JP2607280B2 - プロービング方法 - Google Patents

プロービング方法

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JP2607280B2 JP63205457A JP20545788A JP2607280B2 JP 2607280 B2 JP2607280 B2 JP 2607280B2 JP 63205457 A JP63205457 A JP 63205457A JP 20545788 A JP20545788 A JP 20545788A JP 2607280 B2 JP2607280 B2 JP 2607280B2
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Description

【発明の詳細な説明】 [発明の目的] (産業上の利用分野) 本発明は、プロービング方法に関する。
(従来の技術) 半導体装置の製造工程においては、ウエハ上にウエハ
チップが完成すると、電極パッドにプローブ針を接触さ
せてウエハチップの電気的特性検査を実行している。
ところで、一般に半導体ウエハ1は、第9図に示すよ
うにオリエンテーションフラット1aを有した略円形であ
り、その中に多数の矩形状のチップ2が形成されてい
る。
従って、その最周縁部のチップ2は、場合によってウ
エハ1の外形によって完全な矩形状を確保できず、一部
が欠けた形状となる場合が多い。そして、この欠け部分
の大きさによっては、半導体チップ2を良品として扱え
ないようになっている。
ここで、このような欠け部分の大きい半導体チップ2
を、他のチップ2と同様に検査した場合、これらは良品
の電気的特性を備えることができないため、確実に不良
と判定され、一般にはこのような不良チップに対して、
インキングまたは針によるスクラッチによりマーキング
を施し、良品のチップ2と区別できるようにしている。
そして、このような欠落部分が大きいチップ2は本来
電気的特性検査が不要であり、万一欠け部分の大きいチ
ップ2を検査し、これにマーキングを施すと、極端な場
合にはそのマーキングがウエハ1より外のウエハチャッ
クに対して実行されることが生ずる恐れがある。
そこで、このような欠け部分の大きな半導体チップ2
は、予め検査対象から除外する必要がある。
このため、従来は第10図(A)に示す周縁のチップ2
の4点A,B,C,Dの座標位置(座標中心を例えばウエハ1
の中心X0,Y0とする)を求め、中心までのX,Y方向の距離
a,b,c,dを利用して、各点A,B,C,Dがウエハ1上に存在し
ているか否かを下記の判別式により判定していた。
A点 R2>a2+b2 ON WAFER B点 R2>a2+d2 ON WAFER C点 R2<b2+d2 OFF WAFER D点 R2>b2+c2 ON WAFER そして、例えば上記のように3点以上の点がON WEFER
の場合に該チップ2が有効と判断し、2点以下がON WEF
ERの場合には検査が不必要である旨の判定を行ってい
た。
(発明が解決しようとする課題) 上述した従来の有効チップか否かの判定によれば、チ
ップ2の4隅のうちの3点がON WAFERとすると、少なく
ともチップ2の50%以上はON WEFERである事が判別され
るが、例えば第10図(B)に示すように、チップ2の場
所によっては2点のみがON WEFERであっても、第10図
(A)の場合のように3点がON WAFERである場合よりも
有効面積が大きい場合もあり、上記のような判定によれ
ば本来良品となる可能性のあるチップ2もが検査対象か
ら除外されるという恐れがあり、この場合にはウエハ外
周付近を有効に活用できないという問題があった。
また、ユーザーによっては、例えば80%以上などのよ
り精度の高い判定値を基準として有効チップか否かを判
定したいニーズもあり、このようにさらに正確な有効チ
ップの判定を行うことが従来では不可能であった。
そこで、本発明の目的とするところは、上述した従来
の問題点を解消し、任意に指定された有効面積以上の面
積を有するチップのみを検査対象とすることができ、以
て検査の必要がないチップを確実に検査対象から除外し
て検査スピードを向上でき、しかも、判定精度を向上す
