JP2610732B2 - 小型電動車 - Google Patents
小型電動車Info
- Publication number
- JP2610732B2 JP2610732B2 JP3256193A JP25619391A JP2610732B2 JP 2610732 B2 JP2610732 B2 JP 2610732B2 JP 3256193 A JP3256193 A JP 3256193A JP 25619391 A JP25619391 A JP 25619391A JP 2610732 B2 JP2610732 B2 JP 2610732B2
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- small electric
- electric vehicle
- divided
- airframe
- electric car
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- Automatic Cycles, And Cycles In General (AREA)
- Motorcycle And Bicycle Frame (AREA)
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、主に老齢者や身体不自
由者の移動用、又は、病院、倉庫等の建物内での荷物の
運搬等に用いられる小型電動車に関する。
由者の移動用、又は、病院、倉庫等の建物内での荷物の
運搬等に用いられる小型電動車に関する。
【0002】
【従来の技術】上記小型電動車において、従来では、他
の車両に積載して運搬するような場合には、車体をその
まま車両の荷台上に積載して運搬するようにしていた。
の車両に積載して運搬するような場合には、車体をその
まま車両の荷台上に積載して運搬するようにしていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところが、この種の小
型電動車は、一般的な乗用車に比較して小型であるから
重量は小さいけれども、車両に積載して運搬する場合に
は、持ち運びに際し、作業負担が大きいものであった。
本発明は、この点に着目し、走行安定性や耐久性の低下
を招くことなく、運搬時の持ち運びに際して、可及的に
コンパクトな形状にさせて、運搬時の作業負担を軽減す
ることができるようにすることを目的としている。
型電動車は、一般的な乗用車に比較して小型であるから
重量は小さいけれども、車両に積載して運搬する場合に
は、持ち運びに際し、作業負担が大きいものであった。
本発明は、この点に着目し、走行安定性や耐久性の低下
を招くことなく、運搬時の持ち運びに際して、可及的に
コンパクトな形状にさせて、運搬時の作業負担を軽減す
ることができるようにすることを目的としている。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明の特徴構成は、冒
頭に記載した小型電動車において、機体を前後に分割構
成とし、前部側分割機体と後部側分割機体とを、左右中
間に位置する夫々の連結具により分離自在並びに前後軸
芯周りで相対回動自在に連結するよう構成するととも
に、左右両側部に前後分割機体の前後軸芯周りの相対回
動を阻止する接当具を配設してある点にある。
頭に記載した小型電動車において、機体を前後に分割構
成とし、前部側分割機体と後部側分割機体とを、左右中
間に位置する夫々の連結具により分離自在並びに前後軸
芯周りで相対回動自在に連結するよう構成するととも
に、左右両側部に前後分割機体の前後軸芯周りの相対回
動を阻止する接当具を配設してある点にある。
【0005】
【作用】機体の運搬時には、機体を前後に分割して、積
載作業時の重量負担を軽減するとともに、再度、連結し
た後は、左右中間に位置する各連結具によって左右バラ
ンスを崩すことなく円滑に連結できる。しかも、左右両
側部において接当支持して左右に長いスパンで前後分割
機体の相対左右回動を阻止するので、走行安定性が確保
できる。又、中間の連結部分においては相対回動が可能
であるので、前後分割機体の前後軸芯周りでの相対移動
に起因する大きな荷重が掛かることがない。
載作業時の重量負担を軽減するとともに、再度、連結し
た後は、左右中間に位置する各連結具によって左右バラ
ンスを崩すことなく円滑に連結できる。しかも、左右両
側部において接当支持して左右に長いスパンで前後分割
機体の相対左右回動を阻止するので、走行安定性が確保
できる。又、中間の連結部分においては相対回動が可能
であるので、前後分割機体の前後軸芯周りでの相対移動
に起因する大きな荷重が掛かることがない。
【0006】
【発明の効果】従って、合理的改良により、運搬時にお
