JP2604338B2 - ジアルキルアミノアルキル(メタ)アクリレートの製造方法 - Google Patents
ジアルキルアミノアルキル(メタ)アクリレートの製造方法Info
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- JP2604338B2 JP2604338B2 JP63170723A JP17072388A JP2604338B2 JP 2604338 B2 JP2604338 B2 JP 2604338B2 JP 63170723 A JP63170723 A JP 63170723A JP 17072388 A JP17072388 A JP 17072388A JP 2604338 B2 JP2604338 B2 JP 2604338B2
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- meth
- ethyl
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- C—CHEMISTRY; METALLURGY
- C07—ORGANIC CHEMISTRY
- C07C—ACYCLIC OR CARBOCYCLIC COMPOUNDS
- C07C213/00—Preparation of compounds containing amino and hydroxy, amino and etherified hydroxy or amino and esterified hydroxy groups bound to the same carbon skeleton
- C07C213/06—Preparation of compounds containing amino and hydroxy, amino and etherified hydroxy or amino and esterified hydroxy groups bound to the same carbon skeleton from hydroxy amines by reactions involving the etherification or esterification of hydroxy groups
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Description
【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は、以下の式(I): H2C=C(R1)−C(O)−O−A−N(R2)(R3) (ただし、上記式において、 R1は水素原子もしくはメチル基であり、 Aは1から5個の炭素原子を含む直鎖状または分岐し
たアルキル基であり、 R2とR3は同一または互いに異なる1から5個の炭素原
子を含むアルキル基またはアリール基か、あるいはR2と
R3が一つの環状アルキル基を形成している) のジアルキルアミノアルキル(メタ)アクリレートの製
造方法に関するものである。
たアルキル基であり、 R2とR3は同一または互いに異なる1から5個の炭素原
子を含むアルキル基またはアリール基か、あるいはR2と
R3が一つの環状アルキル基を形成している) のジアルキルアミノアルキル(メタ)アクリレートの製
造方法に関するものである。
従来の技術及び発明が解決しようとする課題 (メタ)アクリル酸エステルの製造方法は種々公知で
ある。
ある。
英国特許第960,005号には、式: H2C=CX−COOR (ただし、Rは少なくとも3個の炭素原子を含むアルキ
ル基であり、Xは水素原子もしくはメチル基である)の
メタクリル酸エステルを、テトラエチルチタネート等の
アルキルチタネート: Ti(OR″)4 の存在下でエステル H2C=CX−COOR′ (ただし、R′は3個以上の炭素原子を含むアルキル基
である)とアルコール ROH (ただし、Rは上記の定義と同様である)とを反応させ
ることによって製造することが記載されている。この方
法の主な欠点は不純物、特に、アルキルチタネートと反
応中に生じる軽いアルコールR′OHまたは高級アルコー
ルROHとのエステル交換反応によってエステル H2C=CX−COOR″ とアルコール R″OH が生成することである。
ル基であり、Xは水素原子もしくはメチル基である)の
メタクリル酸エステルを、テトラエチルチタネート等の
アルキルチタネート: Ti(OR″)4 の存在下でエステル H2C=CX−COOR′ (ただし、R′は3個以上の炭素原子を含むアルキル基
である)とアルコール ROH (ただし、Rは上記の定義と同様である)とを反応させ
ることによって製造することが記載されている。この方
法の主な欠点は不純物、特に、アルキルチタネートと反
応中に生じる軽いアルコールR′OHまたは高級アルコー
ルROHとのエステル交換反応によってエステル H2C=CX−COOR″ とアルコール R″OH が生成することである。
フランス国特許第1,544,542号には、例えば、n−プ
ロピルチタネート、イソプロピルチタネート、イソブチ
ルチタネートまたはポリブチルチタネート等の触媒の存
在下で、以下の式: H2C=CHCOO(CH2)n−CH(CH3)2 (ただし、nは0または1である) のアクリル酸エステルとアルコールからジメチルアミノ
