JP2609812B2 - ラテックス塗料配合物及びラテックスコポリマーの改善方法 - Google Patents
ラテックス塗料配合物及びラテックスコポリマーの改善方法Info
- Publication number
- JP2609812B2 JP2609812B2 JP6135390A JP13539094A JP2609812B2 JP 2609812 B2 JP2609812 B2 JP 2609812B2 JP 6135390 A JP6135390 A JP 6135390A JP 13539094 A JP13539094 A JP 13539094A JP 2609812 B2 JP2609812 B2 JP 2609812B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- imidazolidinone
- latex
- hydrogen
- group
- allyl
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
Links
Classifications
-
- C—CHEMISTRY; METALLURGY
- C08—ORGANIC MACROMOLECULAR COMPOUNDS; THEIR PREPARATION OR CHEMICAL WORKING-UP; COMPOSITIONS BASED THEREON
- C08F—MACROMOLECULAR COMPOUNDS OBTAINED BY REACTIONS ONLY INVOLVING CARBON-TO-CARBON UNSATURATED BONDS
- C08F220/00—Copolymers of compounds having one or more unsaturated aliphatic radicals, each having only one carbon-to-carbon double bond, and only one being terminated by only one carboxyl radical or a salt, anhydride ester, amide, imide or nitrile thereof
- C08F220/02—Monocarboxylic acids having less than ten carbon atoms; Derivatives thereof
- C08F220/10—Esters
- C08F220/34—Esters containing nitrogen, e.g. N,N-dimethylaminoethyl (meth)acrylate
- C08F220/36—Esters containing nitrogen, e.g. N,N-dimethylaminoethyl (meth)acrylate containing oxygen in addition to the carboxy oxygen, e.g. 2-N-morpholinoethyl (meth)acrylate or 2-isocyanatoethyl (meth)acrylate
-
- C—CHEMISTRY; METALLURGY
- C08—ORGANIC MACROMOLECULAR COMPOUNDS; THEIR PREPARATION OR CHEMICAL WORKING-UP; COMPOSITIONS BASED THEREON
- C08F—MACROMOLECULAR COMPOUNDS OBTAINED BY REACTIONS ONLY INVOLVING CARBON-TO-CARBON UNSATURATED BONDS
- C08F226/00—Copolymers of compounds having one or more unsaturated aliphatic radicals, each having only one carbon-to-carbon double bond, and at least one being terminated by a single or double bond to nitrogen or by a heterocyclic ring containing nitrogen
- C08F226/06—Copolymers of compounds having one or more unsaturated aliphatic radicals, each having only one carbon-to-carbon double bond, and at least one being terminated by a single or double bond to nitrogen or by a heterocyclic ring containing nitrogen by a heterocyclic ring containing nitrogen
-
- C—CHEMISTRY; METALLURGY
- C08—ORGANIC MACROMOLECULAR COMPOUNDS; THEIR PREPARATION OR CHEMICAL WORKING-UP; COMPOSITIONS BASED THEREON
- C08F—MACROMOLECULAR COMPOUNDS OBTAINED BY REACTIONS ONLY INVOLVING CARBON-TO-CARBON UNSATURATED BONDS
- C08F246/00—Copolymers in which the nature of only the monomers in minority is defined
-
- C—CHEMISTRY; METALLURGY
- C09—DYES; PAINTS; POLISHES; NATURAL RESINS; ADHESIVES; COMPOSITIONS NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; APPLICATIONS OF MATERIALS NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
- C09D—COATING COMPOSITIONS, e.g. PAINTS, VARNISHES OR LACQUERS; FILLING PASTES; CHEMICAL PAINT OR INK REMOVERS; INKS; CORRECTING FLUIDS; WOODSTAINS; PASTES OR SOLIDS FOR COLOURING OR PRINTING; USE OF MATERIALS THEREFOR
- C09D131/00—Coating compositions based on homopolymers or copolymers of compounds having one or more unsaturated aliphatic radicals, each having only one carbon-to-carbon double bond, and at least one being terminated by an acyloxy radical of a saturated carboxylic acid, of carbonic acid, or of a haloformic acid; Coating compositions based on derivatives of such polymers
- C09D131/02—Homopolymers or copolymers of esters of monocarboxylic acids
- C09D131/04—Homopolymers or copolymers of vinyl acetate
-
- C—CHEMISTRY; METALLURGY
- C09—DYES; PAINTS; POLISHES; NATURAL RESINS; ADHESIVES; COMPOSITIONS NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; APPLICATIONS OF MATERIALS NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
- C09D—COATING COMPOSITIONS, e.g. PAINTS, VARNISHES OR LACQUERS; FILLING PASTES; CHEMICAL PAINT OR INK REMOVERS; INKS; CORRECTING FLUIDS; WOODSTAINS; PASTES OR SOLIDS FOR COLOURING OR PRINTING; USE OF MATERIALS THEREFOR
- C09D133/00—Coating compositions based on homopolymers or copolymers of compounds having one or more unsaturated aliphatic radicals, each having only one carbon-to-carbon double bond, and at least one being terminated by only one carboxyl radical, or of salts, anhydrides, esters, amides, imides, or nitriles thereof; Coating compositions based on derivatives of such polymers
- C09D133/04—Homopolymers or copolymers of esters
- C09D133/06—Homopolymers or copolymers of esters of esters containing only carbon, hydrogen and oxygen, the oxygen atom being present only as part of the carboxyl radical
- C09D133/062—Copolymers with monomers not covered by C09D133/06
-
- C—CHEMISTRY; METALLURGY
- C09—DYES; PAINTS; POLISHES; NATURAL RESINS; ADHESIVES; COMPOSITIONS NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; APPLICATIONS OF MATERIALS NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
- C09D—COATING COMPOSITIONS, e.g. PAINTS, VARNISHES OR LACQUERS; FILLING PASTES; CHEMICAL PAINT OR INK REMOVERS; INKS; CORRECTING FLUIDS; WOODSTAINS; PASTES OR SOLIDS FOR COLOURING OR PRINTING; USE OF MATERIALS THEREFOR
- C09D157/00—Coating compositions based on unspecified polymers obtained by reactions only involving carbon-to-carbon unsaturated bonds
- C09D157/04—Copolymers in which only the monomer in minority is defined
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、アルキド樹脂系支持体
に対する付着性を高めるためにイミダゾリジノンを重合
させたアクリル系、スチレン/アクリル系及びビニル/
アクリル系ラテックスを含む水性塗料に関する。
に対する付着性を高めるためにイミダゾリジノンを重合
させたアクリル系、スチレン/アクリル系及びビニル/
アクリル系ラテックスを含む水性塗料に関する。
【0002】
【従来の技術及び発明が解決しようとする課題】室内用
及び室外用のどちらのラテックス系塗料も、低臭性、易
清浄性及び迅速乾燥性といった点で溶剤系塗料よりも有
利であるが、湿潤付着性が乏しいという欠点がある。
及び室外用のどちらのラテックス系塗料も、低臭性、易
清浄性及び迅速乾燥性といった点で溶剤系塗料よりも有
利であるが、湿潤付着性が乏しいという欠点がある。
【0003】用語「湿潤付着性」は、湿潤条件下または
高湿条件下でも塗料がその支持体に対する接着結合力を
保持できる能力を表すために塗料業界で用いられている
用語である。湿潤付着性に欠けると、外部、浴室及び台
所といったような湿気の多い環境にさらされる可能性の
ある場所でのラテックス塗料の実用性が限られる。ま
た、ラテックス塗料で塗装された表面は、有機溶剤系塗
料で塗装された表面よりも耐洗浄性が低くなる。
高湿条件下でも塗料がその支持体に対する接着結合力を
保持できる能力を表すために塗料業界で用いられている
用語である。湿潤付着性に欠けると、外部、浴室及び台
所といったような湿気の多い環境にさらされる可能性の
ある場所でのラテックス塗料の実用性が限られる。ま
た、ラテックス塗料で塗装された表面は、有機溶剤系塗
料で塗装された表面よりも耐洗浄性が低くなる。
【0004】ラテックス塗料を配合する際に用いられる
エマルジョンポリマーは、アクリル酸及びメタクリル酸
のアルキルエステルを少量のアクリル酸及びメタクリル
酸と共に含む純アクリル系コポリマーであるか、或いは
ビニル含有モノマーまたはポリマーをより軟質のアクリ
ル系モノマーと一緒に含むビニル/アクリル系ポリマー
である。
エマルジョンポリマーは、アクリル酸及びメタクリル酸
のアルキルエステルを少量のアクリル酸及びメタクリル
酸と共に含む純アクリル系コポリマーであるか、或いは
ビニル含有モノマーまたはポリマーをより軟質のアクリ
ル系モノマーと一緒に含むビニル/アクリル系ポリマー
である。
【0005】純アクリル系塗料は、耐洗浄性の高い硬質
コーティングをもたらし、良好な耐水性や湿潤付着性を
提供するが、アクリル系モノマーのコストが高いために
塗料も高価である。ビニル/アクリル系塗料は比較的安
価であり硬質薄膜をもたらすが、そのアクリル系相当品
よりも湿潤付着性が非常に低くなる傾向がある。
コーティングをもたらし、良好な耐水性や湿潤付着性を
提供するが、アクリル系モノマーのコストが高いために
塗料も高価である。ビニル/アクリル系塗料は比較的安
価であり硬質薄膜をもたらすが、そのアクリル系相当品
よりも湿潤付着性が非常に低くなる傾向がある。
【0006】最近の数年間で、ラテックスポリマーにア
ミン、アミド及びアセトアセテートの官能基を導入する
ことによって湿潤付着性が改善されている。例えば、米
国特許第4,104,220号、同第4,111,87
7号、同第4,219,454号、同第4,319,0
32号及び同第4,599,417号明細書は、湿潤付
着性を付与するための環状ウレイド誘導体について記載
している。しかしながら、これらの湿潤付着性付与モノ
マーは非常に高価であり、これを導入すると、ラテック
ス系塗料に用いられるビニル/アクリル系ポリマー及び
純アクリル系ポリマーのコストが大幅に増加することに
なる。
ミン、アミド及びアセトアセテートの官能基を導入する
ことによって湿潤付着性が改善されている。例えば、米
国特許第4,104,220号、同第4,111,87
7号、同第4,219,454号、同第4,319,0
32号及び同第4,599,417号明細書は、湿潤付
着性を付与するための環状ウレイド誘導体について記載
している。しかしながら、これらの湿潤付着性付与モノ
マーは非常に高価であり、これを導入すると、ラテック
ス系塗料に用いられるビニル/アクリル系ポリマー及び
純アクリル系ポリマーのコストが大幅に増加することに
なる。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明は、純アクリル系
及びビニル/アクリル系のラテックス塗料に優れた湿潤
付着性や耐洗浄性を付与するために、重合性のイミダゾ
リジノンを使用する。これらのモノマーの合成について
は米国特許第4,577,031号明細書に記載されて
いる。これらの化合物は以下の一般構造式で示される。
及びビニル/アクリル系のラテックス塗料に優れた湿潤
付着性や耐洗浄性を付与するために、重合性のイミダゾ
リジノンを使用する。これらのモノマーの合成について
は米国特許第4,577,031号明細書に記載されて
いる。これらの化合物は以下の一般構造式で示される。
【0008】
【化5】
【0009】上式中、R 1 は水素であり、Xは、以下の
式:
式:
【化6】 (上式中、Rは水素またはメチル基であり、mは0〜5
の整数であり、そしてnは1〜5の整数であるが、好ま
しくはmまたはnが1である)から成る群より選ばれた
2価基であり、R2 は、水素またはメチル基であり、R
3 は水素であり、R4 は、水素または線状もしくは分岐
状のC1 〜C6 アルキル基もしくはヒドロキシアルキル
基であり、そしてR5 及びR6 は、独立に、水素または
線状もしくは分岐状のC1 〜C4 アルキル基である。
の整数であり、そしてnは1〜5の整数であるが、好ま
しくはmまたはnが1である)から成る群より選ばれた
2価基であり、R2 は、水素またはメチル基であり、R
3 は水素であり、R4 は、水素または線状もしくは分岐
状のC1 〜C6 アルキル基もしくはヒドロキシアルキル
基であり、そしてR5 及びR6 は、独立に、水素または
線状もしくは分岐状のC1 〜C4 アルキル基である。
【0010】本発明にとって好ましいイミダゾリジノン
モノマーは、3−(メタクリルオキシエチル)−4,5
−ジヒドロキシ−2−イミダゾリジノン、3−アリル−
4,5−ジヒドロキシ−2−イミダゾリジノン及び3−
アリル−4,5−ジメトキシ−2−イミダゾリジノンで
ある。環状イミダゾリジノンは、ラテックスのコポリマ
ーを構成するために用いられるモノマー100部当たり
0.5〜5.0部の重量濃度でラテックスのポリマー鎖
中に共重合される。
モノマーは、3−(メタクリルオキシエチル)−4,5
−ジヒドロキシ−2−イミダゾリジノン、3−アリル−
4,5−ジヒドロキシ−2−イミダゾリジノン及び3−
アリル−4,5−ジメトキシ−2−イミダゾリジノンで
ある。環状イミダゾリジノンは、ラテックスのコポリマ
ーを構成するために用いられるモノマー100部当たり
0.5〜5.0部の重量濃度でラテックスのポリマー鎖
中に共重合される。
【0011】一般にラテックスポリマーは純アクリル
系、スチレン/アクリル系またはビニル/アクリル系の
ポリマーである。ラテックスを形成するのに用いられる
各共重合性モノマーの比率は、乾燥時に硬質フィルムを
提供するのに十分なガラス転移温度と室温付近またはそ
れ以下の最低フィルム形成温度とが得られるようにバラ
ンスをとることが普通である。ポリマーの所望のTg範
囲はFoxの方程式によって算出することができる。 1/Tg(ポリマー)=W(a) /Tg(a) +W(b) /Tg(b) +・・・ 上式中、W(a) 及びW(b) はそれぞれコモノマー(a)
及び(b)の重量分率であり、またTg(a) 及びTg
(b) はそれぞれホモポリマー(a)及び(b)のガラス
転移温度である。各種ホモポリマーのガラス転移温度
は、J.Brandup及びE.H.Immergut
のPolymer Handbook、第2版、Joh
n Wiley & Sons、New York、第
139〜192頁(1975)をはじめとする数多くの
文献で入手できる。
系、スチレン/アクリル系またはビニル/アクリル系の
ポリマーである。ラテックスを形成するのに用いられる
各共重合性モノマーの比率は、乾燥時に硬質フィルムを
提供するのに十分なガラス転移温度と室温付近またはそ
れ以下の最低フィルム形成温度とが得られるようにバラ
ンスをとることが普通である。ポリマーの所望のTg範
囲はFoxの方程式によって算出することができる。 1/Tg(ポリマー)=W(a) /Tg(a) +W(b) /Tg(b) +・・・ 上式中、W(a) 及びW(b) はそれぞれコモノマー(a)
及び(b)の重量分率であり、またTg(a) 及びTg
(b) はそれぞれホモポリマー(a)及び(b)のガラス
転移温度である。各種ホモポリマーのガラス転移温度
は、J.Brandup及びE.H.Immergut
のPolymer Handbook、第2版、Joh
n Wiley & Sons、New York、第
139〜192頁(1975)をはじめとする数多くの
文献で入手できる。
【0012】ラテックスを形成させるのに適したモノマ
ーには、アクリル酸及びメタクリル酸のC1 〜C4 アル
キルエステル;炭素原子数が1〜25個(好ましくは2
〜20個)の線状及び分岐状カルボン酸のビニルエステ
ル、例えば酢酸ビニル、プロピオン酸ビニル、酪酸ビニ
ル、吉草酸ビニル、2−エチルヘキシルアクリル酸ビニ
ル、イソノナン酸ビニル、ラウリン酸ビニル、ステアリ
ン酸ビニル及びビニルヴェルサテート(vinyl versatat
e) ;並びにスチレン誘導体、例えばα−メチルスチレ
ン、2−クロロスチレン、4−クロロスチレン、2,5
−ジクロロスチレン及び4−メトキシスチレンが含まれ
る。好ましいモノマーは、アクリル酸メチル、アクリル
酸エチル、アクリル酸ブチル、アクリル酸2−エチルヘ
キシル、アクリル酸デシル、メタクリル酸メチル、メタ
クリル酸エチル、酢酸ビニル、ビニルヴェルサテート、
エチレン、塩化ビニル、スチレン、C1 〜C4 アルキル
置換スチレン及びハロゲン化スチレンである。
ーには、アクリル酸及びメタクリル酸のC1 〜C4 アル
キルエステル;炭素原子数が1〜25個(好ましくは2
〜20個)の線状及び分岐状カルボン酸のビニルエステ
ル、例えば酢酸ビニル、プロピオン酸ビニル、酪酸ビニ
ル、吉草酸ビニル、2−エチルヘキシルアクリル酸ビニ
ル、イソノナン酸ビニル、ラウリン酸ビニル、ステアリ
ン酸ビニル及びビニルヴェルサテート(vinyl versatat
e) ;並びにスチレン誘導体、例えばα−メチルスチレ
ン、2−クロロスチレン、4−クロロスチレン、2,5
−ジクロロスチレン及び4−メトキシスチレンが含まれ
る。好ましいモノマーは、アクリル酸メチル、アクリル
酸エチル、アクリル酸ブチル、アクリル酸2−エチルヘ
キシル、アクリル酸デシル、メタクリル酸メチル、メタ
クリル酸エチル、酢酸ビニル、ビニルヴェルサテート、
エチレン、塩化ビニル、スチレン、C1 〜C4 アルキル
置換スチレン及びハロゲン化スチレンである。
【0013】ポリマーの重合は、水性エマルジョンにお
ける重合について知られている手順で実施することがで
きる。必要に応じて、所望の平均粒径や粒径分布を達成
するために常用の播種重合手順を採用する。播種法を採
用する場合には、大きさが形成されるポリマー粒子の直
径の20〜60%に当たるポリマー種を、全ポリマーの
0.1〜8重量%に相当する量で存在させる。
ける重合について知られている手順で実施することがで
きる。必要に応じて、所望の平均粒径や粒径分布を達成
するために常用の播種重合手順を採用する。播種法を採
用する場合には、大きさが形成されるポリマー粒子の直
径の20〜60%に当たるポリマー種を、全ポリマーの
0.1〜8重量%に相当する量で存在させる。
【0014】種ラテックスは、予備調製したラテックス
もしくはポリマー粉末から構成されても、また現場で調
製してもよい。種ラテックスのモノマー組成を変更して
もよいが、好ましくはポリマーのモノマー組成と実質的
に同じにする。
もしくはポリマー粉末から構成されても、また現場で調
製してもよい。種ラテックスのモノマー組成を変更して
もよいが、好ましくはポリマーのモノマー組成と実質的
に同じにする。
【0015】ポリマーの合成に用いられるモノマーまた
はコモノマーを、必要に応じてその種と共に、十分に攪
拌しながら水中に分散させて混合物を乳化させる。この
水性媒体は、ラジカル重合触媒、乳化剤(すなわち、界
面活性剤)または乳化重合助剤として当該技術分野で知
られ常用されているその他の成分をさらに含有すること
ができる。
はコモノマーを、必要に応じてその種と共に、十分に攪
拌しながら水中に分散させて混合物を乳化させる。この
水性媒体は、ラジカル重合触媒、乳化剤(すなわち、界
面活性剤)または乳化重合助剤として当該技術分野で知
られ常用されているその他の成分をさらに含有すること
ができる。
【0016】適当なラジカル重合触媒は、乳化重合を促
進することが知られている触媒である。これには、水溶
性酸化剤、例えば有機過酸化物(例、t−ブチルヒドロ
ペルオキシド、クメンヒドロペルオキシド、等)、無機
酸化剤(例、過酸化水素、過硫酸カリウム、過硫酸ナト
リウム、過硫酸アンモニウム、等)及び水溶性還元剤に