ける機体のコンパクト化が可能となり、積載作業が楽に
行えるものとなった。しかも、連結位置は1か所であっ
て、左右支持部分は接当式支持構造であるから、連結又
は分離作業が簡単に行えるとともに、連結後において
は、安定的な連結状態になり、局部的な応力集中による
損傷の発生を未然に防止できることになった。
ける機体のコンパクト化が可能となり、積載作業が楽に
行えるものとなった。しかも、連結位置は1か所であっ
て、左右支持部分は接当式支持構造であるから、連結又
は分離作業が簡単に行えるとともに、連結後において
は、安定的な連結状態になり、局部的な応力集中による
損傷の発生を未然に防止できることになった。
【0007】
【実施例】以下、実施例を図面に基いて説明する。図2
に小型電動車を示している。この電動車は、電動モータ
1の駆動により走行駆動される左右一対の後輪2,2と
操向操作自在な1個の前輪3とを備え、左右後輪2,2
の中間部上方に運転座席4を配備し、前輪3のステアリ
ング軸5の上部端に操縦部6を設けてある。操縦部6に
は、左右操縦ハンドル7を設け、ポテンショメ−タ式速
度設定レバー8を操縦ハンドル7と共握り操作すること
で電動モータ1を駆動制御して走行し、速度設定レバー
8を放すと、走行駆動系に介装した電磁式ブレーキ〔図
示せず〕が作動して機体が停止するよう構成してある。
に小型電動車を示している。この電動車は、電動モータ
1の駆動により走行駆動される左右一対の後輪2,2と
操向操作自在な1個の前輪3とを備え、左右後輪2,2
の中間部上方に運転座席4を配備し、前輪3のステアリ
ング軸5の上部端に操縦部6を設けてある。操縦部6に
は、左右操縦ハンドル7を設け、ポテンショメ−タ式速
度設定レバー8を操縦ハンドル7と共握り操作すること
で電動モータ1を駆動制御して走行し、速度設定レバー
8を放すと、走行駆動系に介装した電磁式ブレーキ〔図
示せず〕が作動して機体が停止するよう構成してある。
【0008】そして、この電動車は前後に2分割可能な
構造としてある。詳述すると、図1に示すように、前輪
支承部9から運転座席4の支持用縦フレーム10形成部
に亘って前部機体フレーム11を延設し、この前部機体
フレーム11上に前輪3のカバーと運転部ステップを兼
ねる前部カバー12を載置支持して前部側分割機体Aを
構成してある。又、運転部ステップの前記縦フレーム1
0の左右両側部には左右一対のバッテリ13を載置支持
してある。そして、左右後輪2,2、電動モータ1並び
にモータ駆動用制御装置14等を支持する後部機体フレ
ーム15の上方にこれらを覆う後部カバー16を設けて
後部側分割機体Bを構成してある。図3〜図5に示すよ
うに、前部機体フレーム11の後部端に機体ほぼ全幅に
亘る各角パイプ状の横フレーム部17を設けるととも
に、この横フレーム部17の左右中央位置の後部側面に
開口して前後方向に沿って矩形筒部18〔連結具の一
例〕を設けてある。又、後部機体フレーム15の前端部
には、左右中央に機体前方に向けて丸パイプ状の連結具
19を突設し、左右両側部には連結状態において前記横
フレーム部17の下面の接当する板状の接当支持部2
0,20〔接当具の一例〕を形成してある。前後機体を
連結する際には、前記丸パイプ状の連結具19を矩形筒
部18内に差し込み係合し、連結ピン21によって抜け
止めを図るよう構成してある。このとき、連結具19を
差し込み抜け止めをした状態では僅かに前後軸芯周りで
相対回動できるようにしてあり、前記各接当支持部2
0,20が横フレーム部17の下面に接当して相対回動
を阻止するよう構成してある。
構造としてある。詳述すると、図1に示すように、前輪
支承部9から運転座席4の支持用縦フレーム10形成部
に亘って前部機体フレーム11を延設し、この前部機体
フレーム11上に前輪3のカバーと運転部ステップを兼
ねる前部カバー12を載置支持して前部側分割機体Aを
構成してある。又、運転部ステップの前記縦フレーム1
0の左右両側部には左右一対のバッテリ13を載置支持
してある。そして、左右後輪2,2、電動モータ1並び
にモータ駆動用制御装置14等を支持する後部機体フレ
ーム15の上方にこれらを覆う後部カバー16を設けて
後部側分割機体Bを構成してある。図3〜図5に示すよ
うに、前部機体フレーム11の後部端に機体ほぼ全幅に
亘る各角パイプ状の横フレーム部17を設けるととも
に、この横フレーム部17の左右中央位置の後部側面に
開口して前後方向に沿って矩形筒部18〔連結具の一
例〕を設けてある。又、後部機体フレーム15の前端部
には、左右中央に機体前方に向けて丸パイプ状の連結具
19を突設し、左右両側部には連結状態において前記横
フレーム部17の下面の接当する板状の接当支持部2
0,20〔接当具の一例〕を形成してある。前後機体を
