JPH05178334A - 包装材料の殺菌方法及び装置 - Google Patents

包装材料の殺菌方法及び装置

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JPH05178334A
JPH05178334A JP28327790A JP28327790A JPH05178334A JP H05178334 A JPH05178334 A JP H05178334A JP 28327790 A JP28327790 A JP 28327790A JP 28327790 A JP28327790 A JP 28327790A JP H05178334 A JPH05178334 A JP H05178334A
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Shigezo Naito
茂三 内藤
Naohiko Yamaguchi
直彦 山口
Akiji Okada
旭司 岡田
Shogo Yamaguchi
昇吾 山口
Hiromi Aeba
弘美 饗場
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Abstract

(57)【要約】 電子出願以前の出願であるので 要約・選択図及び出願人の識別番号は存在しない。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は,包装材料例えば包装フイルムや包装 容器の殺菌方法及び装置に関するものである。
(従来の技術) 従来の包装材料の殺菌装置を第7図及び第8図 に示した。
先ず第7図に示す包装材料の殺菌装置を説明す ると,(a)が殺菌装置本体の一端側に設けた殺菌液 槽,(b)が殺菌装置本体の他端側上面に設けた殺菌 液槽,(c)が同殺菌液槽(a)(b)の間の包装フイルム 送りラインに配設したヒータ(加熱装置),(d)が 同ヒータ(c)出口側の包装フイルム送りラインに 配設した成形装置,(e)が同成形装置(d)出口側の 包装フイルム送りラインに配設した充填装置,(f1) (f2)が包装フイルム,(l)が上記殺菌液槽(a)(b) 内の過酸化水素水で,容器になる包装フイルム (f1)を殺菌液槽(a)内の過酸化水素水(l)を通 して殺菌し,これをヒータ(c)→成形装置(d)→ 充填装置(e)へ送って,包装フイルム(f1)の加熱 乾燥後,包装フイルム(f1)の容器への成形,容器 内への被包装材料の充填を順次行う一方,容器を カバーする包装フイルム(f2)を殺菌液槽(b)内の 過酸化水素水(l)を通して殺菌し,これをヒー タ(g)により加熱乾燥後,上記充填装置(e)を出 た包装フイルム(f1)上へ送って,同包装フイルム (f1)の容器開口部をシールするようにしている。
次に第8図に示す包装材料の殺菌装置を説明す ると,(f)が包装フイルム,(1)がオゾンガス供給系, (5)がオゾン発生装置,(54)がオゾンガス供給管, (52)が同オゾンガス供給管(54)の途中に設けたバ ルブ,(54)が後記殺菌室(22)内に設けたオゾン濃 度センサーで,同オゾン濃度センサー(53)で得ら れた検出信号を上記バルブ(52)へ送り,同バルブ (52)を開閉制御して,後記殺菌室(22)内のオゾン 濃度を一定に保持するようになっている。また (2)が殺菌装置,(22)が殺菌室,(23)が同殺菌室 (22)と隔壁(25)で隔てられた第1シール室,(24) が同殺菌室(22)と隔壁(26)で隔てられた第2シー ル室,(32)が上記シール室(23)の下方に形成した 第1殺菌液槽,(l1)が同第1殺菌液槽(32)内のシ ール液,(33)が上記シール室(24)の下方に形成し た第2殺菌液槽,(l2)が同第2殺菌液槽(33)内の シール液,(42)が上記隔壁(25)から第1シール室 (23)及び第1殺菌液槽(32)側に突設した側面視逆 L型のガイドチューブで,同ガイドチューブ(42) の下端開口部が第1殺菌液槽(32)のシール液 (l1)に浸漬している。また(43)が上記隔壁(26) から第2シール室(24)及び第2殺菌液槽(33)側に 突設した側面視逆L型のガイドチューブで,同ガ イドチューブ(43)の下端開口部が第2殺菌液槽 (33)のシール液(l2)に浸漬している。また(31) (34)(35)が上記殺菌室(22)及び上記シール室(23) (24)内に配設したガイドローラ,(28)が上記第1 シール室(23)の側壁(27)に設けたフイルム導入口, (37)(38)が上記シール室(23)(24)に設けたシール 液供給管,(39)(40)が同シール室(23)(24)に設け たシール液排出管(オーバーフロー管),(50)が上 記第2シール室(24)に連通した乾燥室,(51)が同 乾燥室(50)内に配設した複数個の熱風噴射ノズル, (60)が上記乾燥室(50)に連通した乾燥室,(61)が 同乾燥室(60)内に配設したヒータで,殺菌ガスと してのオゾンガスをオゾン発生装置(5)→オゾン ガス供給管(54)を経て殺菌室(22)へ送る一方,殺 菌室(22)のオゾンガス濃度をオゾン濃度センサー (53)により検出し,このとき得られる検出信号を バルブ(52)へ送り,同バルブ(52)を開閉制御して, 殺菌室(22)内のオゾン濃度を一定に保持する。ま た包装フイルム(f)をフイルム導入口(28)から第 1シール室(23)内のガイドロール(34)と無菌のシ ール液(l1)に下端開口部が浸漬しているガイド チューブ(42)とを経て殺菌室(22)へ導いて,オゾ ンガスにより殺菌し,次いで第2シール室(24)の ガイドチューブ(43),即ち,無菌のシール液(l2) に下端部が浸漬しているガイドチューブ(43)とガ イドローラ(35)とを経て乾燥室(50)へ導き,ここ で各噴射ノズル(51)からの熱風により加熱,乾燥 し,次いで乾燥室(60)へ導き,ここでヒータ(61) により加熱,乾燥する。
(発明が解決しようとする課題) 前記第7図に示す従来の包装材料の殺菌装置で は,包装フイルム(f1)(f2)をヒータ(c)(g)によ り加熱することにより,同包装フイルム(f1)(f2) に付着した過酸化水素水を気化させなければならな ず,それに多くの時間を必要として,殺菌効率が 悪い。また過酸化水素水の気化ガスを殺菌装置 外へ漏洩させないようにしなければならず,それ に漏洩防止装置を必要として,設備費を嵩ませる という問題があった。
前記第8図に示す従来の包装材料の殺菌装置で は,殺菌効率が悪いため,殺菌に多くの時間を 要していた。また第1シール室(23)から殺菌室 (22)に入る包装フイルム(f)には,塵埃やシール 液が付着しており,殺菌室(22)でのオゾンガスに よる殺菌が不十分になる。また平滑,平坦な包 装フイルム(f)を導入,殺菌できても,それ以外 の立体形状の包装フイルムを導入,殺菌できない という問題があった。
本発明は前記の問題点に鑑み提案するものであ り、その目的とする処は,殺菌効率が向上でき, 容易に取り扱うことができる上に,設備費を低減 できる。さらに平滑,平坦な包装材料は勿論のこ と,立体形状の包装材料をも殺菌できる包装材料 の殺菌方法及び装置を提供しようとする点にある。
(課題を解決するための手段) 上記の目的を達成するために,本発明の包装材 料の殺菌方法は,包装材料を殺菌液により殺菌処 理し,その後,紫外線を照射して殺菌処理するこ とを特徴としている。
殺菌液にオゾン水,またはオゾン水と有機酸溶 液とアルコール溶液との混合溶液を使用する。
包装材料を第1の殺菌液により殺菌処理し,次 いで第2の殺菌液により殺菌処理し,その後,紫 外線を照射して殺菌処理するようにしてもよい。
上記各殺菌液のうち,何れか一方の殺菌液にオ ゾン水を使用し,他の殺菌液に有機酸溶液,アル コール溶液,若しくは無菌水を使用するようにし てもよい。
包装材料を殺菌液により殺菌処理するときに, 包装材料の殺菌液内へ浸漬させるか,殺菌液を包 装材料に吹き付けるか,或いはその組み合わせに より、殺菌処理するようにしてもよい。
上記殺菌方法において,殺菌液にオゾン水を使 用する場合,オゾン水の濃度を1〜30mg/Lにす る。
包装材料の表面に到達する紫外線量を100〜 1600mW・sec/cm2にする。
包装材料の殺菌装置を,殺菌液により包装材料 をその搬送方向に沿って殺菌処理する第1の処理 装置と,紫外線により包装材料の殺菌処理する第 2の処理装置とにより構成し,これらの装置をそ の順に配設する。
包装材料の殺菌装置を,殺菌液により包装材料 をその搬送方向に沿って殺菌処理する複数に分割 した殺菌部からなる第1の処理装置と,紫外線に より包装材料を殺菌処理する第2の処理装置とに より構成し,これらの装置をその順に配設する。