よって水相で活性化されるような触媒、が挙げられる。
これらの触媒は、重合を起こさせるのに十分な触媒量で
用いられる。一般則として、触媒量はモノマー100部
当たり0.01〜5部の範囲にある。重合を活性化させ
る触媒化合物や加熱とは別の手段として、賦活輻射線へ
の暴露といった他のラジカル発生手段を採用することも
できる。
進することが知られている触媒である。これには、水溶
性酸化剤、例えば有機過酸化物(例、t−ブチルヒドロ
ペルオキシド、クメンヒドロペルオキシド、等)、無機
酸化剤(例、過酸化水素、過硫酸カリウム、過硫酸ナト
リウム、過硫酸アンモニウム、等)及び水溶性還元剤に
よって水相で活性化されるような触媒、が挙げられる。
これらの触媒は、重合を起こさせるのに十分な触媒量で
用いられる。一般則として、触媒量はモノマー100部
当たり0.01〜5部の範囲にある。重合を活性化させ
る触媒化合物や加熱とは別の手段として、賦活輻射線へ
の暴露といった他のラジカル発生手段を採用することも
できる。
【0017】適当な乳化剤には、乳化重合に慣例的に用
いられているアニオン性、カチオン性及び非イオン性乳
化剤が含まれる。通常は、1種以上のアニオン性乳化剤
を使用するが、1種以上の非イオン性乳化剤を使用して
もよい。代表的なアニオン性乳化剤として、アルキルア
リールスルホネート、アルカリ金属アルキルスルフェー
ト、スルホン化アルキルエステル及び脂肪酸石鹸が挙げ
られる。特別な例には、ドデシルベンゼンスルホン酸ナ
トリウム、ブチルナフタレンスルホン酸ナトリウム、ラ
ウリル硫酸ナトリウム、ドデシルジフェニルエーテルジ
スルホン酸二ナトリウム、スルホコハク酸N−オクタデ
シル二ナトリウム及びスルホコハク酸ジオクチルナトリ
ウムが含まれる。乳化剤は、十分な乳化を達成し且つ所
望の粒径や粒径分布をもたらすような量で用いられる。
いられているアニオン性、カチオン性及び非イオン性乳
化剤が含まれる。通常は、1種以上のアニオン性乳化剤
を使用するが、1種以上の非イオン性乳化剤を使用して
もよい。代表的なアニオン性乳化剤として、アルキルア
リールスルホネート、アルカリ金属アルキルスルフェー
ト、スルホン化アルキルエステル及び脂肪酸石鹸が挙げ
られる。特別な例には、ドデシルベンゼンスルホン酸ナ
トリウム、ブチルナフタレンスルホン酸ナトリウム、ラ
ウリル硫酸ナトリウム、ドデシルジフェニルエーテルジ
スルホン酸二ナトリウム、スルホコハク酸N−オクタデ
シル二ナトリウム及びスルホコハク酸ジオクチルナトリ
ウムが含まれる。乳化剤は、十分な乳化を達成し且つ所
望の粒径や粒径分布をもたらすような量で用いられる。
【0018】乳化重合における特殊な各種目的に有用で
あることが知られている他の成分、例えば酸類、塩類、
連鎖移動剤及びキレート化剤を、ポリマーの調製に使用
することもできる。例として、重合性成分にモノエチレ
ン系不飽和カルボン酸コモノマーが含まれる場合には、
酸性条件下(pH=2〜7、好ましくは2〜5)で重合
することが好ましい。このような場合、水性媒体は、所
望のpH範囲で緩衝系を得るために通常用いられている
ような周知の弱酸及びその塩を含むことができる。
あることが知られている他の成分、例えば酸類、塩類、
連鎖移動剤及びキレート化剤を、ポリマーの調製に使用
することもできる。例として、重合性成分にモノエチレ
ン系不飽和カルボン酸コモノマーが含まれる場合には、
酸性条件下(pH=2〜7、好ましくは2〜5)で重合
することが好ましい。このような場合、水性媒体は、所
望のpH範囲で緩衝系を得るために通常用いられている
ような周知の弱酸及びその塩を含むことができる。
【0019】重合成分の混合方法は、連続的にモノマー
を添加する方法、増分的にモノマーを添加する方法また
はモノマー全量を1回で装填して添加する方法など、周
知の様々なモノマー供給法によることができる。重合添
加剤を含む水性媒体の全量をモノマー導入前に重合容器
中に存在させてもよいし、或いは、その水性媒体または
その一部を、重合工程中に連続的にまたは増分的に添加
してもよい。
を添加する方法、増分的にモノマーを添加する方法また
はモノマー全量を1回で装填して添加する方法など、周
知の様々なモノマー供給法によることができる。重合添
加剤を含む水性媒体の全量をモノマー導入前に重合容器
中に存在させてもよいし、或いは、その水性媒体または
その一部を、重合工程中に連続的にまたは増分的に添加
してもよい。
【0020】乳化した混合物を攪拌しながら通常は50
〜110℃、好ましくは60〜100℃の温度に加熱す
ることによって重合を開始する。モノマーがポリマーへ
転化するまで乳化混合物を特定の温度で維持することに
よって重合を継続する。
〜110℃、好ましくは60〜100℃の温度に加熱す
ることによって重合を開始する。モノマーがポリマーへ
転化するまで乳化混合物を特定の温度で維持することに
よって重合を継続する。
【0021】重合後、得られた水性不均質ポリマーラテ
ックスの固形分を、水を加えたりまたは水を蒸留で除去
したりして所望量へ調整することができる。一般に、ポ
リマー固形分の望ましい含有量は総重量の20〜60重
量%である。
ックスの固形分を、水を加えたりまたは水を蒸留で除去
したりして所望量へ調整することができる。一般に、ポ
リマー固形分の望ましい含有量は総重量の20〜60重
量%である。
【0022】様々な用途に向けて、界面活性剤、殺菌
剤、pH調節剤及び消泡剤のような添加剤をラテックス
中に少量含有させることが望ましい場合がある。これ
は、従来の方法で、またラテックス調製の際の適当な任
意の時点で行うことができる。
剤、pH調節剤及び消泡剤のような添加剤をラテックス
中に少量含有させることが望ましい場合がある。これ
は、従来の方法で、またラテックス調製の際の適当な任
意の時点で行うことができる。
【0023】
【実施例】本発明を以下の実施例によって説明するが、
限定するわけではない。
限定するわけではない。
【0024】以下の実施例は、重合性イミダゾリジノン
を導入する純アクリル系ラテックスの合成について記載
するものである。以下に記載する標準的な半光沢及びサ
テン塗料配合物中にラテックスを含有させて、その塗料
を湿潤付着性と耐洗浄性について試験した。
を導入する純アクリル系ラテックスの合成について記載
するものである。以下に記載する標準的な半光沢及びサ
テン塗料配合物中にラテックスを含有させて、その塗料
を湿潤付着性と耐洗浄性について試験した。
【0025】湿潤付着性/耐洗浄性試験手順: (湿潤付着性にとって最も困難な試験となるように選定
した)半光沢アルキドベースをレネタ(leneta)チャート
上に引き落として3ミルのフィルムにすることによって
洗浄パネルを製作した。そのチャートを室温で1週間以
上熟成させた。その後、熟成させたアルキド面上に試験
用ラテックスを引き落として2ミルのフィルムを形成さ
せ、そして48時間乾燥させた。乾燥したチャートをガ
ラスパネルに固定し、そして試験用パネルを保持するた
めの深皿と掃除ブラシとを具備した洗浄機の中に配置し
た。ブラシを温水に30分間浸漬することによって状態
調節してから、機械の保持具に配置した。試験用パネル
を皿内のブラシの下方に配置し、そしてその皿に50℃
の水200gを加えた。洗浄機を始動し、400行程運
転させた。コーティングがそのままの状態で残った場合
には、8gの乾燥研磨剤(Ajax〔登録商標〕)をブ
ラシの下方に配置して、洗浄機をさらに100行程運転
させた。この最終工程を、コーティングが破損するま
で、すなわち、試験用塗料がアルキドベースから剥離す
るまで、繰り返した。破損に至るまでの行程数を記録し
た。
した)半光沢アルキドベースをレネタ(leneta)チャート
上に引き落として3ミルのフィルムにすることによって
洗浄パネルを製作した。そのチャートを室温で1週間以
上熟成させた。その後、熟成させたアルキド面上に試験
用ラテックスを引き落として2ミルのフィルムを形成さ
せ、そして48時間乾燥させた。乾燥したチャートをガ
ラスパネルに固定し、そして試験用パネルを保持するた
めの深皿と掃除ブラシとを具備した洗浄機の中に配置し
た。ブラシを温水に30分間浸漬することによって状態
調節してから、機械の保持具に配置した。試験用パネル
を皿内のブラシの下方に配置し、そしてその皿に50℃
の水200gを加えた。洗浄機を始動し、400行程運
転させた。コーティングがそのままの状態で残った場合