エチルアクリレート等のアクリル酸エステルを製造する
方法が記載されている。
ロピルチタネート、イソプロピルチタネート、イソブチ
ルチタネートまたはポリブチルチタネート等の触媒の存
在下で、以下の式: H2C=CHCOO(CH2)n−CH(CH3)2 (ただし、nは0または1である) のアクリル酸エステルとアルコールからジメチルアミノ
エチルアクリレート等のアクリル酸エステルを製造する
方法が記載されている。
この方法にも、触媒のエステル交換によって、反応混
合物中に不純物が生成し、製造されたアクリルエステル
の精製が複雑になるという問題がある。
合物中に不純物が生成し、製造されたアクリルエステル
の精製が複雑になるという問題がある。
本発明の目的は、上記の従来法の欠点を解決して、製
造すべきジアルキルアミノアルキル(メタ)アクリレー
トの沸点に近い沸点を有する(メタ)アクリレートまた
はアルコールの痕跡の無い高純度のジアルキルアミノア
ルキル(メタ)アクリレート(I)の製造方法を提供す
ることにある。
造すべきジアルキルアミノアルキル(メタ)アクリレー
トの沸点に近い沸点を有する(メタ)アクリレートまた
はアルコールの痕跡の無い高純度のジアルキルアミノア
ルキル(メタ)アクリレート(I)の製造方法を提供す
ることにある。
課題を解決するための手段 すなわち、本発明の対象は以下の式: H2C=C(R1)−C(O)−O−A−N(R2)(R3) (ただし、上記式において、 R1は水素原子もしくはメチル基であり、 Aは1から5個の炭素原子を含む直鎖状または分岐し
たアルキル基であり、 R2とR3は同一または互いに異なる1から5個の炭素原
子を含むアルキル基またはアリール基であるか、または
R2とR3が一つの環状アルキル基を形成する) のジアルキルアミノアルキル(メタ)アクリレート
(I)の製造方法において、 少なくとも一つの重合抑制剤の存在下で、20から120
℃の温度および大気圧以下の圧力で且つテトラエチルチ
タネートの存在下で、エチル(メタ)アクリレートを式
(II): (R3)(R2)N−A−OH (ただし、Aは1から5個の炭素原子を含む直鎖状また
は分岐したアルキル基である)のアミノアルコールと反
応させ、この場合、エチル(メタ)アクリレートのアミ
ノアルコール(II)に対するモル比を1.5から5の範囲
にし、この反応中に共沸混合物であるエチル(メタ)ア
クリレート−エタノールを除去し、反応の終点で、得ら
れたジアルキルアミノアルキル(メタ)アクリレート
(I)を分離することを特徴とする方法にある。
たアルキル基であり、 R2とR3は同一または互いに異なる1から5個の炭素原
子を含むアルキル基またはアリール基であるか、または
R2とR3が一つの環状アルキル基を形成する) のジアルキルアミノアルキル(メタ)アクリレート
(I)の製造方法において、 少なくとも一つの重合抑制剤の存在下で、20から120
℃の温度および大気圧以下の圧力で且つテトラエチルチ
タネートの存在下で、エチル(メタ)アクリレートを式
(II): (R3)(R2)N−A−OH (ただし、Aは1から5個の炭素原子を含む直鎖状また
は分岐したアルキル基である)のアミノアルコールと反
応させ、この場合、エチル(メタ)アクリレートのアミ
ノアルコール(II)に対するモル比を1.5から5の範囲
にし、この反応中に共沸混合物であるエチル(メタ)ア
クリレート−エタノールを除去し、反応の終点で、得ら
れたジアルキルアミノアルキル(メタ)アクリレート
(I)を分離することを特徴とする方法にある。
上記のジアルキルアミノアルキル(メタ)アクリレー
トの分離は一般に蒸留によって行われる。
トの分離は一般に蒸留によって行われる。
ジアルキルアミノアルキル(メタ)アクリレートとは
ジメチルアミノアルキルアクリレートとそれに対応する
メタクリレートを意味する。
ジメチルアミノアルキルアクリレートとそれに対応する
メタクリレートを意味する。
テトラエチルチタネートは、アミノアルコール(II)
1モルにつき10-3から5×10-2モル、好ましくは5×10
-3から2×10-2モルの割合で使用される。
1モルにつき10-3から5×10-2モル、好ましくは5×10
-3から2×10-2モルの割合で使用される。
エチル(メタ)アクリレートのアミノアルコール(I
I)に対するモル比は2から2.5の範囲で選択するのが好
ましい。
I)に対するモル比は2から2.5の範囲で選択するのが好
ましい。
反応中の温度は、80から110℃の範囲に維持するのが
好ましい。
好ましい。
また、圧力は0.025バールから大気圧の範囲に維持す
るのが好ましい。
るのが好ましい。
本発明によるアミノアルコール(II)としては、ジメ
チルアミノエタノール、ジメチルアミノプロパノール、
ジエチルアミノエタノール、t−ブチルアミノエタノー
ルを挙げることができる。
チルアミノエタノール、ジメチルアミノプロパノール、
ジエチルアミノエタノール、t−ブチルアミノエタノー
ルを挙げることができる。
重合抑制剤としては、フェノチアジン、t−ブチルカ
テコール、ヒドロキノンメチルエーテル、ヒドロキノ
ン、メチレンブルー、硫酸銅または硫酸鉄を単独または
混合して、全装填量に対して約2,500ppmの割合で使用す
る。
テコール、ヒドロキノンメチルエーテル、ヒドロキノ
