JP2604355B2 - 文書処理装置 - Google Patents
文書処理装置Info
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- JP2604355B2 JP2604355B2 JP61097842A JP9784286A JP2604355B2 JP 2604355 B2 JP2604355 B2 JP 2604355B2 JP 61097842 A JP61097842 A JP 61097842A JP 9784286 A JP9784286 A JP 9784286A JP 2604355 B2 JP2604355 B2 JP 2604355B2
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Description
【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は、ワードプロセッサ、電子タイプライタなど
において、印字用紙の左マージン等の書式を自動的に設
定できるようにした文書作成装置に関する。
において、印字用紙の左マージン等の書式を自動的に設
定できるようにした文書作成装置に関する。
[従来の技術] 従来、例えばワードプロセッサでは、印字用紙の書式
は、用紙の上端、左端等からの余白に対する文字数を予
めキー入力によって入力しセットして決めている。
は、用紙の上端、左端等からの余白に対する文字数を予
めキー入力によって入力しセットして決めている。
[発明の解決しようとする問題点] このように、用紙の印字開始位置を文字数で入力する
ときには、1文字の幅と開始位置までの距離とから文字
数を算出して入力しなければならず、文字数の計算が面
倒で時間がかかる問題がある。
ときには、1文字の幅と開始位置までの距離とから文字
数を算出して入力しなければならず、文字数の計算が面
倒で時間がかかる問題がある。
また、文章の途中で印字位置を変えるときには、その
変更位置を計算して文章内に余白を設けるためのキー入
力を行わねばならず、非常にその書式設定が面倒であっ
た。
変更位置を計算して文章内に余白を設けるためのキー入
力を行わねばならず、非常にその書式設定が面倒であっ
た。
本発明の課題は、記録用紙上に記録された記録データ
に基づいて、文書データの相対的出力範囲を示す書式情
報を設定できるようにすることである。
に基づいて、文書データの相対的出力範囲を示す書式情
報を設定できるようにすることである。
[課題を解決するための手段] 第1の発明の手段は次の通りである。
記録用紙の位置と、この記録用紙上に記録された記録
データの位置とを検出する検出手段と、この検出手段で
検出された上記記録用紙の位置と上記記録データの位置
とに基づいて、文書データの記録用紙上における相対的
出力範囲を示す文書書式情報を設定する書式設定手段
と、この書式設定手段で設定された文書書式情報に基づ
いて文書データの出力範囲を制御する出力制御手段と、
を具備したことを特徴とする。
データの位置とを検出する検出手段と、この検出手段で
検出された上記記録用紙の位置と上記記録データの位置
とに基づいて、文書データの記録用紙上における相対的
出力範囲を示す文書書式情報を設定する書式設定手段
と、この書式設定手段で設定された文書書式情報に基づ
いて文書データの出力範囲を制御する出力制御手段と、
を具備したことを特徴とする。
第2の発明の手段は次の通りである。
記録用紙の位置と、この記録用紙上に記録された記録
データの位置とを検出する検出手段と、この検出手段で
検出された上記記録用紙の位置と上記記録データの位置
とに基づいて、文字データの記録用紙上における相対的
出力範囲を示す書式情報を設定する書式設定手段と、文
字データを入力する入力手段と、この入力手段で入力さ
れた文字データの出力範囲を、上記書式設定手段で設定
された書式情報に基づいて制御する出力制御手段と、を
具備したことを特徴とする。
データの位置とを検出する検出手段と、この検出手段で
検出された上記記録用紙の位置と上記記録データの位置
とに基づいて、文字データの記録用紙上における相対的
出力範囲を示す書式情報を設定する書式設定手段と、文
字データを入力する入力手段と、この入力手段で入力さ
れた文字データの出力範囲を、上記書式設定手段で設定
された書式情報に基づいて制御する出力制御手段と、を
具備したことを特徴とする。
[作用] 第1の発明の手段の作用は次の通りである。
検出手段で記録用紙の位置とこの記録用紙上に記録さ
