JPH07246939A - 簡易運搬車 - Google Patents

簡易運搬車

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JPH07246939A
JPH07246939A JP6796394A JP6796394A JPH07246939A JP H07246939 A JPH07246939 A JP H07246939A JP 6796394 A JP6796394 A JP 6796394A JP 6796394 A JP6796394 A JP 6796394A JP H07246939 A JPH07246939 A JP H07246939A
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JP
Japan
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transport vehicle
carrier
wheel
shaft
wheels
Prior art date
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Application number
JP6796394A
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English (en)
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Masaaki Takasaki
正昭 高崎
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 平面上の運搬は勿論として階段等であって
も、円滑に上がることができる簡易運搬車を提供する。 【構成】 荷物又は人を載せる搬送体載置部19及びこ
れに連接する把手部14を備えた運搬車本体11と、前
記搬送体載置部19の左右下部に軸20を介してそれぞ
れ設けられた車輪体12、13とを有する簡易運搬車1
0において、前記車輪体12、13は、均等角度で放射
状に設けられた3本以上のアームを備えた支持部材21
と、前記アームの先部にそれぞれ取付けられた自在回転
車輪22とを有する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、引っ越し等の際に家具
等の荷物を運搬する荷物運搬車、病人の介護車、乳母
車、買物車等に利用できる簡易運搬車に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の簡易運搬車の一例である荷物運搬
車は、パイプと板等からなるL字状の運搬車本体の下部
両側に、車輪を取付けて構成され、荷物を載せるL字状
の搬送体載置部に荷物を載せて、該搬送体載置部に一体
として接続される把手を引いて地面上を転がしながら、
荷物を搬送していた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】前記従来例に係る荷物
運搬車は、平面状の地面の上を走行する場合には特に問
題はないが、階段を上がる場合には車輪が階段の垂直壁
面(蹴込みと言われている)に衝突して上がることがで
きないという問題点があった。このような問題点は病人
の介護車、乳母車、買物車等においても共通に生じる問
題点であった。本発明はかかる事情に鑑みてなされたも
ので、平面上の運搬は勿論として階段等であっても、円
滑に上がることができる簡易運搬車を提供することを目
的とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】前記目的に沿う請求項1
記載の簡易運搬車は、荷物又は人を載せる搬送体載置部
及びこれに連接する把手部を備えた運搬車本体と、前記
搬送体載置部の左右下部に軸を介してそれぞれ設けられ
た車輪体とを有する簡易運搬車において、前記車輪体
は、均等角度で放射状に設けられた3本以上のアームを
備えた支持部材と、前記アームの先部にそれぞれ取付け
られた自在回転車輪とを有して構成されている。請求項
2記載の簡易運搬車は、請求項1記載の簡易運搬車にお
いて、前記左右の車輪体は前記軸に回転自在に取付けら
れている。請求項3記載の簡易運搬車は、請求項1記載
の簡易運搬車において、前記左右の車輪体は前記軸の両
側に固定状態で取付けられ、しかも前記軸は前記運搬車
本体に回転可能に取付けられている。そして、請求項4
記載の簡易運搬車は、請求項3記載の簡易運搬車におい
て、前記軸には回転駆動手段が設けられている。
【0005】
【作用】請求項1〜4記載の簡易運搬車においては、左
右の車輪体を均等角度で放射状に設けられた3本以上の
アームを備えた支持部材と、前記アームの先部にそれぞ
れ取付けられた自在回転車輪とによって構成しているの
で、左右の1又は2の車輪を接地させて水平面を走行す
ることができる。階段等の段状物が運搬方向前部にある
と、接地している車輪のうち前側の車輪は階段の垂直部
分に当接するが、更に簡易運搬車をそのまま移動させる
と、前記当接した車輪を支点にして前記アームが回り、
隣の車輪が前記階段の上に載ることになり、更に引くと
階段に沿って2個の車輪が移動し、階段を昇ることがで
きる。階段を下りる場合には進行方向前側の車輪がまず
階段を下りて接地し、次に進行方向後側の車輪が接地す
ることになり、これによって階段を円滑に下りることが
できる。特に、請求項2記載の簡易運搬車は、左右の車
輪体が独立に回転できるようになっているので、円滑に
曲がることができる。請求項3記載の簡易運搬車は、左
右の車輪体は一体となっているので、一方の車輪体を回
転させることによって他方の車輪体が回転する。これに
よって階段等を斜めに上がる場合には、左右の車輪体が
同調を取るので、円滑に上がることができる。請求項4
記載の簡易運搬車は、前記軸を回転駆動によって回転駆
動させているので、通常の平面走行の場合には関係ない
が、階段走行の場合には動力を使用して上がることがで
きる。
【0006】
【実施例】続いて、添付した図面を参照しつつ、本発明
を具体化した実施例につき説明し、本発明の理解に供す
る。ここに、図1は本発明の第1の実施例に係る簡易運
搬車の斜視図、図2は同部分側面図、図3は本発明の第
2の実施例に係る簡易運搬車の部分側面図、図4は同説
明図である。
【0007】図1、図2に示すように、本発明の第1の
実施例に係る簡易運搬車10は、荷物運搬車として使用
するものであって、パイプ及び板構造からなる運搬車本
体11と、該運搬車本体11の両側下部に取付けられて
いる車輪体12、13とを有している。以下、これらに
ついて詳しく説明する。
【0008】前記運搬車本体11は、把手部14、四角
枠15及び左右の車軸取付け枠16を備えたパイプ構造
の主枠17と、該主枠17の下端に略垂直に設けられた
ガイド板18とを有し、前記ガイド板18と四角枠15
の下部とで荷物を載せる搬送体載置部19が形成されて
いる。
【0009】前記車軸取付け枠16の下部には軸20が
Uボルト等によって固定され、該軸20に前記車輪体1
2、13が回転自由に取付けられている。前記車輪体1
2、13は4本のアームを有する支持部材21と、該支
持部材21の先部に回転自由に取付けられた車輪22と
を有している。なお、隣合う車輪22の間隔は、図2に
示すように階段の踏み板23の幅(W)より小さく、蹴
り込み24の高さ(H)より大きくなっている。
【0010】この簡易運搬車10を使用する場合には、
搬送体載置部19の上に荷物を載せて把手部14を引っ
張って運搬する。通常の地面では2個の車輪22が接地
して走行する。階段を昇る場合には、図2に示すよう
に、蹴り込み24に前側の車輪22が蹴り込み24に当
接すると、十字状の支持部材21が回転し、上部の車輪
22が上側の踏み板23に乗り、蹴り込み24に当接し
た車輪22はそのまま上がって行き、荷物を搬送するこ
とができる。また、同様な動作で階段を下りることもで
きる。
【0011】図3は本発明の第2の実施例に係る簡易運
搬車25について説明するが、前記実施例と同一の構成
要素については同一の番号を付してその詳しい説明を省
略する。運搬車本体26の両側に設けられている車軸取
付け枠27には軸受28がそれぞれ取付けられ、該軸受
28には軸29が回転自由に取付けられている。そし
て、該軸29の両端には車輪体30が固着状態で取付け
られ、片側の車輪体が回転すると他方の車輪体も同時に
回転するようになっている。
【0012】そして、前記軸29にはスプロケット31
が取付けられ、該スプロケット31は回転駆動手段の一
例である減速モータ32の出力軸に取付けられているス
プロケット33とチェーン34によって連結され、該減
速モータ32を回転駆動することによって、前記車輪体
30を同時に回転駆動できるようになっている。なお、
前記減速モータ32には充電型の電池35と把手部に配
置されているスイッチ36とが設けられている。
【0013】従って、この簡易運搬車25においては、
階段等を昇る場合に、スイッチ36のオンによって左右
の車輪体30の支持部材21が電動回転し、階段を昇る
力を省略できる。なお、この実施例において、減速モー
タの部分を省略することも可能である。更には、両側の
車輪体30を軸29によって連結した場合には、左右の
車輪体30のアームの位相角を僅少の範囲(例えば2〜
5度)で持たせておくことも可能であり、これによって
水平状態では3車輪しか接地しないので、より円滑に曲
がることができる。前記実施例は、荷物運搬車に適用し
た場合について説明したが、乳母車、病人の介護車等の
簡易運搬車にも適用できる。
【0014】
【発明の効果】請求項1〜4記載の簡易運搬車は以上の
説明からも明らかなように、左右の車輪体を放射状にア
ームを備えた支持部材と、該支持部材の先部に回転自在
に設けられた車輪によって構成したので、水平面の走行
は当然として、階段の昇降をすることができ、荷物等の
運送が極めて容易となった。特に、請求項4記載の簡易
運搬車においては、車輪体を回転する回転駆動手段が設
けられているので、階段等を昇るときに動力を使用して
昇ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施例に係る簡易運搬車の斜視
図である。
【図2】同部分側面図である。
【図3】本発明の第2の実施例に係る簡易運搬車の部分
側面図である。
【図4】同説明図である。
【符号の説明】
10 簡易運搬車 11 運搬車本体 12 車輪体 13 車輪体 14 把手部 15 四角枠 16 車輪取付け枠 17 主枠 18 ガイド板 19 搬送体載置部 20 軸 21 支持部材 22 車輪 23 踏み板 24 蹴り込み 25 簡易運搬車 26 運搬車本体 27 車輪取付け枠 28 軸受 29 軸 30 車輪体 31 スプロケット 32 減速モータ(回転駆動源) 33 スプロケット 34 チェーン 35 電池 36 スイッチ

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 荷物又は人を載せる搬送体載置部及びこ
    れに連接する把手部を備えた運搬車本体と、前記搬送体
    載置部の左右下部に軸を介してそれぞれ設けられた車輪
    体とを有する簡易運搬車において、 前記車輪体は、均等角度で放射状に設けられた3本以上
    のアームを備えた支持部材と、前記アームの先部にそれ
    ぞれ取付けられた自在回転車輪とを有してなることを特
    徴とする簡易運搬車。
  2. 【請求項2】 前記左右の車輪体は前記軸に回転自在に
    取付けられている請求項1記載の簡易運搬車。
  3. 【請求項3】 前記左右の車輪体は前記軸の両側に固定
    状態で取付けられ、しかも前記軸は前記運搬車本体に回
    転可能に取付けられている請求項1記載の簡易運搬車。
  4. 【請求項4】 前記軸には回転駆動手段が設けられてい
    る請求項3記載の簡易運搬車。
JP6796394A 1994-03-11 1994-03-11 簡易運搬車 Pending JPH07246939A (ja)

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JP6796394A JPH07246939A (ja) 1994-03-11 1994-03-11 簡易運搬車

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JP6796394A JPH07246939A (ja) 1994-03-11 1994-03-11 簡易運搬車

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JPH07246939A true JPH07246939A (ja) 1995-09-26

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ID=13360137

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JP6796394A Pending JPH07246939A (ja) 1994-03-11 1994-03-11 簡易運搬車

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN104939985A (zh) * 2014-03-24 2015-09-30 李军委 混合式多轮架

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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