連結する際には、前記丸パイプ状の連結具19を矩形筒
部18内に差し込み係合し、連結ピン21によって抜け
止めを図るよう構成してある。このとき、連結具19を
差し込み抜け止めをした状態では僅かに前後軸芯周りで
相対回動できるようにしてあり、前記各接当支持部2
0,20が横フレーム部17の下面に接当して相対回動
を阻止するよう構成してある。
【0009】前記ステアリング軸5は上下途中において
横軸芯X周りで屈曲自在に構成してある。つまり、図6
に示すように、上部軸5aと下部軸5bとを横軸芯周り
で回動自在にピン22枢支するとともに、その外方側に
スライド自在な筒部材23を上下軸5a,5bに亘って
外嵌して上下軸5a,5bが同一軸芯上に位置して操縦
形態に設定され、この筒部材23を上方にスライドさせ
ると、各軸5a,5bがピン22の軸芯周りで相対回動
できるようにしてある。又、運転座席4は、前記縦フレ
ーム10の上部に着脱自在に取付けてあり、運搬時には
取り外しできるようにしてある。
横軸芯X周りで屈曲自在に構成してある。つまり、図6
に示すように、上部軸5aと下部軸5bとを横軸芯周り
で回動自在にピン22枢支するとともに、その外方側に
スライド自在な筒部材23を上下軸5a,5bに亘って
外嵌して上下軸5a,5bが同一軸芯上に位置して操縦
形態に設定され、この筒部材23を上方にスライドさせ
ると、各軸5a,5bがピン22の軸芯周りで相対回動
できるようにしてある。又、運転座席4は、前記縦フレ
ーム10の上部に着脱自在に取付けてあり、運搬時には
取り外しできるようにしてある。
【0010】尚、特許請求の範囲の項に図面との対照を
容易にするために符号を記すが、該記入により本発明は
添付図面の構成に限定されるものではない。
容易にするために符号を記すが、該記入により本発明は
添付図面の構成に限定されるものではない。
【図1】分割状態を示す側面図
【図2】小型電動車の全体側面図
【図3】連結部の平面図
【図4】連結部の分解斜視図
【図5】連結部の正面図
【図6】ハンドル屈曲部の側面図
2 後輪 18 連結具 19 連結具 20,20 接当具 A 前部側分割機体 B 後部側分割機体
フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭59−20780(JP,A) 実開 平1−82027(JP,U)
Claims (2)
- 【請求項1】 機体を前後に分割構成とし、前部側分割
機体(A)と後部側分割機体(B)とを、左右中間に位
置する夫々の連結具(18),(19)により分離自在
並びに前後軸芯周りで相対回動自在に連結するよう構成
するとともに、左右両側部に前後分割機体(A),
(B)の前後軸芯周りの相対回動を阻止する接当具(2
0),(20)を配設してある小型電動車。 - 【請求項2】 前記後部側分割機体(B)が駆動形後輪
(2)を備えたものであり、運転部ステップの後部側に
おいて機体を前後に分割するよう構成してある請求項1
に記載の小型電動車。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3256193A JP2610732B2 (ja) | 1991-10-03 | 1991-10-03 | 小型電動車 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3256193A JP2610732B2 (ja) | 1991-10-03 | 1991-10-03 | 小型電動車 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0592787A JPH0592787A (ja) | 1993-04-16 |
JP2610732B2 true JP2610732B2 (ja) | 1997-05-14 |
Family
ID=17289205
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP3256193A Expired - Fee Related JP2610732B2 (ja) | 1991-10-03 | 1991-10-03 | 小型電動車 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2610732B2 (ja) |
-
1991
- 1991-10-03 JP JP3256193A patent/JP2610732B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0592787A (ja) | 1993-04-16 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |