JP2603436Y2 - 装飾体付き眼鏡 - Google Patents

装飾体付き眼鏡

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JP2603436Y2
JP2603436Y2 JP1993067913U JP6791393U JP2603436Y2 JP 2603436 Y2 JP2603436 Y2 JP 2603436Y2 JP 1993067913 U JP1993067913 U JP 1993067913U JP 6791393 U JP6791393 U JP 6791393U JP 2603436 Y2 JP2603436 Y2 JP 2603436Y2
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Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は、レンズをリム以外の眼
鏡部品で支持する眼鏡に装飾体を取付けた装飾体付き眼
鏡に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、装飾体付き眼鏡としては、例えば
実開平2−104319号に記載されるもの(以下第1
の従来例と称す)が知られている。即ち、図22に示す
ように、ヨロイ101に直接孔134を空けて装飾体1
09を取付けている。
【0003】また、レンズ102をリム以外の眼鏡部品
で支持する眼鏡に装飾体を取付けるものとしては、例え
ば実開平2−58216号に記載されるもの(以下第2
の従来例と称す)が知られている。即ち、図23に示す
ように、眼鏡部品としてのヨロイ101に装飾ねじ13
5を取付けることで装飾体付き眼鏡としている。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】しかしながら第1の従
来例に係る装飾体付き眼鏡にあっては、ヨロイ101に
直接孔134を空けて装飾体109を取付けているた
め、ヨロイ101の強度が弱くなり、孔134の付近に
力がかかると折れる場合がある。また、現在のデザイン
の傾向として、繊細なラインが好まれているが、孔13
4を空けたことによる強度的な問題で、ヨロイ101を
太くしなければならなくなり、外観上あまり好ましいデ
ザインとはいえなくなる。
【0005】また、装飾体109が固定されたままで変
化が無いため、飽きてしまい、面白みがなくなる。
【0006】また第2の従来例に係る装飾体付き眼鏡に
合っては、眼鏡部品としてのヨロイ1に装飾ねじ135
を取付けることで装飾体付き眼鏡としているため、装飾
体としては装飾ねじに限定され、種々の装飾体を取付け
ることができない。
【0007】本考案は、上記した従来例の課題を解決す
るためになされたもので、その目的とするところは、眼
鏡部品の強度が低下することがなくしかも装飾性の高い
装飾体付き眼鏡を提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に本考案にあっては、レンズをリム以外の眼鏡部品で支
持するもので、前記眼鏡部品は、前記レンズに空けられ
た孔と前記レンズの側縁との間で前記レンズを把持する
把持部と、該把持部より曲げ返される曲げ返し部と、該
曲げ返し部より延びてテンプルにつながるヨロイ部と、
を有し、該眼鏡部品を装飾体で挟んで係止部材にて係止
した。
【0009】また、前記眼鏡部品の曲げ返し部に、装飾
体の挟み部を差し込み、該挟み部のねじ差し込み用の穴
にねじを締付けて、該装飾体を前記眼鏡部品の曲げ返し
部に固定した。
【0010】また、前記眼鏡部品のヨロイ部に、装飾体
の挟み部を差し込み、該挟み部のねじ差し込み用の穴に
ねじを締付けて、該装飾体を前記眼鏡部品のヨロイ部に
固定した。
【0011】また、レンズをリム以外の眼鏡部品で支持
するもので、前記眼鏡部品は、前記レンズに空けられた
孔と前記レンズの側縁との間で前記レンズを把持する把
持部と、該把持部より曲げ返される曲げ返し部と、該曲
げ返し部より延びてテンプルにつながるヨロイ部と、を
有し、前記把持部のうち前記レンズの孔に挿入された挿
入部に、装飾体を止め具で固定した。
【0012】また、前記止め具は、嵌合孔を有すると共
に二つにすり割りされ、該すり割りに嵌合する突条を有
した挿入部の先に嵌め込まれることで、穴の空けられた
装飾体の固定がなされる。
【0013】また、前記止め具は、前記レンズの孔に挿
入されレンズに当接する当接部を有し挿入方向に貫通す
る貫通孔を備えて成り、穴の空けられた装飾体が差し込
まれると共に前記レンズの孔に挿入された前記止め具の
貫通孔に、外周に突起を有した挿入部を貫入することで
装飾体の固定がなされる。
【0014】また、前記止め具は、前記レンズの孔に挿
入されレンズ当接する当接部を有し挿入方向に貫通する
貫通孔を備えて成り、穴の内周に突起を有した装飾体が
差し込まれると共に前記レンズの孔に挿入された前記止
め具の貫通孔に、挿入部を貫入することで装飾体の固定
がなされる。
【0015】また、レンズをリム以外の眼鏡部品で支持
するもので、前記眼鏡部品は、前記レンズに空けられた
孔と前記レンズの側縁との間で前記レンズを把持する把
持部と、該把持部より曲げ返される曲げ返し部と、該曲
げ返し部より延びてテンプルにつながるヨロイ部と、を
有し、該眼鏡部品に装飾体の嵌合部を嵌着して取付け
た。
【0016】また、前記眼鏡部品曲げ返し部に、装飾体
の嵌合部を嵌め込み、該装飾体を前記眼鏡部品の曲げ返
し部に固定した。
【0017】また、前記眼鏡部品の曲げ返し部及びヨロ
イ部に、該曲げ返し部及びヨロイ部を包むように装飾体
の嵌合部を嵌め込んだ。
【0018】また、前記眼鏡部品の把持部のうち前記レ
ンズの孔に挿入される挿入部に、装飾体の嵌合部を嵌め
込んで該装飾体を取付けた。
【0019】また、前記眼鏡部品の把持部の間に、装飾
体の端部を入れ込んで該装飾体を取付けた。
【0020】また、レンズをリム以外の眼鏡部品で支持
するもので、前記眼鏡部品は、前記レンズに空けられた
孔と前記レンズの側縁との間で前記レンズを把持する把
持部と、該把持部より曲げ返される曲げ返し部と、該曲
げ返し部より延びてテンプルにつながるヨロイ部と、を
有し、前記把持部のうち前記レンズの孔に挿入された挿
入部に、装飾体付きの止め具を固定した。
【0021】
【0022】
【0023】
【作用】上記構成の本発明にあっては、把持部と曲げ返
し部とヨロイ部とを有する眼鏡部品を装飾体で挟んで係
止したので、眼鏡部品に孔を空けたりしないで、従来の
孔を空けるものに比べて強度的に強いし、また、孔のと
ころに力がかかって折れるといったこともなくなる。こ
れによって、眼鏡部品を繊細なラインとすることが強度
的に可能となる。
【0024】また、眼鏡部品を装飾体で挟んで係止した
ので、眼鏡部品に対する装飾体の角度を変えることがで
き、また、移動も可能となるので、装飾性が向上する。
【0025】また、眼鏡部品を装飾体で挟んで係止した
ので、装飾体の取り外し付け替えが容易となり、装飾性
を向上させることができる。
【0026】また、眼鏡部品が、把持部と曲げ返し部と
ヨロイ部とを有し、把持部の挿入部に、装飾体を止め具
で固定した場合も、眼鏡部品に孔を空けたりしないの
で、従来の孔を空けるものに比べて強度的に強いし、ま
た、孔のところに力がかかって折れるといったこともな
くなる。これによって、眼鏡部品を繊細なラインとする
ことが強度的に可能となる。
【0027】また、把持部と曲げ返し部とヨロイ部とを
有する眼鏡部品に、装飾体の嵌合部を嵌着した場合も、
眼鏡部品に孔を空けたりしないので、従来の孔を空ける
ものに比べて強度的に強いし、また、孔のところに力が
かかって折れるといったこともなくなる。これによっ
て、眼鏡部品を繊細なラインとすることが強度的に可能
となる。
【0028】
【0029】
【0030】
【実施例】以下に本考案を図示の実施例に基づいて説明
する。
【0031】図1は本考案の第1の実施例に係る眼鏡を
示し、レンズをリム以外の眼鏡部品1で支持するもの
で、眼鏡部品1は、レンズ2に空けられた孔3とレンズ
2の側縁2aとの間でレンズ2を把持する略U字状の把
持部4と、把持部4より略U字状に曲げ返される曲げ返
し部5と、曲げ返し部5より延びてテンプル50につな
がるヨロイ部6と、を有する。
【0032】なお、把持部4は、レンズ2の孔3に挿入
される挿入部7と、挿入部7より略U字状に曲げ返され
てレンズ側縁2aに当接する側部8と、より成る。
【0033】そして、眼鏡部品1の曲げ返し部5に、装
飾体9の挟み部10を差し込み、挟み部10のねじ差し
込み用の穴11a,12aにねじ13を螺合させて締付
けることで、装飾体9は眼鏡部品1の曲げ返し部5に固
定される。
【0034】なお、挟み部10は、上下方向に一対の突
設部11,12から成り、下方の突設部12の穴12a
にはねじ切りがされている。
【0035】また、装飾体9の裏側には、挿入部7先端
に嵌合する位置決め溝14が設けられ、位置ずれを防止
するのに良い。
【0036】上記構成の本実施例にあっては、把持部4
と曲げ返し部5とヨロイ部6とを有する眼鏡部品1に装
飾体9を挟んで係止したので、眼鏡部品1に孔を空けた
りしないので、従来の孔を空けるものに比べて強度的に
強いし、また、孔のところに力がかかって折れるといっ
たこともなくなる。これによって、眼鏡部品1を繊細な
ラインとすることが強度的に可能となる。
【0037】また、眼鏡部品1に装飾体9を挟んで係止
したので、眼鏡部品1に対する装飾体9の角度を変える
ことができ、また、移動も可能となるので、装飾性が向
上する。
【0038】また、眼鏡部品1に装飾体9を挟んで係止
したので、装飾体9の取り外し付け替えが容易となり、
装飾性を向上させることができる。
【0039】なお、本実施例では眼鏡部品1としてヨロ
イに適用した例を挙げたがこれに限定されるものではな
く、図1(e)に示す用にブリッジ60に適用すること
もできる。そしてこのことは以下に述べる実施例につい
ても同様にいえる。
【0040】以下に本考案の他の実施例について説明す
る。第1の実施例と同一の構成部分には同一の番号を付
してその説明を省略する。
【0041】図2は本考案の第2の実施例を示し、第1
の実施例とは装飾体9の挟み部10を挟む位置が主に異
なっている。
【0042】即ち、本実施例にあっては、眼鏡部品1の
ヨロイ部6に、装飾体9の挟み部10を差し込み、挟み
部10のねじ差し込み用の穴11,12にねじ13を締
付けて、装飾体9を眼鏡部品1のヨロイ部6に固定して
いる。
【0043】図3は本考案の第3の実施例を示し、把持
部4の挿入部7に、装飾体9を止め具14で固定する。
【0044】そして、止め具14は、嵌合孔15を有す
ると共に二つにすり割りされ、すり割り16に嵌合する
突条17,17を有した挿入部7の先に嵌め込まれるこ
とで、穴18の空けられた装飾体9の固定がなされる。
【0045】そして、本実施例も、眼鏡部品1に孔を空
けたりしないので、従来の孔を空けるものに比べて強度
的に強いし、また、孔のところに力がかかって折れると
いったこともなくなる。これによって、眼鏡部品1を繊
細なラインとすることが強度的に可能となる。
【0046】図4は本考案の第4の実施例を示し、第3
の実施例とは止め具の構成が異なっている。
【0047】即ち、止め具は、レンズ2の孔3に挿入さ
れレンズ2に当接する当接部19を有し挿入方向に貫通
する貫通孔20を備えたナイロン製のスリーブ21より
成り、穴18の空けられた装飾体9が差し込まれると共
にレンズ2の孔3に圧入されたスリーブ21の貫通孔2
0に、外周に突起22を有した挿入部7を圧入すること
で装飾体9の固定がなされる。
【0048】図5は本考案の第5の実施例を示し、第4
の実施例とは固定のための構成が異なっている。
【0049】即ち、スリーブ21は、レンズ2の孔3に
挿入されレンズ2に当接する当接部19を有し挿入方向
に貫通する貫通孔20を備えて成り、穴18の内周に突
起23を有した装飾体9が圧入されると共にレンズの孔
に圧入された止め具の貫通孔に、挿入部を圧入すること
で装飾体の固定がなされる。
【0050】図6は本考案の第6の実施例を示し、眼鏡
部品1に装飾体9の嵌合部24を嵌着して取付ける。
【0051】即ち、眼鏡部品1の曲げ返し部5に、装飾
体9の嵌合部24を嵌め込み、装飾体9を眼鏡部品1の
曲げ返し部5に固定する。
【0052】ここで、装飾体9の嵌合部24は、上下方
向に一対の突設部11,12よりなり、それら突設部1
1,12の内側には盛り上がり部11b,12bが設け
られ、嵌着が成されるようになっている。
【0053】図7は本考案の第7の実施例を示し、第6
の実施例とは嵌着の範囲が主に異なっている。
【0054】即ち、眼鏡部品1の曲げ返し部5及びヨロ
イ部6に、曲げ返し部5及びヨロイ部6を包むように装
飾体9の嵌合部24を嵌め込んでいる。
【0055】図8は本考案の第8の実施例を示し、把持
部4の挿入部7に、装飾体9の嵌合部24を嵌め込んで
装飾体9を取付けている。
【0056】なお、その嵌合位置は同図(a)(b)の
ようにレンズ2の裏側でもいいし、同図(c)に示すよ
うにレンズ2の表側でも良い。
【0057】図9〜図12は本考案の第9〜第12の実
施例を示し、第8の実施例とは装飾体9の嵌合部24の
構成が異なっている。
【0058】即ち、図9の第9の実施例は、眼鏡部品1
の把持部4の間に、二又に分岐した装飾体9の端の嵌合
部24をそれぞれ入れ込んで装飾体9を取付けている。
【0059】また、図10の第10の実施例は、眼鏡部
品1の把持部4の間に、装飾体9の湾曲した端部から成
る嵌合部24を入れ込んで装飾体9を取付けている。
【0060】即ち、図11の第11の実施例は、眼鏡部
品1の把持部4の間に、把持部4の間隔と略同じ厚さの
装飾体の端の嵌合部24を入れ込んで装飾体9を取付け
ている。
【0061】即ち、図12の第12の実施例は、眼鏡部
品1の把持部4の間に、S字状を成している嵌合部とし
ての端部24を引っ掛けるように入れ込んで装飾体9を
取付けている。
【0062】ここで、図13は、第8〜第12の実施例
の装飾体9の取付け状態を模式的に示している。
【0063】また、図14は、第8〜第12の実施例の
装飾体9の取付け状態の例を示すもので、同図(a)は
装飾体9をレンズ上縁2bに取付けた例を示し、同図
(b)(c)は装飾体9をレンズ2後面2d或いは前面
2cに取付けた例を示している。
【0064】図15は本考案の第13の実施例を示し、
把持部4の挿入部7に、装飾体付きの止め具25として
止め具自体が装飾性を有するものを固定している。
【0065】そして、この場合も、眼鏡部品1に孔を空
けたりしないで、従来の孔を空けるものに比べて強度的
に強いし、また、孔のところに力がかかって折れるとい
ったこともなくなる。これによって、眼鏡部品1を繊細
なラインとすることが強度的に可能となる。
【0066】図16は本考案の第14の実施例を示し、
第13の実施例とは、装飾体付きの止め具である点で類
似しているが、本実施例は、装飾体9を止め具14と一
体とすることで装飾体付きの止め具25をなしている。
【0067】図17は本考案の第1の参考例を示し、眼
鏡部品1は、レンズ2の一方の面としての後面2dを支
持しレンズ2に空けられた孔3と対向する係合部として
の係合孔26を有した第1の当接部27と、レンズ2の
孔3に他方の面としての前面2c側から挿入部7が挿入
されてレンズ2の前面2cを第2の当接部としてのねじ
頭28にて支持し第1の当接部27に係止される係止部
材29と、を有する。なお、係止部材29は、ねじ頭2
8とねじ切りされた挿入部7とを有するボルト30と、
ボルト30に螺合するナット31と、から成る。そし
て、穴18の空けられた装飾体9を挿入部7に差し通し
た状態で係止部材29の第1の当接部27への係止を行
うことで装飾体9を第1の当接部27又はねじ頭28の
一方とレンズ2との間に介在させている。
【0068】本参考例にあっては、従来のような装飾ね
じに限定されるものとは異なり、種々の装飾体を取付け
ることが可能となり、装飾性が向上する。
【0069】図18は本考案の第2の参考例を示し、
1の参考例とは装飾体9の取付けの構成が異なってい