殺菌液による第1の処理装置を,搬送される包 装材料の通過可能な殺菌液槽により構成するか, 殺菌液を吹き付ける複数のスプレーノズルより構 成するか,或いは両者の組み合わせにより構成す る。
殺菌液にオゾン水,またはオゾン水と有機酸溶 液とアルコール溶液との混合溶液を使用するよう にしてもよい。
殺菌液のうち,何れか一方の殺菌液にオゾン水 を使用し,他の殺菌液に有機酸溶液,アルコール 溶液,若しくは無菌水を使用するようにしてもよ い。
上記殺菌装置において,殺菌液にオゾン水を使 用する場合,オゾン水の濃度を1〜30mg/Lに する。
紫外線による第2の処理装置において,包装材 料の表面に到達する紫外線量を100〜1600 mW・sec/cm2にする。
上記処理装置を函体により覆って,同函体内に オゾンガス雰囲気を形成する。
(作用) 本発明の包装材料の殺菌方法及び装置は前記の ように構成されており,包装材料を殺菌液により 殺菌処理し,その後,紫外線を照射して殺菌処理 する。
(実施例) 次に本発明の包装材料の殺菌装置を第1図に示 す一実施例により説明すると,(6)が殺菌装置の函 体,(7)が包装フイルム,(8)が上記函体(6)の一側 壁に設けた包装フイルム導入口,(9)が上記函体 (6)の入口側下部に形成した第1殺菌液槽,(10) が上記函体(6)の出口側下部に形成した第2殺菌 液槽,(11)が上記函体(6)の他側壁に設けた包装 フイルム排出口,(12)が上記第1殺菌液槽(9)及 び上記第2殺菌液槽(10)の内部に配設したガイド ローラ,(15)(16)が上記第1殺菌液槽(9)及び上 記第2殺菌液槽(10)の内部に配設したオゾン水噴 出ノズル,(17)が上記第1殺菌液槽(9)及び上記 第2殺菌液槽(10)に設けたオゾン水排出管(オー バーフロー管),(13)が上記函体(6)外のオゾンガ ス及びオゾン水製造装置,(14)が同オゾンガス及 びオゾン水製造装置(13)から上記第1殺菌液槽 (9)及び上記第2殺菌液槽(10)の底部に延びたオ ゾン水供給配管,(44)が上記第1殺菌液槽(9)及 び上記第2殺菌液槽(10)の底部から上記オゾンガ ス及びオゾン水製造装置(13)へ延びたオゾン水排 出配管,(18)がオゾン水以外の殺菌剤或いはアル コールのような乾燥促進剤を貯留する函体(6)外 のタンク,(19)が同タンク(18)から上記第1殺菌 液槽(9)と第2殺菌液槽(10)の底部へ延びた配管, (46)(47)が上記函体(6)内の出口側に配設した乾 燥部,(48)が同乾燥部(46)(47)の熱風噴射ノズル, (21)が上記函体(6)外のエアヒータ,(20)が上記 オゾンガス及びオゾン水製造装置(13)から上記エ アヒータ(21)の入口側へ延びたオゾンガス供給配 管,(45)が同エアヒータ(21)から上記乾燥部(46) (47)へ延びたエア供給配管,(55)(56)が上記函体 (6)外の包装フイルム排出口(11)近傍に配設した 紫外線殺菌装置,(57)が被包装材料を充填する充 填装置,(58)が上記函体(6)内を紫外線により殺 菌する紫外線殺菌装置である。
次に前記第1図に示す包装材料の殺菌装置の作 用を具体的に説明する。オゾンガス及びオゾン水 製造装置(13)で製造したオゾンガスをオゾンガス 供給配管(20)→エアヒータ(21)→エア供給配管 (45)→乾燥部(46)(47)の熱風噴出ノズル(48)を経 て殺菌装置の函体(6)内へ吹き出す。またオゾン ガス及びオゾン水製造装置(13)で製造したオゾン 水をオゾン水供給配管(14)→第1殺菌液槽(9)及 び第2殺菌液槽(10)のオゾン水噴出ノズル(15) (16)へ供給して,第1殺菌液槽(9)及び第2殺菌 液槽(10)のオゾン水中へ噴出させる一方,余剰の オゾン水をオゾン水排出配管(44)を経てオゾンガ ス及びオゾン水製造装置(13)へ回収する。また必 要に応じてオゾン水以外の殺菌剤若しくは無菌水 をタンク(18)→配管(19)を経て第1殺菌液槽(9) または第2殺菌液槽(10)へ供給する。また包装フ イルム(7)を函体(6)の包装フイルム導入口(8)か ら第1殺菌液槽(9)へ導き,同第1殺菌液槽(9)内 のオゾン水に浸漬して,殺菌する一方,オゾン水 噴出ノズル(15)(16)から噴出するオゾン水により 包装フイルム(7)の表面に付着している泡や塵埃 を除去する。