ることでチップ外周付近の有効活用を図ることができる
るプロービング方法を提供することにある。
[発明の構成] (問題点を解決するための手段) 請求項1の発明に係るプロービング方法は、半導体ウ
エハ上の各チップの電気的特性検査を行うにあたり、 半導体ウエハに形成されたチップの中心座標位置から
該チップの既知の大きさに基づいて該チップの4隅の座
標位置を検出する工程と、 前記4隅の座標位置が、前記半導体ウエハ上に存在す
るか否かを判定する工程と、 前記チップを検査対象とするか否かを判別する工程
と、 を含み、 前記判別工程においては、 前記判定工程にて4つの座標位置が前記半導体ウエハ
上に存在する場合は該チップを検査対象とすると判別
し、 前記判定工程にて1つのみの座標位置が前記半導体ウ
エハ上に存在するかあるいは4つの座標位置がいずれも
前記半導体ウエハ上に存在しない場合は該チップを検査
対象としないと判別し、 前記判定工程にて2つまたは3つのみの座標位置が前
記半導体ウエハ上に存在する場合は、該チップの面積を
測定する工程と、前記工程にて測定されたチップの面積
と、予め設定された限界チップ面積とを比較する工程
と、を有し、測定されたチップ面積が前記限界チップ面
積以上の場合に該チップを検査対象とすると判別するこ
とを特徴とする。
請求項2の発明は、請求項1において、 前記面積測定工程は、前記判定工程にて3つの座標位
置のみが前記半導体ウエハ上に存在した時、 前記4隅を結ぶ線と前記半導体ウエハの輪郭とが交わ
る2つの交点座標位置を検出する工程と、 前記半導体ウエハの外に存在する一つの前記座標位置
と2つの前記交点座標位置とで形成される三角形の面積
を算出する工程と、 前記4隅の座標位置で形成される既知の四角形の面積
から前記三角形の面積を減算して、前記チップの面積を
近似的に算出する工程と、 を含むことを特徴とする。
請求項3乃発明は、請求項1において、 前記面積測定工程は、前記判定工程にて2つの座標位
置のみが前記半導体ウエハ上に存在した時、 前記4隅を結ぶ線と前記半導体ウエハの輪郭とが交わ
る2つの交点座標位置を検出する工程と、 前記半導体ウエハの上に存在する2つの前記座標位置
と2つの前記交点座標位置とで形成される台形の面積を
算出して、前記チップの面積を近似的に算出する工程
と、 を含むことを特徴とする。
(作 用) 発明では、ウエハ上の少なくとも予め定められたチッ
プ面積を計算し、この計算された面積と、検査対象とす
るのに不可欠な限界チップ面積とを比較し、この限界チ
ップ面積以上のものを検査対象とするように判定してい
る。
この結果、具体的数値によってよりきめの細かい限界
チップ面積を指定しても、正確に検査対象か否かの判定
を行うことができ、従って不要な検査を予め除外して検
査スピードを向上することができ、しかも、正確な判定
の確保により、従来検査対象外とせざるを得なかったウ
エハ外周付近のチップの有効利用を図ることができる。
(実施例) 以下、本発明を適用した一実施例を図面を参照して具
体的に説明する。
まず、本実施例のプローブ装置には、第3図に示すよ
うに、ウエハ1を載置保持して、上下方向であるZ方向
及びX,Y方向に移動可能なウエハチャック10が設けら
れ、かつ、プローブ位置にはプローブ手段の一例である
例えばプローブカード12が設けられている。そして、上
記ウエハチャック10を移動することで、ウエハ1上の各
チップ2の電極パッドにプローブカード12のプローブ針
を接触させ、図示しないテスタによってその電気的特性
検査を実行可能となっている。
一方、上記ウエハチャック10の移動領域内であって、
このプローブ位置から外れた位置には、例えば浮遊容量
を検出することで物体の検知が可能なハイトセンサ14が
設けられ、本実施例の場合、ウエハチャック10のセンタ
ー位置、ウエハ1のセンター位置及びウエハ1の半径の
検出に使用するようになっている。
次に、各チップ2の面積を測定し、その面積値に応じ
て該チップ2を検査対象とするか否かの判定を行う制御
系について、第2図を参照して説明する。
本実施例のプローブ装置は、チップ面積の演算機能,
有効面積か否かの判定機能を備えたCPU20によって制御
が司どられていて、このCPU20には上記ハイトセンサ14,
ウエハチャック10の駆動部22の他、チップ2の面積計算
に必要な情報例えばウエハ1のセンター座標,ウエハ1
の半径,チップ2の大きさ等を記憶するメモリ24と、検
査対象とするために不可欠な限界チップ面積等を操作入
力するための入力部26と、ウエハチャック10を駆動入力
するためのジョイスティック28などが接続されている。
次に、上記実施例装置で実施される本発明方法の一例
について説明する。
まず、第1図のステップ1〜ステップ6を実行するこ
とで、アライメント動作を行う。
すなわち、ステップ1では、ウエハチャック10上にウ
エハ1を載置しない状態で、ハイトセンサ14によりウエ
ハチャック10のセンターを求める。なお、この方法は後
述するステップ3でのウエハ1のセンター検出と同様で
あるので、ここではその説明を省略する。
次に、ウエハチャック10上にウエハ1を載置する(ス
テップ2)。そして、ハイトセンサ14を使用してウエハ
1のセンター座標及び半径を検出する(ステップ3)。
すなわち、第4図に示すようにハイトセンサ14の下方
でウエハ1をX方向に移動させることで、容量の相違に
より、あるXライン(Y=n)上でのウエハ1の外周の
2点(X1,X2)がCPU20によって検出される。同様にY方
向の2点(Y1,Y2)が求められる。この情報より、ウエ
ハ1のセンター座標はそれぞれX0=(X1+X2)/2,Y0=
(Y1+Y2)/2として求めら、CPU20はこの座標位置をメ
モリ24に記憶する。
なお、上記と同様にしてステップ1でのウエハチャッ
ク10のセンター位置も検出できる。
また、上記の情報から、ウエハ1の半径Rを求める。
すなわち、第4図においてx=X0−X2,y=Y0−nであ
るから、 として求められる。この半径Rを同様にメモリ24に記憶
される。
次に、ウエハチャック10のセンター位置と、ウエハ1
のセンター位置とのずれ(第5図のΔx,Δy)をCPU20
で検出し(ステップ4)、この後にプローブカード12の
真下にウエハチャック10のセンターを設定するようにウ
エハチャック10を移動する(ステップ5)。この状態で
は、上記ずれ(Δx,Δy)だけウエハ1のセンターがず
れていることがCPU20によって認識される。
次に、第6図に示すように、ウエハ1のセンターチッ
プ2a及び左右端,上端の各チップ2b〜2dの4点でのファ
インアライメントを実行する(ステップ6)。
まず、チャック10を上記ずれ量(Δx,Δy)だけ移動
することでセンターチップ2aをプローブカード14の真下
に設定し、図示しないマイクロスコープで観察しなが
ら、もしずれている場合にはジョイスティック28を操作
しながら位置合わせを行い、その電極パッドに触針させ
てファインアライメントを実行する。このように、予め
検出されたずれ量(Δx,Δy)だけ移動しても位置ずれ
が生じてしまう理由は、第8図に示すようにウエハ1の
端部はだれ1bを有する形状であるので、ハイトセンサ14
での検出時にそのだれ1bのどの部分をウエハ1の端部と
判定するかによって、ウエハ1のセンター座標が不正確
に測定されるからである。
次に、他の3点のチップ2b,2c,2dについては、その一
部が欠けたチップであるが、その有効面積は既知とする
ことができるので、入力部26を介してその既知の面積を
入力すると共に、実際に測定される面積(この方法につ
いては後述するものと同様であるので省略する)と比較
し、ずれている場合にはウエハーセンター位置の補正等
を実行する。
以上のようにしてアライメント動作が完了する。
次に、本発明方法の要部である被検査対象とするか否
かの判定動作について説明する。
まず、判定されるチップ2の4隅の座標を求める(ス
テップ7)。すなわち、判定されるチップ2のセンター
位置は、前記ウエハセンター(X0,Y0)を基準として、
既知のチップ2の大きさの整数倍の位置となることから
求められ、かつ、その各チップ2のセンター位置が分か
れば、チップ2の大きさより4隅の座標A,B,C,Dが検出
できる。
次に、各点A,B,C,DがON WAFERかOFF WAFERかの判定を
行う(ステップ8)。この判定はウエハ1のセンター
(X0,Y0)より各点までの距離が、先に求められた半径
Rよりも大きいか否かによって判定可能であり、例えば
