JP2603509B2 - フィルムおよび類似の包装材料を滅菌するための装置 - Google Patents

フィルムおよび類似の包装材料を滅菌するための装置

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JP2603509B2
JP2603509B2 JP63086232A JP8623288A JP2603509B2 JP 2603509 B2 JP2603509 B2 JP 2603509B2 JP 63086232 A JP63086232 A JP 63086232A JP 8623288 A JP8623288 A JP 8623288A JP 2603509 B2 JP2603509 B2 JP 2603509B2
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バクスター、インターナショナル、インコーポレイテッド
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    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B65CONVEYING; PACKING; STORING; HANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL
    • B65BMACHINES, APPARATUS OR DEVICES FOR, OR METHODS OF, PACKAGING ARTICLES OR MATERIALS; UNPACKING
    • B65B55/00Preserving, protecting or purifying packages or package contents in association with packaging
    • B65B55/02Sterilising, e.g. of complete packages
    • B65B55/04Sterilising wrappers or receptacles prior to, or during, packaging
    • B65B55/10Sterilising wrappers or receptacles prior to, or during, packaging by liquids or gases
    • B65B55/103Sterilising flat or tubular webs

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  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Apparatus For Disinfection Or Sterilisation (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、一般的には可撓性包装材料を滅菌するため
の方法および装置に関する。さらに詳しくは、本発明
は、可撓性フィルムをそれを包装機械へ供給する前に滅
菌するための方法および装置に関する。
典型的な包装機械においては、包装材料のウエブは成
形しそして包装に製品を充填する機械へ供給される。そ
のような機械の一例は成形、充填、シール包装機械であ
る。成形、充填、シール包装機械においては、可撓性フ
ィルムのウエブは包装機械へ供給され、チューブ状また
は類似の形状に成形され、製品で充填され、そしてシー
ルされる。
特に医薬品、食品および乳製品を含む包装技術のある
タイプにおいては、製品が無菌態様で包装されることが
必要である。それ故製品を収容するフィルムのウエブは
粒状物の最小限を有する無菌状態で包装機械中へ供給さ
れなければならない。このことは生成する製品中に発見
し得る粒状物の量の厳格なガイドラインが制限している
医薬品分野にあっては特に真理である。
製品を収容する包装を形成するために用いられるフィ
ルムのウエブを該フィルムを滅菌および/または洗浄す
るため浴を通って供給することが知られている。浴は典
型的にはあるタイプの液状滅菌剤、例えば過酸化水素を
含む。浴は典型的には、フィルムを浴を通って案内し、
そしてフィルムが液体滅菌剤中において十分に長い滞留
時間を持つことを確実にする複数のローラーを含んでい
る。十分に長い滞留時間は十分な滅菌を得るために必要
である。医薬品分野におけるような無菌包装において
は、10-6の無菌性保証レベルが必要である。浴はフィル
ムを滅菌するばかりでなく、フィルムの表面から粒状物
をゆるめ、そして除去するように機能する。医薬品分野
のようなある種の分野では、先に述べたように得られた
製品中の粒状物は制限されなければならない。それ故浴
はフィルムを滅菌するばかりでなく、フィルムの表面か
ら粒状物の十分な量を除去するように機能する。
この浴の一例は米国特許第3,929,409号である。この
特許に開示されている装置はフィルムのウエブを滅菌液
を通過させ、そしてその後中和液を通過させることによ
ってフィルムのウエブを滅菌するように機能する。滅菌
浴の通過前または通過中に、材料は液体洗浄ノズルから
発射される滅菌液の高速度流へ露出される。滅菌浴およ
び中和浴を通過した後、包装材料はフィルムを乾燥する
ため無菌ガスの高速度流へ露出される。
典型的には、粒状物はフィルムが浴を通って案内され
る時フィルムから除去される。それ故フィルムから除去
された粒状物は浴溶液中に残る。浴溶液は除去された粒
状物を含有するので、フィルムはそれが浴内に滞留する
時粒状物で再汚染されることができる。従って、粒状物
はフィルムから除去されるけれども粒状物はフィルムが
浴中に滞留し続ける時フィルムの表面を再汚染すること
が可能である。
それ故フィルムのウエブが包装機械へ入る前にそれを
滅菌するための改良された装置に対して需要が存在す
る。
本発明は、包装材料をそれが包装機械中へ供給される
前に滅菌するための装置を提供する。該装置は、それを
通って包装材料が引かれ、案内される液体滅菌剤浴を収
容するための容器を含んでいる。該容器は入口開口と、
出口開口と、そして液体滅菌剤浴を通って包装材料を案
内するための案内手段を含んでいる。装置はまた、フィ
ルムが液体滅菌剤を出た後その上に再循環されたロ過さ
れた液体滅菌剤をスプレーするための少なくとも一つの
スプレーノズルを含んでいる。
好ましくは、スプレーノズルは容器と包装機械の間の
導管内に配置される。導管は容器と包装機械との間のハ
イドロロックを提供する。好ましくは二つの対向するス
プレーノズルが設けられ、各スプレーノズルは複数の開
口を有する長細い部材を含む。
包装材料が包装機械へ入る前にそれを滅菌し、清浄化
するための方法が提供される。該方法は該材料を液体滅
菌剤浴を通過させ、そして該材料が液体滅菌剤を出た後
再循環されるロ過した液体滅菌剤でスプレーされること
を含む。
従って本発明の一利益は、包装材料を滅菌し、そして
清浄化するための改良された装置を提供することであ
る。
本発明の他の一利益は、無菌製品を提供する成形、充
填、シール包装機械に利用することができる過酸化水素
浴を提供することである。
本発明の他の一利益は、医薬製品を製造するための包
装機械を提供するため、成形、充填、シール包装機械に
利用することができる過酸化水素浴を提供することであ
る。
さらに、本発明の一利益は、粒状物の大部分がフィル
ムのウエブからそれが包装機械へ入る前に除去されるこ
とを確実にする浴を提供することである。
本発明のなお他の利益は、フィルムのウエブを滅菌す
ることができ、そして該フィルムを無菌状態で機械へ供
給することができる装置を提供することである。
さらに本発明の一利益は、包装機械の近くのオペレー
タに対して安全な環境を達成する機械を提供することで
ある。
本発明のなお他の利益は、フィルムのウエブをそれが
包装機械へ入る前に滅菌し、そして清浄化するための改
良された方法を提供することである。
本発明の他の一利益は、液体滅菌剤を浴中で再循環さ
せるための手段を提供することである。
本発明の追加の特徴および利益は、現在好ましい具体
例の詳細な説明および図面に記載され、そしてそれから
明らかであろう。
第1図は、本発明のフィルムのウエブを滅菌し、清浄
化するための装置を組込んだ成形、充填、シール包装機
械の断面図である。
第2図は、本発明のフィルムのウエブを滅菌し、清浄
化するための装置の頂面図である。
第3図は、第2図の線III−IIIに沿った該装置の断面
図である。
第4図は、第3図の線IV−IVに沿った該装置の断面図
である。
第5図は、第3図の線V−Vに沿った該装置の断面図
である。
第6図は、第3図の線VI−VIに沿った該装置の断面図
である。
第7図は、本発明のフィルムのウエブを滅菌し、清浄
化するための装置の一部の断面図である。
第8図は、第7図の線VIII−VIIIに沿った、第7図に
示した装置の一部の断面図である。
第9図は、フィルムのウエブを滅菌し、そして清浄化
するための装置へ滅菌剤を提供するためのシステムの概
略図である。
第1図を参照すると、以後浴10として記載する、包装
材料を滅菌し、清浄化するための装置が図示されてい
る。浴10は、成形、充填、シール包装機械20と組合せて
図示されている。浴10は成形、充填、シール包装機械へ
連結されて図示されているが、浴10は他のタイプの包装
機械に、または包装材料および類似物を滅菌および/ま
たは清浄化するための類似の分野で使用することができ
ることを認識すべきである。
第1図に示した典型型包装機械20においては、包装材
料、例えばフィルムのウエブ12は供給源14から継ぎ重ね
ステーション16を通って浴10中へ供給される。後でもっ
と詳しく記載するように、浴10はフィルムが包装機械20
へ入る前にフィルムのウエブ12を滅菌し、清浄化するよ
うに機能する。フィルムは入口ポート18を通って包装機
械20へ入り、そして少なくとも一つの無菌空気ナイフ22
を通って供給される。無菌空気ナイフは、フィルムの表
面に対して高速度空気カーテンを向け、フィルムを乾燥
し、残留物を除去するように機能する。無菌空気ナイフ
を通過した後、フィルム12はフォーマーもしくはマンド
レルステーション24へ供給され、そこでフィルム12はチ
ューブ状に成形される。フィルム12は次にシーリングお
よび包装ステーション26へ供給され、そこでフィルムに
側部および底部シールが供給され、得られたチューブ状
包装に製品が充填され、第2の側部シールが形成され、
そしてフィルムは個々のバッグもしくは容器に切断され
る。
第3図を参照すると、浴10の断面が図示されている。
図示するように、浴10はそこからフィルム12が浴10へ供
給される入口ポート30を含んでいる。入口ポート30は、
少なくともその中へフィルム12を供給するのを許容する
のに十分に長い縦方向長さを有する。入口ポート30の幅
は、フィルム12を浴10中へ供給するのを許容するのに十
分に大きいけれども、好ましくは浴10から逃げる煙霧の
量を減らすために小さい。しかしながら、入口スロット
30は、フィルム12がスロット30のどの側にも接触するこ
となく浴10へ入るのを許容するのに十分な寸法を有し、
そのためフィルム12は損傷されず、またはその表面上の
粒状物の量が増加しないことを認識することが重要であ
る。
第3および5図に示すように、浴10は複数の案内ロー
ラー32,34,36,38および40を含んでいる。案内ローラー3
2,34,36,38および40はフィルム12を浴10を通って誘導
し、そしてフィルムに浴10中の溶液中の十分な滞留時間
を与えるように機能する。このためフィルムはスロット
30を通り、案内ローラー32をまわり、下方へ溶液中へ、
第2の案内ローラー34をまわり、上方へ第3の案内ロー
ラー36をまわり、下方へ第3の案内ローラー38をまわ
り、そして上方へ第5の案内ローラー40を通って走行す
る。もし望むならば、もっと多数もしくは少数のローラ
ーを使用することができる。
第6図を参照すると、案内ローラーの一つ40の一部分
の断面図が示されている。すべての案内ローラー32,34,
36,38および40は類似の構造を有し、そのためたった1
本の案内ローラー40のみを論ずることを注意すべきであ
る。案内ローラー40は、好ましくは電解研磨した316ス
テンレス鋼からつくられたチューブ状スリーブ41を含ん
でいる。案内ローラー40はまた、高分子量ポリエチレン
ポリマーブッシング42を含んでいる。ブッシング42は浴
10の架台60の側部へ固着されたシャフト44へ取り付けら
れる。
第3および6図に示すように、案内ローラー40のブッ
シング42は扇形部分48を含んでいる。ブッシング42の扇
形部分42は液体滅菌剤が案内ローラー40へ入り、排液さ
れることを許容する。高分子量ポリエチレンポリマーブ
ッシング42はローラー40へフィルム12の損傷およびかき
傷を防止する低摩擦係数を与える。電解研磨した案内ロ
ーラー32,34,36,38および40の使用も、フィルムが浴10
を通って引張られる時案内ローラーがフィルム12を損傷
およびかき傷をつけるのを防止するように機能する。さ
らにそれらの構造のため、案内ローラー32,34,36,38お
よび40は軽量である。
前述したように、浴10は液体滅菌剤を含んでいる。液
体もしくは化学的滅菌剤はフィルムを清浄化し、そして
フィルムを汚染する微生物の大部分を滅菌するように機
能する。好ましくは液体滅菌剤は過酸化水素であるが、
例えば熱水、過酸酸、塩素、および他の液体もしくは化
学的滅菌剤のような他の液体滅菌剤を使用することがで
きる。10-6殺菌が要求される医薬分野における浴10の使
用においては、好ましくは液体滅菌剤は過酸化水素約25
ないし40%を含む過酸化水素−水混合物であることが判
明した。
図示するように、液体滅菌剤50は浴10中で上方レベル
52と下方レベル54の間に保たれる。上方レベル52は液体
滅菌剤を過酸化水素が入口スロット30から漏出しないよ
うに十分に低い位置に維持する。後で詳しく論じるよう
に、液体滅菌剤50の最低レベル54は、浴10と包装機械20
の間に第3図に示したハイドロロックを与える点に相当
する。警報フロートスイッチ56は、液体滅菌剤50のレベ
ルが低過ぎるかまたは高過ぎるかをオペレータに信号す
る。もし望むならば、液体滅菌剤50のレベルはレベル52
と54間で変えることができる。液体滅菌剤50のレベルを
変えることにより、フィルム12の液体滅菌剤中の滞留時
間を変え、それにより殺菌度を変えることができる。
フィルム12の滅菌および清浄化プロセスの間、液体滅
菌剤が失われることが認識されるであろう。従って一定
間隔で液体滅菌剤レベルを再充填することが必要であ
る。第2図に示すように、浴10の頂部51は開き得る蓋53
とラッチ55を含んでいる。蓋53およびラッチ55は必要な
とき追加の液体滅菌剤を加えることを許容する。やはり
第2図に示すように、浴10の頂部51は液体滅菌剤50の温
度をモニターするための温度計57と熱電対59を含んでい
る。任意のフロートスイッチ61を設けることもできる。
浴10は外側ハウジング62を含んでいる。好ましくは外
側ハウジングは316,ステンレス鋼でつくられる。浴10の
外側ハウジング62はシェル65を含んでいる下方部分63を
含む。シェル65は好ましくは316ステンレス鋼でつくら
れる。
シェル65の下でそして該シェルと浴10の外側ハウジン
グ62の残りの下方部分の間には絶縁体64およびヒーター
66,68,70,72および74が配置される。5個のヒーター66,
68,70,72および74を図示したが、もっと多数または少数
のヒーターを必要に応じて使用することができる。ヒー
ター66,68,70,72および74は液体滅菌剤50を加熱するよ
うに機能する。好ましくは、ヒーター66,68,70,72およ
び74は裸ヒーターである。好ましくは絶縁体64は高密度
ガラス繊維よりなる。もし液体滅菌剤50が過酸化水素で
あり、そして10-6の殺菌度を望むならば、浴10は約150
ないし170゜Fに維持すべきことが判明した。
浴10の外側ハウジング60内には架台60が配置される。
架台60は、複数のブラケット71,73,75および77によって
一体に固着された側部61および63を含んでいる。第6図
に示すように、ブラケット77はボルト83を収容するため
のねじ孔81を有する細長いバー79を含んでいる。ブラケ
ット71,73,75および77は浴10の溶液中に配置されるの
で、それらは好ましくは316ステンレス鋼でつくられ
る。
前に論じたように、案内ローラー32,34,36,38および4
0は架台60の側部61および63へ固着される。架台60の浴
の外側ハウジング62内に除去自在に固定される。このた
め架台60は架台を浴の本体62内に固定する下方固定ラッ
チ76を含んでいる。架台60を除去するには、下方固定ラ
ッチ76を片寄せ、ボルト78を浴10の外側ハウジング60の
ラッチ部材80から脱係合する。これは架台60を洗浄、検
査、または案内ローラー32,34,36,38および40または他
の部品の交換のための除去することを許容する。架台60
を外側ハウジング62内の適正位置に固定するため、浴10
の外側ハウジング62中に架台60を位置決めするための位
置決めピン82および84が設けられる。
浴10は液体滅菌剤50を試験目的のためサンプリングす
ることを許容するサンプラーポート87を含んでいる。サ
ンプラーポート87はこの分野で既知の任意のサンプラー
ポートでよい。浴10はまた、液体滅菌剤の蒸気を排出す
るための排出ポート88を含んでいる。同様に排出ポート
88はこの分野で既知の任意の排出ポートでよい。
浴10と包装機械20の間には導管90が配置される。導管
90は、浴10の出口92と包装機械20の入口開口18の連通を
与える。導管90はハイドロロックを形成するため浴10と
協力する。導管90は浴10と包装機械20へボルトおよびガ
スケットで固着される。図示するように、導管90は液体
滅菌剤50のレベルを含み、そしてそこを通ってフィルム
12が包装機械20中へ通過できる無菌環境を提供する。導
管90は好ましくは316Lスレンテス鋼でつくられる。
液体滅菌剤50レベルを少なくともレベル54より上方に
維持することにより、導管90内にハイドロロックが形成
される。従って液体滅菌剤は浴10の一部93と導管93内に
空気ロックが形成されるのを確実にするように協力す
る。それ故導管90内には陽圧が維持される。液体滅菌剤
レベルは最低レベル54より下方に決して下降しないた
め、フィルム12は常に無菌環境にある。このため導管90
はそれによってフィルム12が包装機械中20中へ供給され
る無菌通路を提供する。液体滅菌剤の上方の導管90の上
端95には二つのスプレーノズル104および106が配置され
る。スプレーノズル104および106はいくらかの液体滅菌
剤をフィルム12の上にそれが液体滅菌剤を出る時にスプ
レーするように機能する。スプレーノズル104および106
は、浴10によって除去されなかった。またはフィルムが
浴10中に滞留した時フィルム12の上に蓄積し得るどんな
粒状物をも除去するように機能する。そのためスプレー
ノズル104および106は、フィルム12の表面上の粒状物質
の大部分がフィルム12が包装機械へ入る前に除去される
ことを確実にするように機能する。
第7図および第8図を参照すると、スプレーノズル10
4および106がさらに詳しく図示されている。スプレーノ
ズル104および106は、複数の開口112,114をそれぞれチ
ューブ108および110の長さに沿って含んでいる細長いチ
ューブ108および110よりなる。開口112および114は、液
体滅菌剤の高速度カーテンがフィルムのウエブ12の表面
に対して加えられるように構成されている。従って開口
112および114は細長いチューブ108および110の長さに沿
ってフィルム12の幅に少なくとも等しい距離にわたって
延びている。
スプレーノズル104および106を通って供給される液体
滅菌剤は浴10からの再循環ロ過液体滅菌剤である。それ
故液体滅菌剤溶液中に含まれる粒状物質の大部分は除去
されている。ノズル104および106は、液体滅菌剤がフィ
ルムに対し約10ないし約40゜の角度で噴射されるように
配置される。最も好ましくは、ノズル104および106はフ
ィルム12の表面に関し約30゜の角度に配置される。
第9図を参照すると、浴10内の液体滅菌流の概略図が
示されている。図示するように、液体滅菌剤は、排液吸
入ライン122を通って浴10から取り出される。ポンプ124
は浴10から液体滅菌剤を受け入れ、そして5ミクロンフ
ィルター126を通ってポンプする。液体滅菌剤は次に圧
力トランスジューサー127により、そしてマニホールド1
28を通り、そこでそれはパイプ130および132を通ってポ
ンプされることができる。パイプ132は液体滅菌剤をス
プレーノズル104および106へ提供する。もし望むなら
ば、液体滅菌剤はパイプ130を通って任意の再循環ポー
ト134へポンプすることができる。従って、再循環した
液体滅菌剤がノズル104および106を通ってスプレーされ
る前に、それは粒状物含量を減らすため5ミクロンフィ
ルターを通ってロ過される。
液体滅菌剤をスプレーノズル104および106を通って、
またはもし望むならば任意の再循環ポート134を通って
再循環することにより、浴10のための改良された液体滅
菌剤が提供される。液体滅菌剤溶液は、該溶液中の粒状
物が、溶液がノズル104および106へ入る前に5ミクロン
フィルターを通ってロ過される時減少する点で改良され
る。さらに、液体滅菌剤をノズル104および106を通って
スプレーすることにより、浴10内の溶液に形成された典
型的な温度勾配が減らされる。前に述べたように、もし
望むならば温度勾配を減らし、そして液体滅菌剤溶液を
該溶液を再循環ポートを通って循環することによって清
浄化することができる。
ここに記載した現在好ましい具体例に対する種々の改
変および修飾が当業者には自明であることを理解すべき
である。そのような改変および修飾は本発明の精神およ
び範囲を逸脱することなく、そしてその利益を減ずるこ
となく可能である。それ故そのような改変および修飾は
特許請求の範囲によってカバーされることが意図され
る。
【図面の簡単な説明】 第1図は本発明の装置を備えた包装機械の断面図、第2
図は本発明装置の頂面図、第3図は第2図の線III−III
に沿った断面図、第4図は第3図の線IV−IVに沿った断
面図、第5図は第3図の線V−Vに沿った断面図、第6
図は第3図の線VI−VIに沿った断面図、第7図は本発明
装置の一部の断面図、第8図は第7図の線VIII−VIIIに
沿った断面図、第9図は本発明装置へ滅菌剤を供給する
システムの概略図である。 10は浴、20は包装機械、12はフィルム、30は入口ポー
ト、32,34,36,38,40,42は案内ロール、104,106はスプレ
ーノズル、90は導管である。
フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭57−125124(JP,A) 特開 昭57−175536(JP,A) 特開 昭56−161923(JP,A) 実開 昭54−63576(JP,U)

Claims (11)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】包装材料を滅菌および清浄化するための装
    置であって、 それを通って包装材料が引かれそして案内される液体滅
    菌剤浴を収容するための容器であって、入口開口と、出
    口開口と、そして該包装材料を該液体滅菌剤浴を通って
    案内するための手段とを有する容器と、 該包装材料から粒状物を除去するために、該包装材料が
    該浴中の該液体滅菌剤を通って引かれた後、該包装材料
    を、再循環され濾過された液体滅菌剤によってスプレー
    するための、該液体滅菌剤のレベルよりも上方の位置に
    配置された少なくとも一つのスプレーノズルと、 該容器と、その中へと該包装材料が供給されつつある環
    境との間にハイドロロックを提供するための導管手段で
    あって、該ハイドロロックは該液体滅菌剤の一部を受け
    入れるように構成されおよび配置されており、該スプレ
    ーノズルは該ハイドロロック中に配置され、該導管手段
    は該容器から、その中へと該包装材料が供給されつつあ
    る該環境へと延びており、該容器の出口開口へ取付けら
    れた入口開口および該環境と液体連通した出口開口とを
    有し、該導管は鋭角で該容器の側面から延びており、該
    容器は該入口の一部を横切るように延びている壁を含ん
    でおり、そして該容器中の液体滅菌剤レベルが該壁の最
    低端部よりも少なくとも高くそして該導管中の液体滅菌
    剤レベルが該スプレーノズルよりも低い、導管手段と、 を有する装置。
  2. 【請求項2】該スプレーノズルが複数の孔を有する長い
    チューブを含むものである、請求項1に記載の装置。
  3. 【請求項3】二つのスプレーノズルを含むものである、
    請求項2に記載の装置。
  4. 【請求項4】該スプレーノズルの該孔が、フィルムに関
    し約10゜乃至約40℃の角度で配置されているものであ
    る、請求項3に記載の装置。
  5. 【請求項5】フィルムのウエブが包装機械に入る前に、
    フィルムのウエブを滅菌しおよび清浄化するための装置
    であって、 それを通ってフィルムのウエブが引かれそして案内され
    る液体滅菌剤浴を収容するための容器であって、該フィ
    ルムが該容器中へと供給されることを許容するための入
    口スロットと、そして該フィルムが該容器から出ること
    を許容するための出口ポートとを含み、該フィルムを該
    容器を通って案内するための複数の案内ローラーを含む
    容器と、 該容器と該包装機械との間に当該ハイドロロックを提供
    するための、該容器の該出口ポートと該包装機械の入口
    開口との間に位置するハイドロロック手段であって、該
    液体滅菌剤の一部を受け入れるために該容器と協力し、
    該容器の該出口ポートへ取付けられた入口開口と、該包
    装機械へ取付けられた出口開口とを有する導管を含み、
    該導管は鋭角で該容器から延びており、該導管は該液体
    滅菌剤の少なくとも一部を受け入れそしてその中に陽圧
    を有するハイドロロック手段と、を含み、 該ハイドロロック手段は、該フィルムから粒状物を除去
    するために、該フィルムが該ハイドロロック手段中の該
    液体滅菌剤から出た後でそして該フィルムが該包装機械
    における入口開口に入る前に、濾過され再循環された液
    体滅菌剤を該フィルム上へスプレーするためのスプレー
    ノズル手段を含み、 該容器は、上限レベルと下限レベルとの間で該液体滅菌
    剤を維持するための液体滅菌剤レベル手段を含み、該導
    管が該容器へ取付けられている時にその一部が該導管の
    該入口開口の一部を横切って下方に延びている壁をさら
    に含み、該導管の該入口開口の一部を横切る液体連通を
    防止し、該液体滅菌剤が下限レベルにある時に該容器中
    の該液体滅菌剤は該壁の最下端部よりも上にあり、そし
    て該容器中の該液体滅菌剤が上限レベルにある時に該導
    管中の該液体滅菌剤が該スプレーノズル手段よりも下に
    あるものである、装置。
  6. 【請求項6】濾過された液体滅菌剤を再循環するための
    再循環ポートを含む、請求項5に記載の装置。
  7. 【請求項7】該スプレーノズル手段が少なくとも二つの
    スプレーノズルを含み、各スプレーノズルは複数の孔を
    含む長い部材を有し、少なくとも一つのスプレーノズル
    は該フィルムの第一の面上に配置されそして少なくとも
    一つのスプレーノズルは該フィルムの第二の面上に配置
    されるものである、請求項5に記載の装置。
  8. 【請求項8】該スプレーノズルの該孔が該フィルムの該
    面に関して約15゜乃至約45゜の角度で配置されるもので
    ある、請求孔7に記載の装置。
  9. 【請求項9】該案内ローラがステンレス鋼から構成され
    および高分子量ポリエチレンポリマーから構成されたブ
    ッシュを有するものである、請求項5に記載の装置。
  10. 【請求項10】該容器が除去自在の架台を含み、そして
    該案内ローラーが該架台へ取付けられているものであ
    る、請求項9に記載の装置。
  11. 【請求項11】該案内ローラーが、該フィルムのかき傷
    を防止するために高度に研磨された材料から構成される
    ものである、請求項9に記載の装置。
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