JP2605856Y2 - 発光ダイオード - Google Patents

発光ダイオード

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JP2605856Y2
JP2605856Y2 JP319893U JP319893U JP2605856Y2 JP 2605856 Y2 JP2605856 Y2 JP 2605856Y2 JP 319893 U JP319893 U JP 319893U JP 319893 U JP319893 U JP 319893U JP 2605856 Y2 JP2605856 Y2 JP 2605856Y2
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JP319893U
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和裕 小林
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株式会社シチズン電子
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    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01LSEMICONDUCTOR DEVICES NOT COVERED BY CLASS H10
    • H01L2224/00Indexing scheme for arrangements for connecting or disconnecting semiconductor or solid-state bodies and methods related thereto as covered by H01L24/00
    • H01L2224/01Means for bonding being attached to, or being formed on, the surface to be connected, e.g. chip-to-package, die-attach, "first-level" interconnects; Manufacturing methods related thereto
    • H01L2224/42Wire connectors; Manufacturing methods related thereto
    • H01L2224/47Structure, shape, material or disposition of the wire connectors after the connecting process
    • H01L2224/48Structure, shape, material or disposition of the wire connectors after the connecting process of an individual wire connector
    • H01L2224/4805Shape
    • H01L2224/4809Loop shape
    • H01L2224/48091Arched

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  • Optical Communication System (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は、チップ型の発光ダイオ
ードに関するものであり、特に実装用基板に対し、平行
及び直角を除く所定の角度を主方向として発光する発光
ダイオードを提供するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、赤外線等の光を用いたリモコン装
置に使用されている発信器側の赤外発光ダイオードは、
受信器側に効率良く信号としての赤外光を伝達するため
に、図5に示す様に、リード付発光ダイオード2のリー
ド部2aの途中を曲げて所望の角度方向へ発光させる様
にすることがあった。又、オーディオ装置におけるコー
ドレスヘッドホン等でオーディオ信号を周波数変調等に
より赤外光を用いて伝送する場合には、発信器から出た
赤外光が室内全体に行き渡る様にする必要があるため、
図6に示す様に、2個以上の複数個の発光ダイオード
4、6、8を設け、そのリード部4a、6a、8aを図
5に示す発光ダイオード2と同様に左右へ曲げて多方向
に向かって発光するようにしていた。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】前記従来技術におい
て、リード付発光ダイオードのリード部を曲げるには、
基板10の孔10aにリード部を挿入する前に曲げてお
く方法と挿入した後に曲げる方法があるが、挿入前に曲
げておく場合、自動機等での挿入が難しく、またリード
部を曲げるための工数を要するためコストアップになっ
てしまうという課題があった。又、挿入後に曲げる場合
には、リード部と基板上の配線部分とを接続する半田付
け部分にストレスを加えない様に治具等を用いて曲げる
必要があり、このような治具等の使用により曲げ角度の
バラツキが生じ易くなり、このため光放射の指向特性に
バラツキが生じるという課題もあった。
【0004】本考案は、上記課題に鑑みなされたもの
で、その目的は、基板への実装が簡便で、必要とされる
光放射の指向特性も安定して得られる発光ダイオードを
提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】本考案の発光ダイオード
は、基板に実装する際の基準面となる表面が平坦な下面
と、該下面に対して平行及び直角を除く一定の角度をな
す表面が平坦な斜面からなる上面と、を有する絶縁基体
と、該絶縁基体の上面から下面まで回り込むように各面
に沿って形成されている金属パターンからなる一対の電
極と、前記絶縁基体の上面上に形成された前記一対の電
極の一方にマウントされ且つ他方にワイヤーでワイヤー
ボンデイングされている発光ダイオードチップと、該発
光ダイオードチップとワイヤーを覆い且つ前記絶縁基体
の下面に対して平行な上面を有する透光性樹脂と、から
なり、外形が平坦な六面からなる立体形状を有するもの
である。また、本考案の発光ダイオードは、基板に実装
する際の基準面となる表面が平坦な下面と、該下面に対
して平行な上面と、該上面に設けられ且つ前記下面に対
して平行及び直角を除く一定の角度をなす斜面からなる
底面を有する凹部と、を有する絶縁基体と、該絶縁基体
の凹部の底面から下面まで回り込むように各面に沿って
形成されている金属パターンからなる一対の電極と、前
記絶縁基体の凹部の底面上に形成された前記一対の電極
の一方にマウントされ且つ他方にワイヤーでワイヤーボ
ンデイングされている発光ダイオードチップと、該発光
ダイオードチップとワイヤーを覆うと共に前記凹部を埋
め且つ前記絶縁基体の下面に対して平行な上面を有する
透光性樹脂と、からなり、外形が平坦な六面からなる立
体形状を有するものでもある。
【0006】
【考案の実施の形態】本考案の発光ダイオードは、発光
ダイオードチップのマウントされている斜面が、発光ダ
イオードを半田付け等により基板に取り付ける際の基準
面に対して、直角及び平行でない所望の角度θcをもっ
ている。このため、基板に対して発光ダイオードチップ
は、所望の角度にほぼ等しい角度θcを持っていること
になる。又、発光ダイオードチップから放射される光
は、発光ダイオードチップの上面より垂直方向を中心と
して放射される。この結果、本考案の発光ダイオードを
基板に実装した場合、基板の面と発光ダイオードチップ
から放射される光の中心方向のなす角度θpは90°−
θcとなり、発光ダイオードの斜面の傾斜角度により光
の放射角度を設定することができるものである。また、
本考案の発光ダイオードにおける透光性樹脂の上面は、
平坦で且つ絶縁基体の下面に対して平行に形成されてい
る。このため、この透光性樹脂の上面を自動機で吸着し
て基板にマウントすることができる。また、透光性樹脂
の上面と絶縁基体の下面が平行であるため、自動機での
位置決めも極めて簡単に行うことができる。
【0007】
【実施例】図1及び図2は本考案の一実施例に係る発光
ダイオードを示す正面図及び平面図であり、図3はその
発光ダイオードを基板に実装した状態を示す正面図であ
る。本実施例における絶縁基体12は、基板24に実装
する際の基準面となる下面12aと、この下面12aに
対して平行でない所定の角度をなすように形成されてい
る斜面としての上面12bとを有するものである。この
絶縁基体12の上面12bには、メッキ配線による金属
パターンからなる電極14、16が形成されている。こ
の電極14、16は、絶縁基体12の上面12bだけで
なく、側面及び下面12aまで回り込むように形成され
ている。その一方の電極14の上には、銀ペースト等を
用いて発光ダイオードチップ18が固着されている。こ
の発光ダイオードチップ18の上面の電極は、ワイヤー
20により電極16にワイヤーボンデイングされてい
る。このようにして電極14、16に接続されている発
光ダイオードチップ18とワイヤー20は、透光性樹脂
22で覆われて封止されている。
【0008】上記構成からなる本実施例の発光ダイオー
ドは、図3に示すように、その絶縁基体12の下面12
aを基板24の上面24bに載置して固定する。発光ダ
イオードチップ18は、主としてその上面側から光を放
射するため、その光の放射方向は、絶縁基体12の上面
12bに対して90°の角度をなす。また、絶縁基体1
2の上面12bと下面12aとが形成する角度θcは、
そのまま絶縁基板12の上面12bと基板24の上面2
4bとの間の角度となる。従って、上記のように発光ダ
イオードを基板24上に固定すると、発光ダイオードチ
ップ18が光を放射する方向18cと基板24の上面2
4bとの間の角度θpは、θp=90°−θcとなる。
