JP2607286Y2 - フィラ−チューブの給油ガン挿入規制構造 - Google Patents

フィラ−チューブの給油ガン挿入規制構造

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JP2607286Y2
JP2607286Y2 JP1993008284U JP828493U JP2607286Y2 JP 2607286 Y2 JP2607286 Y2 JP 2607286Y2 JP 1993008284 U JP1993008284 U JP 1993008284U JP 828493 U JP828493 U JP 828493U JP 2607286 Y2 JP2607286 Y2 JP 2607286Y2
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filler tube
refueling
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stopper
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清教 鈴木
徳明 松野
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Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は自動車用フィラ−チュー
ブの給油ガン挿入規制構造に関するものである。
【0002】
【従来の技術】以下に従来のフィラ−チューブの給油ガ
ン挿入規制構造について説明する。
【0003】自動車の給油口と燃料タンクとを繋ぐフィ
ラ−チューブには、給油性能を向上するために、フィラ
−チューブ内部に給油ガンの挿入を規制する挿入規制構
造を備えたものがある。
【0004】従来の給油ガン挿入規制構造は図8に示す
ように、フィラ−チューブt内部に邪魔板bを設け、給
油ガンgを挿入したときに給油ガンgのノズルnの中間
部が邪魔板bに当って奥まで挿入されないようにしてあ
る。
【0005】
【考案が解決しようとする課題】しかしながら上記の従
来の構成では、給油ガンg挿入規制をノズルnの中間部
で行うので、邪魔板bによって給油ガンgのセット角度
が変ってしまい、またフィラ−チューブtの製造上のば
らつきがあるとノズルnの先端ではかなり大きな変位と
なるので、給油性能が低下する場合がある。
【0006】また給油ガンgのノズルnがフィラ−チュ
ーブtに深く挿入されるので、吹き返しによってガソリ
ンがノズルn先端のセンサーsに接して、満タン以前に
給油が自動的に止まるなどの問題点を有していた。
【0007】本考案は上記従来の問題点を解決するもの
で、吹き返し時点を遅くしてセンサーへガソリン飛沫が
かからずに満タン給油が容易であり、給油ガンのセット
角度が変らず給油性能が向上するフィラ−チューブの給
油ガン挿入規制構造を提供することを目的とする。
【0008】この目的を達成するために本考案のフィラ
ーチューブの給油ガン挿入規制構造は、給油口と燃料タ
ンクとを繋ぐフィラーチューブの内面に、給油ガンのノ
ズル径より小径の括れ部を前記フィラーチューブの成形
時一体に形成して、該括れ部を前記給油ガンの先端部を
当接し且つ給油ガンのセット角度を規制するストッパー
とした構成を有している。
【0009】
【作用】この構成によって、給油ガンのフィラ−チュー
ブへの挿入位置が規制されるから、ガソリンの吹き返し
時点が遅くなり、従ってオートストッパーセンサーへガ
ソリン飛沫がかかりにくく満タン給油が容易にできる。
【0010】また給油ガンの先端がストッパーに当接し
且つ給油ガンのセット角度が規制されるから、給油ガン
のセット角度が変らず所要の角度が保持されて給油性能
が向上する。
【0011】
【実施例】(実施例1) 以下本考案の一実施例について、図1乃至図3を参照し
ながら説明する。
【0012】図1は本考案の給油ガン挿入規制を施した
フィラ−チューブの取付け状態を示す斜視図、図2及び
図3はフィラ−チューブの要部拡大図である。
【0013】図においてフィラ−チューブ10の上端に
はキャッププロテクター3が取付けられており、このキ
ャッププロテクター3がグロメット4を介して車体1に
取付けられている。またフィラ−チューブ10の下端に
はフランジ11が形成されていて、このフランジ11が
ボルトなどによって燃料タンク6に固定されている。フ
ィラ−チューブ10は樹脂製の筒体で、中間部に括れ形
状のストッパー12が設けられており、この括れ部の径
は後述する給油ガン7のノズル8径Dより小さく設定さ
れている。
【0014】給油ガン7はノズル8を備え、ノズル8先
端近くにはオートストッパーセンサー9が設けてあっ
て、このセンサー9にガソリンがかかると給油が自動的
に止まるようになっている。そして、このノズル8を燃
料注入口2からフィラ−チューブ10内に挿入すると、
ノズル8の先端はストッパー12に当接して奥まで挿入
されず、しかもノズル8のセット角度はストッパー12
とフィラ−チューブ10の壁面10aとによって規制さ
れる。
【0015】以上のように本実施例によれば、給油ガン
7のノズル8先端がストッパー12に当接し、このスト
ッパー12とフィラ−チューブ10の壁面10aとによ
ってノズル8の角度が規制されるから、フィラ−チュー
ブ10に製造上のばらつきがあっても、給油の流れが妨
げられることがない。
【0016】また給油ガン7が奥まで挿入されず、さら
にストッパー12の括れ形状とノズル8の先端がフィラ
−チューブ10を図のA、B二室に分割することになる
ので、B室側のオートストッパーセンサー9へのガソリ
ンの吹き返しの影響が少なく満タン給油が容易にでき
る。
【0017】(実施例2) 以下本考案の第二の実施例について、図4を参照しなが
ら説明する。
【0018】本実施例は図4に示すように、フィラ−チ
ューブ10の中間部に、図の上下方向から膨出する括れ
形状のストッパー12、13を設け、給油ガン7のノズ
ル8先端がこのストッパー12、13に当接して奥まで
挿入されず、且つストッパー12、13によってノズル
8のセット角度が規制されていることが図3の構成と異
る。
【0019】以上のように、給油ガン7のノズル8先端
がストッパー12、13に当接し、ストッパー12、1
3によってノズル8のセット角度が規制されるから、給
油ガン7による給油の流れの狙いを予め定めることが容
易であって、給油性能を向上させることができる。
【0020】また給油ガン7が奥まで挿入されないから
ガソリンの吹き返し時点が遅くなり、オートストッパー
センサー9へガソリン飛沫がかかりにくく満タン給油が
容易にできる。
【0021】本実施例ではストッパー12、13はフィ
ラ−チューブ10の上下方向から膨出するように設けた
が、図5に示すようにフィラ−チューブ10の左右方向
から膨出するように設けても、上記と同様な効果が得ら
れる。
【0022】(実施例3) 以下本考案の第三の実施例について、図6及び図7を参
照しながら説明する。
【0023】図においてフィラ−チューブ10の上端に
はキャッププロテクター3が取付けられており、このキ
ャッププロテクター3がグロメット4を介して車体1に
取付けられている。またフィラ−チューブ10の下端は
フランジ5を介してボルトなどによって燃料タンク6に
接続されている。
【0024】フィラ−チューブ10はスチール製の筒体
で、中間部に舌状のストッパー14がスポット溶接など
の手段で取付けられており、給油ガン7のノズル8先端
がこのストッパー14に当接して奥まで挿入されず、ま
たノズル8のセット角度がストッパー14とフィラ−チ
ューブ10の壁面10aとによって規制されるように設
定されている。
【0025】以上のように給油ガン7のノズル8先端が
ストッパー14に当接し、ノズル8のセット角度がスト
ッパー14とフィラ−チューブ10の壁面10aとによ
って規制されるから、給油の流れが狙い角度になりスム
ーズに流れる。
【0026】また給油ガン7が奥まで挿入されないから
ガソリンの吹き返し時点が遅くなり、オートストッパー
センサー9へガソリン飛沫がかかりにくく満タン給油が
容易にできる。
【0027】
【考案の効果】以上のように本考案のフィラーチューブ
の給油ガン挿入規制構造は、給油口と燃料タンクとを繋
ぐフィラーチューブの内面に、給油ガンのノズル径より
小径の括れ部を前記フィラーチューブの成形時一体に
成して、該括れ部を前記給油ガンの先端部を当接し且つ
給油ガンのセット角度を規制するストッパーとしたこと
により、給油ガンのフィラーチューブへの挿入一が規制
されることから、ガソリンの吹き返し時点が遅くなり、
従ってオートストッパーセンサーへガソリン飛沫がかか
りにくく満タン給油が容易にできる。
【0028】また給油ガンの先端がストッパーに当接し
且つ給油ガンのセット角度が規制されるから、フィラ−
チューブに製造上のばらつきがあっても、給油ガンのセ
ット角度が変らず所要の角度が保持されて給油性能が向
上する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の一実施例における給油ガン挿入規制構
造を備えたフィラ−チューブを取付けた燃料タンクの斜
視図である。
【図2】本考案の一実施例における給油ガン挿入規制構
造を備えたフィラ−チューブの断面図である。
【図3】同フィラ−チューブの給油ガン挿入規制構造の
要部断面図である。
【図4】本考案の第二実施例におけるフィラ−チューブ
の給油ガン挿入規制構造の要部断面図である。
【図5】同フィラ−チューブの給油ガン挿入規制構造の
要部断面図である。
【図6】本考案の第三実施例におけるフィラ−チューブ
の給油ガン挿入規制構造の要部断面図である。
【図7】同フィラ−チューブの給油ガン挿入規制構造の
要部断面図である。
【図8】従来のフィラ−チューブの給油ガン挿入規制構
造の要部断面図である。
【符号の説明】
1 車体 2 燃料注入口 6 燃料タンク 7 給油ガン 8 ノズル 9 オートストッパーセンサー 10 フィラ−チューブ 12 ストッパー 13 ストッパー 14 ストッパー
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)考案者 武田 充弘 静岡県富士市五味島19−1 山川工業株 式会社内

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 給油口と燃料タンクとを繋ぐフィラーチ
    ューブの内面に、給油ガンのノズル径より小径の括れ部
    前記フィラーチューブの成形時一体に形成して、該括
    れ部を前記給油ガンの先端部を当接し且つ給油ガンのセ
    ット角度を規制するストッパーとしたことを特徴とする
    フィラーチューブの給油ガン挿入規制構造。
JP1993008284U 1993-02-08 1993-02-08 フィラ−チューブの給油ガン挿入規制構造 Expired - Fee Related JP2607286Y2 (ja)

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