JP2606397Y2 - 電磁パウダクラッチ・ブレ−キ - Google Patents
電磁パウダクラッチ・ブレ−キInfo
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- JP2606397Y2 JP2606397Y2 JP1993057049U JP5704993U JP2606397Y2 JP 2606397 Y2 JP2606397 Y2 JP 2606397Y2 JP 1993057049 U JP1993057049 U JP 1993057049U JP 5704993 U JP5704993 U JP 5704993U JP 2606397 Y2 JP2606397 Y2 JP 2606397Y2
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- yoke
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- rotor
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Description
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は、動力伝達、制動の目的
で多くの分野で使用される電磁パウダクラッチ又は電磁
パウダブレーキに係り、特に、ブラケットの両側に入力
軸及び出力軸を回動自在に支持するタイプの改良に関す
る。
で多くの分野で使用される電磁パウダクラッチ又は電磁
パウダブレーキに係り、特に、ブラケットの両側に入力
軸及び出力軸を回動自在に支持するタイプの改良に関す
る。
【0002】
【従来の技術】従来の典型的な電磁パウダクラッチの半
体縦断面図を図2に示す。その構造を説明すると、磁性
体の環状のシリンダ1の軸方向の中央部は、非磁性体、
例えばオーステナイト系ステンレス鋼製の遮断リング1
aが介在して遮断され、軸方向の両側端面は側板2、3
(何れもアルミニウムダイキャスト製)で固定され、入
力側の側板2は入力軸4の内端部に固定され、出力側の
側板3は出力軸5の内端部近くで軸受6を介して回転可
能に支持され、この出力軸5の内方端部にはロータ7が
固着される。シリンダ1とロータ7との間には磁性粉体
が封入される。また、ヨーク8の半径方向外側には、外
周部8aと内周部8bとを有して、これらの外周部と内
周部とに囲まれた環状の内部空間8cが画定され、この
内部空間8c内には、励磁コイル9が収容され、内周部
8bは中央部に空隙を有するが、全体としては半径方向
内方が遮断リング1aに向けた開口を有するほぼ箱形断
面の環状のヨーク8が配置される。このヨーク8を軸方
向の両側面から支持する非磁性体のブラケット10、1
1は、それぞれの側に1対の軸受12、12、及び1
3、13を介して入力軸4及び出力軸5に支持される。
体縦断面図を図2に示す。その構造を説明すると、磁性
体の環状のシリンダ1の軸方向の中央部は、非磁性体、
例えばオーステナイト系ステンレス鋼製の遮断リング1
aが介在して遮断され、軸方向の両側端面は側板2、3
(何れもアルミニウムダイキャスト製)で固定され、入
力側の側板2は入力軸4の内端部に固定され、出力側の
側板3は出力軸5の内端部近くで軸受6を介して回転可
能に支持され、この出力軸5の内方端部にはロータ7が
固着される。シリンダ1とロータ7との間には磁性粉体
が封入される。また、ヨーク8の半径方向外側には、外
周部8aと内周部8bとを有して、これらの外周部と内
周部とに囲まれた環状の内部空間8cが画定され、この
内部空間8c内には、励磁コイル9が収容され、内周部
8bは中央部に空隙を有するが、全体としては半径方向
内方が遮断リング1aに向けた開口を有するほぼ箱形断
面の環状のヨーク8が配置される。このヨーク8を軸方
向の両側面から支持する非磁性体のブラケット10、1
1は、それぞれの側に1対の軸受12、12、及び1
3、13を介して入力軸4及び出力軸5に支持される。
【0003】この電磁パウダクラッチの作動について説
明すると、励磁コイル9に通電されると、磁束Φ1が点
線で示すように発生し、シリンダ1より内方にある磁性
