JP2606041B2 - 磁気記録再生装置 - Google Patents
磁気記録再生装置Info
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- JP2606041B2 JP2606041B2 JP4001288A JP128892A JP2606041B2 JP 2606041 B2 JP2606041 B2 JP 2606041B2 JP 4001288 A JP4001288 A JP 4001288A JP 128892 A JP128892 A JP 128892A JP 2606041 B2 JP2606041 B2 JP 2606041B2
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Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はカメラ一体型ビデオテー
プレコーダーなどに用いる軽量化した磁気記録再生装置
に関する。
プレコーダーなどに用いる軽量化した磁気記録再生装置
に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、カメラ一体型ビデオテープレコー
ダーなどの磁気記録再生装置は年々小形,軽量化され、
かつ低価格化されている。
ダーなどの磁気記録再生装置は年々小形,軽量化され、
かつ低価格化されている。
【0003】以下に従来の磁気記録再生装置について説
明する。従来例のキャプスタンの構成を示す図4におい
て、2は磁気テープを所定の速度で走行させるためのキ
ャプスタン軸1を回転自在に保持する軸受け、3は軸受
け2を取り付けるキャプスタンハウジング、4はキャプ
スタンハウジング3を固定しキャプスタン全体をシャー
シに固定するヒステリシス板、5はヒステリシス板4に
取り付けられたコイル、6はキャプスタン軸1に同軸に
固定されたバックヨーク、7はバックヨーク6に取り付
けられた永久磁石、8はキャプスタン軸1にバックヨー
ク6を固定するための取り付け部材、9はバックヨーク
6に取り付けられたキャプスタンギヤである。
明する。従来例のキャプスタンの構成を示す図4におい
て、2は磁気テープを所定の速度で走行させるためのキ
ャプスタン軸1を回転自在に保持する軸受け、3は軸受
け2を取り付けるキャプスタンハウジング、4はキャプ
スタンハウジング3を固定しキャプスタン全体をシャー
シに固定するヒステリシス板、5はヒステリシス板4に
取り付けられたコイル、6はキャプスタン軸1に同軸に
固定されたバックヨーク、7はバックヨーク6に取り付
けられた永久磁石、8はキャプスタン軸1にバックヨー
ク6を固定するための取り付け部材、9はバックヨーク
6に取り付けられたキャプスタンギヤである。
【0004】また従来例の供給リール台の構成を示す図
5において、10はリール台全体の高さ方向を支えるリ
ールトップ、11はリールトップ10を取り付けるリー
ルテーブル、12は上下に移動可能なようにリールテー
ブル11に取り付けられカセット内の供給リールの回転
をリールテーブル11に伝達するリールフック、13は
リールテーブル11に取り付けられリールフック12を
リールトップ10に押圧する圧縮ばね、14はリールテ
ーブル11に固定されたヨーク板、15はヨーク板14
にその磁力によって引き付けられているマグネット、1
6はヒステリシス板、17はマグネット15とヒステリ
シス板16にはさまれたスラストワッシャである。ヒス
テリシス板16をインサート成形した歯車18は、マグ
ネット15の磁力によってリールテーブル11に回転自
在に引き付けられている。
5において、10はリール台全体の高さ方向を支えるリ
ールトップ、11はリールトップ10を取り付けるリー
ルテーブル、12は上下に移動可能なようにリールテー
ブル11に取り付けられカセット内の供給リールの回転
をリールテーブル11に伝達するリールフック、13は
リールテーブル11に取り付けられリールフック12を
リールトップ10に押圧する圧縮ばね、14はリールテ
ーブル11に固定されたヨーク板、15はヨーク板14
にその磁力によって引き付けられているマグネット、1
