JP2605962Y2 - 高所作業車 - Google Patents
高所作業車Info
- Publication number
- JP2605962Y2 JP2605962Y2 JP1993069040U JP6904093U JP2605962Y2 JP 2605962 Y2 JP2605962 Y2 JP 2605962Y2 JP 1993069040 U JP1993069040 U JP 1993069040U JP 6904093 U JP6904093 U JP 6904093U JP 2605962 Y2 JP2605962 Y2 JP 2605962Y2
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- floor
- work table
- work
- extended
- worktable
- Prior art date
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- Forklifts And Lifting Vehicles (AREA)
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本考案は、建築工事現場の天井作
業等に用いられる高所作業車に係り、特に、作業面積を
広げるために、作業台に水平に張出す拡張床を連結した
高所作業車に関する。
業等に用いられる高所作業車に係り、特に、作業面積を
広げるために、作業台に水平に張出す拡張床を連結した
高所作業車に関する。
【０００２】
【従来の技術】一般に高所作業車は、作業台の大きさが
限られているので作業性が悪かった。このため、作業台
の側部に拡張床を取付けて作業面積を拡張し、作業性の
向上を図ったものがある。この拡張床は、作業台の一側
部に取付けピンによって取付けられたり、作業台の下部
に格納され、動力機構によって作業台から突出するよう
に取付けられていた。
限られているので作業性が悪かった。このため、作業台
の側部に拡張床を取付けて作業面積を拡張し、作業性の
向上を図ったものがある。この拡張床は、作業台の一側
部に取付けピンによって取付けられたり、作業台の下部
に格納され、動力機構によって作業台から突出するよう
に取付けられていた。
【０００３】
【考案が解決しようとする課題】しかし上述の取付けピ
ンによって拡張床を取付けるものでは、取り付けるのに
手間がかかると共に、拡張床は高所作業車とは別体とな
るので、拡張床の保管場所が必要になっていた。
ンによって拡張床を取付けるものでは、取り付けるのに
手間がかかると共に、拡張床は高所作業車とは別体とな
るので、拡張床の保管場所が必要になっていた。
【０００４】また、動力機構によって作業台から拡張床
が突出するようにしたものでは、機構が複雑になり、高
所作業車の製造コストが上がっていた。
が突出するようにしたものでは、機構が複雑になり、高
所作業車の製造コストが上がっていた。
【０００５】そこで本考案は、簡単な構造で、必要に応
じて作業面積を拡張することのできる高所作業車を安価
に提供することを目的としている。
じて作業面積を拡張することのできる高所作業車を安価
に提供することを目的としている。
【０００６】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
め本考案は、基台と作業台との間に昇降機構を配設し、
該昇降機構によって作業台を昇降させる高所作業車にお
いて、前記作業台の一側部から水平に張出す拡張床を、
上方へ回動可能に作業台の一側部に連結すると共に、前
記拡張床を上方へ付勢するエアダンパを、拡張床底部と
作業台との間に設けたことを特徴としている。
め本考案は、基台と作業台との間に昇降機構を配設し、
該昇降機構によって作業台を昇降させる高所作業車にお
いて、前記作業台の一側部から水平に張出す拡張床を、
上方へ回動可能に作業台の一側部に連結すると共に、前
記拡張床を上方へ付勢するエアダンパを、拡張床底部と
作業台との間に設けたことを特徴としている。
【０００７】
【作用】これにより高所作業車の運搬時や走行時等で
は、拡張床を、作業台との取付け部を支点に上方に９０
度回動させ、作業台の一側部に垂直に立てて保持するこ
とができる。また、拡張床を使用する際には、前述の状
態から拡張床を作業台との取付け部を支点に下方に９０
度回動して、作業台から水平に張り出すことができる。
水平に張り出した拡張床を立てる際には、エアダンパに
よって楽に持ち上げることができる。
は、拡張床を、作業台との取付け部を支点に上方に９０
度回動させ、作業台の一側部に垂直に立てて保持するこ
とができる。また、拡張床を使用する際には、前述の状
態から拡張床を作業台との取付け部を支点に下方に９０
度回動して、作業台から水平に張り出すことができる。
水平に張り出した拡張床を立てる際には、エアダンパに
よって楽に持ち上げることができる。
【０００８】
【実施例】以下、本考案の一実施例を図面に基づいて説
明する。高所作業車１は、走行可能な基台２と作業台３
との間に、昇降機構として、シザースリンク機構４を配
設したもので、該シザースリンク機構４を開閉させるこ
とによって、作業台３を昇降させている。また、作業台
３の一側部には、作業台の一側部から水平に張出す拡張
床５が、作業台３との連結部分を支点として、上方へ回
動可能に連結されている。
明する。高所作業車１は、走行可能な基台２と作業台３
との間に、昇降機構として、シザースリンク機構４を配
設したもので、該シザースリンク機構４を開閉させるこ
とによって、作業台３を昇降させている。また、作業台
３の一側部には、作業台の一側部から水平に張出す拡張
床５が、作業台３との連結部分を支点として、上方へ回
動可能に連結されている。
【０００９】作業台３は、基台２の上面と略同一の面積
を有した矩形に形成され、一側部両端には、拡張床５の
取付け部３ａ，３ａが設けられる。各取付け部３ａは、
２枚の板材を作業台３の幅方向に平行に突設して形成さ
れるもので、各板材の中央部には、ピン挿通孔がそれぞ
れ穿設されている。また、作業台３の拡張床連結側を除
いた外周には手摺り７が立設され、作業台３の上面に
は、拡張床５の受け部３ｂとストッパ３ｃが突設されて
いる。
を有した矩形に形成され、一側部両端には、拡張床５の
取付け部３ａ，３ａが設けられる。各取付け部３ａは、
２枚の板材を作業台３の幅方向に平行に突設して形成さ
れるもので、各板材の中央部には、ピン挿通孔がそれぞ
れ穿設されている。また、作業台３の拡張床連結側を除
いた外周には手摺り７が立設され、作業台３の上面に
は、拡張床５の受け部３ｂとストッパ３ｃが突設されて
いる。
【００１０】拡張床５は、作業台３より幅の狭い矩形に
形成され、一側部に作業台取付け用の取付け腕５ａ，５
ａが突設される。また、各取付け腕５ａには、前記取付
け部３ａのピン挿通孔に連通するピン挿通孔がそれぞれ
穿設されている。作業台３と拡張床５とは、前記取付け
腕５ａを前記取付け部３ａにそれぞれ挟持させ、ピン６
をピン挿通孔に挿通することによって、作業台から水平
に張出した状態から垂直方向に回動可能に連結される。
形成され、一側部に作業台取付け用の取付け腕５ａ，５
ａが突設される。また、各取付け腕５ａには、前記取付
け部３ａのピン挿通孔に連通するピン挿通孔がそれぞれ
穿設されている。作業台３と拡張床５とは、前記取付け
腕５ａを前記取付け部３ａにそれぞれ挟持させ、ピン６
をピン挿通孔に挿通することによって、作業台から水平
に張出した状態から垂直方向に回動可能に連結される。
【００１１】また、拡張床５の作業台取付け側を除いた
外周には、作業台３と同様に手摺り７が立設され、先端
側に取付けられる手摺り７ａは、一端を支点として拡張
床５の内側に９０度回動可能に取付けられる。さらに、
拡張床５の下部にはエアダンパ８が設けられる。このエ
アダンパ８は、拡張床５を上方へ付勢するように、一端
を作業台３の拡張床連結側の端部に、他端を拡張床５の
先端側の底部にそれぞれ取付け、作業者が、拡張床５を
楽に垂直方向に回動できるようにしている。
外周には、作業台３と同様に手摺り７が立設され、先端
側に取付けられる手摺り７ａは、一端を支点として拡張
床５の内側に９０度回動可能に取付けられる。さらに、
拡張床５の下部にはエアダンパ８が設けられる。このエ