には、8gの乾燥研磨剤(Ajax〔登録商標〕)をブ
ラシの下方に配置して、洗浄機をさらに100行程運転
させた。この最終工程を、コーティングが破損するま
で、すなわち、試験用塗料がアルキドベースから剥離す
るまで、繰り返した。破損に至るまでの行程数を記録し
た。
【0026】半光沢塗料スクリーニング配合表 成分 グラム数 エチレングリコール 81 Colloid 226-35 (1) 7.5 Drew L-475 (2) 3 水 30 Titanox 2020 (3) 300 Snowhite 10-1 (4) 50 5-6 Hegman (5)を分散させ、以下を加える: 水 265 Methocel J5MS (6) 2 樹脂 530 Rexol 25/9 (7) 4 Texanol (8) 10 AMP-95 (9) 3 UCAR SCT-275 (10) 25 Kathon LX (11) 3 Drew L-475 6
【0027】サテン塗料スクリーニング配合表 成分 グラム数 水 150 Kathon LX 3 Colloid 643 (12) 3 Colloid 226-35 3 エチレングリコール 40 Titanox 2020 300 Omyacarb F (13) 150 Imsil A-10 (14) 40 Methocel J5MS 3 水 220 3 Hegmanを分散させ、以下を加える: Texanol 8 水 220 樹脂 400 Rexol 25/9 3 AMP-95 3 Colloid 643 5 UCAR SCT-275 25
【0028】注: (1) Colloid 226-35 (Rhone-Poulenc 社製) は、35%の
活性物質を含有する、pH=7.5、比重1.23の非発泡性の水
溶性アニオン分散剤である。 (2) Drew L-475 (Drew Chemical 社製) は、100 %の活
性物質を含有する、鉱油とシリカ誘導体との配合物から
調製された消泡剤である。 (3) Titanox 2020 (またはTioxide HD6X、KRONOS製)
は、ルチル形二酸化チタンである。 (4) Snowhite 10-1 (St. Lawrence Chemicals 製) は、
以下の特性を示す炭酸カルシウムである。 CaCO3 92.5% 乾燥白色度 95.5 比重 2.65 10ミクロン未満 90% 平均粒径 3 ミクロン Hegman粉砕度 6.5 油吸収量 16 (5) Hegmanは塗料業界で用いられている粉砕ゲージであ
る。 (6) Methocel J5MS (Dow Chemicals製) は、ヒドロキシ
プロピルセルロースである。 (7) Rexol 25/9 (Hart Chemicals製) は、9 〜10モルの
酸化エチレンを含有するエトキシル化ノニルフェノール
系界面活性剤である。 (8) Texanol (Eastman Kodak製) は、2,2,4-トリメチル
ペンタンジオール-1,3- モノイソブチレートであり、凝
結剤として使用する。 (9) AMP-95 (Angus Chemical社製) は、2-アミノ-2- メ
チル-1- プロパノールである。 (10)UCAR SCT-275 (Union Carbide Chemicals & Plasti
cs社製) は、非イオン性水溶性ポリエーテルポリウレタ
ン増粘剤である。 (11)kathon LX (Rohm & Haas製) は、5-クロロ-2- メチ
ル-4- イソチアゾリン-3- オン及び2-メチル-4- イソチ
アゾリン-3- オンを活性成分として14%含有する殺菌剤
である。 (12)Colloid 643 (Rhone-Poulenc社製) は、消泡剤であ
る。 (13)Omyacarb F (Omya製) は、高純度グレードの炭酸カ
ルシウムである。 (14)Imsil A-10 (Unimin Specialty Minerals 社製)
は、高純度グレードのシリカ顔料である。
活性物質を含有する、pH=7.5、比重1.23の非発泡性の水
溶性アニオン分散剤である。 (2) Drew L-475 (Drew Chemical 社製) は、100 %の活
性物質を含有する、鉱油とシリカ誘導体との配合物から
調製された消泡剤である。 (3) Titanox 2020 (またはTioxide HD6X、KRONOS製)
は、ルチル形二酸化チタンである。 (4) Snowhite 10-1 (St. Lawrence Chemicals 製) は、
以下の特性を示す炭酸カルシウムである。 CaCO3 92.5% 乾燥白色度 95.5 比重 2.65 10ミクロン未満 90% 平均粒径 3 ミクロン Hegman粉砕度 6.5 油吸収量 16 (5) Hegmanは塗料業界で用いられている粉砕ゲージであ
る。 (6) Methocel J5MS (Dow Chemicals製) は、ヒドロキシ
プロピルセルロースである。 (7) Rexol 25/9 (Hart Chemicals製) は、9 〜10モルの
酸化エチレンを含有するエトキシル化ノニルフェノール
系界面活性剤である。 (8) Texanol (Eastman Kodak製) は、2,2,4-トリメチル
ペンタンジオール-1,3- モノイソブチレートであり、凝
結剤として使用する。 (9) AMP-95 (Angus Chemical社製) は、2-アミノ-2- メ
チル-1- プロパノールである。 (10)UCAR SCT-275 (Union Carbide Chemicals & Plasti
cs社製) は、非イオン性水溶性ポリエーテルポリウレタ
ン増粘剤である。 (11)kathon LX (Rohm & Haas製) は、5-クロロ-2- メチ
ル-4- イソチアゾリン-3- オン及び2-メチル-4- イソチ
アゾリン-3- オンを活性成分として14%含有する殺菌剤
である。 (12)Colloid 643 (Rhone-Poulenc社製) は、消泡剤であ
る。 (13)Omyacarb F (Omya製) は、高純度グレードの炭酸カ
ルシウムである。 (14)Imsil A-10 (Unimin Specialty Minerals 社製)
は、高純度グレードのシリカ顔料である。
【0029】実施例1:3−アリル−4,5−ジヒドロ
キシ−2−イミダゾリジノンを含む純アクリル系ラテッ
クス 以下の化学構造式で示される3−アリル−4,5−ジヒ
ドロキシ−2−イミダゾリジノンを含有する一連の純ア
クリル系ラテックスを合成し、半光沢及びサテン塗料ス
クリーニング配合物において評価した。
キシ−2−イミダゾリジノンを含む純アクリル系ラテッ
クス 以下の化学構造式で示される3−アリル−4,5−ジヒ
ドロキシ−2−イミダゾリジノンを含有する一連の純ア
クリル系ラテックスを合成し、半光沢及びサテン塗料ス
クリーニング配合物において評価した。
【化7】
【0030】40モルの酸化エチレンを含むIgepa
l CA897(エトキシル化オクチルフェノール)及
びSipex UB(ラウリル硫酸ナトリウム)から成
るRhone−Poulenc製の界面活性剤充填物、
並びに表1に記載したモノマー及び触媒装填物を用い
て、以下の手順に従いラテックスを合成した。
l CA897(エトキシル化オクチルフェノール)及
びSipex UB(ラウリル硫酸ナトリウム)から成
るRhone−Poulenc製の界面活性剤充填物、
並びに表1に記載したモノマー及び触媒装填物を用い
て、以下の手順に従いラテックスを合成した。
【0031】還流凝縮器と、添加漏斗と、スターラーと
を具備した3リットルの反応容器中で、水と、アニオン
性及び非イオン性界面活性剤と、消泡剤とからなる初期
装填物を穏やかに攪拌して78℃に加熱した。次いで、
モノマー混合物の52.0グラム分と8.0グラムの触
媒溶液を反応容器に装入し、そしてその反応容器混合物
を同じ温度で20分間保持した。モノマー混合物の残部
を4時間にわたり反応混合物へ計量装入した。播種後
1.5時間にわたり反応容器へイミダゾリジノン添加混
合物をゆっくりと計量装入した。
を具備した3リットルの反応容器中で、水と、アニオン
性及び非イオン性界面活性剤と、消泡剤とからなる初期
装填物を穏やかに攪拌して78℃に加熱した。次いで、
モノマー混合物の52.0グラム分と8.0グラムの触
媒溶液を反応容器に装入し、そしてその反応容器混合物
を同じ温度で20分間保持した。モノマー混合物の残部