る。
【0070】嵌合溝32を有した装飾体9をヨロイ部3
3に嵌合させてヨロイ部33を包むように装飾体9を取
付けている。
【0071】図19〜図21は本考案の第3〜5の参考
を示し、眼鏡部品としてのテンプル50に装飾体を取
付けた例を示している。
【0072】即ち、図19の第3の参考例は、テンプル
50に、装飾体としての一本のプラスチック製の長モダ
ン51を貫入するものである。
【0073】また、図20の第4の参考例は、テンプル
50に、装飾体としての一本のプラスチック製の長モダ
ン51と、複数のビーズ飾り52を貫入するものであ
る。
【0074】また、図21の第5の参考例は、テンプル
50に、装飾体としての二本のプラスチック製の長モダ
ン51を貫入するものである。
【0075】これらの参考例にあっても、眼鏡部品とし
てのテンプル50に孔を空けたりしないので、孔を空け
るものに比べて強度的に強いし、また、孔のところに力
がかかって折れるといったこともなくなる。
【0076】
【考案の効果】以上説明したように本考案にあっては、
把持部と曲げ返し部とヨロイ部とを有する眼鏡部品を装
飾体で挟んで係止したので、眼鏡部品に孔を空けたりし
ないで、従来の孔を空けるものに比べて強度的に強い
し、また、孔のところに力がかかって折れるといったこ
ともなくなる。これによって、眼鏡部品を繊細なライン
とすることが強度的に可能となる。
【0077】また、眼鏡部品を装飾体で挟んで係止した
ので、眼鏡部品に対する装飾体の角度を変えることがで
き、また、移動も可能となるので、装飾性が向上する。
【0078】また、眼鏡部品を装飾体で挟んで係止した
ので、装飾体の取り外し付け替えが容易となり、装飾性
を向上させることができる。
【0079】また、眼鏡部品が、把持部と曲げ返し部と
ヨロイ部とを有し、把持部の挿入部に、装飾体を止め具
で固定した場合も、眼鏡部品に孔を空けたりしないの
で、従来の孔を空けるものに比べて強度的に強いし、ま
た、孔のところに力がかかって折れるといったこともな
くなる。これによって、眼鏡部品を繊細なラインとする
ことが強度的に可能となる。
【0080】また、把持部と曲げ返し部とヨロイ部とを
有する眼鏡部品に、装飾体の嵌合部を嵌着した場合も、
眼鏡部品に孔を空けたりしないので、従来の孔を空ける
ものに比べて強度的に強いし、また、孔のところに力が
かかって折れるといったこともなくなる。これによっ
て、眼鏡部品を繊細なラインとすることが強度的に可能
となる。
【0081】また、眼鏡部品に装飾体を挟んで係止した
ので、眼鏡部品に対する装飾体の角度を変えることがで
き、また、移動も可能となるので、装飾性が向上する。
【0082】また、眼鏡部品に装飾体を挟んで係止した
ので、装飾体の取り外し付け替えが容易となり、装飾性
を向上させることができる。
【0083】また、眼鏡部品が、把持部と曲げ返し部と
ヨロイ部とを有し、把持部の挿入部に、装飾体付き止め
具を固定した場合も、眼鏡部品に孔を空けたりしないの
で、従来の孔を空けるものに比べて強度的に強いし、ま
た、孔のところに力がかかって折れるといったこともな
くなる。これによって、眼鏡部品を繊細なラインとする
ことが強度的に可能となる。
【0084】
【0085】
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の第1の実施例に係る装飾体付き眼鏡を
示し、(a)は同眼鏡の要部部品説明図、(b)は同眼
鏡の要部取付け説明図、(c)は同眼鏡の要部断面図、
(d)は同眼鏡の要部斜視図、(e)は同眼鏡の他の要
部断面図である。
【図2】本考案の第2の実施例に係る装飾体付き眼鏡を
示し、(a)は同眼鏡の要部取付け説明図、(b)は同
眼鏡の要部断面図、(c)は同眼鏡の要部斜視図であ
る。
【図3】本考案の第3の実施例に係る装飾体付き眼鏡を
示し、(a)は同眼鏡の要部部品説明図、(b)は
(a)のA−A線断面図、(c)は(a)のB−B線断
面図、(d)は同眼鏡の半正面図である。
【図4】本考案の第4の実施例に係る装飾体付き眼鏡を
示し、(a)は同眼鏡の要部部品説明図、(b)は同眼
鏡の半正面図である。
【図5】本考案の第5の実施例に係る装飾体付き眼鏡の
要部部品説明図である。
【図6】本考案の第6の実施例に係る装飾体付き眼鏡を
示し、(a)は同眼鏡の要部部品説明図、(b)は同眼
鏡の要部取付け説明図、(c)は同眼鏡の要部断面図、
(d)は同眼鏡の要部斜視図である。
【図7】本考案の第7の実施例に係る装飾体付き眼鏡を
示し、(a)は同眼鏡の要部部品説明図、(b)は
(a)のC−C線断面図、(c)は同眼鏡の要部断面
図、(d)同眼鏡の要部斜視図である。
【図8】本考案の第8の実施例に係る装飾体付き眼鏡を
示し、(a)は同眼鏡の要部背面図、(b)は同眼鏡の
要部断面図、(c)は同実施例の変形例に係る装飾体付
き眼鏡の要部斜視図である。
【図9】本考案の第9の実施例に係る装飾体付き眼鏡を
示し、(a)は同眼鏡の要部背面図、(b)は同眼鏡の
要部断面図である。
【図10】本考案の第10の実施例に係る装飾体付き眼
鏡を示し、(a)は同眼鏡の要部背面図、(b)は同眼
鏡の要部断面図である。
【図11】本考案の第11の実施例に係る装飾体付き眼
鏡を示し、(a)は同眼鏡の要部背面図、(b)は同眼
鏡の要部断面図である。
【図12】本考案の第12の実施例に係る装飾体付き眼
鏡を示し、(a)は同眼鏡の要部背面図、(b)は同眼
鏡の要部断面図である。
【図13】本考案の第8の乃至第12の実施例に係る装
飾体付き眼鏡の要部模式図である。
【図14】本考案の第8の乃至第12の実施例に係る装
飾体付き眼鏡の装飾体の取りつけ例を示す図である。
【図15】本考案の第13の実施例に係る装飾体付き眼
鏡を示し、(a)は同眼鏡の要部部品説明図、(b)は
同眼鏡の正面図である。
【図16】本考案の第14の実施例に係る装飾体付き眼
鏡を示し、(a)は同眼鏡の要部部品説明図、(b)は
同眼鏡の正面図である。
【図17】本考案の第1の参考例に係る装飾体付き眼鏡
を示し、(a)は同眼鏡の装飾体を示す図、(b)は同
眼鏡の要部斜視図、(c)は同眼鏡の要部部品説明図、
(d)は同参考例の変形例に係る眼鏡の要部部品説明図
である。
【図18】本考案の第2の参考例に係る装飾体付き眼鏡
を示し、(a)は同眼鏡の要部部品取付け説明図、
(b)は同眼鏡の要部斜視図、(c)は同眼鏡の要部部
品説明図、(d)は(c)のD−D線断面図である。
【図19】本考案の第3の参考例に係る装飾体付き眼鏡
を示し、(a)(b)は同眼鏡の要部部品説明図であ
る。
【図20】本考案の第4の参考例に係る装飾体付き眼鏡
の要部部品説明図である。
【図21】本考案の第5の参考例に係る装飾体付き眼鏡
の要部部品説明図である。
【図22】第1の従来例に係る装飾体付き眼鏡を示し、
(a)は同眼鏡の要部斜視図、(b)は同眼鏡の要部断
面図である。
【図23】第2の従来例に係る装飾体付き眼鏡を示し、
(a)は同眼鏡の要部斜視図、(b)は同眼鏡の要部平
面図である。
【符号の説明】
1 リム以外の眼鏡部品 2 レンズ 3 孔 4 把持部 5 曲げ返し部 6 ヨロイ部 7 挿入部 9 装飾体 10 挟み部 14 止め具 16 すり割り 17 突条 18 穴 19 当接部 20 貫通孔 21 スリーブ止め具 22 突起 23 突起 11b,12b 盛り上がり部 24 嵌合部 25 装飾体付き止め具 2c 前面他方の面 2d 後面一方の面 26 係合孔係合部 27 第1の当接部 28 ねじ頭第2の当接部 29 係止部材 32 嵌合溝 33 ヨロイ部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G02C 1/02 G02C 11/02

Claims (13)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 レンズをリム以外の眼鏡部品で支持する
    もので、前記眼鏡部品は、前記レンズに空けられた孔と
    前記レンズの側縁との間で前記レンズを把持する把持部
    と、該把持部より曲げ返される曲げ返し部と、該曲げ返
