JP2607706Y2 - バッテリ式トーイングトラクタの牽引装置 - Google Patents
バッテリ式トーイングトラクタの牽引装置Info
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- JP2607706Y2 JP2607706Y2 JP1993042720U JP4272093U JP2607706Y2 JP 2607706 Y2 JP2607706 Y2 JP 2607706Y2 JP 1993042720 U JP1993042720 U JP 1993042720U JP 4272093 U JP4272093 U JP 4272093U JP 2607706 Y2 JP2607706 Y2 JP 2607706Y2
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Description
止めを施したバッテリ式トーイングトラクタの牽引装置
に関する。
しては、図9に示すようなものが挙げられる。図のごと
く、トーイングトラクタ50は、車体の後部に荷車(図
示せず)を連結し得る牽引装置51を具えるとともに、
バッテリを収納したバッテリケース52をシャシに載置
している。
たプレート53と、該プレート53に挿入しうるドロー
バーピン54とから構成されている。
うな構成では、牽引装置3に荷車を連結している際、路
面や荷車からの衝撃で前記ドローバーピン54がプレー
ト53から上方に抜け出ると、荷車が暴走してしまうと
いう危険な問題がある。
ので、その目的は、外力の影響によってはドローバーピ
ンがプレートから抜け出ることがなく、その反面、運転
者の操作によっては容易にドローバーピンをプレートか
ら抜け出し得るバッテリ式トーイングトラクタの牽引装
置を提供することにある。
数のバッテリセルを収納したバッテリケースを載置し、
かつ該バッテリケースを軸中心に開閉可能に覆うバッテ
リカバーとを具えたバッテリ式トーイングトラクタにお
いて、前記バッテリカバーに操作レバーを軸中心に揺動
可能に支持し、該操作レバーと共に回動する第1レバー
と、該第1レバーに回動自在に連結されたリンクと、一
端が前記リンクに他端がドローバーピンに夫々回動自在
に連結されかつ下方に向けて突出し、ドローバーピンを
支持するプレートに係合しうる爪部を有する第2レバー
とからなり、前記第2レバーとリンクとの枢支点を、前
記第2レバーとドローバーピンとの枢支点の垂直上方よ
りも爪部側に偏寄させてなるバッテリ式トーイングトラ
クタの牽引装置である。
づき説明する。図1にはバッテリ式トーイングトラクタ
1を示し、その車体1Aの後方には、後輪6が回動可能
に支持されるとともに車体1Aの後端部には、荷車を連
結し得る牽引装置3を具える。
たバッテリケース2が載置され、その上面はブラケット
8に開閉可能に支承されたバッテリカバー7にて覆わ
れ、しかもバッテリカバー7には運転席55と、牽引装
置3を操作するための操作レバー4が取り付けられる。
すごとく、車体前方側の前板11と、左右の横板14、
14と、車体後方側に分割して配される後板12、12
と、後方中央部の凹所部材25、連結板26及びこれら
に溶着される底板41とからなるほぼ箱体形状をなす。
14に夫々内側に向けて突出する仕切板15、15を前
後に固着し、これらを継ぎ板16にて連結している。
尚、左右の継ぎ板16、16の間にはバッテリケース2
の剛性を向上させるべく中間材22が架設されている。
板14で囲まれた収納部21には、前記底板41よりも
上方位置で遮蔽板19がほぼ水平状態に固着されるとと
もに、遮蔽板19の下面部分は、後輪6を収納し得るよ
う底板41を切り欠いてタイヤハウス20を構成する。
尚、横板14の下端部も、切り欠き部18が形成されて
いる。
の走行中に後輪6から埃が巻き上げられても、前後方向
の仕切板15、上方向の遮蔽板19、横方向の継ぎ板1
6によってバッテリケース2内に侵入することを防止で
きる。一方、遮蔽板19の上部空間である収納部21
は、バッテリ式トーイングトラクタ1の保守点検等に用
いる工具類などを収納し得る。
切板15と後板12との間の空所A、B、C及びDはそ
れぞれバッテリセル9を分散収納し得る空間として利用
することができる。尚、本例では図3に示すごとく、前
記空所A、B、C及びDには、バッテリセル9の方向を
通常の並びとは逆の方向で配列しているものを例示する
が、これに限定されるものではない。
部材17が固着されると共に、バッテリケース2を吊り
上げるための孔23、24が貫通形成される。従って、
バッテリセル9を交換する際には、図7に例示するごと
く、バッテリカバー7を開き、前記孔23、24に吊り
具58を係止して、上方に引き上げるのみで交換を行い
得る。
図6に基づき説明する。図4乃至図6は、図3における
A−A断面であり、牽引装置3は、車体1Aに固着され
たプレート35A、35B、35Cに係合するドローバ
ーピン34と、該ドローバーピン34の抜き差しを操作
する操作レバー4とから構成される。
後端よりに固着された支持片30にて揺動可能に支承さ
れている。操作レバー4には、これと一体に揺動しうる
第1レバー31が固着され、該第1レバー31には、リ
ンク32が回動自在に連結されている。
ピン40にて回動自在に連結されるとともに、第2レバ
ー33の他端はドローバーピン34のヘッド部34Aに
ピン39にて連結されている。尚、ピン39と、ピン4
0とはドローバーピン34の最下降状態において後述す
る爪部38側へ水平方向距離にSだけオフセットが設け
られている。なお、リンク32は、チェーンや、ロープ
等の索道体でも代用しうる。
が延出形成されており、プレート35Aの上面に固着さ
れた係合部材37のフランジ37Aに係合するごとく構
成されている。従って、荷車(図示せず)が牽引装置3
に連結している時に、何らかの衝撃でドローバーピン3
4を上方に押し上げる力が作用した場合でも、第2レバ
ー33の爪部38と、係合部材37のフランジ37Aと
が係合してドローバーピン34が上方に抜け出るのを防
止できる。
に傾動させると、図5に示す如く、第1レバー31の揺
動に伴い、第1レバー31と連結されているリンク32
が持ち上げられる。即ち、第2レバー33がピン39を
支点として図において反時計回りに回動する。これによ
り、第2レバー33の爪部38と、係合部材37のフラ
ンジ37Aとの係合が解除される。なお、第2レバー3
3に形成された爪部38の形状は、第2レバー33がピ
ン39を支点として図において反時計回りに回動した場
合に、係合部材37のフランジ37Aに接触しないよう
に設計されている。
6に示す如く、ドローバーピン34は、ほぼプレート3
5Aの位置まで持ち上げられ、荷車との連結、解除が行
える。尚、前記第1レバー31、第2レバー33等は、
バッテリケース2に形成した凹所13のスペースを利用
して設けているため、運転席からの視認性が良く、操作
性が向上する。また、ドローバーピン34が完全にプレ
ート34Aから抜け出ると、再度挿入するのが困難なた
め、操作レバー4の傾動角度を所定範囲に制限するスト
ッパ(図示せず)を設けても良い。
は、バッテリカバー7をピン28を支点として開くこと
により、容易に行うことができる。
路面や荷車等からによる外力の影響によってはドローバ
ーピンがプレートから抜け出ることがなく、その反面、
運転者の操作によっては容易にドローバーピンをプレー
トから抜け出し得る牽引装置を提供でき、安全性を増す
とともに、作業性を向上しうる。
ラクタの側面図である。
断面図である。
断面図である。
断面図である。
図3におけるA−A断面図である。
図である。
るための側面図である。
Claims (1)
- 【請求項1】車体後部に複数のバッテリセルを収納した
バッテリケースを載置し、かつ該バッテリケースを軸中
心に開閉可能に覆うバッテリカバーとを具えたバッテリ
式トーイングトラクタにおいて、前記バッテリカバーに
操作レバーを軸中心に揺動可能に支持し、該操作レバー
と共に回動する第1レバーと、該第1レバーに回動自在
に連結されたリンクと、一端が前記リンクに他端がドロ
ーバーピンに夫々回動自在に連結されかつ下方に向けて
突出し、ドローバーピンを支持するプレートに係合しう
る爪部を有する第2レバーとからなり、前記第2レバー
とリンクとの枢支点を、前記第2レバーとドローバーピ
ンとの枢支点の垂直上方よりも爪部側に偏寄させてなる
バッテリ式トーイングトラクタの牽引装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1993042720U JP2607706Y2 (ja) | 1993-07-07 | 1993-07-07 | バッテリ式トーイングトラクタの牽引装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1993042720U JP2607706Y2 (ja) | 1993-07-07 | 1993-07-07 | バッテリ式トーイングトラクタの牽引装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH078008U JPH078008U (ja) | 1995-02-03 |
JP2607706Y2 true JP2607706Y2 (ja) | 2002-07-08 |
Family
ID=12643911
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1993042720U Expired - Lifetime JP2607706Y2 (ja) | 1993-07-07 | 1993-07-07 | バッテリ式トーイングトラクタの牽引装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2607706Y2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP4710533B2 (ja) * | 2005-10-07 | 2011-06-29 | 株式会社豊田自動織機 | 牽引車両のドローバー装置 |
-
1993
- 1993-07-07 JP JP1993042720U patent/JP2607706Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH078008U (ja) | 1995-02-03 |
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