このとき,オゾン水噴出ノズル(15) (16)から噴出するオゾン水により第1殺菌液槽(9) 内のオゾン水を攪拌し,包装フイルム(7)表面の オゾン水の流れを速めて,殺菌性を高める。次い で包装フイルム(7)を第2殺菌液槽(10)へ導き, 同第2殺菌液槽(10)内のオゾン水以外の殺菌剤若 しくは無菌水に浸漬して,且つ図示していないが オゾン水噴出ノズル(15)(16)から噴出させること により上記と同様に殺菌する。次いで包装フイル ム(7)を乾燥部(46)(47)間へ送り,同乾燥部(46) (47)のノズル(48)から噴出する熱風により乾燥す る。次いで包装フイルム(7)を殺菌装置の函体(6) 外に配設した紫外線殺菌装置(55)(56)間へ送り, 同紫外線殺菌装置(55)(56)から照射される紫外線 により殺菌するとともに,オゾン分解の仕上げを 行って,充填装置(57)へ導く。
上記包装フイルム(7)の殺菌に使用するオゾン 水の濃度は,1〜30mg/Lが適当である。また包 装フイルム(7)の表面に到達する紫外線量は, 100〜1600mW・sec/cm2が適当である。オ ゾン水と紫外線とは,殺菌機構が異なるため,相 乗作用が期待される。また殺菌液としてオゾン水 以外に有機酸溶液とアルコール溶液とがある。有 機酸溶液としては,酢酸,乳酸が適当であり、こ れら有機酸溶液は,濃度2〜20%で使用する。
またアルコール溶液としては,エチルアルコール が適当であり、濃度40〜90%で使用する。ま たこれら溶液の温度は5〜20℃,処理温度は5 〜30℃,処理時間は30秒から5分間が適当で ある。
オゾン水のオゾン濃度は,還流水をサンプリン グして測定し,その結果に基づきオゾンガス及び オゾン水製造装置(13)で濃度調整を行う。また殺 菌作業を行う前に(包装フイルム(7)を送り始め る前に),オゾンガス及びオゾン水製造装置(13)で 製造したオゾンガスをオゾンガス供給配管(20)→ エアヒータ(21)(但しこの段階ではヒータを加熱 しない)→エア供給配管(45)→乾燥部(46)(47)の 熱風噴出ノズル(48)を経て殺菌装置の函体(6)内 へ吹き出して,殺菌装置の函体(6)の内壁面及び 内部機器を50〜20000ppmの濃度で殺菌し ておく。そして上記濃度のオゾンガスで充満後, 紫外線殺菌装置(58)により100〜1600mW・ sec/cm2の紫外線処理を行う。
第2,3図は,上記殺菌装置の具体例を示して いる。殺菌装置については第1図に示す殺菌装置 と同様に構成されており,次に異なる点について だけ説明する。同第2,3図に示す殺菌装置では, 紫外線殺菌装置(55)(56)の出口側に,包装フイル ム(7)の引取ローラ(90)が配設され,同引取ロー ラ(90)と上記紫外線殺菌装置(55)(56)とが函体 (84)により覆われ,この函体(84)のフイルム搬送 方向下流側に充填装置が配設されている。また第 1殺菌液槽(9)及び第2殺菌液槽(10)の上方の函 体(6)内に,カツプ殺菌装置が配設されている。
(68)がカツプで,同カツプ(68)は,カツプホルダ ー(65)に積み重ねられた状態で保持され,カツプ 取出シリンダ(66)によりカツプ(68)が一個ずつ下 方へ排出されて,函体(6)内に循環移動可能に支 持されたカツプ送りチエーン(69)のアタツチメン ト(70)へ正立状態で渡される。(71)が上記カツプ 送りチエーン(69)の駆動側スプロケツトホイール で,第3図のモータ(86)により駆動される。また (72)が従動側スプロケツトホイール,(73)が第1 殺菌液槽(9)のオゾン水と同様のオゾン水を倒立 状態で送られるカツプ(68)の内側へ噴出するオゾ ン水噴出ノズル,(75)が第2殺菌液槽(10)のオゾ ン水と同様のオゾン水を倒立状態で送られるカツ プ(68)の内側へ噴出するオゾン水噴出ノズル, (74)が第1殺菌液槽(9)のオゾン水と同様のオゾ ン水を倒立状態で送られるカツプ(68)の底部外面 に噴出するオゾン水噴出ノズル,(76)が第2殺菌 液槽(10)のオゾン水と同様のオゾン水を倒立状態 で送られるカツプ(68)の底部外面に噴出するオゾ ン水噴出ノズル,(77)が倒立状態で送られるカツ プ(68)の内側へ熱風を吹き出す熱風噴出ノズル, (78)が倒立状態で送られるカツプ(68)の底部外面 へ熱風を吹き出す熱風噴出ノズル,(79)が殺菌, 乾燥を完了したカツプ(68)をカツプ送りチエーン (69)のアタツチメント(70)から押し上げて外すカ ツプ押上用空気圧シリンダ,(80)がこの押し上げ られたカツプを上記空気圧シリンダ(79)から受け 取る金具を有したカツプ受取用空気圧シリンダ, (81)がカツプ(68)を上記金具から受け取ってコン ベア(82)へ渡すスターホイール,(83)がカツプ (68)の内側を紫外線により照射する紫外線殺菌装 置,(85)が同紫外線殺菌装置(83)と上記コンベア (82)と上記空気圧シリンダ(80)とを覆うコンベア 函体,第3図の(88)(89)がチエーンの弛みを防止 するチエーンガイド部材,(87)が殺菌装置の函体 (6)の中間に設けた傾斜部で,オゾン水噴出ノズ ル(73)(74)から噴出したオゾン水を第1殺菌液槽 (9)へ回収するとともに,オゾン水噴出ノズル (75)(76)から噴出したオゾン水を第2殺菌液槽 (10)へ回収するようになっている。また(91)が函 体(6)内を紫外線により殺菌する紫外線殺菌装置 である。
次に前記第2,3図に示す包装材料の殺菌装置 の作用を具体的に説明する。カツプ取出シリンダ (66)を作動して,カツプホルダー(65)により積み 重ねた状態に保持したカツプ(68)をカツプ送りチ エーン(69)のアタツチメント(70)へ正立状態で渡 す一方,カツプ送りチエーン(69)を間欠的に駆動 して,カツプ(68)を1個ずつ矢印方向へ搬送する。
カツプ(68)は,正立状態から180°反転して, 倒立状態になっても,アタツチメント(70)のポケ ツト内から抜け落ちないように保持されており, カツプ送りチエーン(69)の循環移動とともに正立 状態→倒立状態になって,第1殺菌液槽(9)→第 2殺菌液槽(10)の上方を間欠的に移動するように なる。このとき,第1殺菌液槽(9)のオゾン水と 同様のオゾン水をオゾン水噴出ノズル(73)から倒 立状態のカツプ(68)の内側へ噴出して,カツプ (68)の内側を殺菌する一方,第1殺菌液槽(9)の オゾン水と同様のオゾン水をオゾン水噴出ノズル (74)から倒立状態のカツプ(68)の底部外面へ噴射 して,カツプ(68)の外面を殺菌する。また第2殺 菌液槽(10)のオゾン水と同様のオゾン水をオゾン 水噴出ノズル(75)から倒立状態のカツプ(68)の内 側へ噴出して,カツプ(68)の内面を殺菌する一方, 第2殺菌液槽(10)のオゾン水と同様のオゾン水を オゾン水噴出ノズル(76)から倒立状態のカツプ (68)の底部外面へ噴射して,カツプ(68)の外面を 殺菌する。次いで倒立状態のカツプ(68)を熱風噴 出ノズル(77)(78)の間へ導き,同熱風噴出ノズル (77)(78)からの熱風をカツプ(68)の内外面へ噴出 して,加熱,乾燥し,それからはカツプ送りチエ ーン(69)の循環移動とともに倒立状態→正立状態 になり,逆方向に間欠的に移動するようになって, 空気圧シリンダ(79)(80)間に達したときに,停 止する。このとき,空気圧シリンダ(79)を伸長方 向に作動して,正立状態のカツプ(68)をカツプ送 りチエーン(69)のアタツチメント(70)から押し上 げ,外して,空気圧シリンダ(80)の金具へ渡し, 次いでカツプ押上用空気圧シリンダ(79)を縮み方 向に作動する一方,カツプ受取用空気圧シリンダ (80)を伸長方向に作動し,カツプ(68)をさらに上 昇させて,スターホイール(81)のポケツト部へ渡 し,次いで同スターホイール(81)を回転させ,カ ツプ(68)をコンベア(82)上に載せ,次いで同コン ベア(82)により紫外線殺菌装置(83)の下方へ送っ て,同紫外線殺菌装置(83)から照射される紫外線 により殺菌し,殺菌とオゾン分解の仕上げとを伴 せ行って,充填装置(第1図の(57)参照)へ送る。
上記包装フイルム(7)とカツプ(68)との殺菌に使 用するオゾン水の濃度は,1〜30mg/Lが適当で ある。また包装フイルム(7)とカツプ(68)との表 面に到達する紫外線量は,100〜1600mW・ sec/cm2が適当である。なおカツプ取出シリンダ (66)とカツプ押上用空気圧シリンダ(79)とカツプ 受取用空気圧シリンダ(80)とスターホイール(81) とは,カツプ送りチエーン(69)の間欠的な駆動に 同期して作動して,チエーン(69)の停止時にカツ プ(68)の受け渡しが行われる。またオゾン水噴出 ノズル(73)(74)から噴出したオゾン水が殺菌装置 の函体(6)の傾斜部(87)を経て第1殺菌液槽(9)へ 流入して,回収される。またオゾン水噴出ノズル (75)(76)から噴出したオゾン水が同様に殺菌装置 の函体(6)の傾斜部(87)を経て第2殺菌液槽(10) へ流入して,回収される。また殺菌装置の函体(6) 内は,乾燥部(46)(47)のノズル(48)から噴出する 熱風により陽圧に保持されており,汚染された空 気が外部から函体(6)内へ侵入する恐れはない。
以上,第2,3図に示す包装材料の殺菌装置で, 殺菌作業を行う前に(包装フイルム(7)やカツプ (68)を供給する前に),殺菌装置内を50〜20000ppm のオゾンガスにより陽圧に保持する一方,100〜 1600mW・sec/cm2の紫外線で殺菌処理を行う ものであり,内部の構造が複雑な殺菌装置に適し ている。即ち,第1図に示すオゾンガス及びオゾ ン水製造装置(13)からのオゾンガスを図示しない 切換手段により切り換えて,オゾン水噴出ノズル (73)(74)及び(75)(76)から噴出することにより函 体(6)内を50〜20000ppmのオゾンガス状 態に保持する一方,第3図に示す紫外線殺菌装置 (91)から函体(6)内の表面に到達する紫外線量を 100〜1600mW・sec/cm2にする。
なお第2図では,紫外線殺菌装置(55)(56)の出 口側に,包装フイルム(7)の引取ローラ(90)を配 設し,同引取ローラ(90)と上記紫外線殺菌装置 (55)(56)とを函体(84)により覆って,包装フイル ム(7)の殺菌系統でも、函体(84)内を50〜20000 ppmのオゾンガス状態に保持する一方,紫外線殺 菌装置(55)(56)から100〜1600mW・sec/cm2 の紫外線を照射している。
次に本発明の包装材料の殺菌方法を第1〜第4 具体例により説明する。
第1具体例 塩化ビニリデンコートポリプロピレン/ポリエ チレン(KOP/PE)フイルムの表面に大腸菌(E.coli), ミクロコッカス菌(Micrococcus luteus),耐熱性 芽胞菌(B.subtilis),カビ(Aspergillus niger) をそれぞれ5.7×10,3.5×10,2.7 ×10,1.1×10/cm2程度付着させて, 強制汚染し,オゾン濃度の異なるオゾン水に10 分間浸漬した結果,各種の菌について,第4図の 殺菌率を得た。このように非耐熱性芽胞菌(大腸 菌,ミクロコッカス菌)は,1〜10mg/Lのオゾ ン水で完全殺菌されるが,耐熱性芽胞菌(B.subti- lis)は,10〜15mg/Lのオゾン濃度が必要であ る。またカビ(Aspergillus niger)は,上記条件 では,完全殺菌されない。次に上記と同様の試料 を用いて,253.7nmの紫外線をその照射量を 変化させながら照射したところ,各種菌について 第5図の殺菌率を得た。
カビ及び非耐熱性芽胞菌は,第5図に示すよう に100〜1600mW・sec/cm2の紫外線の照射 により完全に殺菌されるが,耐熱性芽胞菌は,こ の条件では,殺菌されない。
具体例2 塩化ビニリデンコートポリプロピレン・ポリエ チレン(KOP/PE)フイルム及びカツプ(ポリプロピ レン:PP)の表面に上記具体例1と同様の4種類の 菌を付着させて,強制汚染し,次いで第2図に示 す殺菌装置により殺菌液処理及び紫外線処理を行 い.その結果を次表に示した。
なお処理方法13〜16は,第1殺菌液槽のみを使 用している。
処理方法1,2では,第1殺菌液槽の浸漬また はスプレー処理により非耐熱性芽胞菌を完全殺菌 し,第2殺菌液槽の浸漬またはスプレー処理によ り耐熱性芽胞菌を完全殺菌し,次の紫外線処理に よりカビを完全殺菌した。
処理方法3,4では,第1殺菌液槽の浸漬また はスプレー処理により非耐熱性芽胞菌を完全殺菌 し,耐熱性芽胞菌の一部を殺菌し,第2殺菌液槽 の浸漬またはスプレー処理により耐熱性芽胞菌を 完全殺菌し,カビの一部を殺菌した。また次の紫 外線処理によりカビを完全殺菌した。
処理方法5,6では,第1殺菌液槽の浸漬また はスプレー処理により非耐熱性芽胞菌を完全殺菌 し,第2殺菌液槽の浸漬またはスプレー処理によ り耐熱性芽胞菌及びカビの一部を殺菌し,次の紫 外線処理により耐熱性芽胞菌及びカビを完全殺菌 した。
処理方法7,8では,第1殺菌液槽の浸漬また はスプレー処理により非耐熱性芽胞菌,耐熱性芽 胞菌,及びカビの一部を殺菌し,第2殺菌液槽の 浸漬またはスプレー処理により非耐熱性芽胞菌, 耐熱性芽胞菌を完全殺菌し,カビの一部を殺菌し, 次の紫外線処理によりカビを完全殺菌した。
処理方法9,10では,第1殺菌液槽の浸漬ま たはスプレー処理により非耐熱性芽胞菌を完全殺 菌し,第2殺菌液槽の浸漬またはスプレー処理に より耐熱性芽胞菌及びカビを洗浄,減菌し,次い で紫外線処理により耐熱性芽胞菌及びカビを完全 殺菌した。
処理方法11,12では,第1殺菌液槽の浸漬 またはスプレー処理により非耐熱性芽胞菌,耐熱 性芽胞菌,及びカビを洗浄,減菌し,第2殺菌液 槽の浸漬またはスプレー処理により非耐熱性芽胞 菌を完全殺菌し,耐熱性芽胞菌の一部を殺菌し, 次の紫外線処理により耐熱性芽胞菌及びカビを完 全殺菌した。
処理方法13,14では,殺菌液槽の浸漬また はスプレー処理により非耐熱性芽胞菌,耐熱性芽 胞菌を完全殺菌し,カビの一部を殺菌し,次の紫 外線処理によりカビを完全殺菌した。
処理方法15,16では,殺菌液槽の浸漬また はスプレー処理により非耐熱性芽胞菌を完全殺菌 し,次の紫外線処理により耐熱性芽胞菌及びカビ を完全殺菌した。
なお上記処理方法15,16での包装材料の表 面に到達する紫外線量は,1000mW・sec/cm2 を必要としている。しかし処理方法1〜8,13, 14では,100〜1000mW・sec/cm2の範囲 で紫外線量を選択して,カビを殺菌している。
具体例3 塩化ビニリデンコートポリプロピレン/ポリエ チレン(KOP/PE)フイルム及びカツプ(ポリプロピ レン:PP)の表面に上記具体例1と同様の4種類の 菌を付着させて,強制汚染し,オゾンガスを30 分間,殺菌装置内に保持して,殺菌装置内を殺菌 した。その結果を第6図に示す。この場合,非耐 熱性芽胞菌(大腸菌,ミクロコッカス菌)は,5 0ppmのオゾンガスにより充分に殺菌されるが, 耐熱性芽胞菌(B.subtilis)には,1000ppm,カ ビ(Aspergillus niger)の殺菌には,20000 ppmのオゾンガスを必要としている。
具体例4 塩化ビニリデンコートポリプロピレン/ポリエ チレン(KOP/PE)フイルム及びカツプ(ポリプロピ レン:PP)の表面に上記具体例1と同様の4種類の 菌を付着させて,強制汚染し、1000ppmのオ ゾンガスを30分間,殺菌装置内に保持した後, 殺菌装置外の紫外線装置から100〜1000mW・ sec/cm2の紫外線量で照射して,殺菌した。そ の結果を次表に示す。
なお上記表において「−」は検出せずを示して いる。
1000ppmのオゾンガスを使用することによ り,従来殺菌が困難であった100〜1000mW・ sec/cm2の紫外線量でも、カビの殺菌が可能に なった。
(発明の効果) 本発明の包装材料の殺菌方法は前記のように包 装材料を殺菌液により殺菌処理し,その後,紫外 線を照射して,殺菌の仕上げを行うので,殺菌効 率を向上できる。
包装材料の殺菌にオゾンガスを使用する場合は, 長時間オゾン濃度を一定にするために殺菌装置を 密閉する必要があり,設備費が嵩み,殺菌効率も 良くない。本発明は包装材料の殺菌にオゾン水等 の殺菌液を使用するので,殺菌装置を密封するた めの特別な装置が不要となり,ひいては取扱いが 容易であり,殺菌効率は増大し,設備費を低減で きる。
包装材料をオゾン水等の殺菌液に浸漬するか, 殺菌液を包装材料にスプレー状に噴射して,殺菌 液による殺菌を行った後,紫外線を照射して,殺 菌の仕上げを行うので,平滑,平坦な包装材料は 勿論のこと,立体形状の包装材料をも殺菌できる 効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明に係わる包装材料の殺菌方法の 実施に使用する殺菌装置の一実施例を示す縦断側 面図,第2図は他の実施例を示す縦断側面図,第 3図は同実施例の縦断正面図,第4図は殺菌率と 水中オゾン濃度との関係を示す説明図,第5図は 殺菌率と紫外線量との関係を示す説明図,第6図 は殺菌率と気中オゾン濃度との関係を示す説明図, 第7図は従来の包装材料の殺菌装置の一例を示す 縦断側面図,第8図は従来の包装材料の殺菌装置 の他の例を示す縦断側面図である。 (6)………殺菌装置の函体,(7)(68)………包装材 料,(9)………第1の殺菌液槽,(10)………第2の 殺菌液槽,(73)(74)………第1の殺菌液噴出手段, (75)(76)………第2の殺菌液噴出手段,(55)(56)(58)ま