    し部より延びてテンプルにつながるヨロイ部と、を有
    し、該眼鏡部品を装飾体で挟んで係止部材にて係止した
    装飾体付き眼鏡。
  2. 【請求項2】 前記眼鏡部品の曲げ返し部に、装飾体の
    挟み部を差し込み、該挟み部のねじ差し込み用の穴にね
    じを締付けて、該装飾体を前記眼鏡部品の曲げ返し部に
    固定した請求項1記載の装飾体付き眼鏡。
  3. 【請求項3】 前記眼鏡部品のヨロイ部に、装飾体の挟
    み部を差し込み、該挟み部のねじ差し込み用の穴にねじ
    を締付けて、該装飾体を前記眼鏡部品のヨロイ部に固定
    した請求項1記載の装飾体付き眼鏡。
  4. 【請求項4】 レンズをリム以外の眼鏡部品で支持する
    もので、前記眼鏡部品は、前記レンズに空けられた孔と
    前記レンズの側縁との間で前記レンズを把持する把持部
    と、該把持部より曲げ返される曲げ返し部と、該曲げ返
    し部より延びてテンプルにつながるヨロイ部と、を有
    し、前記把持部のうち前記レンズの孔に挿入された挿入
    部に、装飾体を止め具で固定した装飾体付き眼鏡。
  5. 【請求項5】 前記止め具は、嵌合孔を有すると共に二
    つにすり割りされ、該すり割りに嵌合する突条を有した
    挿入部の先に嵌め込まれることで、穴の空けられた装飾
    体の固定がなされる請求項4記載の装飾体付き眼鏡。
  6. 【請求項6】 前記止め具は、前記レンズの孔に挿入さ
    れレンズに当接する当接部を有し挿入方向に貫通する貫
    通孔を備えて成り、穴の空けられた装飾体が差し込まれ
    ると共に前記レンズの孔に挿入された前記止め具の貫通
    孔に、外周に突起を有した挿入部を貫入することで装飾
    体の固定がなされる請求項4記載の装飾体付き眼鏡。
  7. 【請求項7】 前記止め具は、前記レンズの孔に挿入さ
    れレンズに当接する当接部を有し挿入方向に貫通する貫
    通孔を備えて成り、穴の内周に突起を有した装飾体が差
    し込まれると共に前記レンズの孔に挿入された前記止め
    具の貫通孔に、挿入部を貫入することで装飾体の固定が
    なされる請求項4記載の装飾体付き眼鏡。
  8. 【請求項8】 レンズをリム以外の眼鏡部品で支持する
    もので、前記眼鏡部品は、前記レンズに空けられた孔と
    前記レンズの側縁との間で前記レンズを把持する把持部
    と、該把持部より曲げ返される曲げ返し部と、該曲げ返
    し部より延びてテンプルにつながるヨロイ部と、を有
    し、該眼鏡部品に装飾体の嵌合部を嵌着して取付けた装
    飾体付き眼鏡。
  9. 【請求項9】 前記眼鏡部品曲げ返し部に、装飾体の嵌
    合部を嵌め込み、該装飾体を前記眼鏡部品の曲げ返し部
    に固定した請求項8記載の装飾体付き眼鏡。
  10. 【請求項10】 前記眼鏡部品の曲げ返し部及びヨロイ
    部に、該曲げ返し部及びヨロイ部を包むように装飾体の
    嵌合部を嵌め込んだ請求項8記載の装飾体付き眼鏡。
  11. 【請求項11】 前記眼鏡部品の把持部のうち前記レン
    ズの孔に挿入される挿入部に、装飾体の嵌合部を嵌め込
    んで該装飾体を取付けた請求項8記載の装飾体付き眼
    鏡。
  12. 【請求項12】 前記眼鏡部品の把持部の間に、装飾体
    の端部を入れ込んで該装飾体を取付けた請求項8記載の
    装飾体付き眼鏡。
  13. 【請求項13】 レンズをリム以外の眼鏡部品で支持す
    るもので、前記眼鏡部品は、前記レンズに空けられた孔
    と前記レンズの側縁との間で前記レンズを把持する把持
    部と、該把持部より曲げ返される曲げ返し部と、該曲げ
    返し部より延びてテンプルにつながるヨロイ部と、を有
    し、前記把持部のうち前記レンズの孔に挿入された挿入
    部に、装飾体付きの止め具を固定した装飾体付き眼鏡。
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