JP2607504Y2 - ショックアブソーバ - Google Patents

ショックアブソーバ

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JP2607504Y2
JP2607504Y2 JP1993072013U JP7201393U JP2607504Y2 JP 2607504 Y2 JP2607504 Y2 JP 2607504Y2 JP 1993072013 U JP1993072013 U JP 1993072013U JP 7201393 U JP7201393 U JP 7201393U JP 2607504 Y2 JP2607504 Y2 JP 2607504Y2
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piston rod
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Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この考案は、ピストンロッドに内
蔵された減衰力調整用のコントロールロッドを駆動する
アクチュエータとピストンロッドとの位置ずれを防止す
るショックアブソーバの構造に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の減衰力調整が可能なショックアブ
ソーバとして、減衰力発生バルブを持ったピストンをシ
リンダ内に摺動させるピストンロッドと、該ピストンロ
ッド端に取付ブラケットを介して取り付けられ、かつ該
ピストンロッドに内蔵された減衰力調整用のコントロー
ルロッドを回転制御するアクチュエータとを備えたもの
が知られている。
【0003】これは、例えば、図11に示すような構成
を有し、1はピストンロッド、2はこのピストンロッド
1内の中空部に挿入されて、図示しないロータリバルブ
などの減衰力調整手段を回動制御するコントロールロッ
ド、3はピストンロッド1の外端に取付ブラケット4を
介して取り付けられた、上記コントロールロッド2駆動
用のアクチュエータである。
【0004】また、5a,5bは、取付ブラケット4お
よびアクチュエータ3をピストンロッド1に固定するた
めのナットである。
【0005】また、上記取付ブラケット4には、図12
に示すように、ピストンロッド1の先端を貫通する水平
切欠縁6aを持った半月状の取付孔6が設けられてお
り、このため、このピストンロッド1の先端部も水平面
1aを持った同形の半月状断面形状となっており、従っ
て、ピストンロッド1は取付孔6内にて回転が規制され
ている。
【0006】なお、上記取付ブラケット4とアクチュエ
ータ3とは、これらを相互に位置決めするために形成し
た突起およごこれに係合する切欠などによって、互いに
水平方向の移動または回動が規制されている。
【0007】かかるピストンロッド1および取付ブラケ
ット4を持ったショックアブソーバでは、減衰力調整の
際にアクチュエータ3を外部制御入力を受けて所定量駆
動させ、これによりコントロールロッドを同量回転させ
ることで、減衰力発生バルブで設定された減衰力を任意
に調整可能にする。
【0008】そして、この減衰力調整は、半月状の取付
孔6と半月状のピストンロッド1の先端部との係合によ
り、取付ブラケット4とピストンロッド1との相対位置
が固定された条件下で、アクチュエータ3によりコント
ロールロッド2を駆動することによりなされる。
【0009】すなわち、これらの半月状部の形状によっ
て、アクチュエータ3の回転をコントロールロッド2に
確実に伝えることができる。
【0010】
【考案が解決しようとする課題】しかしながら、かかる
従来のショックアブソーバにおいては、上記半月状の取
付孔6にピストンロッド1の同形の先端部を挿入するも
のであるため、これらの間にはピストンロッド1の挿入
を容易にするために、ある程度のクリアランスが設けら
れるのが一般的である。
【0011】このため、かかるクリアランスが上記挿入
後における取付孔6とピストンロッド1の先端部との取
付ガタとなり、これらの相対角度、つまり最終的には、
アクチュエータ3とコントロールロッド2との角度ずれ
となり、結果的に、このコントロールロッドによる減衰
力調整が高精度に実施できなくなるなどの問題点があっ
た。
【0012】この考案は、上記のような問題点に着目し
てなされたものであり、取付ブラケットに対するピスト
ンロッドの相互関係による位置決めを確実なものとし
て、コントロールロッドによる減衰力調整を高精度に実
施できるようにするショックアブソーバを提供すること
を目的とする。
【0013】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
め、本考案の一つの手段は、ピストンロッドの外端にブ
ラケットを介してアクチュエータを取付け、ブラケット
はピストンロッドに保持される水平支持部とこの水平支
