
フィンガ36の外面がフレーム11に支持された一対の固定
の耳部68（第６図）に当って互に十分に離れた支持フィ
ンガ36を閉じてばね38をオーバーセンタにして閉じた支
持フィンガ36を押圧するように構成されている。支持フ
ィンガ36は次いでリベット供給管25の端部に対向し、ペ
グ44によって僅かに開いて保持され、供給管25から吹出
される新しい別のリベットを受けるように用意が成る
（第８、９図）。

また、復動空圧作動器26は取付頭部19を引張るよう反
対方向に作動されるので、次のリベットを取付頭部19の
前に供給できる。また、カラー52が同じ目的のなめに戻
し動かされねばならないが、カラー52が停止面58を越え
て前に動かないので、これまで引込められない。これら
異った大きさの逆転作動は取付頭部19とカラー52の間に
空動き（遊び）を設けることによって共に達成される。
延長部34の孔を通過するロッド65は前端部がコネクタ66
によってカラー52に固着される。ロッド65の後端部は延
長部34を越えて突出し、延長部34の孔には入らない特大
の停止体67に終っている。取付頭部19が後方に動くよう
始めるときに、カラー52は、延長部34の後面がロッド65
の端の停止体67に出会って取上げるまで孔54の前端にと
どまっている。先に検討した様に２つの部材間に空所が
有る無しに拘わらずカラー52が後方に動き始める前に、
金敷47の前にて案内フィンガ51を閉じるよう十分に取付
頭部19が引込むように関連した部分の相対寸法が設けら
れる。

この段階が第９図に示され、待機する支持転換フィン
ガに向って供給管から吹出される別のリベット68を示し
ている。従って、取付装置は別のリベット取付サイクル
を始める用意にある。

実際に、取付装置は丁度説明したサイクルの適宜な段
階にてサイクルを続けるよう空圧順序制御器14へ外部指
令を待機すべく停止できるよう構成できる。例えば、も
しリベットが呈示されるべき被加工片に取付けるよう使
用されゝば、リベット取付頭部が十分前進されてリベッ
トを取付けるよう流体作動を待機して取付装置が停止さ
れるべく構成される。また、もい被加工片が先に配置さ
れれば、取付装置は早い段階で停止されてリベット取付
頭部が引込められてリベットが取上位置にて用意される
よう構成される。

この発明は上述の実施例の詳細に限定されない。

【図面の簡単な説明】

第１図は関連した制御装置と一緒にこの発明に従った取
付装置を含むブラインドリベッ取付装置を示す概略図、
第2A、2B、2C図は横方向作動の開始におけるリベット転
換支持装置を示す側面図、平面図、端面図、第3A、3B、
3C図は作動の終りにおけるリベット転換装置を示す同様
な図、第４、５図は作動の連続段階におけるリベット案
内装置とリベット取付頭部の前部の平面図、第６図な作
動中の更に後の段階において示す案内装置の端面図、第
７図はリベット取付頭部がリベットを取付ける段階にあ
る時のリベット取付頭部と案内装置を示す平面図、第
８、９図は作動中の更に後の段階における取付装置を示
す側面図、第10図は第９図のＸ−Ｘ線に沿った断面図で
ある。図中、11:取付装置、12:フレーム、14:空圧順序
制御器、15:ピン端部収集器、16空圧流体増圧器、17:リ
ベットボール供給器、18:単一リベット供給器、19:リベ
ット取付頭部、21:リベット支持装置、22:スライド、2
3:ベルクランク、24、26:復動空圧作動器、25:供給管、
27:流体管路、28、50、54、64:孔、29:被加工片、31:ピ
ン端部抜出管、32:リベット、33:ロッド、34:延長部、3
5:ブロック、36:支持フィンガ、37:台部、38:ばね、39:
頭部、41:ピン端部、42:殻体、43:板ばね、44:ペグ、4
6:溝孔、47:金敷、48:孔、49:締着具案内装置、51:案内
フィンガ、52:カラー、53:バレル、55:ばね、56:円錐溝
孔、57:円形溝孔、58、61:端面、62:殻頭部、63:部分円
錐部、65:ロッド、66:コネクタ、67:停止体、68:リベッ
ト。

フロントページの続き (72)発明者 グレン・ストライド 英国、ハートフォードシャー、ヒッチ ン、イックルフォード、ボズウェル・ド ライブ ４ (72)発明者 ジョナサン・リー・ブルーアー 英国、ベドフオードシヤー、ダンステイ ブル、スタイパーズ・ヒル、ロツクハー ト・クロース 17

Claims (12)

(57)【特許請求の範囲】
1. 【請求項１】締着具（32）の一部が挿入される孔を有
   し、締着具の他の部分が被加工片（29）に挿入される時
   に被加工片（29）に締着具（32）を取付けるように締着
   具（32）を作動できる締着具取付頭部（19）を備えた締
   着具取付装置において、 締着具取付頭部（19）の孔の前に連続的に新しい締着具
   （32）を供給する締着具供給装置を備え、 該締着具供給装置は、締着具取付頭部（19）の孔（48）
   内に挿入される新しい締着具（32）を支持する作動位置
   をとるよう出来る締着具支持装置（21）と、前記孔（4
   8）に締着具の一部（41）を案内するための作動位置を
   とるよう出来る締着具案内装置（49）とを有し、 前記締着具支持装置（21）は締着具取付頭部（19）に対
   してほヾ直角に横方向に動くようにできるので、前記締
   着具の一部（41）が前記孔（48）内に入るよう孔（48）
   に到達し、 前記締着具支持装置（21）と締着具案内装置（49）は、
   締着具支持装置（21）と案内部材（51）が開いた引込位
   置に作動するよう出来て、この引込位置において、前記
   締着具の他の部分（42）が、取付けられるべき被加工片
   （29）に接近するよう出来、且つ前記締着具取付頭部
   （19）の孔（48）内に前記締着具の一部（41）がまだ挿
   入されているので締着具（32）が締着具取付頭部（19）
   によって作動されることを特徴とする締着具取付装置。
2. 【請求項２】締着具案内装置（49）と締着具取付頭部
   （19）が互に相対的に動くようできることを特徴とする
   特許請求の範囲第１項記載の締着具取付装置。
3. 【請求項３】締着具案内装置（49）は、締着具案内装置
   （49）および締着具取付頭部（19）間の相対移動の間に
   締着具取付頭部との係合によって作動位置から引込位置
   に作動できることを特徴とする特許請求の範囲第２項記
   載の締着具取付装置。
4. 【請求項４】締着具案内装置（49）は複数個の案内部材
   （51）を有し、該案内部材（51）は、案内部材（51）間
   に締着具（32）の一部（41）を案内するように案内部材
   （51）が一緒に相対的に閉じられる締着具案内装置（4
   9）の作動位置に互いに相対的に向い合って動くよう出
   来ると共に、締着具（32）の他の部分（42）が被加工片
   （29）に接近できるよう案内部材（51）間の締着具取付
   頭部（19）の通過を許すように案内部材（51）が相対的
   に隔って離れる締着具案内装置（49）の引込位置に互に
   離れるべく動くようできることを特徴とする特許請求の
   範囲第１乃至３項いずれか１項記載の締着具取付装置。
5. 【請求項５】案内部材（51）を案内位置から引込位置に
   動かすよう締着具案内装置（49）に向う締着具取付頭部
   （19）の相対作動にて締着具取付頭部（19）が案内部材
   （51）と係合することを特徴とする特許請求の範囲第４
   項記載の締着具取付装置。
6. 【請求項６】作動位置の締着具支持装置（21）は締着具
   取付頭部（19）の前の軸方向の取上位置において新しい
   締着具を支持し、締着具取付頭部（19）は、締着具支持
   装置（21）に到達するとき締着具取付頭部（19）の孔
   （48）に挿入される締着具の一部（41）により取上位置
   の締着具を取上げるよう締着具支持装置（21）に向って
   軸方向に作動でき、新しい締着具は締着具取付頭部（1
   9）の動きを横切る方向の作動によって取上位置に供給
   され、締着具案内装置（49）は、締着具案内装置のない
   取上位置への締着具の横方向の作動を許すよう締着具の
   取上位置から離れて、締着具に到達するときに締着具取
   付頭部（19）の孔（48）内に該締着具の一部（41）を案
   内するよう取上位置の締着具に向って往復動できること
   を特徴とする特許請求の範囲第１乃至５項いずれか１項
   記載の締着具取付装置。
7. 【請求項７】締着具案内装置（49）は前進する締着具取
   付頭部（19）との係合によって前進されることを特徴と
   する特許請求の範囲第６項記載の締着具取付装置。
8. 【請求項８】作動位置から引込位置に締着具案内装置
   （49）を動かすよう締着具取付頭部（19）の一層の前進
   を生じるべく締着具案内装置（49）の前進作動を制限す
   る停止装置（58）を備えることを特徴とする特許請求の
   範囲第７項記載の締着具取付装置。
9. 【請求項９】締着具案内装置（49）は軸方向往復動すべ
   く締着具取付頭部（19）に連結されて、停止位置（58）
   が締着具案内装置（49）の前進作動を制限するときに締
   着具取付頭部（19）の一層の前進を許すよう遊びを有す
   ることを特徴とする特許請求の範囲第８項記載の締着具
   取付装置。
10. 【請求項１０】締着具支持装置（21）は、相対的作動の
    際の締着具取付頭部（19）との係合によって作動位置か
    ら引込位置に作動できることを特徴とする特許請求の範
    囲第１乃至９項いずれか１項記載の締着具取付装置。
11. 【請求項１１】締着具支持装置（21）は複数個の支持部
    材（36）を有し、該支持部材（36）は、締着具（32）を
    間に支持するよう支持部材（36）が互に閉じる締着具支
    持装置の作動位置に互に相対的に向かい合って作動出来
    ると共に、被加工片（29）への締着具（32）の別の部分
    （42）の接近を許すよう締着具取付頭部（19）の間が通
    過すべく支持部材（36）が相対的に隔て離される締着具
    支持装置（21）の引込位置に互に相対的に離れるよう作
    動できることを特徴とする特許請求の範囲第１乃至10項
    いずれか１項記載の締着具取付装置。
12. 【請求項１２】締着具取付頭部（19）は、取上位置から
    引込位置の支持部材（36）を動かすように締着具支持装
    置（21）に向う締着具取付頭部（19）の十分な相対作動
    にて支持部材（36）と係合することを特徴とする特許請
    求の範囲第10項記載の締着具取付装置。