を4時間にわたり反応混合物へ計量装入した。播種後
1.5時間にわたり反応容器へイミダゾリジノン添加混
合物をゆっくりと計量装入した。
【0032】触媒溶液を反応容器へ4.5時間にわたり
送り込み、反応を完了するまで進行させた。次いで、反
応混合物を78℃で10分間保持した後、室温にまで冷
却させた。反応混合物を冷却させる際、温度が65℃に
到達した時点で0.5グラムのt−ブチルヒドロペルオ
キシドと0.2グラムのホルムアルデヒドスルホキシル
酸ナトリウムとを添加した。得られたラテックスのpH
を26.6%水酸化アンモニウム水溶液を添加して7〜
8に調整した。
送り込み、反応を完了するまで進行させた。次いで、反
応混合物を78℃で10分間保持した後、室温にまで冷
却させた。反応混合物を冷却させる際、温度が65℃に
到達した時点で0.5グラムのt−ブチルヒドロペルオ
キシドと0.2グラムのホルムアルデヒドスルホキシル
酸ナトリウムとを添加した。得られたラテックスのpH
を26.6%水酸化アンモニウム水溶液を添加して7〜
8に調整した。
【0033】 表1 初期装填物 化合物 グラム数 濃度(pphm) 水 431.0 46.0 Sipex UB(27%) 7.0 0.94 Draw L-475 0.4 0.05 モノマー混合物 化合物 グラム数 濃度(pphm) 水 250.0 33.7 Sipex UB(27%) 29.2 3.94 Igepal CA 897(70%) 34.0 4.59 メタクリル酸メチル 385.0 52.02 アクリル酸ブチル 355.0 47.98 メタクリル酸 7.7 1.04 イミダゾリジノン添加物 化合物 グラム数 濃度(pphm) 水 30.0 4.05 3-アリル-4,5- ジヒドロキシ- 2-イミダゾリジノン(50%) 16.09 2.17 触媒添加物 化合物 グラム数 濃度(pphm) 水 50.0 6.75 過硫酸アンモニウム 4.0 0.54
【0034】得られたラテックスは略号Aで表し、また
固形分51.4%、粒径119nm、粘度660mPa
・s(cps)及びpH8.3の物理特性値を示した。
固形分51.4%、粒径119nm、粘度660mPa
・s(cps)及びpH8.3の物理特性値を示した。
【0035】3−アリル−4,5−ジヒドロキシ−2−
イミダゾリジノンを(活性100%における)モノマー
100当たり2部で使用した第二の純アクリル系ラテッ
クスを合成した。このラテックスは略号Bで表し、また
固形分50.65%、粒径127nm、粘度269mP
a・s(cps)及びpH8.0の物理特性値を示し
た。
イミダゾリジノンを(活性100%における)モノマー
100当たり2部で使用した第二の純アクリル系ラテッ
クスを合成した。このラテックスは略号Bで表し、また
固形分50.65%、粒径127nm、粘度269mP
a・s(cps)及びpH8.0の物理特性値を示し
た。
【0036】対照試料として、重合性の3−アリル−
4,5−ジヒドロキシ−2−イミダゾリジノンを含まな
いこと以外はラテックスA及びBと同じ組成を有する純
アクリル系ラテックス(略号C)を合成した。このラテ
ックスは、固形分50%、粒径174nm、粘度80m
Pa・s及びpH8.0の物理特性値を示した。
4,5−ジヒドロキシ−2−イミダゾリジノンを含まな
いこと以外はラテックスA及びBと同じ組成を有する純
アクリル系ラテックス(略号C)を合成した。このラテ
ックスは、固形分50%、粒径174nm、粘度80m
Pa・s及びpH8.0の物理特性値を示した。
【0037】モノマー100部当たり1部の3−アリル
−4,5−ジヒドロキシ−2−イミダゾリジノンを使用
したラテックスAと同じモノマー組成を有する固形分含
有量の高い純アクリル系ラテックスを合成し、略号Dを
付した。ラテックスDは、固形分56%、粒径149n
m、粘度2450mPa・s及びpH8.0の特性値を
示した。
−4,5−ジヒドロキシ−2−イミダゾリジノンを使用
したラテックスAと同じモノマー組成を有する固形分含
有量の高い純アクリル系ラテックスを合成し、略号Dを
付した。ラテックスDは、固形分56%、粒径149n
m、粘度2450mPa・s及びpH8.0の特性値を
示した。
【0038】モノマー100重量部当たりの部数で示し
た組成とラテックスの特性値を表2に示す。 表2 純アクリル系ラテックスの組成と特性値 ラテックス組成 a) A及びD B C メタクリル酸メチル 52.0 52.0 52.0 アクリル酸ブチル 48.0 48.0 48.0 メタクリル酸 1.04 1.04 1.04 3-アリル-4,5- ジヒドロキシ- 2-イミダゾリジノン 1.0 2.0 0 生成物の物理特性値 A D B C 固形分% 50.0 50.0 50.6 50.0 粒径(nm) 119 149 127 174 pH 8.3 8.0 8.0 8.0 粘度 mPa・s (cps) 660 2450 296 80 a)モノマー 100部当たりの部数
た組成とラテックスの特性値を表2に示す。 表2 純アクリル系ラテックスの組成と特性値 ラテックス組成 a) A及びD B C メタクリル酸メチル 52.0 52.0 52.0 アクリル酸ブチル 48.0 48.0 48.0 メタクリル酸 1.04 1.04 1.04 3-アリル-4,5- ジヒドロキシ- 2-イミダゾリジノン 1.0 2.0 0 生成物の物理特性値 A D B C 固形分% 50.0 50.0 50.6 50.0 粒径(nm) 119 149 127 174 pH 8.3 8.0 8.0 8.0 粘度 mPa・s (cps) 660 2450 296 80 a)モノマー 100部当たりの部数
【0039】表2のラテックスを使用した塗料配合物
を、半光沢及びサテン塗料スクリーニング配合物におい
て湿潤付着性/耐洗浄性について試験した。表3に、破
損に至るまでの行程数を記載した。このデータは、重合
性イミダゾリジノンを含有するラテックスのアルキド系
支持体に対する湿潤付着性が重合性イミダゾリジノンを
含有しないラテックスのそれよりも優れていることを示
している。
を、半光沢及びサテン塗料スクリーニング配合物におい
て湿潤付着性/耐洗浄性について試験した。表3に、破
損に至るまでの行程数を記載した。このデータは、重合
性イミダゾリジノンを含有するラテックスのアルキド系
支持体に対する湿潤付着性が重合性イミダゾリジノンを
含有しないラテックスのそれよりも優れていることを示
している。
【0040】 表3 湿潤付着性/耐洗浄性試験結果 ラテックス A B C D 半光沢塗料における破損までの行程数 1508 1420 820 2226 サテン塗料における破損までの行程数 無 無 無 5368 注:表中「無」は試験しなかったことを表す。
【0041】実施例2:3−アリル−4,5−ジヒドロ
キシ−2−イミダゾリジノンを含むビニル/アクリル系
ラテックス モノマー100部当たり1部の3−アリル−4,5−ジ
ヒドロキシ−2−イミダゾリジノンを使用したビニル/
アクリル系ラテックスを合成し、ラテックスEと称し
た。ラテックスEは、固形分55.8%、粒径428n
m、粘度1050mPa・s(cps)及びpH4.8
の物理特性値を示した。対照試料として、3−アリル−
4,5−ジヒドロキシ−2−イミダゾリジノンコモノマ
ーを含まないビニル/アクリル系ラテックス(略号F)
を合成した。ラテックスの特性とモノマー組成を表4に
記載する。ラテックスE及びFを半光沢塗料スクリーニ
ング配合物に配合し、湿潤付着性について評価した。表
4には、破損に至るまでの行程数も記載する。このデー
タは、イミダゾリジノンがビニル/アクリル系ラテック
スにおける湿潤付着性を向上したことを示している。
キシ−2−イミダゾリジノンを含むビニル/アクリル系
ラテックス モノマー100部当たり1部の3−アリル−4,5−ジ
ヒドロキシ−2−イミダゾリジノンを使用したビニル/
アクリル系ラテックスを合成し、ラテックスEと称し
た。ラテックスEは、固形分55.8%、粒径428n
m、粘度1050mPa・s(cps)及びpH4.8
の物理特性値を示した。対照試料として、3−アリル−
4,5−ジヒドロキシ−2−イミダゾリジノンコモノマ
ーを含まないビニル/アクリル系ラテックス(略号F)
を合成した。ラテックスの特性とモノマー組成を表4に
記載する。ラテックスE及びFを半光沢塗料スクリーニ
ング配合物に配合し、湿潤付着性について評価した。表
4には、破損に至るまでの行程数も記載する。このデー