このように、本実施例においては、絶縁基体12の下面
12aに対する上面12bの傾斜角度θcを設定するこ
とにより、基板24に対する光の放射方向18cの角度
θpを定めることがでるものである。尚、透光性樹脂2
2の上面22bを絶縁基体12の下面12aに対して平
行な面とすることにより、発光ダイオードの外形を略直
方体にすることができ、自動機によるマウントを容易に
することが可能である。
【0009】図4は本考案の他の実施例に係る発光ダイ
オードを示す断面図である。本実施例における絶縁基体
32には、その上面側に凹部32cが設けられており、
この凹部32cの底面32bが下面32aに対して所望
の角度をなす斜面となるように形成されている。本実施
例においては、この底面32bから凹部32cの側面を
通って絶縁基体32の上面、側面及び下面32aに電極
34、36が形成されている。この発光ダイオードにお
いては、底面32b上に形成された電極34の上に発光
ダイオードチップ38が固着され、ワイヤー40を用い
て電極36に接続されている。この発光ダイオードチッ
プ38とワイヤー40は、凹部32c内に注入される透
光性樹脂42により封止されている。
【0010】図4に示す発光ダイオードにおいては、発
光ダイオードチップ38が凹部32c内に収められてい
るため、光放射の指向特性が狭められ、所望の方向38
cへの光の放射を増加させることができるものである。
特に、電極34、36の一方又は両方の表面を光反射面
とすることにより、所望の方向38cへの光放射をより
強めることが可能である。尚、この発光ダイオードにお
いても、凹部32cを透光性樹脂42で埋めることによ
り、上下面が平行な略直方体になり、自動機でのマウン
トが簡便なものとなる。
【0011】
【考案の効果】本考案によれば、発光ダイオードを基板
に取り付ける際の基準面に対して発光ダイオードチップ
が取り付けられる面が平行及び直角を除く所望の角度を
なす斜面となっているので、発光ダイオードを基板に実
装するだけで所望の方向に光を照射させることができ
る。
【0012】また、本考案においては、絶縁基体の発光
ダイオードチップを取り付ける面を傾斜させているだけ
で、発光ダイオードの外形はこの種のチップ型のものと
同一とすることができるので、現在使用している自動機
でそのままマウントすることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の一実施例に係る発光ダイオードを示す
正面図である。
【図2】図1に示す発光ダイオードの平面図である。
【図3】図1及び図2に示す発光ダイオードを基板に実
装した状態を示す正面図である。
【図4】本考案の他の実施例に係る発光ダイオードを示
す断面図である。
【図5】リード付発光ダイオードを用いた従来例を示す
斜視図である。
【図6】リード付発光ダイオードを用いた従来例を示す
斜視図である。
【符号の説明】
12、32 絶縁基体 14、16、34、36 電極 18、38 発光ダイオードチップ 20、40 ワイヤー 24 基板

Claims (2)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 基板に実装する際の基準面となる表面が
    平坦な下面と、該下面に対して平行及び直角を除く一定
    の角度をなす表面が平坦な斜面からなる上面と、を有す
    る絶縁基体と、 該絶縁基体の上面から下面まで回り込むように各面に沿
    って形成されている金属パターンからなる一対の電極
    と、 前記絶縁基体の上面上に形成された前記一対の電極の一
    方にマウントされ且つ他方にワイヤーでワイヤーボンデ
    イングされている発光ダイオードチップと、 該発光ダイ
    オードチップとワイヤーを覆い且つ前記絶縁基体の下面
    に対して平行な上面を有する透光性樹脂と、からなり、 外形が平坦な六面からなる立体形状を有することを特徴
    とする発光ダイオード。
  2. 【請求項2】 基板に実装する際の基準面となる表面が
    平坦な下面と、該下面に対して平行な上面と、該上面に
    設けられ且つ前記下面に対して平行及び直角を除く一定
    の角度をなす斜面からなる底面を有する凹部と、を有す
    る絶縁基体と、 該絶縁基体の凹部の底面から下面まで回り込むように各
    面に沿って形成されている金属パターンからなる一対の
    電極と、 前記絶縁基体の凹部の底面上に形成された前記一対の電
    極の一方にマウントされ且つ他方にワイヤーでワイヤー
    ボンデイングされている発光ダイオードチップと、 該発光ダイオードチップとワイヤーを覆うと共に前記凹
    部を埋め且つ前記絶縁基体の下面に対して平行な上面を
    有する透光性樹脂と、からなり、 外形が平坦な六面からなる立体形状を有することを特徴
    とする発光ダイオード。
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