JP2604993Y2 - トロイダル型無段変速機 - Google Patents

トロイダル型無段変速機

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JP2604993Y2
JP2604993Y2 JP1992087577U JP8757792U JP2604993Y2 JP 2604993 Y2 JP2604993 Y2 JP 2604993Y2 JP 1992087577 U JP1992087577 U JP 1992087577U JP 8757792 U JP8757792 U JP 8757792U JP 2604993 Y2 JP2604993 Y2 JP 2604993Y2
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英司 井上
尚 今西
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Isuzu Motors Ltd
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Isuzu Motors Ltd
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Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この考案は,自動車等に適用され
るトロイダル型無段変速機に関し,特に,2組のトロイ
ダル変速機構を同軸上に配置したダブルキャビティ式の
トロイダル型無段変速機に関する。
【0002】
【従来の技術】一般に,トロイダル型無段変速機は,入
力ディスク,出力ディスク,及び両ディスクの間に配置
されたパワーローラ等からなるトロイダル変速機構を2
組同軸上に配置した構成を有している。このパワーロー
ラと両ディスクとの間の動力伝達は高圧力下の油のせん
断力即ちトラクション力(粘着摩擦力)によるが,所定
のトラクション力を得るには,パワーローラと両ディス
クの接触点において非常に大きな押しつけ力即ち押圧力
或いは圧接力を必要とする。
【0003】この圧接力は,両ディスクをその軸方向に
ローディングカム等の押圧手段により押しつけることに
よって発生させるのが一般的である。そして,トロイダ
ル型無段変速機には,押圧手段を一方のトロイダル変速
機構にのみ設けたものと,押圧手段を両方のトロイダル
変速機構に設けたものとがある。
【0004】前者の例として,特開平1−216160
号公報に開示されたトロイダル型無段変速機がある。こ
のトロイダル型無段変速機は,傾転可能なパワーローラ
を介してトルク伝達される入力ディスク及び出力ディス
クを備えたトロイダル変速機構を,それぞれの入力ディ
スク同士及び出力ディスク同士を互いに回転方向に連結
して同軸上に2組配置し,入力トルクの大きさに応じて
パワーローラの圧接力を変化させる押圧手段を一方のト
ロイダル変速機構に設け,該一方のトロイダル変速機構
に入力された押圧手段の押圧力が,軸方向に移動可能な
伝達部材及び予圧手段を介して他方のトロイダル変速機
構に伝達されるトロイダル型無段変速機において,一方
のトロイダル変速機構側の押圧手段で発生する位相ずれ
に起因して,他方のトロイダル変速機構の予圧手段に摩
擦抵抗が発生するのを防止するという課題を解決するた
めに,上記伝達部材から上記予圧手段を介して他方のト
ロイダル変速機構に至る押圧力伝達経路中に,回転自在
なスラスト軸受を配置したものである。それによって,
このトロイダル型無段変速機は,一方のトロイダル変速
機構側の押圧手段で発生する位相ずれを前記スラスト軸
受で吸収することによって,他方のトロイダル変速機構
の予圧手段に摩擦抵抗が発生するのを防止したものであ
る。
【0005】これに対して,後者の例としては,図3に
示すようなトロイダル型無段変速機がある。このトロイ
ダル型無段変速機は,入力ディスク4,入力ディスク4
に対向して配置された出力ディスク6,入力ディスク4
から出力ディスク6へトルクを伝達する傾転可能なパワ
ーローラ7,8を有するトロイダル変速機構2と,入力
ディスク13,入力ディスク13に対向して配置された
出力ディスク15,入力ディスク13から出力ディスク
15へトルクを伝達する傾転可能なパワーローラ16,
17を有するトロイダル変速機構11とからなる2組の
トロイダル変速機構を入力軸1B上に対向させて配置
し,それぞれの出力ディスク6,15同士を連結部材2
0で一体回転可能に連結し,連結部材20をケーシング
24に対して回転可能且つ軸方向移動を規制する軸受2
2,23で支持し,入力軸1Aから入力ディスク4,1
3へ入力されたトルクの大きさに応じてパワーローラ
7,8,16,17の圧接力を変化させる押圧手段2
9,30をそれぞれのトロイダル変速機構2,11に設
けたものである。
【0006】このトロイダル型無段変速機について,第
1入力軸1Aには,図示しないトルクコンバータを介し
てエンジントルクが入力される。第1入力軸1Aにはボ
ールスプライン1Cを介して第2入力軸1Bが軸方向に
移動自在に連結されている。第1トロイダル変速機構2
は,第2入力軸1Bにラジアル軸受3を介して回転自在
に取り付けられた第1入力ディスク4,及び第2入力軸
1Bにラジアル軸受5を介して回転自在に取り付けら
れ,第1入力ディスク4に対向して配置された第1出力
ディスク6と,両ディスク4,6間に配置された第1パ
ワーローラ7,8とから構成されている。第1パワーロ
ーラ7,8はそれぞれ,図示しないケーシングに固定さ
れたパワーローラ傾転軸9,10に対して傾転自在に設
けられている。また,第1パワーローラ7,8自体は円
盤状であって,第1入力ディスク4からトルクを受けて
回転し,第1出力ディスク6にトルクを伝達するように
構成されている。
【0007】第2トロイダル変速機構11は,第2入力
軸1Bにラジアル軸受12を介して回転自在に取り付け
られた第2入力ディスク13と,第2入力軸1Bにラジ
アル軸受14を介して回転自在に取り付けられ,第2入
力ディスク13に対向して配置された第2出力ディスク
15と,両ディスク13,15間に配置された第2パワ
ーローラ16,17とから構成されている。第2パワー
ローラ16,17はそれぞれ,図示しないケーシングに
固定されたパワーローラ傾転軸18,19に対して傾転
自在に設けられている。また,第2パワーローラ16,
17自体は円盤状であって,第2入力ディスク13から
トルクを受けて回転し,第2出力ディスク15にトルク
を伝達するように構成されている。
【0008】第1出力ディスク6と第2出力ディスク1
5は,連結部材20で相互に連結されており,一体にな
って回転することができる。連結部材20には出力歯車
21が一体に形成されており,出力歯車21は一対の軸
受22,23を介してケーシングに固定された支持部材
24に回転自在且つ軸方向に移動不能に支持されてい
る。即ち,両出力ディスク6,15はケーシングに対し
て軸方向に移動しないように構成されている。出力歯車
21は出力軸25の出力歯車26に噛み合っている。
【0009】第2入力軸1Bの両端部にはそれぞれフラ
ンジ部27,28が設けられている。フランジ部27と
第1入力ディスク4との間には,押圧手段としてのロー
ディングカム29が設けられている。また,フランジ部
28と第2入力ディスク13との間にも,押圧手段とし
てのローディングカム30が設けられている。
【0010】このトロイダル型無段変速機は,以上のよ
うに構成されており,以下のように作動する。エンジン
の稼働に伴って,第1入力軸1Aにトルクが入力される
と,このトルクは第1入力軸1Aからボール1Cが嵌合
したボールスプライン1Sを介して第2入力軸1Bに伝
達され,更に,第2入力軸1Bの一端に形成されたフラ
ンジ部27とローディングカム29を介して第1入力デ
ィスク4に伝達されると共に,他端のフランジ部28と
ローディングカム30を介して第2入力ディスク13に
伝達され,第1入力ディスク4と第2入力ディスク13
が一緒に回転する。
【0011】第1入力ディスク4に入力されたトルク
は,第1パワーローラ7,8を介して第1出力ディスク
6に伝達される。この時,第1パワーローラ7,8の傾
転角に応じた変速比が,第1入力ディスク4と第1出力
ディスク6との間に,無段階に得られる。一方,第2入
力ディスク13に入力されたトルクは,第2パワーロー
ラ16,17を介して第2出力ディスク15に伝達され
る。この時,第2パワーローラ16,17は第1パワー
ローラ7,8に連動するよう構成されているので,第2
パワーローラ16,17の傾転角は第1パワーローラの
傾転角と同じになり,同じ値の変速比が無段階に得られ
る。そして,第1出力ディスク6と第2出力ディスク1
5に伝達されたトルクは,連結部材20及び出力歯車2
1を介して出力軸25へと伝達される。
【0012】
【考案が解決しようとする課題】ところで,トロイダル
型無段変速機においては,所定の変速比を得るために
は,パワーローラ傾転軸と入出力ディスクの軸方向の位
置が固定されている必要がある。即ち,入力ディスク及
び出力ディスクの軸を通りパワーローラ傾転軸と直交す
る平面において,入出力ディスクのトロイダル中心がパ
ワーローラ傾転軸上にある必要がある。このため,図3
に示す従来のトロイダル型無段変速機では,パワーロー
ラ7,8,16,17と入出力ディスク4,6,13,
15の軸方向の位置決めは次のようにして行われてい
る。即ち,出力ディスク6,15は,パワーローラ傾転
軸9,10,18,19を支持しているケーシングと一
体の支持部材24に,軸受22,23を介して位置決め
され,入力ディスク4,13は,ローディングカム2
9,30でパワーローラ7,8,16,17へ押しつけ
られることにより,パワーローラ7,8,16,17を
介して出力ディスク6,15に対して軸方向に位置が固
定され,間接的にパワーローラ傾転軸9,10,18,
19に対して軸方向に位置決めされている。
【0013】しかしながら,入力ディスク4,13はパ
ワーローラ傾転軸9,10に対して軸方向の位置が所定
の位置から変位することがある。即ち,変速時にパワー
ローラをその傾転軸方向に変位させるため,両ディスク
とパワーローラとの接触位置が変位し,その結果,入力
ディスク4,13が出力ディスク6,15に近づくよう
に変位する。この時,2組のトロイダル変速機構2,1
1を同軸上に対向して配置するダブルキャビティ式で
は,2組のトロイダル変速機構が完全に同期していない
と,変速中に入力軸が軸方向に変位することになる。こ
のため,従来は,入力軸の軸方向変位を吸収するため
に,入力軸を原動機側で二つに分割し,例えば,図3に
示すように,二つの入力軸1A,1Bをボールスプライ
ン1Sで連結するなどの構造を採用することによって,
回転方向のみ連結し,軸方向には拘束しない構造として
いた。このため,構造が複雑になる部品点数も多くなっ
てしまうという欠点があった。
【0014】そこで,この考案の目的は,両方のトロイ
ダル変速機構に押圧手段を設けたトロイダル型無段変速
機において,出力ディスクのパワーローラ傾転軸に対す
る軸方向位置及び入力軸の軸方向位置を共に規制するこ
とにより,両方のトロイダル変速機構がうまく同期しな
い場合でも,所定の変速比を得ることができて,入力軸
の構造が簡単で部品点数の少ないトロイダル型無段変速
機を提供することである。
【0015】
【課題を解決するための手段】この考案は,上記の目的
を達成するため,以下のように構成されている。即ち,
この考案は,ケーシングを貫通する入力軸,該入力軸に
対して回転可能に支持された一対の入力ディスク,該入
力ディスクのそれぞれに対向して配置され且つ前記入力
軸に対して回転可能に支持された一対の出力ディスク,
対向する一組の前記入力ディスクと前記出力ディスクの
間に配置され且つ前記入力ディスクから前記出力ディス
クへトルクを伝達する傾転可能なパワーローラ,対向す
る一対の前記出力ディスク同士を一体的に連結する連結
部材,前記入力軸に設けた一対のフランジ部と前記入力
ディスク間に配置され且つ前記入力ディスクのそれぞれ
に作用して入力トルクの大きさに応じて前記パワーロー
ラの圧接力を変化させる押圧手段を有するトロイダル型
無段変速機において,前記入力軸の前記フランジ部と前
記ケーシングとの間に前記入力軸の回転を許容するが前
記ケーシングに対する前記入力軸の軸方向移動を規制す
る一対の第1軸受を配置し,前記入力軸と前記出力ディ
スクとの間に前記入力軸と前記出力ディスクとの相対回
転を許容するが前記出力ディスクの前記入力軸に対する
軸方向移動を規制する一対の第2軸受を配置したことを
特徴とするトロイダル型無段変速機に関する。
【0016】また,このトロイダル型無段変速機におい
て,前記第2軸受はスラスト軸受とラジアル軸受とで構
成したものである。
【0017】或いは,このトロイダル型無段変速機にお
いて,前記第2軸受はアンギュラ軸受で構成したもので
ある。ここで,アンギュラ軸受は,アンギュラ玉軸受,
アンギュラ円筒ころ軸受等の呼び接触角が0°でないア
ンギュラ支持可能である軸受を指すものとする。
【0018】
【作用】この考案によるトロイダル型無段変速機は,上
記のように構成されているので,以下のように作用す
る。まず,このトロイダル型無段変速機においては,変
速はパワーローラをその傾転軸方向に変位させる操作に
より行われるが,この変速操作に起因して,両ディスク
とパワーローラとの接触位置が,両ディスクの軸を通り
且つパワーローラの傾転軸と直交する平面から離れる方
向に変位する。この場合,2組のトロイダル変速機構に
おいて,パワーローラの傾転軸方向変位量に差が生じた
とき,即ち,両トロイダル変速機構の変速の同期が崩れ
ようとするときには,一対のフランジ部と両入力ディス
クとの間に配置された各押圧手段が,それぞれの入力デ
ィスクに作用してパワーローラに対する圧接力が異なる
ことになり,その圧接力の反力としてフランジ部に作用
する力の差が入力軸に対してスラスト荷重として作用す
る。各押圧手段からは入力ディスクにスラスト荷重の反
力が作用し,この反力は,実質的にパワーローラに支え
られることなく,出力ディスクへ伝達される。ところ
で,入力軸はケーシングに対して一対の第1軸受によっ
て回転可能且つ軸方向に移動不能に支持されており,ま
た,パワーローラを介してスラスト反力が出力ディスク
に作用しても,出力ディスク又は連結部材は第2軸受で
あるスラスト軸受によって軸方向に移動不能に支持され
ているので,出力ディスクの軸方向位置は,第1軸受で
軸方向位置が規制された入力軸に対して規制される。従
って,このトロイダル型無段変速機を用いれば,変速時
においても,入力軸の軸方向位置と,出力ディスクのパ
ワーローラ傾転軸に対する軸方向位置とが適正な規制位
置に保たれ,所定の変速比が得られる。
【0019】或いは,このトロイダル型無段変速機にお
いて,入力軸に対して出力ディスク又は連結部材を回転
可能且つ軸方向に移動不能に支持する第2軸受をアンギ
ュラ軸受で構成した場合も,第2軸受をスラスト軸受で
構成した上記の場合と同様に,入力軸は上記のとおりケ
ーシングに対して一対の第1軸受によって回転可能且つ
軸方向に移動不能に支持されており,また,出力ディス
ク又は連結部材は第2軸受であるアンギュラ軸受によっ
て軸方向に移動不能に支持されている。したがって,変
速時に2組のトロイダル変速機構の同期が崩れようとし
て入力軸にスラスト荷重が作用し,各パワーローラから
出力ディスクに圧接力が作用したときでも,出力ディス
クは,ケーシングに対して第1軸受によって回転可能且
つ軸方向に移動不能に支持されている入力軸に対して,
一対の第2軸受であるアンギュラ軸受によって支持され
ているので,軸方向に変位しない。従って,このトロイ
ダル型無段変速機を用いれば,変速時においても,入力
軸の軸方向位置と,出力ディスクのパワーローラ傾転軸
に対する軸方向位置とが適正な規制位置に保たれ,所定
の変速比が得られる。
【0020】
【実施例】以下,図面を参照しながら,この考案の一実
施例について説明する。図1はこの考案によるトロイダ
ル型無段変速機の一実施例を示す断面図である。この考
案によるトロイダル型無段変速機の構成は,図3に示す
トロイダル型無段変速機と基本的には同一の構成を有す
るものであり,図3に付した符号と同一の作用を有する
部品には同一の符号を付している。
【0021】このトロイダル型無段変速機は,入力軸
1,入力軸1に対して回転可能に支持された一対の入力
ディスク4,13,入力ディスク4,13のそれぞれに
対向して配置され入力軸1に対して回転可能に支持され
た一対の出力ディスク6,15,対向する一組の入力デ
ィスク4と出力ディスク6の間に配置され入力ディスク
4から出力ディスク6へトルクを伝達する傾転可能なパ
ワーローラ7,8,同じく対向する一組の入力ディスク
13と出力ディスク15の間に配置され入力ディスク1
3から出力ディスク15へトルクを伝達する傾転可能な
パワーローラ16,17,一対の入力ディスク4,13
のそれぞれに作用して入力トルクの大きさに応じてパワ
ーローラ7,8,16,17の圧接力を変化させる押圧
手段29,30を有している。
【0022】このトロイダル型無段変速機について,も
う少し詳細に説明する。入力軸1には,図示しないトル
クコンバータを介してエンジントルクが入力される。第
1トロイダル変速機構2は,入力軸1にラジアル軸受3
を介して回転自在に取り付けられた第1入力ディスク
4,入力軸1にラジアル軸受5を介して回転自在に取り
付けられ,第1入力ディスク4に対向して配置された第
1出力ディスク6,両ディスク4,6間に配置された一
対の第1パワーローラ7,8から構成されている。第1
パワーローラ7,8は,それぞれ図示しないケーシング
に取り付けられたパワーローラ傾転軸9,10に対して
傾転自在に設けられている。また,第1パワーローラ
7,8自体は円盤状であって,第1入力ディスク4から
トルクを受けて回転し,第1出力ディスク6へトルクを
伝達するように構成されている。
【0023】第2トロイダル変速機構11は,入力軸1
にラジアル軸受12を介して回転自在に取り付けられた
第2入力ディスク13,入力軸1にラジアル軸受14を
介して回転自在に取り付けられ,第2入力ディスク13
に対向して配置された第2出力ディスク15,両ディス
ク13,15間に配置された一対の第2パワーローラ1
6,17とから構成されている。第2パワーローラ1
6,17は,それぞれ図示しないケーシングに取り付け
られたパワーローラ傾転軸18,19に対して傾転自在
に設けられている。また,第2パワーローラ16,17
自体は円盤状であって,第2入力ディスク13からトル
クを受けて回転し,第2出力ディスク15へトルクを伝
達するように構成されている。
【0024】第1トロイダル変速機構2と第2トロイダ
ル変速機構11は,入力軸1上に,お互いの出力ディス
ク6,15同士が対向するように配置されている。第1
出力ディスク6と第2出力ディスク15は,連結部材2
0で相互に連結されており,一体になって回転すること
ができる。連結部材20には出力歯車21が一体に形成
されており,出力歯車21には出力軸25の出力歯車2
6が噛み合っている。
【0025】入力軸1の両端部には,それぞれフランジ
部27,28が形成されている。フランジ部27と第1
入力ディスク4との間には,押圧手段としてのローディ
ングカム29が設けられている。また,フランジ部28
と第2入力ディスク13との間にも,押圧手段としての
ローディングカム30が設けられている。
【0026】また,このトロイダル型無段変速機は,入
力軸1をケーシングに設けた支持部47,49(総称す
る時には,ケーシングという)に対して回転可能に支持
すると共に,ケーシングの支持部47,49間に位置し
て軸方向に移動不能に支持する第1軸受である軸受4
5,46を有している。軸受45は,ケーシングに設け
た支持部47と,入力軸1に形成されたショルダ部48
に固定されている。また,軸受46は,ケーシングに設
けた支持部49と,入力軸1に形成されたショルダ部5
0に固定されている。
【0027】更に,このトロイダル型無段変速機は,入
力軸1に対して出力ディスク6,15を軸方向に移動不
能に支持するスラスト軸受31,32を有している。ス
ラスト軸受31は,第1トロイダル変速機構2における
第1入力ディスク4と第1出力ディスク6との間に配置
され,入力軸1と第1出力ディスク6を支持するもので
ある。入力軸1には環状溝33が形成されており,この
環状溝33にサークリップ34が嵌合されている。そし
て,スラスト軸受31はサークリップ34と第1出力デ
ィスク6の端面に当接し,出力ディスク6の軸方向位置
を規制している。即ち,出力ディスク6は,入力ディス
ク4側へ移動するのを規制されている。スラスト軸受3
2は入力軸1と第2出力ディスク15を支持するもの
で,スラスト軸受31と同様に,第2トロイダル変速機
構11における第2入力ディスク13と第2出力ディス
ク15との間に配置されており,入力軸1に形成された
環状溝35に嵌合したサークリップ36と第2出力ディ
スク15の端面に当接して,出力ディスク15の軸方向
位置を規制している。即ち,出力ディスク15は,入力
ディスク13側へ移動するのを規制されている。
【0028】このトロイダル型無段変速機は,以上のよ
うに構成されており,以下のように作動する。エンジン
の稼働に伴って,入力軸1にトルクが入力されると,こ
のトルクは入力軸1の一端に形成されたフランジ部27
とローディングカム29を介して第1入力ディスク4に
伝達されると共に,入力軸1の他端に形成されたフラン
ジ部28とローディングカム30を介して第2入力ディ
スク13に伝達され,第1ディスク4と第2入力ディス
ク13が一緒に回転する。
【0029】第1入力ディスク4に入力されたトルク
は,一対の第1パワーローラ7,8を介して第1出力デ
ィスク6に伝達される。一方,第2入力ディスク13に
入力されたトルクは,第2パワーローラ16,17を介
して第2出力ディスク15に伝達される。この時,第1
パワーローラ7,8は,第2パワーローラ16,17と
連動して動き,パワーローラの傾転角に応じた変速比
が,第1入力ディスク4と第1出力ディスク6との間,
及び第2入力ディスク13と第2出力ディスク15との
間に,無段階に得られる。そして,第1出力ディスク6
及び第2出力ディスク15に伝達されたトルクは,連結
部材20に伝達され,更に出力歯車21,26を介して
出力軸25へと伝達される。
【0030】変速時に,第1パワーローラ7,8が傾転
軸9,10の方向に変位する変位量と,第2パワーロー
ラ16,17が傾転軸18,19の方向に変位する変位
量とが異なると,第1入力ディスク4及び第1出力ディ
スク6と第1パワーローラ7,8との接触位置,並びに
第2入力ディスク13及び第2出力ディスク15と第2
パワーローラ16,17との接触位置が,入力軸1の軸
線を通り且つ第1パワーローラ7,8の傾転軸9,10
及び第2パワーローラ16,17の傾転軸18,19と
直交する平面から離れる方向に変位する。したがって,
第1トロイダル変速機構2と第2トロイダル変速機構1
1との変速の同期が崩れようとする。このとき,一対の
フランジ部27,28と第1入力ディスク4及び第2入
力ディスク13との間に配置されたローディングカム2
9,30が,それぞれ第1入力ディスク4及び第2入力
ディスク13に作用して第1パワーローラ7,8及び第
2パワーローラ16,17に生じる圧接力が互いに異な
ることになり,その圧接力の反力としてフランジ部2
7,28に作用する力の差が入力軸1に対してスラスト
荷重として作用する。しかし,入力軸1はケーシングに
固定された支持部47,49に対して軸受45,46に
よって回転可能且つ軸方向に移動不能に支持されている
ので,入力軸1は軸方向に変位しない。
【0031】一方,入力ディスク4,13には,ローデ
ィングカム29,30からの圧接力,即ち,スラスト荷
重の反力が作用する。例えば,入力ディスク4,13に
作用するスラスト荷重の反力に差があり,正味のスラス
ト荷重の反力として第1トロイダル変速機構2から第2
トロイダル変速機構11の方向にスラスト荷重の反力が
作用した場合には,スラスト荷重の反力は第1トロイダ
ル変速機構2の第1入力ディスク4から,第1パワーロ
ーラ7,8に実質的に支えられることなく第1出力ディ
スク6に伝達して,連結部材20を介して,第2トロイ
ダル変速機構11の第2出力ディスク15へと伝達され
る。ところで,第2出力ディスク15は,サークリップ
36で軸方向位置を規制されたスラスト軸受32によっ
て,入力軸1に対して軸方向に移動不能に支持されてい
る。入力軸1は上記のとおりケーシングに対して軸受4
5,46によって回転可能且つ軸方向に移動不能に支持
されているので,結局,第1出力ディスク6の第1パワ
ーローラ傾転軸9,10に対する軸方向位置が適正に保
たれることになる。また,逆に第2トロイダル変速機構
11から第1トロイダル変速機構2の方向にスラスト反
力が作用した場合にも,同様にして,第2出力ディスク
15の第2パワーローラ傾転軸18,19に対する軸方
向位置が適正に保たれることになる。このように,両方
の出力ディスク6,15は,入力軸1を介してケーシン
グに対して軸方向位置を規制されているので,パワーロ
ーラ傾転軸9,10,18,19との軸方向位置が適正
に保たれ,所定の変速比を得ることができる。なお,上
記第一実施例では,スラスト軸受31,32は,入力軸
1に対して出力ディスク6,15を軸方向に移動不能に
支持する手段として設けたが,連結部材20を軸方向に
移動不能に支持する手段として設けても同じことであ
る。
【0032】次に,この考案によるトロイダル型無段変
速機の別の実施例を説明する。図2はこの考案によるト
ロイダル型無段変速機の別の実施例を示す断面図であ
る。このトロイダル型無段変速機は,図1に示した実施
例のトロイダル型無段変速機と基本的には同じ構造であ
る。両者の相違点をあげると,一つは,出力ディスク
6,15を入力軸1に支持する軸受として,ラジアル軸
受5,14を廃止して,その代わりにアンギュラ軸受3
7,38を採用した点である。ここで,アンギュラ軸受
は,アンギュラ玉軸受,アンギュラ円筒ころ軸受等の呼
び接触角が0°でないアンギュラ支持可能である軸受を
指すものとする。もう一つの相違点は,出力ディスク
6,15を入力軸1にスラスト軸受31,32で支持す
る代わりに,出力ディスク6,15(連結部材20)を
入力軸1にアンギュラ軸受37,38で支持した点であ
る。それ以外の点については,両者は同一の構造を有し
ているので,構造が同一の部分については説明を省略す
る。
【0033】第1出力ディスク6は,連結部材20と隣
接する面に凹部39が形成されており,アンギュラ軸受
37はこの凹部39に嵌合され,連結部材20の端面で
挟持されている。また,入力軸1に形成された環状溝4
0にはサークリップ41が嵌合されており,アンギュラ
軸受37はサークリップ41と連結部材20の一方の端
面によって挟まれている。同様に,アンギュラ軸受38
も,第2出力ディスク15の凹部42に嵌合され,連結
部材20の他方の端面で挟持されている。また,入力軸
1に形成された環状溝43にはサークリップ44が嵌合
されており,アンギュラ軸受38はサークリップ44と
連結部材20の他方の端面によって挟まれている。
【0034】アンギュラ軸受37,38の組入れは,複
数の軸受が軸方向に隔置して配設される機械・装置にお
いて常用されている軸受の組入れ手順をトロイダル型無
段変速機の組立において適用することで行われる。トロ
イダル型無段変速機の組立においては,先ず,入力軸1
に図2の右方から第1入力ディスク4及び第1パワーロ
ーラ7,8が挿入された後,入力軸1に形成されている
環状溝40内にサークリップ41が嵌められる。以下,
各部品の入力軸1への装着は図2の右方から行われる。
次に,アンギュラ軸受37を予め凹部39に軽圧入した
第1出力ディスク6が,入力軸1に嵌められる。その
後,連結部材20がサークリップ41との間にアンギュ
ラ軸受37を挟む位置まで入力軸1に嵌挿される。次
に,アンギュラ軸受38を予め凹部42に軽圧入した第
2出力ディスク15が入力軸1に嵌められる。更に,第
2出力ディスク15と入力軸1との間に押し込まれたサ
ークリップ44が,連結部材20との間でアンギュラ軸
受38を挟む状態で,入力軸1に形成されている環状溝
43に嵌め込まれる。最後に,第2入力ディスク13及
び第2パワーローラ16,17が入力軸1上に挿入され
る。出力ディスク6,15は連結部材20によって一体
回転するように相互に連結結合されるが,その連結結合
は,図示されていないが,例えば,出力ディスク6,1
5と連結部材20とのそれぞれに,スプライン又はドグ
歯を形成し,装入時に互いに係合させることで得ること
ができる。
【0035】変速時に,第1パワーローラ7,8が傾転
軸9,10の方向に変位する変位量と,第2パワーロー
ラ16,17が傾転軸18,19の方向に変位する変位
量とが異なると,図1に示す実施例の場合と同様に,第
1入力ディスク4及び第1出力ディスク6と第1パワー
ローラ7,8との接触位置,並びに第2入力ディスク1
3及び第2出力ディスク15と第2パワーローラ16,
17との接触位置が,入力軸1の軸線を通り且つ第1パ
ワーローラ7,8の傾転軸9,10及び第2パワーロー
ラ16,17の傾転軸18,19と直交する平面から離
れる方向に変位する。したがって,第1トロイダル変速
機構2と第2トロイダル変速機構11との変速の同期が
崩れようとする。このとき,一対のフランジ部27,2
8と第1入力ディスク4及び第2入力ディスク13との
間に配置されたローディングカム29,30が,それぞ
れ第1入力ディスク4及び第2入力ディスク13に作用
して第1パワーローラ7,8及び第2パワーローラ1
6,17に生じる圧接力が互いに異なることになり,そ
の圧接力の反力としてフランジ部27,28に作用する
力の差が入力軸1に対してスラスト荷重として作用す
る。しかし,入力軸1はケーシングに固定された支持部
47,49に対して軸受45,46によって回転可能且
つ軸方向に移動不能に支持されているので,入力軸1は
軸方向に変位しない。
【0036】一方,入力ディスク4,13には,ローデ
ィングカム29,30からの圧接力,即ち,スラスト荷
重の反力が作用する。例えば,入力ディスク4,13に
作用するスラスト荷重の反力に差があり,正味のスラス
ト荷重の反力が第1トロイダル変速機構2から第2トロ
イダル変速機構11の方向に作用した場合には,スラス
ト荷重の反力は第1トロイダル変速機構2の第1入力デ
ィスク4,第1パワーローラ7,8,第1出力ディスク
6に伝達して,連結部材20を介して,第2トロイダル
変速機構11の第2出力ディスク15へと伝達される。
ところで,連結部材20は,サークリップ44で入力軸
1に軸方向位置を規制されたアンギュラ軸受38によっ
て,入力軸1に対して回転可能且つ軸方向に移動不能に
支持されており,しかも,入力軸1は上記のとおりケー
シングの支持部材47,49に対して軸受45,46に
よって回転可能且つ軸方向に移動不能に支持されている
ので,結局,第1出力ディスク6の第1パワーローラ傾
転軸9,10に対する軸方向位置が適正に保たれる。ま
た,逆に第2トロイダル変速機構11から第1トロイダ
ル変速機構2の方向にスラスト荷重の反力が作用した場
合にも,同様にして,第2出力ディスク15の第2パワ
ーローラ傾転軸18,19に対する軸方向位置が適正に
保たれる。このように,両方の出力ディスク6,15
は,入力軸1を介してケーシングに対して軸方向位置を
規制されているので,パワーローラ傾転軸9,10,1
8,19との軸方向位置が適正に保たれ,所定の変速比
を得ることができる。なお,上記第二実施例では,アン
ギュラ軸受37,38は,入力軸1に対して連結部材2
0を回転可能且つ軸方向に移動不能に支持する手段とし
て設けたが,出力ディスク6,15を回転可能且つ軸方
向に移動不能に支持する手段として設けても同じことで
あるが,構造上の強度から前者の方が好ましい。
【0037】図1の実施例では,第1出力ディスク6は
ラジアル軸受5を介して入力軸1上に回転自在に支持さ
れているが,図2の実施例ではラジアル軸受が省略さ
れ,その代わりに,1個のアンギュラ軸受37でラジア
ル軸受とスラスト軸受の両方の機能を果たしている。第
2出力ディスク15についても同様に,1個のアンギュ
ラ軸受38でラジアル軸受とスラスト軸受の両方の機能
を果たしている。従って,図2の実施例のトロイダル型
無段変速機は,図1の実施例のものに比べて更に部品点
数を少なくすることができるという利点がある。
【0038】
【考案の効果】この考案によるトロイダル型無段変速機
は,上記のように構成されているので,次のような効果
を有する。即ち,このトロイダル型無段変速機によれ
ば,出力ディスクのパワーローラ傾転軸に対する軸方向
位置を規制した状態で入力軸をケーシングに対して軸方
向に位置規制することが可能となり,2組のトロイダル
変速機構の同期が崩れた場合でも,所定の変速比を得る
ことができる。従って,従来のように入力軸をエンジン
側で2つに分割しなくてもよくなり,入力軸の構造を簡
単にすることができると共に,部品点数を低減させるこ
とができる。
【0039】或いは,このトロイダル型無段変速機は,
出力ディスクを入力軸にアンギュラ軸受で支持している
ため,従来,入力軸と出力ディスクの回転軸を一致させ
るのに用いていたラジアル軸受を廃止することが可能と
なり,従来のトロイダル型無段変速機よりも更に部品点
数を少なくすることができるという利点がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】この考案によるトロイダル型無段変速機の一実
施例を示す断面図である。
【図2】この考案によるトロイダル型無段変速機の別の
実施例を示す断面図である。
【図3】従来のトロイダル型無段変速機を示す断面図で
ある。
【符号の説明】
1 入力軸 2 第1トロイダル変速機構 4 第1入力ディスク 6 第1出力ディスク 7,8 第1パワーローラ 9,10 パワーローラ傾転軸 11 第2トロイダル変速機構 13 第2入力ディスク 15 第2出力ディスク 16,17 第2パワーローラ 18,19 パワーローラ傾転軸 20 連結部材 27,28 フランジ部 29,30 ローディングカム(押圧手段) 31,32 スラスト軸受 37,38 アンギュラ軸受(第2軸受) 45,46 軸受(第1軸受) 47,49 ケーシングの支持部(ケーシング)
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)考案者 田中 裕久 東京都目黒区大岡山1−15−3 (56)参考文献 特開 平1−234646(JP,A) 特開 平1−216160(JP,A) 実開 平4−122848(JP,U) 実開 昭63−60751(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) F16H 15/38

Claims (3)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ケーシングを貫通する入力軸,該入力軸
    に対して回転可能に支持された一対の入力ディスク,該
    入力ディスクのそれぞれに対向して配置され且つ前記入
    力軸に対して回転可能に支持された一対の出力ディス
    ク,対向する一組の前記入力ディスクと前記出力ディス
    クの間に配置され且つ前記入力ディスクから前記出力デ
    ィスクへトルクを伝達する傾転可能なパワーローラ,対
    向する一対の前記出力ディスク同士を一体的に連結する
    連結部材,前記入力軸に設けた一対のフランジ部と前記
    入力ディスク間に配置され且つ前記入力ディスクのそれ
    ぞれに作用して入力トルクの大きさに応じて前記パワー
    ローラの圧接力を変化させる押圧手段を有するトロイダ
    ル型無段変速機において,前記入力軸の前記フランジ部
    と前記ケーシングとの間に前記入力軸の回転を許容する
    が前記ケーシングに対する前記入力軸の軸方向移動を規
    制する一対の第1軸受を配置し,前記入力軸と前記出力
    ディスクとの間に前記入力軸と前記出力ディスクとの相
    対回転を許容するが前記出力ディスクの前記入力軸に対
    する軸方向移動を規制する一対の第2軸受を配置したこ
    とを特徴とするトロイダル型無段変速機。
  2. 【請求項2】 前記第2軸受はスラスト軸受とラジアル
    軸受とで構成したことを特徴とする請求項1に記載のト
    ロイダル型無段変速機。
  3. 【請求項3】 前記第2軸受はアンギュラ軸受で構成し
    たことを特徴とする請求項1に記載のトロイダル型無段
    変速機。
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