JP2609583B2 - 液晶表示装置 - Google Patents

液晶表示装置

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【発明の詳細な説明】 〔発明の利用分野〕 本発明は液晶表示装置用駆動回路に係わり、特に液晶
のしきい値電圧が低周波側で大きく変動することによる
表示むらの発生を防止するに好適な液晶駆動回路に関す
るものである。
〔発明の背景〕 液状表示素子を時分割駆動する場合、一般に駆動方式
は電圧平均化法が用いられており、これには1フレーム
時間内(全走査線を1回走査する時間)で極性反転し交
流化する方式(以下A方式と称す)と、2フレーム時間
で極性反転し交流化する方式(以下B方式と称す)との
2種類の方式がある。これらの駆動方式については例え
ば日経エレクトロニクス1980年8月16日号150頁〜174頁
に詳細に論じられている。
液晶表示素子を時分割駆動するにあたつては、前記文
献にも述べられているが、現在ではドライバーLSIの負
担を軽くするために、時分割数が増大するのに伴なつて
B方式駆動が主として用いられている。
しかしながら、B方式駆動での最低駆動周波数は、フ
レーム周波数の半分であり、極めて低い周波数で駆動さ
れる場合がある。一方、液晶のしきい値電圧は周波数依
存性を有し、この液晶のしきい値電圧が低周波側で大き
く変動する場合には、前述したB方式駆動を用いた場
合、点灯パターンによつては激しい表示むらが表われる
ことが明らかとなつた。例えば、第1図に示すように液
晶のしきい値電圧Vthが低周波数側で低下する特性を有
している場合、第2図に示すように信号電極C1,C2……C
20と走査電極R1,R2……R26との間に選択的に電圧を印加
してアルフアベツトEを点灯表示した場合、A1,A2,A3
斜線部分はB1,B2部分の点灯ドツトDよりも表示色が淡
いがB1,B2部分の非点灯ドツトEよりは濃い、丁度影の
ように淡黒く着色した表示状態となる。これはA1,A2,A3
部分のラインの液晶に印加される駆動電圧の周波数成分
がB1,B2部分のラインの液晶に印加される駆動電圧の周
波数成分に比べて著しく低くなるため、第1図の液晶の
しきい値電圧の周波数特性と考え合わせてみた場合、し
きい値電圧を基準に考えるとA1,A2,A3部分にはB1,B2
分よりも実質的に大きな駆動電圧が印加されていること
になり、A1,A2,A3部分がB1,B2部分の非点灯ドツトより
も黒く点灯してしまう表示むら現象が発生する。すなわ
ち、第1図において、液晶に加わる駆動電圧V0とその周
波数におけるしきい値電圧との電位差V1,V2についてはV
1>V2となり、A1,A2,A3部分にはB1,B2部分よりも実質的
に大きな駆動電圧が印加されたことになり、A1,A2,A3
分はB1,B2部分に比べて黒く点灯してしまうことにな
る。一例として第2図における走査電極R24,R8,信号電
極C1,C2,C13,C14,画素a1,a2,a3,a4に、B方式駆動で印
加される駆動波形を第3図(a)〜(j)に示す。同図
において、画素a2と残りの画素a1,a3,a4に印加される駆
動電圧波形を比較すると、明らかに画素a2に印加される
駆動波形の周波数成分が他の画素a1,a3,a4に印加される
駆動波形の周波数成分よりも極めて高くなつていること
がわかる。このように画素に印加される電圧の周波数成
分が画素間で大きく異なるのに伴ない第1図の関係から
表示むらの発生が激しくなることは容易に理解できる。
したがつて、第2図に示すB1部分とB2部分とを比較した
場合、B1部分の周波数成分が高いため、B1部分がより白
くぬけているように見えてしまう現象はこれを裏づけて
いる。
このような問題を対策するものとしては、前述したA
方式駆動を用いる方法が考えられるが、このA方式駆動
によると、駆動周波数が大幅に高くなり駆動波形の歪の
影響が大きくなることに帰因すると考えられる別種の表
示むらが表われることが知られている。
〔発明の目的〕
したがつて本発明は前述した従来の問題に鑑みてなさ