ン、メチレンブルー、硫酸銅または硫酸鉄を単独または
混合して、全装填量に対して約2,500ppmの割合で使用す
る。
本発明の方法は、特に、ジメチルアミノエチルアクリ
レート、ジメチルアミノプロピルアクリレート、ジエチ
ルアミノエチルアクリレート、t−ブチルアミノエチル
アクリレートと、これらに対応するメタクリレートの製
造に使用される。
レート、ジメチルアミノプロピルアクリレート、ジエチ
ルアミノエチルアクリレート、t−ブチルアミノエチル
アクリレートと、これらに対応するメタクリレートの製
造に使用される。
本発明には複数の利点がある。
先ず第一に、本発明の方法では、沸点が近似したアル
コールまたは(メタ)アクリレートを含まない高純度の
ジアルキルアミノアルキル(メタ)アクリレートを製造
することができる。
コールまたは(メタ)アクリレートを含まない高純度の
ジアルキルアミノアルキル(メタ)アクリレートを製造
することができる。
さらに、本発明の方法は、例えば、(メタ)アクリル
酸から得られるエチル(メタ)アクリレートの合成に再
循環可能であり、不純物を含まないエチル(メタ)アク
リレート−エタノール共沸混合物の製造にも使うことが
できる。
酸から得られるエチル(メタ)アクリレートの合成に再
循環可能であり、不純物を含まないエチル(メタ)アク
リレート−エタノール共沸混合物の製造にも使うことが
できる。
また、本発明による方法は(アミノアルコール(II)
に対する)収率が高く、通常は98%以上になる。
に対する)収率が高く、通常は98%以上になる。
本発明は、以下の実施例によってより明らかになろ
う。但し、これらの実施例は、本発明を何ら限定するも
のではない。
う。但し、これらの実施例は、本発明を何ら限定するも
のではない。
実施例1 ジメチルアミノエチルアクリレートの製造 機械的攪拌装置を備え、蒸留塔が取り付けられた反応
装置に、以下の原料(重量部)を導入する: エチルアクリレート 660 ジメチルアミノエタノール 267 フェノチアジン 1,000ppm テトラエチルチタネート 0.005 (ジメチルアミノエタノール1モル当たりのモルで表
示) 90から95℃で、0.53バール下で反応を実施する。反応
中に共沸混合物であるエチルアクリレート−エタノール
を除去する。
装置に、以下の原料(重量部)を導入する: エチルアクリレート 660 ジメチルアミノエタノール 267 フェノチアジン 1,000ppm テトラエチルチタネート 0.005 (ジメチルアミノエタノール1モル当たりのモルで表
示) 90から95℃で、0.53バール下で反応を実施する。反応
中に共沸混合物であるエチルアクリレート−エタノール
を除去する。
反応の終点で、82℃且つ0.04バール下で、得られたジ
メチルアミノエチルアクリレートを蒸留する。ジメチル
アミノエチルアクリレート422重量部が回収される。収
率は、98.5%である。
メチルアミノエチルアクリレートを蒸留する。ジメチル
アミノエチルアクリレート422重量部が回収される。収
率は、98.5%である。
実施例2 ジメチルアミノエチルメタクリレートの製造 実施例1で使用したものと同様の装置に、以下の原料
(重量部で表示)を導入する; エチルアクリレート 752 ジメチルアミノエタノール 267 フェノチアジン 1,000ppm テトラエチルチタネート 0.005 (ジメチルアミノエタノール1モルあたりのモルで表
示) 90から95℃で、0.8バール下で反応を実施する。反応
中に共沸混合物エチルアクリレート−エタノールを除去
する。
(重量部で表示)を導入する; エチルアクリレート 752 ジメチルアミノエタノール 267 フェノチアジン 1,000ppm テトラエチルチタネート 0.005 (ジメチルアミノエタノール1モルあたりのモルで表
示) 90から95℃で、0.8バール下で反応を実施する。反応
中に共沸混合物エチルアクリレート−エタノールを除去
する。
反応の終点で、94℃且つ0.04バール下で、得られたジ
メチルアミノエチルメタクリレートを蒸留する。ジメチ
ルアミノエチルメタクリレート458重量部が回収され
る。収率は98.5%である。
メチルアミノエチルメタクリレートを蒸留する。ジメチ
ルアミノエチルメタクリレート458重量部が回収され
る。収率は98.5%である。
実施例3 ジエチルアミノエチルアクリレートの製造 実施例1で使用したものと同様の装置に、以下の原料
(重量部で表示)を導入する: エチルアクリレート 660 ジエチルアミノエタノール 351 ヒドロキノンメチルエーテル 1,000ppm テトラエチルチタネート 0.005 (ジメチルアミノエタノール1モルあたりのモルで表
示) 90から95℃且つ0.53バール下で、反応を実施する。反
応中に共沸混合物であるエチルアクリレート−エタノー
ルを除去する。
(重量部で表示)を導入する: エチルアクリレート 660 ジエチルアミノエタノール 351 ヒドロキノンメチルエーテル 1,000ppm テトラエチルチタネート 0.005 (ジメチルアミノエタノール1モルあたりのモルで表
示) 90から95℃且つ0.53バール下で、反応を実施する。反
応中に共沸混合物であるエチルアクリレート−エタノー
ルを除去する。
反応の終点で、105℃且つ0.04バール下で、得られた
ジメチルアミノエチルアクリレートを蒸留する。ジメチ
