JPH0617486Y2 - 子供用自動車 - Google Patents

子供用自動車

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JPH0617486Y2
JPH0617486Y2 JP1986054951U JP5495186U JPH0617486Y2 JP H0617486 Y2 JPH0617486 Y2 JP H0617486Y2 JP 1986054951 U JP1986054951 U JP 1986054951U JP 5495186 U JP5495186 U JP 5495186U JP H0617486 Y2 JPH0617486 Y2 JP H0617486Y2
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JP
Japan
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wheel
front wheel
frame
child
axle
Prior art date
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Application number
JP1986054951U
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English (en)
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JPS62166890U (ja
Inventor
輝男 馬頭
Original Assignee
株式会社馬頭製作所
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Publication date
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この考案は、足踏み動作により走行する子供用自動車に
関するものである。
〔従来の技術及びその課題〕
この種の従来の子供用自動車は、第1図、第4図及び第
5図を参照して説明すると、フレームFの前後両側に前
輪1及び後輪2をそれぞれ回転可能に取付け、フレーム
Fに回転可能に立設したハンドル3により、タイロッド
4等を介し前輪1の方向変換を行なうとともに、後輪2
の車軸20を揺動可能な足踏み杆21にクランク機構2
2を介して連結し、第5図矢印のごとく、この足踏み杆
21を揺動することにより、車軸20を介し後輪2を回
転させて走行するものである(実開昭55−1514号
公報参照)。
しかしながら、この様な後輪駆動のものは、フレームF
を長くして二人乗りとする場合には、それに合わせてク
ランク機構を変更しなければならなず、汎用性に乏しい
うえに、部品点数も多いため、コスト的にも高いものと
なる。
また、この種の子供用自動車は、子供の年令に応じてそ
の大きさが決定されるため、子供の成長につれて大きく
することが好ましい。この大型化は、通常、前後輪1、
2の距離を長くして行うが、前述のように、後輪駆動で
は、仮に、フレームFをその長さ方向に伸縮可能として
も、クランク機構を変更せねばらなない。このため、従
来では、子供の成長に合わせて前後輪1、2間を広げ得
る子供用自動車はなかった。
一方、子供用自動車にも、通常の自動車と同様に、前輪
駆動のものがある(特公昭49−29255号公報参
照)。
この考案は、以上の点に留意し、上記前輪駆動にすれ
ば、前輪と後輪を切り離し得る、すなわちフレームの前
輪側と後輪側を分離しても駆動系統に何ら支障が生じな
いことに着目して、前後輪間を調整し得るようにするこ
とを課題とする。
〔課題を解決するための手段〕
上記課題を解決するために、この考案にあっては、車両
フレーム両側に亘る前輪車軸に、その長さ方向の中心に
対称で、かつその軸心に対称な一対のU字状屈曲部を形
成し、この両屈曲部に足踏み動作用ペダルを設け、前記
前輪車軸一端に自在継手を介し前輪を設けて前輪駆動と
し、かつ、前記車両フレームは、前輪側と後輪側に分割
して、前後方向に伸縮可能かつ所要位置でその前後方向
の長さが固定可能とし、その後輪側に運転者用座席を設
けた構成としたのである。
〔作用〕
この様に構成するこの考案に係る子供用自動車は、両ペ
ダルを交互に踏み込むことにより屈曲部を介し車軸が回
転し、この回転力が自在継手を介して前輪に伝達されて
走行する。また、ハンドル操作により、前輪の方向が変
わって所望の方向に走行する。この前輪の方向変換動作
によって前輪と車軸との軸心が変わるが、自在継手によ
ってその変位が吸収されて前輪は円滑に回転する。
この走行・操作時、子供にとって、両ペダル・ハンドル
が近い又は遠く、操作しにくい場合には、操作し易い車
体フレームの長さ、すなわち座席位置に調節する。この
調節後、子供が成長すれば、その成長に合わせて、車体
フレームを伸長・固定して調節する。
また、この子供用自動車を工場から販売店に輸送する場
合には、車体フレームを最も短かくした状態で行う。す
なわち全体が最も小さい状態で行う。
〔実施例〕
第1図乃至第4図に示すように、長方形枠状の車両フレ
ームFの前部両側に亘って前輪車軸5が軸受6を介し回
転可能に支持されている。この車軸5には、その長さ方
向の中心に対称で、かつその軸心に対称な一対のU字状
屈曲部7が形成され、この両屈曲部7にペダル8が回動
可能に嵌着されており、この両ペダル8を交互に前方に
踏み込むことにより、車軸5が回転する。この回転作用
時、前記のごとく両屈曲部7が対称に設定されているた
め、足踏み操作が円滑である。
前記軸受6は電気溶接等の適当な手段によってフレーム
Fに固着され、この軸受6にコ字状の軸固定金具14が
嵌着固定されている。一方の軸固定金具14内には自在
継手9が設けられており、この自在継手9は、第2図、
第3図に示すように、車軸5の一端に固着された金具9
aと前輪1の動力軸10の端に固着された金具9bとを
連結金具9cに直交方向においてそれぞれ回転自在に連
結したものであり、この自在継手9により、車軸5と動
力軸10の軸心がずれても車軸5の回転力が動力軸10
に円滑に伝達される。
動力軸10には一方のステアリング金具11aが嵌通
し、この金具11aは、軸固定金具14に上下方向の軸