れた記録データの位置とが検出されると、この検出され
た上記記録用紙の位置と上記記録データの位置とに基づ
いて、文書データの記録用紙上における相対的出力範囲
を示す文書書式情報が設定され、この設定された文書書
式情報に基づいて文書データの出力範囲が制御される。
れた記録データの位置とが検出されると、この検出され
た上記記録用紙の位置と上記記録データの位置とに基づ
いて、文書データの記録用紙上における相対的出力範囲
を示す文書書式情報が設定され、この設定された文書書
式情報に基づいて文書データの出力範囲が制御される。
従って、記録用紙の位置とこの記録用紙上における記
録データの位置と検出することで、文書データの記録用
紙上における相対的出力範囲を示す書式情報を自動的に
設定することができ、文書データの出力範囲をこの書式
情報に基づいて制御することができる。
録データの位置と検出することで、文書データの記録用
紙上における相対的出力範囲を示す書式情報を自動的に
設定することができ、文書データの出力範囲をこの書式
情報に基づいて制御することができる。
第2の発明の手段の作用は次の通りである。
検出手段で記録用紙の位置とこの記録用紙上に記録さ
れた記録データの位置とが検出されると、この検出され
た上記記録用紙の位置と上記記録データの位置とに基づ
いて、文字データの記録用紙上における相対的出力範囲
を示す書式情報が設定される。入力手段で文字データが
入力されると、この入力された文字データはその出力範
囲が上記設定された書式情報に基づいて制御される。
れた記録データの位置とが検出されると、この検出され
た上記記録用紙の位置と上記記録データの位置とに基づ
いて、文字データの記録用紙上における相対的出力範囲
を示す書式情報が設定される。入力手段で文字データが
入力されると、この入力された文字データはその出力範
囲が上記設定された書式情報に基づいて制御される。
従って、記録用紙の位置とこの記録用紙上における記
録データの位置と検出することで、文字データの記録用
紙上における相対的出力範囲を示す書式情報を自動的に
設定することができ、任意に入力された文字データの出
力範囲をこの書式情報に基づいて制御することができ
る。
録データの位置と検出することで、文字データの記録用
紙上における相対的出力範囲を示す書式情報を自動的に
設定することができ、任意に入力された文字データの出
力範囲をこの書式情報に基づいて制御することができ
る。
[実施例] 以下、第1図ないし第5図を参照して、この発明を逐
次印字式電子タイプライタに適用した一実施例を説明す
る。
次印字式電子タイプライタに適用した一実施例を説明す
る。
構 成 第1図はそのブロック回路図である。図において、キ
ー入力部11は、ひらがな、カタカナ、アルファベット、
数字などの文字を入力する文字キー(図示略)、後述す
るセンサー部のフォトセンサーによって書式を入力する
ためのモードを指定するMEMキー11A、この書式入力モー
ドで設定された書式によって印字を行うモードを指定す
るPRTキー11B等を有する。そしてこのキー入力部11の各
キーからの出力信号は入力制御部12に入力してキーコー
ドに変換され、CPU(中央処理装置)13に与えられる。
ー入力部11は、ひらがな、カタカナ、アルファベット、
数字などの文字を入力する文字キー(図示略)、後述す
るセンサー部のフォトセンサーによって書式を入力する
ためのモードを指定するMEMキー11A、この書式入力モー
ドで設定された書式によって印字を行うモードを指定す
るPRTキー11B等を有する。そしてこのキー入力部11の各
キーからの出力信号は入力制御部12に入力してキーコー
ドに変換され、CPU(中央処理装置)13に与えられる。
CPU13はこの電子タイプライタのすべての動作を制御
するマイクロプログラムを記憶するほか、演算回路等を
有し、図中の他の回路に対し制御信号を与える。
するマイクロプログラムを記憶するほか、演算回路等を
有し、図中の他の回路に対し制御信号を与える。
記憶装置14は、書式入力モード下でフォトセンサが検
出した印字用紙上のマークの位置データ、詳しくは基準
位置データ、マークの変更点の位置データとを順次記憶
してゆくメモリであり、RAM(ランダムアクセスメモ
リ)から成っている。そしてCPU13によってカウント動
作を行なうAdカウンタ15のアドレスデータによってアド
レス指定される。
出した印字用紙上のマークの位置データ、詳しくは基準
位置データ、マークの変更点の位置データとを順次記憶
してゆくメモリであり、RAM(ランダムアクセスメモ
リ)から成っている。そしてCPU13によってカウント動
作を行なうAdカウンタ15のアドレスデータによってアド
レス指定される。
左マージンレジスタ16は、印字用紙への印字を行うと
きに、記憶装置14から読出された左マージンのマーク位
置データ(X)Adがセットされるレジスタであり、印字
ヘッドはこのレジスタ16のデータを左マージンに規定さ
れて駆動される。
きに、記憶装置14から読出された左マージンのマーク位
置データ(X)Adがセットされるレジスタであり、印字
ヘッドはこのレジスタ16のデータを左マージンに規定さ
れて駆動される。
Xカウンタ17、Yカウンタ18は夫々、印字用紙の行方
向(X方向)、列方向(Y方向)の位置をフォトセンサ
ーの移動、この実施例では換言すれば、印字ヘッドの移
動に応じてカウントしてゆくカウンタであり、CPU13の
制御下にそのカウント動作を行う。
向(X方向)、列方向(Y方向)の位置をフォトセンサ
ーの移動、この実施例では換言すれば、印字ヘッドの移
動に応じてカウントしてゆくカウンタであり、CPU13の
制御下にそのカウント動作を行う。
印字/センサー制御部19は、印字ヘッド部20、キャリ
ッジ部21、センサー部22、フィード部23を、CPU13がマ
ーク位置データを記憶装置14に書込み書式設定する際
に、あるいは、記憶装置14からマーク位置データを読出
してその書式にしたがった印字を行う際に制御し駆動す
る手段である。而してキャリッジ部21は印字ヘッド部20
の印字ヘッドを載置して移動するキャリッジ及びキャリ
ッジ駆動系等から成る。更にセンサー部22はフォトセン
サー等から成り、上述したように、印字用紙上に記入さ
れている書式設定用のマーク等を検出する。更にフィー
ド部23はフィードローラ等から成り、印字用紙をフィー
ドする。
ッジ部21、センサー部22、フィード部23を、CPU13がマ
ーク位置データを記憶装置14に書込み書式設定する際
に、あるいは、記憶装置14からマーク位置データを読出
してその書式にしたがった印字を行う際に制御し駆動す
る手段である。而してキャリッジ部21は印字ヘッド部20
の印字ヘッドを載置して移動するキャリッジ及びキャリ
ッジ駆動系等から成る。更にセンサー部22はフォトセン
サー等から成り、上述したように、印字用紙上に記入さ
れている書式設定用のマーク等を検出する。更にフィー
ド部23はフィードローラ等から成り、印字用紙をフィー
ドする。
第2図は、印字ヘッド部20、キャリッジ部21、センサ
ー部22の具体的構成を示すもので、レール25上を図中、
左右方向、即ち、印字用紙の行方向(X方向)に移動可
能に設けられたキャリッジ26に、印字ヘッド27とフォト
センサー28とが設けられている。この場合、図示するよ
うに印字ヘッド27とフォトセンサー28とは近接して設け
られており、印字用紙上の印字位置が視覚的に把握でき
るようになっている。
ー部22の具体的構成を示すもので、レール25上を図中、
左右方向、即ち、印字用紙の行方向(X方向)に移動可
能に設けられたキャリッジ26に、印字ヘッド27とフォト
センサー28とが設けられている。この場合、図示するよ
うに印字ヘッド27とフォトセンサー28とは近接して設け
られており、印字用紙上の印字位置が視覚的に把握でき
るようになっている。
第3図はフィードローラ29と印字用紙30との位置関係
を示す図であり、フィードローラ29はその回転により、
図中の上下方向に印字用紙30をフィードする。
を示す図であり、フィードローラ29はその回転により、
図中の上下方向に印字用紙30をフィードする。
動 作 次に、第4図および第5図のフローチャートを参照し
て動作を説明する。
て動作を説明する。
先ず、第4図のフローチャートにより印字に先だって
書式設定を行うときの動作を説明する。いま、第3図に
示す印字用紙30のように、定型用紙の決った部分に印字
が行われるように、その書式を示すマーク31(枠組み)
を鉛筆などで記入する。そしてこのマークを記入した印
字用紙30を、タイプライタのフィードローラ29上にセッ
トする。
書式設定を行うときの動作を説明する。いま、第3図に
示す印字用紙30のように、定型用紙の決った部分に印字
が行われるように、その書式を示すマーク31(枠組み)
を鉛筆などで記入する。そしてこのマークを記入した印
字用紙30を、タイプライタのフィードローラ29上にセッ
トする。
次にMEMキー11Aを操作するとその出力を受けてCPU13
は第4図のフローチャートの処理を開始する。先ず、頭
初、フィードローラ29の最左端の方に位置しているキャ
リッジ26上のフォトセンサ28が、印字用紙30の左端を検
出するまで、キャリッジ26を駆動して印字ヘッド27、即
ち、フォトセンサー28を右方向へ移動させる(ステップ
A1、A2)。そしてフォトセンサ28が印字用紙30の左端を
検出するとステップA1からステップA3に進み、CPU31は
Xカウンタ17をクリアする。そして引続き印字ヘッド27
を右方向へ移動させ、書式のマークが検出されたか否か
を判断する(ステップA4、A5)。マークが検出されなけ
ればステップA6に進んでXカウンタ17を+1してインク
リメントしその結果、1行の終りになったか否かを判断
する(ステップA7)。そしてNOならばステップA4に戻
り、マークが検出されるまでステップA4〜A7を繰返し実
行する。またこの間に、1行の終りがステップA7により
検出されたときには、ステップA8に進み、印字ヘッド27
をX=0の行方向の初期位置まで戻し、同時にフィード
ローラ29を駆動して印字用紙30を列方向に、1単位分フ
ィードさせ(ステップA9)、ステップA4に戻る。
は第4図のフローチャートの処理を開始する。先ず、頭
初、フィードローラ29の最左端の方に位置しているキャ
リッジ26上のフォトセンサ28が、印字用紙30の左端を検
出するまで、キャリッジ26を駆動して印字ヘッド27、即
ち、フォトセンサー28を右方向へ移動させる(ステップ
A1、A2)。そしてフォトセンサ28が印字用紙30の左端を
検出するとステップA1からステップA3に進み、CPU31は
Xカウンタ17をクリアする。そして引続き印字ヘッド27
を右方向へ移動させ、書式のマークが検出されたか否か
を判断する(ステップA4、A5)。マークが検出されなけ
ればステップA6に進んでXカウンタ17を+1してインク
リメントしその結果、1行の終りになったか否かを判断
する(ステップA7)。そしてNOならばステップA4に戻
り、マークが検出されるまでステップA4〜A7を繰返し実
行する。またこの間に、1行の終りがステップA7により
検出されたときには、ステップA8に進み、印字ヘッド27
をX=0の行方向の初期位置まで戻し、同時にフィード
ローラ29を駆動して印字用紙30を列方向に、1単位分フ
ィードさせ(ステップA9)、ステップA4に戻る。
以上の動作を実行しているときに、マークの最初の位
置、即ち、第3図に示す位置P1が検出されると、ステッ
プA5からステップA10に進み、Adカウンタ15、Yカウン
タ18が同時にクリアされる。そしてこのときのXカウン
タ17のカウント値、Yカウンタ18のカウント値「0」が
記憶装置14のAdカウンタ15のアドレス「0」によるエリ
アに、印字開始位置データとして書込まれる(ステップ
A11)。そして印字ヘッド27が、印字用紙30の左端のX
カウンタ17のカウント値が「0」の位置まで自動的に戻
され(ステップA12)、同時に印字用紙30がフィードロ
ーラ29によって1行分フィードされ(ステップA13)、
またYカウンタ18がインクリメントされて「1」となる
(ステップA14)。そして次のマークの有無が判断され
る。
置、即ち、第3図に示す位置P1が検出されると、ステッ
プA5からステップA10に進み、Adカウンタ15、Yカウン
タ18が同時にクリアされる。そしてこのときのXカウン
タ17のカウント値、Yカウンタ18のカウント値「0」が
記憶装置14のAdカウンタ15のアドレス「0」によるエリ
アに、印字開始位置データとして書込まれる(ステップ
A11)。そして印字ヘッド27が、印字用紙30の左端のX
カウンタ17のカウント値が「0」の位置まで自動的に戻
され(ステップA12)、同時に印字用紙30がフィードロ
ーラ29によって1行分フィードされ(ステップA13)、
またYカウンタ18がインクリメントされて「1」となる
(ステップA14)。そして次のマークの有無が判断され
る。
マークがなければステップA19に進んでXカウンタ17
がインクリメントされ、その結果、1行の終りか否かが
判断され(ステップA20)、いまNOであるからステップA
24に進んで印字ヘッド27は右へ移動し、ステップA15に
戻る。而していまの例では、上記位置P1の真下の位置P2
(この位置P2の行方向の位置は位置P1と同一である)の
マークが検出されるまでの間は、上記ステップA15、A1
9、A20、A24が繰返される。そして位置P2が検出される
と、ステップA15からA16に進み、そのときのXカウンタ
17のカウンタ値が、先に記憶装置14に書込んだAdカウン
タ15のカウント値が「0」のXカウンタ17のカウント値
と等しいか否かが判断される。而してYESであるからス
テップA21に進み、印字ヘッド27が印字用紙30の左端ま
で戻され、またYカウンタ18がインクリメントされて
「2」となり(ステップA22)、その結果、1頁の終り
か否かが判断される(ステップA23)。いまNOであるか
らステップA25に進んで、印字用紙30が1行分フィート
されステップA15に戻る。そして再び、マークが検出さ
れるまでのステップA15、A19、A20、A24が繰返し実行さ
れる。
がインクリメントされ、その結果、1行の終りか否かが
判断され(ステップA20)、いまNOであるからステップA
24に進んで印字ヘッド27は右へ移動し、ステップA15に
戻る。而していまの例では、上記位置P1の真下の位置P2
(この位置P2の行方向の位置は位置P1と同一である)の
マークが検出されるまでの間は、上記ステップA15、A1
9、A20、A24が繰返される。そして位置P2が検出される
と、ステップA15からA16に進み、そのときのXカウンタ
17のカウンタ値が、先に記憶装置14に書込んだAdカウン
タ15のカウント値が「0」のXカウンタ17のカウント値
と等しいか否かが判断される。而してYESであるからス
テップA21に進み、印字ヘッド27が印字用紙30の左端ま
で戻され、またYカウンタ18がインクリメントされて
「2」となり(ステップA22)、その結果、1頁の終り
か否かが判断される(ステップA23)。いまNOであるか
らステップA25に進んで、印字用紙30が1行分フィート
されステップA15に戻る。そして再び、マークが検出さ
れるまでのステップA15、A19、A20、A24が繰返し実行さ
れる。
以上の動作の繰返しにより、次に、第3図に示す、書
式の変更点である位置P3が検出されたときには、ステッ
プA15からA16に進んで、NOとなり、ステップA17に進
む。そのためAdカウンタ15がインクリメントされて
「1」となり、またそのときのXカウンタ17のカウント
値、Yカウンタ18のカウント値が夫々、記憶装置14のア
ドレス「1」のエリアに位置P3の位置データとして書込
まれる(ステップA18)。
式の変更点である位置P3が検出されたときには、ステッ
プA15からA16に進んで、NOとなり、ステップA17に進
む。そのためAdカウンタ15がインクリメントされて
「1」となり、またそのときのXカウンタ17のカウント
値、Yカウンタ18のカウント値が夫々、記憶装置14のア
ドレス「1」のエリアに位置P3の位置データとして書込
まれる(ステップA18)。
次いでステップA21により印字ヘッド27を印字用紙30
の左端に戻し、またステップA22によりYカウンタをイ
ンクリメントし、更にステップA23、A25を実行して印字
用紙30を1行分フィードし、ステップA15に戻る。その
結果、次のマークの検出動作に移る。
の左端に戻し、またステップA22によりYカウンタをイ
ンクリメントし、更にステップA23、A25を実行して印字
用紙30を1行分フィードし、ステップA15に戻る。その
結果、次のマークの検出動作に移る。
以上の動作の繰返しにより、記憶装置14には更に、マ
ークの変更点の位置P4、P5の各位置データも求められて
書込まれる。そして左マージンのマークの終端の位置P6
が検出されたのちは、ステップA19、A20、A24の繰返し
により、最後にステップA20で1行の終りが検出され、
次いでステップA21、A22の処理からステップA23の処理
では1頁の終りが検出され、これによりこの定型用紙1
枚分の書式設定が完了する。
ークの変更点の位置P4、P5の各位置データも求められて
書込まれる。そして左マージンのマークの終端の位置P6
が検出されたのちは、ステップA19、A20、A24の繰返し
により、最後にステップA20で1行の終りが検出され、
次いでステップA21、A22の処理からステップA23の処理
では1頁の終りが検出され、これによりこの定型用紙1
枚分の書式設定が完了する。
次に、上述のようにして書式設定された定型用紙に印
字してゆくときの、動作を、第5図のフローチャートを
参照して説明する。
字してゆくときの、動作を、第5図のフローチャートを
参照して説明する。
先ず、印字用紙30をタイプライタにセットする。そし
てPRTキー11Bを操作すると、第5図のフローチャートが
スタートする。先ず、左端に頭初位置しているフォトセ
ンサー28が印字用紙の左端を検出するまで印字ヘッド27
が右へ順次、自動的に移動される(ステップB1、B2)。
そして左端が検出されると、ステップB1からB3に進み、
Xカウンタ17、Adカウンタ15が共にクリアされる。そし
て記憶装置14に記憶されている前記位置P1の行方向の位
置に印字ヘッド27がきてそのマークが検出されるまで、
印字ヘッド27は右方向へ移動される(ステップB4、B5、
B6)。
てPRTキー11Bを操作すると、第5図のフローチャートが
スタートする。先ず、左端に頭初位置しているフォトセ
ンサー28が印字用紙の左端を検出するまで印字ヘッド27
が右へ順次、自動的に移動される(ステップB1、B2)。
そして左端が検出されると、ステップB1からB3に進み、
Xカウンタ17、Adカウンタ15が共にクリアされる。そし
て記憶装置14に記憶されている前記位置P1の行方向の位
置に印字ヘッド27がきてそのマークが検出されるまで、
印字ヘッド27は右方向へ移動される(ステップB4、B5、
B6)。
印字ヘッド27が位置P1まできてフォトセンサ28がその
マークを検出すると、ステップB5からステップB7に進
み、記憶装置14の(X)Adのデータ、即ち、(X)0デ
ータが左マージンレジスタ16にセットされる。そしてAd
カウンタ15が+1されて「1]となり(ステップB8)、
印字ヘッド27が右へ1字分移動される(ステップB9)。
そして文字キーのキー入力待ちとなり(ステップB1
0)、キー入力の有無が判断される(B11)。而して文字
キーが操作されるとステップB12に進み、その文字デー
タが印字ヘッド27に送られて文字の印字がなされ(ステ
ップB12)、またXカウンタ17がインクリメントされる
(ステップB13)。その結果、1行の終りになったか否
かが判別され(ステップB14)、NOであるからステップB
9に戻り、次の印字へ入る。
マークを検出すると、ステップB5からステップB7に進
み、記憶装置14の(X)Adのデータ、即ち、(X)0デ
ータが左マージンレジスタ16にセットされる。そしてAd
カウンタ15が+1されて「1]となり(ステップB8)、
印字ヘッド27が右へ1字分移動される(ステップB9)。
そして文字キーのキー入力待ちとなり(ステップB1
0)、キー入力の有無が判断される(B11)。而して文字
キーが操作されるとステップB12に進み、その文字デー
タが印字ヘッド27に送られて文字の印字がなされ(ステ
ップB12)、またXカウンタ17がインクリメントされる
(ステップB13)。その結果、1行の終りになったか否
かが判別され(ステップB14)、NOであるからステップB
9に戻り、次の印字へ入る。
1行分の印字が終ったときには、ステップB14でYESと
なるからステップB15に進み、Yカウンタ18がインクリ
メントされて「1」となる。そしてその結果、1頁の終
りか否かが判断され、NOであるからステップB17に進ん
で1行分フィードが行われ、印字ヘッド27は第2行目の
位置にくる。そしてそのときのYカウンタ18のカウント
値が、次の位置P3のY方向(列方向)のデータ、即ち、
(Y)1のデータと等しいか否かが判断され(ステップ
B18)、而していまは1行目の印字終了時点であるからN
Oとなり、ステップB19に進んで印字ヘッド27が、左マー
ジンレジスタ16にセットされている行方向の位置まで、
即ち、上述した位置P2まで戻される。そしてステップB9
に戻る。
なるからステップB15に進み、Yカウンタ18がインクリ
メントされて「1」となる。そしてその結果、1頁の終
りか否かが判断され、NOであるからステップB17に進ん
で1行分フィードが行われ、印字ヘッド27は第2行目の
位置にくる。そしてそのときのYカウンタ18のカウント
値が、次の位置P3のY方向(列方向)のデータ、即ち、
(Y)1のデータと等しいか否かが判断され(ステップ
B18)、而していまは1行目の印字終了時点であるからN
Oとなり、ステップB19に進んで印字ヘッド27が、左マー
ジンレジスタ16にセットされている行方向の位置まで、
即ち、上述した位置P2まで戻される。そしてステップB9
に戻る。
以後、Yカウンタ18のカウント値が位置P3の列方向の
データ、即ち、前記(Y)1のデータに等しくなるまで
の間、ステップB9〜B19が繰返し実行され、2行目以下
の印字がなされる。そして(Y)1のデータに等しくな
るまで印字が終ると、ステップB18でYESとなり、ステッ
プB20に進む。その結果、印字ヘッド27が、位置P3の行
方向のデータ(X)1の位置になるまで右端の方からリ
ターンされ、次いでステップB7に進んで左マージンレジ
スタ16に、位置P3の(X)1のデータがセットされる。
そしてステップB8によりAdカウンタ15が+1されて
「2」となり、記憶装置14のアドレス「2」の
(X)2、(Y)2のデータ、即ち、位置P4のデータの
