JP2607866Y2 - 炭酸水を製造するため水をco2ガスで富化する装置 - Google Patents
炭酸水を製造するため水をco2ガスで富化する装置Info
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- B01F23/20—Mixing gases with liquids
- B01F23/23—Mixing gases with liquids by introducing gases into liquid media, e.g. for producing aerated liquids
- B01F23/236—Mixing gases with liquids by introducing gases into liquid media, e.g. for producing aerated liquids specially adapted for aerating or carbonating beverages
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Description
【0001】
【考案の属する技術分野】本考案は、ストレージタンク
内で炭酸水を製造するため、ストレージタンクはその内
容物を冷却するためおよび氷被覆層を形成するために周
壁の範囲内に冷却循環路の冷却管が当接され、ストレー
ジタンクの内部には循環ポンプが配置されていて、該循
環ポンプによりCO2ガスはストレージタンクの頭部範
囲から水に混入されおよび/または水はストレージタン
ク内で回転および/または循環され、かつストレージタ
ンク中へは水ならびにCO2ガスが頭部範囲内に供給可
能であり、ストレージタンクからは炭酸水が底範囲で取
出し可能である、水をCO2ガスで富化する装置に関す
る。
内で炭酸水を製造するため、ストレージタンクはその内
容物を冷却するためおよび氷被覆層を形成するために周
壁の範囲内に冷却循環路の冷却管が当接され、ストレー
ジタンクの内部には循環ポンプが配置されていて、該循
環ポンプによりCO2ガスはストレージタンクの頭部範
囲から水に混入されおよび/または水はストレージタン
ク内で回転および/または循環され、かつストレージタ
ンク中へは水ならびにCO2ガスが頭部範囲内に供給可
能であり、ストレージタンクからは炭酸水が底範囲で取
出し可能である、水をCO2ガスで富化する装置に関す
る。
【0002】
【従来の技術】炭酸水を製造するため水をCO2ガスで
富化するこのような装置は、たとえば、炭酸水を相応す
る飲料濃縮液と混合することによりCO2含有清涼飲料
を調製し、送出することのできる装置中に据付けられ
る。この場合、飲料濃縮液に混入すべきソーダ水は、ス
トレージタンク内で水を供給されたCO2ガスで富化す
ることによって調製され、良好な炭酸飽和のためならび
に調製された冷たい清涼飲料の前提として冷却される。
このストレージタンク、いわゆるカーボネーター(ca
rbonator)に、上水道系の導管からまたは貯水
槽から通常の飲用水が十分な圧力下に供給され、その際
供給された水自体は加圧下にあってもよいし、圧力ポン
プによって専らまたは付加的にカーボネーターに送入さ
れる。さらに、カーボネーターにはCO2ガスが、しか
もCO2ガス貯蔵タンクから減圧制御弁を経て供給され
るので、カーボネーター内にはたとえば約4バールの圧
力が形成されている。カーボネーター内の水を供給され
たCO2ガスで飽和するのは種々の手段によって実施な
いしは支持され、その際カーボネーター内に配置された
循環ポンプを使用するのが適切であることが判明した。
この循環ポンプはカーボネーターのCO2ガスで充満さ
れた当部範囲からこのCO2ガスを吸込み、このガスを
運動、殊に循環している水に導入する。既述したよう
に、カーボネーターの冷却は第一に炭酸飽和の改善のた
め、第二に最終的に調製され、送出される飲料が所望の
低い、ほぼ一定の温度を有する前提として使用される。
カーボネーターの冷却は有利に、カーボネーターの側壁
の側方範囲に、循環する水によりある程度同じ厚さに形
成される氷被覆層を構成することのできる冷却系により
行なわれる。これにより、“冷凍能力”が蓄積され、冷
却系を、貫流冷却の場合に必要であるように、極端な高