アダンパ８は、拡張床５を上方へ付勢するように、一端
を作業台３の拡張床連結側の端部に、他端を拡張床５の
先端側の底部にそれぞれ取付け、作業者が、拡張床５を
楽に垂直方向に回動できるようにしている。
【００１２】上述のような高所作業車１は、輸送時や走
行時には拡張床５を、取付け部３ａ，３ａを支点として
９０度垂直方向に回動させて、作業台３の一側部に垂直
に立てて保持する。このとき、拡張床５の側部の手摺り
７を、作業台３の受け部３ｂ，３ｂに当接させ、ストッ
パ３ｃ，３ｃによって作業台３に固定する。また、先端
側の手摺り７ａを、一端を支点に９０度回動し、側部の
手摺り７と重ねておく。さらに、作業台３の作業面積を
拡張したいときには、ストッパ３ｃ，３ｃを手摺り７か
ら外し、取付け部３ａ，３ａを支点として拡張床５を回
動して、作業台３と水平に張出し、拡張床５の先端側の
手摺り７ａを回動し所定位置に取り付ける。この際に、
拡張床５の下部に設けたエアダンパ８によって、拡張床
５が緩やかに回動して、作業台３に急激なショックを与
えない。また、水平に張出した拡張床６を、作業台３に
垂直に立てる際には、拡張床５の下部に設けたエアダン
パ８によって、作業者は楽に拡張床５を持ち上げること
ができる。
行時には拡張床５を、取付け部３ａ，３ａを支点として
９０度垂直方向に回動させて、作業台３の一側部に垂直
に立てて保持する。このとき、拡張床５の側部の手摺り
７を、作業台３の受け部３ｂ，３ｂに当接させ、ストッ
パ３ｃ，３ｃによって作業台３に固定する。また、先端
側の手摺り７ａを、一端を支点に９０度回動し、側部の
手摺り７と重ねておく。さらに、作業台３の作業面積を
拡張したいときには、ストッパ３ｃ，３ｃを手摺り７か
ら外し、取付け部３ａ，３ａを支点として拡張床５を回
動して、作業台３と水平に張出し、拡張床５の先端側の
手摺り７ａを回動し所定位置に取り付ける。この際に、
拡張床５の下部に設けたエアダンパ８によって、拡張床
５が緩やかに回動して、作業台３に急激なショックを与
えない。また、水平に張出した拡張床６を、作業台３に
垂直に立てる際には、拡張床５の下部に設けたエアダン
パ８によって、作業者は楽に拡張床５を持ち上げること
ができる。
【００１３】このように、拡張床５を垂直方向に回動可
能に作業台３に取付けることによって、拡張床５を作業
台３に立てた状態に格納されるので、余分なスペースを
必要とせず、輸送や走行に支承をきたすことなく、ま
た、作業台３の作業面積を必要に応じて拡張することが
できる。さらに、簡単な構造で拡張床５を作業台３に連
結することができるので、高所作業車１の製造コストが
上がる虞がない。
能に作業台３に取付けることによって、拡張床５を作業
台３に立てた状態に格納されるので、余分なスペースを
必要とせず、輸送や走行に支承をきたすことなく、ま
た、作業台３の作業面積を必要に応じて拡張することが
できる。さらに、簡単な構造で拡張床５を作業台３に連
結することができるので、高所作業車１の製造コストが
上がる虞がない。
【００１４】尚、上記実施例では、昇降機構としてシザ
ースリンク機構を開閉するもので説明したが、昇降機構
はこれに限定されるものではなく、垂直マスト方式ある
いは屈曲又は伸縮アーム方式等の昇降機構でもよい。
ースリンク機構を開閉するもので説明したが、昇降機構
はこれに限定されるものではなく、垂直マスト方式ある
いは屈曲又は伸縮アーム方式等の昇降機構でもよい。
【００１５】
【考案の効果】本考案は以上のように、作業台の一側部
から水平に張出す拡張床を、上方へ回動可能に作業台の
一側部に連結すると共に、拡張床を上方へ付勢するエア
ダンパを、拡張床底部と作業台との間に設けたので、作
業台から拡張床を水平に張出す際には、エアダンパによ
って拡張床が緩やかに回動して、作業台に急激なショッ
クを与えず、拡張床を立てる際には、エアダンパによっ
て楽に持ち上げることができるから、拡張床の張出し，
格納を安全且つ簡単に行え、必要に応じて作業面積を広
げることができると共に、拡張床が、高所作業車の輸送
や走行に支承を来す虞がない。さらに、簡単な構造で拡
張床を作業台に取付けられるので安価に提供できる。
から水平に張出す拡張床を、上方へ回動可能に作業台の