6はヒステリシス板、17はマグネット15とヒステリ
シス板16にはさまれたスラストワッシャである。ヒス
テリシス板16をインサート成形した歯車18は、マグ
ネット15の磁力によってリールテーブル11に回転自
在に引き付けられている。
【0005】従来例の磁気記録再生装置を示す図6にお
いて、19はシャーシ、20は磁気記録再生用のヘッド
が取り付けられシャーシ19に固定された回転シリン
ダ、21は磁気テープを巻装したカセット、22はキャ
プスタン軸1に取り付けられたキャプスタン歯車9と噛
み合う中継ギヤ、23は中継ギヤ22の回転を伝達する
タイミングベルト、24はタイミングベルト23によっ
て中継ギヤ22の回転が伝達されるセンターギヤ、25
はセンターギヤ24と噛み合うアイドラギヤ、26はア
イドラギヤ25を回転可能に保持し、かつセンターギヤ
24に対し回動自在に取り付けられているアイドラ支持
板、27はアイドラギヤ25と噛み合う巻取りリール台
の歯車、28はカセット21内の供給リール、29はカ
セット21内の巻取りリールである。
いて、19はシャーシ、20は磁気記録再生用のヘッド
が取り付けられシャーシ19に固定された回転シリン
ダ、21は磁気テープを巻装したカセット、22はキャ
プスタン軸1に取り付けられたキャプスタン歯車9と噛
み合う中継ギヤ、23は中継ギヤ22の回転を伝達する
タイミングベルト、24はタイミングベルト23によっ
て中継ギヤ22の回転が伝達されるセンターギヤ、25
はセンターギヤ24と噛み合うアイドラギヤ、26はア
イドラギヤ25を回転可能に保持し、かつセンターギヤ
24に対し回動自在に取り付けられているアイドラ支持
板、27はアイドラギヤ25と噛み合う巻取りリール台
の歯車、28はカセット21内の供給リール、29はカ
セット21内の巻取りリールである。
【0006】上記各構成要素よりなる磁気記録再生装置
について、各構成要素の関係と動作を説明する。図6に
示すように逆再生時には、まず、キャプスタンモーター
によりキャプスタン軸1が時計回りに回転し磁気テープ
(図示せず)が左に送り出され、同時にキャプスタン軸
1に取り付けられたキャプスタン歯車9も時計回りに回
転する。するとその回転は中継ギヤ22,タイミングベ
ルト23,センターギヤ24を経てアイドラギヤ25に
伝達される。そのとき時計回りに回動するアイドラギヤ
25は供給リール台歯車18と噛み合うので供給リール
台の歯車18は反時計回りに回転する。よって供給リー
ル28も反時計回りに回転し磁気テープが巻取られる。
について、各構成要素の関係と動作を説明する。図6に
示すように逆再生時には、まず、キャプスタンモーター
によりキャプスタン軸1が時計回りに回転し磁気テープ
(図示せず)が左に送り出され、同時にキャプスタン軸
1に取り付けられたキャプスタン歯車9も時計回りに回
転する。するとその回転は中継ギヤ22,タイミングベ
ルト23,センターギヤ24を経てアイドラギヤ25に
伝達される。そのとき時計回りに回動するアイドラギヤ
25は供給リール台歯車18と噛み合うので供給リール
台の歯車18は反時計回りに回転する。よって供給リー
ル28も反時計回りに回転し磁気テープが巻取られる。
【0007】逆再生のとき、磁気テープは一定のテンシ
ョンで巻取られなくてはならないので、供給リール台の
内部にマグネットクラッチ手段を設け、磁気テープを一
定のテンションで巻取るようにしている。
ョンで巻取られなくてはならないので、供給リール台の
内部にマグネットクラッチ手段を設け、磁気テープを一
定のテンションで巻取るようにしている。
【0008】以下マグネットクラッチ手段について図5
を用いて説明する。アイドラギヤ25により歯車18が
回転すると、マグネット15は磁力によってヒステリシ
ス板16に引き付けられているので、マグネット15を
取り付けているリールテーブル11も回転しようとす
る。しかし、リールテーブル11にはカセット21内の
供給リール28が装着されており、磁気テープのテンシ
ョンによりリールテーブル11の回転が妨げられる方向
に力が働く。よってマグネット15とヒステリシス板1
6の間で滑りが生じ、マグネット15によって生じるト
ルク以上の力では磁気テープを巻取ることができず、供
