JPH0385230A

JPH0385230A - 食物用無菌充填機

Info

Publication number: JPH0385230A
Application number: JP1325774A
Authority: JP
Inventors: Karl Fabricius; カール　ファブリチウス
Original assignee: Individual
Current assignee: Individual
Priority date: 1989-07-15
Filing date: 1989-12-15
Publication date: 1991-04-10
Also published as: IT9083424A0; US5069017A; IT1242653B; DE3923539C2; FR2649668A1; DE3923539A1; IT9083424A1

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】産業上の利用分野本発明は、深絞り下層フィルムに充填され上層フィルム
に対して密封される食物用のものであり下層及び上層フ
ィルム用貯蔵ａ−ルを有し、フィルム用の殺菌装置を有
し、殺菌装置の後に設けられた清浄空気領域で食物が下
層フィルムの容器内に充填され、上層フィルムに対し無
菌で密封封止される特に食物用の無菌充填機に係る。、
この種の装置により、特に食物産業用の液状及び練り状
製品は無菌及び殺菌して包装される。望ましい適用は無
菌包装即ちコーヒークリーム、プディング、ヨーグルト
及び全種類のフルーツジュース及び同様な製品の無菌包
装である。

従来の技術全ての知られている装置は基本的に同じ構造を有する。

先ず、フィルムはロールから引出され、下層フィルムと
して機械に挿入される。フィルムは機械に挿入される前
に、清浄され、清イオンされ、消イオンの後、このフィ
ルムのくカップ状の）容器が形成される成形部に挿入さ
れる。

かくカップ状容器に形成されたフィルムは、食物が無菌
で充填される無菌領域に移される。

さらに、上層フィルムを用いて充填された容器を閉じ、
又清浄され、消イオンされ、その後、食物を充填された
容器に対し密封することは知られている。

これまで知られている装置では、製品が充填される清浄
領域内に無菌状態を維持するのと同様、上層及び下層フ
ィルムの殺菌に問題がある。

上層及び下層フィルムの殺菌が化学的に即ち、例えばフ
ィルムを過酸化水素の溶液を通して導くことにより行な
われる、化学的第１の方法がある。

しかし、この方法の清浄の欠点は、この比較的危険で、
腐食化学薬品を取り扱うことである。

さらに、上層及び下層フィルムを蒸気により殺菌するこ
とが知られている。公知の蒸気殺菌の欠点は凝縮液の排
出を設けなければならないということである。従って、
高成形安定性の特別なフィルムが用いられなければなら
ず、そしてこれは殺菌が１４０℃で行なわれなければな
らないので高いエネルギー消費の設計で、ある。

さらに、蒸気圧縮容器がこの目的の為に用いられなけれ
ばならず、これは当局の認可が必要であり、この種の蒸
気殺菌のため高い機械コストを生じることになる。

さらに、既に無菌である無菌上層及び下層フィルムを用
いることは知られているが、これは高いフィルムコスト
を生ずることになる：このフィルムは、処理中に引き離
され、取り除かれなければならない適宜の保護層を有し
、これはごみ処理の増大を引き起こす。

ＷＲＩ！点を解決するための手段従って、本発明の目的は全ての深絞りフィルムで操作安
全な無菌包装が相当に低い生産コストで行なわれうる冒
頭で述べた機械の構造を実現することである。

この目的を達成する為、本発明は、下層フィルム及び上
層フィルム用の貯蔵用ロールの後に、フィルム用の清浄
部が設けられ、ここでフィルムから異物が除かれ、及び
／又は清浄部の後で、清浄フィルムが消イオンされ、フ
ィルムはＵＶ−Ｃ照射器に−より清浄空気室内で殺菌さ
れることを特徴とする。

下層フィルム同様上層フィルムは、ロールから引ぎ離さ
れた後、清浄される。両フィルムシートは、清浄前及び
後で消イオンされ、かく用意されたフィルムは、充填部
及び封止部がある清浄空気室内に挿入され、それにより
上層及び下層フィルムの殺菌がこの清浄空気室の領域内
のＵＶ−Ｃ照射器によりなされる。

所定の技術的指定で、公知の技術の機械に対する本質的
長所が得られる。

上記のフィルムの清浄はただのほこり粒子及び他の異物
をフィルムの面から取り除く湿式又は乾式Ｗ！浄だけか
らなることに注意すべきである。

この清浄は湿式清浄か乾式清浄のいずれかによりなされ
つる。両清浄処理は本発明の保護に含まれる。

湿式清浄では、フィルムは、熱湯で満たされた容器を通
り、結果として、清浄薬品が加えられうるが加えなくて
もよく、これによりこの湯は純粋な水道水でもよく、そ
してこの清浄浴槽の槽内に、超音波送出器が配置され、
水槽を通るフィルムが異物を除去されることが保証され
るよう水を振動させる。

水槽から出た後に、ワイパーが結果的にフィルムに付着
した水分の残りを拭き取るよう設けられている。

本発明の保護は上層及び下層フィルムの乾式清浄も含む
。これにより、フィルムはフィルムを吸いとるスロット
ノズルを有する室を通って移動し、再び離し、そしてフ
ィルムを振動させる。これらの振動はフィルムに付着し
た異物を取り除き、吸込装置により異物を吸込ませる。

この乾式清浄装置は印刷機械のような他の機械に接続す
ることで既に知られているが、この機械のように本発明
に関連した上層及び下層フィルムの清浄に関連してかか
る乾式清浄を用いることは全く新規である。

全ての記載された清浄処理によりその前が後のいずれか
でフィルムを消イオンすることが必要である。

乾式清浄処理により清浄室に挿入される前、フィルムを
消イオンすることが望ましく、一方湿式清浄処理により
、湿式清浄浴槽を通った後、フィルムを消イオンするこ
とが望ましい。

上記の動作は下層フィルムと同様上層フィルムについて
同様である。

次に、下層フィルムの処理を詳細に説明する。

消イオン部を通った後、準備されたフィルムは加熱部に
挿入され、ここでプラスチックフィルムはその変形点近
くまで加熱される。続いて、フィルムは成形部に挿入さ
れ、ここで容器が無菌圧空気と対応した成形型により成
形される。

容器の成形の後、このフィルムは成形された容器と共に
清浄空気室に移される。

この清浄空気領域内で、一連のＵＶ−Ｃ照射器が全フィ
ルム幅を照射するよう配置されることが重要である。こ
れらのＵＶ−Ｃ照射器は振動するよう配置され得、これ
によりそれらが各周期に先だってフィルムの領域内の全
フィルムシートをカバーする。

これはフィルムの長手方向に動く照射器構成である。先
ず、照射器はフィルムの周期に先立って動き、フィルム
を照射する。

照射器がある距離動いた後、それらは止められ、反対の
方向即ちフィルムの移動方向と反対の方向に再び移動す
る。従って、同じ領域は再び照射され、これにより二回
照射量が各領域に加えられる。

従って、フィルムの確かな殺菌がフィルムの最小の加熱
で行ない得、これによりフィルムを安定のままとじつる
。

ＵＶ−Ｃ照射器を平行に動かす他の利点は、移動方向の
前及び後ろで照射される容器の列はＵＶ−Ｃ照射コーン
内に確実にあるが、これは静止照射源では常に保証され
ない。

照射量は距離の二乗に反比例するので、移送方向の第１
及び最後の列は、照射の静止ＵＶ−Ｃ源では充分に照射
されない。これは、いつも平行な移動する照射源で避け
られる。

上層フィルムが平坦で滑らかであり、かく形成された容
器を有さない事により、ＵＶ−Ｃ照射器による下層フィ
ルムの殺菌用に平行に移動する照射源を用いることは必
要でない。ここで、照射源は固定の場所に配置されつる
。しかし、全殺菌が清浄空気領域自体内でなされること
が重要である。

さらに、清浄空気領域内に過圧があること、すなわち周
囲の空気は二つ又はそれ以上の濾過装置に導かれ、それ
により、粗フィルタ、密フィルタ、そして最後に完全フ
ィルタが順次接続され、これにより、ミクロン領域で除
去ができ、かくて出っ張り、バクテリア、綱かいチリが
除去されることが重要である。出願人の検査で清浄空気
のかかる装置で、自カビやバクテリアも確実に殺される
ことが分った。

清浄空気は過圧下の清浄空気領域に導ひかれ、過圧によ
り環境に逃れ、これにより清浄空気領域自体に、いつも
清浄空気だけがあることは重要である。

フィルムシートの挿入及びフィルムシートの排出も清浄
空気の流れのちとにあり、これによりこれらの領域を通
って、異物或いは有毒物は清浄空気領域に入りえない。

さらに、清浄空気領域において食物の充填が完全に無菌
でなされることは重要である；この食物は、勿論例えば
ホースの様な挿入装置により無菌動作ポンプにより充填
部に挿入される。