持部に形成した円弧部と直線部とからなる半月状の取付
孔とを有し、ピストンロッドには円弧面と平面状の切欠
面部とを形成して上記取付孔に挿入し、上記水平支持部
はピストンロッドに螺合した上下二つのナットで挾持さ
れ、ピストンロッド内に挿入されている減衰力調整用の
コントロールロッドを上記アクチュエータが回転駆動す
るショックアブソーバに於て、上記水平支持部の直線部
に一対の切溝を形成することにより当該切溝に挾まれた
部分を弾性片からなるばね部材として利用し、当該弾性
片の端縁を上記ピストンロッドの切欠面部に弾性的に圧
接させたことを特徴とするものである。
【0014】同じく他の手段は、ピストンロッドの外端
にブラケットを介してアクチュエータを取付け、ブラケ
ットにはピストンロッドに保持される水平支持部とこの
水平支持部に形成した円形の取付孔とを有し、ピストン
ロッドには円弧面と平面状の切欠面部とを形成して上記
取付孔に挿入し、上記水平支持部はピストンロッドに螺
合した下方のナットで担持され、ピストンロッド内に挿
入されている減衰力調整用のコントロールロッドを上記
アクチュエータで回転駆動するショックアブソーバに於
て、ピストンロッドの円弧面側に切欠溝を形成し、上記
水平支持部上に相対向する一対の弾性片を取付け、一方
の弾性片の端縁を上記ピストンロッドの切欠面部に弾性
的に圧接すると共に他方の弾性片を切欠溝内に圧接させ
たことを特徴とするものである。
【0015】同じく更に別の手段は、ピストンロッドの
外端にブラケットを介してアクチュエータを取付け、ブ
ラケットにはピストンロッドに保持される水平支持部と
この水平支持部に形成した円形の取付孔とを有し、ピス
トンロッドには円弧面と平面状の切欠面部とを形成して
上記取付孔に挿入し、上記水平支持部はピストンロッド
に螺合した下方のナットで担持され、ピストンロッド内
に挿入されている減衰力調整用のコントロールロッドを
上記アクチュエータで回転駆動するショックアブソーバ
に於て、ピストンロッドの外周側部に一対の切溝を形成
し、上記水平支持部上に弾性片を取付け、この弾性片の
端縁を上記ピストンロッドの切欠面に弾性的に当接する
と共にピストンロッドの上記切溝内に二又状の弾性な止
め金を嵌入させたことを特徴とするものである。
【0016】
【作用】各手段におけるショックアブソーバでは、取付
ブラケットに形成した取付孔内に挿入したピストンロッ
ド端の平面状の切欠部に対し、上記取付ブラケットに設
けた弾性片を弾性的に圧接させてある。
【0017】このため、上記ピストンロッドの先端部
は、取付孔内にあっても回転が規制され、しかも取付孔
におけるピストンロッドの先端部がクリアランスなく強
固に保持されて、ピストンロッドの取付孔における角度
ずれや位置ずれの発生もなくし、結果的に、アクチュエ
ータの回動動作を減衰力調整用のコントロールロッドに
高精度かつ確実に伝達可能にする。
【0018】
【実施例】以下に、この考案の一実施例を図について説
明する。図1,図2は請求項1に係る考案のショックア
ブソーバを示す要部の断面図であり、同図において、1
はピストンロッド、2はこのピストンロッド1内の中空
部1a内に挿入されて、図示しないロータリバルブなど
の減衰力調整手段を回動制御するコントロールロッドで
ある。
【0019】3はピストンロッド1の外端に取付ブラケ
ット4を介して取り付けられた、上記コントロールロッ
ド2駆動用のアクチュエータである。
【0020】また、5a,5bは、取付ブラケット4お
よびアクチュエータ3をピストンロッド1に固定するた
めのナットである。
【0021】また、上記取付ブラケット4はピストンロ
ッド1に保持される水平支持部4aと、この水平支持部
4aに図2に示すように、貫通孔としての略半月状の取
付孔6Aとを有し、これの円弧部Pと直線部Qが交差す
る2つの部分に切溝7が入れられて、これらの切溝7に
挾まれた部分がばね部材としての弾性片8とされてい
る。
【0022】一方、上記ピストンロッド1の先端部の外
周には、円弧面Rに続く平面状の切欠面部Sが設けられ
ており、このピストンロッド1の先端部が上記取付ブラ
ケット4の取付孔6Aに挿入されると、上記弾性片8の
端縁である直線部Qがピストンロッド1の切欠面部Sを
弾性的に押圧保持するように機能する。
【0023】このため、ピストンロッド1の切欠面部S
から円弧面Rの最外端までの寸法Cに対し、取付孔6A
の直線部Qから円弧部Pの最外端までの寸法Bが等しい
か、または幾分小さ目に形成されていることにより、弾
性片8に弾発機能を付与している。ナット5a,5bは
ピストンロッド1に螺合され、水平支持部4aを上下か
ら挾持している。
【0024】なお、上記ナット5bは、かかる弾性片8
上に接しない逃げ部5cを有するものとすることが望ま
しい。
【0025】この実施例によれば、ピストンロッド1の
先端部を、切欠面部Sが直線部Qに当たるようにして取
付ブラケット4の取付孔6A内に圧入することにより、
