JPH0327295Y2 - - Google Patents

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JPH0327295Y2
JPH0327295Y2 JP1984177284U JP17728484U JPH0327295Y2 JP H0327295 Y2 JPH0327295 Y2 JP H0327295Y2 JP 1984177284 U JP1984177284 U JP 1984177284U JP 17728484 U JP17728484 U JP 17728484U JP H0327295 Y2 JPH0327295 Y2 JP H0327295Y2
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contact
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plate
stem
opening
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JP1984177284U
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JPS6193947U (ja
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    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01HELECTRIC SWITCHES; RELAYS; SELECTORS; EMERGENCY PROTECTIVE DEVICES
    • H01H13/00Switches having rectilinearly-movable operating part or parts adapted for pushing or pulling in one direction only, e.g. push-button switch
    • H01H13/02Details
    • H01H13/12Movable parts; Contacts mounted thereon
    • H01H13/20Driving mechanisms
    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01HELECTRIC SWITCHES; RELAYS; SELECTORS; EMERGENCY PROTECTIVE DEVICES
    • H01H13/00Switches having rectilinearly-movable operating part or parts adapted for pushing or pulling in one direction only, e.g. push-button switch
    • H01H13/02Details
    • H01H13/26Snap-action arrangements depending upon deformation of elastic members

Description

【考案の詳細な説明】 産業上の利用分野 本考案は、パソコン、ワープロなどに使用する
キーボードに用いられる押釦スイツチに係り、特
に外部から侵入する異物による接点の接触不良を
防止することができる押釦スイツチに関する。
従来の技術 従来、パソコン、ワープロなどに使用するキー
ボードに用いられる押釦スイツチとしては、中央
に固定接点を有する固定接点板と、可動接点板
と、これら両接点板に挟着され、両接点板を離接
させる開口部を設けた絶縁スペーサと、前記可動
接点板を押圧する押圧板とを有し、これらが垂直
一体になつているスイツチ素子をステムの押し下
げによつて横方向に押圧して動作させるものが一
般に知られている。この種の押釦スイツチは自動
復帰型であつて、パソコンあるいはワープロなど
のキーボード上に複数個配設される。
考案が解決しようとする問題点 上述のようなキーボードスイツチの押釦スイツ
チでは、固定接点板と可動接点板との間に介在す
るスペーサの開口部内の空気が押圧動作によつて
圧縮され、押圧抵抗が発生する。そこで、接点接
触の動作に伴う空気の流出入のために空気抜き用
の空気流通路を開口部に連通して設けることが考
えられる。この空気流通路が開口部に位置する固
定接点を通過する方向に向けて配設されることが
多く、塵埃、及びステムとケースの摺動による摩
耗粉(以下異物という)はスイツチの動作によつ
て外部から流入する空気に運ばれて空気流通路の
方向に沿つて侵入し、固定接点を通過する。した
がつて、異物の一部は固定接点あるいは固定接点
と接触する位置の可動接点板に付着するおそれが
ある。
このように、スイツチ素子の接点接触動作を繰
り返すうちに異物が固定接点等に累積付着するた
め、接点の接触不良が生じる欠点を有していた。
本考案は、上述の如き欠点に鑑みてなされたも
ので、その目的は、外部からの異物の侵入による
スイツチ素子の接点接触の不良を防止するような
押釦スイツチを提供することにある。
問題点を解決するための手段 本考案は、スイツチの接点動作に伴う空気の流
出、流入のためにスペーサの開口部をスイツチ素
子の外部と連通する空気抜き用の空気流通路を設
け、該空気流通路の延在方向を固定接点の位置よ
り下方を通過する方向に向けて設け、スイツチ素
子内に空気とともに侵入する異物を開口部の底部
に導くようにしたことを特徴としている。
作 用 スイツチ素子の動作によつて空気とともに侵入
する異物はスペーサの空気流通路の先端から入
り、空気流通路に沿つて進み、その端から開口部
内に放出される。この際、空気流通路は開口部内
の固定接点の位置を通過せず固定接点より下方に
向けた方向に設けてあるので、異物は固定接点の
下側を通つて開口部の底部に落下し、接点部に付
着することがない。したがつて、接点が汚れず接
触不良を発生しない。
実施例 次に、本考案の実施例を図面を用いて詳細に説
明する。第1図〜第4図は本考案に係る押釦スイ
ツチの一実施例を示す図である。図中、1は底蓋
であつて、この底蓋1には箱形状のケース2が嵌
合され、このケース2はステム3を上下動可能に
支持している。このステム3の上端に着脱自在に
嵌合するキートツプ4が載置されている。一方、
ステム3の下端には復帰用コイルばね5を収納す
る凹部3bを設け、且つその底部に復帰用コイル
ばね5の一端を固定支持する突起3aを設けてい
る。また、この突起3aに対向する底蓋1に突起
1aを設けて、その両突起1a,3aの間で復帰
用コイルばね5がステム3を突出方向に付勢して
位置決め係止されている。
このステム3とケース2の間の一方側にはスイ
ツチ素子6が立設され、さらに端子8d,10c
が底蓋1から突出されている。このスイツチ素子
6の上端部を抱くように板ばね11が設けられ、
この板ばね11はステム3の押下動作にスナツプ
アクションを与えるべく階段状に折曲げられてい
る。この板ばね11の取付部11aはステム3の
上面部に覆着係止され、それにつづく摺動部11
bはステム3の下方に末広がりに延び、さらにス
テム3の下側に向つて先端が折曲され、途中にス
イツチ素子を押圧するように突起部11cが設け
られている。
このように構成される押釦スイツチの動作は、
復帰用コイルばね5に抗してステム3を押し下げ
ると、ステム3の端部縁が摺動部11bを滑動し
て、突起部11cがスイツチ素子6を押圧するよ
うになつている。そして、押下力を解除すればス
テム3は復帰用コイルばね5により定位置に復帰
し、同時にスイツチ素子6も復帰する。
なお、ステム3に対してスイツチ素子6の反対
側のケース2内にはステム3を押下するときクリ
ツク感を与える板ばね12が配置され、この板ば
ね12は一端部12aがケース側面に沿つて係合
され、上端でヘアピン状に折曲げられて他端部1
2bがステム3の下方に延び、その先端が湾曲部
12cに形成されている。
第2図は本考案の押釦スイツチに内蔵されるス
イツチ素子の分解斜視図である。
スイツチ素子6は押圧板7、可動接点板8、絶
縁スペーサ9および固定接点板10からなり、こ
れらを垂直に順次積層して一体にされており、下
端側に端子8d,10cがそれぞれ突出されてい
る。更に、これらを詳細に説明すると、押圧板7
は中央に逆U字形状溝を切り込んで押圧片7aが
形成され、板ばね11の突起部11cと係合され
る。可動接点板8は上部を開口した枠8a内に素
子8bを嵌め込み、貫通孔8c,8cおよび端子
8dがそれぞれ形成されている。絶縁スペーサ9
は可動接点板8と固定接点板10とに挟着され、
両接点板8,10を離接させる開口部9aが設け
られている。
この開口部9aの少なくとも一部の縁部には、
開口部9aに連なるスリツト状の切欠きにより、
空気流通路9cが形成されている。
この空気流通路9cの端部は、第3図に示すよ
うに、組立体として構成されたスイツチ素子6に
おいて、前記可動接点板8と固定接点板10で挟
着されず、スイツチ素子6の外部に開放状態のま
ま露出している。
そのため、スイツチ素子6の接点動作に伴う、
開口部9a内とスイツチ素子6の外部との間での
空気の流通は、後述のように前記空気流通路9c
とその端部を経て行なわれる。
また、前記空気流通路9cは、組立体としての
スイツチ素子6を構成した場合に、その延在方向
を後述の固定接点10aの位置より下方を通過す
る方向に向けて設けられている。なお、9b,9
cは貫通孔である。次に、固定接点板10は中央
部に固定接点10aを突出させるとともに、貫通
孔10b,10bおよび端子10cがそれぞれ設
けられている。このような構成からなる押圧板
7、可動接点板8、絶縁スペーサ9および固定接
点板10を順次積層し、一線上にある貫通孔10
b,9b,8bに押圧板7の裏側に一体に形成さ
れた樹脂ピン(図示しない)を挿入して、その突
出した先端を溶着して一体に形成されている。
次に、スイツチ素子6における接点接触の動作
を説明すると、キートツプ4を下方に押し下げる
と、ステム3も復帰用コイルばね5の反発力に抗
して下降し、ステム3の先端が板ばね11の摺動
部11bと接触し、これを右方向に移動してスイ
ツチ素子6の押圧板7の押圧片7aを押圧する。
押圧片7aが押圧されると、可動接点板8の素子
8bが押圧され、絶縁スペーサ9の開口部9a内
の空気が空気流通路9cを通つて外部に放出され
るとともに、絶縁スペーサ9の開口部9cを介し
て可動接点板8と固定接点板10とが互に接触
し、固定接点10aが可動接点板8の素子8bと
接触導通してオンになる。
一方、キートツプ4の押下を解除すると、ステ
ム3は復帰用コイルばね5の復帰力によつてもと
の位置に上昇される。これに伴つて絶縁スペーサ
9の開口部9a内に空気流通路9cを通つて外部
から空気が引き込まれるとともに、接点接触が解
除され、可動接点板8と固定接点板10とが離れ
てオフとなる。
以上のようなスイツチ素子の接点動作による異
物侵入の状況をみると、異物11は第4図に示す
よう空気流通路9cの外側端部から入り、この空
気流通路9cに沿つて導かれ、固定接点10aよ
り下方を通過する矢印方向Fに吸い込まれ落下
し、開口部9aの底部に堆積される。従つて、異
物11は固定接点10aあるいは固定接点10a
と対向する可動接点部に付着しないため、接点の
接触不良が発生しない。一方、他の押釦スイツチ
は空気流通路9cが横方向に形成され、その延長
が固定接点を通るように形成されているので、異
物の一部は固定接点方向に進行し、接点部に付着
するようになる。
実際に、本考案および空気流通路9cの延在方
向が固定接点を通過する案の押釦スイツチを作製
し、500万回のスイツチ動作を繰り返して加速塵
埃試験を行つたところ、本考案の押釦スイツチで
は接点部には全く異物が付着されない一方、他の
押釦スイツチでは接点部に異物が明らかに付着し
ていることが確認された。
考案の効果 以上のように、本考案によれば、スイツチ動作
に伴う空気の通路となるスペーサの空気流通路を
スペーサの開口部に連通して設け、空気流通路の
延在方向を固定接点の位置より下方を通過する方
向に向けて設けたので、異物がスイツチ素子内に
侵入しても接点部に付着することがなく、接点の
接触不良を防止する押釦スイツチを提供すること
ができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案に押釦スイツチの中央断面図、
第2図は同押釦スイツチにおけるスイツチ素子の
分解斜視図、第3図は同スイツチ素子の組立斜視
図、第4図は異物の侵入経路を示すスペーサの正
面図である。 1……底蓋、2……ケース、3……ステム、4
……キートツプ、6……スイツチ素子、7……押
圧板、8……可動接点板、9……絶縁スペーサ、
9a……開口部、9c……空気流通路、10……
固定接点板、10a……固定接点。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 固定接点を有する固定接点板と、可動接点板
    と、これら両接点板に挟着され、両接点板を離接
    させる開口部を設けた絶縁スペーサと、前記可動
    接点板を押圧する押圧板とを有し、これらが垂直
    一体になつているスイツチ素子を、ステムの押し
    下げによつて横方向に押圧して動作させる押釦ス
    イツチにおいて、 前記スペーサの開口部をスイツチ素子の外部と
    連通する空気抜き用の空気流通路を設け、該空気
    流通路の延在方向を固定接点の位置より下方を通
    過する方向に向けて設けたことを特徴とする押釦
    スイツチ。
JP1984177284U 1984-11-24 1984-11-24 Expired JPH0327295Y2 (ja)

Priority Applications (2)

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JP1984177284U JPH0327295Y2 (ja) 1984-11-24 1984-11-24
KR2019850010650U KR890006085Y1 (ko) 1984-11-24 1985-08-21 푸시버튼 스위치

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JP1984177284U JPH0327295Y2 (ja) 1984-11-24 1984-11-24

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JPS6193947U JPS6193947U (ja) 1986-06-17
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KR860006698U (ko) 1986-06-25
KR890006085Y1 (ko) 1989-09-11

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