れたものであり、その目的とするところは、液晶のしき
い値電圧が低周波で低下することによつて生じる表示む
らの発生を防止する液晶表示装置用駆動回路を提供する
ことにある。
〔発明の概要〕
このような目的を達成するために本発明は、液晶をB
方式で駆動する際、フレーム周期の2倍の周期を有して
いたB方式駆動本来の交流化信号Mに代えて、この交流
化信号Mを基にこれより短い周期となるよう形成した新
たな交流化信号M″を用いることにより、駆動電圧の最
低周波数成分を高くしたものである。
〔発明の実施例〕
B方式駆動においては、フレーム周波数fF,走査線数
すなわち時分割数をnとすると、液晶に印加される駆動
電圧の周波数fDの範囲にある。
時分割数nが100の液晶表示装置を例にとつて考える
と、フレーム周波数fFは通常40〜90Hzであるので、この
場合の駆動周波数fDは、 20(Hz)≦fD≦4500(Hz) (2) の範囲にある。
ここで駆動周波数の変化に伴なうしきい値電圧Vthの
変動を、駆動周波数500Hzにおけるしきい値電圧Vth(50
0Hz)に対する百分率で示したものを第4図に示す、ま
たしきい値電圧Vthの変動に伴なう液晶表示の輝度の変
化を第5図に示す。
従つて駆動周波数fDが上式(2)の範囲で変動する
と、第4図から明らかな如くVthは低周波側で5%低下
してしまい、第5図を参照するとこれは液晶表示の輝度
を10%以上変動させてしまうことになり、表示むらを発
生することがわかる。表示むらが検出されないようこの
輝度変化を10%以下に抑えるにはしきい値電圧Vthの変
動を1.5%程度以下に抑える必要があるが余裕を見て、V
thの変動を1%以下に抑え、このために、駆動周波数の
最低値を100Hz以上にする必要があることがわかる。
信号電極Ciと走査電極Riに印加する電圧波形を本来の
B方式駆動の場合のものから変えずに駆動電圧周波数成
分の最低値を高めるには、液晶への印加電圧の極性反転
を行う周期を、A方式駆動におけるよりは大であるがB
方式駆動におけるよりは小さくすれば良い。第2図にお
ける画素a3に印加される駆動波形を例にとつて説明す
る。第6図において、(a)はB方式駆動時画素a3に印
加される駆動波形,(b)はB方式駆動すなわち2フレ
ーム時間で極性反転し交流化するための信号M,(c)は
液晶に印加される駆動波形の周波数成分を高めるための
新たな交流化信号M″,(d)は新たな交流化信号M″
により極性反転されて形成された駆動波形を示す。新た
な交流化信号M″の周波数はB方式駆動のための交流化
信号Mの3倍であるから、画素a3に印加される駆動波形
の成分周波数も3倍になる。
B方式駆動における駆動電圧の最低周波数成分20Hz
を、Vthの変動を1%以下に抑えるための最低駆動周波
数100Hz以上にするには、B方式駆動における交流化信
号Mの周期の1/5以下の周期の交流化信号で極性反転を
行えば良い。一方交流化信号の周期を極端に短くする
と、A方式駆動に近いものとなり、駆動電圧実効値に対
する駆動波形の歪の影響が大きくなり、表示むらが発生
してしまう。
実験結果によると、フレーム周波数が40〜90Hzの範
囲、時分割数nが32〜200の場合、 を満足するように新たな交流化信号M″を決定すれば良
いことが判明した。
次に図面を用いて本発明の実施例を詳細に説明する。
第7図は本発明による液晶表示装置用駆動回路の一例
を説明するための液晶モジュールのブロツク図である。
同図において、1は複数の液晶画素がマトリツクス状に
配列された液晶パネルとその液晶駆動回路とから構成さ
れる液晶モジュールを示し、2は液晶モジュール1の動
作を制御するコントローラ回路、3は第2図に示した液
晶パネル、4a,4bは液晶パネル3のY軸方向の信号線Y1,
Y2,Y3……Ymに信号電圧を出力するセグメント側駆動回
路、5は液晶パネル3のX軸方向の走査線X1,X2,X3,…
…X2nを順次走査するための選択パルスを出力する走査
側駆動回路、6はセグメント側駆動回路4a,4bおよび走
査側駆動回路5を電圧平均化法で駆動するための所定の
電圧を供給する液晶駆動用電源回路、7は液晶モジュー