性能に設計する必要はない。相応する構造を有する装置
は公知である(ドイツ国特許出願公開(DE−A)第4
025986.2号)。
富化するこのような装置は、たとえば、炭酸水を相応す
る飲料濃縮液と混合することによりCO2含有清涼飲料
を調製し、送出することのできる装置中に据付けられ
る。この場合、飲料濃縮液に混入すべきソーダ水は、ス
トレージタンク内で水を供給されたCO2ガスで富化す
ることによって調製され、良好な炭酸飽和のためならび
に調製された冷たい清涼飲料の前提として冷却される。
このストレージタンク、いわゆるカーボネーター(ca
rbonator)に、上水道系の導管からまたは貯水
槽から通常の飲用水が十分な圧力下に供給され、その際
供給された水自体は加圧下にあってもよいし、圧力ポン
プによって専らまたは付加的にカーボネーターに送入さ
れる。さらに、カーボネーターにはCO2ガスが、しか
もCO2ガス貯蔵タンクから減圧制御弁を経て供給され
るので、カーボネーター内にはたとえば約4バールの圧
力が形成されている。カーボネーター内の水を供給され
たCO2ガスで飽和するのは種々の手段によって実施な
いしは支持され、その際カーボネーター内に配置された
循環ポンプを使用するのが適切であることが判明した。
この循環ポンプはカーボネーターのCO2ガスで充満さ
れた当部範囲からこのCO2ガスを吸込み、このガスを
運動、殊に循環している水に導入する。既述したよう
に、カーボネーターの冷却は第一に炭酸飽和の改善のた
め、第二に最終的に調製され、送出される飲料が所望の
低い、ほぼ一定の温度を有する前提として使用される。
カーボネーターの冷却は有利に、カーボネーターの側壁
の側方範囲に、循環する水によりある程度同じ厚さに形
成される氷被覆層を構成することのできる冷却系により
行なわれる。これにより、“冷凍能力”が蓄積され、冷
却系を、貫流冷却の場合に必要であるように、極端な高
性能に設計する必要はない。相応する構造を有する装置
は公知である(ドイツ国特許出願公開(DE−A)第4
025986.2号)。
【0003】たとえば適用例において新しく調製された
清涼飲料の送出が所望される場合には、カーボネーター
の底範囲に接続する導管内の止め弁を開き、冷却された
炭酸水をこの目的のために取出す。水は形成する氷被覆
層に関して冷却蛇管の範囲内で氷点の近くに冷却されて
いるので、氷の粒子または小片が流出口の範囲に入って
これを閉塞する一定の危険がある。
清涼飲料の送出が所望される場合には、カーボネーター
の底範囲に接続する導管内の止め弁を開き、冷却された
炭酸水をこの目的のために取出す。水は形成する氷被覆
層に関して冷却蛇管の範囲内で氷点の近くに冷却されて
いるので、氷の粒子または小片が流出口の範囲に入って
これを閉塞する一定の危険がある。
【0004】ストレージタンク内での氷の形成は、カー
ボネーターとして以外のストレージタンクの使用には問
題がない範囲内で行なわれる。この範囲は、冷却系の冷
却蛇管により良熱伝導的に取巻かれているストレージタ
ンクの側壁である。この範囲内に、実際に氷の形成が発
達し、既に存在する氷被覆層が冷却が進行するとここで
も増大する。この種の炭酸飽和ストレージタンクの運転
の際の問題は、少なくとも炭酸水の場合、この炭酸水が
通常に適用される不断の熱奪取の際に氷の形成がはじま
ることなしに、一般的な凍結温度以下に冷却されること
が観察された。この場合、熱の流れおよび対流によって
ストレージタンク内でほぼ全範囲にわたり、本来の氷点
以下の温度値が生じることがあり、凍結過程が制御不能
に任意の個所でまたはゼリー形成の形で広範囲にわたり
同時に生じうる結果となる。それにより、所望の意図す
る氷の形成が冷却系の冷却蛇管の近接範囲における周壁
に起きないか、または不利に遅れてはじめて実現するこ
とができる。
ボネーターとして以外のストレージタンクの使用には問
題がない範囲内で行なわれる。この範囲は、冷却系の冷
却蛇管により良熱伝導的に取巻かれているストレージタ
ンクの側壁である。この範囲内に、実際に氷の形成が発
達し、既に存在する氷被覆層が冷却が進行するとここで
も増大する。この種の炭酸飽和ストレージタンクの運転
の際の問題は、少なくとも炭酸水の場合、この炭酸水が
通常に適用される不断の熱奪取の際に氷の形成がはじま
ることなしに、一般的な凍結温度以下に冷却されること