一側部に連結すると共に、拡張床を上方へ付勢するエア
ダンパを、拡張床底部と作業台との間に設けたので、作
業台から拡張床を水平に張出す際には、エアダンパによ
って拡張床が緩やかに回動して、作業台に急激なショッ
クを与えず、拡張床を立てる際には、エアダンパによっ
て楽に持ち上げることができるから、拡張床の張出し，
格納を安全且つ簡単に行え、必要に応じて作業面積を広
げることができると共に、拡張床が、高所作業車の輸送
や走行に支承を来す虞がない。さらに、簡単な構造で拡
張床を作業台に取付けられるので安価に提供できる。
【図１】 本考案の一実施例を示す正面図
【図２】 同じく平面図
１…高所作業車、２…基台、３…作業台、３ａ…取付け
部、３ｂ…受け部、４…シザースリンク機構、５…拡張
床、５ａ…取付け腕、６…ピン、７…手摺り、８…エア
ダンパ
部、３ｂ…受け部、４…シザースリンク機構、５…拡張
床、５ａ…取付け腕、６…ピン、７…手摺り、８…エア
ダンパ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭63−262397（ＪＰ，Ａ) 実開 昭61−152000（ＪＰ，Ｕ) 実開 平２−7293（ＪＰ，Ｕ) 実開 平５−51887（ＪＰ，Ｕ) 実開 平４−31798（ＪＰ，Ｕ) (58)調査した分野(Int.Cl.7，ＤＢ名) B66F 9/00 - 11/04
Claims (1)
- 【請求項１】 基台と作業台との間に昇降機構を配設
し、該昇降機構によって作業台を昇降させる高所作業車
において、前記作業台の一側部から水平に張出す拡張床
を、上方へ回動可能に作業台の一側部に連結すると共
に、前記拡張床を上方へ付勢するエアダンパを、拡張床
底部と作業台との間に設けたことを特徴とする高所作業
車。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1993069040U JP2605962Y2 (ja) | 1993-12-24 | 1993-12-24 | 高所作業車 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1993069040U JP2605962Y2 (ja) | 1993-12-24 | 1993-12-24 | 高所作業車 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0738089U JPH0738089U (ja) | 1995-07-14 |
| JP2605962Y2 true JP2605962Y2 (ja) | 2000-09-04 |
Family
ID=13391082
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1993069040U Expired - Fee Related JP2605962Y2 (ja) | 1993-12-24 | 1993-12-24 | 高所作業車 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2605962Y2 (ja) |
Families Citing this family (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR102289017B1 (ko) * | 2017-06-08 | 2021-08-11 | 세메스 주식회사 | 클린룸용 작업대 |
| KR102609173B1 (ko) * | 2021-11-02 | 2023-12-04 | 크린팩토메이션 주식회사 | 고소 작업 타워 및 그를 구비하는 고소 작업 타워 어셈블리 |
-
1993
- 1993-12-24 JP JP1993069040U patent/JP2605962Y2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH0738089U (ja) | 1995-07-14 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |