JP2603266Y2 - 車両の荷台構造 - Google Patents

車両の荷台構造

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JP2603266Y2
JP2603266Y2 JP1992067359U JP6735992U JP2603266Y2 JP 2603266 Y2 JP2603266 Y2 JP 2603266Y2 JP 1992067359 U JP1992067359 U JP 1992067359U JP 6735992 U JP6735992 U JP 6735992U JP 2603266 Y2 JP2603266 Y2 JP 2603266Y2
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JP
Japan
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carrier
extending
rivets
face
flange
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JP1992067359U
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JPH0629929U (ja
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健二 渡辺
常男 岡本
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UD Trucks Corp
Original Assignee
UD Trucks Corp
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  • Body Structure For Vehicles (AREA)
  • Connection Of Plates (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この考案は車両の荷台構造に関す
る。
【0002】
【従来の技術】トラックの荷台は形態的に分類すると、
図3のようなあおり付き荷台(平ボディ)と、図4のよ
うな箱型荷台(バンボディ)とに大別されるが、平ボデ
ィでも軽量化のために、あおりをアルミ製の板状面体と
鋼材(フレーム)の組み合わせで構成するようにしたも
のが見られる。
【0003】板状面体の組み立てはバンボディの場合で
も基本的には同じで、図5のように必要な数の面体1
(アルミ材で中空の板状に形成され、長手方向の上下に
面体相互を接続する嵌合部2を備える)を図示しない鋼
材の間で面一に嵌め込み、これら面体1の両端部で鋼材
にリベット結合する方法が取られているが、面体1が両
端部で鋼材に結合するにすぎないため、車体が捩れると
面体相互に滑りが生じる。そのため、荷台の捩れ剛性が
十分でなく、車体自体も捩れやすい。また、面体相互が
擦れるため、アルミの摩耗粉が出て荷台を汚したりする
という問題点があった。
【0004】そこで、面体相互の結合にこれらを所定間
隔毎に貫通する心棒としての締付ボルトを用いるように
したものがある。(『月間NewTRUCK増刊号』第
27巻第13号 平成3年12月15日発行。及び、実
開昭63−32079号公報
【0005】
【考案が解決しようとする課題】しかしながら、この従
来例ではボルトの貫通や締付けが難しく、構造的にも複
雑化(ボルト締付け用工具の差込み穴を面体に形成する
等)を招くため、ボルトの付加と相俟ってコストや重量
の面などで不利になるという問題点があった。
【0006】この考案はこのような問題点を極く簡単な
かつ容易な対策手段により解決することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】そのため、この考案は荷
台の2本の縦フレームの間に、中空の板状の面体を長手
方向を横にして必要数だけ上下方向に重ねて面一に嵌め
込み、長手方向の両端を縦フレームに結合して荷台の側
面を構成した車両の荷台構造において、中空の板状の面
体の上下縁に内側面から伸びる鍔部及び、これと所定間
隔を持って外側面から伸びる鍔部からなる嵌合部を形成
して、これらを互いに嵌合させて位置決めすると共に、
嵌合する内側面から延びる鍔部相互を長手方向に沿って
リベットで所定間隔に結合した
【0008】この場合、嵌合する内側面から延びる鍔部
相互を荷台の内側からリベットで結合すると共に、リベ
ット頭部が面体の内側面から突出しないように、鍔部を
内側面より内方に凹ませて形成した
【0009】
【作用】面体相互はリベットで強固に結合するため、車
体の捩れによっても滑り(擦れ)を生じることがなく、
したがって荷台の高い捩れ剛性が得られると共に、面体
自体の耐久性も向上する。リベット結合はボルト締めに
較べて遥かに容易で、しかも結合部(面体相互の嵌合
部)も単純な構造のままで済むため、コストや重量の面
などでも有利となる。
【0010】リベットの打設を内側から行っているの
で、リベットの頭部が荷台外面に出ないので、外観上の
見栄えがよくなる。また、リベット頭部が面体の内側面
から突出しないように、鍔部を内側面より内方に凹ませ
て形成したので、リベットの頭部が荷台内面から出ない
ので、積み荷が傷つくことがない。
【0011】
【実施例】図1において、10は荷台の側面構成部材と
しての面体で、これらはそれぞれアルミ材で中空の板状
に形成され、各面体の長手方向の上下縁に内側面から伸
びる鍔部15、16及び、これと所定間隔を持って外側
面から伸びる鍔部17、18からなる嵌合部11、11
を備える。そして、これらの面体10は荷台の骨格を形
成するフレーム(図示せず)の2本の縦フレームの間
に、長手方向を横にして必要数だけ上下方向に重ねて面
一に嵌め込まれ、それぞれ長手方向の両端を縦フレーム
に複数のリベットで結合すると共に、面体10の上下縁
に設けた内側面から伸びる鍔部15、16及び、これと
所定間隔を持って外側面から伸びる鍔部17、18から
なる嵌合部11、11を互いに嵌合させて位置決めし
て、これらの間に箱型の空間の嵌合部を形成する。嵌合
する内側面から延びる鍔部15、16相互は長手方向に
沿って所定間隔に一列に複数のリベットで、荷台の内側
から結合することにより荷台側面が組立てられる。な
お、最下部および最上部の面体10はそれぞれ嵌合部1
1にてフレームの横フレームへ多数のリベットで結合さ
れる。
【0012】このように構成すると、各面体10はフレ
ームに対してばかりでなく、面体相互の嵌合部11でも
数多くのリベットで強固に結合するため、車体の捩れに
よっても滑り(擦れ)を生じることがなく、したがって
荷台の高い捩れ剛性が得られると共に、面体自体の耐久
性も向上することになる。
【0013】この場合、リベット結合はボルト締めに較
べて遥かに容易で、しかも結合部(面体相互の嵌合部1
1)も単純な構造のままで済むため、コストや重量の面
などでも有利となる。また、リベット12の打設を荷台
の内側から行うようにしたので、リベット12の頭が荷
台外面に出ないため、外観上の見栄えが良くなる。
【0014】図2は他の実施例を示すもので、嵌合する
内側面から延びる鍔部15、16相互を荷台の内側から
リベット12で結合すると共に、リベット12頭部が面
体11の内側面から突出しないように、鍔部15、16
を内側面より内方に凹ませて形成した。この場合、段状
の凹部13を形成した。これにより、リベットを荷台の
内側から打設しても、リベット頭部が凹部13内に隠れ
るので、積み荷が傷ついたりすることがなくなるという
利点も得られる。
【0015】
【考案の効果】以上要するにこの考案によれば、荷台の
2本の縦フレームの間に、中空の板状の面体を長手方向
を横にして必要数だけ上下方向に重ねて面一に嵌め込
み、長手方向の両端を縦フレームに結合して荷台の側面
を構成した車両の荷台構造において、中空の板状の面体
の上下縁に内側面から伸びる鍔部及び、これと所定間隔
を持って外側面から伸びる鍔部からなる嵌合部を形成し
て、これらを互いに嵌合させて位置決めすると共に、嵌
合する内側面から延びる鍔部相互を長手方向に沿ってリ
ベットで所定間隔に結合したので、中空の板状の面体構
造と相俟ってリベットで固定される箱型の嵌合部の構成
により、荷台の高い捩れ剛性と良好な耐久性を確保で
き、コストや重量の面などでも有利となるという効果が
得られる。
【0016】リベットの打設を荷台の内側から行うと、
リベットの頭部が荷台外面にでないので、外観上の見栄
えが良くなる。また、嵌合する内側面から延びる鍔部を
内側面より内方に凹ませて形成したため、リベット頭部
が面体の内側面から突出しないので、積み荷がリベット
で傷つくことがない。
【図面の簡単な説明】
【図1】この考案の実施例を示す荷台の一部斜視図であ
る。
【図2】他の実施例を示す荷台の一部斜視図である。
【図3】従来の平ボディを示す説明図である。
【図4】従来のバンボディを示す説明図である。
【図5】従来例を示す荷台の一部斜視図である。
【符号の説明】
10 面体 11 嵌合部 12 リベット 13 凹部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) B62D 33/023 B62D 33/04

Claims (2)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 荷台の2本の縦フレームの間に、中空の
    板状の面体を長手方向を横にして必要数だけ上下方向に
    重ねて面一に嵌め込み、長手方向の両端を縦フレームに
    結合して荷台の側面を構成した車両の荷台構造におい
    て、中空の板状の面体の上下縁に内側面から伸びる鍔部
    及び、これと所定間隔を持って外側面から伸びる鍔部か
    らなる嵌合部を形成して、これらを互いに嵌合させて位
    置決めすると共に、嵌合する内側面から延びる鍔部相互
    を長手方向に沿ってリベットで所定間隔に結合したこと
    を特徴とする車両の荷台構造。
  2. 【請求項2】 嵌合する内側面から延びる鍔部相互を荷
    台の内側からリベットで結合すると共に、リベット頭部
    が面体の内側面から突出しないように、鍔部を内側面よ
    り内方に凹ませて形成したことを特徴とする請求項1に
    記載の荷台構造。
JP1992067359U 1992-09-28 1992-09-28 車両の荷台構造 Expired - Lifetime JP2603266Y2 (ja)

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JP1992067359U JP2603266Y2 (ja) 1992-09-28 1992-09-28 車両の荷台構造

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JPH0629929U JPH0629929U (ja) 1994-04-19
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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS604953U (ja) * 1983-06-23 1985-01-14 三菱電機株式会社 超音波斜角探触子の保持具
JPH0348953Y2 (ja) * 1986-08-19 1991-10-18
JPH0180580U (ja) * 1987-11-18 1989-05-30

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