製品の殺菌は超高度処理器具内でなされる。

食物が容器内に充填された後、充填された容器は清浄空
気領域内に位置する封止部へ移される。

上層フィルムの封止部への挿入は、ＵＶ−Ｃ照射器の配
置が上層フィルム自体が照射される方向に向けられるこ
とが重要である。

封止部のヘッドスペースを照射し、従って封止部のヘッ
ドスペースの殺菌を行う方法で上層フィルムを殺菌する
よう、照射源を向けることで、二重効果が得られる。従
って、包装に封止される残留空気量は、無菌状態が完全
に期待されるよう確実に殺菌される。

上層フィルムで包装を熱封止した後、仕上った包装は、
機械、すなわち、清浄空気領域を離れ、対応した包装寸
法に切断するよう幾つかの切断部、及び切断ナイフを通
る。

実施例下層フィルム３はこれをアンローリング装置２にあるロ
ール１より引くことにより巻きほぐされる。

消イオン８を有する案内滑車を通って走行した後、下層
フィルム３はフィルムの液体清浄として作用する清浄浴
槽４に挿入される。

ここで、フイル−ムはＸ状に配置され、それにより中央
滑車６は引上棒９の自由下端部に固定される３つの案内
滑車５，６．７を通って走行する。

清浄浴槽４の水は超音波装置により振動させられ、加熱
装置３０により加熱される。これにより、フィルム上の
異物は取り除かれ、フィルムは滑車７で清浄浴槽から出
、ここで詳細に図示しないワイパーがフィルムに残って
いる液体を拭い取る。

清浄浴槽４を出た後、フィルムは清浄空気領域１４に入
る。

概括的説明の部分で述べた如く、この清浄空気領域は、
チリ及び異物のない濾過された空気がある。

清浄空気領域１４内でいつも清浄で、無菌の空気がある
よう、空気は過圧下に保たれる。

清浄空気領域１４の挿入領域に、ＵＶ−Ｃ照射装置が固
定される。

清浄空気領域１４の挿入領域には、挿入ロール１０、消
イオン１１．予熱部１２及び成形部１３が配置されてい
る。成形部において、フィルムは可塑的に成形されるよ
う加熱される。成形部１３において、容器は無菌圧空気
により形成される。

成形部１３を通って走行した後、すなわち容器の成形の
後、下層フィルム３はＵＶ−Ｃ照射器２０の領域に入る
。

これにより、照射器は矢印１８．１９の方向に可動しう
る位置に、すなわち、下層フィルムの移送方向に平行に
配置される。

駆動は、前シリンダー１６が上端部の固定部１５に配置
され、照射器２０が吊り状態で固定される方法でなされ
る。照射器は側方に可動位置で案内棒１７により案内さ
れる。

フィルム３は、周期に応じて全装置を通って移動される
。

周期の始めで、照射器２０は、図示の如く、先ずその後
方位置にある。矢印１９の方向にフィルムの周期が進む
につれて、照射器２０は、その位置２０に達するまでフ
ィルムと同期して前シリンダー１６により駆動される。

フィルムは停止し、照射器は、静止状態のフィルムのそ
の位Ｍ２０から始めの位置へ戻る。

従って、フィルムは２倍照射されることが保証され；こ
の利点は概括的説明の部分で述べた。

この後、フィルムは、充填板２２を供給する充填部２２
の領域に入る。

充填板２２は下層フィルム３の容器を均一に無菌で充填
する。

この後、充填された下層フィルム３は封止部３３の領域
に入る。

この前に、上層フィルム２９は、室に無菌で挿入される
（図の左側参照）。

これにより、上層フィルム２９は、アンローリング装置
２７内に配置されたロール２８から引き出される。

多くの滑車により、上層フィルム２９は、消イオン装置
８．１０と共に、下層フィルムを清浄する前記清浄浴槽
４と全く同様に作られた清浄浴槽４′の領域に入る。

この後、上層フィルム２９は２つの？＊１１３１　。

３２を介して下層フィルム３へ平行に案内され、充填下
層フィルムに近い封止部３３に挿入される。

更に上層フィルムの垂直領域に、非可動照射器２３が固
定されていることが重要である。この照射器は上層フィ
ルムの垂直部分を照射し、そして、滑車３２の下を通っ
てシーリング部３３に照射する。