15を介して前後方向に揺動可能に取付けられており、
この金具11aの揺動により、動力軸10が自在継手9
を支点として前後に揺動し、その先端が固定された前輪
1の方向が変換される。
一方、他方の軸固定金具14にも同様に他方のステアリ
ング金具11bが上下方向の軸15′を介して前後方向
に揺動可能に取付けられている。この金具11bには横
方向の支軸16が植設され、この支軸16に他方の前輪
1が回転自在に取付けられている。
この様に、一方の前輪1を駆動輪、他方の前輪1を従動
輪とすることにより、後述の走行時、コーナ走行におい
て、両前輪1、1の回転速度が異なって、すなわち差動
して円滑に走行し得る。
前記両ステアリング金具11a、11bには、ハンドル
3によって左右動されるタイロッド4が連結されてお
り、このタイロッド4が左右動すると、金具11a、1
1bを介して動力軸10及び支軸16がフレームFに対
し前後に揺動して前輪1が方向変換する。
フレームFの後部には、第4図に示すように車軸(図示
せず)を介し後輪2が取付けられている。また、フレー
ムFは、同図に示すように前後に二分割されて前フレー
ムに後フレームが出入可能に嵌入され、前フレームのボ
ルト12を後フレームの適当な孔13に挿入して締着す
ることにより、フレームFの長さが調整される。また、
フレームFには、その後フレームに座席Sが、前フレー
ムにフロントカバーCがそれぞれ取付けられている。
この実施例は以上のように構成されており、使用に際し
ては、前座席Sに座わり、ペダル8を交互に踏み込む
と、車軸5、自在継手9、動力軸10等を介し、前輪1
が回転して走行する。またハンドル3を操作すると、タ
イロッド4、ステアリング金具11a、11b等を介し
前輪1が方向変換されて所望の方向にむく。
なお、座席Sは1個又は3個以上適宜に備え得る。
〔考案の効果〕
この考案は以上のように構成して前輪駆動としたので、
部品点数が少なくなるうえに、フレームの長さを変える
だけで、車輪駆動機構を変えることなく、自動車全体の
大きさを変えることができ、製品コストの低減を図るこ
とができる。
また、前輪駆動及び車体フレームを分割して伸縮・固定
可能としたので、子供の大きさ(年令)に合った大きさ
の自動車とすることができる。すなわち、子供の成長に
合わせて自動車の大きさを調節できる。このとき、子供
の大きさと自動車の大きさも対応するため、異和感もな
い。
さらに、工場から販売店への輸送時には、車体フレーム
を最も短かくした状態、すなわち子供用自動車の最小の
大きさで梱包、輸送することができ、梱包コスト及び輸
送コストの低減を図り得る効果もある。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの考案に係る子供用自動車の一実施例の要部
平面図、第2図は第1図の要部切断右側面図、第3図は
第1図の分解斜視図、第4図はこの実施例を採用した子
供用自動車の斜視図、第5図は従来例の概略図である。 1……前輪、2……後輪、 3……ハンドル、5……前輪車軸、 6……軸受、7……U字状屈曲部、 8……ペダル、9……自在継手、 12……ボルト、13……孔、 F……車体フレーム、S……座席。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】車両フレームFに前後輪1、2を取付け、
    この前後輪1、2を足踏み動作により回転させて走行す
    るとともに、ハンドル3の操作により前輪1を方向変換
    させる子供用自動車において、前記車両フレームF両側
    に亘る前輪車軸5に、その長さ方向の中心に対称で、か
    つその軸心に対称な一対のU字状屈曲部7、7を形成
    し、この両屈曲部7、7に足踏み動作用ペダル8を設
    け、前記前輪車軸5一端には自在継手9を介し前記前輪
    1を設け、かつ、前記車両フレームFは、前輪1側と後
    輪2側に分割して、前後方向に伸縮可能かつ所要位置で
    その前後方向の長さが固定可能とし、その後輪2側に運
    転者用座席Sを取付けたことを特徴とする子供用自動
    車。
JP1986054951U 1986-04-10 1986-04-10 子供用自動車 Expired - Lifetime JPH0617486Y2 (ja)

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Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1986054951U JPH0617486Y2 (ja) 1986-04-10 1986-04-10 子供用自動車

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JP1986054951U JPH0617486Y2 (ja) 1986-04-10 1986-04-10 子供用自動車

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS62166890U JPS62166890U (ja) 1987-10-23
JPH0617486Y2 true JPH0617486Y2 (ja) 1994-05-11

Family

ID=30882411

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1986054951U Expired - Lifetime JPH0617486Y2 (ja) 1986-04-10 1986-04-10 子供用自動車

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JP (1) JPH0617486Y2 (ja)

Family Cites Families (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS4929255A (ja) * 1972-07-15 1974-03-15

Also Published As

Publication number Publication date
JPS62166890U (ja) 1987-10-23

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