JPH0785640B2 - キャプスタンモータ - Google Patents

キャプスタンモータ

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JPH0785640B2
JPH0785640B2 JP61209904A JP20990486A JPH0785640B2 JP H0785640 B2 JPH0785640 B2 JP H0785640B2 JP 61209904 A JP61209904 A JP 61209904A JP 20990486 A JP20990486 A JP 20990486A JP H0785640 B2 JPH0785640 B2 JP H0785640B2
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JP
Japan
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motor
rotor
pulley
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shaped member
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JPS6369443A (ja
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恵介 巽
勝敏 長尾
守 ▲吉▼田
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Panasonic Holdings Corp
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Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は、例えばビデオテープレコーダなどの磁気記録
再生装置に用いて有効なキャプスタンモータに関するも
のである。
従来の技術 従来、モータと被駆動部の間に、過大な負荷によるモー
タの発熱および被駆動部の破損等を防止する為に、回転
摩擦伝達機構を利用したトルク伝達装置(以下、トルク
リミッターと言う)を設けたものが考えられている。
発明が解決しようとする問題点 しかしながら、そのような従来例においては、モータと
トルクリミッターが別になっている為に、部品点数が増
えたり、装置が複雑かつ大型化し、コスト高にもなって
いた。
本発明は、モータの一部をトルクリミッターとして兼用
することにより、構造の簡単で、かつ低コストで実現で
きるトルクリミッター付のモータを提供するものであ
る。
問題点を解決するための手段 上記問題点を解決するための本発明のキャプスタンモー
タは、ピンチローラと共働してテープを走行駆動させる
モータの回転軸と、前記モータの回転軸と同軸上で回転
可能であるとともに前記モータ軸の長さ方向に変位可能
な様に設けられたプーリと、前記モータのロータと対向
しうる位置で前記プーリと一体的に回転する様に前記プ
ーリに結合された円板状部材と、前記モータのロータと
前記円板状部材の間に配設された摩擦部材と、前記円板
状部材と前記モータのロータに対して、前記摩擦部材を
介して圧接する様に前記プーリを前記モータの回転軸の
長さ方向に押圧付勢する弾性部材を設けて構成したトル
ク伝達装置を具備した構成を備えたものである。
作用 本発明は上記した構成によって、構造が小型かつ簡単
で、低コストで実現出来るトルクリミッター付のキャプ
スタンモータを提供することができる。
実施例 以下、本発明を、ビデオテープレコーダのキャプスタン
モータに適用した例で説明する。図示のモータは回転軸
の一部をキャプスタン軸とした平面対向型ブラシレスモ
ータである。ロータボス6はロータマグネット5を保持
するロータプレート7とバックヨーク8とを一体的に保
持し、ロータを構成する。ロータボス6には、回転軸1
が圧入固着されている。回転軸1は、含油軸受である第
1の軸受12および第2の軸受13によって、回転自在に軸
支されている。基板20に取付けられたモータハウジング
9には、中央部を空穴と成した突部9aを設けており、第
1の軸受12および第2の軸受13が、図に示す位置に圧入
して取付けられている。
基板20にはプリント基板よりなるステータプレート11が
固着され、ステータプレート11上には、前記ロータのロ
ータマグネット5に対向する位置に、ステータコイル29
が設けられている。ステータプレート11上であって、ス
テータコイル29が設けられている反対側には、ステータ
ヨーク22が設けられ、ロータマグネット5との間に磁気
吸引力を発生させている。ハウジング9の上端部には、
ロータのロータマグネット5と、固定子のステータコイ
ル29との隙間を調整すると共に、ロータマグネット5と
ステータヨーク22とによって発生する磁気吸引力による
スラスト荷重を受けるスラスト部材14が螺合されてい
る。この様な構成にすることにより、ステータコイル29
により生じる回転磁界の作用で、ロータが第1の軸受12
および第2の軸受13とによって軸支された回転軸1と共
に回転する。
2は歯付ベルトプーリであり、円板状部材3が結合され
ている。歯付ベルトプーリ2は、ロータボス6のボス部
6aに回転可能な様に取付けられ、回転軸方向にも摺動可
能である。15は圧縮バネであり、歯付ベルトプーリ2
と、ロータボス6に設けられた止メ輪10との間に配設さ
れ、ロータプレート7と円板状部材3との間に配設され
たフエルト等よりなる摩擦部材4を圧接する方向に取付
けられている。このような構成にして、ロータプレート
7に摩擦部材4を圧接する様にして歯付ベルトプーリ2
がロータボス部6aに取付けられている。歯付ベルトプー
リ2は、歯付ベルト19により例えばVTRの場合、テープ
引出し機構,テープ走行駆動機構,カセットローディン
グ機構等の被駆動部21に連結されている。回転軸1はVT
RのキャプスタンDDモータの場合、ピンチローラと共働
して、テープを走行駆動させるキャプスタン軸である。
上記の様に構成したトルクリミッター付のモータにおい
ては、被駆動部が正常は負荷により正しい動作をしてい
れば、歯付ベルトプーリとロータは一体となって回転す
る。しかしながら、被駆動部21に異常負荷が作用した場
合、前記トルクリミッターがないと、モータは前記駆動
部の負荷増大に対応して駆動トルクが増大される。その
為、モータのコイル部が発熱して、断線したりする問題
や、モータと被駆動部との連結部の一部に過大な負荷が
発生し、連結部に介在する機構部品に許容応力異常の力
が作用して破損するという問題や、被駆動部21に外力が
瞬時に作用して、被駆動部21の動作を瞬時に停止させた
場合には、それまでのモータのロータの回転慣性力が歯
付ベルト19を介して、被駆動部21に著しく増大して作用
し、機構部品を破損させる等の問題があった。
しかし図のトルクリミッター付のモータの場合、前記の
様な急激な負荷発生時には、円板状部材3と摩擦部材4
とロータプレート7間ですべりが発生し、あらかじめ、
圧縮バネ15で設定されたトルクリミッター力以上の力は
伝達しない。この構成により、被駆動部21に大きな負荷
が発生しても、それに対応する駆動力は、前記トルクリ
ミッター機構によりモータ部には発生しない。それによ
りモータコイル部の発熱問題を防止する。又、被駆動部
21が外力により瞬時に停止させられた場合、ロータの著
しく増大した慣性力は、トルクリミッター機構に吸収さ
れ、歯付ベルトプーリ2には伝達されない。それによ
り、被駆動部の機構部品の破損等の問題も解消される。
この様にして、本発明のキャプスタンモータは、回転軸
(キャプスタン軸)は、ピンチローラと共働してテープ
を走行駆動させることが出来る。また、それと同時に回
転軸の一端に取付けられたトルクリミッタ部に設けられ
たプーリを介して、外部の被駆動部を駆動することが出
来る。又、トルクリミッタ部のトルク設定は、モータの
特性及びモータロータ部の最外形状に関係なく、摩擦部
材の接触面積及び圧縮バネ力によって、任意に設定する
ことが出来る。
発明の効果 以上のように本発明のキャプスタンモータは、モータの
回転軸と同軸上で回転可能であるとともに前記モータ軸
の長さ方向に変位可能な様に設けられたプーリと、前記
モータのロータと対向しうる位置で前記プーリと一体的
に回転する様に前記プーリに結合された円板状部材と、
前記モータのロータと前記円板状部材の間に配設された
摩擦部材と、前記円板状部材と前記モータのロータに対
して、前記摩擦部材を介して圧接する様に前記プーリを
前記モータの回転軸の長さ方向に押圧付勢する弾性部材
を設けて構成したトルク伝達装置を具備した構成とする
ことにより、構造が小型かつ簡単で、しかも低コストで
実現できるトルクリミッター付のキャプスタンモータを
提供することができる。
【図面の簡単な説明】
図は本発明の一実施例の断面図である。 1……回転軸、2……歯付ベルトプーリ、3……円板状
部材、4……摩擦部材、5……ロータマグネット、6…
…ロータボス、7……ロータプレート、29……ステータ
コイル、15……圧縮バネ、19……歯付ベルト、21……被
駆動部。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭52−67713(JP,A) 特開 昭54−147407(JP,A) 特開 昭61−17727(JP,A) 実開 昭59−150025(JP,U)