ルアミノエチルアクリレート505重量部が回収される。
収率は98.5%である。
ジメチルアミノエチルアクリレートを蒸留する。ジメチ
ルアミノエチルアクリレート505重量部が回収される。
収率は98.5%である。
実施例4 t−ブチルアミノエチルメタクリレートの製造 実施例1で使用したものと同様の装置に以下の原料
(重量部で表示)を導入する: エチルメタクリレート 752 t−ブチルアミノエタノール 351 フェノチアジン 1,000ppm テトラエチルチタネート 0.005 (ジメチルアミノエタノール1モルあたりのモルで表
示) 90から95℃且つ0.8バール下で、反応を実施する。反
応中に共沸混合物であるエチルメタクリレート−エタノ
ールを除去する。
(重量部で表示)を導入する: エチルメタクリレート 752 t−ブチルアミノエタノール 351 フェノチアジン 1,000ppm テトラエチルチタネート 0.005 (ジメチルアミノエタノール1モルあたりのモルで表
示) 90から95℃且つ0.8バール下で、反応を実施する。反
応中に共沸混合物であるエチルメタクリレート−エタノ
ールを除去する。
反応終点で、118℃且つ0.04バール下で、得られたt
−ブチルアミノエチルメタクリレートを蒸留する。t−
ブチルアミノエチルメタクリレート546重量部が回収さ
れる。その収率は98.5%である。
−ブチルアミノエチルメタクリレートを蒸留する。t−
ブチルアミノエチルメタクリレート546重量部が回収さ
れる。その収率は98.5%である。
実施例5 ジメチルアミノプロピルメタクリレートの製造 実施例1で使用したものと同様の装置に、以下の原料
(重量部で表示)を導入する: エチルメタクリレート 752 ジメチルアミノプロパノール 309 メチレンブルー 1,000ppm テトラエチルチタネート 0.005 (ジメチルアミノエタノール1モルあたりのモルで表
示) 90から95℃且つ0.8バール下で、反応を実施する。反
応中に共沸混合物であるエチルアクリレート−エタノー
ルを除去する。
(重量部で表示)を導入する: エチルメタクリレート 752 ジメチルアミノプロパノール 309 メチレンブルー 1,000ppm テトラエチルチタネート 0.005 (ジメチルアミノエタノール1モルあたりのモルで表
示) 90から95℃且つ0.8バール下で、反応を実施する。反
応中に共沸混合物であるエチルアクリレート−エタノー
ルを除去する。
反応の終点で、112℃且つ0.04バール下で、ジメチル
アミノプロピルメタクリレートを蒸留する。ジメチルア
ミノプロピルメタクリレート505重量部が回収される。
収率は98.5%である。
アミノプロピルメタクリレートを蒸留する。ジメチルア
ミノプロピルメタクリレート505重量部が回収される。
収率は98.5%である。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 フランスワ ドゥ シャン フランス国 57500 サン タヴォ リ ュ ガブリエル ペルネ 6 (72)発明者 ジャン−ミシェル ポール フランス国 31057 トゥールーズ ル ート デスパーニュ 143 (56)参考文献 特開 昭54−163517(JP,A)
Claims (7)
- 【請求項1】少なくとも1種の重合抑制剤の存在下で、
20〜120℃の温度かつ大気圧以下の圧力で、エチル(メ
タ)アクリレート(III): (ここで、R1は水素原子またはメチル基を表す) をアミノアルコール(II): (ここで、 Aは1〜5個の炭素原子を有する直鎖状または分岐した
アルキル基を表し、 R2とR3は同一または互いに異なる1〜5個の炭素原子を
有するアルキル基またはアリール基であるか、R2とR3が
一つの環状アルキル基を形成する) と、アミノアルコール(II)に対するエチル(メタ)ア
クリレートのモル比を1.5〜5の範囲にして、テトラエ
チルチタネートの存在下で、反応させて、ジアルキルア
ミノアルキル(メタ)アクリレート(I): (ここで、R1、R2、R3およびAは上記定義のものを表
す) を製造する方法において、 反応中にエチル(メタ)アクリレート−エタノール共沸
混合物を除去し、反応の終点で、得られたジアルキルア
ミノアルキル(メタ)アクリレート(I)を分離するこ
とを特徴とする方法。 - 【請求項2】アミノアルコール(II)1モルにつきテト
ラエチルチタネートを10-3〜5×10-2モルを使用する請
求項1に記載の方法。 - 【請求項3】アミノアルコール(II)1モルにつきテト
ラエチルチタネートを5×10-3〜2×10-2モルを使用す
る請求項2に記載の方法。 - 【請求項4】エチル(メタ)アクリレートをアミノアル
コール(II)に対してモル比で2〜2.5の範囲で使用す
る請求項1に記載の方法。 - 【請求項5】温度を80〜110℃にする請求項1に記載の
方法。 - 【請求項6】圧力を0.025バールから大気圧の範囲に維
持する請求項1に記載の方法。 - 【請求項7】反応温度を90〜110℃にし、圧力を約0.5〜
0.8バールにする請求項5または6に記載の方法。
Applications Claiming Priority (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
