JP2605286Y2 - ハンドルの固定装置 - Google Patents

ハンドルの固定装置

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JP2605286Y2
JP2605286Y2 JP1993026629U JP2662993U JP2605286Y2 JP 2605286 Y2 JP2605286 Y2 JP 2605286Y2 JP 1993026629 U JP1993026629 U JP 1993026629U JP 2662993 U JP2662993 U JP 2662993U JP 2605286 Y2 JP2605286 Y2 JP 2605286Y2
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JP
Japan
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lever
handle
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fixing device
handle post
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JP1993026629U
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JPH0683583U (ja
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猛 吉井
寿夫 西村
昇 薮原
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Panasonic Corp
Panasonic Holdings Corp
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Panasonic Corp
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は、折畳自転車等における
ハンドルの固定装置に関する。
【0002】
【従来の技術】駐輪場等へ自転車を並べて置く場合、通
常の固定式のハンドルバー,ポストでは横巾をとる欠点
があった。また、フレーム中央で2分割横折式の折畳車
においても同様の欠点であった。
【0003】このような課題に対しては、ハンドルを9
0°水平に回転させれば、欠点は解消されるが、固定が
不確実でガタが生じ易い構造(実開平2−123489
号公報参照)であったり、走行方向に対し、90°にハ
ンドルバーを固定しにくく、また固定に際してはベルを
何回も回す手間を要する構造(実公昭48−27401
号公報参照)であったり、種々問題があった。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】本考案は、上記従来の
折畳自転車のハンドルの欠点に鑑み、レバーを半回転さ
せるだけで、ガタなくハンドルバーが固定されるハンド
ルの固定装置を提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】そこで、本考案は、ハン
ドルバーを取付けたラッグ部がレバー操作によりハンド
ルポストに対し、回転する機構において、ハンドルポス
トの外周の一部に軸当接部を設けるとともに、ラック部
偏心して軸支されかつ軸当接部に着脱自在に係止する
係止部材を有するレバーを設け、レバーの回転により、
軸当接部と係止部材との間の距離を変化させるようにし
たものである。
【0006】
【作用】軸当接部と係止部材とは、レバーを回動させる
ことにより、一方では、ハンドルポストとラッグ部及び
ハンドルバーの堅固な固定となり、他方では、ハンドル
ポストとラック部がフリーとなり、自由に回転すること
となる。
【0007】
【実施例】以下、本考案の一実施例を図1〜図13の図
面を参照しながら説明する。
【0008】図において、1は自転車の前ホーク及びフ
レームと接続しているハンドルポスト、2はハンドルバ
ーで、締付ボルト3によってピン4を中心に回転するブ
ラケット5を引上げることにより、ハンドルバー2をラ
ッグ部6に固定している。上記ブラケット5は図12の
ように中央に溝5aを有し、ハンドルバー2は図13の
ように、その溝5aに嵌り合う突起2aを有しており、
これにより締付ボルト3を緩めた時、ハンドルバー2を
安定して回転させる働きを有する。またラッグ部6のハ
ンドルバー2が嵌合する嵌合部には溝がないため、突起
2aは一定以上回転せず、安全装置となっている。
【0009】一方、ラッグ部6は、ハンドルポスト1に
対して回転可能に挿入するための穴を有し、そしてこの
穴は蓋7により上面が塞がれている。この蓋7は図5に
示すように鍔形状で、径小部7aにラッグ部6の穴内径
に設けられた壁6aを収容し、そしてハンドルポスト1
を前ホークに固定するボルト8により、ハンドルポスト
1上面に固定されている。壁6aは図10に示すように
90°だけ切欠かれ、蓋7に設けられた突起7bが、そ
の角度分回転する。従って、ハンドルバー2は走行状態
より、90°回転迄安定して回転し、位置決めが容易で
ある。
【0010】9はラッグ部6をハンドルポスト1に着脱
可能に固定するためのレバー、10はこのレバー9をラ
ッグ部6に回動可能に軸支するための取付軸である。ま
た、ハンドルポスト1には、レバー9の取付軸10に軸
支される側に設けられた係止部材としての円環11の外
径と一致するように切欠かれた、すなわち図9に示すよ
うに側面から見ると円弧状で、上方から見ると直線形状
の軸当接部1aが設けられている。さらに、レバー9は
中央に取付軸10が挿入される穴9aを有し、この穴9
aを貫通した取付軸10には、図7に示すようにレバー
9の両側に回転自在に配置されるように円環11が係止
部材取付部9cに挿入されている。また、図6に示すよ
うに穴9aの中心は、偏心しており、円環11の外径部
からの距離は、a>bで、しかも軸当接部1aの深さC
>(a−b)である。
【0011】従って、レバー9の取手9bが下側の時は
偏心している円環11が軸当接部1aに圧接され(図
2)、取手9bが上側の時は円環11と軸当接部1aは
干渉せず(図3,図4)、ラッグ部6はハンドルポスト
1に対して回転可能となる。
【0012】ここで、取付軸10は図10に示すよう
に、ラッグ部6の孔6b及びねじ部6cと嵌合するとと
もに、ナット12により、ダブルロックされ、レバー9
の回転では回転しないように構成されている。また、レ
