JP3199341U - 前輪2輪の3輪自転車 - Google Patents

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【課題】停止時及び直進での走行性が安定し、しかもカーブを曲がるときのハンドル操作性が良く転倒し難く、且つ構造が簡単であり、軽量・安価である前輪2輪の3輪自転車を提供する。【解決手段】ボディの二股部73で支持された前輪軸33と一対のクランクペダル軸21を繋ぐペダル軸22とを連結するシャフトドライブ34で、ペダルからの駆動力が前輪31に伝達される前輪駆動手段と、上端にハンドル51が連結しているハンドル軸50に連係し、後輪41が装着される後輪軸42を支持する後輪支持体40を旋回させることで後輪41を操舵する操舵連係手段と、を備えたことを特徴とする。【選択図】図1

Description

本考案は、前輪2輪の3輪自転車に関する。更に詳しくは、前輪駆動で、かつ後輪操舵である前輪2輪の3輪自転車に関する。
従来の前輪操舵・後輪駆動の自転車を改良し安定したコーナリング特性を得るため、下記特許文献1では、前輪駆動とすることが提案されている。
前輪駆動とした場合、前輪が1輪であると、段差を乗り上げるときに前輪が弾み安定性に欠け、また斜めから侵入する場合にハンドルが取られ易く、操舵性に欠けると共に転倒する危険があり、そのために下記特許文献2等多くの文献では、前輪を2輪とすることが提案されている。
前輪を2輪とすることで、停止時及び直進での走行性が安定するが、カーブを曲がるとき、ハンドル操作により前2輪の車軸と共に前輪全体が動くので走行バランスが悪くなり、転倒などの危険があった。その不具合を解決するために、下記特許文献3では、前輪の出力軸は差動歯車装置を介してその左右に設け,該出力軸の左右端部にユニバーサルジョイントを設けると共に該各ユニバーサルジョイントにより揺動自在に連結駆動される車輪軸及び車輪を設け、また前輪が方向転換できるようにハンドルより連結操作するリンク装置を左右の各車輪軸に連結させることが提案されている。
しかしながら、上述の提案では構造が複雑となり、そのために車体の重量が重くなり、価格も高くなるとの問題点があった。
特開2002−337781号 特開2007−307963号 特開平08−183487号
本考案は、かかる上述の問題点を解決するためになされたものであって、その目的とするところは、停止時及び直進での走行性が安定し、しかもカーブを曲がるときのハンドル操作性が良く転倒し難く、且つ構造が簡単であり、軽量・安価である前輪2輪の3輪自転車を提供することである。
上記目的を達成するため、本考案の請求項1に係る前輪2輪の3輪自転車は、ボディの中央に設置されたサドルと、前記サドルより前方で前記ボディに連結し、一対のクランクペダル軸を繋ぐペダル軸が支持されるペダル支持体と、前記ボディ前部の二股部で一対の前輪を繋ぐ前輪軸が支持され、前記前輪軸と前記ペダル軸とを連結するシャフトドライブでペダルからの駆動力が前輪に伝達される前輪駆動手段と、前記ペダル支持体より後方で前記ボディに連結し、後輪の後輪軸を支持旋回する後輪支持体と、前記サドルより前方で前記ボディに設置され上部にハンドルが連結しているハンドル軸と、前記ボディに設置され、前記ハンドル軸に連係し前記後輪支持体を旋回させることで前記後輪を操舵する操舵連係手段と、を備えていることを特徴とするものである。
また、本考案の請求項2に係る前輪2輪の3輪自転車は、請求項1に記載の前輪2輪の3輪自転車において、前記操舵連係手段は、前記ハンドル軸の下端に連結したハンドル側リンク体と、前記後輪支持体に連結した後輪側リンク体とを一対のロッドで連結したことを特徴とするものである。
また、本考案の請求項3に係る前輪2輪の3輪自転車は、請求項1又は2に記載の前輪2輪の3輪自転車において、前記ハンドルは、円弧状に作動する飛行機型ハンドルであることを特徴とするものである。
また、本考案の請求項4に係る前輪2輪の3輪自転車は、請求項1乃至3のいずれかに記載の前輪2輪の3輪自転車において、前記ボディ及び前記一対のロッドは、伸縮可能であることを特徴とするものである。
本考案は、以下の効果を奏する。
すなわち、上記構成を備えた前輪2輪の3輪自転車は、前輪軸とペダル軸とを連結するシャフトドライブでペダルからの駆動力が前輪に伝達される前輪駆動手段で駆動されるので、直進時の走行安定性が優れると共に、段差や悪路での踏破性を向上させることができる。
また、ハンドルと連結しているハンドル軸に連係する操舵連係手段が後輪を操舵する後輪操舵方式であり、しかも操舵連係手段は、ハンドル軸の下端に連結したハンドル側リンク体と、後輪支持体に連結した後輪側リンク体とを一対のロッドで連結した機構であるので、構造が簡易となり、軽量化を図ることができると共に、コストの低減を図ることができる。
また、ハンドル軸の上部に連結しているハンドルの形状は、回転する飛行機型のハンドルであるので、自転車としては斬新であり、デザイン性に優れる。
また、ボディ及び操舵連係手段を構成する一対のロッドは伸縮可能であるので、車体を伸ばすことができ、後部に人や多くの荷物を載せることができる。
本考案に係る前輪2輪の3輪自転車の斜視図である。 本考案に係る前輪2輪の3輪自転車の正面図である。 本考案に係る前輪2輪の3輪自転車の操舵連係手段の斜視図である。 本考案に係る前輪2輪の3輪自転車のボディを伸ばした状態の斜視図である。
以下に図面を参照して、この考案の実施形態を例示して説明する。
図1は、本考案に係る前輪2輪の3輪自転車の斜視図であり、図2は、本考案に係る前輪2輪の3輪自転車の正面図であり、図3は、本考案に係る前輪2輪の3輪自転車の操舵連係手段の斜視図であり、図4は、本考案に係る前輪2輪の3輪自転車のボディを伸ばした状態の斜視図である。
本考案に係る前輪2輪の3輪自転車1は、サドル10と、ペダル支持体20と、前輪駆動手段30と、後輪支持体40と、ハンドル軸50と、操舵連係手段60とを備えている。
図1に示す通り、サドル10は、後述するボディ70の本体部71上側の略中央に配設されたサドルパイプ11の上端に設置されている。座り心地の向上のためサドル10は大型化されている。
ボディ70は、扁平な本体部71から折れ曲がった前部72はフォーク形状に二股に分かれた二股部73となり、本体部71及び二股部73の内部は空洞になっている。二股部73の各先端部(74A,74B)には、2輪の前輪(31A、31B)を繋ぐ前輪軸33を支持するための軸孔が開設されている。
ペダル支持体20は、ボディ70の本体部71下側であってサドルパイプ11の設置位置より前方でボディ70に連結し、左右対称に一対の脚部(20A,20B)を有している。一対の脚部(20A,20B)の先端部には、左右のクランクペダル軸(21A,21B)を繋ぐペダル軸22を支持するための軸孔が開設されている。
図2に示す通り、前輪駆動手段30は、前輪軸33と、ペダル軸22と、それらを連結するシャフトドライブ34とで構成され、クランクペダル軸21の回転がペダル軸22からシャフトドライブ34を経由して前輪軸33を回転させ、2輪の前輪(31A、31B)を回転させるようになっている。
後輪支持体40は、ボディ70の本体部71下側であってサドルパイプ11の設置位置より後方で連結し、図3に示す通り、左右対称に一対の脚部(40A,40B)を有している。一対の脚部(40A,40B)の先端部には、後輪41が装着される後輪軸42を支持するための軸孔が開設され、一対の脚部(40A,40B)を繋ぐ頭部40Cは、後述する操舵連係手段60の一部を構成する後輪側リンク体62と連結し、後輪41を旋回させるようになっている。
ハンドル軸50は、ボディ70の本体部71上側であってサドルパイプ11の設置位置より前方に設置され、上端には飛行機型で円弧状に作動するハンドル51が連結されている。更に、ボディ70の上面76を貫通したハンドル軸50の下端は、後述する操舵連係手段60の一部を構成するハンドル側リンク体61と連結している。
操舵連係手段60は、図3に示す通り、上述のハンドル側リンク体61と、後輪側リンク体62と、それらを連結する左側に位置する第一ロッド63と右側に位置する第二ロッド64との一対のロッドで構成され、ボディ70の本体部71の空洞となっている内部に設置されている。
操舵連係手段60は、円弧状に作動する飛行機型ハンドル51を右折するために時計方向に回転させると、ハンドル軸50に連結しているハンドル側リンク体61が時計方向に回転し、左側の第一ロッド63が前方に引っ張られて後輪側リンク体62が時計方向に回転するようになっている。これにより後輪支持体40が後輪側リンク体62との連結部を中心として時計方向に回転し、後輪軸42及び後輪軸42に装着されている後輪41が時計方向に回転し、右折することができるようになっている。
逆に、操舵連係手段60は、円弧状に作動する飛行機型ハンドル51を左折するために反時計方向に回転させると、ハンドル軸50に連結しているハンドル側リンク体61が反時計方向に回転し、右側の第二ロッド64が前方に引っ張られて後輪側リンク体62が反時計方向に回転する。これにより後輪支持体40が後輪側リンク体62との連結部を中心として反時計方向に回転するので、後輪軸42及び後輪軸42に装着されている後輪41が反時計方向に回転し、左折することができるようになっている。
更に、ボディ70の本体部71と、操舵連係手段60を構成する一対のロッド(63,64)は、伸縮が可能となっているので、図4に示す通り、車体を延長することができるようになっている。
以上の通り、本願に係る前輪2輪の3輪自転車1は、前輪が2輪(31A、31B)であるので、走行時及び停止時の安定性が優れると共に、前輪駆動手段30によりシャフトドライブ34でクランクペダル軸21の回転がペダル軸22からシャフトドライブ34を経由して前輪軸33に伝動し、2輪の前輪(31A、31B)を駆動させるので、直進時の走行性が更に安定すると共に、段差や悪路での踏破性を向上させることが可能となる。
更に、本願に係る前輪2輪の3輪自転車1は、ハンドル51が上端に連結しているハンドル軸50に連係する操舵連係手段60で後輪41を操舵する後輪操舵方式であり、しかも操舵連係手段60は、ハンドル軸50の下端に連結したハンドル側リンク体61と、後輪支持体40に連結した後輪側リンク体62とを第一ロッド63と第二ロッド64で連結した機構であるので、構造が簡易であり、車体全体の軽量化を図ることができると共に、コストの低減を図ることが可能となる。
また、ハンドル軸50の上端に連結しているハンドル51の形状は、回転する飛行機型のハンドルであるので、自転車として斬新であり、デザイン性に優れる。
また、ボディ70及び操舵連係手段60を構成する第一ロッド63と第二ロッド64は伸縮可能であるので、車体を伸ばすことができ、後部に人や多くの荷物を載せることが可能となる。
1 前輪2輪の3輪自転車
10 サドル
11 サドルパイプ
20,20A,20B ペダル支持体
21,21A,21B クランクペタル軸
22 ペダル軸
30 前輪駆動手段
31,31A,31B 前輪
33 前輪軸
34 シャフトドライブ
40,40A,40B,40C 後輪支持体
41 後輪
42 後輪軸
50 ハンドル軸
51 ハンドル
60 操舵連係手段
61 ハンドル側リンク体
62 後輪側リンク体
63 第一ロッド
64 第二ロッド
70 ボディ
71 本体部
72 前部
73 二股部
74,74A,74B 先端部
76 上面
また、本考案の請求項4に係る前輪2輪の3輪自転車は、請求項2に記載の前輪2輪の3輪自転車において、前記ボディ及び前記一対のロッドは、伸縮可能であることを特徴とするものである。

Claims (4)

  1. ボディの中央に設置されたサドルと、
    前記サドルより前方で前記ボディに連結し、一対のクランクペダル軸を繋ぐペダル軸が支持されるペダル支持体と、
    前記ボディ前部の二股部で一対の前輪を繋ぐ前輪軸が支持され、前記前輪軸と前記ペダル軸とを連結するシャフトドライブでペダルからの駆動力が前輪に伝達される前輪駆動手段と、
    前記ペダル支持体より後方で前記ボディに連結し、後輪の後輪軸を支持旋回する後輪支持体と、
    前記サドルより前方で前記ボディに設置され上部にハンドルが連結しているハンドル軸と、
    前記ボディに設置され、前記ハンドル軸に連係し前記後輪支持体を旋回させることで前記後輪を操舵する操舵連係手段と、を備えていることを特徴とする前輪2輪の3輪自転車。
  2. 前記操舵連係手段は、前記ハンドル軸の下端に連結したハンドル側リンク体と、前記後輪支持体に連結した後輪側リンク体とを一対のロッドで連結したことを特徴とする請求項1に記載の前輪2輪の3輪自転車。
  3. 前記ハンドルは、円弧状に作動する飛行機型ハンドルであることを特徴とする請求項1又は2に記載の前輪2輪の3輪自転車。
  4. 前記ボディ及び前記一対のロッドは、伸縮可能であることを特徴とする請求項1乃至3のいずれかに記載の前輪2輪の3輪自転車。



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