JP2000085381A - 燃料タンク用給油管 - Google Patents

燃料タンク用給油管

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JP2000085381A
JP2000085381A JP10260795A JP26079598A JP2000085381A JP 2000085381 A JP2000085381 A JP 2000085381A JP 10260795 A JP10260795 A JP 10260795A JP 26079598 A JP26079598 A JP 26079598A JP 2000085381 A JP2000085381 A JP 2000085381A
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Japan
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fuel
bent
bellows
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supply pipe
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JP10260795A
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English (en)
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Mitsuhiro Seko
充宏 瀬古
Hideki Kimura
秀樹 木村
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Yachiyo Industry Co Ltd
Sanoh Industrial Co Ltd
Original Assignee
Yachiyo Industry Co Ltd
Sanoh Industrial Co Ltd
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    • Y02TCLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES RELATED TO TRANSPORTATION
    • Y02T10/00Road transport of goods or passengers
    • Y02T10/10Internal combustion engine [ICE] based vehicles
    • Y02T10/12Improving ICE efficiencies

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  • Cooling, Air Intake And Gas Exhaust, And Fuel Tank Arrangements In Propulsion Units (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 燃料タンク用給油管を安価かつ簡単に組み立
てる。 【解決手段】 給油管1を合成樹脂材を例えばブロー成
形により直管状に形成し、車両組み付け部位の形状に合
わせて曲折する部分に蛇腹部2一体成形して設ける。蛇
腹部2の波形断面形状を、直管状態では(a)に示され
るように鋸歯形状をなし、曲折状態では鋸歯形状の長辺
の倒れ方向が燃料注入時の下流側に向けられるようにす
る。それにより、蛇腹部2の波形断面形状が、(b)の
矢印Aに示される燃料の注入方向に倒れるように傾斜す
る。 【効果】 給油管を合成樹脂成形品としかつ蛇腹部によ
り曲折することにより、安価かつ簡単に加工することが
できると共に、給油ガンから給油管内に注入された燃料
が曲折部の外周側に衝当しても、燃料が跳ね返ることを
防止でき、燃料注入時における泡立ちによる逆流を簡単
な形状で防止することができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、給油ガンから注入
される燃料を燃料タンクに導くための燃料タンク用給油
管に関するものである。
【0002】
【従来の技術】近時、車両の軽量化が要請されており、
給油ガンから注入される燃料を燃料タンクに導くための
給油管において、その材質を合成樹脂化しているものが
ある。また、自動車などにおいて燃料タンク及び給油管
の配置にあっては、種々の制約を受けることから、給油
管の導入路中間部を曲折して対処している。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】給油管を合成樹脂製に
した場合に曲折形状にするためには、図4に示されるよ
うに、その曲折部Rに対応する部分に蛇腹部42を設け
ることにより、簡単に加工かつ曲折形状にすることがで
きる。図において、給油ガン挿入部4に挿入した給油ガ
ン3から燃料が放出され、給油ガン挿入部4と図示され
ない燃料タンクとを接続する給油管1内に図の矢印Aに
示されるように燃料が注入される。その際に、上記した
曲折部Rの外周側に燃料が衝当するため、蛇腹部42の
波形断面形状の給油ガン3に向いた面に衝当した燃料が
泡立って図の想像線の矢印Cに示されるように給油ガン
挿入部4まで逆流することが考えられる。
【0004】そのような逆流が生じると、給油ガン3の
先端部に設けられた負圧センサ口5が塞がれるため、満
タンになったと誤判定し、満タンまで給油されていない
にもかかわらず、自動停止してしまう。また、逆流によ
る蒸発燃料が生じていた。給油時にその逆流を防止する
ために、例えば実公平6−12986号公報に開示され
ているように、テーパ部と蛇腹部とを設けたものがある
が、形状が複雑化し、安価かつ簡単に加工することが困
難であるという問題がある。
【0005】
【課題を解決するための手段】このような課題を解決し
て、燃料タンク用給油管において安価かつ簡単に組み立
て得ることを実現するために、本発明に於いては、給油
ガンから注入される燃料を燃料タンクに導くべく導入路
中間部に曲折部を有する給油管であって、前記給油管
が、合成樹脂成形品からなり、前記曲折部となる部分に
蛇腹部を有し、かつ前記蛇腹部の曲折状態における外周
側の波形断面形状が前記注入方向に傾斜するように形成
されているものとした。
【0006】これによれば、給油ガンから注入された燃
料が給油管の曲折部の外周側に衝当することになるが、
その外周側の蛇腹形状による波形断面形状を注入方向に
傾斜させたことから、注入による燃料の流れの勢いに対
して大きな抵抗となることがない。また、給油時におけ
る燃料吹き返し方向への逆流に対して、それを抑制する
方向に働く。
【0007】または、前記給油管が、合成樹脂成形品か
らなり、前記曲折部となる部分の曲折状態における内周
側にのみ蛇腹部を有するように形成されていることや、
あるいは前記給油管が、合成樹脂成形品からなり、前記
曲折部となる部分に蛇腹部を有し、かつ前記蛇腹部を曲
折した際にその外周側が略円滑面となると共にその内周
側にのみ蛇腹部を残すように形成されていることによ
り、前記と同様に曲折部の外周側が注入による燃料の流
れの勢いに対して大きな抵抗となることがない。
【0008】
【発明の実施の形態】以下に添付の図面に示された具体
例に基づいて本発明の実施の形態について詳細に説明す
る。
【0009】図1は、本発明が適用された自動車搭載燃
料タンク用給油管の要部側断面図であり、図1(a)は
車両組み付け前の直管状態を示し、図1(b)は車両組
み付け状態を示している。この給油管1は、合成樹脂材
を例えばブロー成形や押し出し成形により直管状に形成
されており、車両組み付け部位の形状に合わせて曲折す
る部分に蛇腹部2を一体成形されている。
【0010】図1(b)に示されるように、給油時に給
油ガン3を挿入するための給油ガン挿入部4が車両ボデ
ィの例えば側面に開口する図示されない給油口に連通し
て設けられている。その給油ガン挿入部4の車両ボディ
内方側に突出するパイプ接続部4aに、車両ボディの底
部に設けられた図示されない燃料タンクとの間を連通す
るための給油管1が接続されている。
【0011】給油管1は、上記した蛇腹部2で円弧状に
曲折されており、図に示されるように、その曲折部Rに
おける蛇腹部2を形成する波形断面形状は、内周側に対
して外周側が伸ばされることになる。そして、本発明に
よる蛇腹部2の波形断面形状が、成形による直管状態で
は図1(a)に示されるように鋸歯形状をなし、曲折状
態では鋸歯形状の長辺が燃料注入時の下流側に向かうよ
うになっている。それにより、蛇腹部2の波形断面形状
が、図1(b)の矢印Aに示される燃料の注入方向に倒
れるように傾斜する。
【0012】したがって、給油ガン3から放出され給油
管1内に注入された燃料は、曲折部Rの外周側に衝当す
るが、その部分の蛇腹部2の波形断面形状が上記したよ
うに注入方向に傾斜していることから、その傾斜面に衝
当しても跳ね返されることなく図1(b)の矢印Aに示
されるように給油管1の奥に向けて円滑に流れて行くこ
とができる。このようにして、従来例で示したような燃
料の逆流現象が生じて、給油ガン3の先端部に設けた負
圧センサ口5が塞がれて、満タンまで給油されていない
にもかかわらず、満タンであると誤判定して自動停止し
てしまうことを防止することができ、その防止構造を何
ら複雑化することなく達成し得る。
【0013】また、本発明によれば、図2に示されるよ
うにしても良い。なお、本図示例において前記図示例と
同様の部分については同一の符号を付してその詳しい説
明を省略する。この図2のものにあっては、組み付け前
の状態を示す図2(a)に示されるように給油管1の組
み付け時に曲折される部分の内周側略半分にのみ蛇腹部
12を有するようにブロー成形されている。
【0014】そして、組み付け時に前記と同様に所定の
箇所(蛇腹部12)にて曲折することにより、図2
(b)に示されるように、曲折部Rの内周側の曲げ変形
を蛇腹部12により吸収し、例えば本給油管1を熱可塑
性合成樹脂材を用いて成形し、曲折部Rの外周側の曲げ
変形については熱加工して形成する。これにより、曲折
部Rの外周側の注入燃料が衝当する部分が滑らかな面に
形成されるため、燃料の流れが円滑化し、前記実施の形
態と同様に逆流が生じることを防止し得る。
【0015】また、本発明によれば、図3に示されるよ
うにしても良い。なお、本図示例においても前記図示例
と同様の部分については同一の符号を付してその詳しい
説明を省略する。この図3のものにあっては、組み付け
前の状態を示す図3(a)に示されるように給油管1の
組み付け時に曲折される部分の蛇腹部を、内周側になる
内周側蛇腹部22aに対して、外周側になる外周側蛇腹
部22bの波形断面形状における波形の大きさを小さく
形成している。このようにすることにより、上記外周側
蛇腹部22bを、組み付け時に曲折した場合にその波形
が無くなるようにすることができる。
【0016】そして、図3(b)に示されるように、組
み付け状態では曲折部Rの外周側となる外周側蛇腹部2
2bが伸びきった状態になって、曲折部Rの外周側が滑
らかな面になるため、注入された燃料に対して抵抗とな
るものが無く、図2と同様に燃料の流れが円滑化し、前
記実施の形態と同様に逆流が生じることを防止し得る。
【0017】
【発明の効果】このように本発明によれば、給油管を合
成樹脂成形品としかつ蛇腹部により曲折することによ
り、安価かつ簡単に加工することができると共に、蛇腹
部の曲折状態における外周側の波形断面形状が注入方向
に傾斜するように形成したり、内周側にのみ蛇腹部を有
するように形成したり、蛇腹部を曲折した際にその外周
側が略円滑面となるように形成することから、給油ガン
から給油管内に注入された燃料が曲折部の外周側に衝当
しても、単なる蛇腹形状のものを曲折した場合に対して
衝当した燃料が跳ね返ることを防止でき、燃料注入時に
おける泡立ちによる逆流を簡単な形状で防止することが
できると共に、給油時における燃料の蒸発を抑制でき
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】(a)は車両組み付け前の本発明に基づく給油
管の直管状態を示す要部側断面図であり、(b)は車両
組み付け状態を示す要部側断面図。
【図2】(a)は第2の実施の形態を示す図1(a)に
対応する図であり、(b)は第2の実施の形態を示す図
1(b)に対応する図。
【図3】(a)は第3の実施の形態を示す図1(a)に
対応する図であり、(b)は第3の実施の形態を示す図
1(b)に対応する図。
【図4】従来の給油管の車両組み付け状態を示す要部側
断面図。
【符号の説明】
1 給油管 2 蛇腹部 3 給油ガン 4 給油ガン挿入部、4a パイプ接続部 5 負圧センサ口 12 蛇腹部 22a 内周側蛇腹部、22b 外周側蛇腹部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 木村 秀樹 茨城県古河市鴻巣758 三桜工業株式会社 内 Fターム(参考) 3D038 CA04 CA25 CA38 CC13 CC20 CD14