読出しが可能となる。
データ、即ち、前記(Y)1のデータに等しくなるまで
の間、ステップB9〜B19が繰返し実行され、2行目以下
の印字がなされる。そして(Y)1のデータに等しくな
るまで印字が終ると、ステップB18でYESとなり、ステッ
プB20に進む。その結果、印字ヘッド27が、位置P3の行
方向のデータ(X)1の位置になるまで右端の方からリ
ターンされ、次いでステップB7に進んで左マージンレジ
スタ16に、位置P3の(X)1のデータがセットされる。
そしてステップB8によりAdカウンタ15が+1されて
「2」となり、記憶装置14のアドレス「2」の
(X)2、(Y)2のデータ、即ち、位置P4のデータの
読出しが可能となる。
以後はステップB10〜B20、更にステップB7、B8、B9、
の繰返しにより、第3図に示すように印字用紙30に予め
設定した書式にしたがって印字が行われる。この場合、
印字用紙の左マージンは印字ヘッドが自動的にその位置
に移動設定されるため、タイピストは左マージンについ
ては何ら配慮を払うことなくタイプできる。またタイプ
ライタに印字用紙30をセットしたときには、印字用紙30
の左端がフォトセンサ28によって最初に検出されたとき
にXカウンタ17、Yカウンタ18を共にクリアしたから記
憶装置14に書式設定を行うときと多少ずれて印字用紙30
が実際の印字の際にセットされても、印字状態が位置ず
れを起すことはない。
の繰返しにより、第3図に示すように印字用紙30に予め
設定した書式にしたがって印字が行われる。この場合、
印字用紙の左マージンは印字ヘッドが自動的にその位置
に移動設定されるため、タイピストは左マージンについ
ては何ら配慮を払うことなくタイプできる。またタイプ
ライタに印字用紙30をセットしたときには、印字用紙30
の左端がフォトセンサ28によって最初に検出されたとき
にXカウンタ17、Yカウンタ18を共にクリアしたから記
憶装置14に書式設定を行うときと多少ずれて印字用紙30
が実際の印字の際にセットされても、印字状態が位置ず
れを起すことはない。
尚、上記実施例では、印字用紙1頁の全ての行につい
て左マージンを設定したが、マークを付した行だけがそ
のマークまで左マージンを設定されたり、或いは更にマ
ークを付した行だけが印字を行われるようにしてもよ
い。
て左マージンを設定したが、マークを付した行だけがそ
のマークまで左マージンを設定されたり、或いは更にマ
ークを付した行だけが印字を行われるようにしてもよ
い。
更に、書式設定用のマークは左マージンに限らず、右
マージン、上、下の各マージンであってもよく、またタ
ブを利用してもよい。
マージン、上、下の各マージンであってもよく、またタ
ブを利用してもよい。
また電子タイプライタに限らず、ワードプロセッサで
あってもよい。
あってもよい。
[発明の効果] 第1の発明によれば、記録用紙の位置とこの記録用紙
上における記録データの位置と検出することで、文書デ
ータの記録用紙上における相対的出力範囲を示す書式情
報を自動的に設定することができ、文書データの出力範
囲をこの書式情報に基づいて制御することができる。
上における記録データの位置と検出することで、文書デ
ータの記録用紙上における相対的出力範囲を示す書式情
報を自動的に設定することができ、文書データの出力範
囲をこの書式情報に基づいて制御することができる。
第2の発明によれば、記録用紙の位置とこの記録用紙
上における記録データの位置と検出することで、文字デ
ータの記録用紙上における相対的出力範囲を示す書式情
報を自動的に設定することができ、任意に入力された文
字データの出力範囲をこの書式情報に基づいて制御する
ことができる。
上における記録データの位置と検出することで、文字デ
ータの記録用紙上における相対的出力範囲を示す書式情
報を自動的に設定することができ、任意に入力された文
字データの出力範囲をこの書式情報に基づいて制御する
ことができる。
第1図ないし第5図は電子タイプライタに適用した一実
施例を示し、第1図は同例のブロック回路図、第2図は
印字ヘッド27、フォトセンサ28等の構成図、第3図は印
字用紙30に記入した書式設定用のマーク等を説明する
図、第4図は書式設定時のフローチャート、第5図は印
字を行なうときのフローチャートである。 1……位置検出手段、2……記憶手段、3……印字制御
手段、11……キー入力部、13……CPU、14……記憶装
置、15、17、18……カウンタ、16……左マージンレジス
タ、20……印字ヘッド部、22……センサー部、27……印
字ヘッド、28……フォトセンサー。