弾性片8の弾発力に抗してピストンロッド1の先端部が
取付孔6A内の所定位置に案内され、その位置で弾性保
持される。
【0026】従って、この状態においては、ピストンロ
ッド1は取付孔6A内において振動したり、ナット5b
の締め付け等により位置ずれすることがなく、このた
め、アクチュエータ3の駆動によるコントロールロッド
2の作動制御を高精度化可能にする。
【0027】かくして、減衰力調整がアクチュエータへ
の制御入力に応じたレベルで正確に行えることになる。
【0028】図3乃至図7は、請求項2に係る考案の実
施例を示す。これは、図1に示すような弾性片8を取付
ブラケット4の水平支持部4aに一体的に設けたもので
はなく、取付ブラケット4に設けた貫通孔としての円形
の取付孔6Bに対して、取付ブラケット4にスポット溶
接やねじなどの締結具を用いて固定したばね部材として
の弾性片9の一部を、図3に示すように臨ませている。
【0029】これにより、この弾性片9の端縁を撓ませ
た状態にて取付孔6B内に挿入されたピストンロッド1
の先端部の切欠面部Sに弾性的に当接させることで、ピ
ストンロッドの取付ブラケット4に対する位置を確実に
して、上記図1の実施例と同じく、減衰力調整をアクチ
ュエータへの制御入力に応じたレベルで正確に実施でき
ることになる。
【0030】更にこの実施例では、弾性片9を取り付け
た取付ブラケット4の水平支持部4aに、取付孔6Bの
径よりも十分に小さい幅の弾性片10を対向するように
取り付け、この弾性片10の一部を上記取付孔6Bに臨
むように、取付孔6B側へ突出させている。
【0031】更に図5に示すように、ピストンロッド1
Aには平面状の切欠面部Sに加えて、これに対向する円
弧面Rの最外端に、上記弾性片10が挿入して圧接され
る切欠溝11を設けたものである。
【0032】なお、この切欠溝11内には平面状の切欠
面部12が形成されている。
【0033】この実施例では、ピストンロッド1Aを取
付孔6B内に圧入するように挿入すると、各弾性片9,
10はピストンロッド1Aの各切欠面部Sおよび切欠溝
11内の切欠面部12を弾性的に押圧する。
【0034】このため、ピストンロッド1Aは取付ブラ
ケット4に対して一定の取付方向にて、正確な位置にガ
タなく保持されることとなる。
【0035】なお、この場合において、各弾性片9,1
0の対向縁間の寸法をDとすると、この寸法Dはピスト
ンロッド1Aの切欠面部Sと円弧面Rの最外端までの寸
法Eに対して幾分小さ目にしておくことで、上記弾性押
圧によるピストンロッド1Aの安定保持される。
【0036】従って、この実施例によれば、取付ブラケ
ット4をナットなどを用いて固定する必要がなく、図6
に示すように、取付ブラケット4とアクチュエータ3を
一体構造にして、ワンタッチにてピストンロッド1Aに
装着でき、この間の装着作業が非常に向上する。
【0037】なお、この場合において、上記切欠溝11
内の切欠面部12に、図7に示すような凹所13を形成
しておいた場合には、この凹所13に上記弾性片10の
先端に嵌合させることで、ピストンロッド1Aに対する
取付ブラケット4の上方向への抜け防止を図ることがで
きる。
【0038】図8乃至図10は、請求項3に係る考案の
実施例を示すが、これは、図3に示すような構造に加え
て、ピストンロッド1Bの同一レベルの外周面上であっ
て、対向する2箇所に直線状の切溝15,16を設けた
ものである。
【0039】これによれば、ピストンロッド1Bを取付
孔6Bに挿入して、これの切欠面部Sに弾性片9の端縁
を圧接させることにより、ピストンロッド1Bを取付孔
6B内に安定保持できる。
【0040】さらに、これに加えて水平支持部4aの上
部に僅か臨む上記2つの切溝15,16に、二又状、即
ち、コ字状弾性板からなる弾性な止め金18の一対の波
状部19,20を、水平支持部4aに沿うようにして水
平方向に嵌入することで、ピストンロッド1Bと取付ブ
ラケット4との抜け止めと位置ずれをさらに確実なもの
とすることができる。
【0041】
【考案の効果】本考案によれば、次の効果がある。 (1) 各請求項の考案によれば、ピストンロッドの切欠面
部に弾性片の端部を圧接保持しているからピストンロッ
ドの位置決めが行なえ、又ピストンロッドのガタの発生
を防止すると共に回転が規制され、その結果アクチュエ
ータの回動動作をコントロールロッドに高精度かつ確実
に伝達させ、減衰力調整を高精度に実施できる。 (2) 請求項1の考案によれば、上下のナットで水平支持
部が挾持されているからブラケットの位置決めが可能で
あり、又、弾性片が水平支持部から加工できるので部品
点数が少なく、加工性,組付性,経済性が向上する。 (3) 請求項2の考案によれば、ピストンロッドが一対の
弾性片で挾持され、一方の弾性片はピストンロッドの切
欠溝内に嵌合して圧接しているからピストンロッドの位
置決め、回り止め、ガタの発生の防止をより確実に行な
える。 (4) 請求項3の考案によれば、ピストンロッドの外周の
切溝に二又状の止め金を嵌合させているから、ピストン
ロッドの位置決め、回り止め、ガタの発生の防止をより
確実に行なえる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この考案の一実施例によるショックアブソーバ
の要部を一部切断して示す正面図である。
【図2】図1における取付ブラケットとピストンロッド
との結合構造を示す斜視図である。
【図3】この考案における取付ブラケットの他の実施例
を示す平面図である。
【図4】この考案における取付ブラケットのさらに他の
実施例を示す平面図である。
【図5】図4の取付ブラケットに結合されるピストンロ
ッド先端部を示す平面図である。
【図6】図4における取付ブラケットと図5におけるピ
ストンロッドの結合構造を示す正面図である。
【図7】図5におけるピストンロッドの他の実施構造を
示す縦断面図である。
【図8】この考案の他の実施例による取付ブラケットと
ピストンロッドとの結合構造を示す平面図である。
【図9】図8における止め金によるピストンロッドの保
持構造を示す正面図である。
【図10】図8における止め金によるピストンロッドの
保持構造を示す一側面図である。
【図11】従来のショックアブソーバの一部を破断して
示す正面図である。
【図12】図11における取付ブラケットとピストンロ
ッドとの結合構造を示す平面図である。
【符号の説明】
1,1A,1B ピストンロッド 2 コントロールロッド 3 アクチュエータ 4 取付ブラケット 5a,5b ナット 6A,6B 取付孔 8,9,10 弾性片 11 切欠溝 15,16 切溝 18 止め金 S 切欠面部 R 円弧面
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 実開 昭62−80046(JP,U) 実開 昭63−6243(JP,U) 実開 平5−77641(JP,U) 実開 昭61−25204(JP,U)

Claims (3)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ピストンロッドの外端にブラケットを介
    してアクチュエータを取付け、ブラケットはピストンロ
    ッドに保持される水平支持部とこの水平支持部に形成し
    た円弧部と直線部とからなる半月状の取付孔とを有し、
    ピストンロッドには円弧面と平面状の切欠面部とを形成
    して上記取付孔に挿入し、上記水平支持部はピストンロ
    ッドに螺合した上下二つのナットで挾持され、ピストン
    ロッド内に挿入されている減衰力調整用のコントロール
    ロッドを上記アクチュエータが回転駆動するショックア
    ブソーバに於て、上記水平支持部の直線部に一対の切溝
    を形成することにより当該切溝に挾まれた部分を弾性片
    からなるばね部材として利用し、当該弾性片の端縁を上
    記ピストンロッドの切欠面部に弾性的に圧接させたこと
    を特徴とするショックアブソーバ。
  2. 【請求項2】 ピストンロッドの外端にブラケットを介
    してアクチュエータを取付け、ブラケットにはピストン
    ロッドに保持される水平支持部とこの水平支持部に形成
    した円形の取付孔とを有し、ピストンロッドには円弧面
    と平面状の切欠面部とを形成して上記取付孔に挿入し、
    上記水平支持部はピストンロッドに螺合した下方のナッ
    トで担持され、ピストンロッド内に挿入されている減衰
    力調整用のコントロールロッドを上記アクチュエータで
    回転駆動するショックアブソーバに於て、ピストンロッ
    ドの円弧面側に切欠溝を形成し、上記水平支持部上に相
    対向する一対の弾性片を取付け、一方の弾性片の端縁を
    上記ピストンロッドの切欠面部に弾性的に圧接すると共
    に他方の弾性片を切欠溝内に圧接させたことを特徴とす
    るショックアブソーバ。
  3. 【請求項3】 ピストンロッドの外端にブラケットを介
    してアクチュエータを取付け、ブラケットにはピストン
    ロッドに保持される水平支持部とこの水平支持部に形成
    した円形の取付孔とを有し、ピストンロッドには円弧面
    と平面状の切欠面部とを形成して上記取付孔に挿入し、
    上記水平支持部はピストンロッドに螺合した下方のナッ
    トで担持され、ピストンロッド内に挿入されている減衰
    力調整用のコントロールロッドを上記アクチュエータで
    回転駆動するショックアブソーバに於て、ピストンロッ
    ドの外周側部に一対の切溝を形成し、上記水平支持部上
    に弾性片を取付け、この弾性片の端縁を上記ピストンロ
    ッドの切欠面に弾性的に当接すると共にピストンロッド
    の上記切溝内に二又状の弾性な止め金を嵌入させたこと
    を特徴とするショックアブソーバ。
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