ル1を動作させるタイミング信号としてラツチ信号CL1,
データシフト信号CL2および印加電圧の極性反転を行う
ための交流化信号Mを出力するタイミング発生回路、8
は液晶駆動用電源回路6に所定の電圧を供給する電源回
路、D1,D2は信号電極Y1,Y2,……Ym上の全画素のオン・
オフ状情報をシリアルに入力させるデータ端子、fFはフ
レーム周波数信号入力端子である。
また、第8図(a)〜(d)は第7図に示したコント
ローラ回路2のB方式駆動での出力信号のタイミングを
示したものである。
このような構成において、ある走査線上の全画素のオ
ン・オフ情報信号がデータ端子D1,D2にシリアルに入力
される。セグメント側駆動回路4a,4b内のシフトレジス
タはデータシフト信号CL2によつてデータをシフトして
ゆく。そして、シリアルデータがシフトレジスタ中に一
杯となつたとき、ラツチ信号CL1が出力され、ラツチ回
路にラツチされる。ラツチデータによつてアナログマル
チプレクサを切り替え、選択,非選択パルスを出力し、
任意のドツトを点灯させることができる。この場合、ラ
ツチ信号CL1はフレーム周期τを時分割数nで割算し
た時間毎に信号を発生し、データをラツチする関係にあ
る。また、このB方式駆動では前述したように2フレー
ム内で液晶駆動波形を極性反転し完全交流化しており、
フレーム周期τの2倍の周期をもつ交流化信号Mで2
フレーム内で液晶駆動波形を極性反転し完全交流化を行
なつている。このような駆動方法で全ドツト点灯あるい
は全ドツト非点灯を行なつた場合、液晶に印加される駆
動波形の周波数はフレーム周波数fF=1/τの約半分の
周波数となる。このようにB方式駆動は最低周波数が低
くなつてしまい、前述の如く第2図に示したような表示
むらの発生原因となつていた。
したがつて本発明は、上記B方式駆動本来の交流化信
号Mに代えて、この交流化信号Mを基に、これより短い
周期を有する新たな交流化信号M″を用いて液晶駆動波
形を極性反転交流化を行つて液晶を駆動するものであ
る。
本発明の第1の実施例を第9図に、第2の実施例を第
11図に示す。これらの実施例においては、液晶モジュー
ル1とコントローラ回路2との間に、ラツチ信号CL1
カウントして新たな交流化信号M′を出力するカウンタ
回路10と、この交流化信号M′とコントローラ回路2か
ら出力されるB方式駆動本来の交流化信号Mとでさらに
新規な交流化信号M″を出力するExclusive−OR回路11
とを設けたものである。本実施例ではCL1パルスを16カ
ウントしてCL1を分周した新たな交流化信号M′を得、
M″は、このカウンタ出力M′とコントローラからのB
方式駆動本来の交流化信号MとのExclusive−ORをとつ
た出力信号である。
第9図に示す第1の実施例においては、カウンタ回路
10のリセツト信号端子Cが接地されているため、フレー
ムfFに無関係に、カウンタ回路10はラツチ信号CL1をカ
ウントして交流化信号M′を出力する。従つてこの交流
化信号M′およびこれを基に形成した新たな交流化信号
M″はともにフレーム信号fFとは同期していない。第10
図(a)〜(e)は本実施例のCL1,fF,M,M′,M″各信号
のタイミングを示したものであり、新たな交流化信号
M″はフレーム信号fFと同期していないから、液晶への
印加電圧の極性反転が始まる走査線はフレーム如に移動
する。換言すれば、フレーム周期が新たな交流化信号の
周期の整数倍とならないように、交流化信号の周期を定
めるようにする。常に特定の走査線で極性反転をするよ
うな場合には、その特定の走査線における極性反転の過
渡現象を起因とする表示むらが重畳されることになるか
らである。
一方第11図に示す第2の実施例においては、カウンタ
回路10のリセツト信号端子Cにフレーム信号fFが入力さ
れているため、カウンタ回路10は、フレーム周期信号fF
が入力される毎にカウンタ回路10をリセツトしてラツチ
信号CL1のカウントを開始して交流化信号M′を出力す
る。
この交流化信号M′はフレーム信号fFと同期している