タは、イミダゾリジノンがビニル/アクリル系ラテック
スにおける湿潤付着性を向上したことを示している。
【0042】 表4 ビニル/アクリル系ラテックスの組成と特性値 ラテックス組成(pphm) E F 酢酸ビニル 80 80 アクリル酸ブチル 20 20 3-アリル-4,5- ジヒドロキシ- 2-イミダゾリジノン 1.0 -- 生成物の物理特性値 固形分% 55.8 55.0 粒径(nm) 428 450 粘度 mPa・s (cps) 1050 1200 pH 4.8 5.0 湿潤付着性(破損行程数) 552 280
【0043】実施例3:3−アリル−4,5−ジメトキ
シ−2−イミダゾリジノンやウレイドモノマーを含む純
アクリル系ラテックス モノマー100部当たり1部の3−アリル−4,5−ジ
メトキシ−2−イミダゾリジノンを湿潤付着性増進剤と
して使用した純アクリル系ラテックスを合成した。得ら
れたラテックスの略号をGとした。ラテックスGは、固
形分55.9%、粒径158nm、粘度2870mPa
・s(cps)及びpH8.0の物理特性値を示した。
ラテックスDの重合手順及び界面活性剤系を使用して、
市販のウレイドモノマー、すなわち、Sipomer WAM (Rho
ne-Poulenc製) をモノマー100部当たり1部使用して
純アクリル系ラテックスを合成しこれに略号Hを付し
た。固形分56.1%、粒径153nm、粘度3630
mPa・s(cps)及びpH8.0の物理特性値が得
られた。ラテックスG及びHを半光沢塗料スクリーニン
グ配合物に配合して、その湿潤付着性をラテックスDと
比較した。結果を表5に示した。このデータは、ジヒド
ロキシイミダゾリジノン誘導体の湿潤付着性がジメトキ
シイミダゾリジノン誘導体のそれに匹敵し、しかもイミ
ダゾリジノンの湿潤付着性能がウレイドモノマーのそれ
に匹敵することを示している。
シ−2−イミダゾリジノンやウレイドモノマーを含む純
アクリル系ラテックス モノマー100部当たり1部の3−アリル−4,5−ジ
メトキシ−2−イミダゾリジノンを湿潤付着性増進剤と
して使用した純アクリル系ラテックスを合成した。得ら
れたラテックスの略号をGとした。ラテックスGは、固
形分55.9%、粒径158nm、粘度2870mPa
・s(cps)及びpH8.0の物理特性値を示した。
ラテックスDの重合手順及び界面活性剤系を使用して、
市販のウレイドモノマー、すなわち、Sipomer WAM (Rho
ne-Poulenc製) をモノマー100部当たり1部使用して
純アクリル系ラテックスを合成しこれに略号Hを付し
た。固形分56.1%、粒径153nm、粘度3630
mPa・s(cps)及びpH8.0の物理特性値が得
られた。ラテックスG及びHを半光沢塗料スクリーニン
グ配合物に配合して、その湿潤付着性をラテックスDと
比較した。結果を表5に示した。このデータは、ジヒド
ロキシイミダゾリジノン誘導体の湿潤付着性がジメトキ
シイミダゾリジノン誘導体のそれに匹敵し、しかもイミ
ダゾリジノンの湿潤付着性能がウレイドモノマーのそれ
に匹敵することを示している。
【0044】 表5 湿潤付着性 ラテックス 湿潤付着性増進剤 破損行程数 G 3-アリル-4,5- ジメトキシ-2- イミダゾリジノン 3528 D 3-アリル-4,5- ジヒドロキシ-2- イミダゾリジノン 2800 H ウレイド 2500
Claims (4)
- 【請求項1】 アクリル酸及びメタクリル酸のC1 〜C
4 アルキルエステル、C1 〜C25線状及び分岐状カルボ
ン酸のビニルエステル、スチレン、C1 〜C4 アルキル
置換スチレン並びにハロゲン化スチレンから成る群より
選ばれたモノマーと、モノマー100部当たり0.5〜
5.0部の下記一般構造式で示される環状イミダゾリジ
ノンとの反応生成物であるラテックスポリマーを含むラ
テックス塗料配合物: 【化1】 上式中、R 1 は水素 であり、 Xは、以下の式: 【化2】 (上式中、Rは水素またはメチル基であり、mは0〜5
の整数であり、そしてnは1〜5の整数である)から成
る群より選ばれた2価基であり、 R2 は、水素またはメチル基であり、R 3 は水素 であり、 R4 は、水素または線状もしくは分岐状のC1 〜C6 ア
ルキル基もしくはヒドロキシアルキル基であり、そして R5 及びR6 は、独立に、水素または線状もしくは分岐
状のC1 〜C4 アルキル基である。 - 【請求項2】 イミダゾリジノンが、3−(メタクリル
オキシエチル)−4,5−ジヒドロキシ−2−イミダゾ
リジノン、3−アリル−4,5−ジヒドロキシ−2−イ
ミダゾリジノン及び3−アリル−4,5−ジメトキシ−
2−イミダゾリジノンから成る群より選ばれた、請求項
1記載の塗料配合物。 - 【請求項3】 下記一般構造式で示される環状イミダゾ
リジノンを用いてラテックスコポリマーを共重合させる
工程を含む、塗料配合物に用いられるラテックスコポリ
マーの湿潤付着性及び耐洗浄性を改善する方法: 【化3】 上式中、R 1 は水素 であり、 Xは、以下の式: 【化4】 (上式中、Rは水素またはメチル基であり、mは0〜5
の整数であり、そしてnは1〜5の整数である)から成
る群より選ばれた2価基であり、 R2 は、水素またはメチル基であり、R 3 は水素 であり、 R4 は、水素または線状もしくは分岐状のC1 〜C6 ア
ルキル基もしくはヒドロキシアルキル基であり、 R5 及びR6 は、独立に、水素または線状もしくは分岐
状のC1 〜C4 アルキル基であり、そして 該イミダゾリジノンは、コポリマーを構成するために用
いられるモノマー100部当たり0.5〜5.0部の量
で存在する。 - 【請求項4】 イミダゾリジノンが、3−(メタクリル
オキシエチル)−4,5−ジヒドロキシ−2−イミダゾ
リジノン、3−アリル−4,5−ジヒドロキシ−2−イ
ミダゾリジノン及び3−アリル−4,5−ジメトキシ−
2−イミダゾリジノンから成る群より選ばれた、請求項
3記載の方法。
Applications Claiming Priority (3)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
US7929693A | 1993-06-17 | 1993-06-17 | |
US79296 | 1993-06-17 | ||
US079296 | 1993-06-17 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH07145343A JPH07145343A (ja) | 1995-06-06 |
JP2609812B2 true JP2609812B2 (ja) | 1997-05-14 |
Family
ID=22149630
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP6135390A Expired - Lifetime JP2609812B2 (ja) | 1993-06-17 | 1994-06-17 | ラテックス塗料配合物及びラテックスコポリマーの改善方法 |
Country Status (4)
Country | Link |
---|---|
EP (1) | EP0629672B1 (ja) |
JP (1) | JP2609812B2 (ja) |
CA (1) | CA2125808C (ja) |
DE (1) | DE69406720T2 (ja) |
Families Citing this family (15)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CA2231453A1 (en) | 1995-06-02 | 1996-12-05 | Yoshikazu Fujii | Clathrate hydrate inhibitor and method of inhibiting the formation of clathrate hydrates using it |
WO1997049685A1 (en) * | 1996-06-24 | 1997-12-31 | Cytec Technology Corp. | Polymerizable urea/ureido functional monomers |
DE69725444T2 (de) * | 1996-06-24 | 2004-07-22 | Cytec Technology Corp., Wilmington | Polyfunktionale vernetzende acylimidazolidinonderivate |