FR8709697A FR2617840B1 (fr) | 1987-07-08 | 1987-07-08 | Procede de fabrication de (meth)acrylate de dialkylaminoalkyle |
FR8709697 | 1987-07-08 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS6438047A JPS6438047A (en) | 1989-02-08 |
JP2604338B2 true JP2604338B2 (ja) | 1997-04-30 |
Family
ID=9352997
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP63170723A Expired - Fee Related JP2604338B2 (ja) | 1987-07-08 | 1988-07-08 | ジアルキルアミノアルキル(メタ)アクリレートの製造方法 |
Country Status (9)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US4851568A (ja) |
EP (1) | EP0298867B1 (ja) |
JP (1) | JP2604338B2 (ja) |
AT (1) | ATE80868T1 (ja) |
CA (1) | CA1303056C (ja) |
DE (1) | DE3874827T2 (ja) |
ES (1) | ES2034317T3 (ja) |
FR (1) | FR2617840B1 (ja) |
GR (1) | GR3006575T3 (ja) |
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JP4519969B2 (ja) * | 1999-12-21 | 2010-08-04 | ダイヤニトリックス株式会社 | ジメチルアミノエチルアクリレートの製造方法 |
DE10026644A1 (de) * | 2000-05-29 | 2001-12-06 | Basf Ag | Verfahren zur Herstellung von Estern ungesättigter Carbonsäuren |
FR2811986B1 (fr) * | 2000-07-18 | 2004-02-27 | Atofina | Procede de fabrication en continu de (meth)acrylates de dialkylaminoalkyle |
DE10127939A1 (de) | 2001-06-08 | 2002-05-29 | Basf Ag | Verfahren zur Herstellung von (Meth)acrylsäureestern |
DE10127941A1 (de) | 2001-06-08 | 2002-05-29 | Basf Ag | Verfahren zur Herstellung von (Meth)acrylsäureestern |
DE10127938A1 (de) | 2001-06-08 | 2002-07-25 | Basf Ag | Verfahren zur Herstellung von (Meth)acrylsäureestern |
FR2909377A1 (fr) * | 2006-12-05 | 2008-06-06 | Arkema France | Procede de synthese d'esters (meth)acryliques catalyse par un titanate de polyol |
JP5369438B2 (ja) * | 2008-01-10 | 2013-12-18 | 東亞合成株式会社 | ジアルキルアミノアルキル(メタ)アクリレートの連続製造方法 |
FR2934261B1 (fr) * | 2008-07-25 | 2015-04-10 | Arkema France | Procede de synthese d'esters de l'acide acrylique |
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SG11201900007VA (en) | 2016-08-05 | 2019-02-27 | Basf Se | Macromonomers containing polyisobutene groups, and homopolymers or copolymers thereof |
Family Cites Families (16)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
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GB960005A (en) * | 1961-01-18 | 1964-06-10 | Distillers Co Yeast Ltd | Production of acrylic and methacrylic esters |
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