第7図(A)の場合には、 A点 R2>a2+b2 ON WAFER B点 R2>a2+d2 ON WAFER C点 R2<b2+d2 OFF WAFER D点 R2>b2+c2 ON WAFER となる。
次に、上記の結果よりチップ2が有効面積を備えてい
るか否かの判定を行う。
まず、4点が全てON WAFERであれば(ステップ9)、
これは問題なく有効チップとして判定される(ステップ
16)。
第7図(A)のように3点がON WAFERである場合には
(ステップ10)、以下のの手法によって、チップ2の
有効面積を算出する(ステップ11)。
すなわち、この場合にはチップの本来有する全体の面
積より、同図(A)のウエハ1より外れた部分の三角形
で近似される面積S1を差し引くことで計算できる。ここ
で、ウエハセンター(X0,Y0)を基準とした第7図
(A)のウエハ1の外周上のチップ2の座標(Xi,Y
i),(Xj,Yj)は、 となり、この座標位置を用いることで上記面積S1が計算
できるので、第7図(A)の場合の面積を算出すること
ができる。
そして、本実施例の場合、検査対象とする限界の面積
が、本来のチップ面積の80%以上として入力部26よりCP
U20に設定されている場合には、計算された面積が80%
以上であるかを判別し(ステップ14)、YESであれば該
チップ2を有効とし(ステップ16)、NOで有れば無効と
する(ステップ15)。
次に、第7図(B)に示すように、2点のみがON WAF
ERである場合には(ステップ12)、下記のの手法によ
りチップ2の面積を計算する。
この場合にはA,B,(Xi,Yi),(Xi,Yk)で囲まれる四
角内の面積S2と、(Xi,Yi),(Xk,Yk),(Xi,Yk)で
囲まれる三角形に近似される面積S3とを加算すれば良
い。
そして、Xi,Yiについては上記と同様に座標が求めら
れ、また、Xk,Ykについては、 であるので、上記各座標を利用すれば面積S2,S3を容易
に計算可能である。
そして、この後は、上記と同様に、計算された面積が
80%以上であるかを判別し(ステップ14)、YESであれ
ば該チップ2を有効とし(ステップ16)、NOで有れば無
効とする(ステップ15)。
次に、第7図(C)に示すように1点のみがON WAFER
であるか、あるいはいずれの点もOFF WAFERである場合
には(ステップ12)、本実施例の場合の限界面積の基準
である80%以上を満足することが有り得ないので、この
場合には即座にチップ無効と判定される(ステップ1
5)。
ここで、本実施例の場合には上記の判定を各チップ2
がプローブカード14の真下に設定される移動前に行って
いるので、以上の判定結果によってチップ有効と判定さ
れた場合(ステップ16)のみ、該チップ2をプローブカ
ード14の真下に移動して電気的特性の検査が実行される
ことになる(ステップ17)。
そして、チップが有効の場合でも無効の場合でも、次
のステップで全チップに対する判定が終了したか否かを
調べ(ステップ18)、NOであればチップ番号を一つ更新
してチップ7に戻り、該チップの検査の必要を判定し、
YESであれば最終チップに対する電気的特性検査の終了
を待って本動作が完結することになる。
なお、同一品種に関する2枚目以降のウエハ1に対し
ては、例えば上記判別結果をメモリ24に記憶しておき、
この判別工程を省略することもできる。
このようにして、本実施例ではON WAFER点が2点また
は3点の場合に、該チップ2の有効面積を測定し、判定
基準となる基準面積データと比較して、該チップ2の検
査の必要性を判定しているので、ユーザーの希望に応じ
て所望の面積を有するものを確実に検査対象とすること
ができ、従来よりも判定の確実性が向上するので、無駄
な検査対象を確実に排除することができる。
なお、本発明は上記実施例に限定されるものではな
く、本発明の要旨の範囲内で種々の変形実施が可能であ
る。上述した実施例において、面積測定等の基準をウエ
ハ1のセンター座標を基準として行ったが、通常CPU20
はウエハチャック10のイニシャルポイントを基準に制御
を行うので、この点を基準として制御を行うものであっ
ても良い。
また、チップ2の面積計算についても上記実施例の他
種々の変形実施が可能である。さらに、この判別工程を
実施するタイミングとしては、少なくともチップ2の電
気的特性を実施するためのステップ駆動を行う前であれ
ば良く、例えば予め全チップ2について検査対象とする
か否かの測定を実施しておき、これをメモリなどに記憶
し、その後にこのメモリの情報に基づき対象となるチッ
プ2に対して検査を実施するようにウエハチャック10の
ステップ駆動するものであっても良い。
[発明の効果] 以上説明したように、本発明によればウエハの外形に
よって一部が欠落したチップの面積を計算し、検査対象
とする限界の面積値と比較して、該チップを検査対象と
するか否かを判定しているので、上記判定の正確さが向
上し、無駄な検査対象を確実に除去できると共に、判定
精度が向上することでウエハ周縁のチップの有効利用を
も確保することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本発明方法の一実施例を示すフローチャー
ト、第2図は、有効チップを判定する制御系のブロック
図、第3図は、ウエハプローバの動作を説明するための
概略説明図、第4図は、ウエハーセンターの検出例を説
明するための概略説明図、第5図は、ウエハチャックと
ウエハの両センターのずれを説明するための概略説明
図、第6図は、ウエハ上の4点チェックを説明するため
の概略説明図、第7図は、ウエハ外形によって一部が欠
落したチップを説明するための概略説明図、第8図は、
ウエハ1の周縁部のだれを説明するための概略説明図、
第9図は、ウエハの平面図、第10図(A),(B)は、
従来の判定方法による問題点を説明するための概略説明
図である。 1……ウエハ、 2……チップ、 10……ウエハチャック、 12……プローブ手段、 14……ハイトセンサ、 20……CPU。

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】半導体ウエハ上の各チップの電気的特性検
    査を行うにあたり、 半導体ウエハに形成されたチップの中心座標位置から該
    チップの既知の大きさに基づいて該チップの4隅の座標
    位置を検出する工程と、 前記4隅の座標位置が、前記半導体ウエハ上に存在する
    か否かを判定する工程と、 前記チップを検査対象とするか否かを判別する工程と、 を含み、 前記判別工程においては、 前記判定工程にて4つの座標位置が前記半導体ウエハ上
    に存在する場合は該チップを検査対象とすると判別し、 前記判定工程にて1つのみの座標位置が前記半導体ウエ
    ハ上に存在するかあるいは4つの座標位置がいずれも前
    記半導体ウエハ上に存在しない場合は該チップを検査対
    象としないと判別し、 前記判定工程にて2つまたは3つのみの座標位置が前記
    半導体ウエハ上に存在する場合は、該チップの面積を測
    定する工程と、前記工程にて測定されたチップの面積
    と、予め設定された限界チップ面積とを比較する工程
    と、を有し、測定されたチップ面積が前記限界チップ面
    積以上の場合に該チップを検査対象とすると判別するこ
    とを特徴とするプロービング方法。
  2. 【請求項2】請求項1において、 前記面積測定工程は、前記判定工程にて3つの座標位置
    のみが前記半導体ウエハ上に存在した時、 前記4隅を結ぶ線と前記半導体ウエハの輪郭とが交わる
    2つの交点座標位置を検出する工程と、 前記半導体ウエハの外に存在する一つの前記座標位置と
    2つの前記交点座標位置とで形成される三角形の面積を
    算出する工程と、 前記4隅の座標位置で形成される既知の四角形の面積か
    ら前記三角形の面積を減算して、前記チップの面積を近
    似的に算出する工程と、 を含むことを特徴とするプロービング方法。
  3. 【請求項3】請求項1において、 前記面積測定工程は、前記判定工程にて2つの座標位置
    のみが前記半導体ウエハ上に存在した時、 前記4隅を結ぶ線と前記半導体ウエハの輪郭とが交わる
    2つの交点座標位置を検出する工程と、 前記半導体ウエハの上に存在する2つの前記座標位置と
    2つの前記交点座標位置とで形成される台形の面積を算
    出して、前記チップの面積を近似的に算出する工程と、 を含むことを特徴とするプロービング方法。
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