たは(83)(91)………紫外線殺菌装置。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 岡田 旭司 愛知県春日井市石尾台2丁目1番地の72 (72)発明者 山口 昇吾 愛知県名古屋市中村区岩塚町字高道1番地 三菱重工業株式会社名古屋機器製作所内 (72)発明者 饗場 弘美 愛知県名古屋市中村区岩塚町字高道1番地 三菱重工業株式会社名古屋機器製作所内

Claims (15)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 包装材料を殺菌液により殺菌処理し,そ
    の後, 紫外線を照射して殺菌処理することを特徴とした 包装材料の殺菌方法。
  2. 【請求項2】 殺菌液にオゾン水,またはオゾン水と有
    機酸 溶液とアルコール溶液との混合溶液を使用する請 求項1に記載の包装材料の殺菌方法。
  3. 【請求項3】 包装材料を第1の殺菌液により殺菌処理
    し, 次いで第2の殺菌液により殺菌処理し、その後, 紫外線を照射して殺菌処理することを特徴とした 包装材料の殺菌方法。
  4. 【請求項4】 上記各殺菌液のうち,何れか一方の殺菌
    液に オゾン水を使用し,他の殺菌液に有機酸溶液,ア ルコール溶液,若しくは無菌水を使用する請求項 3に記載の殺菌方法。
  5. 【請求項5】 包装材料を殺菌液により殺菌処理すると
    きに, 包装材料を殺菌液内へ浸漬させるか,殺菌液を包 装材料に吹き付けるか,或いはその組み合わせに より,殺菌処理する請求項1乃至請求項4の何れ かに記載の包装材料の殺菌方法。
  6. 【請求項6】 オゾン水の濃度を1〜30mg/Lにした請
    求 項4に記載の包装材料の殺菌方法。
  7. 【請求項7】 包装材料の表面に到達する紫外線量を1
    00 〜1600mW・sec/cm2にした請求項1乃至請求 項6の何れかに記載の包装材料の殺菌方法。
  8. 【請求項8】 包装材料の殺菌装置を,殺菌液により包
    装材 料をその搬送方向に沿って殺菌処理する第1の処 理装置と,紫外線により包装材料を殺菌処理する 第2の処理装置とにより構成し,これらの装置を その順に配設したことを特徴とする包装材料の殺 菌装置。
  9. 【請求項9】 包装材料の殺菌装置を,殺菌液により包
    装材 料をその搬送方向に沿って殺菌処理する複数に分 割した殺菌部からなる第1の処理装置と,紫外線 により包装材料を殺菌処理する第2の処理装置と により構成し,これらの装置をその順に配設した ことを特徴とする包装材料の殺菌装置。
  10. 【請求項10】 殺菌液による第1の処理装置を,搬送
    される 包装材料の通過可能な殺菌液槽により構成するか, 殺菌液を吹き付ける複数のスプレーノズルより構 成するか,或いは両者の組み合わせにより構成し た請求項8または請求項9に記載の包装材料の殺 菌装置。
  11. 【請求項11】 殺菌液にオゾン水,またはオゾン水と
    有機酸 溶液とアルコール溶液との混合溶液を使用する請 求項8または請求項10の何れかに記載の包装材 料の殺菌装置。
  12. 【請求項12】 殺菌液のうち,何れか一方の殺菌液に
    オゾン 水を使用し、他の殺菌液に有機酸溶液,アルコー ル溶液,若しくは無菌水を使用する請求項9また は請求項10に記載の包装材料の殺菌装置。
  13. 【請求項13】 オゾン水の濃度を1〜30mg/Lにした
    請求 項11または請求項12に記載の包装材料の殺菌 装置。
  14. 【請求項14】 紫外線による第2の処理装置におい
    て,包装 材料の表面に到達する紫外線量を100〜1600mW・ sec/cm2にした請求項8乃至請求項13の何れか に記載の包装材料の殺菌装置。
  15. 【請求項15】 処理装置を函体により覆って,同函体
    内にオ ゾンガス雰囲気を形成した請求項8乃至請求項1 4の何れかに記載の包装材料の殺菌装置。
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