施例を示し、第1図は同例のブロック回路図、第2図は
印字ヘッド27、フォトセンサ28等の構成図、第3図は印
字用紙30に記入した書式設定用のマーク等を説明する
図、第4図は書式設定時のフローチャート、第5図は印
字を行なうときのフローチャートである。 1……位置検出手段、2……記憶手段、3……印字制御
手段、11……キー入力部、13……CPU、14……記憶装
置、15、17、18……カウンタ、16……左マージンレジス
タ、20……印字ヘッド部、22……センサー部、27……印
字ヘッド、28……フォトセンサー。
Claims (2)
- 【請求項1】記録用紙の位置と、この記録用紙上に記録
された書式設定位置を示す記録データの位置とを検出す
る検出手段と、 この検出手段で検出された上記記録用紙の位置と上記記
録データの位置とに基づいて、文書データの上記記録用
紙上における出力範囲を示す文書書式情報を設定する書
式設定手段と、 この書式設定手段で設定された文書書式情報に基づいて
文書データの出力範囲を制御する出力制御手段と、 を具備したことを特徴とする文書処理装置。 - 【請求項2】記録用紙の位置と、この記録用紙上に記録
された書式設定位置を示す記録データの位置とを検出す
る検出手段と、 この検出手段で検出された上記記録用紙の位置と上記記
録データの位置とに基づいて、文字データの上記記録用
紙上における出力範囲を示す書式情報を設定する書式設
定手段と、 文字データを入力する入力手段と、 この入力手段で入力された文字データの出力範囲を、上
記書式設定手段で設定された書式情報に基づいて制御す
る出力制御手段と、 を具備したことを特徴とする文書処理装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP61097842A JP2604355B2 (ja) | 1986-04-30 | 1986-04-30 | 文書処理装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP61097842A JP2604355B2 (ja) | 1986-04-30 | 1986-04-30 | 文書処理装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS62255178A JPS62255178A (ja) | 1987-11-06 |
JP2604355B2 true JP2604355B2 (ja) | 1997-04-30 |
Family
ID=14202970
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP61097842A Expired - Fee Related JP2604355B2 (ja) | 1986-04-30 | 1986-04-30 | 文書処理装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2604355B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH07108593B2 (ja) * | 1986-10-16 | 1995-11-22 | 東芝エンジニアリング株式会社 | プリンタ装置の用紙検出装置 |
Family Cites Families (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5642024A (en) * | 1979-09-13 | 1981-04-20 | Toshiba Corp | High frequency heating device |
JPS56108140A (en) * | 1980-01-29 | 1981-08-27 | Seiko Epson Corp | Typewriter with memory |
JPS6099659A (ja) * | 1983-11-07 | 1985-06-03 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | 多色記録装置 |
-
1986
- 1986-04-30 JP JP61097842A patent/JP2604355B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS62255178A (ja) | 1987-11-06 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |