JP2603550Y2 - 押ボタンスイッチ - Google Patents
押ボタンスイッチInfo
- Publication number
- JP2603550Y2 JP2603550Y2 JP1993040754U JP4075493U JP2603550Y2 JP 2603550 Y2 JP2603550 Y2 JP 2603550Y2 JP 1993040754 U JP1993040754 U JP 1993040754U JP 4075493 U JP4075493 U JP 4075493U JP 2603550 Y2 JP2603550 Y2 JP 2603550Y2
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- switch
- operation unit
- key plate
- key
- pressing member
- Prior art date
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- Switch Cases, Indication, And Locking (AREA)
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は、押ボタンスイッチに係
り、特にスイッチ本体内の空間部に別部品で形成した種
々のキープレートの挿入により任意の位置の接触機構部
の開閉を可能とした押ボタンスイッチに関する。
り、特にスイッチ本体内の空間部に別部品で形成した種
々のキープレートの挿入により任意の位置の接触機構部
の開閉を可能とした押ボタンスイッチに関する。
【0002】
【従来の技術】従来、この種のスイッチとしては、図9
に示すようにキーを挿入してスイッチの開閉を行うキー
ロックスイッチが開発されている。また、数字の組合せ
を他の装置に記憶させておき、テンキーを配置したシー
トと接点シートを積層したメンブレンスイッチを用い、
このテンキーの組合せにより目的に応じた信号を発して
電路の開閉を行うもの(図示せず)であった。
に示すようにキーを挿入してスイッチの開閉を行うキー
ロックスイッチが開発されている。また、数字の組合せ
を他の装置に記憶させておき、テンキーを配置したシー
トと接点シートを積層したメンブレンスイッチを用い、
このテンキーの組合せにより目的に応じた信号を発して
電路の開閉を行うもの(図示せず)であった。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】しかしながら、前記し
た従来のキーロックスイッチは、部品点数が多く、構造
が複雑でキーと本体とが一致していなければならず、部
品の加工や組立時の管理が複雑であり、生産性に問題が
あった。また、メンブレンスイッチを用いたものについ
ては、スイッチ操作部だけでなく、記憶装置を用いるた
め、取付けスペースやコスト面で問題があり、小型のセ
キュリティ用のスイッチの開発が望まれていた。本考案
は、上記問題点を除去し、押ボタンスイッチにキープレ
ートを挿入することにより操作部の押圧を可能とした極
めて構造が簡単なセキュリティ用の押ボタンスイッチを
提供することを目的とする。
た従来のキーロックスイッチは、部品点数が多く、構造
が複雑でキーと本体とが一致していなければならず、部
品の加工や組立時の管理が複雑であり、生産性に問題が
あった。また、メンブレンスイッチを用いたものについ
ては、スイッチ操作部だけでなく、記憶装置を用いるた
め、取付けスペースやコスト面で問題があり、小型のセ
キュリティ用のスイッチの開発が望まれていた。本考案
は、上記問題点を除去し、押ボタンスイッチにキープレ
ートを挿入することにより操作部の押圧を可能とした極
めて構造が簡単なセキュリティ用の押ボタンスイッチを
提供することを目的とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】本考案は、操作部の上下
動によりベースと覆蓋からなるスイッチ本体内に配備し
た接触機構部を動作させて電路の開閉を行うスイッチに
おいて、前記操作部の下方に空間部を形成し、前記スイ
ッチ本体の少なくとも一側面に前記空間部に連続したキ
ープレート挿入口を形成するとともに、前記空間部に前
記操作部の下降を阻止するクランプ機構を前記操作部を
常時動作阻止状態に配備し、前記キープレート挿入口よ
り板状のキープレートを前記空間部に挿入することによ
り前記クランプ機構を解除して前記操作部の押下動作を
許可する。さらに、前記操作部下面に弾性材で形成した
複数の突起を有する押圧部材を配設するとともに前記突
起に対応した前記スイッチ本体内底面に接触機構部を設
け、しかも前記キープレートに前記押圧部材の任意の突
起に対応する位置に選択的に孔を形成したものである。
動によりベースと覆蓋からなるスイッチ本体内に配備し
た接触機構部を動作させて電路の開閉を行うスイッチに
おいて、前記操作部の下方に空間部を形成し、前記スイ
ッチ本体の少なくとも一側面に前記空間部に連続したキ
ープレート挿入口を形成するとともに、前記空間部に前
記操作部の下降を阻止するクランプ機構を前記操作部を
常時動作阻止状態に配備し、前記キープレート挿入口よ
り板状のキープレートを前記空間部に挿入することによ
り前記クランプ機構を解除して前記操作部の押下動作を
許可する。さらに、前記操作部下面に弾性材で形成した
複数の突起を有する押圧部材を配設するとともに前記突
起に対応した前記スイッチ本体内底面に接触機構部を設
け、しかも前記キープレートに前記押圧部材の任意の突
起に対応する位置に選択的に孔を形成したものである。
【0005】
【作用】本考案によれば、スイッチ本体のキープレート
挿入口よりキープレートを挿入することによりクランプ
機構がキープレートにより解除され、操作部の押圧が可
能となる。さらに、この操作部の押圧により、操作部下
面に配設された押圧部材の複数の 突起のうち、この突起
の位置に対応した孔がある突起は、この孔を通過して接
触機構部を押圧し、孔の無い突起は、キープレートの上
面で押し潰されて下降を阻止される。したがって、キー
プレートの孔の位置に対応した接触機構部だけが接触す
るので、予めスイッチ本体に接続した配線位置に合致し
た孔の位置を有するキープレートを挿入した場合だけス
イッチをオンすることができるセキュリティ用押ボタン
スイッチを得ることができる。
挿入口よりキープレートを挿入することによりクランプ
機構がキープレートにより解除され、操作部の押圧が可
能となる。さらに、この操作部の押圧により、操作部下
面に配設された押圧部材の複数の 突起のうち、この突起
の位置に対応した孔がある突起は、この孔を通過して接
触機構部を押圧し、孔の無い突起は、キープレートの上
面で押し潰されて下降を阻止される。したがって、キー
プレートの孔の位置に対応した接触機構部だけが接触す
るので、予めスイッチ本体に接続した配線位置に合致し
た孔の位置を有するキープレートを挿入した場合だけス
イッチをオンすることができるセキュリティ用押ボタン
スイッチを得ることができる。
【0006】
【実施例】以下、本考案の実施例を図面を参照しながら
詳細に説明する。図1は本考案の実施例を示す分解斜視
図、図2は本考案の実施例を示す正面断面図、図3は本
考案の実施例の押圧状態を示す正面断面図、図4は本考
案のキープレートの挿入状態を示す要部平面図、図5は
本考案の押ボタンスイッチの斜視図である。これらの図
において、1は箱形に形成したベースであり、凹所2の
内底面に接触機構部として複数の接点3を配設し、電気
的に接続してベースの下面に端子10を突出する。ベー
ス1の左右には、プランジャ22の下降を阻止するクラ
ンプ14を配設するが、ベース1の内底面に突起5を設
けてねじりコイルバネ16の円形部分を挿入し、一端を
凹所2内の側面に他端をクランプ14の欠所15内に配
置してクランプ14の一端を支点として円弧状に回転自
在に配設され、その先端はベース1の凹所2内の中央部
に配置される。ベース1の一側面にはキープレート挿入
口6を設け、ベース1の上面の左右に凹所を設けて軸受
部8を形成する。この軸受部8には左右に突出した軸1
2を設けたカバー11が、ねじりコイルバネ13を介し
て上下方向に回動自在に配設され、ベース1のキープレ
ート挿入口6を覆う。また、ベース1の上面の4隅には
穴7を設けてプランジャ22を復帰させるコイルバネ3
0が配設され、ベース1の側面には凸部9が設けられ、
後述する覆蓋31の矩形孔34が凹凸関係により嵌合さ
れる。
詳細に説明する。図1は本考案の実施例を示す分解斜視
図、図2は本考案の実施例を示す正面断面図、図3は本
考案の実施例の押圧状態を示す正面断面図、図4は本考
案のキープレートの挿入状態を示す要部平面図、図5は
本考案の押ボタンスイッチの斜視図である。これらの図
において、1は箱形に形成したベースであり、凹所2の
内底面に接触機構部として複数の接点3を配設し、電気
的に接続してベースの下面に端子10を突出する。ベー
ス1の左右には、プランジャ22の下降を阻止するクラ
ンプ14を配設するが、ベース1の内底面に突起5を設
けてねじりコイルバネ16の円形部分を挿入し、一端を
凹所2内の側面に他端をクランプ14の欠所15内に配
置してクランプ14の一端を支点として円弧状に回転自
在に配設され、その先端はベース1の凹所2内の中央部
に配置される。ベース1の一側面にはキープレート挿入
口6を設け、ベース1の上面の左右に凹所を設けて軸受
部8を形成する。この軸受部8には左右に突出した軸1
2を設けたカバー11が、ねじりコイルバネ13を介し
て上下方向に回動自在に配設され、ベース1のキープレ
ート挿入口6を覆う。また、ベース1の上面の4隅には
穴7を設けてプランジャ22を復帰させるコイルバネ3
0が配設され、ベース1の側面には凸部9が設けられ、
後述する覆蓋31の矩形孔34が凹凸関係により嵌合さ
れる。
【0007】覆蓋31は上面の略中央部に貫通孔32を
設け、左右に垂下片33を形成して矩形孔34を形成
し、ベース1の凸部9と凹凸関係により嵌合され、スイ
ッチ本体40を形成する。スイッチ本体40内には、円
柱形の操作部23と略長方形のプランジャ22が一体的
に形成され、この4隅に突片26を形成して下面に突起
25を設ける。そして、この突起25とベース1の穴7
間にコイルバネ30を配設してプランジャ22を上方に
押し上げており、プランジャ22を復帰させるものであ
る。プランジャ22の下面には、弾性体で形成し、複数
の突起28を設けた押圧部材27が配設される。この押
圧部材27には孔29を設けており、プランジャ22の
下面に設けた突起24に挿入され、加締め等により固定
される。この押圧部材27は、導電ゴムで形成されてお
り、回路パターンにより種々の接触状態とすることがで
きる。押圧部材27の突起28は、突起28の中間部分
にスポンジを配設してもよく、操作力との関係から、硬
度を自由に選択できる。キープレート挿入口6には、別
部材で形成したキープレート17が挿入されるが、この
キープレート17は上面に凹所18を形成し、この凹所
18内に押圧部材27の突起28に対応した複数の孔1
9を設け、側面には、クランプ14と凹凸係合する凹部
20が形成されている。
設け、左右に垂下片33を形成して矩形孔34を形成
し、ベース1の凸部9と凹凸関係により嵌合され、スイ
ッチ本体40を形成する。スイッチ本体40内には、円
柱形の操作部23と略長方形のプランジャ22が一体的
に形成され、この4隅に突片26を形成して下面に突起
25を設ける。そして、この突起25とベース1の穴7
間にコイルバネ30を配設してプランジャ22を上方に
押し上げており、プランジャ22を復帰させるものであ
る。プランジャ22の下面には、弾性体で形成し、複数
の突起28を設けた押圧部材27が配設される。この押
圧部材27には孔29を設けており、プランジャ22の
下面に設けた突起24に挿入され、加締め等により固定
される。この押圧部材27は、導電ゴムで形成されてお
り、回路パターンにより種々の接触状態とすることがで
きる。押圧部材27の突起28は、突起28の中間部分
にスポンジを配設してもよく、操作力との関係から、硬
度を自由に選択できる。キープレート挿入口6には、別
部材で形成したキープレート17が挿入されるが、この
キープレート17は上面に凹所18を形成し、この凹所
18内に押圧部材27の突起28に対応した複数の孔1
9を設け、側面には、クランプ14と凹凸係合する凹部
20が形成されている。
【0008】図2はキープレート17を挿入した状態の
正面断面図であるが、ベース1内底面の接点3に対応し
て押圧部材27の突起28が対応しており、図3に示す
ように操作部23を押圧すると、押圧部材27の突起2
8が下降しキープレート17の孔19を通過して接点3
と接触する。また、押圧部材27の突起28に対応した
孔19が無い場合は、キープレート17に押し潰されて
接点3との接触を阻止する。
正面断面図であるが、ベース1内底面の接点3に対応し
て押圧部材27の突起28が対応しており、図3に示す
ように操作部23を押圧すると、押圧部材27の突起2
8が下降しキープレート17の孔19を通過して接点3
と接触する。また、押圧部材27の突起28に対応した
孔19が無い場合は、キープレート17に押し潰されて
接点3との接触を阻止する。
【0009】図4は、クランプ14を配設したベース1
の平面図であるが、クランプ14の先端はベース1の中
央部に配置されており、プランジャ22の下面と当接し
て、プランジャ22の下降を阻止する。このような構成
から、キープレート挿入口6よりキープレート17を挿
入すると、キープレート17の側面でクランプ14は左
右に回動し、キープレート17の凹部20に凹凸係合す
るとともに位置決めがなされ、図5に示す状態となり、
操作部の操作が可能となる。
の平面図であるが、クランプ14の先端はベース1の中
央部に配置されており、プランジャ22の下面と当接し
て、プランジャ22の下降を阻止する。このような構成
から、キープレート挿入口6よりキープレート17を挿
入すると、キープレート17の側面でクランプ14は左
右に回動し、キープレート17の凹部20に凹凸係合す
るとともに位置決めがなされ、図5に示す状態となり、
操作部の操作が可能となる。
【0010】図6はキープレートの種類を示すものであ
り、Aは凹所42内の中央と斜め方向の左右にそれぞれ
3ケ所の孔43を設けたものであり、Bは中央部と右斜
め方向の2ケ所に孔47を設けたものである。このよう
に孔43、47の位置や数の異なる複数のキープレート
を用意することにより種々の接触状態の押ボタンスイッ
チが得られる。図7は本考案の他の実施例の接触機構部
を示す要部断面図であり、接触機構部としてメンブレン
スイッチ50を用いたものである。このメンブレンスイ
ッチ50は、下部接点シート51と上部接点シート54
間にスペーサ53を配設し、開口部に椀曲したディスク
55を配設したものであり、押圧時におけるクリック感
が得られるものである。その他、接触機構部としては単
キーのスイッチ素子を複数使用してもよく、その接続状
態により種々の接触対応が考えられる。図8は端子の配
置を示すスイッチ本体の底面図であり、C,1,2,
4,8の5本の端子を配設し、1と2の接触により3を
出力する等16種類のコード出力が得られ、更に端子を
1本増やすことにより256種類のキー作用が可能とな
る。スイッチ本体が一つに対し、複数個のキープレート
による接触対応ができるので、キーロックスイッチとし
ての使用が可能である。なお、本考案は上記の実施例に
限定されるものではなく本考案の趣旨に基づいて種々の
変形が可能であり、それらを本考案の範囲から排除する
ものではない。
り、Aは凹所42内の中央と斜め方向の左右にそれぞれ
3ケ所の孔43を設けたものであり、Bは中央部と右斜
め方向の2ケ所に孔47を設けたものである。このよう
に孔43、47の位置や数の異なる複数のキープレート
を用意することにより種々の接触状態の押ボタンスイッ
チが得られる。図7は本考案の他の実施例の接触機構部
を示す要部断面図であり、接触機構部としてメンブレン
スイッチ50を用いたものである。このメンブレンスイ
ッチ50は、下部接点シート51と上部接点シート54
間にスペーサ53を配設し、開口部に椀曲したディスク
55を配設したものであり、押圧時におけるクリック感
が得られるものである。その他、接触機構部としては単
キーのスイッチ素子を複数使用してもよく、その接続状
態により種々の接触対応が考えられる。図8は端子の配
置を示すスイッチ本体の底面図であり、C,1,2,
4,8の5本の端子を配設し、1と2の接触により3を
出力する等16種類のコード出力が得られ、更に端子を
1本増やすことにより256種類のキー作用が可能とな
る。スイッチ本体が一つに対し、複数個のキープレート
による接触対応ができるので、キーロックスイッチとし
ての使用が可能である。なお、本考案は上記の実施例に
限定されるものではなく本考案の趣旨に基づいて種々の
変形が可能であり、それらを本考案の範囲から排除する
ものではない。
【0011】
【考案の効果】以上、詳細に説明したように、本考案に
よれば、以下のような効果を奏することができる。 (1)操作部の下方に空間部を形成してキープレート挿
入口を形成するととも に、操作部の下降を阻止するクラ
ンプ機構を前記操作部が常時動作阻止状態に配備したの
で、キープレートの有無を条件とした簡易セキュリティ
用押ボタンスイッチを容易に構成することができる。 (2)操作部下面に弾性材で形成した複数の突起を有す
る押圧部材を配設するとともに前記突起に対応した前記
スイッチ本体内底面に接触機構部を設け、しかも前記キ
ープレートに前記押圧部材の任意の突起に対応する位置
に選択的に孔を形成したので、孔の数や位置が異なるキ
ープレートを適宜選択交換することにより接触機構部の
開閉位置を変えることができる押ボタンスイッチを得る
ことができる。 (3)操作部下面に弾性材で形成した複数の突起を有す
る押圧部材を配設するとともに前記突起に対応した前記
スイッチ本体内底面に接触機構部を設け、しかも前記キ
ープレートに前記押圧部材の任意の突起に対応する位置
に選択的に孔を形成したので、従来のキーロックスイッ
チと比べ、セキュリティ用スイッチとして使用すること
ができるだけでなく、スイッチ本体への配線を変更する
ことにより、スイッチ本体を一種類に共通化することが
できるので、生産性や在庫管理面で極めて合理化な、セ
キュリティ用スイッチを提供することができる。 (4)接触機構部の選択組合わせにより、多くの種類の
スイッチが得られるので、本体を大きくせず、数多くの
種類に対応できるセキュリティ用押ボタンスイッチを容
易に構成することができる。
よれば、以下のような効果を奏することができる。 (1)操作部の下方に空間部を形成してキープレート挿
入口を形成するととも に、操作部の下降を阻止するクラ
ンプ機構を前記操作部が常時動作阻止状態に配備したの
で、キープレートの有無を条件とした簡易セキュリティ
用押ボタンスイッチを容易に構成することができる。 (2)操作部下面に弾性材で形成した複数の突起を有す
る押圧部材を配設するとともに前記突起に対応した前記
スイッチ本体内底面に接触機構部を設け、しかも前記キ
ープレートに前記押圧部材の任意の突起に対応する位置
に選択的に孔を形成したので、孔の数や位置が異なるキ
ープレートを適宜選択交換することにより接触機構部の
開閉位置を変えることができる押ボタンスイッチを得る
ことができる。 (3)操作部下面に弾性材で形成した複数の突起を有す
る押圧部材を配設するとともに前記突起に対応した前記
スイッチ本体内底面に接触機構部を設け、しかも前記キ
ープレートに前記押圧部材の任意の突起に対応する位置
に選択的に孔を形成したので、従来のキーロックスイッ
チと比べ、セキュリティ用スイッチとして使用すること
ができるだけでなく、スイッチ本体への配線を変更する
ことにより、スイッチ本体を一種類に共通化することが
できるので、生産性や在庫管理面で極めて合理化な、セ
キュリティ用スイッチを提供することができる。 (4)接触機構部の選択組合わせにより、多くの種類の
スイッチが得られるので、本体を大きくせず、数多くの
種類に対応できるセキュリティ用押ボタンスイッチを容
易に構成することができる。
【図1】本考案の実施例を示す分解斜視図である。
【図2】本考案の実施例を示す正面断面図である。
【図3】本考案の実施例の押圧状態を示す正面断面図で
ある。
ある。
【図4】本考案の実施例の要部平面図である。
【図5】本考案の実施例を示す斜視図である。
【図6】本考案の実施例を示すキープレートの斜視図で
ある。
ある。
【図7】本考案の他の実施例の接触機構部を示す断面図
である。
である。
【図8】本考案の端子の配置を示すスイッチ本体の底面
図である。
図である。
【図9】従来のキーロックスイッチを示す要部断面図で
ある。
ある。
1 ベース 2、18、42、46 凹所 3 接点 4、21 段部 5、24、25、28 突起 6 キープレート挿入口 7 穴 8 軸受部9 凸部 10 端子 11 カバー 12 軸 13、16 ねじりコイルバネ 14 クランプ 15 欠所 17、41、45 キープレート 19、29、43、47 孔 20、44、48 凹部 22 プランジャ 23 操作部 26 突片 27 押圧部材 30 コイルバネ 31 覆蓋 32 貫通孔 33 垂下片 34 矩形孔50 メンブレンスイッチ 51 下部接点シート 52 固定接点 53 スペーサ 54 上部接点シート 55 ディスク
Claims (2)
- 【請求項1】 操作部の上下動によりベースと覆蓋から
なるスイッチ本体内に配備した接触機構部を動作させて
電路の開閉を行うスイッチにおいて、前記操作部の下方
に空間部を形成し、前記スイッチ本体の少なくとも一側
面に前記空間部に連続したキープレート挿入口を形成す
るとともに、前記空間部に前記操作部の下降を阻止する
クランプ機構を前記操作部を常時動作阻止状態に配備
し、前記キープレート挿入口より板状のキープレートを
前記空間部に挿入することにより前記クランプ機構を解
除して前記操作部の押下動作を許可することを特徴とす
る押ボタンスイッチ。 - 【請求項2】 前記操作部下面に弾性材で形成した複数
の突起を有する押圧部材を配設するとともに前記突起に
対応した前記スイッチ本体内底面に接触機構部を設け、
しかも前記キープレートに前記押圧部材の任意の突起に
対応する位置に選択的に孔を形成したことを特徴とする
請求項1記載の押ボタンスイッチ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1993040754U JP2603550Y2 (ja) | 1993-06-29 | 1993-06-29 | 押ボタンスイッチ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1993040754U JP2603550Y2 (ja) | 1993-06-29 | 1993-06-29 | 押ボタンスイッチ |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH077030U JPH077030U (ja) | 1995-01-31 |
JP2603550Y2 true JP2603550Y2 (ja) | 2000-03-15 |
Family
ID=12589422
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1993040754U Expired - Fee Related JP2603550Y2 (ja) | 1993-06-29 | 1993-06-29 | 押ボタンスイッチ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2603550Y2 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR20200073864A (ko) * | 2018-12-14 | 2020-06-24 | 이재용 | 케이블 연결기기 |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5651063U (ja) * | 1979-09-27 | 1981-05-07 | ||
JP5138015B2 (ja) * | 2010-10-22 | 2013-02-06 | 中国電力株式会社 | 誤操作防止スイッチ |
-
1993
- 1993-06-29 JP JP1993040754U patent/JP2603550Y2/ja not_active Expired - Fee Related
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR20200073864A (ko) * | 2018-12-14 | 2020-06-24 | 이재용 | 케이블 연결기기 |
KR102154359B1 (ko) | 2018-12-14 | 2020-09-09 | 이재용 | 케이블 연결기기 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH077030U (ja) | 1995-01-31 |
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