が観察された。この場合、熱の流れおよび対流によって
ストレージタンク内でほぼ全範囲にわたり、本来の氷点
以下の温度値が生じることがあり、凍結過程が制御不能
に任意の個所でまたはゼリー形成の形で広範囲にわたり
同時に生じうる結果となる。それにより、所望の意図す
る氷の形成が冷却系の冷却蛇管の近接範囲における周壁
に起きないか、または不利に遅れてはじめて実現するこ
とができる。
【0005】
【考案が解決しようとする課題】ところで本考案の課題
は、ストレージタンク内のこの制御不能な氷の形成に有
効に、しかもできるだけ僅かな費用で対処することであ
る。
は、ストレージタンク内のこの制御不能な氷の形成に有
効に、しかもできるだけ僅かな費用で対処することであ
る。
【0006】
【課題を解決するための手段】この課題に考慮される、
冷却されたストレージタンク中で炭酸水を製造するため
水をCO2ガスで富化する装置は、本考案によれば、冷
却循環路の冷却管により当接されるストレージタンクの
周壁の範囲内に、意図する局所的かつそれ以外の範囲に
比して優先的に氷を形成するための手段が講じられてい
ることを特徴とする。
冷却されたストレージタンク中で炭酸水を製造するため
水をCO2ガスで富化する装置は、本考案によれば、冷
却循環路の冷却管により当接されるストレージタンクの
周壁の範囲内に、意図する局所的かつそれ以外の範囲に
比して優先的に氷を形成するための手段が講じられてい
ることを特徴とする。
【0007】ストレージタンク内で、その冷却管の近接
範囲内に、望ましい局所的に氷を形成するための手段と
して、本考案による装置の望ましい1構成によれば、ス
トレージタンク内容物用のポケットが分離されていて、
該ポケットは流動が僅かであるかまたは流動がなく、ス
トレージタンク内部に向って開いている。この分離され
たポケットは100mm3よりも小さく、10mm3よ
りも小さく構成するのが有利である。
範囲内に、望ましい局所的に氷を形成するための手段と
して、本考案による装置の望ましい1構成によれば、ス
トレージタンク内容物用のポケットが分離されていて、
該ポケットは流動が僅かであるかまたは流動がなく、ス
トレージタンク内部に向って開いている。この分離され
たポケットは100mm3よりも小さく、10mm3よ
りも小さく構成するのが有利である。
【0008】ストレージタンク内部から流動技術的に分
離されたポケットの形のこの望ましい構成は、たとえば
ストレージタンクの周壁上に冷却管の範囲に装着された
管によって実現可能である。極めて有利な手段は、2つ
の冷却管のターンの間で外方へ向けられた、ストレージ
タンクの周壁の押込み部およびこの押込み部をストレー
ジタンク内部に対して十分に被覆するシートバーにより
形成されるようにしても与えられる。部分的に氷を優先
的に形成するもう1つの望ましい手段は、ストレージタ
ンクの周壁を少なくとも部分的に、望ましくは冷却管に
より当接される上方範囲がストレージタンクの内部に比
して凹凸がつけられていて、その他はストレージタンク
の下方範囲が平滑に構成されていることによって実現す
ることができる。
離されたポケットの形のこの望ましい構成は、たとえば
ストレージタンクの周壁上に冷却管の範囲に装着された
管によって実現可能である。極めて有利な手段は、2つ
の冷却管のターンの間で外方へ向けられた、ストレージ
タンクの周壁の押込み部およびこの押込み部をストレー
ジタンク内部に対して十分に被覆するシートバーにより
形成されるようにしても与えられる。部分的に氷を優先
的に形成するもう1つの望ましい手段は、ストレージタ
ンクの周壁を少なくとも部分的に、望ましくは冷却管に
より当接される上方範囲がストレージタンクの内部に比
して凹凸がつけられていて、その他はストレージタンク
の下方範囲が平滑に構成されていることによって実現す
ることができる。
【0009】本考案による手段により、氷形成のための
結晶点が部分的に限られた範囲内に設定され、その結晶
点から所望の氷被覆層の形成が水が相応に冷たい場合望
みどおりに形成することになる。さもないときは、周壁
の部分的過冷却は実現するのが困難である。それという
のも周壁における熱伝導および液体中での熱伝導、殊に
対流によってこのような差異は、かなりの費用をかけた
としてもほとんど有効にすることができないからであ
