JP2607510B2 - 電子時計構造 - Google Patents

電子時計構造

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JP2607510B2
JP2607510B2 JP62080730A JP8073087A JP2607510B2 JP 2607510 B2 JP2607510 B2 JP 2607510B2 JP 62080730 A JP62080730 A JP 62080730A JP 8073087 A JP8073087 A JP 8073087A JP 2607510 B2 JP2607510 B2 JP 2607510B2
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泰夫 神山
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    • HELECTRICITY
    • H05ELECTRIC TECHNIQUES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • H05KPRINTED CIRCUITS; CASINGS OR CONSTRUCTIONAL DETAILS OF ELECTRIC APPARATUS; MANUFACTURE OF ASSEMBLAGES OF ELECTRICAL COMPONENTS
    • H05K3/00Apparatus or processes for manufacturing printed circuits
    • H05K3/22Secondary treatment of printed circuits
    • H05K3/28Applying non-metallic protective coatings
    • H05K3/284Applying non-metallic protective coatings for encapsulating mounted components

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  • Electric Clocks (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は時計の防塵・防汗あるいは防水構造に関す
る。
〔従来の技術〕
時計、殊に懐中時計又は腕時計の防塵・防汗又は防水
のために種々の構造が工夫されて来た。最も一般的な構
造は要所にパッキン(Oリング)を用いて締結するもの
である。また電子部品の実装に用いられる樹脂封止技術
を拡大適用して、電子時計の部品とケース、更にはバン
ドまでを一体的に樹脂で封入・実装しようとした特公昭
55−48268号あるいは特公昭57−31114号に開示された技
術の如き提案もされている。
〔発明が解決しようとする問題点〕
パッキンを用いる構造の場合、風防、裏蓋あるいはス
イッチの可動部分等すべての接合箇所や摺動箇所を個別
にシールせねばならぬため、ネジ等締結用部品まで含め
た部品点数が多くなりケースの構造も複雑にならざるを
得なかった。また樹脂封止応用実装構造の場合は実装工
数がかなりかからざるを得ず、最終歩留りも十分高くす
ることが困難である。かような理由のためいずれの従来
技術においても完成時計のコスト低減には限界があっ
た。本発明においてはこれらの欠点を解消し、少数の部
品と簡略な手法とを用いて簡素にして確実性のある、コ
スト的にも極めて低廉化が可能な防塵・防汗あるいは防
水のための時計構造を提供することを目的とする。
〔問題点を解決するための手段〕
従来から、塩化ビニールあるいはオレフィン等の合成
樹脂材を延伸状態でチューブ状又はシート状に加工し、
これを保護被覆を要する物品にゆるくかぶせてから数10
℃以上に加熱すると数10%も収縮して物品の表面を密着
状態で覆う、いわゆる熱収縮性樹脂膜があり、食品の包
装、電線の束ね、竹芋等の耐久性向上等に広く適用され
ており、外観も無色透明なものから着色不透明なものま
で種々商品化されている。本発明においてはこの熱収縮
性樹脂膜で時計を被覆することによって前記目的を達成
する手段とする。更に詳しくは以下のような構成とす
る。
表示窓、エレメント収納部等を樹脂により一体成形し
た基体に電子時計を構成する各エレメントを収納した状
態にて前記基体を熱収縮性樹脂膜にて被覆したことを特
徴とする。
〔実施例〕
第2図は本発明に於ける電子時計の平面図であり、電
子時計1は表示窓2a、ボタン穴2b等を樹脂により一体成
形した基体2に、表示装置3、操作ボタン4等のエレメ
ントを収納した状態にて前記基体2に熱収縮性樹脂チュ
ーブをかぶせ、これを加熱して収縮させることにより基
体2の全体を密封して電子時計1を完成させたものであ
る。
第1図は第2図に示す電子時計1の断面図であり前記
基体2には、さらに電池収納部2c、エレメント収納部2d
や、裏蓋係止部2e、バンド係止部2f等が形成されてい
る。
5は回路基板であり、該回路基板5にはICチップ6水
晶振動子7等の電子回路エレメントが実装されるととも
に各接続パターンが形成されている。
10は樹脂製の裏蓋であり係止部10aと振動板取付用の
穴部10b、段部10c、土手部10dが形成されている。11は
ブザー用の振動板であり、中央部には圧電素子12が接着
されていて前記裏蓋10の段部10cに装着された状態に於
いて、圧電素子12が穴10の中に位置するようになってい
る。14、15は前記表示装置3を回路基板5に形成された
駆動用電極に接続するためのコネクタ、16は電池、19、
