JP3167652U - 自転車 - Google Patents

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亜紀 栗本
亜紀 栗本
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株式会社レインボー
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Abstract

【課題】操縦性を低下させることなく娯楽性を高めた自転車を提供する。【解決手段】主フレーム12と、駆動輪16と、操舵輪14と、ハンドル26と、ハンドル26に加えられた操作を操舵輪14に伝達する操舵軸44を備え、操舵軸44の軸心が、ハンドル26は円環状のリム部の中心に対して操舵輪14の進行方向寄りの位置にあることを特徴とする自転車10を考案した。ハンドル26の回転角度によってリム部の位置が変化することになるため、視覚的な面においても、また手の位置という感覚的な面においてもハンドル26の向きが容易に確認できる。【選択図】図1

Description

本考案は、娯楽性を高めた自転車に関する。
一般に自転車は、主フレーム部、前後2個の車輪、駆動機構、操舵機構、制動機構を備えている。2個の車輪のうち前輪が自転車の進行方向を変える操舵輪、後輪が駆動輪であることが多い。操舵機構は操縦者が操作するためのハンドルと、ハンドルに加えられた操作を操舵輪に伝達するための操舵軸を備えている。
ハンドルには自転車の用途に応じて様々な種類のものがある。代表的なものとしては、ストレートハンドル、DHハンドル、ドロップハンドル、トラックハンドル、エアロバー等が挙げられる。これらのハンドルは、ステムを介して操舵軸と連結されるクランプ部と、クランプ部の両端のグリップ部で構成されている点で共通している。ハンドルやステムには互換性があり、用途や体格等にあったものに交換可能である。
一方で自動車のハンドルのような円環状のリム部を有するハンドルを備えた自転車がある(特許文献1)。この自転車はハンドルが操舵軸の軸心を中心とする円形であり、ハンドルの曲線に沿った円弧状のブレーキグリップが備えられている。
特開2009−149147号公報
円環状のリム部を有する円形のハンドルは、未だ自動車を運転できる年齢に達していない子供や少年たちにとっては非常に興味深いものであり、娯楽性に富んでいる。またリム部の任意の箇所を把持して操作することができるため、1個のハンドルで様々な年齢や体格等の操縦者に適応することができる。
しかしながら、円形のハンドルは他のハンドルに比べて向きが判りにくいという問題がある。また子供用にハンドルの径を小さくした場合、操舵輪の向きを変えるためのモーメントを得るためにより大きなグリップ力が必要となり、操縦に困難が伴う。同様に直進安定性を高めるためにはより大きな径が必要となるが、この場合、特に体格の小さい子供にとっては操縦に困難が伴う。
本考案の目的は、操縦性を低下させることなく娯楽性を高めた自転車を提供することにある。
本考案は、主フレームと、駆動輪と、操舵輪と、ハンドルと、前記ハンドルに加えられた操作を前記操舵輪に伝達する操舵軸を備えた自転車において、前記ハンドルは円環状もしくは円弧状のリム部を備え、前記操舵軸の軸心が、前記リム部の中心に対して前記操舵輪の進行方向寄りの位置にあることを特徴とする自転車を提供する。
本考案の提供する自転車は、操舵軸の軸心線とリム部の中心線が同一直線上にはないため、操舵軸の軸心線を中心として回転するハンドルの回転角度によってリム部の位置が変化することになる。このため視覚的な面においても、また手の位置という感覚的な面においてもハンドルの向きが容易に確認できる。
ハンドルを操舵輪の進行方向とは逆側で把持した場合、回転中心との距離が長くなるため、より小さな力で操縦することができるようになり、また直進安定性も向上する。
ハンドルの中心線が操舵軸の軸心線に対して操舵輪の進行方向と逆方向に傾斜するようにすれば、ハンドルの取付け角度が適正化され、リム部が把持し易くなり、操縦性および直進安定性がより向上する。
なおリム部は円環状であることが望ましいが、一部を欠いた円弧状とすることも可能である。円弧状のリム部は全体が連続した単体もしくは非連続の複数の部分からなる複合体の何れであっても良い。また円弧状のリム部の中心とは、リム部の欠いた部分を連続させて想定される円環の中心をいう。
本考案が提供する自転車によれば、自動車のハンドルを模した円形のハンドルによる操縦の面白さという娯楽性が、操縦性や走行安定性を犠牲にすることなく享受することができる。
自転車の側面図 ハンドル部の正面図 ハンドル部の側面図 ハンドル部の変形例を示す正面図
本発明の実施の形態について図面を参照しながら説明する。図1は本発明の実施の形態の自転車10を示している。自転車10は、主フレーム12と前輪14と後輪16に加え、操舵部と駆動部と制動部を主要な要素として構成されている。
後輪16は駆動部の一部をなす駆動輪であり、主フレーム12の後部に回転可能に備えられている。後輪16は主フレーム12の中央下部に備えられたクランク18に加えられた外力の伝達を受けて回転する。この伝達機構はクランク18および後輪16に装着されたスプロケットとこれを繋ぐチェーンで構成され、チェーンカバー20によって外部環境から保護されている。クランク18の先端には操縦者の両足を載せるためのペダル22が備えられている。
主フレーム12の前部にはフォーク24が回転可能に備えられている。フォーク24はハンドル26と前輪14を連結する部材であり、ハンドル26と操舵輪である前輪14とともに操舵部を構成している。フォーク24の下部は左右一対のブレード28であり、両ブレード28の間に前輪14を回転可能に支持している。フォークの上部は管状のステアリングコラム30であり、主フレーム12の前部に備えられたヘッドチューブ32の内側に回転可能に挿通されている。
ハンドル26は、図2および図3に示すようにリム部40とスポーク部42とで構成されている。リム部40は円環状の外形を有しており、内周側にスポーク部42が備えられている。スポーク部42は、リム部40の略中心にあたる位置にある円板状の操舵軸連結部42aと、操舵軸連結部42aとリム部40を連結する3個の脚部42bで構成されている。操舵軸連結部42aの裏面には管状の操舵軸44の上端が連結されている。操舵軸44の下端はステアリングコラム30の上端と連結されている。操舵軸44の軸心線44aとステアリングコラム30の軸心線30aは同一直線上にある。
自転車10はハンドル26と操舵軸44の連結部分に2つの特徴がある。一つはハンドル26と操舵軸44の位置であり、もう一つはハンドル26と操舵軸44の角度である。
操舵軸44の軸心線44aとリム部40の中心線40aは同一直線上にはなく、軸心線44aが中心線40aに対して前寄り、すなわち前輪14の進行方向寄りにずれている。また中心線40aは軸心線44aに対して後傾、すなわち前輪14の進行方向と逆方向に傾斜している。
リム部40には左右一対のブレーキハンドル50、52が備えられている。ブレーキハンドル50、52は制動部を構成する部材であり、一方のブレーキハンドル50はブレーキワイヤ54を通じてリムブレーキ56と連結しており、前輪14の制動を司る。他方のブレーキハンドル52はブレーキワイヤ58を通じてハブブレーキ60と連結しており、後輪16の制動を司る。
またリム部40にはベル62が備えられている。その他に主フレームの中央上部にはサドル64が備えられている。
自転車10は市販の自転車を改造し、元のハンドルを前述したハンドル26に交換するだけで製造することができる。この場合、操舵軸44とステアリングコラム30はステムのような連結部材を用いて、もしくは溶接などにより連結することができる。また元のハンドルから取り外したブレーキハンドル50、52を新しいハンドル26に移し変えるだけで制動部は機能するため、改造は極めて容易である。
ハンドル26はリム部40の径を自由に設定することができる。また操舵軸44の長さを調整することで任意の高さに設定することができる。これにより体格の差異に関係なく最適な運転姿勢を採ることができるようになり、快適性と安全性を犠牲にすることなく娯楽性の向上を図ることができる。またスポーク部42の本数や形状等もハンドル26の取付け剛性や操縦性を犠牲にしない範囲で自由に設定することができる。
図5にハンドルの変形例を示す。ハンドル66は、操舵軸連結部72aを中心として対称に配された一対の円弧状のリム部70a、70bを備えている。リム部70a、70bと操舵軸連結部72aはそれぞれ2個の脚部72bで連結されている。リム部70a、70bにはそれぞれブレーキハンドル80、82が備えられている。ブレーキハンドル80はブレーキワイヤ84を通じてリムブレーキ56(図1参照)と連結しており、前輪14の制動を司る。ブレーキハンドル82はブレーキワイヤ88を通じてハブブレーキ60(図1参照)と連結しており、後輪16の制動を司る。またリム部70bにはベル92が備えられている。
自転車10は乗り方においてこれまでの一般的な自転車と大きく変わるところはない。サドル64に着座した操縦者がハンドル26を両手で握り、ペダル22を両足で漕ぐことで、後輪16が回転し、その駆動力によって自転車10は前輪14の方向に進行する。進行方向を変えたいときには、変えたい方向にハンドル26を回転させるだけでよい。自動車のハンドルに似た円形のハンドル26は視覚的にも操縦感の部分でも新鮮で面白く、娯楽性に富んだものになっている。ハンドル26の位置や傾きにおいて前述した特徴があるため、娯楽性の向上のために操縦性や直進安定性が犠牲になっておらず、子供でも安心して操縦を楽しむことができる。
10 自転車
12 主フレーム
14 前輪
16 後輪
26、66 ハンドル
30 ステアリングコラム
40、70a、70b リム部
44 操舵軸

Claims (2)

  1. 主フレームと、駆動輪と、操舵輪と、ハンドルと、前記ハンドルに加えられた操作を前記操舵輪に伝達する操舵軸を備えた自転車において、
    前記ハンドルは円環状もしくは円弧状のリム部を備え、
    前記操舵軸の軸心が、前記リム部の中心に対して前記操舵輪の進行方向寄りの位置にあることを特徴とする自転車。
  2. 前記ハンドルの中心線が、前記操舵軸の軸心線に対して前記操舵輪の進行方向と逆方向に傾斜していることを特徴とする請求項1に記載の自転車。
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