AU3408297A (en) | 1996-06-24 | 1998-01-14 | Cytec Technology Corp. | Novel polymerizable acyl imidazolidinone monomers |
WO1997049676A1 (en) * | 1996-06-24 | 1997-12-31 | Cytec Technology Corp. | Urea/ureido functional polymerizable monomers |
CA2471877C (en) * | 2001-12-29 | 2011-03-08 | 3M Innovative Properties Company | Composition containing a polymerizable reducing agent, kit and method |
US7173074B2 (en) | 2001-12-29 | 2007-02-06 | 3M Innovative Properties Company | Composition containing a polymerizable reducing agent, kit, and method |
US7947766B2 (en) | 2003-06-06 | 2011-05-24 | The Procter & Gamble Company | Crosslinking systems for hydroxyl polymers |
US6977116B2 (en) | 2004-04-29 | 2005-12-20 | The Procter & Gamble Company | Polymeric structures and method for making same |
US6955850B1 (en) | 2004-04-29 | 2005-10-18 | The Procter & Gamble Company | Polymeric structures and method for making same |
EP1911771A1 (en) | 2006-10-09 | 2008-04-16 | Cytec Surface Specialties, S.A. | Acqueous polymer dispersion and process |
US20120301686A1 (en) | 2009-12-03 | 2012-11-29 | Yvonne Wilhelmina Smak | Polymer, process and composition |
CN104245762A (zh) | 2012-02-03 | 2014-12-24 | 帝斯曼知识产权资产管理有限公司 | 聚合物、方法和组合物 |
JP2015507048A (ja) | 2012-02-03 | 2015-03-05 | ディーエスエム アイピー アセッツ ビー.ブイ. | ポリマー組成物の使用 |
JP6953194B2 (ja) * | 2017-06-09 | 2021-10-27 | キヤノン株式会社 | 重合体 |
-
1994
- 1994-06-14 CA CA002125808A patent/CA2125808C/en not_active Expired - Fee Related
- 1994-06-15 DE DE69406720T patent/DE69406720T2/de not_active Expired - Fee Related
- 1994-06-15 EP EP94109207A patent/EP0629672B1/en not_active Expired - Lifetime
- 1994-06-17 JP JP6135390A patent/JP2609812B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
DE69406720T2 (de) | 1998-03-12 |
EP0629672B1 (en) | 1997-11-12 |
EP0629672A3 (en) | 1996-04-10 |
JPH07145343A (ja) | 1995-06-06 |
CA2125808C (en) | 1999-02-09 |
DE69406720D1 (de) | 1997-12-18 |
EP0629672A2 (en) | 1994-12-21 |
CA2125808A1 (en) | 1994-12-18 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP2609812B2 (ja) | ラテックス塗料配合物及びラテックスコポリマーの改善方法 | |
JP3779375B2 (ja) | 揮発性の凝集剤及び凍結−融解添加剤を含まないラテックス結合剤並びに塗料 | |
TW531552B (en) | Dirt pickup resistant coating binder and coatings | |
JP3129518B2 (ja) | 架橋性水性顔料分散液 | |
US4102843A (en) | Dispersing paint pigments | |
US4144212A (en) | Air-curing copolymer latices | |
JPH0734027A (ja) | 有機溶媒を含まず、多段階ポリマーをベースとするラテックスペイント塗料 | |
US5610225A (en) | Latex paints which are free of volatile coalescents and freeze-thaw additives | |
USRE31936E (en) | Dispersing paint pigments | |
BG63397B2 (bg) | Водно - редуцируем състав, метод за неговото получаване и приложението му | |
US5399617A (en) | Thermoplastic, aqueous latex paints having improved wet adhesion and freeze-thaw stability | |
JP2002501980A (ja) | モノマーおよびポリマーを含有する環状アルキレン尿素ならびにそれらからのラテックス | |
US3393165A (en) | Polymer compositions | |
JPH07207193A (ja) | 屋外用艶消し塗料中の改良されたチョーク接着剤 | |
JPS5913543B2 (ja) | ビニルエステル共重合体ラテツクスおよびその製造方法 | |
US3736286A (en) | Aqueous pigmented acrylic dispersion compositions having improved rheology | |
US5455298A (en) | Latex polymers for pigments coatings prepared in the presence of acetoacetonate moiety | |
JPH03128978A (ja) | エマルション型塗料用組成物 | |
US5959024A (en) | Acrylic latex binders prepared with saccharide stabilizers | |
US5185396A (en) | Water-based varnishes | |
BR102017020584A2 (pt) | composição compreendendo dispersão aquosa de partículas de polímero adsorvente e partículas de polímero reticulável | |
JP2001011363A (ja) | 建築用ボード防湿用ラテックス | |
JP2932620B2 (ja) | 水性塗料用エマルジョンの製造方法 | |
JPS6295374A (ja) | 共重合物分散液を基礎とするパツキング材料 | |
JPS63265905A (ja) | アニオン性アクリルラテックス組成物の製造法 |