JP2524274B2 - 太陽電池付時計 - Google Patents

太陽電池付時計

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JP2524274B2
JP2524274B2 JP4006398A JP639892A JP2524274B2 JP 2524274 B2 JP2524274 B2 JP 2524274B2 JP 4006398 A JP4006398 A JP 4006398A JP 639892 A JP639892 A JP 639892A JP 2524274 B2 JP2524274 B2 JP 2524274B2
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岳秀 山田
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、風防ガラスと太陽電池
が重ねられて配置された太陽電池付時計の構造に関し、
特に詳しくは、この二つの構成部品の間に印刷やシール
による空隙を設ける事により、ニュートンリングやぬれ
現象を防止し外観向上を図り、さらに印刷やシールパタ
ーンの形状を変える事により、デザインバラエティのあ
る太陽電池付時計に関するものである。
【0002】
【従来の技術】図3は、表示手段に液晶を用いた全電式
太陽電池付時計の従来例を示す断面図であり、携帯時計
の場合を例に説明する。1は風防ガラス、3は太陽電
池、4は液晶表示による表示パネルである。5は胴であ
り、風防ガラス1及び裏ブタ6が取りつけられる。7は
基板でありIC8を搭載している。9はリードバネで、
太陽電池3の出力を導通する。10はコネクターで、I
C8からの信号を表示パネル4に導く、前記太陽電池
は、風防ガラス1とギャップGを保ち胴5に接着等で固
定されている。風防ガラス1は、薄型化や構造の簡易化
を図るため胴5に溶着等で固定されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、前述の従来技
術では、次の様な問題点が生ずる。
【0004】風防ガラスを胴に固定する際に生ずる加工
歪などにより、風防ガラスがそり、太陽電池と接触す
る。又、大気圧の変化により風防ガラスの中心付近がた
わみ、太陽電池と風防ガラスがさらに接触する事が発生
する。この両者が接触した場合、接触部を中心に干渉じ
ま(ニュートンリング)やぬれ現象が起り外観を非常に
悪くする。さらに、胴に固定された太陽電池は、リード
バネの反力により、長期間のうちにはうきあがり風防ガ
ラスと接触する事が予測される。
【0005】そこで、本発明は上記のような問題点を解
決するためになされたもので、風防ガラスが太陽電池に
接触するような環境におかれた場合であっても、干渉じ
まやぬれ現象の起きない太陽電池付時計の構造と同時
に、薄型化の構造を提供することを目的とするものであ
る。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明に係る太陽電池時
計は、一次電源の太陽電池を内蔵する太陽電池時計にお
いて、胴に固定した風防ガラスと、この風防ガラスと平
面的に重なるように胴の内側に配置した太陽電池と、こ
の太陽電池と風防ガラスとの間の中央領域と周辺部領域
とを含む複数個所に設置され、印刷又はシールで形成し
たスペース部材とを有し、太陽電池がスペース部材を介
して風防ガラスに押し当てられた組立て構成において形
成された光干渉防止用の空隙を有するとともに、スペー
ス部材が透光性材料からなり、かつその厚さが可視光の
波長より厚くしたものである。
【0007】
【作用】本発明の上記構成によれば、風防ガラスと太陽
電池との間の中央領域と周辺部領域とに、透明でその厚
さが可視光の波長より厚く設けられた印刷・シール等に
よって形成された空隙があるため、何等かの理由で風防
ガラスと太陽電池とが接触しても、干渉じまやぬれ現象
が発生しない。また、印刷面・シール面が太陽電池と接
触しても、外からの光によって干渉じまやぬれ現象は発
生しない。
【0008】
【実施例】図1は、本発明の一実施例を示す断面図であ
る。風防ガラス1の内面には、内面印刷2が施されてい
る。3は太陽電池で、リードバネ9により内面印刷2を
介し風防ガラス1に押し当てられている。4は表示パネ
ルである。5は胴であり、風防ガラス1の裏ブタ6が溶
着や接着等で固定される。7は基板でIC8を搭載して
いる。10はコネクーでIC8からの表示信号を表示パ
ネルに導く。
【0009】図2は、例えば図1の上面の一実施例を示
す平面図である。風防ガラス1の内面に施された内面印
刷2は、図示する一例のように文字や図形にすることも
可能である。この印刷位置は、風防ガラス1の周囲の他
に、変形の起きやすい中央部分、特に表示パネル4の領
域以外の領域に適宜設定することが、干渉じまやぬれ性
を防止する効果が大きい。また、内面印刷2の色は、可
視光線をできるだけ透過するような白色系とするのが望
ましい。
【0010】なお、本発明の太陽電池付時計に内蔵する
太陽電池として、図2の実施例からも明らかなように、
大面積化が可能なアモルファスシリコン形の太陽電池で
構成した場合に、本発明の目的すなわち干渉じまやぬれ
性を防止するとともに時計全体を薄型化するという目的
に対して有効である。
【0011】
【発明の効果】以上のように本発明によれば、風防ガラ
スと太陽電池との間の中央領域と周辺部領域とに、透光
性材料からなりその厚さが可視光の波長より厚く設けら
れた印刷・シール等による空隙が形成されているため、
風防ガラスのそりや、太陽電池のうき等により発生する
干渉じまやぬれ現象を防止でき、時計美観の向上に役立
つ効果が得られる。
【0012】又、太陽電池と風防ガラスのスキ間は印刷
・シール等の厚みにより決定するので寸法安定と、ギャ
ップを廃止した事による薄型化に効果がある。
【0013】さらに、印刷・シール面が緩衝材となり耐
衝撃性も向上する。
【0014】印刷面・シール面をマーク文字や図形等で
形成することにより、デザインバリエーションを広げる
事ができるような効果もある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例を示す断面図である。
【図2】本発明の実施例を示す平面図である。
【図3】従来の実施例を示す断面図である。
【符号の説明】
1 風防ガラス 2 内面印刷 3 太陽電池 4 表示パネル 5 胴 6 裏ブタ 7 基板 8 IC 9 リードバネ

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 一次電源の太陽電池を内蔵する太陽電池
    付時計において、 胴に固定した風防ガラスと、 この風防ガラスと平面的に重なるように前記胴の内側に
    配置した太陽電池と、 この太陽電池と前記風防ガラスとの間の中央領域と周辺
    部領域とを含む複数個所に設置され、印刷又はシールで
    形成したスペース部材とを有し、前記太陽電池が前記ス
    ペース部材を介して前記風防ガラスに押し当てられた組
    立て構成において形成された光干渉防止用の空隙を有す
    とともに、前記スペース部材が透光性材料からなり、
    かつその厚さが可視光の波長より厚いことを特徴とする
    太陽電池付時計。
JP4006398A 1992-01-17 1992-01-17 太陽電池付時計 Expired - Fee Related JP2524274B2 (ja)

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