る。しかし、全液体から小量の液体を分離することによ
り、この比較的小さくかつ流動技術的に鎮静化ポケット
内で意図される優先的な氷の形成が実現し、氷の形成は
この分離されたポケットの小さい開放個所からストレー
ジタンク中へ伝播する。この点で、望ましい構成により
分離された小さいポケットはとくに有用かつ有効である
が、ストレージタンク周壁を冷却管の範囲内で他の平滑
な周壁に比して部分的な凹凸化部は、この範囲内で水の
対流が阻止されているために、所望方向に有効な寄与を
もらす。
結晶点が部分的に限られた範囲内に設定され、その結晶
点から所望の氷被覆層の形成が水が相応に冷たい場合望
みどおりに形成することになる。さもないときは、周壁
の部分的過冷却は実現するのが困難である。それという
のも周壁における熱伝導および液体中での熱伝導、殊に
対流によってこのような差異は、かなりの費用をかけた
としてもほとんど有効にすることができないからであ
る。しかし、全液体から小量の液体を分離することによ
り、この比較的小さくかつ流動技術的に鎮静化ポケット
内で意図される優先的な氷の形成が実現し、氷の形成は
この分離されたポケットの小さい開放個所からストレー
ジタンク中へ伝播する。この点で、望ましい構成により
分離された小さいポケットはとくに有用かつ有効である
が、ストレージタンク周壁を冷却管の範囲内で他の平滑
な周壁に比して部分的な凹凸化部は、この範囲内で水の
対流が阻止されているために、所望方向に有効な寄与を
もらす。
【0010】
【実施例】次に本考案を、図面に変更形で示した実施例
につき説明する。
につき説明する。
【0011】図1は外側から冷却蛇管によって冷却され
るストレージタンクを示し、図2aないし図2dは局所
的な望ましい氷結晶化のための変更形を示す。
るストレージタンクを示し、図2aないし図2dは局所
的な望ましい氷結晶化のための変更形を示す。
【0012】図1に示したようなストレージタンク1
は、炭酸水または場合により通常の水に相応する濃縮液
を混入することにより清涼飲料を調製するための装置中
に据付けるのに適当でありかつ定められている。供給管
2により、ストレージタンク1に必要に応じ清水が供給
され、供給管3によりCO2ガスが供給される。図示さ
れてない出口管により、清涼飲料を調製するのに十分に
ストレージタンク1中で炭酸飽和され、冷却された水が
少量宛取出される。十分な炭酸飽和は、少なくとも電動
モータ4により駆動される循環ポンプ5によって支持さ
れて行なわれ、循環ポンプはストレージタンク1の頭部
範囲6からそこに存在するCO2ガスを吸込み管7によ
り吸込んで、循環ポンプ5の高さで、ストックされた水
に混入する。その際、このCO2ガスは十分水8に溶解
する。
は、炭酸水または場合により通常の水に相応する濃縮液
を混入することにより清涼飲料を調製するための装置中
に据付けるのに適当でありかつ定められている。供給管
2により、ストレージタンク1に必要に応じ清水が供給
され、供給管3によりCO2ガスが供給される。図示さ
れてない出口管により、清涼飲料を調製するのに十分に
ストレージタンク1中で炭酸飽和され、冷却された水が
少量宛取出される。十分な炭酸飽和は、少なくとも電動
モータ4により駆動される循環ポンプ5によって支持さ
れて行なわれ、循環ポンプはストレージタンク1の頭部
範囲6からそこに存在するCO2ガスを吸込み管7によ
り吸込んで、循環ポンプ5の高さで、ストックされた水
に混入する。その際、このCO2ガスは十分水8に溶解
する。
【0013】水ストックの冷却は、図示されてない冷却
系の蒸発蛇管9により、しかもストレージタンク1の内
部で、ストレージタンクの周壁に良熱伝導的に接してい
る蒸発蛇管9の範囲内に氷被覆層10が形成するように
行なわれる。この氷被覆層10の厚さは氷センサ11に
より監視され、該センサから冷凍循環路、それにより冷
凍能力が制御される。氷被覆層10により氷点の近くの
非常に一定の水温度が生じ、ストレージタンクからの冷
たい水の送出の際およびストレージタンク中へ温かい水
を補給する際に冷凍ポテンシャルを生じる。
系の蒸発蛇管9により、しかもストレージタンク1の内
部で、ストレージタンクの周壁に良熱伝導的に接してい
る蒸発蛇管9の範囲内に氷被覆層10が形成するように
行なわれる。この氷被覆層10の厚さは氷センサ11に
より監視され、該センサから冷凍循環路、それにより冷
凍能力が制御される。氷被覆層10により氷点の近くの
非常に一定の水温度が生じ、ストレージタンクからの冷
たい水の送出の際およびストレージタンク中へ温かい水
を補給する際に冷凍ポテンシャルを生じる。
【0014】氷被覆層10の最初の形成を意図的に惹起
するために、ストレージタンク1の周壁に良熱伝導的に
接する蒸発管9の最下方のターンの範囲内にポケットが
ストレージタンクの内部へは実際に開いているが、そこ
に存在する水に流動技術的に鎮静作用をするように配置
されている。
するために、ストレージタンク1の周壁に良熱伝導的に
接する蒸発管9の最下方のターンの範囲内にポケットが
ストレージタンクの内部へは実際に開いているが、そこ
に存在する水に流動技術的に鎮静作用をするように配置
されている。
【0015】図2aは、この空間を、ストレージタンク
1の周壁上に、蒸発管9のターンに対して直角に装着さ
れている小さい管13の内部よりも若干拡大して示す。
この空間12中に水を氷点以下に冷却する際そこに望ま
しくは氷が形成し、この場合に水が過冷却されるとこの
結晶化個所から氷被覆層が比較的迅速かつ衝撃的に、残
りの蒸発管9により取巻かれている周壁において広が
る。これに比して、ストレージタンク1内のその他の範
囲は氷不在のままである。ポケット12によるこの結晶
化個所の上方に、水の密度特性に基づき、強い過冷却が
見出されるので、氷の形成は上方へスムースに発達す
る。
1の周壁上に、蒸発管9のターンに対して直角に装着さ
れている小さい管13の内部よりも若干拡大して示す。
この空間12中に水を氷点以下に冷却する際そこに望ま
しくは氷が形成し、この場合に水が過冷却されるとこの
結晶化個所から氷被覆層が比較的迅速かつ衝撃的に、残
りの蒸発管9により取巻かれている周壁において広が
る。これに比して、ストレージタンク1内のその他の範
囲は氷不在のままである。ポケット12によるこの結晶
化個所の上方に、水の密度特性に基づき、強い過冷却が
見出されるので、氷の形成は上方へスムースに発達す
る。
【0016】図2bは、ストレージタンク1の内部に対
してなお強く閉じたポケットを示し、該チャンバはたん
にそれを取囲む部材によりストレージタンク内部とは2
つの小さな孔13を介して結合しているにすぎない。こ
れにより、このポケットは確実に水で満たされ、氷結晶
は概して妨げられずに外方へ発達することができる。
してなお強く閉じたポケットを示し、該チャンバはたん
にそれを取囲む部材によりストレージタンク内部とは2
つの小さな孔13を介して結合しているにすぎない。こ
れにより、このポケットは確実に水で満たされ、氷結晶
は概して妨げられずに外方へ発達することができる。
【0017】図2cは、ポケットがストレージタンク1
の周壁中、蒸発管の2つのターンの間の湾入部によって
実現され、この湾入部が2つの小さい穿孔18を有する
被覆板17によって覆われている限りにおいて、分離さ
れ、氷結晶化形成に役立つポケット12″構成の変更形
を示す。
の周壁中、蒸発管の2つのターンの間の湾入部によって
実現され、この湾入部が2つの小さい穿孔18を有する
被覆板17によって覆われている限りにおいて、分離さ
れ、氷結晶化形成に役立つポケット12″構成の変更形
を示す。
【0018】図2dは、同様に、ストレージタンク内部
に対しては開いているが、ストレージタンク1の周壁上
に、蒸発管9の1つのターンに比して相応に装着された
球欠19を有する、流動技術的に鎮静化ポケット1
2″′を実現するための可能な1つの手段を示す。この
場合、閉じられたチャンバ12中へストレージタンクの
液体が侵入することができ、ここに氷が形成するまでと
どまることが確保されていなければならない。
に対しては開いているが、ストレージタンク1の周壁上
に、蒸発管9の1つのターンに比して相応に装着された
球欠19を有する、流動技術的に鎮静化ポケット1
2″′を実現するための可能な1つの手段を示す。この
場合、閉じられたチャンバ12中へストレージタンクの
液体が侵入することができ、ここに氷が形成するまでと
どまることが確保されていなければならない。
【図1】外側から冷却蛇管によって冷却されるストレー
ジタンクを示す。
ジタンクを示す。
【図2】局所的に望ましい氷結晶化のための変更形を示
す。
す。
1 ストレージタンク、 2 供給管、 3 供給管、
4 電動モータ、5 循環ポンプ、 6 頭部範囲、
7 吸い込み管、 8 水、 9 蒸発蛇管、 10
氷被覆層、 11 氷センサ、 12 ポケット
4 電動モータ、5 循環ポンプ、 6 頭部範囲、
7 吸い込み管、 8 水、 9 蒸発蛇管、 10
氷被覆層、 11 氷センサ、 12 ポケット
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フロントページの続き
(72)考案者 ベルンハルト ブーハー
ドイツ連邦共和国 D−76327 プフィ
ンツタール ツィンマーシュトラーセ
2
(72)考案者 ライモント ガター
ドイツ連邦共和国 D−75015 ブレッ
テン メリアンシュトラーセ 4
(56)参考文献 特開 昭57−90564(JP,A)
欧州特許出願公開471343(EP,A
1)
(58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名)
B01F 1/00
F25C 1/00
Claims (13)
- 【請求項1】 炭酸水を製造するために清水とCO2ガ
スとを混合する装置において、 冷水を保持するための、熱伝導性の側壁を有する水スト
レージタンク、前記側壁の、および前記側壁による熱伝達により 前記の
ストレージタンク中の水を冷却し、かつ前記側壁の内側
表面上に氷被覆層を形成するための前記側壁の上部の周
囲に配置された一連の冷却蛇管、 ストレージタンク内でCO2ガスと水とを混合し、かつ
このことにより炭酸水を形成するためにストレージタン
ク内に配置された循環ポンプ、および ストレージタンク内で分離された比較的小さな結晶化空
間を形成するためのストレージタンクの前記側壁の内側
表面上の前記の一連の冷却蛇管の最下部の蛇管に隣接し
て配置された手段を有し、その際、該手段は前記の結晶
化空間での水の結晶化を開始するためにその中で水の流
れを阻止し、次いで前記の一連の冷却蛇管によりもたら
された冷却効果の結果として、該手段上で結晶化は上方
へ拡大し、前記の氷被覆層がストレージタンクの前記側
壁の内側表面の上部にわたって形成されることを特徴と
する、炭酸水を製造するために清水とCO2ガスとを混
合する装置。 - 【請求項2】 前記の手段が前記の一連の冷却蛇管に近
接したストレージタンクの前記側壁の内側表面の凹凸が
付けられた領域を有する、請求項1記載の装置。 - 【請求項3】 前記の空間が100mm3よりも小さい
ことを特徴とする、請求項1記載の装置。 - 【請求項4】 前記の空間が10mm3よりも小さいこ
とを特徴とする、請求項1記載の装置。 - 【請求項5】 前記の手段がストレージタンクの前記側
壁の内側表面上に装備された、開放端を有する1つの管
を有することを特徴とする、請求項1記載の装置。 - 【請求項6】 前記の手段が、前記の一連の冷却蛇管の
最下方の蛇管に隣接するストレージタンクの前記側壁の
内側表面に対して垂直に装備された、比較的短い管から
なることを特徴とする、請求項1記載の装置。 - 【請求項7】 前記の手段が、分離された比較的小さな
結晶化空間を形成する複数の壁を有する構造を有し、前
記の壁の少なくとも1つは前記空間とタンクの内部とを
連絡する少なくとも1つのポケットを有することを特徴
とする、請求項1記載の装置。 - 【請求項8】 前記の複数の壁が前記の側壁である、請
求項7記載の装置。 - 【請求項9】 前記の構造が一般に方形の横断面を有す
ることを特徴とする、請求項7記載の装置。 - 【請求項10】 前記の手段が、前記の一連の冷却蛇管
の2つの蛇管の間で前記の側壁の外方へ向けられた湾入
部と、前記の湾入部を覆う、少なくとも1つの開口部を
その上に有する被覆部材とを有することを特徴とする、
請求項7記載の装置。 - 【請求項11】 前記の被覆部材が一般に平坦な被覆部
材である、請求項10記載の装置。 - 【請求項12】 前記の手段が、ストレージタンクの前
記側壁の内側表面上に装備された、内方に突出している
曲線状の球欠部材を有することを特徴とする、請求項1
記載の装置。 - 【請求項13】 前記の球欠部材がその少なくとも一端
で開放されていることを特徴とする、請求項12記載の
装置。
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