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 給油ガンから注入される燃料を燃料タン
    クに導くべく導入路中間部に曲折部を有する給油管であ
    って、 前記給油管が、合成樹脂成形品からなり、前記曲折部と
    なる部分に蛇腹部を有し、かつ前記蛇腹部の曲折状態に
    おける外周側の波形断面形状が前記注入方向に傾斜する
    ように形成されていることを特徴とする燃料タンク用給
    油管。
  2. 【請求項2】 給油ガンから注入される燃料を燃料タン
    クに導くべく導入路中間部に曲折部を有する給油管であ
    って、 前記給油管が、合成樹脂成形品からなり、前記曲折部と
    なる部分の曲折状態における内周側にのみ蛇腹部を有す
    るように形成されていることを特徴とする燃料タンク用
    給油管。
  3. 【請求項3】 給油ガンから注入される燃料を燃料タン
    クに導くべく導入路中間部に曲折部を有する給油管であ
    って、 前記給油管が、合成樹脂成形品からなり、前記曲折部と
    なる部分に蛇腹部を有し、かつ前記蛇腹部を曲折した際
    にその外周側が略円滑面となると共にその内周側にのみ
    蛇腹部を残すように形成されていることを特徴とする燃
    料タンク用給油管。
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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP1375228A1 (de) * 2002-06-21 2004-01-02 Rasmussen GmbH Vorrichtung zum Ausgleichen des Drucks in einem Kraftfahrzeugtank
US7198078B2 (en) 2003-07-04 2007-04-03 Toyoda Gosei Co., Ltd. Filler pipe
US8317059B2 (en) 2010-02-05 2012-11-27 Honda Motor Co., Ltd. Adjustable fuel tank for a vehicle
US11338668B2 (en) 2018-06-27 2022-05-24 Keylex Corporation Fuel filler pipe

Cited By (5)

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US11338668B2 (en) 2018-06-27 2022-05-24 Keylex Corporation Fuel filler pipe
US11548378B2 (en) 2018-06-27 2023-01-10 Keylex Corporation Fuel filler pipe

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