粉体14はロ−タ7とシリンダ1との間の間隙g1内 に
集合して互いに密着して結合し、シリンダ1とロ−タ7
とを磁気的に強固に連結するので、入力軸4の回転トル
クは側板2→シリンダ1→ロ−タ7→出力軸5の順に伝
動されて出力軸5が回転される。上記の説明では電磁パ
ウダクラッチについて述べたが、出力軸側が固定された
場合が電磁パウダブレ−キであり、原理は全く同様なの
で電磁ブレ−キについての説明を省略する。
明すると、励磁コイル9に通電されると、磁束Φ1が点
線で示すように発生し、シリンダ1より内方にある磁性
粉体14はロ−タ7とシリンダ1との間の間隙g1内 に
集合して互いに密着して結合し、シリンダ1とロ−タ7
とを磁気的に強固に連結するので、入力軸4の回転トル
クは側板2→シリンダ1→ロ−タ7→出力軸5の順に伝
動されて出力軸5が回転される。上記の説明では電磁パ
ウダクラッチについて述べたが、出力軸側が固定された
場合が電磁パウダブレ−キであり、原理は全く同様なの
で電磁ブレ−キについての説明を省略する。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】従来の構成としての図
2に示されるように、箱形断面を有する前記の環状のヨ
ーク8では、シリンダ1と環状のヨーク8との間の磁気
空隙部G1があるが、これは静止部材としてのヨーク内
周部8bと、回転部材としてのシリンダ1との接触を防
止するために設けられている。ところで、間隙g1は内
側に位置するシリンダ1の内周面とロータ7との間に形
成されるが、上記ヨーク8の内周部8bが存在するた
め、ロータ7とシリンダ1との間に磁性粉体14を密
集、結合させてトルクを伝達するための粉体結合部の半
径が比較的に小さくなり、トルク伝達効率が低い。本考
案の課題は、軸心からこの粉体結合部までの平均半径を
大きくしてクラッチトルクの伝達効率を向上させること
である。
2に示されるように、箱形断面を有する前記の環状のヨ
ーク8では、シリンダ1と環状のヨーク8との間の磁気
空隙部G1があるが、これは静止部材としてのヨーク内
周部8bと、回転部材としてのシリンダ1との接触を防
止するために設けられている。ところで、間隙g1は内
側に位置するシリンダ1の内周面とロータ7との間に形
成されるが、上記ヨーク8の内周部8bが存在するた
め、ロータ7とシリンダ1との間に磁性粉体14を密
集、結合させてトルクを伝達するための粉体結合部の半
径が比較的に小さくなり、トルク伝達効率が低い。本考
案の課題は、軸心からこの粉体結合部までの平均半径を
大きくしてクラッチトルクの伝達効率を向上させること
である。
【0005】
【課題を解決するための手段】本考案の目的は、半径方
向最外側の環状のヨークと、このヨークの両側にそれぞ
れ一体的に固定され、入出力各軸に支持される一対のブ
ラケットと、前記環状のヨークの内周に装着された励磁
コイルと、同ヨークの内周より内方に配置され、入力軸
に取り付けられるシリンダと、出力軸に取り付けられる
ロータとを有し、前記励磁コイルによって励磁された状
態で前記シリンダの内周面と前記ロータの外周面との間
に磁性粉体が集合して結合する磁性粉体結合部を形成す
る電磁パウダクラッチ・ブレーキにおいて、前記電磁パ
ウダクラッチ・ブレーキを、その左右両側の最外周にあ
って支持するブラケットの外周と整列し、軸方向に延在
する直板形の外側板のみを有する環状ヨークと、軸方向
の両端に半径方向の外方に突出する突起部を有し、この
両突起部間の開口が半径方向外方に向けられ、中心部に
非磁性体を介在させたU字形断面を有する前記シリンダ
と、前記環状のヨークの内周面に固定され、固定状態の
前記ヨークと、回動可能の前記シリンダと、これらヨー
ク及びシリンダの接触を防止するための空隙とからなる
環状の空間に位置する励磁コイルと、前記シリンダの内
周面と前記ロータの外周との間に形成され、磁性粉体を
収容するための磁気空隙部とを備えた電磁パウダクラッ
チ・ブレーキによって達成される。
向最外側の環状のヨークと、このヨークの両側にそれぞ
れ一体的に固定され、入出力各軸に支持される一対のブ
ラケットと、前記環状のヨークの内周に装着された励磁
コイルと、同ヨークの内周より内方に配置され、入力軸
に取り付けられるシリンダと、出力軸に取り付けられる
ロータとを有し、前記励磁コイルによって励磁された状
態で前記シリンダの内周面と前記ロータの外周面との間
に磁性粉体が集合して結合する磁性粉体結合部を形成す
る電磁パウダクラッチ・ブレーキにおいて、前記電磁パ
ウダクラッチ・ブレーキを、その左右両側の最外周にあ
って支持するブラケットの外周と整列し、軸方向に延在
する直板形の外側板のみを有する環状ヨークと、軸方向
の両端に半径方向の外方に突出する突起部を有し、この
両突起部間の開口が半径方向外方に向けられ、中心部に
非磁性体を介在させたU字形断面を有する前記シリンダ
と、前記環状のヨークの内周面に固定され、固定状態の
前記ヨークと、回動可能の前記シリンダと、これらヨー
ク及びシリンダの接触を防止するための空隙とからなる
環状の空間に位置する励磁コイルと、前記シリンダの内
周面と前記ロータの外周との間に形成され、磁性粉体を
収容するための磁気空隙部とを備えた電磁パウダクラッ
チ・ブレーキによって達成される。
【0006】
【作用】全体として小形化の要望が高まる傾向から、電
磁パウダクラッチの外径寸法が限定される傾向にあり、
本考案では半径方向の外側のヨークからシリンダまでの
部品の配置は、ヨーク、励磁コイル、シリンダの順とな
り従来のヨーク外周、コイル、ヨーク内周、磁気空隙
部、シリンダの配置の場合に比較して、磁気空隙部が半
径方向外周端近くに移動され、その分だけシリンダが半
径方向外方へ位置されることになるので、粉体結合部が
半径方向外方に移動され平均半径が大きく、クラッチト
ルクの伝達効率が良くなる。
磁パウダクラッチの外径寸法が限定される傾向にあり、
本考案では半径方向の外側のヨークからシリンダまでの
部品の配置は、ヨーク、励磁コイル、シリンダの順とな
り従来のヨーク外周、コイル、ヨーク内周、磁気空隙
部、シリンダの配置の場合に比較して、磁気空隙部が半
径方向外周端近くに移動され、その分だけシリンダが半
径方向外方へ位置されることになるので、粉体結合部が
半径方向外方に移動され平均半径が大きく、クラッチト
ルクの伝達効率が良くなる。
【0007】
【実施例】本考案による電磁パウダクラッチの好適実施
例の半体縦断面図を図1に示し、図2と同じ部品には同
じ符号を付してその構造を説明する。本考案の環状のシ
リンダ21は、軸心に平行な板状の基部21aの両側端
から半径方向外方に突出する突起部21bを有し、これ
らの両突起部間の空間部が複数個の励磁コイル29を収
容する部分となり、全体としては開口が半径方向外向き
で断面U字形の環状のシリンダとされる。シリンダ21
の基部21aの軸方向中央部は非磁性体であるオーステ
ナイト系ステンレス鋼製の遮断リング21cで遮断さ
れ、基部21aの内周面とそれより内方に位置するロー
タ27との間に形成される環状空隙g2が磁性粉体14
が収容され、コイル励磁時に磁性粉体結合部となる位置
となる。軸方向に平行で半径方向に外向きの突起部を有
する環状のシリンダ21の半径方向内周面の両側端には
側板22、23(何れもアルミニウムダイキャスト製)
が固定され、右の側板22は入力軸4の内端部に固定さ
れ、左の側板23は出力軸5の内端部近くで軸受6を介
して回転可能に支持される。出力軸5の内端部にはロー
タ27が固定され、励磁コイル29は断面が直板状の環
状ヨーク28の内周に取り付けられ、その結果として励
磁コイル29は半径方向外方に開いたU字形断面のシリ
ンダ21の基部21aの外周面で、両突起部21bの軸
方向外周面とヨーク28の内周面とに囲まれる。この軸
線に平行な環状の直板状のヨーク28は、その内周面と
シリンダ21の両突起部の外周と、その両側端面には非
磁性または磁性のブラケット30及び31によって支持
される。このブラケット30、31はそれぞれ軸受1
2、12及び13、13を介して入力軸4及び出力軸5
に支持される。
例の半体縦断面図を図1に示し、図2と同じ部品には同
じ符号を付してその構造を説明する。本考案の環状のシ
リンダ21は、軸心に平行な板状の基部21aの両側端
から半径方向外方に突出する突起部21bを有し、これ
らの両突起部間の空間部が複数個の励磁コイル29を収
容する部分となり、全体としては開口が半径方向外向き
で断面U字形の環状のシリンダとされる。シリンダ21
の基部21aの軸方向中央部は非磁性体であるオーステ
ナイト系ステンレス鋼製の遮断リング21cで遮断さ
れ、基部21aの内周面とそれより内方に位置するロー
タ27との間に形成される環状空隙g2が磁性粉体14
が収容され、コイル励磁時に磁性粉体結合部となる位置
となる。軸方向に平行で半径方向に外向きの突起部を有
する環状のシリンダ21の半径方向内周面の両側端には
側板22、23(何れもアルミニウムダイキャスト製)
が固定され、右の側板22は入力軸4の内端部に固定さ
れ、左の側板23は出力軸5の内端部近くで軸受6を介
して回転可能に支持される。出力軸5の内端部にはロー
タ27が固定され、励磁コイル29は断面が直板状の環
状ヨーク28の内周に取り付けられ、その結果として励
磁コイル29は半径方向外方に開いたU字形断面のシリ
ンダ21の基部21aの外周面で、両突起部21bの軸
方向外周面とヨーク28の内周面とに囲まれる。この軸
線に平行な環状の直板状のヨーク28は、その内周面と
シリンダ21の両突起部の外周と、その両側端面には非
磁性または磁性のブラケット30及び31によって支持
される。このブラケット30、31はそれぞれ軸受1
2、12及び13、13を介して入力軸4及び出力軸5
に支持される。
【0008】この電磁パウダクラッチの作動について説
明すると、励磁コイル29に通電されると、磁束Φ2が
点線で示すように発生し、シリンダ21内の磁性粉体1
4はロ−タ27とシリンダ21との間の間隙g2に集合
して結合し、シリンダ21とロ−タ27とを磁気的に連
結するので、入力軸4の回転トルクは側板22→シリン
ダ21→ロ−タ27→出力軸5と伝動されて出力軸5が
回転され、励磁コイル29への通電が遮断されると、シ
リンダ21とロ−タ27の連結は解除される。
明すると、励磁コイル29に通電されると、磁束Φ2が
点線で示すように発生し、シリンダ21内の磁性粉体1
4はロ−タ27とシリンダ21との間の間隙g2に集合
して結合し、シリンダ21とロ−タ27とを磁気的に連
結するので、入力軸4の回転トルクは側板22→シリン
ダ21→ロ−タ27→出力軸5と伝動されて出力軸5が
回転され、励磁コイル29への通電が遮断されると、シ
リンダ21とロ−タ27の連結は解除される。
【0009】
【考案の効果】本考案では、上記のように半径方向最外
側の環状のヨークと、このヨークの両側にそれぞれ一体
的に固定され、入出力各軸に支持される一対のブラケッ
トと、前記環状のヨークの内周に装着された励磁コイル
と、同ヨークの内周より内方に配置され、入力軸に取り
付けられるシリンダと、出力軸に取り付けられるロータ
とを有し、前記励磁コイルによって励磁された状態で前
記シリンダの内周面と前記ロータの外周面との間に磁性
粉体が集合して結合する磁性粉体結合部を形成する電磁
パウダクラッチ・ブレーキにおいて、次の構成としたか
ら、以下のような優れた効果を有する。(1)まず、前記
電磁パウダクラッチ・ブレーキを、ヨークとシリンダの
磁気空隙部を断面が直板状で半径方向最外側であって、
左右両ブラケットの反軸受側周縁相互間に位置する環状
のヨークに配置したことにより、粉体結合部を軸心から
遠く配置することが可能で、磁気が少なくなり、消費さ
れる磁束が低減され、ヨークの形状、構成が簡素化され
コスト低減となる。(2)又、磁性粉体結合部の半径が大
きくなり、トルク伝達能率が向上する。
側の環状のヨークと、このヨークの両側にそれぞれ一体
的に固定され、入出力各軸に支持される一対のブラケッ
トと、前記環状のヨークの内周に装着された励磁コイル
と、同ヨークの内周より内方に配置され、入力軸に取り
付けられるシリンダと、出力軸に取り付けられるロータ
とを有し、前記励磁コイルによって励磁された状態で前
記シリンダの内周面と前記ロータの外周面との間に磁性
粉体が集合して結合する磁性粉体結合部を形成する電磁
パウダクラッチ・ブレーキにおいて、次の構成としたか
ら、以下のような優れた効果を有する。(1)まず、前記
電磁パウダクラッチ・ブレーキを、ヨークとシリンダの
磁気空隙部を断面が直板状で半径方向最外側であって、
左右両ブラケットの反軸受側周縁相互間に位置する環状
のヨークに配置したことにより、粉体結合部を軸心から
遠く配置することが可能で、磁気が少なくなり、消費さ
れる磁束が低減され、ヨークの形状、構成が簡素化され
コスト低減となる。(2)又、磁性粉体結合部の半径が大
きくなり、トルク伝達能率が向上する。
【図1】本考案による電磁パウダクラッチの好適実施例
の半体縦断面図である。
の半体縦断面図である。
【図2】従来の電磁パウダクラッチの半体縦断面図であ
る。
る。
21 シリンダ 21a 基部 21b 突起部 21d 開口部 27 ロ−タ 28 ヨ−ク 29 励磁コイル 14 磁性粉体 G2 磁気空隙部 g2 磁性粉体結合部
フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) F16D 25/00 - 39/00 F16D 63/00
Claims (1)
- 【請求項1】 半径方向最外側の環状のヨークと、この
ヨークの両側にそれぞれ一体的に固定され、入出力各軸
に支持される一対のブラケットと、前記環状のヨークの
内周に装着された励磁コイルと、同ヨークの内周より内
方に配置され、入力軸に取り付けられるシリンダと、出
力軸に取り付けられるロータとを有し、前記励磁コイル
によって励磁された状態で前記シリンダの内周面と前記
ロータの外周面との間に磁性粉体が集合して結合する磁
性粉体結合部を形成する電磁パウダクラッチ・ブレーキ
において、 前記電磁パウダクラッチ・ブレーキを、その左右両側の
最外周にあって支持するブラケットの外周と整列し、軸
方向に延在する直板形の外側板のみを有する環状ヨーク
と、 軸方向の両端に半径方向の外方に突出する突起部を有
し、この両突起部間の開口が半径方向外方に向けられ、
中心部に非磁性体を介在させたU字形断面を有する前記
シリンダと、 前記環状のヨークの内周面に固定され、固定状態の前記
ヨークと、回動可能の前記シリンダと、これらヨーク及
びシリンダの接触を防止するための空隙とからなる環状
の空間に位置する励磁コイルと、 前記シリンダの内周面と前記ロータの外周との間に形成
され、磁性粉体を収容するための磁気空隙部とを備えた
ことを特徴とする電磁パウダクラッチ・ブレーキ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1993057049U JP2606397Y2 (ja) | 1993-09-29 | 1993-09-29 | 電磁パウダクラッチ・ブレ−キ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1993057049U JP2606397Y2 (ja) | 1993-09-29 | 1993-09-29 | 電磁パウダクラッチ・ブレ−キ |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0722139U JPH0722139U (ja) | 1995-04-21 |
JP2606397Y2 true JP2606397Y2 (ja) | 2000-10-23 |
Family
ID=13044599
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1993057049U Expired - Fee Related JP2606397Y2 (ja) | 1993-09-29 | 1993-09-29 | 電磁パウダクラッチ・ブレ−キ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2606397Y2 (ja) |
-
1993
- 1993-09-29 JP JP1993057049U patent/JP2606397Y2/ja not_active Expired - Fee Related
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Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0722139U (ja) | 1995-04-21 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |