JPH0321417B2 - - Google Patents

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Publication number
JPH0321417B2
JPH0321417B2 JP61011738A JP1173886A JPH0321417B2 JP H0321417 B2 JPH0321417 B2 JP H0321417B2 JP 61011738 A JP61011738 A JP 61011738A JP 1173886 A JP1173886 A JP 1173886A JP H0321417 B2 JPH0321417 B2 JP H0321417B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
chamber
sterilization
packaging film
liquid
sealing
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP61011738A
Other languages
English (en)
Other versions
JPS62168836A (ja
Inventor
Sadao Minora
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
CKD Corp
Original Assignee
CKD Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by CKD Corp filed Critical CKD Corp
Priority to JP61011738A priority Critical patent/JPS62168836A/ja
Publication of JPS62168836A publication Critical patent/JPS62168836A/ja
Publication of JPH0321417B2 publication Critical patent/JPH0321417B2/ja
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  • Apparatus For Disinfection Or Sterilisation (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 (イ) 産業上の利用分野 本発明は、フイルムの殺菌装置に関し、更に詳
しくは、無菌包装に使用する包装フイルムのよう
な帯状のフイルムを殺菌ガスを用いて殺菌する装
置に関する。
(ロ) 従来技術 包装フイルムに容器を形成して該容器内に品物
を充填して包装するいわゆる成形充填包装におい
て殺菌包装する場合、従来においては、第2図に
示されるように、包装フイルムf1,f2の送りライ
ンの途中に殺菌液槽a,bを設けてその殺菌液槽
内に過酸化水素水lを入れ、一方包装フイルムf1
をその過酸化水素水l内に通して殺菌した後に、
加熱装置c、成形装置d、充填装置eに順次送つ
て包装フイルムの加熱、容器の成形、容器内への
品物の充填を行ない、同じく過酸化水素水lで殺
菌されたカバー用の包装フイルムf2でシールする
ようにしている。このような従来の殺菌方法は殺
菌後に包装フイルムに付着している過酸化水素を
いかに除去するかが問題である。このため、従来
においては殺菌後加熱空気を包装フイルムに送つ
て過酸化水素を気化させ、乾燥時間を十分に取る
等の細心の注意を払うと共に、過酸化水素のガス
が装置の外部に漏れるのを防止するため乾燥室か
ら屋外にパイプを介して排出する等していた。
しかしながら、これでは乾燥室、成形室、充填
シール室へと包装フイルムが通る間隙があるため
困難な問題があつた。
(ハ) 発明が解決しようとする問題点 本発明が解決しようとする問題は、包装フイル
ムの殺菌剤として殺菌ガスを使用することにより
殺菌処理後における包装フイルムへの殺菌剤の残
留を完全に除去することである。
(ニ) 問題点を解決するための手段 本発明による殺菌装置は、殺菌ガスが充填され
る殺菌室の前後に該殺菌室と隔壁により隔てて第
1および第2のシール室を設け、該シール室内に
は液槽を設けて該液槽内には無菌のシール液を充
填すると共に該殺菌室内を無菌エアで陽圧に加圧
し、該隔壁には殺菌すべき包装フイルムが通過す
る開口を形成、該シール室内には該包装フイルム
の移送通路を囲むガイドチユーブを設けて該ガイ
ドチユーブの一端を該開口の回りで該隔壁に接合
すると共に他端を該シール液内に入れて構成され
ている。
(ホ) 作用 上記構成において、包装フイルムはまず第1の
シール室内に送られてその中のシール液内を通つ
てガイドチユーブ内に入れ、そのガイドチユーブ
を介して殺菌ガスが充填された殺菌室内に入りそ
こで殺菌される。その後包装フイルムは別のガイ
ドチユーブを通して第2のシール室内のシール液
内を通つて次の工程に送られる。
(ヘ) 実施例 以下、図面を参照して本発明の実施例について
説明する。
第1図において、本実施例による殺菌装置1が
示されている。この殺菌装置1は、殺菌室22並
びに殺菌室22の前後すなわち殺菌処理すべき包
装フイルムの移送方向に見て殺菌室22の上流側
および下流側に殺菌室と隔壁25および26によ
りそれぞれ隔てられた第1および第2のシール室
23および24を限定しているハウジング2を備
えている。ハウジング2の前壁27および隔壁2
5および26には包装フイルムfが通り得る開口
28および29,30がそれぞれ形成されてい
る。
殺菌室22内には包装フイルムを案内するため
の複数のガイドローラ31が上下に交互に公知の
方法で回転自在に設けられている。各シール室2
3および24内には、包装フイルムfの移送通路
を囲むガイドチユーブ42および43がそれぞれ
設けられている。各ガイドチユーブ42,43は
L状に折り曲げられていて、その一端は開口29
および30の回りで隔壁25および26にそれぞ
れ接合されていて、他端はシール室の下部に形成
された液槽32および33の底部に向けられてい
る。液槽32および33内には無菌のシール液す
なわち無菌水l1,l2が入れられ、ガイドチユーブ
の他端はその中に入つている。
各シール室23,24内、ガイドチユーブ4
2,43内および液槽32,33内には包装フイ
ルムを案内する複数のガイドローラ34,35が
それぞれ設けられている。
殺菌室22は、殺菌ガスとしてオゾンを使用す
るため、オゾン発生装置5が導管51および弁5
2を介して接続され、殺菌室内にオゾンガスを供
給できるようになつている。なお、53は殺菌室
22内に設けられたオゾン濃度センサーであつ
て、殺菌室内のオゾン濃度を常にチエツクして一
定の濃度を保つようになつている。
液槽32および33には導入管37,38が接
続され、その導入管37,38には公知の手段に
より無菌水の供給源が接続されている。なお、3
9,40は液槽内のシール液が一定量以上になら
ないように排出する排出管である。
ハウジング2内の第2のシール室24には筒状
の乾燥室50および乾燥室60が直列に接続され
ている。乾燥室50内には包装フイルムfに無菌
の加熱空気を噴出させてフイルムに付いたシール
液を乾燥させる複数のノズル51が設けられてい
る。乾燥室60内にはヒータ61が設けられてい
る。
上記構成において、包装フイルムfは開口28
を介して第1のシール室23内に入り、複数のガ
イドローラ34に案内されてシール液l1内に入
り、ガイドチユーブ42内を通して殺菌室22内
に入る。殺菌室22内に入つた包装フイルムfは
ガイドローラ31により案内された移動する間に
殺菌室内に充填されたオゾンガスにより表面が殺
菌される。殺菌された包装フイルムはガイドチユ
ーブ43内を通して第2のシール室24内の液槽
に入れられたシール液l2内に入り、そこから第2
のシール室、乾燥室50内へと送られ、その乾燥
室内でノズル51から噴き出す無菌の加熱空気に
より包装フイルムfに付着したシール液が乾燥さ
れ、次の加熱室60内に送られる。
(ト) 効果 本発明の包装フイルムの殺菌装置によれば包装
フイルムへの殺菌剤の残留を完全に防止できると
ともに、殺菌ガスが外部に漏れるおそれもなくな
つて安全性を極めて高くできる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明による包装フイルムの殺菌装置
の断面図、第2図は従来の殺菌装置を含む殺菌包
装工程の概略図である。 1:殺菌装置、2:ハウジング、22:殺菌
室、23,24:シール室、25,26:隔壁、
42,43:ガイドチユーブ。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 殺菌ガスが充填される殺菌室の前後に該殺菌
    室と隔壁により隔てて第1および第2のシール室
    を設け、該シール室内には液槽を設けて該液槽内
    には無菌のシール液を充填すると共に該殺菌室内
    を無菌エアで陽圧に加圧し、該隔壁には殺菌すべ
    き包装フイルムが通過する開口を形成し、該シー
    ル室内には該包装フイルムの移送通路を囲むガイ
    ドチユーブを設けて該ガイドチユーブの一端を該
    開口の回りで該隔壁に接合すると共に他端を該シ
    ール液内に入れたことを特徴とする殺菌装置。
JP61011738A 1986-01-22 1986-01-22 殺菌装置 Granted JPS62168836A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP61011738A JPS62168836A (ja) 1986-01-22 1986-01-22 殺菌装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP61011738A JPS62168836A (ja) 1986-01-22 1986-01-22 殺菌装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS62168836A JPS62168836A (ja) 1987-07-25
JPH0321417B2 true JPH0321417B2 (ja) 1991-03-22

Family

ID=11786369

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP61011738A Granted JPS62168836A (ja) 1986-01-22 1986-01-22 殺菌装置

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Families Citing this family (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0196808U (ja) * 1987-12-18 1989-06-27
JPH05178334A (ja) * 1990-10-23 1993-07-20 Aichi Pref Gov 包装材料の殺菌方法及び装置
JP4520520B2 (ja) * 2007-06-28 2010-08-04 メロディアン株式会社 化粧品及びその製造方法

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JPS62168836A (ja) 1987-07-25

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