給リール台の巻取りトルクは一定に保たれることにな
る。
を用いて説明する。アイドラギヤ25により歯車18が
回転すると、マグネット15は磁力によってヒステリシ
ス板16に引き付けられているので、マグネット15を
取り付けているリールテーブル11も回転しようとす
る。しかし、リールテーブル11にはカセット21内の
供給リール28が装着されており、磁気テープのテンシ
ョンによりリールテーブル11の回転が妨げられる方向
に力が働く。よってマグネット15とヒステリシス板1
6の間で滑りが生じ、マグネット15によって生じるト
ルク以上の力では磁気テープを巻取ることができず、供
給リール台の巻取りトルクは一定に保たれることにな
る。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら上記の従
来の構成では、逆再生のとき、供給リール台の巻取りト
ルクを一定に保つために供給リール台にマグネットクラ
ッチ手段を内蔵しているので、供給リール台の構造が複
雑になりコストが高く、重量も重いという問題点を有し
ていた。
来の構成では、逆再生のとき、供給リール台の巻取りト
ルクを一定に保つために供給リール台にマグネットクラ
ッチ手段を内蔵しているので、供給リール台の構造が複
雑になりコストが高く、重量も重いという問題点を有し
ていた。
【0010】本発明は上記従来の問題点を解決するもの
で、キャプスタンモーターの永久磁石とヒステリシス板
を利用して逆回転再生時のクラッチ力を得るもので、供
給リール台のマグネットクラッチ手段を排除し、小形,
軽量化し、かつコスト低減した磁気記録再生装置を提供
することを目的とする。
で、キャプスタンモーターの永久磁石とヒステリシス板
を利用して逆回転再生時のクラッチ力を得るもので、供
給リール台のマグネットクラッチ手段を排除し、小形,
軽量化し、かつコスト低減した磁気記録再生装置を提供
することを目的とする。
【0011】
【課題を解決するための手段】この目的を達成するため
に本発明の磁気記録再生装置は、磁気テープを所定の速
度で走行させるためのキャプスタン軸と、キャプスタン
軸を回転自在なように保持するキャプスタンハウジング
と、キャプスタンハウジングを固定する基盤と、キャプ
スタン軸に同軸に取り付けられた永久磁石と、基盤に固
定され永久磁石と対向して配設されたコイルと、コイル
をはさんで永久磁石と反対側に磁力によって吸引され、
かつキャプスタン軸に対し回転自在に取り付けられたヒ
ステリシス板を備え、ヒステリシス板により回転駆動さ
れるリール駆動手段と、リール駆動手段によって駆動さ
れる供給リール台を備えた構成を有している。
に本発明の磁気記録再生装置は、磁気テープを所定の速
度で走行させるためのキャプスタン軸と、キャプスタン
軸を回転自在なように保持するキャプスタンハウジング
と、キャプスタンハウジングを固定する基盤と、キャプ
スタン軸に同軸に取り付けられた永久磁石と、基盤に固
定され永久磁石と対向して配設されたコイルと、コイル
をはさんで永久磁石と反対側に磁力によって吸引され、
かつキャプスタン軸に対し回転自在に取り付けられたヒ
ステリシス板を備え、ヒステリシス板により回転駆動さ
れるリール駆動手段と、リール駆動手段によって駆動さ
れる供給リール台を備えた構成を有している。
【0012】
【作用】この構成において、キャプスタンモーターの永
久磁石を利用して逆再生時のクラッチ力を得ることとな
る。
久磁石を利用して逆再生時のクラッチ力を得ることとな
る。
【0013】
【実施例】以下、本発明の一実施例について、図面を参
照しながら説明する。
照しながら説明する。
【0014】本実施例のキャプスタンの構成を示す図1
において、31は磁気テープを所定の速度で走行させる
ためのキャプスタン軸30を回転自在に保持する軸受
け、32は軸受け31を固定するキャプスタンハウジン
グ、33はキャプスタンハウジング32を固定しキャプ
スタン全体をシャーシに取り付けるための基盤、34は
キャプスタン軸30に同軸に固定されたバックヨーク、
35はバックヨーク34に取り付けられた永久磁石、3
6はバックヨーク34をキャプスタン軸30に固定する
ための部材、37は基盤33に取り付けられたコイル、
38はコイル37を基盤に固定するための部材、39は