バー9との嵌合部の偏心部10aは、図11のように寸
法dだけ偏心しており、これにより加工誤差を吸収し、
レバー9のハンドルポスト1に対する圧接力及びレバー
9の回転力を調節するようにしている。
【0013】図14〜図20に第2の実施例を示してお
り、上記実施例と同一部分については同一番号を付して
いる。図において、1はハンドルポスト、2はハンドル
バー、3は締付ボルト、4はねじ込のピン、5はブラケ
ット、6はラッグ部で、ハンドルバー2にU形に設けら
れた止め金具2bが上記第1の実施例の突起2aの働き
をしている。同様にハンドルポスト1に設けられた突起
1bはラッグ部6の下端の凹部6a内で回転移動し、第
1の実施例の突起7bと壁6aの役割をしている。
【0014】図16は第2の実施例のハンドルポスト部
分の図で、図16に示すように切削代は同様にCである
が、側面は円弧でなく、直線形状の平面となった軸当接
部1aが90°ずれて2箇所に設けられている。この軸
当接部1aに嵌合する平面13a及びレバー9の外径部
が挿入される孔13bを有した係止部材としての押付金
具13が、取付軸10の回転中心とレバー9の外径円の
中心の差よりもたらされる偏心(a−b)により、レバ
ー9の回転に伴ない、軸当接部1aに対して押付けある
いは遊離させることにより、自転車フレームに固定され
たハンドルポスト1とラッグ部6及びハンドルバー2
は、走行時の位置及び90°曲げ位置で固定される。
【0015】このように軸当接部1aを平面としたこと
により、接触面積、特に端部の面積が広くとれ、面圧が
減少し耐久性が向上する。
【0016】また、図14,図15において、14は固
定金具で、八角形の取付軸10の頭部形状に合わせ孔が
あけられている。そして、この固定金具14はビス15
により長孔14a部でラッグ部6に固定されているの
で、レバー9の回転においても取付軸10は回転するこ
とがなく、偏心軸10aの偏心位置調整による加工誤差
等を吸収しての組立も容易で確実である。
【0017】図21〜図23は、第3の実施例を示す図
であり、この実施例においては押付け金具13を2個の
部品より構成したものである。すなわち、軸当接部1a
に当接する接触面15aを有する押付体15と、取付軸
10に嵌合する孔16a及び押付体15と勘合するねじ
16bを有する受体16とより成る。押付体15にはね
じ16bとねじ嵌合する雌ねじ部15bを有し、ゆるみ
止めのコーティング処理が施されている。
【0018】この構成においては、押付体15を回転さ
せることにより、偏心部回転中心のシートポストに対す
る距離が調節可能であるので、取付軸10には偏心軸1
0aを必要とせず、従ってナット12及び固定金具14
も必要としない。また偏心軸10aの偏心構造より調整
代を大きくとれるという利点がある。
【0019】
【考案の効果】以上の説明から明らかなように本考案に
よれば、ハンドルバー及びラッグ部のハンドルポストに
対する固定は、ハンドルポストの軸当接部にレバーの偏
心した係止部材を当接させることにより実施するため、
確実でガタがなく、またレバー半回転で解除され、操作
が容易であるという効果が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の一実施例によるハンドルの固定装置の
全体構成を示す斜視図
【図2】同装置の側面図
【図3】同装置において、ラッグ部を90°回転させた
状態を示す斜視図
【図4】同じく側面図
【図5】同装置におけるハンドルポスト及び蓋の側面図
【図6】同装置におけるレバーの側面図
【図7】同背面図
【図8】図5のA−A線で切断した断面図
【図9】図5のB−B線で切断した断面図
【図10】同装置におけるラッグ部の平面図
【図11】図10のC−C線で切断した断面図
【図12】同装置におけるブラケット単品の平面図
【図13】同装置におけるハンドルバーの部分斜視図
【図14】本考案の第2の実施例によるハンドルの固定
装置の要部の平面図
【図15】同じく側面図
【図16】同装置におけるハンドルポスト及び蓋の側面
【図17】同装置におけるレバーの側面図
【図18】同背面図
【図19】同装置における押付金具の斜視図
【図20】図16のD−D線で切断した断面図
【図21】本考案の第3の実施例による固定装置のレバ
ーを示す正面図
【図22】同側面図
【図23】同装置の押付金具の斜視図
【符号の説明】
1 ハンドルポスト 1a 軸当接部 2 ハンドルバー 6 ラッグ部 9 レバー 9a 穴 10 取付軸 11 円環 13 押付金具 14 固定金具 15 押付体 16 受体
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 実開 平1−99788(JP,U) 実開 平2−44595(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) B62K 21/24 B62K 15/00

Claims (2)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ラッグ部が回転可能に軸支されたハンド
    ルポストと、前記ハンドルポストの外周の一部に形成し
    た軸当接部と、前記ラッグ部に回動可能に軸支されたレ
    バーとを有し、前記レバーは係止部材を備え、前記係止
    部材は前記レバーの回動中心に対して偏心した係止部材
    取付部に挿着されており、前記レバーを回動させること
    で前記係止部材を前記軸当接部に着脱可能としたことを
    特徴としたハンドルの固定装置。
  2. 【請求項2】 前記請求項1記載のハンドルの固定装置
    であって、前記レバーの回動中心と前記軸当接部との距
    離を調節可能としたことを特徴としたハンドルの固定装
    置。
JP1993026629U 1993-05-21 1993-05-21 ハンドルの固定装置 Expired - Lifetime JP2605286Y2 (ja)

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JP1993026629U JP2605286Y2 (ja) 1993-05-21 1993-05-21 ハンドルの固定装置

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JPH0683583U JPH0683583U (ja) 1994-11-29
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