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】ピンチローラと共働してテープを走行駆動
    させるモータの回転軸と、前記モータの回転軸と同軸上
    で回転可能であるとともに前記モータ軸の長さ方向に変
    位可能な様に設けられたプーリと、前記モータのロータ
    と対向しうる位置で前記プーリと一体的に回転する様に
    前記プーリに結合された円板状部材と、前記モータのロ
    ータと前記円板状部材の間に配設された摩擦部材と、前
    記円板状部材と前記モータのロータに対して、前記摩擦
    部材を介して圧接する様に前記プーリを前記モータの回
    転軸の長さ方向に押圧付勢する弾性部材を設けて構成し
    たトルク伝達装置を具備したことを特徴とするキャプス
    タンモータ。
JP61209904A 1986-09-05 1986-09-05 キャプスタンモータ Expired - Fee Related JPH0785640B2 (ja)

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JP61209904A JPH0785640B2 (ja) 1986-09-05 1986-09-05 キャプスタンモータ

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Publication Number Publication Date
JPS6369443A JPS6369443A (ja) 1988-03-29
JPH0785640B2 true JPH0785640B2 (ja) 1995-09-13

Family

ID=16580573

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
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JPS5267713A (en) * 1975-12-04 1977-06-04 Sony Corp Motor
JPS6041539B2 (ja) * 1978-05-10 1985-09-17 ソニー株式会社 モ−タ
JPS59150025U (ja) * 1983-03-29 1984-10-06 日本発条株式会社 トルクリミツタ
JPS6117727A (ja) * 1984-06-30 1986-01-25 Sony Corp トルクリミツタ−

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JPS6369443A (ja) 1988-03-29

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