20は、バンド、21は電子時計1の全体を気密的に被覆し
ている熱収縮性の樹脂膜である。
次に上記構成を有する電子時計1の製造工程を説明す
る。
まず樹脂成形された基体2を表示窓2aを下向きにして
配置し、表示装置3を表示窓2aの部分に、操作ボタン4
をボタン穴2bに、電池16を電池収納部2cに各々落とし込
む。次にコネクタ14、15を入れ、その上から電子エレメ
ントが実装された回路基板5をかぶせた後に裏蓋10を基
体2の裏蓋係止部2aに係止させ、さらに裏蓋10の段部10
cに振動板11を落し込むことによって電子時計1の基本
構成が完成し、最後にバンド係止部2fにバンド19、20を
係止させる事により腕時計が完成する。
さらにこの電子時計1に第3図に示す熱収縮性の樹脂
膜21のチューブを被せ、一定温度にて加熱収縮させるこ
とによって各エレメント間の圧接保持と気密保護を同時
に行い、さらにバンドの固定を行う。
又前記樹脂膜21には第3図に示すごとく透明な表示窓
部21aを除いた部分は、ファッショナブルなカラー印刷
が施されて見切り枠が形成されるとともに、ボタン位置
マーク21bが各々樹脂膜21の収縮率を見込んだ位置に印
刷されている。
そして、この樹脂膜21のチューブを前記電子時計1に
対して治具により位置決めした状態にて被せ、一定の温
度条件にて熱収縮させることによって第2図に示すごと
く見切り効果をもたせることが出来る。さらに前記振動
板11が樹脂膜21の熱収縮によって裏蓋10の段部10cに押
付けられることにより圧電素子12が回路基板5に設けら
れたブザー接点に圧接され、アラーム機能等に使用され
る圧電式ブザーが構成される。さらに裏蓋10に設けられ
た土手部10dは電子時計1を腕に装着した状態に於いて
前記振動板11と腕との間に間隙を生じさせることによっ
て圧電式ブザーの音響効果を妨げないために設けられて
いる。この結果表示装置3は表示窓2aの透明部より目視
が可能となり、又操作ボタン4は樹脂膜21の上部より操
作されることによってボタン穴2b内を移動してスイッチ
動作行い、さらにバンド19、20はバンド係止部2fに仮固
定された状態にて樹脂膜21の熱収縮により基体2に一体
化される。
第4図は本発明に於ける電子時計の他の実施例を示す
断面図であり第1図と同一部材には同一番号を付し説明
を省略する。
すなわち第4図に示す電子時計30は前記電子時計1の
構成から裏蓋10を省略し、回路基板5と電池16を樹脂膜
21の熱収縮力によって直接基体31に圧接保持したもので
ある。
そして前記振動板11を基体31の上面側に設けられた段
部31aに落し込み、凹部31bに位置した圧電素子12を貫通
孔31c内に配設されたコネクタ32によって前記回路基板
5に設けられたブザー駆動電極に接続することによって
圧電ブザーを構成してしる。
尚上記実施例に於いては、デジタル電子時計の構成を
開示したが本発明の技術はこれに限定されるものではな
く表示装置3に代えて運針表示装置を用いることにより
指針式電子時計を構成出来ることは当然である。
〔発明の効果〕
上記のごとく本発明によれば、エレメント位置決めと
収納機能を有する樹脂基体にエレメントを収納した状態
にて熱収縮性の樹脂膜を被覆するだけで気密性の高い電
子時計を完成させることで、操作ボタンの防水性を容易
に達成することが出来るとともに、樹脂基体に対するバ
ンドの取付け構造を単純化することが出来るため、モジ
ュール組立から外装付け迄の一貫した自動組立ラインを
使用することが可能となり、又従来、廉価時計に於いて
は困難とされていた防汗機能を備えた電子時計を極めて
低コストにて生産することが可能となる。
【図面の簡単な説明】
図面はいずれも本発明電子時計の実施例であり、第1
図、第4図は断面図、第2図は平面図、第3図は、樹脂
膜の平面図である。 1、30……電子時計、 2、31……基体、 21……樹脂膜。
フロントページの続き (56)参考文献 実開 昭54−85375(JP,U) 実開 昭53−25371(JP,U) 特公 昭55−48268(JP,B2) 実公 昭59−41673(JP,Y2)

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】表示窓、操作ボタンを収納するボタン穴、
    エレメント収納部等を有する基体を樹脂により一体成形
    し、前記基体の表示窓の部分に表示装置を、ボタン穴に
    操作ボタンを、さらに他の電子時計を構成する各エレメ
    ントを各エレメント収納部に収納した状態にて、前記基
    体を熱収縮性樹脂膜にて被覆して成り、前記操作ボタン
    は前記熱収縮性樹脂膜上より操作される事により、前記
    ボタン穴内を移動してスイッチ動作を行うことを特徴と
    する電子時計構造。
  2. 【請求項2】前記基体を被覆してなる熱収縮性樹脂膜は
    前記基体の表示窓に対応した部分に透明な表示窓部を形
    成するとともに、前記表示窓部を除いた部分にカラー印
    刷等による見切り枠が形成されている請求項1記載の電
    子時計構造。
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JPS5548268A (en) * 1978-09-30 1980-04-05 Pentel Kk Solid writing material
JPS5941673U (ja) * 1982-09-11 1984-03-17 株式会社デンソー 点火ケ−ブル付きデイストリビユ−タキヤツプ

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