永久磁石35によって36の部材に引き付けられ、かつ
キャプスタン軸30に対し回転自在なヒステリシス板、
40はヒステリシス板39に取り付けられたキャプスタ
ンギヤである。
において、31は磁気テープを所定の速度で走行させる
ためのキャプスタン軸30を回転自在に保持する軸受
け、32は軸受け31を固定するキャプスタンハウジン
グ、33はキャプスタンハウジング32を固定しキャプ
スタン全体をシャーシに取り付けるための基盤、34は
キャプスタン軸30に同軸に固定されたバックヨーク、
35はバックヨーク34に取り付けられた永久磁石、3
6はバックヨーク34をキャプスタン軸30に固定する
ための部材、37は基盤33に取り付けられたコイル、
38はコイル37を基盤に固定するための部材、39は
永久磁石35によって36の部材に引き付けられ、かつ
キャプスタン軸30に対し回転自在なヒステリシス板、
40はヒステリシス板39に取り付けられたキャプスタ
ンギヤである。
【0015】また、本実施例の供給リール台の構成を示
す図2において、41はリール台全体の高さ方向を支え
るリールトップ、42は歯車が形成されリールトップ4
1を固定するリールテーブル、43は上下に移動可能な
ようにリールテーブル42に取り付けられカセット内の
供給リールの回転をリールテーブル42に伝達するリー
ルフック、44はリールテーブル42に取り付けられリ
ールフック43をリールトップ41に押圧する圧縮ばね
である。
す図2において、41はリール台全体の高さ方向を支え
るリールトップ、42は歯車が形成されリールトップ4
1を固定するリールテーブル、43は上下に移動可能な
ようにリールテーブル42に取り付けられカセット内の
供給リールの回転をリールテーブル42に伝達するリー
ルフック、44はリールテーブル42に取り付けられリ
ールフック43をリールトップ41に押圧する圧縮ばね
である。
【0016】また、本実施例の巻取りリール台の構成を
示す図3において、45はリール台全体の高さ方向を支
えるリールトップ、46は歯車が形成されリールトップ
45を固定するリールテーブル、47は上下に移動可能
なようにリールテーブル46に取り付けられカセット内
の供給リールの回転をリールテーブル46に伝達するリ
ールフック、48はリールテーブル46に取り付けられ
リールフック47をリールトップ45に押圧する圧縮ば
ね、49はリールテーブル46に固定されたヨーク板、
50はヨーク板49にその磁力によって引き付けられて
いるマグネット、51はヒステリシス板、52はマグネ
ット50とヒステリシス板51にはさまれたスラストワ
ッシャである。ヒステリシス板51をインサート成形し
た歯車53は、マグネット50の磁力によってリールテ
ーブル46に回転自在に引き付けられている。
示す図3において、45はリール台全体の高さ方向を支
えるリールトップ、46は歯車が形成されリールトップ
45を固定するリールテーブル、47は上下に移動可能
なようにリールテーブル46に取り付けられカセット内
の供給リールの回転をリールテーブル46に伝達するリ
ールフック、48はリールテーブル46に取り付けられ
リールフック47をリールトップ45に押圧する圧縮ば
ね、49はリールテーブル46に固定されたヨーク板、
50はヨーク板49にその磁力によって引き付けられて
いるマグネット、51はヒステリシス板、52はマグネ
ット50とヒステリシス板51にはさまれたスラストワ
ッシャである。ヒステリシス板51をインサート成形し
た歯車53は、マグネット50の磁力によってリールテ
ーブル46に回転自在に引き付けられている。
【0017】上記の各構成要素よりなる磁気記録再生装
置について、各構成要素の関係と動作を説明する。
置について、各構成要素の関係と動作を説明する。
【0018】逆再生時にキャプスタン軸30によって送
り出された磁気テープが供給リールに巻取られるときの
キャプスタンから供給リール台までの動力伝達手段は、
上述の従来の例と同様であるので説明は省略する。しか
し図2に示すように、供給リール台は内部にクラッチ手
段を備えていないので、磁気テープのテンションによる
供給リール台の回転を妨げようとする力は、キャプスタ
ンから供給リール台までの動力伝達手段を経てキャプス
タンギヤ40にかかる。ここでキャプスタンギヤ40お
よびヒステリシス板39は永久磁石35の磁力によって
キャプスタン軸30に回転自在に取り付けられているの
で、ヒステリシス板39とキャプスタン軸30の間で滑
りが生じる。よって永久磁石35によって生じるトルク
以上の力では磁気テープを巻取ることはできず、供給リ
ール台の巻取りトルクは一定に保たれることになる。
り出された磁気テープが供給リールに巻取られるときの
キャプスタンから供給リール台までの動力伝達手段は、
上述の従来の例と同様であるので説明は省略する。しか
し図2に示すように、供給リール台は内部にクラッチ手
段を備えていないので、磁気テープのテンションによる
供給リール台の回転を妨げようとする力は、キャプスタ
ンから供給リール台までの動力伝達手段を経てキャプス
タンギヤ40にかかる。ここでキャプスタンギヤ40お
よびヒステリシス板39は永久磁石35の磁力によって
キャプスタン軸30に回転自在に取り付けられているの
で、ヒステリシス板39とキャプスタン軸30の間で滑
りが生じる。よって永久磁石35によって生じるトルク
以上の力では磁気テープを巻取ることはできず、供給リ
ール台の巻取りトルクは一定に保たれることになる。
【0019】通常の記録再生時は、キャプスタンから送
り出された磁気テープは巻取りリールに巻取られる。こ
のとき、巻取りリール台に内蔵されているマグネットク
ラッチのトルクはキャプスタンの永久磁石35によって
発生するクラッチ力よりも小さいので巻取りリール台の
マグネット50とヒステリシス板51の間で滑りが生
じ、キャプスタンの永久磁石35とヒステリシス板39
の間で滑りは生じない。
り出された磁気テープは巻取りリールに巻取られる。こ
のとき、巻取りリール台に内蔵されているマグネットク
ラッチのトルクはキャプスタンの永久磁石35によって
発生するクラッチ力よりも小さいので巻取りリール台の
マグネット50とヒステリシス板51の間で滑りが生
じ、キャプスタンの永久磁石35とヒステリシス板39
の間で滑りは生じない。
【0020】以上のように本実施例によれば、キャプス
タンの永久磁石35とヒステリシス板39を利用したマ
グネットクラッチ手段を設けることにより、供給リール
台の内部のマグネットクラッチ手段を必要としないの
で、磁気記録再生装置を小形,軽量化でき、かつコスト
低減できる。
タンの永久磁石35とヒステリシス板39を利用したマ
グネットクラッチ手段を設けることにより、供給リール
台の内部のマグネットクラッチ手段を必要としないの
で、磁気記録再生装置を小形,軽量化でき、かつコスト
低減できる。
【0021】なお、本実施例では、キャプスタンの動力
を伝達する手段としてキャプスタンギヤ40を用いた例
を示したが、キャプスタンプーリーを用いてもよい。
を伝達する手段としてキャプスタンギヤ40を用いた例
を示したが、キャプスタンプーリーを用いてもよい。
【0022】
【発明の効果】以上の実施例の説明からも明らかなよう
に本発明は、磁気テープを所定の速度で走行させるため
のキャプスタン軸と、キャプスタン軸を回転自在なよう
に保持するキャプスタンハウジングと、キャプスタンハ
ウジングを固定する基盤と、キャプスタン軸に同軸に取
り付けられた永久磁石と、基盤に固定され永久磁石と対
向して配設されたコイルと、コイルをはさんで永久磁石
と反対側に磁力によって吸引され、かつキャプスタン軸
に対し回転自在に取り付けられたヒステリシス板を備
え、ヒステリシス板により回転駆動されるリール駆動手
段と、リール駆動手段によって駆動される供給リール台
を備えた構成により、供給リール台のマグネットクラッ
チ手段を必要とせず、小形,軽量化し、かつコスト低減
した優れた磁気記録再生装置を実現できるものである。
に本発明は、磁気テープを所定の速度で走行させるため
のキャプスタン軸と、キャプスタン軸を回転自在なよう
に保持するキャプスタンハウジングと、キャプスタンハ
ウジングを固定する基盤と、キャプスタン軸に同軸に取
り付けられた永久磁石と、基盤に固定され永久磁石と対
向して配設されたコイルと、コイルをはさんで永久磁石
と反対側に磁力によって吸引され、かつキャプスタン軸
に対し回転自在に取り付けられたヒステリシス板を備
え、ヒステリシス板により回転駆動されるリール駆動手
段と、リール駆動手段によって駆動される供給リール台
を備えた構成により、供給リール台のマグネットクラッ
チ手段を必要とせず、小形,軽量化し、かつコスト低減
した優れた磁気記録再生装置を実現できるものである。
【図1】本発明の一実施例の磁気記録再生装置のキャプ
スタンの概念を示す正面断面図
スタンの概念を示す正面断面図
【図2】同磁気記録再生装置の供給リール台の概念を示
す正面断面図
す正面断面図
【図3】同磁気記録再生装置の巻取りリール台の概念を
示す正面断面図
示す正面断面図
【図4】従来の磁気記録再生装置のキャプスタンの概念
を示す正面断面図
を示す正面断面図
【図5】同磁気記録再生装置の供給リール台の概念を示
す正面断面図
す正面断面図
【図6】同磁気記録再生装置のキャプスタンから供給リ
ール台までの動力伝達手段の要部を示した平面略図
ール台までの動力伝達手段の要部を示した平面略図
30 キャプスタン軸 33 基盤 34 バックヨーク 35 永久磁石 39 ヒステリシス板 40 キャプスタンギヤ
Claims (1)
- 【請求項1】 磁気テープを所定の速度で走行させるキ
ャプスタン軸と、前記キャプスタン軸を回転自在に保持
するキャプスタンハウジングと、前記キャプスタンハウ
ジングを固定する基盤と、前記キャプスタン軸に同軸に
取り付けられた永久磁石と、前記基盤に固定され前記永
久磁石と対向して配設されたコイルと、前記コイルをは
さんで前記永久磁石と反対側に磁力によって吸引され、
かつキャプスタン軸に対し回転自在に取り付けられたヒ
ステリシス板を備え、前記ヒステリシス板により回転駆
動されるリール駆動手段と、前記リール駆動手段によっ
て駆動される供給リール台を備えた磁気記録再生装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4001288A JP2606041B2 (ja) | 1992-01-08 | 1992-01-08 | 磁気記録再生装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4001288A JP2606041B2 (ja) | 1992-01-08 | 1992-01-08 | 磁気記録再生装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH05182299A JPH05182299A (ja) | 1993-07-23 |
JP2606041B2 true JP2606041B2 (ja) | 1997-04-30 |
Family
ID=11497271
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP4001288A Expired - Fee Related JP2606041B2 (ja) | 1992-01-08 | 1992-01-08 | 磁気記録再生装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2606041B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP3436682B2 (ja) * | 1998-03-19 | 2003-08-11 | シャープ株式会社 | キャプスタンモータおよびテープ走行装置 |
Family Cites Families (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS60195753A (ja) * | 1984-03-16 | 1985-10-04 | Sony Corp | 音声駆動テ−プレコ−ダ |
-
1992
- 1992-01-08 JP JP4001288A patent/JP2606041B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH05182299A (ja) | 1993-07-23 |
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