ので、これを基に形成した新たな交流化信号M″もフレ
ーム同期信号fFと同期している。第12図(a)〜(e)
は本実施例における各信号のタイミングを示したもので
ある。この場合は新たな交流化信号M″はフレーム周期
信号fFと同期しているから液晶への印加電圧の極性反転
が始まる走査線はフレーム毎に移動することなく固定さ
れている。この第2の実施例における如く液晶への印加
電圧の極性反転が始まる走査線が全フレームにおいて固
定されていると、液晶パネルの電極構造あるいは動作条
件により表示むらが発生する場合がある。そのような場
合には前述の第1の実施例における如く交流化信号M″
をフレーム周期信号fFと非同期にすれば、そのような表
示むらは解消出来る。
以上のような本発明の構成によれば、その最低駆動周
波数は、従来のB方式駆動での最低駆動周波数よりも高
い値に設定でき、液晶のしきい値電圧Vthが低周波側で
低下することによつて発生する表示むらを改善すること
ができる。
第13図(a)〜(g)は第2図に示す液晶パネルの全
ドツト点灯の場合の走査側電圧R1,信号電圧C1の各駆動
波形について、A駆動方式,B方式駆動および第1実施例
による駆動とを比べて示したものであり、同図(a),
(b)はA方式駆動,同図(c),(d)はB方式駆
動,同図(e),(f),(g)は第1の実施例を用い
て駆動した場合の駆動波形を示す。同付から明らかなよ
うに駆動周波数はA方式駆動よりも低く、またB方式駆
動よりも高く設定できるので、前述した表示むらを改善
することができる。同様に、第14図(a)〜(g)は、
第2図に示す液晶パネルの全ドツト点灯の場合の走査側
電圧R1,信号側電圧C1の各駆動波形について、A方式駆
動,B方式駆動及び第2の実施例による駆動とを比べて示
したものであり、同図(a),(b)はA方式駆動,同
図(c),(d)はB方式駆動,同図(e),(f),
(g)は第2の実施例により駆動した場合の駆動波形を
示す。同図から明らかなように駆動周波数は、A方式駆
動よりも低く、又、B方式駆動よりも高く設定できるの
で、この実施例を用いても前述した表示むらを改善する
ことができる。
また、第9図および第11図に示した本発明による駆動
回路は、従来の回路に単に2個のCMOSを付加したのみの
簡単な回路であり、コスト的にも大幅に上昇はない。ま
た、この駆動回路をブラツクボツクスとして外部から見
ると、従来例と同等であり、システムのコンパチビリテ
イも良好である。
なお、前述した実施例においては、2進カウンタでラ
ツチ信号CL1の分周を行なつたが、これは2進カウンタ
に限定されるものではない。さらに前述の実施例におい
ては、信号M′を形成するにあたつてラツチ信号の分周
を利用したが、これに限定されるものでなく、フレーム
周期に同期する信号を使えば良い。上述の本発明の効果
を、より分かりやすく第15図により説明する。従来のB
方式駆動(第3図)との対比をするため、表示パターン
は第2図のものと同一のものを用い、説明を簡単にする
ため、フレーム周波数を40Hz、時分割数を32とし、本発
明による新たな交流化信号としては第10図に示したもの
(式(3)に示した2×(フレーム周期)と交流化信号
の周期との比がほぼ6.4程度に相当する)とする。
第15図に示す波形に示されるように、同一の表示パタ
ーンでのB方式駆動で比較的駆動周波数が高い非点灯ド
ットa2の部分については顕著に駆動周波数が高くなって
はいないが、B方式駆動で比較的駆動周波数が低い非点
灯ドットa1、a3、a4等の部分は明らかに新たな交流化信
号によって駆動周波数が高くなっていることが確認でき
る。
上述の前提におけるB方式駆動では、駆動周波数の範
囲は式(1)より20〜640Hzであり、上述の表示パター
ンの「E」と「E」との間の信号線のように全くパター
ンの変化がない(常に非点灯あるいは常に点灯)部分
と、横縞ストライプのように最大の駆動周波数の640Hz
に近い部分とは、周波数依存性によるしきい値の変動が
第4図によれば数パーセント以上となり表示むらが顕著
となる。
しかしながら、第10図に示したような新たな交流化信
号により極性反転をおこなうと、全くパターンの変化が
ない部分であっても、128Hz(1/2×40Hz×6.4)程度の
駆動周波数で駆動されるため、周波数依存性によるしき
い値の変動を1パーセント以内に抑えることが可能とな
る。
〔発明の効果〕
以上説明したように本発明によれば、液晶を駆動する
最低駆動周波数を高くすることができるので、表示むら
の発生を確実に防止でき、品質および信頼性の高い液晶
表示装置が得られるという極めて優れた効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
第1図はしきい値電圧の周波数依存性を示す図、第2図
は液晶パネルにアルフアベツトEの点灯パターンを表示
した場合に生ずる表示むらの発生を説明する図、第3図
(a)〜(j)は第2図の動作タイミング図、第4図は
しきい値電圧が周波数により変動することを示す図、第
5図はしきい値電圧の変動に対する輝度の変化を示す
図、第6図は新たな交流化信号M″により駆動電圧の周
波数成分を高める方法を説明する図、第7図は本発明に
よる液晶表示装置用駆動回路の一例を説明するための液
晶モジユールのブロツク図、第8図(a)〜(d)は第
7図の動作タイミング図、第9図は第7図に接続される
液晶駆動回路の一例を示す回路図、第10図(a)〜
(e)は第9図の動作タイミング図、第11図は第9図同
様、第7図に接続される液晶駆動回路の一例を示す回路
図、第12図(a)〜(e)は第11図の動作タイミング
図、第13図(a)〜(g)は、液晶パネルを全ドツト点
灯した場合のA方式駆動,B方式駆動,及び第1の実施例
の各駆動方式による駆動周波数の差を示す電圧波形図、
第14図(a)〜(g)は前図同様、液晶パネルを全ドツ
ト点灯した場合のA方式駆動,B方式駆動及び第2の実施
例の各駆動方式による駆動周波数の差を示す電圧波形
図、第15図は本発明による交流化信号を用いて第2図に
示された表示パターンを表示した場合の動作タイミング
図である。 1……液晶モジユール、2……コントローラ回路、3…
…液晶パネル、4a,4b……セグメント側駆動回路、5…
…走査側駆動回路、6……液晶駆動用電源回路、7……
タイミング発生回路、8……電源回路、10……カウンタ
回路、11……Exclusive−OR回路。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 薮内 俊彦 茂原市早野3300番地 株式会社日立製作 所茂原工場内 (72)発明者 佐久間 敏幸 茂原市早野3300番地 株式会社日立製作 所茂原工場内 (72)発明者 衣川 清重 茂原市早野3300番地 株式会社日立製作 所茂原工場内 (56)参考文献 特開 昭61−56327(JP,A) 特開 昭60−222825(JP,A) 特開 昭60−19195(JP,A)

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】液晶画素をマトリックス状に配列した液晶
    パネルの信号電極および走査電極にそれぞれ駆動信号を
    出力するセグメント側駆動回路および走査側駆動回路を
    備えた液晶モジュールを具備した液晶表示装置におい
    て、上記信号電極と上記走査電極とに印加する駆動電圧
    の極性を反転させるための交流化信号M″とフレーム周
    期との関係を、点灯パターンに依存する液晶のしきい値
    電圧の変動を1%以下に抑えるため、 とし、かつ、表示内容に応じて液晶への印加電圧の極性
    反転が始まる走査線がフレーム毎に移動するような上記
    交流化信号M″によって、上記信号電極と上記走査電極
    とに印加する駆動電圧の極性を反転するようにしたこと
    を特徴とする液晶表示装置。
JP59230101A 1984-10-11 1984-11-02 液晶表示装置 Expired - Lifetime JP2609583B2 (ja)

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