照射器２３による照射は、包装内の残留空気も確実に無
菌であるようこのヘッドスペース内の空気を殺菌する。

さらに、従ってシーリング部も無菌が保たれる。

更にガスにおいて、保護ガスでヘッドスペースからガス
を流すことも可能である。

操作者がたまたま動作中の照射器２３をのぞき込まない
よう機械の停止中操作者を保護する為、保護２５がシリ
ンダ２４で垂直方向く矢印方向２６）に配置して設けら
れる。

機械が停止し、そして開いた際、保護２５は下動し、照
射器２３を覆う。

封圧部３３を離れた後、包装完了し密封された包装物は
、清浄空気領域１４から出、クロスパーボレーシコン３
４用の２つの装置の領域に入り、次に破り目が包装を分
離するために入れられる縦のバーホレーション用装置３
４の領域内に入る。

次に、包装は包装の切断が終る完全な切断部３６に入る
。この後、これとは別な包装機械に導かれる。

本機械にとって完全な無菌包装ラインが比較的安い費用
で構築でき、これは化学変化がなく汚染がなく全体深絞
りフィルムの使用を保証し、特別なフィルムは必要ない
ことは重要である。

照射１２０を有する上記ＵＶ−Ｃ照射装置は下層フィル
ム３の移送方向と反対方向に動かされ、照射器２０は略
３０ｊｗの深さまでは深くない容器のみを単に殺菌する
のに用いられる。これは容器の直径にもなる。

より深い包装に対しては、棒状のＵＶ−Ｃ照射器が設け
られ、これは垂直方向にだけ動くことができる。すなわ
ち、多くの棒状照射器が設けられ、それにより各照射器
は１つのカップに対して用いられ、照射器は容器内に短
かく動き、そして再び出、これによりカップの内部が殺
菌される。

それらの照射器は動かず固定され、ただ垂直に下がるか
、上げられるかされつる。２０個のカップが殺菌される
際、同じ数の照射器が必要である。

【図面の簡単な説明】

図は本発明の１実施例の側面図である。１．２８・・・ロール、２，２７・・・アンローリング
装置、３・・・下層フィルム、４・・・清浄浴槽、５，
６゜７．３１．３２・・・戻り滑車、８，１１・・・消
イオン装置、９・・・引上棒、１０・・・挿入ロール、
１２・・・予熱部、１３・・・成形部、１４・・・清浄
空気領域、１５・・・固定部、１６・・・前シリンダ、
１７・・・案内棒、１８．１９．２６・・・矢印方向、
２０．２３・・・照射器、２１・・・充填部、２２・・
・充填板、２４・・・シリンダ、２５・・・保護カバー
、２９・・・上層フィルム、３０・・・超音波及び加熱
、３３・・・封止部、３４・・・クロスバーホレーショ
ン、３５・・・縦のパーホレーシコン、３６・・・切断
部。

Claims

【特許請求の範囲】

（１）深絞り下層フィルムに充填され上層フィルムに対
して密封される食物用のものであり、下層及び上層フィ
ルム用貯蔵ロールを有し、フィルム用の殺菌装置を有し
、殺菌装置の後に設けられた清浄空気領域で食物が下層
フィルムの容器内に充填され、上層フィルムに対し無菌
で密封封止される特に食物用の無菌充填機であって、下
層フィルム（３）及び上層フィルム（２９）用の貯蔵ロ
ール（１，２８）の後に、フィルム（３，２９）用の清
浄部（４，４′）が設けられ、ここでフィルムが異物を
除去され、清浄部の前及び／又は後で清浄フィルム（３
，２）が消イオンされ、フィルム（３，２９）がＵＶ−
Ｃ照射器（２０，２３）により清浄空気室（１４）内で
殺菌されることを特徴とする無菌充填機。
（２）フィルム（３，２９）は清浄部（４，４′）内で
乾式清浄及び／又は湿式清浄されることを特徴とする請
求項１記載の無菌充填機。
（３）洗浄部（４，４′）内の後の湿式清浄で、フィル
ムに付着した水分の残りを拭き取るワイパーが設けられ
ていることを特徴とする請求項２記載の無菌充填機。
（４）清浄空気領域（１４）内に過圧があることを特徴
とする請求項１乃至３のうちいずれか１項記載の無菌充
填機。
（５）下層フィルム用のＵＶ−Ｃ照射器（２０）が周期
と一致して動作することを特徴とする請求項１乃至４の
うちいずれか１項記載の無菌充填機。
（６）ＵＶ−Ｃ照射器（２３）の１つが上層フィルム（
２９）及び同時に封止部（３３）のヘッドスペースに照
射することを特徴とする請求項１乃至５のうちいずれか
１項記載の無菌充填機。